JP5877463B2 - シールドシェル - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車や電気自動車におけるインバータおよびトランスアクスルのコネクタ接続部を覆ってシールドするシールドシェルに関する。
近年、環境への配慮や省エネルギーへの対応が望まれ、モータとエンジンとによって駆動されるハイブリッド自動車が注目されている。このようなハイブリッド自動車には、図8に示すように、バッテリから出力された直流電流を所定の周波数の交流電流に変換するインバータ172と、トランスミッションにデファレンシャルギアとモータとが組み込まれたトランスアクスル173とが並設されている。
インバータ172およびトランスアクスル173のコネクタ接続部151,152には、シールド電線147の両端末に設けられたコネクタ141,141Aがそれぞれ接続され、前記コネクタ141,141Aおよび前記シールド電線147には、リングシールドや編組シールドなどの複数のシールド部材が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−235190号公報
しかしながら、図8に示すように、インバータ172およびトランスアクスル173の公差や組付誤差によってZ方向の位置ズレDが生じた場合には、両コネクタ接続部151,152を一括して覆ってシールドするためのシールド部材が取り付けられないので、前記特許文献1に記載された従来のコネクタ141,141Aおよびシールド電線147のそれぞれには、編組シールドやリングシールドなどの複数のシールド部材が設けられており、これらの複数のシールド部材によってコストアップになるという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的とするものである。即ち、本発明は、インバータおよびトランスアクスルのコネクタ接続部を一括してシールドすることによって、コネクタおよび電線のそれぞれに設けられる複数のシールド部材を省略してコストダウンすることができるシールドシェルを提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された本発明のシールドシェルは、インバータの第1コネクタ接続部と、前記インバータに並設されるトランスアクスルの第2コネクタ接続部とを覆うシールドシェルであって、前記第1コネクタ接続部を覆いつつ前記インバータにボルト固定される第1シェル部材と、前記第2コネクタ接続部を覆いつつ前記トランスアクスルにボルト固定される第2シェル部材と、を備え、前記第1シェル部材と前記第2シェル部材との一方には、他方に向かって延長された弾性片が設けられ、他方には、一方に向かって延長された延長片が設けられるとともに、前記弾性片が前記延長片を押圧した付勢状態で、前記第1シェル部材と前記第2シェル部材とが連結されることを特徴としている。
請求項2に記載された本発明のシールドシェルは、請求項1に記載のシールドシェルにおいて、前記第1シェル部材と前記第2シェル部材との少なくとも一方には、前記弾性片の押圧力によって他方に接触する突出部が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載された本発明のシールドシェルによれば、第1シェル部材と第2シェル部材の一方には、他方に向かって延長された弾性片が設けられ、他方には、一方に向かって延長された延長片が設けられ、かつ、前記弾性片が前記延長片を押圧した付勢状態で、前記第1シェル部材と前記第2シェル部材とが連結されるので、公差や組付誤差によって設計上の取付位置からインバータとトランスアクスルとが位置ズレした場合であっても、弾性片が前記位置ズレに追従しながら延長片を押圧し、第1シェル部材と第2シェル部材との連結状態が保たれて、第1コネクタ接続部と第2コネクタ接続部とを一括してシールドすることができる。
このように、本発明のシールドシェルによってインバータおよびトランスアクスルの各コネクタ接続部を一体的に覆ってシールドすることができるので、各コネクタや電線のそれぞれに設けられる従来のような複数のシールド部材を省略して、コストダウンすることができる。
請求項2に記載された本発明のシールドシェルによれば、第1シェル部材と第2シェル部材との少なくとも一方には、前記弾性片の押圧力によって他方に接触する突出部が設けられているので、前記第1シェル部材と前記第2シェル部材との接触状態を確実に維持することができ、シールドの信頼性を向上させることができる。
ハイブリッド自動車の概要を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態にかかるシールドシェルが第1コネクタ接続部および第2コネクタ接続部に組み付けられる状態を説明するための斜視図である。 図2に示すシールドシェルの構成を説明するための斜視図である。(A)は第1シェル部材の斜視図、(B)は第2シェル部材の斜視図である。 図2に示すシールドシェルのII−II矢視断面図である。 第1コネクタ接続部および第1コネクタの概要を説明するための斜視図である。 X方向の位置ズレに対応させて第1シェル部材と第2シェル部材とを連結したシールドシェルの斜視図である。 Y方向の位置ズレに対応させて第1シェル部材と第2シェル部材とを連結したシールドシェルの斜視図である。 従来のコネクタ接続部の概要を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する本発明の実施の形態は、本発明の代表的な形態を示したものに過ぎず、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。したがって、本発明は、本発明の骨子を逸脱しない範囲、即ち、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲で種々変形して実施することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかるシールドシェル1が組み付けられるインバータ72およびトランスアクスル73が備えられたハイブリッド自動車70の概略構成図である。図2は、シールドシェル1が第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52に組み付けられる状態の斜視図である。図3は、シールドシェル1の斜視図である。
シールドシェル1は、図2に示すように、ハイブリッド自動車70のインバータ72の第1コネクタ接続部51と、前記インバータ72が直上に搭載されるトランスアクスル73の第2コネクタ接続部52とを覆って組み付けられ、第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52を一括してシールドするものである。
ハイブリッド自動車70には、図1に示すように、エンジン71と、モータの駆動の制御および該モータの電力回生の制御を行うためのインバータ72と、前記エンジン71および前記モータの動力を駆動輪に伝達するとともに該エンジン71の動力を分割して発電機に伝達するためのトランスアクスル73と、電力を充電したり前記インバータ72に電力を供給したりするためのバッテリ74と、が搭載されている。
インバータ72は、例えば、複数個のパワートランジスタから構成された三相ブリッジ回路を備え、バッテリ74から出力された直流電流を所定の周波数の三相交流電流に変換したり、発電機からの交流電流を直流電流に変換したり、回生ブレーキによるモータからの交流電流を直流電流に変換したりしている。
インバータ72の設置面72aには、図2および図5に示すように、第1コネクタ41が接続される第1コネクタ接続部51が設けられている。第1コネクタ接続部51は、前記設置面72aから突出して設けられている。第1コネクタ接続部51には、第1コネクタ41が嵌入される凹部55と、第1コネクタ41をボルト留めするためのボルト49の取付孔54と、が設けられている。
トランスアクスル73は、例えば、モータと、発電機と、エンジン71の動力を駆動輪への出力軸に分割する動力分割遊星歯車機構と、前記エンジン71および前記モータの動力を駆動輪に伝達する減速遊星歯車機構と、潤滑油を供給するオイルポンプと、を備え、これらが筐体内に組み込まれている。
トランスアクスル73の設置面73aには、第2コネクタ41Aが接続される第2コネクタ接続部52が設けられている。第2コネクタ接続部52は、前記設置面73aから突出して設けられている。第2コネクタ接続部52には、第2コネクタ41Aが嵌入される凹部55と、第2コネクタ41Aを固定するためのボルト49の取付孔54と、が設けられている。
インバータ72の設置面72aとトランスアクスル73の設置面73aとは、略同一平面上に並設されている。なお、本発明でいう、インバータ72の設置面72aとトランスアクスル73の設置面73aとが略同一平面上に並設されているとは、前記インバータ72および前記トランスアクスル73の公差と組付誤差とを除くと、前記インバータ72の設置面72aと前記トランスアクスル73の設置面73aとが同一平面上に並ぶことをいう。
第1コネクタ41は、図5に示すように、コネクタ本体部42と、前記コネクタ本体部42に収容されるとともにボルト48によって固定されて第1コネクタ接続部51に機械的かつ電気的に接続される端子金具46と、前記端子金具46が端末に設けられた電線45と、前記コネクタ本体部42の開口部を閉止する蓋体43と、を備えている。
第2コネクタ41Aは、図2に示すように、前述の第1コネクタ41と同様に、コネクタ本体部42と、前記コネクタ本体部42に収容されるとともにボルト48によって固定されて第2コネクタ接続部52に機械的かつ電気的に接続される端子金具46と、前記端子金具46が端末に設けられた電線45と、前記コネクタ本体部42の開口部を閉止する蓋体43と、を備えている。
電線45は、一方の端末に第1コネクタ41の端子金具46が設けられ、他方の端末に第2コネクタ41Aの端子金具46が設けられ、前記第1コネクタ41と前記第2コネクタ41Aとを電気的に接続している。
電線45は、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを備えている。芯線は、例えば、複数本の銅または銅合金あるいはアルミニウムまたはアルミニウム合金などの導電性の金属からなる導線が撚られて形成されている。被覆部は、前記芯線を被覆しており、絶縁性の合成樹脂によって構成されている。
シールドシェル1は、図2に示すように、第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52を覆った状態で、インバータ72の設置面72aとトランスアクスル73の設置面73aとにボルト61によって固定されて組み付けられている。
シールドシェル1は、図2および図3に示すように、第1コネクタ接続部51を覆う第1シェル部材2と、第2コネクタ接続部52を覆う第2シェル部材3とから構成されている。シールドシェル1は、例えば、銅または銅合金などの電磁遮蔽材で構成されている。
第1シェル部材2は、図2および図3(A)に示すように、第1コネクタ接続部51をシールドする第1覆い部6と、三方を囲んで形成された第1側壁部7と、前記第1側壁部7を補強する第1フランジ部10と、インバータ72の設置面72aにボルト61によってボルト留めされる第1固定部11と、を備えている。第1シェル部材2には、第2シェル部材3に向かって延長された弾性片18と、前記弾性片18の押圧力によって前記第2シェル部材3に接触する突出部16と、が設けられている。
第1覆い部6は、例えば、薄板状で四角形状に形成されている。第1覆い部6は、第1コネクタ接続部51を覆う大きさに形成されている。第1側壁部7は、第1コネクタ接続部51が設置面72aから突出する突出量よりも大きくなるように形成されている。
弾性片18は、例えば、切り込み加工によって片持ち状に成形され、プレス加工によって弾性変形可能に成形されている。弾性片18は、基端部分が第1覆い部6に接続され、中間部分がS字形状に屈曲され、先端部分が第2シェル部材3に向かって延長され、前記先端部分が第1覆い部6の裏面に設けられるように形成されている。
突出部16は、例えば、プレス加工によって、前記第1覆い部6の表面が没入されるとともに該第1覆い部6の裏面が突出されて成形されている。突出部16は、第1覆い部6の縁部に設けられるとともに該縁部に対して略直交する方向に延在して設けられている。
第2シェル部材3は、図2および図3(B)に示すように、第2コネクタ接続部52をシールドする第2覆い部22と、三方を囲んで形成された第2側壁部23と、前記第2側壁部23を補強する第2フランジ部26と、トランスアクスル73の設置面73aにボルト61によってボルト留めされる第2固定部27と、を備えている。第2シェル部材3には、第1シェル部材2に向かって延長された延長片31が設けられている。
第2覆い部22は、例えば、薄板状で四角形状に形成されている。第2覆い部22は、第2コネクタ接続部52を覆う大きさに形成されている。第2側壁部23は、第2コネクタ接続部52が設置面73aから突出する突出量よりも大きくなるように形成されている。
延長片31は、第2覆い部22の縁部に設けられているとともに、基端部分がS字形状に屈曲され、中間部分および先端部分が第1シェル部材2に向かって延長され、第1シェル部材2と第2シェル部材3とを連結させた際に、前記先端部分が第1覆い部6の突出部16と弾性片18の先端部分との間に配置されるように形成されている。延長片31は、第2覆い部22の縁部22aの幅よりも僅かに幅狭に形成されている。縁部22aは、第2側壁部23の縁部23aよりも一段後退して形成されている。
このように、第1シェル部材2には弾性片18と突出部16とが設けられるとともに第2シェル部材3には延長片31が設けられているので、付勢状態の弾性片18によって延長片31が押圧されるとともに、該延長片31が突出部16に常に押し当てられる。このため、第1シェル部材2と第2シェル部材3との接触状態を確実に維持することができ、シールドの信頼性を向上させることができる。
次に、図2および図4を参照して、上述の如く構成された本発明の一実施形態にかかるシールドシェル1の組み付けについて説明する。
図2に示すように、弾性片18と延長片31とを対向させつつ、第1シェル部材2と第2シェル部材3とを連結させる。このとき、図4に示すように、弾性片18が延長片31を押圧した付勢状態で、前記弾性片18と前記延長片31とが接触するとともに、前記弾性片18によって押圧された延長片31が突出部16に押し当てられて接触する。
次いで、第1コネクタ接続部51に第1シェル部材2をボルト61で固定するとともに、第2コネクタ接続部52に第2シェル部材3をボルト61で固定する。このとき、第1シェル部材2と第2シェル部材3とを連結させたシールドシェル1によって第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52が一体的に覆われてシールドされる。
そして、シールドシェル1によって第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52を一体的に覆ってシールドすることができるので、第1コネクタ41および第2コネクタ41Aや電線45のそれぞれに設けられる従来のような複数のシールド部材を省略してコストダウンすることができる。
なお、図2に示すように、インバータ72の設置面72aおよびトランスアクスル73の設置面73aにおいて、インバータ72およびトランスアクスル73の公差および組付誤差によってZ方向の位置ズレDを生じた場合には、前記位置ズレDに追従して弾性片18が弾性変形するので、前記弾性片18が延長片31を押圧した付勢状態が維持されて、前記弾性片18と前記延長片31との接触状態を維持することができる。
このように、Z方向の位置ズレDを生じた場合であっても、弾性片18と延長片31との接触状態を維持することができるので、第1シェル部材2と第2シェル部材3との接触状態が確実に維持され、シールドシェル1によって第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52を一体的に覆って一括してシールドすることができる。
また、図6に示すように、インバータ72の設置面72aおよびトランスアクスル73の設置面73aにおいて、インバータ72およびトランスアクスル73の公差および組付誤差によってX方向の位置ズレD1を生じた場合には、延長片31が第2覆い部22の縁部よりも僅かに幅狭に形成されているので、弾性片18と延長片31との接触位置が前記位置ズレD1に応じて移動して、前記弾性片18が前記延長片31を押圧した付勢状態が維持され、前記弾性片18と前記延長片31との接触状態を維持することができる。
このように、X方向の位置ズレD1を生じた場合であっても、弾性片18と延長片31との接触状態を維持することができるので、第1シェル部材2と第2シェル部材3との接触状態が確実に維持され、シールドシェル1によって第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52を一体的に覆って一括してシールドすることができる。
また、図7に示すように、インバータ72の設置面72aおよびトランスアクスル73の設置面73aにおいて、インバータ72およびトランスアクスル73の公差および組付誤差によってY方向の位置ズレD2を生じた場合には、弾性片18の先端部分と延長片31の先端部分との接触位置が前記位置ズレD2に応じて移動して、前記弾性片18が前記延長片31を押圧した付勢状態が維持され、前記弾性片18と前記延長片31との接触状態を維持することができる。
このように、Y方向の位置ズレD2を生じた場合であっても、弾性片18と延長片31との接触状態を維持することができるので、第1シェル部材2と第2シェル部材3との接触状態が確実に維持され、シールドシェル1によって第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52を一体的に覆って一括してシールドすることができる。
したがって、インバータ72およびトランスアクスル73の公差や組付誤差によって不規則な方向に位置ズレを生じた場合であっても、弾性片18が延長片31を押圧した付勢状態が維持されるので、前記弾性片18と前記延長片31との接触状態を維持することができ、シールドシェル1によって第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52を一体的に覆って一括してシールドすることができる。
以上に説明したように、本発明の一実施形態にかかるシールドシェル1は、第1シェル部材2と第2シェル部材3の一方には、他方に向かって延長された弾性片18が設けられ、他方には、一方に向かって延長された延長片31が設けられ、かつ、弾性片18が延長片31を押圧した付勢状態で、第1シェル部材2と第2シェル部材3とが連結されるので、公差や組付誤差によって設計上の取付位置からインバータ72とトランスアクスル73とが位置ズレした場合であっても、弾性片18が位置ズレに追従しながら延長片31を押圧し、第1シェル部材2と第2シェル部材3との連結状態が保たれて、第1コネクタ接続部51と第2コネクタ接続部52とを一括してシールドすることができる。
そして、第1コネクタ接続部51と第2コネクタ接続部52とを一括してシールドすることができるので、従来のようなシールド部材を設ける必要がなくなり、第1コネクタ41、第2コネクタ41A、および、電線45のそれぞれをコストダウンすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかるシールドシェル1は、第1シェル部材2と第2シェル部材3との少なくとも一方には、弾性片18の押圧力によって他方に接触する突出部16が設けられているので、弾性片18と延長片31とが接触するとともに該延長片31と突出部16とが接触し、第1シェル部材2と第2シェル部材3との接触状態を確実に維持することができ、シールドの信頼性を向上させることができる。
なお、ハイブリッド自動車70は、前述の構成および図示例に限定されるものではなく、モータと、インバータ72と、トランスアクスル73と、バッテリ74とが搭載され、前記モータで駆動される電気自動車であってもよい。
また、第1コネクタ41および第2コネクタ41Aは、前述の構成および図示例に限定されるものではなく、公知の構成を採用することができる。また、第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52は、前述の構成および図示例に限定されるものではなく、公知の構成を採用することができる。
また、電線45は、前述の構成および図示例に限定されるものではなく、公知の構成を採用することができ、芯線を一本の導線で構成してもよい。
また、シールドシェル1は、前述の構成および図示例に限定されるものではなく、弾性片18、延長片31、および、突出部16のそれぞれの構成を除いて、種々変更することができる。すなわち、第1コネクタ接続部51および第2コネクタ接続部52を一括して覆ってシールドできる形状であればよいので、シールドシェル1がドーム形状や多角形状などであってもよい。また、第1シェル部材2で第2コネクタ接続部52を覆い、第2シェル部材3で第1コネクタ接続部51を覆うようにしてもよい。
また、弾性片18は、延長片31を押圧した付勢状態となるように構成されていればよいので、例えば、弾性変形可能に形成された弾性部材を溶着などによって第1覆い部6の裏面に設けてもよい。
また、シールドシェル1は、第1シェル部材2に延長片31を設け、第2シェル部材3に弾性片18と突出部16とを設けるようにしてもよい。また、第1シェル部材2と第2シェル部材3との接続信頼性を高めるために、第1シェル部材、および、第2シェル部材の延長片31のそれぞれに突出部16を設けてもよい。
また、突出部16は、弾性片18の押圧力によって第2シェル部材3に接触するように構成されていればよいので、例えば、突起部材を第1覆い部6の裏面に設けてもよい。
1 シールドシェル
2 第1シェル部材
3 第2シェル部材
16 突出部
18 弾性片
31 延長片
51 第1コネクタ接続部
52 第2コネクタ接続部
72 インバータ
73 トランスアクスル

Claims (2)

  1. インバータの第1コネクタ接続部と、前記インバータに並設されるトランスアクスルの第2コネクタ接続部とを覆うシールドシェルであって、
    前記第1コネクタ接続部を覆いつつ前記インバータにボルト固定される第1シェル部材と、
    前記第2コネクタ接続部を覆いつつ前記トランスアクスルにボルト固定される第2シェル部材と、を備え、
    前記第1シェル部材と前記第2シェル部材との一方には、他方に向かって延長された弾性片が設けられ、他方には、一方に向かって延長された延長片が設けられるとともに、前記弾性片が前記延長片を押圧した付勢状態で、前記第1シェル部材と前記第2シェル部材とが連結されることを特徴とするシールドシェル。
  2. 前記第1シェル部材と前記第2シェル部材の少なくとも一方には、前記弾性片の押圧力によって他方に接触する突出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシールドシェル。
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