JP2013171719A - 接続部と接続端子との接続構造 - Google Patents

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貴也 石井
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Abstract

【課題】電気機器に電力を給電する端子に接続される接続部と、電気機器に電気的に接続された接続端子との組付け性を向上させる接続構造を提供する。
【解決手段】 電気機器に電気的に接続された板状の接続端子と、電気機器に電力を給電する電源に電気的に接続されると共に、接続端子と重ね合わせた状態で接続される、板状に形成された接続部とを備え、接続端子から離間する方向への接続部の曲げ剛性が、接続端子へ近接する方向の接続部の曲げ剛性より高い。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電気機器に電力を給電する電源に電気的に接続された接続部と、電気機器に電気的に接続される接続端子との接続構造に関するものである。
電気機器から引出される引出導体部と、引出導体部と間隔をあけて配設され、給電線が接続される給電端子部と、引出導体部と給電端子部とを接続する接続部材とを備え、接続部材は、該接続部材を全体として屈曲形状とする第1屈曲部と、接続部材の一部を屈曲させて設けられ複数の第2屈曲部を含み引出導体部と給電端子部との間の位置ずれを吸収するように変形可能な位置ずれ吸収部とを含み、接続部材と給電端子部とをボルトで固定した、電気機器と給電端子部との接続構造が知られている(特許文献1)。
特開2007−311123号公報
しかしながら、接続部材が、給電端子部と当接し、かつ、第2屈曲部により、給電端子部と対向する面に対して反対側に屈曲した場合には、接続部材及び給電端子部にそれぞれ設けられた、前記ボルトの挿入するための長孔がずれてしまい、ボルトによる締結が困難になるため、接続部材と給電端子との組付け性がよくない、という問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、電気機器に電気的に接続された板状の接続端子と、電気機器に電力を給電する電源に電気的に接続されると共に、前記接続端子と重ね合わせた状態で接続される、板状に形成された接続部との組付け性を向上させる接続構造を提供することである。
本発明は、接続端子から離間する方向の接続部の曲げ剛性を、当該接続端子に近接する方向の当該接続部の曲げ剛性より高くすることによって上記課題を解決する。
本発明は、接続端子から離間する方向への接続部の変形が抑えられるため、接続部材と接続部との締結を容易に行うことができ、且つ、接続端子に近接する方向へは、その反対方向(離間する方向)への曲げ剛性に比較して変形し易くすることができて、その結果として、接続部材と接続部との組付け性を向上すると共に接続部材と接続部の確実な電気的接続を確保することができる。
本発明の実施形態に係る接続構造を有したモータ及びインバータの斜視図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 図1のモータ及びインバータを組付ける前の状態を示す断面図である。 図2のバスバーの部分斜視図である。 図4のV-V線に沿う断面図である。 比較例に係る、バスバー、圧着端子、端子台及びボルトの部分斜視図である。 図6のVII-VII線に沿う断面図である。 比較例に係る、バスバー、圧着端子、端子台及びボルトの部分断面図である。 本発明の変形例に係るバスバーの部分斜視図である。 図9のX-X線に沿う断面図である。 本発明の他の実施形態に係る接続構造を有したバスバーの部分斜視図である。 図11のXII-XII線に沿う断面図である。 本発明の変形例に係るバスバーの部分斜視図である。 図13のXIV-XIV線に沿う断面図である。 本発明の他の実施形態に係る接続構造を有したバスバーの部分斜視図である。 図15のXVI-XVI線に沿う断面図である。 本発明の変形例に係るバスバーの部分斜視図である。 図17のXVIII-XVIII線に沿う断面図である。 本発明の他の実施形態に係る接続構造を含むモータ及びインバータの断面図である。 図19の抑制部及びバスバーの部分斜視図である。 図20のXXI-XXI線に沿う断面図である。 本発明の他の実施形態に係る接続構造を含むモータ及びインバータの断面図である。 図22の抑制部及びバスバーの部分斜視図である。 図23のXXIV-XXIV線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1は、本発明のバスバーと圧着端子との接続構造を含むインバータ及びモータの斜視図である。図2は図1のI-I線に沿う断面図である。図3は、図1に示すインバータ及びモータを組付ける前の状態の断面図である。本例の接続構造を含むインバータ10及びモータ20は、例えば車両に搭載されている。インバータ10は、車両に搭載されるバッテリからの電力を変換し、モータ20に電力を供給する電力変換装置である。モータ20は、インバータ10からの電力により駆動される電動機である。モータ20の回転軸は、減速機(図示しない)及びドライブシャフト(図示しない)を介して、当該車両の車輪の駆動軸に連結されている。なお、本例の接続構造は車両に限らず、他の装置に設けてもよく、またインバータ10とモータ20との間の接続部分に限らず、他の電気部品との接続部分に設けてもよい。以下、当該接続部分と、その近傍の構成について説明する。
インバータ10は、ケース11と、回路部12と、ボルト13と、支持部14と、ボルト15と、フランジ16と、ピン17とを備えている。ケース11は、インバータ10を構成する回路素子や端子などを覆うための筐体である。ケース11は、アルミなどの熱伝導率の高い金属製の材料により形成されており、ダイカストまたは鋳造加工により形成される。
回路部12は、インバータ10の回路を構成するスイッチング素子等の回路素子を実装した基板を含むモジュールであって、筐体11の上面に設けられている。ボルト13は、後述するバスバー40と、回路部12から導出される端子と電気的に接続するためのボルトである。バスバー40は、インバータ10の回路部12を介して電源としての不図示のバッテリに接続されている。バスバー40にはボルト13を挿入するための挿入孔が設けられており、回路部12には、ボルト13を締結するためのねじ穴がタップ処理により形成されている。そして、ボルト13を当該挿入孔に通して、ねじ穴により締結することで、バスバー40が回路部12に固定される。
支持部14は、ケース11内で、バスバー40を挟み込んで支持するための部材である。支持部14は、樹脂等の絶縁材で形成されている。ボルト15は、ケース11の内壁から内部に突出し、ねじ穴を有する部分と、支持部14とを締結するためのねじである。これにより、バスバー40は、支持部14を介してケース11に支持されている。またバスバー40は、絶縁性の支持部14によりケース11内で支持されているため、回路部12に電気的に接続された一端を除いて、インバータ10を構成する電子部品等との絶縁性も確保されている。
また、ケース11の外周部には、フランジ16が形成されており、ケース11の下面にはピン17が形成されている。フランジ16には、ボルト30を挿入するための挿入孔が設けられている。また、ケース11の下面には、バスバー40及び支持部14を通すための孔18が形成されている。
モータ20は、ケース21と、ロータ22と、ステータ23と、引出導体部24と、圧着端子25と、端子台26と、ボルト27、28と、蓋体29とを備えている。ケース21は、ロータ22、ステータ23及び圧着端子25などを覆うための筐体である。ケース21は、アルミなどの熱伝導率の高い金属製の材料により形成されており、ダイカストまたは鋳造加工により形成される。
ステータ23はコイル等を備え、引出導体部24、圧着端子25及びバスバー40を介して、インバータ10に電気的に接続されている。インバータ10に接続されたバッテリ(図示しない)の電力がバスバー40、圧着端子25及び引出導体部24を介して供給されて電流が当該コイルに流れると、磁場が発生し、ロータ22が回転する。引出導体部24は、ステータ23からの引き出された導体により形成され、ステータ23と圧着端子との間の電気的な導通を図るための部材である。引出導体部24にはワニス処理が施されている。
圧着端子25は、モータ20の端子であって、バスバー40に接続される接続端子である。圧着端子25は、引出導体部24の先端部分に圧着により固定されている。圧着端子25は、バスバー40と接続し易いように、バスバー40の形状に合わせて、板状の導体部分を有しており、当該導体部分の表面のうち、バスバー40と対向する対向面がバスバー40との接続面25aとなる。
図3に示すように、バスバー40が圧着端子25に接続される前では、圧着端子25の接続面は、バスバー40の主面(図3のZ方向に沿う、バスバー40の面)に対して、傾いている。そして、図2に示すように、バスバー40が圧着端子25に当接されると、引出導体部24が曲がり、圧着端子の接続面25aがバスバー40の主面と重なって、接触する。また、引出導体部24の弾性力により、圧着端子25の接続面25aは、バスバー40の主面に対して圧力を加えることになる。
端子台26は、圧着端子の接続面25aと反対側で圧着端子25を支えるための部材であって、ボルト27でケース21に固定されている。端子台26には、タップ処理により、ボルト28を締結するためのねじ孔が形成されている。ボルト28は、バスバー40の挿入孔と圧着端子25の挿入孔とに挿通され、端子台26のねじ孔と締結することで、バスバー40と圧着端子25とを締結する。
インバータ10はモータ20の上方から組付けられる構成となっている。モータ20のケース21には、フランジ16と対応する部分にねじ穴291が、ケース21の外周部に設けられ、またピン17と嵌合する嵌合孔292が設けられている。すなわち、ピン17を嵌合孔292に入れ、嵌合させることで、インバータ10はモータ20に対して位置決めされる。そして、ボルト30をフランジ16の挿入孔に通して、ねじ穴291に嵌合することで、インバータ10とモータ20とが固定される。
また、ケース21の側面には、蓋体29が設けられており、ボルト28を締結する際に、レンチ等をケース21の内部に入れるための窓となる。蓋体29は、ボルト(図示しない)や接着剤等によりケース12に固定されている。
バスバー40は、インバータ10とモータ20とを電気的に導通させるための配線部品であって、本例では、ボルト13、28により、回路部13と圧着端子25に接続されている。バスバー40は、板状の部材であって、ケース11の内部からケース21の内部までを繋ぐように配置されている。バスバー40は、アルミニウムや銅、または、これらの合金等により形成されている。
次に、図4及び図5を用いて、バスバー40の構成を説明する。図4は、バスバーの部分斜視図であり、図5は図4のV-V線に沿う断面図である。
バスバー40は導体部41と樹脂部42とを備えている。導体部41は板状に形成され、導電材料により形成されている。樹脂部42は導体部41の両端を除く部分を覆うように形成され、導体部41の表面に沿って形成されている。なお、本例は、樹脂部42は支持部14により形成されているが、支持部14と別部材であってもよい。また、樹脂部42と導体部41とは、例えばモールド成型等で一体に成型されている。
バスバーの長手方向が、ボルト13による締結部分とボルト28による締結部分とを結んだ方向になっている。導体部41の先端部分にはボルト28を挿入するための挿入孔41cが設けられている。導体部の両主面のうち圧着端子の接続面25aと対向する面が、圧着端子との接続面41aとなる。 一方、両主面のうち、接続面と反対側の面がボルト28の座面との接触面41bなる。すなわち、接続面41aと接触面41bは、ボルト28及び挿入孔41cの軸方向に対して垂直方向に沿うよう形成されている。
樹脂部42は、接続面41aと同一面である導体部41の表面を覆う樹脂部421と、接触面42aと同一面である導体部41の表面を覆う樹脂部422とにより、導体部41を狭持するよう形成されている。接続面41a側(言い換えると、圧着端子25側)に設けられている樹脂部421は、接触面41b側(言い換えると、圧着端子25と反対側)に設けられている樹脂部422よりも、長手方向で、短くになるように形成されている。すなわち、導体部41の接触面41b側の表面は、挿入孔41c及び当該挿入孔41cの周囲(ボルト28の座面と接触する部分)を露出し、その他の部分を樹脂部42bでより覆われている。また、導体部41の接続面41a側の表面は、接触面41b側の露出した部分より露出面積を大きくしつつ、樹脂部42aにより覆われている。
これにより、圧着端子25と対向する接続面41aと反対側のバスバー40の曲げ剛性が、接続面41a側の曲げ剛性よりも高くなる。言い換えると、バスバー40の曲げ剛性が、圧着端子25に対して離間する方向に高くし、圧着端子25に近接する方向に低くなるよう、バスバー40は形成されている。
ここで、曲げ剛性は、曲げ応力に対する反発性のことをいい。本例において、バスバー40に対して、接触面25a側、及び、接触面25aと反対側の向きに、それぞれ同じ大きさの応力が加わった場合には、バスバー40は接続面41a側に(圧着端子25に近接する方向に)曲がり易く、接触面41b側に(圧着端子25に対して離間する方向に)は曲がりにくくなるよう形成されている。また、バスバー40の厚さは、ボルト28の締め付けによる応力によって、バスバー40が接触面41a側に曲がるように形成されている。
ところで、バスバー40と圧着端子25との接続部分について、バスバー40及び圧着端子25は、互いの部品のバラツキやピン17と嵌合孔292とのバラツキなどにより、位置ズレが生じる場合がある。この位置ズレを解消するために、図6及び図7に示すように、バスバー40全体の曲げ剛性を、圧着端子25の曲げ剛性よりも小さくすることが考えられる。図6は本例とは異なる第1比較例に係るバスバー40、圧着端子25、及び端子台26の斜視図である。図7は図6のVII-VII線に沿う断面図である。
第1比較例では、バスバー40は、圧着端子25に接続していない状態で、屈曲のない一枚の板状に形成されており、厚さを薄くする、または、剛性の低い材料で形成することにより、曲げ剛性を低くしている。本例と同様に、インバータ10及びモータ20を組付けると、バスバー40及び圧着端子25の位置ズレにより、バスバー40は圧着端子25の位置に干渉し、バスバー40は圧着端子25による応力を受ける場合がある。かかる場合に、第1比較例では、バスバー40の曲げ剛性が低いため、バスバー40は図6及び図7に示すように屈曲し、変形してしまう。
上記の場合には、バスバー40の挿入孔40cと圧着端子25の挿入孔25cがボルト28の挿入軸に対してずれてしまうため、ボルト28の挿入が困難になる。また、かかる状態でボルト28により締結したとしても、ボルト28の座面とバスバー40との接触面積が小さくなるため、締結安定性に欠ける。なお、例えばバスバー40に屈曲部を設けて、バスバー40を接続面41a側及び接触面41b側の両方に曲がり易くした場合にも同様である。
また他の比較例として、上記とは反対に、バスバー40全体の曲げ剛性を高くして、ボルト28の締め付けによる応力がバスバー40に加わったとしても、バスバー40が変形しないように、バスバー40を形成することも考えられる。図8は、本例とは異なる第2比較例に係る、バスバー40、圧着端子25、及び端子台26の断面図であり、図7の断面図に対応する図である。
第2比較例では、バスバー40は、屈曲のない一枚の板状に形成されており、厚さを厚くする、または、剛性の高い材料で形成することで、曲げ剛性を高くしている。本例と同様に、インバータ10及びモータ20を組付けると、バスバー40及び圧着端子25の位置ズレにより、バスバー40は圧着端子25の位置から離れて、バスバー40と圧着端子25との間に隙間が形成される場合がある。かかる場合に、第2比較例では、バスバー40の曲げ剛性が高いため、図8に示すように、ボルト28により、バスバー40及び圧着端子25を締結したとしても、バスバー40は変形しない。
上記の場合には、バスバー40と圧着端子25との間には隙間Cが形成された状態になるため、バスバー40と圧着端子25が完全に接続されていない状態になってしまう。また、バスバー40の剛性を高くした分、バスバー40と圧着端子25との間の位置ズレの許容変位量が小さくなるという問題がある。さらに、バスバー40の板厚を厚くした場合にはコストが高くなるという問題もある。
本例では、上記のように、バスバー40は、圧着端子25と対向する対向面に対して反対側面の曲げ剛性(すなわち、圧着端子25から離間する方向の曲げ剛性)を、当該対向面側の曲げ剛性(すなわち、圧着端子25に近接する方向の曲げ剛性)よりも高くなるように形成されている。第1比較例のように、バスバー40と圧着端子25との位置ずれにより、バスバー40が圧着端子25に干渉する場合には、本発明においても、インバータ10及びモータ20が組付けられた際に、バスバー40は、圧着端子25と当接し、圧着端子25から接触面41bに向けての応力を受ける。本例は、接触面41b側へのバスバー40の曲げ剛性を高くしているため、バスバー40は当該応力により変形することはなく、圧着端子25又は引出導体部24が、当該応力の反力によって、端子台26側に変形する。そして、バスバー40の接続面41aと圧着端子25の接続面25aとが重なり合う。
これにより、本例では、第1比較例のような、バスバー40の挿入孔と圧着端子25の挿入孔との間の位置ズレが生じ難いため、ボルト28による締結が困難になることを防ぐことができる。
また、第2比較例のように、バスバー40と圧着端子25との位置ずれにより、バスバー40と圧着端子25との間に隙間が形成される場合について、本発明においても、ボルト28により圧着端子25及びバスバー40を締結していない状態では、バスバー40と圧着端子25との間に隙間が形成される。この状態で、ボルト28を、バスバー40の挿入孔と圧着端子25の挿入孔に挿入し、バスバー40及び圧着端子25を締結すると、バスバー40は圧着端子25に向けて応力を受ける。本例では、接続面41a側へのバスバー40の曲げ剛性を低くしているため、バスバー40は当該応力により、圧着端子25に近づくように変形する。そして、バスバー40の接続面41aと圧着端子25の接続面25aとが重なり合う。
これにより、本例では、第2比較例のように、バスバー40と圧着端子25との間で隙間が形成され難いため、バスバー40と圧着端子25を接続させることができる。
上記のように、本例において、圧着端子25と対向する対向面に対して反対側面のバスバー40の曲げ剛性(圧着端子25から離間する方向の曲げ剛性)は、当該対向面側のバスバー40の曲げ剛性(圧着端子25に近接する方向の曲げ剛性)より高い。これにより、バスバー40は圧着端子25から離れる方向への剛性を高くしているため、圧着端子25からの応力によるバスバー40の変形が抑制され、バスバー40及び圧着端子25の締結を容易に行うことができ、バスバー40と圧着端子25との組付け性を向上させることができる。また、バスバー40は圧着端子25に近づく方向への剛性を低くしているため、バスバー40と圧着端子25との間の位置ズレの許容変位量が小さくなることを防ぐことができる。
また、本例において、バスバー40は、接続面41aを主面とする導体部41と、接触面41b側に設けられた樹脂部42とを有している。これにより、導体部41と樹脂部42とをモールド成型等により容易に一体成型することができ、バスバー40を容易な構造にしつつ、バスバー40の曲げ剛性を設計することができ、その結果として、コストを抑制することができる。
なお、本例において、バスバー40の接触面41b側の先端部分は、導体部41を露出させているが、図9及び図10に示すように、樹脂部42bを、接触面41bと同一面に沿って、バスバー40の先端部分まで覆うように形成してもよい。図9は本発明の変形例に係るバスバーの部分斜視図であり、図10は図9のX-X線に沿う断面図である。
樹脂部42bは、挿入孔42cを有しており、バスバー10の側面のうち、圧着端子25と反対側の面に沿うように形成されている。挿入孔42cの直径は、挿入孔41cの直径より大きくなるよう形成され、挿入孔42cの中心軸と、挿入孔41cの中心軸は同一軸になっている。そして、挿入孔42cの部分では、導体部41が露出しており、この露出した部分が、ボルト28の座面と接触する接触面41bとなる。
上記のように、本例において、樹脂部42bは、圧着端子25と対向する対向面と反対側の導体部41の面に沿って、導体部41の先端まで形成され、挿入孔42cの直径は挿入孔41cの直径より大きく、挿入孔42c及び挿入孔41cは同軸状に配置されている。これにより、当該対向面と反対側面のバスバー40の剛性を高めつつ、締結部28と導体部41との接触面を確保することができる。
なお、本例は、導体部41及び樹脂部42の厚さを規定することで、バスバー40の剛性を、接続面41a側と接触面41b側とで変えてもよく、また、導体部41及び樹脂部42の材料により、バスバー40の剛性を、接続面41a側と接触面41b側とで変えてもよい。また、挿入孔41c及び挿入孔42cは、必ずしも真円にしなくてもよい。
上記バスバー40が本発明の「接続部」に相当し、圧着端子25が本発明の「接続端子」に、導体部41が本発明の「第1導体」に、樹脂部42が本発明の「部材」に、挿入孔41cが本発明の「第1挿入孔」に、挿入孔42dが「第2挿入孔」に、ボルト28が「締結部」に相当する。
《第2実施形態》
図11は、発明の他の実施形態に係る接続構造のバスバーの部分斜視図である。図12は、図11のXII-XIIに沿う断面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、バスバーの一部の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。
図11及び図12に示すように、バスバー40は、導体部41と、樹脂部42と金属プレート43とを有している。樹脂部42は樹脂部42a及び樹脂部42bを有している。樹脂部42a及び樹脂部42bの長手方向の長さは同じである。そのため、樹脂部42a、42bでは、バスバー40の接続面41a側の曲げ剛性と、バスバー40の接触面が41b側の曲げ剛性とを変えていない。
導体部41と樹脂部42bとの間には、金属プレート43が設けられている。金属プレート43は、板状で、導電材により形成されている。また金属プレート43の厚さは、導体部41の厚さよりも薄いが、金属プレート43のヤング率が導体部41のヤング率よりが高くなるように、金属プレート43は形成されている。金属プレート43は、接触面41bと同一面の導体部41の表面上に設けられて、金属プレート43の表面を射出成形で樹脂に覆うことで、樹脂部42bと導体部41との間に設けられる。
金属プレート43は、挿入孔41cを覆わない位置に設けられており、導体部41の金属プレート43側の表面のうち、金属プレート43で覆われていない部分が、ボルト28との接触面41bとなる。圧着端子25は、導体部41の側面のうち、金属プレート43が設けられていない面側から、導体部41に接続される。すなわち、金属プレート43の反対側の、導体部41の表面が接続面41aとなる。
これにより、圧着端子25と対向する接続面41aと反対側面のバスバー40の曲げ剛性(圧着端子25から離間する方向の曲げ剛性)が、接続面41a側の曲げ剛性(圧着端子25に近接する方向の曲げ剛性)よりも高くなる。
上記のように、本例において、バスバー40は、導体部41と、導体部41の接続面41aと反対側に金属プレート43とを有し、金属プレート43のヤング率は導体部41のヤング率よりも高い。これにより、圧着端子25からの応力によるバスバー40の変形が抑制されるため、バスバー40及び圧着端子25の締結を容易に行うことができ、バスバー40と圧着端子25との組付け性を向上させることができる。また、バスバー40と圧着端子25との間の位置ズレの許容変位量が小さくなることを防ぐことができる。さらに、本例は、金属プレート43を薄くすることで、バスバー40の厚さを薄くすることができるため、バスバー40のレイアウトの自由度を向上させることができる。
なお、本例において、バスバー40の接触面41b側の先端部分は、導体部41を露出させているが、図13及び図14に示すように、金属プレート43を、接触面41bと同一面に沿って、バスバー40の先端部分まで覆うように形成してもよい。図13は本発明の変形例に係るバスバーの部分斜視図であり、図14は図13のXIV-XIV線に沿う断面図である。
金属プレート43は、挿入孔43cを有しており、バスバー40の側面のうち、圧着端子25と反対側の面に沿うように形成されている。挿入孔43cの直径は、挿入孔41cの直径より大きくなるよう形成され、挿入孔43cの中心軸と、挿入孔41cの中心軸は同一軸になっている。そして、挿入孔43cの部分では、導体部41が露出しており、この露出した部分が、ボルト28の座面と接触する接触面41bとなる。
上記のように、本例において、金属プレート43は、圧着端子25と対向する対向面と反対側の導体部41の面に沿って、導体部41の先端まで形成され、挿入孔43cの直径は挿入孔41cの直径より大きく、挿入孔43c及び挿入孔41cは同軸状に配置されている。これにより、当該対向面と反対側のバスバー40の剛性(圧着端子25から離間する方向の曲げ剛性)を高めつつ、締結部28と導体部41との接触面を確保することができる。またバスバー40の先端部分の剛性を高めることができる。
なお、本例において、金属プレート43の表面に凹凸を形成することで、金属プレート43の剛性を高めてもよい。また、挿入孔43cは、必ずしも真円にしなくてもよい。
上記の金属プレート43が本発明の「第2導電部」に相当する。
《第3実施形態》
図15は、発明の他の実施形態に係る接続構造のバスバーの部分斜視図である。図16は、図11のXVI-XVI線に沿う断面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、バスバーの一部の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、第1実施形態及び第2実施形態の記載を適宜、援用する。
図15及び図16に示すように、バスバー40は、樹脂部42と、導体部44とを有している。導体部44は、導体部441と、屈曲部442と、導体部443とにより形成されている。導体部441、屈曲部442、及び、導体部443は、同材料で形成されており、一体になっている。導体部441は、圧着端子25側に配置されている。そして、導体部441の側面のうち、圧着端子25側の側面が圧着端子25と接続する接続面44aとなる。また導体部443は、圧着端子25と反対側に配置されている。また導体部443の先端部分は、導体部443の、接続面44aと反対側の面(反対側面)と当接されている。そして、接続面44aとの同一面である、導体部443の主面が、圧着端子25と対向する対向面となる。
屈曲部442は、導体部441と導体部443とを繋げるように、導体部441と導体部443との間に設けられている。導体部441、屈曲部442、及び、導体部443は、導体部44の一部である、板状の部分を折り曲げることにより形成されている。
インバータ10及びモータ20を組付ける際に、導体部441が、圧着端子25と当接することで、圧着端子25から応力を受けた場合に、導体部441の接続面44aに対して反対側の面が導体部443で支えられる。そのため、圧着端子25に対して反対側への導体部441の変形が抑えられる。一方、ボルト28の締結により、導体部441が圧着端子25側への応力を受けた場合に、導体部441の接続面44a側の表面には、導体部443のような支えとなる部分がないため、導体部441は圧着端子25側に変形する。これにより、圧着端子25と対向する接続面44aと反対側のバスバー40の曲げ剛性(圧着端子25から離間する方向の曲げ剛性)が、接続面44a側の曲げ剛性(圧着端子25に近接する方向の曲げ剛性)よりも高くなる。
上記のように、本例において、バスバー40は、圧着端子25に対向する対向面を主面とする導体部441と、導体部441の当該対向面と反対側面に設けられる導体部443と、導体部441と導体部443との間に設けられる屈曲部442とを有している。これにより、圧着端子25からの応力によるバスバー40の変形が抑制されるため、バスバー40及び圧着端子25の締結を容易に行うことができ、バスバー40と圧着端子25との組付け性を向上させることができる。また、バスバー40と圧着端子25との間の位置ズレの許容変位量が小さくなることを防ぐことができる。さらに、本例は、剛性を変えるために、別部品を用いなくてもよいため、バスバー40のコストを抑制することができる。
なお、本例において、バスバー40の接続面44aと反対側面の先端部分は、導体部441を露出させているが、図17及び図18に示すように、導体部443を、導体部441の接続面44aと反対側の面に沿って、バスバー40の先端部分まで覆うように形成してもよい。図17は本発明の変形例に係るバスバーの部分斜視図であり、図18は図17のXVIII-XVIII線に沿う断面図である。
導電体443は、挿入孔443cを有しており、バスバー40の側面のうち、圧着端子25と反対側の面に沿うように形成されている。挿入孔443cの直径は、導体部441の挿入孔441cの直径より多くなるように形成され、挿入孔443cの中心軸と、挿入孔441cの中心軸は同一軸になっている。そして、挿入孔443cの部分では、導体部441が露出しており、この露出した部分が、ボルト28の座面と接触する接触面44bとなる。
上記のように、本例において、導体部443は、圧着端子25と対向する対向面と反対側の導体部441の面に沿って、導体部441の先端まで形成され、挿入孔443cの直径は挿入孔441cの直径より大きく、挿入孔443c及び挿入孔441cは同軸状に配置されている。これにより、当該対向面と反対側のバスバー40の剛性(圧着端子25から離間する方向の曲げ剛性)を高めつつ、締結部28と導体部441との接触面を確保することができる。またバスバー40の先端部分の剛性を高めることができる。
なお、本例において、導体部443の表面に凹凸を形成することで、導体部443の剛性を高めてもよい。また、挿入孔443cは、必ずしも真円にしなくてもよい。
上記の導体部441が本発明の「第1導体部」に相当し、導体部443が本発明の「第3導体部」に、挿入孔441cが「第1挿入孔」に、挿入孔443cが「第3挿入孔」に相当する。
《第4実施形態》
図19は、発明の他の実施形態に係る接続構造を含むインバータ及びモータの断面図であって、図2に対応する図である。図20は本発明のバスバーの部分斜視図である。図21は図20のXX-XX線に沿う断面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、接続構造の一部の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、第1〜第3実施形態の記載を適宜、援用する。
図19に示すように、蓋体29は、モータ20の内部側の蓋体29の面から、圧着端子25とバスバー40との接続部分に向けて延在する抑制部293を有している。蓋体29及び抑制部293は、樹脂により形成されている。すなわち、蓋体29は、モータ20を構成する部品の一つになっている。図20及び図21に示すように、抑制部293の先端部分は、導体部41の接触面41b側の表面と隙間を空けつつ、接触面41b側に設けられている。
インバータ10及びモータ20を組付ける際に、圧着端子25とバスバー40との位置ずれにより、バスバー40は、圧着端子25と当接し、圧着端子25に対して反対側に向けた応力を受ける。導体部41は、接触面41bに撓むが、導体部41の接触面41b側の表面が、抑制部293の先端部分に当接する。そのため、導体部41の接触面41b側への変形が抑制される。一方、ボルト28の締結により、導体部41が圧着端子25側への応力を受けた場合に、導体部41の接続面41a側の表面には、抑制部293のような当接部分がないため、導体部41は圧着端子25側に変形する。これにより、圧着端子25と対向する接続面41aと反対側のバスバー40の曲げ剛性(圧着端子25から離間する方向の曲げ剛性)が、接続面41a側の曲げ剛性(圧着端子25に近接する方向の曲げ剛性)よりも高くなる。
上記のように、本例において、モータ20を構成する部品のうち、樹脂により形成された部品である蓋体29の抑制部293が、導体部41の接続面41aに対して反対側面に設けられ、当該反対側面へのバスバー40の応力を抑制する。これにより、圧着端子25からの応力によるバスバー40の変形が抑制されるため、バスバー40及び圧着端子25の締結を容易に行うことができ、バスバー40と圧着端子25との組付け性を向上させることができる。また、バスバー40と圧着端子25との間の位置ズレの許容変位量が小さくなることを防ぐことができる。
なお本例は、モータ20を構成する部品のうち、蓋体29に抑制部293を設けたが、モータを構成する他の樹脂製の部品に抑制部293を設けてもよい。
《第5実施形態》
図22は、発明の他の実施形態に係る接続構造を含むインバータ及びモータの断面図であって、図2に対応する図である。図23は本発明のバスバーの部分斜視図である。図24は図23のXXIV-XXIV線に沿う断面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、接続構造の一部の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、第1〜第4実施形態の記載を適宜、援用する。
図22に示すように、ケース21は、モータ20の内部側のケース21の表面から、圧着端子25とバスバー40との接続部分に向けて延在する抑制部211を有している。ケース21及び抑制部211は、同材料の導体により形成されている。すなわち、ケース21は、モータ20を構成する部品の一つになっている。図23及び図24に示すように、抑制部211の先端部分は、圧着端子25と反対側の樹脂部42の表面と隙間を空けつつ、圧着端子25と反対側に設けられている。
インバータ10及びモータ20を組付ける際に、圧着端子25とバスバー40との位置ずれにより、バスバー40は、圧着端子25と当接し、圧着端子25に対して反対側に向けた応力を受ける。バスバー40は、接触面41b側に撓むが、樹脂部42の表面が、抑制部211の先端部分に当接する。そのため、バスバー40の接触面41b側への変形が抑制される。一方、ボルト28の締結により、バスバー40が圧着端子25側への応力を受けた場合に、バスバー40の圧電端子25側の表面には、抑制部211のような当接部分がないため、バスバー40は圧着端子25側に変形する。これにより、圧着端子25と対向する接続面41aと反対側のバスバー40の曲げ剛性(圧着端子25から離間する方向の曲げ剛性)が、接続面41a側の曲げ剛性(圧着端子25に近接する方向の曲げ剛性)よりも高くなる。
上記のように、本例において、モータ20を構成する部品のうち、導体により形成された部品であるケース21の抑制部211が、樹脂部42を介して、導体部41の接続面41aに対して反対側面に設けられ、当該反対側面へのバスバー40の応力を抑制する。これにより、圧着端子25からの応力によるバスバー40の変形が抑制されるため、バスバー40及び圧着端子25の締結を容易に行うことができ、バスバー40と圧着端子25との組付け性を向上させることができる。また、バスバー40と圧着端子25との間の位置ズレの許容変位量が小さくなることを防ぐことができる。また、バスバー40に対して剛性の高い部品を当接させることができるため、圧着端子25に対して反対側面のバスバー40の剛性を高めることができる。
なお本例は、モータ20を構成する部品のうち、ケース21に抑制部211を設けたが、モータを構成する他の導体の部品に抑制部211を設けてもよい。
10…インバータ
11…ケース
12…回路部
13、15…ボルト
14…支持部
16…フランジ
17…ピン
18…孔
20…モータ
21…ケース
211…抑制部
22…ロータ
23…ステータ
24…引出導体部
25…圧着端子
25a…接続面
25c…挿入孔
26…端子台
27、28…ボルト
29…蓋体
291…ねじ穴
292…嵌合孔
293…抑制部
30…ボルト
40…バスバー
40c…挿入孔
41…導体部
41a…接続面
41b…接触面
41c…挿入孔
42、421、422…樹脂部
42c…挿入孔
43…金属プレート
43c…挿入孔
44…導体部
44a…接続面
44b…接触面
441、443…導体部
442…屈曲部
441c、443c…挿入孔

Claims (9)

  1. 電気機器に電気的に接続された板状の接続端子と、
    前記電気機器に電力を給電する電源に電気的に接続されると共に、前記接続端子と重ね合わせた状態で接続される、板状に形成された接続部とを備え、
    前記接続端子から離間する方向への前記接続部の曲げ剛性が、前記接続端子へ近接する方向の前記接続部の曲げ剛性より高い
    ことを特徴とする接続構造。
  2. 前記接続部は、
    前記接続端子に対向する対向面を主面とする板状の導体により形成された第1導体部と、
    前記第1導体部の前記対向面に対して反対側面に設けられた部材とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の接続構造。
  3. 前記部材は樹脂により形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の接続構造。
  4. 前記部材は、導体により形成された第2導体部であり、
    前記第2導体部のヤング率が前記第1導体部のヤング率より高い
    ことを特徴とする請求項2記載の接続構造。
  5. 前記第1導体部は、
    前記接続部と前記接続端子とを締結する締結部材が挿入される第1挿入孔を有し、
    前記部材は、
    前記対向面に対して反対側の前記第1導体部の面に沿って前記第1導体部の先端まで形成され、かつ、前記締結部が挿入される第2挿入孔を有し、
    前記第2挿入孔の直径は、第第1挿入孔の直径より大きく、
    前記第1挿入孔及び前記第2挿入孔は同軸状に配置されている
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の接続構造。
  6. 前記接続部は、
    前記接続端子に対向する対向面を主面とする板状の導体により形成された第1導体部と、
    前記第1導体部の前記対向面に対して反対側に設けられ、前記導体により形成された第3導体部と、
    前記第1導体部と前記第3導体部との間に設けられ、前記導体の一部を屈曲した屈曲部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の接続構造。
  7. 前記第1導体部は、
    前記接続部と前記接続端子とを締結する締結部材が挿入される第1挿入孔を有し、
    前記第3導体部は、
    前記対向面に対して反対側の前記第1導体部の面に沿って前記第1導体部の先端まで形成され、かつ、前記締結部材が挿入される第3挿入孔を有し、
    前記第3挿入孔の直径は、前記第1挿入孔の直径より大きく、
    前記第1挿入孔及び前記第3挿入孔は同軸状に配置されている
    ことを特徴とする請求項6記載の接続構造。
  8. 前記接続部は、
    前記接続端子に対向する対向面を主面とする板状の導体により形成された第1導体部を有し、
    前記電気機器を構成する部品のうち、樹脂により形成された部品が、前記第1導体部の前記対向面に対して反対側面に設けられ、かつ、前記反対側面への前記接続部の応力を抑制する
    ことを特徴とする請求項1記載の接続構造。
  9. 前記接続部は、
    前記接続端子に対向する対向面を主面とする板状の導体により形成された第1導体部と
    前記第1導体部の前記対向面と反対側面に設けられた樹脂部とを有し、
    前記電気機器を構成する部品のうち、導体により形成された部品が、前記樹脂部を介して、前記第1導体部の前記反対側面に設けられ、かつ、前記反対側面への前記接続部の応力を抑制する
    ことを特徴とする請求項1記載の接続構造。
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