JP2023184302A - 端子台 - Google Patents

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博和 松崎
Hirokazu Matsuzaki
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Abstract

【課題】組付けの作業効率の低下を抑制する端子台を提供する。【解決手段】ハウジング91に取り付けられる固定部と、第1強電バスバー71と締結用の第1ボルト42を介して接続され第2強電バスバー72と電気的に接続された状態で固定部に固定される中継バスバー3と、を含み、固定部の側面には、第1ボルト42に螺合する第1ナット41が嵌め込まれる第1嵌め込み部11が配置され、中継バスバー3は、当該側面と当該側面の裏面から固定部を挟み込むように折り曲げられ、中継バスバー3を固定部に挟み込んだときに中継バスバー3が第1嵌め込み部11に嵌め込まれた第1ナット41の少なくとも一部を覆う態様で第1ナット41に接触するとともに中継バスバー3が弾性変形し、弾性変形に伴う復元力により第1ナット41が第1嵌め込み部11側に押圧されている。【選択図】図4

Description

本発明は、端子台に関する。
特許文献1は、モータのステータのハウジングに取り付けられる端子台であって、端子台の本体には、インバータ側のバスバーと中継バスバーとを締結するための第1ナットが嵌め込まれる第1嵌め込み部が端子台の本体の径方向に向く面に配置され、ステータ側のバスバーと中継バスバーとを締結するための第2ナットが縦向きに嵌め込まれる第2嵌め込み部が端子台の本体の軸方向に向く面に配置され、第1嵌め込み部に嵌め込まれた第1ナットと第2嵌め込み部に嵌め込まれた第2ナットを覆うように形成された中継バスバーが端子台の本体に配置された構成を開示している。
特開2018-10823号公報
しかし、上記構成では、端子台の本体と中継バスバーに関して製造時に公差が発生すると端子台の本体と中継バスバーの間、第1嵌め込み部に嵌め込まれた第1ナットと中継バスバーの間でそれぞれ隙間が発生する。この場合、中継バスバーを端子台の本体に取り付けたのち、少なくとも中継バスバー及び第1ナットを手作業で端子台の本体側に押さえつける必要があるが、その後の工程においてこれらの部品が陥落し、組付けの作業効率が低下するおそれがある。
本発明は、組付けの作業効率の低下を抑制する端子台を提供することを目的とする。
本発明による端子台は、モータのステータを収容するハウジングに取り付けられ、ステータに電力を供給するインバータとステータとを電気的に接続する端子台である。この端子台は、ハウジングに取り付けられる固定部と、ステータ及びインバータのうちの一方から延出した第1強電バスバーと締結用の第1ボルトを介して接続されステータ及びインバータのうちの他方から延出した第2強電バスバーと電気的に接続された状態で固定部に固定される中継バスバーと、を含む。固定部の側面には、第1ボルトに螺合する第1ナットが嵌め込まれる第1嵌め込み部が配置され、中継バスバーは、当該側面と当該側面の裏面から固定部を挟み込むように折り曲げられている。そして、中継バスバーを固定部に挟み込んだときに中継バスバーが第1嵌め込み部に嵌め込まれた第1ナットの少なくとも一部を覆う態様で第1ナットに接触するとともに中継バスバーが弾性変形し、弾性変形に伴う復元力により第1ナットが第1嵌め込み部側に押圧されている。
本発明によれば、中継バスバーを固定部に挟み込んだときに、中継バスバー、第1ナットは中継バスバーの復元力によりいずれも半固定状態となるので、作業者が端子台から手を放しても第1ナット及び中継バスバーが固定部から陥落することはなく、その後の作業効率の低下を抑制できる。
図1は、第1実施形態の端子台の斜視図である。 図2は、第1実施形態の端子台の断面図である。 図3は、第1実施形態の端子台の組付け工程(その1)を示す図である。 図4は、第1実施形態の端子台の組付け工程(その2)を示す図である。 図5は、第1比較例の端子台の組付け工程を示す図であり、図5(a)は被係合部に係合部を係合させる前の状態、図5(b)は被係合部に係合部を係合させた後の状態を示す。 図6は、第2比較例の端子台の組付け工程と、端子台が車両の運転に伴う慣性力(又は振動)を受けたときの動作を示す図であり、図6(a)は第1ボルトと第1ナットとの締結前の状態、図6(b)は第1ボルトと第1ナットとの締結後の状態、図6(c)は、径方向(水平方向)から慣性力(又は振動)を受けた時の動作を示す。 図7は、第3比較例の端子台の組付け工程と、端子台が車両の運転に伴う慣性力(又は振動)を受けたときの動作を示す図であり、図7(a)は第1ボルトと第1ナットとの締結前の状態、図7(b)は第1ボルトと第1ナットとの締結後の状態、図7(c)は、径方向(水平方向)から慣性力(又は振動)を受けた時の動作を示す。 図8は、第2実施形態の端子台を構成する湾曲部及び突起部を示し、図8(a)は湾曲部の裏側斜視図、図8(b)は湾曲部の表側斜視図、図8(c)は突起部の斜視図を示す。 図9は、第2実施形態の端子台を構成する湾曲部を突起部に係合させた状態を示す図であり、図9(a)は斜視図、図9(b)は断面図を示す。 図10は、第3実施形態の端子台を構成する湾曲部及び突起部を示し、図10(a)は湾曲部の斜視図、図10(b)は突起部の斜視図、図10(c)は湾曲部を突起部に係合した状態を示す。 図11は、第4実施形態の端子台を構成する中継バスバーを示し、図11(a)は斜視図、図11(b)は断面図を示す。 図12は、第5実施形態の端子台を示す図である。 図13は、第6実施形態の端子台を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の端子台の斜視図である。図2は、第1実施形態の端子台の断面図である。図1、図2に示すように、本実施形態の端子台は、車両駆動用のモータのステータ92(及びロータ93)を収容するハウジング91に配置される。より詳細にはハウジング91の開口部の周囲にはフランジ911(図3、図4参照)が配置され、当該フランジ911に本実施形態の端子台が配置される。一方、ステータ92(及びロータ93)はハウジング91の内側に収容され、インバータ94はハウジング91の外側に取り付けられる。
図1、図2において図示は省略しているが、ステータ92には3相のコイルが巻き付けられ、ステータ92の軸方向(以下、単に「軸方向」と称する)の端部に配置されたコイルエンド921からU相の強電バスバー、V相の強電バスバー、W相の強電バスバーが延出している。また、ステータ92に電気的に接続されるインバータ94からもU相の強電バスバー、V相の強電バスバー、W相の強電バスバーが延出している。
よって、本実施形態の端子台は、インバータ94から延出したU相の強電バスバー(第1強電バスバー71)とステータ92から延出したU相の強電バスバー(第2強電バスバー72)とを電気的に接続する中継バスバー3、インバータ94から延出したV相の強電バスバーとステータ92から延出したV相の強電バスバーとを電気的に接続する中継バスバー3、インバータ94から延出したW相の強電バスバーとステータ92から延出したW相の強電バスバーとを電気的に接続する中継バスバー3を有する。
また、本実施形態の端子台は、フランジ911の外周側(ステータ92の径方向(以下、単に「径方向」と称する)の外側(ロータ93の回転軸から離れる方向))に配置された絶縁性の第1固定部1(固定部)と、第1固定部1よりもフランジ911の内周側(径方向の内側(ロータ93の回転軸に近づく方向))に配置された絶縁性の第2固定部2(固定部)と、第1固定部1及び第2固定部2に固定される中継バスバー3と、を含む。
第1固定部1は、第2固定部2よりも軸方向で高くなるように配置され、第1固定部1と第2固定部2で段差を形成している。なお、第1固定部1と第2固定部2は、別体であっても一体であってもよい。
第1固定部1には、3つの中継バスバー3が横並びに並んで配置されるが互いに隣接する中継バスバー3の間には仕切り板12が配置され、互いに隣接する中継バスバー3間の短絡を防止している。
また、第1固定部1の第2固定部2側の側面の上部には、3つの中継バスバー3を結ぶ方向を長手方向とする突起部5が配置されている。なお、突起部5は、第1固定部1において中継バスバー3に対向する位置のみに配置される形でもよい。
なお、本実施形態の端子台を構成する中継バスバー3、第1固定部1、第2固定部2に関してU相、V相、W相による構造的な差はない。よって、以後は1相分だけを取り上げて説明を続ける。
図3は、第1実施形態の端子台の組付け工程(その1)を示す図である。図4は、第1実施形態の端子台の組付け工程(その2)を示す図である。第1実施形態の端子台の組付け工程について説明する前に端子台の構成についてさらに説明する。
図4に示すように、中継バスバー3は、第1固定部1の径方向の外側の側面に対向するとともに第1ナット41に当接する第1中継バスバー31と、第1固定部1の径方向の内側の側面に対向する第2中継バスバー32と第1固定部1の上方に配置され第1中継バスバー31と第2中継バスバー32とを連結する第3中継バスバー33と、第2中継バスバー32の端部から第2固定部2の上面に延出して第2強電バスバー72に当接する第4中継バスバー34を形成するように折り曲げられたものである。
図4(c)に示すように、第1中継バスバー31とインバータ94から延出した第1強電バスバー71(第1強電バスバー71の先端に取り付けられた圧着端子)は、第1ボルト42及び第1ナット41により締結される。第1中継バスバー31(第1強電バスバー71(又は圧着端子)も同様)は第1ボルト42を挿通する挿通孔311を有しており、第1ボルト42を挿通孔311に挿通したのち第1ナット41に螺合させることで中継バスバー3と第1強電バスバー71が締結される。
図4(c)に示すように、第4中継バスバー34とステータ92から延出した第2強電バスバー72は、第2ボルト44及び第2ナット43により締結される。第4中継バスバー34は第2ボルト44を挿通する挿通孔341(図4(a)等参照)を有し、第2強電バスバー72も第2ボルト44を挿通する挿通孔721(図4(a)等参照)を有している。よって、第2ボルト44を挿通孔341及び挿通孔721に挿通したのち第2ナット43に螺合させることで第4中継バスバー34と第2強電バスバー72が締結される。なお、図3、図4では、第2強電バスバー72の上に第4中継バスバー34が配置された形となっているが、第4中継バスバー34の上に第2強電バスバー72が配置される形なってもよい。
第1固定部1の第1固定部1の径方向の外側に向く側面には第1嵌め込み部11(図3(a))が配置されている。第1嵌め込み部11は、第1ナット41(図3(a)、図3(b))が嵌め込み(圧入)可能となるように第1ナット41の外形(例えば六角形)に倣った外形の開口部を有している。また第1固定部1の径方向の内側を向く面には突起部5が配置されている。
第2固定部2の軸方向の面(上面)には、第2嵌め込み部22(図3(a))が配置されている。第2嵌め込み部22は、第2ナット43が嵌め込み(圧入)可能となるように第2ナット43の外形(例えば六角形)に倣った外形の開口部を有している。
また第2固定部2の軸方向の面には、第2嵌め込み部22の開口部を共有し且つ径方向の内側の側面の開口するザグリ部23(図3(a)、図3(b))が配置されている。ザグリ部23には、ステータ92側の第2強電バスバー72(ステータ92に巻き付けられたコイル巻線922よりも幅広に設計してもよい)が配置される。
図4(b)及び図4(c)に示すように、第1中継バスバー31は第1ナット41に当接し、第4中継バスバー34は第2強電バスバー72に当接する。また、第3中継バスバー33は、第1固定部1の上面に接触しても当該上面から離間してもよい。
第2中継バスバー32の長さは、第1固定部1と第2固定部2の軸方向の段差にもとづいて設定されている。また、第2中継バスバー32の突起部5に対向する位置には湾曲部6が形成されている。
湾曲部6は、第2中継バスバー32の厚み方向であって径方向の外側が凸となるように中継バスバー3を湾曲させることで形成される。
湾曲部6は、突起部5よりもやや低い位置に配置され、湾曲部6の上側に向く面と突起部5の下端(又は下側に向く面)とが当接する。
第1実施形態の端子台の組付け工程について説明する。ここでは、ステータ92コアに配置されたコイル巻線922が矩形の断面を有し、コイルエンド921から延出するコイル巻線922に第2強電バスバー72を溶接することを前提としている。
図3(a)に示すように、ハウジング91のフランジ911に第1固定部1と第2固定部2を配置する。このとき、第1固定部1は第2固定部2よりもフランジ911の外周側(径方向の外側)に配置し、第2固定部2はフランジ911の内周側に配置する。また第1固定部1は、第1嵌め込み部11が径方向の外側を向くように配置する。そして、第1固定部1の第1嵌め込み部11に第1ナット41を圧入し、第2固定部2の第2嵌め込み部22に第2ナット43を圧入する。
図3(b)に示すように、第2強電バスバー72をザグリ部23に配置し、第2強電バスバー72のコイル巻線922側の端部とコイル巻線922の端部とを溶接する。
図3(c)、図4(a)、及び図4(b)に示すように、第1固定部1に中継バスバー3を挟み込む。ここで、第1中継バスバー31と湾曲部6との距離(第3中継バスバー33の長さ)は、第1ナット41の径方向の外側に向いた端面と突起部5の先端(径方向の内側の端部)との距離よりもやや短く設定されている。
よって、図3(c)のように中継バスバー3を第1固定部1の上方から第1固定部1に挟み込むと第1中継バスバー31は第1ナット41の端面と当接するが、第2中継バスバー32に形成された湾曲部6は突起部5に干渉するので、それ以上フランジ911に向かう方向に進めることができない。
そこで、図4(a)に示すように、第1中継バスバー31と第2中継バスバー32との間隔を広げるように中継バスバー3を変形させ、湾曲部6が突起部5を乗り越える態様で中継バスバー3をフランジ911側に進行させる。
図4(b)に示すように、湾曲部6が突起部5を乗り越えると、湾曲部6が突起部5に当接した状態で第4中継バスバー34が第2強電バスバー72に当接する。
このとき、中継バスバー3は、第1中継バスバー31と第2中継バスバー32の間隔がやや広がった状態で弾性変形した状態を維持している。よって、図中の(A)に示す方向及び(B)に示す方向に、中継バスバー3において第1固定部1を挟み込む復元力が発生している。したがって、第1ナット41は第1中継バスバー31から第1ナット41を第1嵌め込み部11に嵌め込む方向の押圧力を受け、第1ナット41は第1中継バスバー31により半固定された状態となる。
また、湾曲部6の上向きの面(第3中継バスバー33に向く面)が突起部5の下端に当接する形で湾曲部6が突起部5に係止される。これにより、湾曲部6すなわち中継バスバー3の第1固定部1に対する軸方向(上向き)の相対移動が突起部5により制限される。したがって、第1ナット41の第1中継バスバー31による半固定状態が解除されることはない。
さらに、図中の(B)に示す方向の力に起因して、第4中継バスバー34には、図中の(C)に示す方向から第2強電バスバー72及び第2ナット43を押圧する。この力は第2ナット43を第2嵌め込み部22に嵌め込む方向の力となる。よって、第2ナット43は第4中継バスバー34により半固定された状態となる。
また、上記のように、湾曲部6すなわち第2中継バスバー32の第1固定部1に対する軸方向(上向き)の相対移動が突起部5により制限されるので、第2ナット43の第4中継バスバー34による半固定状態が解除されることはない。
さらに、第4中継バスバー34が第2ナット43に当接しているので、湾曲部6(すなわち第2中継バスバー32)が突起部5に対して下方に相対移動することもなく、湾曲部6と突起部5の係合が解除されることはない。
したがって、図4(b)に示すように、中継バスバー3を第1固定部1に挟み込んだときに、中継バスバー3、第1ナット41、第2ナット43はいずれも半固定状態となるので、作業者が端子台から手を放しても第1ナット41が第1固定部1から陥落することはなく、第2ナット43が第2固定部2から陥落することはなく、中継バスバー3が第1固定部1及び第2固定部2から陥落することはなく、作業効率の低下を抑制できる。
そして、図4(b)及び図4(c)に示すように、第1ボルト42を第1ナット41に螺合し、第2ボルト44を第2ナット43に螺合することで本実施形態の端子台の組み付けが終了する。
このように、第1ナット41、第2ナット43、及び中継バスバー3を固定部(第1固定部1、第2固定部2)に対してインサート成型(一体成型)しない構成であっても、第1ナット41、第2ナット43、及び中継バスバー3の陥落を防止して作業効率の低下を低減できる。
また、第1ナット41は第1嵌め込み部11の底面に当接している。そして、中継バスバー3(第1中継バスバー31)は、第1ナット41を第1嵌め込み部11側に押圧しており、且つ第1ナット41が第1固定部1の径方向の外側の面から突出している。これにより、中継バスバー3(第1中継バスバー31)及び第1強電バスバー71を第1ボルト42と第1ナット41とにより締結しても中継バスバー3(第1中継バスバー31)が変形することはなく、変形部分に対する応力集中も低減されるので、中継バスバー3(第1中継バスバー31)と第1強電バスバー71との接触抵抗が安定化し、また応力集中箇所に慣性力(振動)が印加(荷重印加)されることに伴う経年劣化も低減できる。
例えば、図4(c)に示すように、図中の(D)で示す方向(径方向の内側)から慣性力(車両の加減速又は方向転換により発生する)又は振動(例えば車輪と路面との間で発生する)を受けたとしても、中継バスバー3(第1中継バスバー31)の第1固定部1の径方向の外側の側面に対向する部分が径方向の内側に変形することはない。
なお、インバータ94(図2)から延出する第1強電バスバー71は、ステータ92の軸方向から延出されている。そして、ハウジング91(フランジ911)の外周側に配置された第1固定部1の側面に第1強電バスバー71が接続される。またハウジング91(フランジ911)内周側に配置される第2固定部2の上面にはステータ92から径方向に延出した第2強電バスバー72が接続される。
したがって、第1強電バスバー71の延出方向が維持された状態で第1強電バスバー71が第1固定部1に接続され、第2強電バスバー72の延出方向が維持された状態で第2強電バスバー72が第2固定部2に接続されるので、モータ(ハウジング91、ステータ92、ロータ93)、端子台(第1固定部1、第2固定部2、中継バスバー3)、インバータ94を包含するパワートレインの小型化に寄与できる。
[第1比較例]
図5は、第1比較例の端子台の組付け工程を示す図であり、図5(a)は被係合部14に係合部35を係合させる前の状態、図5(b)は被係合部14に係合部35を係合させた後の状態を示す。なお、以後の比較例及び実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素には同一の番号を付し、必要な場合を除いてその説明を省略する。
第1比較例の端子台は、上記の特許文献1に開示の構成と同様のものである。第1比較例の端子台は、ハウジング91のフランジ911に固定される固定部1Aと、固定部1Aの下部側面に圧入された第1ナット41と、固定部1Aの上部上面に圧入された第2ナット43と、固定部1Aの外形に倣って折り曲げられ、且つ第1ナット41及び第2ナット43に対向するように配置された中継バスバー3を備える。
中継バスバー3の第1ナット41側の端部は第1ボルト42(不図示)により第1強電バスバー71(不図示)と締結され、第1ボルト42(不図示)が第1ナット41に螺合する。中継バスバー3の第2ナット43側の端部は第2ボルト44(不図示)により第2強電バスバー72(不図示)と締結され、第2ボルト44(不図示)が第2ナット43に螺合する。
固定部1Aの上部は下部に対して径方向の外側に突出した凸部13を有し、中継バスバー3は、凸部13の外形に倣って折り込まれ凸部13の上面、側面、下面を覆うように配置される。これにより、中継バスバー3が固定部1Aに対して上下方向に相対移動することを制限でき、中継バスバー3の固定部1Aからの抜け止めとなっている。
固定部1Aの上面であって中継バスバー3を幅方向から挟む位置には一対の被係合部14が配置されている。被係合部14は径方向外側の面が上方に傾斜した傾斜面になっている。
中継バスバー3の両側面には係合部35が配置され、係合部35は被係合部14の傾斜面に接触する。
中継バスバー3を固定部1Aに組み付ける際は、図5(a)に示すように、中継バスバー3が凸部13を嵌め込むように径方向の外側から中継バスバー3を固定部1Aに導入する。
そして、係合部35が被係合部14の傾斜面に当接するので中継バスバー3の径方向の内側の先端を持ち上げ、係合部35を被係合部14の傾斜面にスライドさせ係合部35が被係合部14を乗り越えることで、図5(b)に示すように中継バスバー3が固定部1Aに組付けられる。
第1比較例の場合、凸部13の側面と中継バスバー3が接触しているが、上記のように係合部35を持ち上げて被係合部14を乗り越えるために、係合部35の径方向の外側の端部と被係合部14の径方向の内側の端部の間に隙間16を形成する必要がある。よって、中継バスバー3と固定部1Aとは、当該隙間16だけ径方向に不定な配置関係となる。これにより、中継バスバー3の第2ナット43側の端部の挿通孔341と第2ナット43が平面視で重なるように作業者が中継バスバー3を手で押さえる作業が必要となる。
また、中継バスバー3と固定部1Aとの間に公差が発生した場合、例えば図5(b)に示すように、中継バスバー3の凸部13の下面に対向する部分と凸部13の下面の間に隙間17が形成され、中継バスバー3の固定部1Aの下部の側面に対向する部分と固定部1Aの下部の側面の間に隙間18が形成される場合がある。
この場合、中継バスバー3と固定部1Aとは、隙間17だけ上下方向に不定な配置関係となる。これにより、中継バスバー3の第1ナット41側の端部の挿通孔311と第1ナット41が平面視で重なるように作業者が中継バスバー3を手で押さえる作業が必要となり。
さらに、中継バスバー3と固定部1Aは、隙間18だけ径方向に不定な配置関係となるため、第1ナット41が固定部1Aから陥落するおそれがある。よって、隙間18をなくして中継バスバー3を第1ナット41に当接させるために中継バスバー3の固定部1Aの下部の側面に対向する部分を当該側面側に変形させ、作業者が中継バスバー3及び第1ナット41を固定部1A側に押圧する作業が必要となる。しかし、押圧する作業が不完全である場合は、第1ナット41が固定部1Aから陥落するおそれがある。
さらに、中継バスバー3の第1ナット41側の端部と第1強電バスバー71(不図示)に第1ボルト42(不図示)を挿通して第1ボルト42(不図示)を第1ナット41に螺合させると、中継バスバー3が隙間18の分だけ変形する。特に、中継バスバー3の固定部1Aの下部の側面に対向する部分が当該側面側(特に第1ボルト42(不図示)の頭部が第1強電バスバー71(不図示)と接触する領域の境界であって凸部13の下面側の領域と重なる部分)に変形した状態となる。このため、中継バスバー3と第1強電バスバー71(不図示)との接触抵抗が不安定となる。また、変形により応力が集中するので、当該応力箇所に慣性力(振動)が印加され続けると中継バスバー3が経年劣化し破損するリスクも高くなる。
一方、第1実施形態では、中継バスバー3が第1固定部1及び第2固定部2に対して径方向及び上下方向に相対移動することはなく、第1ナット41を第1固定部1側に押圧し第2ナット43を第2固定部2側に押圧した状態を維持する。また中継バスバー3、第1固定部1、及び第2固定部2の間で公差が発生したとしても、図4(b)及び図4(c)の配置のときに、当該公差は中継バスバー3に残留する復元力の大きさの変化として現れるのみで、中継バスバー3の第1固定部1(第1ナット41)及び第2固定部2(第2ナット43)に対する定性的な配置関係は変化しない。
[第2比較例]
図6は、第2比較例の端子台の組付け工程と、端子台が車両の運転に伴う慣性力(又は振動)を受けたときの動作を示す図であり、図6(a)は第1ボルト42と第1ナット41との締結前の状態、図6(b)は第1ボルト42と第1ナット41との締結後の状態、図6(c)は、径方向(水平方向)から慣性力(又は振動)を受けた時の動作を示す。
図6(a)に示すように、第2比較例の端子台は、第1実施形態の端子台において、第1ナット41が第1固定部1の径方向の外側の側面から突出しておらず、第1中継バスバー31が第1固定部1の径方向の外側の側面及び第1ナット41から離間したものに相当する。
この場合、図6(b)に示すように、第1ボルト42を第1ナット41に螺合させると第1ナット41が第1固定部1の径方向の外側の側面から突出して第1ボルト42側(第1中継バスバー31側)に引き寄せられ、第1ナット41が第1嵌め込み部11の底面から離間する。
そして、図6(c)に示すように、矢印の方向から慣性力(振動)を受けた場合、(第1中継バスバー31よりも質量の大きい)第1ナット41が第1嵌め込み部11に嵌め込まれる方向に移動し(第1嵌め込み部11の底面に再び当接し)、これにより第1中継バスバー31及び第1強電バスバー71が変形する。よって、このような変形を繰り返すことで第1中継バスバー31の経年劣化が進行する。
一方、第1実施形態では、第1ナット41が第1固定部1の径方向の外側の側面から突出し、且つ第1嵌め込み部11の底面と第1中継バスバー31に同時に当接しており(図4参照)、上記の変形は発生しない。
[第3比較例]
図7は、第3比較例の端子台の組付け工程と、端子台が車両の運転に伴う慣性力(又は振動)を受けたときの動作を示す図であり、図7(a)は第1ボルト42と第1ナット41との締結前の状態、図7(b)は第1ボルト42と第1ナット41との締結後の状態、図7(c)は、径方向(水平方向)から慣性力(又は振動)を受けた時の動作を示す。
図7(a)に示すように、第3比較例の端子台は、第2比較例の端子台において、第1固定部1の径方向の外側の側面であって第1嵌め込み部11よりも下方となる位置に凸部15が形成され、第1中継バスバー31が凸部15に接触したものに相当する。
この場合、図7(b)に示すように、第1ボルト42を第1ナット41に螺合させると第1ナット41が第1固定部1の径方向の外側の側面から突出して第1ボルト42側(中継バスバー3側)に引き寄せられ、第1ナット41が第1嵌め込み部11の底面から離間する。
そして、図7(c)に示すように、矢印の方向から慣性力(振動)を受けた場合、(第1中継バスバー31よりも質量の大きい)第1ナット41が第1嵌め込み部11に嵌め込まれる方向に移動し(第1嵌め込み部11の底面に再び当接し)、これにより第1中継バスバー31の第1ナット41よりも高い領域は第1ナット41側に変形する。よって、このような変形を繰り返すことで第1中継バスバー31の経年劣化が進行する。
また、第1中継バスバー31の凸部15の上部と同じ高さ位置にはせん断応力が発生する(図7(c)は、第1中継バスバー31がせん断された状態を図示している)。よって、このようなせん断応力を繰り返し受けることで第1中継バスバー31の経年劣化が進行し、実際にせん断され得る。
一方、第1実施形態では、第1固定部1の径方向の外側の側面において第1ナット41よりも径方向の外側に突出したものはなく、第1ナット41に第1中継バスバー31が当接するので、第1中継バスバー31が上記のせん断応力を受けることはない。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態の端子台を構成する湾曲部6及び突起部5を示し、図8(a)は湾曲部6の裏側斜視図、図8(b)は湾曲部6の表側斜視図、図8(c)は突起部5の斜視図を示す。図9は、第2実施形態の端子台を構成する湾曲部6を突起部5に係合させた状態を示す図であり、図9(a)は斜視図、図9(b)は断面図を示す。
第2実施形態の端子台は、第1実施形態の端子台において、湾曲部6と突起部5の形状を変化させたものである。なお、図8、図9において、中継バスバー3は湾曲部6の周辺(第2中継バスバー32等)を切り取った形で図示しているが、全体の形状は第1実施形態と同様である。
図8(a)及び図8(b)に示すように、湾曲部6は、湾曲部6と第2中継バスバー32との接続位置を残して第2中継バスバー32から湾曲部6の外形に対応して湾曲部6の素片を切り出し、当該素片を突起部5側に向けて傾斜させ、且つ当該素片の先端を第2中継バスバー32の当該素片を切り出した部分側に向けて湾曲させることで形成される。湾曲部6の先端は、第3中継バスバー33側に向けて傾斜した傾斜面となっている。
図8(c)に示すように、突起部5は、湾曲部6の前面に当接する第1突起部51と、第1突起部51を挟みように配置され、第1突起部51に湾曲部6が当接したときに湾曲部6を挟み込む一対の第2突起部52と、を含む。
第1突起部51は、半円筒形状を有するとともに一対の第2突起部52を互いに結ぶ方向を円筒の軸方向とし、略半円形の断面となるように第1固定部1の径方向の内側の側面から突出している。
中継バスバー3を第1固定部1に挟みこむと(図4(b))、図9(a)に示すように、湾曲部6は一対の第2突起部52の間に配置される(嵌め込まれる)。これにより第2中継バスバー32(中継バスバー3)はその幅方向(ステータ92の周方向)の動きが制限される。
そして、図9(b)に示すように、湾曲部6の先端は第1突起部51に当接する。このとき、湾曲部6の先端は第1突起部51の下部(ハウジング91側に向いた面)に当接する。図9(b)では図中の破線の丸で囲んだ部分において湾曲部6と第1突起部51が当接している。これにより、第1実施形態と同様に、湾曲部6(第2中継バスバー32)が第1突起部51(第1固定部1)に対して上方に相対移動する動作を制限する態様で湾曲部6が第1突起部51に係合される。
以上より、第2実施形態の端子台において、中継バスバー3を第1固定部1に挟みこむと(図4(b))、中継バスバー3の第1固定部1に対する上方への相対移動が第1突起部51により制限され及び第1固定部1に対する中継バスバー3の幅方向の相対移動が第2突起部52により制限される。このため、第1中継バスバー31の挿通孔311の径を第1ナット41の内径とほぼ同じに設定し、第4中継バスバー34の挿通孔341の径も第2ナット43の内径とほぼ同じに設定でき、その分、中継バスバー3の幅を狭くすることができる。よって、モータにおける中継バスバー3のレイアウトの占有領域を小さくして設計の自由度を向上させることができ、また中継バスバー3の材料費を低減できる。また、湾曲部6は第2中継バスバー32を切り出して形成されるので、湾曲部6用の新たな部材を第2中継バスバー32に取り付ける必要はなく、その分、コストを抑制できる。
[第3実施形態]
図10は、第3実施形態の端子台を構成する湾曲部6及び突起部5を示し、図10(a)は湾曲部6の斜視図、図10(b)は突起部5の斜視図、図10(c)は湾曲部6を突起部5に係合した状態を示す。
第3実施形態の端子台は、第2実施形態と類似の効果を有するものであるが、中継バスバー3の幅方向の保持をより強固にできる構成となっている。
図10(a)に示すように、第3実施形態の湾曲部6は、第2実施形態の湾曲部6の一方の側面に傾斜面61が形成され、湾曲部6の先端に向かうにつれて幅が狭くなるテーパー形状が形成されたものである。
図10(b)に示すように、突起部5は、湾曲部6の前面に当接する第3突起部53と、第3突起部53に隣接して配置され、湾曲部6が第3突起部53に当接したときに湾曲部6の側面に当接する第4突起部54と、を含む。
第3突起部53は、第1固定部1の径方向の内側の側面に対して斜めの方向から円筒形の部材を端面から差し込んだ態様の形状を有しており、第3突起部53の円筒側面532が第4突起部54に向けて傾斜し第3突起部53の円筒端面531が第4突起部54に向かう方向とは逆方向に傾斜している。
図10(c)に示すように、湾曲部6を第3突起部53(円筒側面532であってハウジング側に向いた面)に当接させると湾曲部6のテーパー形状の部分の第3中継バスバー33に向けて傾斜した面(図4の湾曲部6参照)が第3突起部53の円筒側面532に当接している。図10(c)では図中の破線の丸で囲んだ部分(湾曲部6の先端であって傾斜面61側の縁辺)において湾曲部6と第3突起部53(円筒側面532)が当接している。
そして、湾曲部6が円筒側面532から第4突起部54側に力を受けることで第4突起部54の側面に当接する。よって、湾曲部6が上下方向において第3突起部53と係合し、第2中継バスバー32の幅方向において第4突起部54と係合する。
したがって、第4実施形態の端子台は、第3実施形態の効果の他、第2中継バスバー32(中継バスバー3)と固定部(第1固定部1、第2固定部2)との係合をより強固にし、ガタつきを低減できる。
[第4実施形態]
図11は、第4実施形態の端子台を構成する中継バスバー3(第2中継バスバー32)を示し、図11(a)は斜視図、図11(b)は断面図を示す。第4実施形態の端子台の構成は、第3実施形態と共通するが、図11(a)に示すように、第2中継バスバー32がその厚み方向(径方向)に湾曲した波型形状を有している。また、第2中継バスバー32は、波型形状の内壁側となる側面が図11(a)の破線に示す第2中継バスバー32の厚み方向の中央線を越えるように波型形状が設定されている。
上記構成により、第2中継バスバー32は上下方向(長手方向)に対してバネ性を獲得するので、第1固定部1と第2固定部2の高さ方向の段差と第2中継バスバー32の長さに公差が発生した場合であっても、当該バネ性により公差を吸収できるので、端子台の歩留まりを高めることができる。
また、第2中継バスバー32の波型形状に沿った長さは第1実施形態等のように直線形状である場合よりも長くなるので、湾曲部6の元となる素片を切り出す長さもその分長くすることができ、素片を曲げやすくなり湾曲部6が形成しやすくなる。
さらに、上記のように第2中継バスバー32が波型形状となっているので第2中継バスバー32の長手方向(高さ方向)一端に対して他端が第2中継バスバー32の厚み方向に変形させる力(例えば図4において湾曲部6が第2固定部2側に向かうように第2中継バスバー32を変形させる力)に対する剛性が向上するので、(図4に示す径方向の)振動に対する湾曲部6と突起部5との係合の耐性を強化することができる。
さらに、上記のように第2中継バスバー32が第1実施形態の第2中継バスバー32よりも長くなるので、第2中継バスバー32が受ける応力を分散しやすくなる、よって、応力集中を低減し(平均応力を低減し)、より大きな振動入力に耐えることができ、経年劣化も抑制できる。
[第5実施形態]
図12は、第5実施形態の端子台を示す図である。第5実施形態の端子台は、第1実施形態と構成が共通するが、ステータ92に巻き付けられたコイル巻線922の断面が円形であり、コイル巻線922の先端に圧着端子が取り付けられ、コイル巻線922が第2強電バスバー72と同様の役割を有している。
これに対応して、第2ナット43は、第1実施形態と同様に第2嵌め込み部22に嵌め込まれるが、第2嵌め込み部22の底部に当接するとともに第2固定部2の上面から突出するように配置されている。
第2ナット43と第2ボルト44はコイル巻線922(圧着端子)と第4中継バスバー34を締結するが第4中継バスバー34は第2ナット43に当接して第2ナット43を第2固定部2側に押圧している。よって、第5実施形態において、中継バスバー3を第1固定部1に嵌め込んでも第1ナット41、第2ナット43、及び中継バスバー3が、第1固定部1、第2固定部2から陥落することはない。
[第6実施形態]
図13は、第6実施形態の端子台を示す図である。第6実施形態の端子台は、第5実施形態と構成が共通となるが、第1固定部1及び第2固定部2が径方向に逆向きでハウジング91のフランジ911に配置され、第1実施形態の中継バスバー3と径方向で逆向きに配置される。
第1固定部1(第1ナット41、第1ボルト42)には第1中継バスバー31及びステータ92(コイルエンド921)から延出するコイル巻線922(第2強電バスバー72)が締結され、第2固定部2(第2ナット43、第2ボルト44)には第4中継バスバー34及びインバータ94から延出する第1強電バスバー71が締結される。よって、取り付け対象となるステータ92及びインバータ94(図2)の設計等に応じて第1固定部1及び第2固定部2の向きを変えることができる。
[本実施形態の効果]
本実施形態の端子台によれば、モータのステータ92を収容するハウジング91に取り付けられ、ステータ92に電力を供給するインバータ94とステータ92とを電気的に接続する端子台であって、ハウジング91に取り付けられる固定部(第1固定部1、第2固定部2)と、ステータ92及びインバータ94のうちの一方から延出した第1強電バスバー71と締結用の第1ボルト42を介して接続されステータ92及びインバータ94のうちの他方から延出した第2強電バスバー72と電気的に接続された状態で固定部(第1固定部1、第2固定部2)に固定される中継バスバー3と、を含み、固定部(第1固定部1)の側面には、第1ボルト42に螺合する第1ナット41が嵌め込まれる第1嵌め込み部11が配置され、中継バスバー3は、当該側面と当該側面の裏面から固定部(第1固定部1)を挟み込むように折り曲げられ、中継バスバー3を固定部(第1固定部1)に挟み込んだときに中継バスバー3が第1嵌め込み部11に嵌め込まれた第1ナット41の少なくとも一部を覆う態様で第1ナット41に接触するとともに中継バスバー3が弾性変形し、弾性変形に伴う復元力により第1ナット41が第1嵌め込み部11側に押圧されている。
上記構成により、中継バスバー3を固定部(第1固定部1)に挟み込んだときに、中継バスバー3、第1ナット41は中継バスバー3の復元力によりいずれも半固定状態となるので、作業者が端子台から手を放しても第1ナット41及び中継バスバー3が固定部(第1固定部1)から陥落することはなく、その後の作業効率の低下を抑制できる。
本実施形態において、中継バスバー3は、(第1固定部1の径方向の外側の)側面に対向するとともに第1ナット41に当接する第1中継バスバー31と、(当該側面の)裏面に対向する第2中継バスバー32と、第1中継バスバー31と第2中継バスバー32とを連結する第3中継バスバー33を含むように折り曲げられ、(当該側面の)裏面には突起部5が配置され、第2中継バスバー32の突起部5に対向する位置には湾曲部6が配置され、中継バスバー3を固定部(第1固定部1)に挟み込んだときに湾曲部6の第3中継バスバー33に向けて傾斜した面が突起部5に当接することで湾曲部6が突起部5に係合する。
上記構成により、簡易な構成で湾曲部6を突起部5に係合させることができる。
本実施形態において、突起部5の突出方向と湾曲部6の突出方向は互いに逆向きである。
上記構成により、簡易な構成で湾曲部6及び突起部5を構築できる。
本実施形態において、湾曲部6は、湾曲部6と第2中継バスバー32との接続位置を残して第2中継バスバー32から湾曲部6の外形に対応して切り出され、当該切り出された部分が湾曲されてなる。
上記構成により、簡易な構成で湾曲部6を構築できる。また湾曲部6の部材を新たに導入する必要はないので、その分コストを抑制できる。
本実施形態において、突起部5は、湾曲部6の前面に当接する第1突起部51と、湾曲部6が第1突起部51に当接したときに湾曲部6を幅方向から挟み込む一対の第2突起部52と、を含み、湾曲部6を第1突起部51に当接させたときに湾曲部6の第3中継バスバー33に向けて傾斜した面が第1突起部51に当接することで湾曲部6が第1突起部51に係合する。
上記構成により、中継バスバー3を第1固定部1に挟み こむと(図4(b))、中継バスバー3の第1固定部1に対する上方への相対移動が第1突起部51により制限され及び第1固定部1に対する中継バスバー3の幅方向の相対移動が第2突起部52により制限される。このため、第1中継バスバー31の挿通孔311の径を第1ナット41の内径とほぼ同じに設定し、第4中継バスバー34の挿通孔341の径も第2ナット43の内径とほぼ同じに設定でき、その分、中継バスバー3の幅を狭くすることができる。よって、モータにおける中継バスバー3のレイアウトの占有領域を小さくして設計の自由度を向上させることができ、また中継バスバー3の材料費を低減できる。
本実施形態において、突起部5は、湾曲部6の前面に当接する第3突起部53と、湾曲部6が第3突起部53に当接したときに湾曲部6の側面に当接する第4突起部54と、を含み、湾曲部6は、湾曲部6の側面の一方に傾斜面61が形成されることで湾曲部6の先端に向かうにつれて湾曲部6の幅が狭くなるテーパー形状を有し、第3突起部53の湾曲部6に対向する面は第4突起部54側に傾斜し、且つ第3中継バスバー33に向かう方向とは逆の方向に傾斜した傾斜面(円筒側面532)となっており、湾曲部6を第3突起部53に当接させたときにテーパー形状の部分の第3中継バスバー33に向けて傾斜した面が第3突起部53の傾斜面(円筒側面532)に当接し、湾曲部6が第3突起部53の傾斜面(円筒側面532)から第4突起部54側に力を受け、第4突起部54の側面に当接することで湾曲部6が第3突起部53及び第4突起部54に係合する。
上記構成により、(第3実施形態の効果の他)第2中継バスバー32(中継バスバー3)と固定部(第1固定部1、第2固定部2)との係合をより強固にし、ガタつきを低減できる。
本実施形態において、第1ナット41は、第1嵌め込み部11の底面に当接するとともに固定部(第1固定部1)から突出するように配置され、中継バスバー3を固定部(第1固定部1)に挟み込んだときに中継バスバー3(第1中継バスバー31)に当接している。
上記構成により、中継バスバー3(第1中継バスバー31)及び第1強電バスバー71に挿通した第1ボルト42を第1ナット41に螺合しても第1ナット41が第1嵌め込み部11から外れる方向に移動することはなない。そして、第1ナット41が第1嵌め込み部11に嵌め込まれる方向の慣性力(振動)を受けたとしても第1ナット41は不動となるので、中継バスバー3(第1中継バスバー31)が変形することはない。したがって、中継バスバー3(第1中継バスバー31)と第1強電バスバー71との接触抵抗を安定化させることができ、中継バスバー3(第1中継バスバー31)に対する応力集中及び中継バスバー3(第1中継バスバー31)の経年劣化を抑制できる。
本実施形態において、中継バスバー3は、第2中継バスバー32に接続するとともに第2強電バスバー72と第2ボルト44及び第2ナット43により締結される第4中継バスバー34を含み、固定部(第1固定部1、第2固定部2)は、第1嵌め込み部11及び突起部5を含むとともに第1中継バスバー31及び第2中継バスバー32に挟み込まれる第1固定部1と、第2ナット43が嵌め込まれる第2嵌め込み部22を包含するとともに第1固定部1の裏面側に配置され、第2中継バスバー32の長さに対応した段差を第1固定部1との間で形成する第2固定部2と、を含み、第4中継バスバー34は、第2中継バスバー32の先端から第2固定部2側に折れ曲がり、第2嵌め込み部22に配置された第2ナット43の少なくとも一部(半分以上が好ましい)を覆う態様で第2ナット43に接触している。
上記構成により、第4中継バスバー34は、第1固定部1を挟み込んだ中継バスバー3に残留する弾性変形に伴う復元力により第2ナット43を押圧する。また、湾曲部6が突起部5に係合しているので、第4中継バスバー34が第2ナット43を押圧する配置関係が維持される。したがって、中継バスバー3を第1固定部1に嵌め込んだときに第2ナット43が陥落することはなく、作業効率の低下を抑制できる。
本実施形態において、中継バスバー3は、第2中継バスバー32に接続するとともに第2強電バスバー72と第2ボルト44及び第2ナット43により締結される第4中継バスバー34を含み、第2強電バスバー72は、第2ナット43と第4中継バスバー34の間に挟まれており、固定部(第1固定部1、第2固定部2)は、第1嵌め込み部11及び突起部5を含むとともに第1中継バスバー31及び第2中継バスバー32に挟み込まれる第1固定部1と、第2ナット43が嵌め込まれる第2嵌め込み部22を包含するとともに第1固定部1の裏面側に配置され、第2中継バスバー32の長さに対応した段差を第1固定部1との間で形成する第2固定部2と、を含み、第4中継バスバー34は、第2中継バスバー32の先端から第2固定部2側に折れ曲がり、平面視で第2嵌め込み部22に配置された第2ナット43の少なくとも一部(半分以上が好ましい)を覆う態様で第2強電バスバー72に接触している。
上記構成により、第4中継バスバー34は、第1固定部1を挟み込んだ中継バスバー3に残留する弾性変形に伴う復元力により第2強電バスバー72(及び第2ナット43)を押圧する。また、湾曲部6が突起部5に係合しているので、第4中継バスバー34が第2強電バスバー72を押圧する配置関係が維持される。したがって、中継バスバー3を第1固定部1に嵌め込んだときに第2ナット43が陥落することはなく、作業効率の低下を抑制できる。
本実施形態において、第2中継バスバー32は第2中継バスバー32の厚み方向に変形した波型形状を有する。
上記構成により、第2中継バスバー32は上下方向(長手方向)に対してバネ性を獲得するので、第1固定部1と第2固定部2の高さ方向の段差と第2中継バスバー32の長さに公差が発生した場合であっても、当該バネ性により公差を吸収できるので、端子台の歩留まりを高めることができる。
本実施形態において、第1固定部1の第1嵌め込み部11が配置された面はステータ92の径方向に向いており、第2固定部2の第2嵌め込み部22が配置された面はステータ92の軸方向に向いている。
上記構成により、端子台を小型化できる。
本実施形態において、ハウジング91のステータ92を収容する開口部の周囲にはフランジ911が配置され、第1固定部1は、フランジ911の外周側に配置され、第2固定部2は、フランジ911の内周側に配置され、第1強電バスバー71は、インバータ94から軸方向に延出したものであり、第2強電バスバー72は、ステータ92から径方向に延出したものである。
上記構成により、第1強電バスバー71の延出方向が維持された状態で第1強電バスバー71が第1固定部1に接続され、第2強電バスバー72の延出方向が維持された状態で第2強電バスバー72が第2固定部2に接続されるので、モータ(ハウジング91、ステータ92、ロータ93)、端子台(第1固定部1、第2固定部2、中継バスバー3)、インバータ94を包含するパワートレインの小型化に寄与できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。また、上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
1 第1固定部,11 第1嵌め込み部,2 第2固定部,3 中継バスバー,41 第1ナット,42 第1ボルト,71 第1強電バスバー,72 第2強電バスバー,91 ハウジング,92 ステータ,94 インバータ

Claims (12)

  1. モータのステータを収容するハウジングに取り付けられ、前記ステータに電力を供給するインバータと前記ステータとを電気的に接続する端子台であって、
    前記ハウジングに取り付けられる固定部と、
    前記ステータ及び前記インバータのうちの一方から延出した第1強電バスバーと締結用の第1ボルトを介して接続され前記ステータ及び前記インバータのうちの他方から延出した第2強電バスバーと電気的に接続された状態で前記固定部に固定される中継バスバーと、を含み、
    前記固定部の側面には、前記第1ボルトに螺合する第1ナットが嵌め込まれる第1嵌め込み部が配置され、
    前記中継バスバーは、前記側面と前記側面の裏面から前記固定部を挟み込むように折り曲げられ、
    前記中継バスバーを前記固定部に挟み込んだときに前記中継バスバーが前記第1嵌め込み部に嵌め込まれた前記第1ナットの少なくとも一部を覆う態様で前記第1ナットに接触するとともに前記中継バスバーが弾性変形し、前記弾性変形に伴う復元力により前記第1ナットが前記第1嵌め込み部側に押圧されている端子台。
  2. 前記中継バスバーは、
    前記側面に対向するとともに前記第1ナットに当接する第1中継バスバーと、
    前記裏面に対向する第2中継バスバーと、
    前記第1中継バスバーと前記第2中継バスバーとを連結する第3中継バスバーを含むように折り曲げられ、
    前記裏面には突起部が配置され、
    前記第2中継バスバーの前記突起部に対向する位置には湾曲部が配置され、
    前記中継バスバーを前記固定部に挟み込んだときに前記湾曲部の前記第3中継バスバーに向けて傾斜した面が前記突起部に当接することで前記湾曲部が前記突起部に係合する請求項1に記載の端子台。
  3. 前記突起部の突出方向と前記湾曲部の突出方向は互いに逆向きである請求項2に記載の端子台。
  4. 前記湾曲部は、前記湾曲部と前記第2中継バスバーとの接続位置を残して前記第2中継バスバーから前記湾曲部の外形に対応して切り出され、当該切り出された部分が湾曲されてなる請求項2に記載の端子台。
  5. 前記突起部は、前記湾曲部の前面に当接する第1突起部と、前記湾曲部が前記第1突起部に当接したときに前記湾曲部を幅方向から挟み込む一対の第2突起部と、を含み、
    前記湾曲部を前記第1突起部に当接させたときに前記湾曲部の前記第3中継バスバーに向けて傾斜した面が前記第1突起部に当接することで前記湾曲部が前記第1突起部に係合する請求項2に記載の端子台。
  6. 前記突起部は、前記湾曲部の前面に当接する第3突起部と、前記湾曲部が前記第3突起部に当接したときに前記湾曲部の側面に当接する第4突起部と、を含み、
    前記湾曲部は、前記湾曲部の側面の一方に傾斜面が形成されることで前記湾曲部の先端に向かうにつれて前記湾曲部の幅が狭くなるテーパー形状を有し、
    前記第3突起部の前記湾曲部に対向する面は前記第4突起部側に傾斜し、且つ前記第3中継バスバーに向かう方向とは逆の方向に傾斜した傾斜面となっており、
    前記湾曲部を前記第3突起部に当接させたときに前記テーパー形状の部分の前記第3中継バスバーに向けて傾斜した面が前記第3突起部の前記傾斜面に当接し、前記湾曲部が前記第3突起部の前記傾斜面から前記第4突起部側に力を受け、前記第4突起部の側面に当接することで前記湾曲部が前記第3突起部及び前記第4突起部に係合する請求項2に記載の端子台。
  7. 前記第1ナットは、前記第1嵌め込み部の底面に当接するとともに前記固定部から突出するように配置され、前記中継バスバーを前記固定部に挟み込んだときに前記中継バスバーに当接している請求項2に記載の端子台。
  8. 前記中継バスバーは、前記第2中継バスバーに接続するとともに前記第2強電バスバーと第2ボルト及び第2ナットにより締結される第4中継バスバーを含み、
    前記固定部は、
    前記第1嵌め込み部及び前記突起部を含むとともに前記第1中継バスバー及び前記第2中継バスバーに挟み込まれる第1固定部と、
    前記第2ナットが嵌め込まれる第2嵌め込み部を包含するとともに前記第1固定部の前記裏面側に配置され、前記第2中継バスバーの長さに対応した段差を前記第1固定部との間で形成する第2固定部と、を含み、
    前記第4中継バスバーは、前記第2中継バスバーの先端から前記第2固定部側に折れ曲がり、前記第2嵌め込み部に配置された前記第2ナットの少なくとも一部を覆う態様で前記第2ナットに接触している請求項2に記載の端子台。
  9. 前記中継バスバーは、前記第2中継バスバーに接続するとともに前記第2強電バスバーと第2ボルト及び第2ナットにより締結される第4中継バスバーを含み、
    前記第2強電バスバーは、前記第2ナットと前記第4中継バスバーの間に挟まれており、
    前記固定部は、
    前記第1嵌め込み部及び前記突起部を含むとともに前記第1中継バスバー及び前記第2中継バスバーに挟み込まれる第1固定部と、
    前記第2ナットが嵌め込まれる第2嵌め込み部を包含するとともに前記第1固定部の前記裏面側に配置され、前記第2中継バスバーの長さに対応した段差を前記第1固定部との間で形成する第2固定部と、を含み、
    前記第4中継バスバーは、前記第2中継バスバーの先端から前記第2固定部側に折れ曲がり、平面視で前記第2嵌め込み部に配置された前記第2ナットの少なくとも一部を覆う態様で前記第2強電バスバーに接触している請求項2に記載の端子台。
  10. 前記第2中継バスバーは前記第2中継バスバーの厚み方向に変形した波型形状を有する請求項8又は請求項9に記載の端子台。
  11. 前記第1固定部の前記第1嵌め込み部が配置された面は前記ステータの径方向に向いており、前記第2固定部の前記第2嵌め込み部が配置された面は前記ステータの軸方向に向いている請求項8又は請求項9に記載の端子台。
  12. 前記ハウジングの前記ステータを収容する開口部の周囲にはフランジが配置され、
    前記第1固定部は、前記フランジの外周側に配置され、
    前記第2固定部は、前記フランジの内周側に配置され、
    前記第1強電バスバーは、前記インバータから前記軸方向に延出したものであり、
    前記第2強電バスバーは、前記ステータから前記径方向に延出したものである請求項11に記載の端子台。
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