JP2023509129A - 圧縮ガスを乾燥させるための方法 - Google Patents

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Abstract

乾燥される圧縮ガスの入口(7)と乾燥された圧縮ガスの出口(8)を有する乾燥装置(1)によって圧縮ガスを乾燥させる方法であって、乾燥装置(1)は、再生可能な乾燥剤(3)で満たされた少なくとも2つの容器(2)と、入口(7)及び出口(8)をそれぞれ容器(2)に接続する第1のバルブブロック(5)及び第2のバルブブロック(6)で構成される調節可能なバルブシステム(4)とを備え、調節可能なバルブシステム(4)は、少なくとも一方の容器(2)が圧縮ガスを乾燥させながら、他方の容器(2)が連続して再生及び冷却されるように調整され、バルブシステム(4)を調整することによって、容器(2)の各々が、順番に圧縮ガスを乾燥させるようになっており、本方法は、式tads=A*Bに基づいて、容器(2)が圧縮ガスを乾燥する期間(tads)を計算することからなる。【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮ガスを乾燥させるための方法に関する。
より具体的には、本発明は、乾燥される圧縮ガスの入口と、乾燥された圧縮ガスの出口とを備えた乾燥装置を対象とし、乾燥装置は、再生可能な乾燥剤で満たされている少なくとも2つの容器と、上記の入口及び出口を上記の容器に接続する調節可能なバルブシステムとを含み、調節可能なバルブシステムは、少なくとも1つの容器が圧縮ガスを乾燥させながら、他の容器が連続して再生及び冷却されるように調整され、容器の各々は、バルブシステムの調整により順番に圧縮ガスを乾燥させることになる。
再生可能な乾燥剤とは、吸着によってガスから水分を吸収することができ、水分で飽和した状態になると、いわゆる再生ガスをこれを通して送ることによって乾燥させることができる吸湿剤又は乾燥剤を意味する。このプロセスは、乾燥剤の再生とも呼ばれる。再生ガスは、通常、高温ガスである。
これは吸着の原理であるが、本発明は吸収の原理にも適用することができる。
容器が乾燥すると、乾燥させる圧縮ガスから、乾燥剤を飽和させる水分を吸収することになる。
次に、この容器は再生され、一般的に、温かい空気が通過することができる。この温かい空気は、乾燥剤から水分を抽出してこれを再生させることになる。
公知の乾燥装置では、乾燥から再生への容器の切り替えが行われる、すなわち、露点の測定に基づいて、容器が乾燥する期間又は吸着サイクルの長さの決定が行われる。
乾燥装置の出口における露点は、露点センサによって測定されるものとする。
露点が所定の閾値以上に上昇する場合、これは、圧縮ガスを乾燥させる関連容器内の乾燥剤が飽和していることを意味する。
その時に、バルブシステムは、別の容器が圧縮ガスを乾燥させながら、飽和状態の乾燥剤を有する容器は再生されるように制御される。
従って、このような公知の乾燥装置は、乾燥装置の正確な動作のために露点センサの測定値に完全に依存するという欠点を有する。
しかしながら、露点センサは非常に敏感なセンサであり、これは、測定された露点の狂いが非常に容易に起こり得ることを意味する。
さらに、このようなセンサは非常に高価であり、非常に壊れやすいため、定期的に交換する必要がある。
本発明は、上述及び他の欠点の少なくとも1つを解決することを目的とし、露点センサを必要とせずに、容器が乾燥する期間又は吸着サイクルの長さを決定することを可能にする方法を提供する。
本発明は、乾燥される圧縮ガスの入口と乾燥された圧縮ガスの出口を有する乾燥装置によって圧縮ガスを乾燥させる方法を有し、乾燥装置は、再生可能な乾燥剤で満たされた少なくとも2つの容器と、入口及び出口をそれぞれ容器に接続する第1のバルブブロック及び第2のバルブブロックで構成される調節可能なバルブシステムとを備え、調節可能なバルブシステムは、少なくとも一方の容器が圧縮ガスを乾燥させながら、他方の容器が連続して再生及び冷却されるように調整され、バルブシステムを調整することによって、容器の各々が、順番に圧縮ガスを乾燥させるようになっており、本方法は、式
ads=A*B
に基づいて、容器が圧縮ガスを乾燥する期間を計算することからなり、ここで、
-tads=容器が圧縮ガスを乾燥させる期間;
-A=所定の吸着時間;
-B=以下に示す係数の1又は2以上の積;
であり、この係数は、
・CΔP=乾燥装置上の基準圧力降下と比較した乾燥装置上の平均圧力降下に関する補正係数;
・CP=基準入口圧力と比較した平均入口圧力に関する補正係数;
・CT=基準入口温度と比較した平均入口温度に関する補正係数;
・C=固定補正係数;
であり、
基準圧力損失、基準入口圧力、及び基準入口温度は、基準条件下で動作した場合に乾燥装置で測定又は決定される値である。
上記の基準条件は、乾燥装置に依存し、多くの場合、乾燥装置が設計される設計パラメータである。
基準条件は、例えば、乾燥される圧縮ガスの全開流量での所定の圧力及び温度である。次に、これらの条件下で、基準圧力損失、入口圧力、及び温度が決定される。
これらの値は、一度だけ決定する必要がある。
利点は、この方法は、ある容器が圧縮ガスを乾燥させる期間を計算すること、すなわちこの容器が乾燥を停止して他の容器が圧縮ガスを乾燥させるために使用する必要がある時間を計算することができる点である。
これは、容器が乾燥を停止して他の容器を乾燥に使用する必要がある時間を決定するための露点センサを不要にする。
温度センサ及び圧力センサだけが必要であり、これらはより信頼性が高く、より安価なセンサである。
本発明の特徴をよりよく示すために、圧縮ガスを乾燥させるための本発明に基づく方法のいくつかの好ましい実施形態は、非制限的な例として、添付図面を参照して以下に説明される。
本発明による方法によって圧縮ガスを乾燥させるための乾燥装置を概略的に示す。
図1に概略的に示される圧縮ガスの乾燥のための乾燥装置1は、基本的に、水分吸収剤3で満たされた2つの容器2を備える。
この再生可能な水分吸収剤3は、乾燥剤とも呼ばれる。
勿論、容器2は3つ以上とすることができる。
乾燥装置1は、第1のバルブブロック5及び第2のバルブブロック6で構成されるバルブシステム4をさらに備える。
第1のバルブブロック5は、容器2を乾燥圧縮ガスのための入口7に接続し、第2のバルブブロック6は、容器2を乾燥圧縮ガスのための出口8に接続することになる。
上記のバルブブロック5、6は、どの時点においても、少なくとも1つの容器2が再生され、その一方で1又は複数の他の容器2が圧縮ガスを乾燥するように調整することができる異なるパイプ及びバルブのシステムであり、バルブシステム4を調整することによって、容器2の各々は、順番に圧縮ガスを乾燥させることになる。
さらに、本発明によれば、乾燥装置1は、四方弁9、周囲空気を吸い込むためのブロア10と、及びガスを放出するためのガス放出ポート11を備え、これらは、図1に示すように、四方弁9の第1の位置では、ブロア10は、第1のバルブブロック5を介して容器2に接続されるように構成され、四方弁9の第2の位置では、ガス放出ポート11は、第1のバルブブロック5を介して容器2に接続されるように構成される。
図1に示すように、乾燥装置1は、四方弁9の第1の位置において、ブロア10により四方弁9及び第1のバルブブロック5を介して吸い込まれた周囲空気が、冷却される容器2に入ることができるようになっている。
勿論、バルブブロック5は、ガスの正しい流路を可能にするために適切な方法で調整される。
図1の例では、本発明では必須ではないが、乾燥装置1は、第2のバルブブロック6をブロア10の入口側13に接続する冷却パイプ12を備える。
図1から、四方弁9が上記の第1の位置にある場合、ブロア10、四方弁9、第1のバルブブロック5、容器2、第2のバルブブロック6、及び冷却パイプ12によって連続的に形成される閉鎖型冷却回路14が形成されることになることが分かる。
図面から分かるように、冷却パイプ12は冷却器15を含む。この冷却器15は、例えば、空気対空気冷却器15とすることができる。
上記の閉鎖型冷却回路14は、容器を冷却するために使用されることになる。
加えて、乾燥装置1は、四方弁9を第2のバルブブロック6に接続する再生パイプ16を備える。
四方弁9の第2の位置において、四方弁9がガス放出ポート11を第1のバルブブロック5に接続する場合、四方弁9はブロア10を再生パイプ16に、従って第2のバルブブロック6に接続することになる。
この再生パイプ19は、ヒータ17、この場合は電気ヒータ17を備える。
四方弁9の第2の位置では、ブロア10、四方弁9、ヒータ17を備えた再生パイプ16、第2のバルブブロック6、再生される容器2、第1のバルブブロック5、四方弁9及びガス放出ポート11を備える再生回路18が形成される。
再生回路18は、容器を再生するために使用されることになる。
図面から分かるように、この場合、再生パイプ16と冷却パイプ12は部分的に一致する。
この場合、第2のバルブブロック6からは1つのパイプ19だけが出ることになるが、このパイプは上記のヒータ20も含む。上記のパイプ19は2つの別々のパイプ19a、19bに分岐し、一方は冷却器15が含まれるブロア10の入口側13につながり、他方は四方弁9につながる。
言うまでもなく、閉鎖型冷却回路14及び再生回路18を実施する場合には、バルブブロック5、6及び四方弁9を適切に調整することに加え、上記のヒータ17及び冷却器15も適切に調整される。
最後に、この場合の乾燥装置1は、本発明では必須ではないが、入口温度Tinを測定するための温度センサ20及び入口圧力Pin及び出口圧力Poutをそれぞれ測定するための2つの圧力センサ21及び22を含む。
圧力センサ21及び22の測定値に基づいて、入口圧力Pinと出口圧力Poutとの間の差を計算することによって、乾燥装置1上の圧力損失ΔPを決定できることは明らかであろう。
乾燥装置1の動作及び乾燥装置1を用いて圧縮ガスを乾燥させるための本発明による方法は、非常に簡単であり、以下の通りである。
乾燥装置1の動作中、乾燥される圧縮ガスは、入口7から乾燥している容器2に入ることになり、この容器2は、以下、容器2aと呼ぶことにする。
この容器2aを通過する際に、乾燥剤3は、水分を吸着してガスから水分を抽出することになる。
乾燥圧縮ガスは、出口8から乾燥装置1を出ることになる。
前のサイクルで既にガスを乾燥させた他の容器2は、水分を含んでおり、その間に再生される。この容器2は、以下、容器2bと呼ぶことにする。
再生サイクルが使用され、これは周囲空気を加熱して、容器2bを通して送り、次に放出することからなる。
この再生サイクルのために、上記の再生回路18が使用される。
このために、四方弁9は第2の位置に置かれ、バルブブロック5、6は、再生回路18が実現されるように調整される。ヒータ17もオンにされる。
ブロア10は、周囲空気を吸い込み、周囲空気は、ガスが加熱されるヒータ17に沿って再生パイプ16を通過することになる。
第2のバルブブロック6を介して、加熱されたガスは上記の容器2bに供給され、この容器2bを通過する際に乾燥剤3から水分を抽出することになる。
第1のバルブブロック5を介して、高温湿潤ガスは、ガス放出ポート11を通って乾燥装置1から出ることになる。
再生サイクルの後、ヒータ17はオフにされることになる。
乾燥剤3が再生されると、容器2bは冷却されることになる。
閉鎖型冷却回路14が使用され、周囲空気が冷却される容器2bを通して送られる。
ブロア10によって吸い込まれた周囲空気は、閉鎖型冷却回路14を循環することになり、容器2bを通過した後、冷却器15によって冷却される。次に、この冷却されたガスは、再びブロア10を経由して容器2bを通過することになる。
容器2bの冷却が完了した後、この容器2bは、圧縮ガスの乾燥に使用することができるが、前に乾燥に使用した他方の容器2aは、今度は再生及び冷却することができる。
冷却後にも容器2bが容器2aを冷却する場合、容器2bは冷却後に待機状態になる。これは、容器2bが乾燥、再生、又は冷却しないことを意味する。
切り替えの瞬間、すなわち容器2aの再生が開始される瞬間は、本発明による方法によって決定される。
本発明によれば、容器2が圧縮ガスを乾燥させる期間(tads)は、以下の式に基づいて計算される。
ads=A*B
ここで、
-tads=容器2が圧縮ガスを乾燥させる期間;
-A=所定の吸着時間;
-B=以下に示す係数の1又は2以上の積;
であり、この係数は、
・CΔP=乾燥装置1上の基準圧力降下ΔPrefと比較した乾燥装置1上の平均圧力降下ΔPgemに関する補正係数;
・CP=基準入口圧力Prefと比較した平均入口圧力Pgemに関する補正係数;
・CT=基準入口温度Trefと比較した平均入口温度Tgemに関する補正係数;
・C=固定補正係数;
である。
以下では、B=CΔP*Cp*CT*Cであると仮定する。しかし、例えば、B=CΔP*Cp又はB=CT又はこれらの係数の1つから4つの他の可能な組み合わせも可能である。
計算された期間tadsが経過した後、容器2a、2bは切り替わることになる。すなわち、容器2aは再生されるが、容器2bはガスを乾燥させることになる。
上述した方法が繰り返されるが、容器2a、2bの機能は逆になる。
上述のように、基準圧力損失ΔPref、基準入口圧力Pref、及び基準入口温度Trefは、乾燥装置1上の圧力損失ΔP、それぞれ入口圧力Pin及び入口温度Tinの値であり、基準条件下で動作した場合に乾燥装置1で測定又は決定される値である。
これらの基準条件は、乾燥される圧縮ガスの全開流量での温度、例えば35℃、圧縮ガスの圧力、例えば7バールの固定値である。
乾燥装置1がこれらの基準条件下で動作すると、乾燥装置1上の圧力差ΔP、入口圧力Pin及び入口温度Tinが決定されることになり、これはΔPref、Pref及びTrefに対応する。
基準圧力差ΔPref、基準入口圧力Pref及び基準入口温度Trefに関するこれらの値は固定値である。
好ましくは、上述のtadsの式からのパラメータAは、乾燥装置1が基準条件で動作したときに容器2が吸着することができる吸着時間に等しい。
換言すると、このパラメータAは、上述の基準値と同じように決定され、固定値である。
好ましくは、固定補正係数であるパラメータCは、ゼロより大きく、1以下の数に等しい。実際には、Cは典型的には0.8から0.9の値を有することになる。
これは、容器2が非常に長時間吸着を行うことなく、容器2が時間内に切り替わるようにtadsを制限するための安全係数である。
他のパラメータCΔP、Cp、CTは固定値ではなく、次の吸着サイクルのtadsを計算できるように各吸着サイクル中に再計算される。
好ましくは、CΔPに関して以下の式が使用される。
ΔP=(ΔPref/ΔPgem1/2
ここで、ΔPrefは、乾燥装置1上の基準圧力降下であり、ΔPgemは、乾燥サイクルにわたって測定された乾燥装置1上の平均圧力降下である。
代替的に、CΔPは、測定された又は決定された流量を用いて決定又は測定することができる。この目的のために、例えば、流量センサを使用することができる。これは、Cflowと呼ばれ、ここで
flow=Flow rateref/Flow rategem
であり、Flow raterefは乾燥装置1を通る基準流量であり、Flow rategemは乾燥サイクル中に乾燥装置1を通る測定流量である。
別の代替案は、乾燥装置が接続されている圧縮機のrpmに基づいてCΔPを決定又は計算することである。
好ましくは、CPに関して以下の式が使用される。
P=Pgem/Pref
ここで、Prefは基準入口圧力であり、Pgemは乾燥サイクルにわたって測定された平均入口圧力である。
好ましくは、CTに関して以下の式が使用される。
T=(Trefでの単位m3のガスの水分量)/(Tgemでの単位m3のガスの水分量)
ここで、Trefは基準入口温度であり、Tgemは乾燥サイクルにわたって測定された平均入口温度である。
所定の温度での単位m3のガスの水分量は、文献で知られている表又は曲線から読み取ることができる。
平均圧力損失ΔPgem、平均入口圧力Pgem及び平均入口温度Tgemは、入口温度Tinを決定するための温度センサ20の測定値と、入口圧力Pin及び出口圧力Poutをそれぞれ決定するための2つの圧力センサ21及び22の測定値とから容易に決定することができる。
上記の式を用い、センサ20、21、22の測定値に基づいて、各吸着サイクル後の次のサイクルに関するtadsを計算することができる
好ましくは、容器2が圧縮ガスを乾燥させる、計算された期間tadsは、いわゆる最小半サイクル時間に等しい。
全サイクルは、第1の容器2を再生すること及び第2の容器2を再生することからなる。
つまり、半サイクルは1つの容器2を再生する。半サイクル時間は、1つの容器2を再生するために必要な時間である。
半サイクル時間、すなわち少なくとも1つの容器2を再生する必要がある時間は、原理的には吸着時間又は容器2がガスを乾燥させることになる時間にも等しい。
計算された期間tadsは、最小半サイクル時間、すなわち容器2の最小吸着時間に等しい。
これは、吸着時間が少なくとも計算された期間tadsに等しい必要があることを意味する。
露点センサが存在する場合、例えば計算された期間tadsの終了後にも露点が十分に高い場合、容器2により長く吸着させることが可能である。
上記に示して説明した例は、2つの容器2について言及しているが、3以上の容器2が存在することは排除されない。圧縮ガスを乾燥させる容器2は、常に少なくとも1つ存在する。
圧縮ガスを乾燥させる容器2が同時に2又は3以上存在する場合、tadsは両方の容器に対して有効とすることができる。
2つの容器2が同時に圧縮ガスの乾燥を開始しない場合、tadsは、これらの容器2のそれぞれについて計算されることになる。
本発明は、例示的な図示の実施形態に限定されるものではなく、このような方法は、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変形例で実施することができる。

Claims (7)

  1. 乾燥される圧縮ガスの入口(7)と乾燥された圧縮ガスの出口(8)を有する乾燥装置(1)によって圧縮ガスを乾燥させる方法であって、前記乾燥装置(1)は、再生可能な乾燥剤(3)で満たされた少なくとも2つの容器(2)と、前記入口(7)及び前記出口(8)をそれぞれ前記容器(2)に接続する第1のバルブブロック(5)及び第2のバルブブロック(6)で構成される調節可能なバルブシステム(4)とを備え、前記調節可能なバルブシステム(4)は、少なくとも一方の容器(2)が圧縮ガスを乾燥させながら、他方の容器(2)が連続して再生及び冷却されるように調整され、前記バルブシステム(4)を調整することによって、前記容器(2)の各々が、順番に圧縮ガスを乾燥させるようになっており、
    前記方法は、式
    ads=A*B
    に基づいて、容器(2)が圧縮ガスを乾燥する期間(tads)を計算することからなり、ここで、
    -tads=前記容器(2)が圧縮ガスを乾燥させる期間;
    -A=所定の吸着時間;
    -B=以下に示す係数の1又は2以上の積;
    であり、前記係数は、
    ・CΔP=前記乾燥装置(1)上の基準圧力降下(ΔPref)と比較した前記乾燥装置(1)上の平均圧力降下(ΔPgem)に関する補正係数;
    ・CP=基準入口圧力(Pref)と比較した平均入口圧力(Pgem)に関する補正係数;
    ・CT=基準入口温度(Tref)と比較した平均入口温度(Tgem)に関する補正係数;
    ・C=固定補正係数;
    であり、
    基準圧力損失(ΔPref)、基準入口圧力(Pref)、及び基準入口温度(Tref)は、基準条件下で動作した場合に前記乾燥装置(1)で測定又は決定される値である、方法。
  2. ΔPに関して以下の式が使用され、
    ΔP=(ΔPref/ΔPgem1/2
    ここで、ΔPrefは、前記乾燥装置(1)上の基準圧力降下(ΔPref)であり、ΔPgemは、乾燥サイクルにわたって測定された前記乾燥装置(1)上の平均圧力降下(ΔPgem)であり、又は、CΔPは、測定された又は決定された流量を用いて決定又は測定され、ここで、
    ΔP=Cflow=Flow rateref/Flow rategem
    であり、前記Flow raterefは前記乾燥装置(1)を通る基準流量であり、前記Flow rategemは乾燥サイクル中に前記乾燥装置(1)を通る測定流量であり、又は、CΔPは、前記乾燥装置(1)が接続されている圧縮機のrpmに基づいて決定又は計算される、請求項1に記載の方法。
  3. Pに関して以下の式が使用され、
    P=Pgem/Pref
    ここで、Prefは基準入口圧力(Pref)であり、Pgemは乾燥サイクルにわたって測定された平均入口圧力(Pgem)である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. Tに関して以下の式が使用され、
    T=(Trefでの単位m3のガスの水分量)/(Tgemでの単位m3のガスの水分量)
    ここで、Trefは基準入口温度(Tref)であり、Tgemは乾燥サイクルにわたって測定された平均入口温度(Tgem)である、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. Aは、前記乾燥装置(1)が基準条件下で動作するときに容器(2)が吸着できる時間に等しい、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. Cは、ゼロより大きく、1以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 容器(2)が圧縮ガスを乾燥する前記計算された期間(tads)は、前記最小半サイクル時間に等しい、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
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