JP2023183897A - 部品搭載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搭載ヘッドを小型化できる部品搭載装置を提供することを目的とする。【解決手段】搭載ヘッド23が、下端に吸着ノズル33を備えた昇降シャフト32と、昇降シャフト32を回転させる回転機構と、吸着ノズル33を介して部品を基板に押し付ける荷重をエアによって加える荷重機構を備える。回転機構は中空シャフト42を回転軸とする中空モータ31であり、昇降シャフト32は中空シャフト42の内部空間42Sを上下方向に延び、内部空間42Sに設けられたスプラインガイド42Gによって中空シャフト42と一体に回転するとともに中空シャフト42に対して昇降自在となるようにガイドされる。荷重機構は、加圧エアを送給する加圧エア送給管34と、内部空間42Sに設けられ、加圧エア送給管34を通じて送給される加圧エアを受けて昇降シャフト32の上端を下方に押し付けるダイアフラム81から成る。【選択図】図3

Description

本発明は、昇降シャフトの下端に装着された部品保持具により部品を基板に搭載する部品搭載装置に関する。
従来、部品供給部と基板との間で搭載ヘッドを移動させて基板に部品を搭載する部品搭載装置が知られている。搭載ヘッドは上下方向に延びた昇降シャフトの下端に部品保持具を備えており、搭載ヘッドに設けられた回転機構によって昇降シャフトとともにノズルを回転させることができるようになっている。また、部品搭載装置の種類によっては、部品を基板に搭載する際に部品保持具を介して加圧エア(空圧)により部品を基板に押し付ける機構を備えたものがある(例えば、下記の特許文献1)。
特開2002-301677号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された搭載ヘッドのように、昇降シャフトを回転させる機構に加えて加圧エアによって部品を押し付ける機構を備えるものでは、これら2つの機構は搭載ヘッドの上下方向に並べられた配置となる。このため搭載ヘッドは上下方向の寸法が大きくならざるを得ず、小型化が難しいという問題点があった。
そこで本発明は、搭載ヘッドを小型化できる部品搭載装置を提供することを目的とする。
本発明の部品搭載装置は、部品を基板に搭載する搭載ヘッドが、上下方向に延びて下端に部品を保持する部品保持具を備えた昇降シャフトと、前記昇降シャフトを回転させる回転機構と、前記部品保持具で部品を基板に搭載する際に前記部品保持具を介して部品を基板に押し付ける荷重を加圧エアによって加える荷重機構と、を備える部品搭載装置であって、前記回転機構は中空シャフトを回転軸とする中空モータであり、前記昇降シャフトは前記中空シャフトの内部空間を上下方向に延び、前記内部空間に設けられたスプラインガイドによって前記中空シャフトと一体に回転するとともに前記中空シャフトに対して昇降自在となるようにガイドされており、前記荷重機構は、加圧エアを送給する加圧エア送給管と、前記内部空間に設けられ、前記加圧エア送給管を通じて送給される加圧エアを受けて前記昇降シャフトの上端を下方に押し付ける加圧部から成る。
本発明によれば、搭載ヘッドを小型化できる。
本発明の一実施の形態における部品搭載装置の要部平面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備えるヘッド部の正面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備えるヘッド部を構成するひとつの搭載ヘッドを昇降部とともに示す一部断面側面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える搭載ヘッドの一部断面側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える搭載ヘッドの一部を拡大した側断面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置の制御系統を示すブロック図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品搭載装置1を示している。部品搭載装置1は、上流側から送られてきた基板KBに部品BHを搭載して下流側に搬出する装置である。ここでは説明の便宜上、部品搭載装置1における基板KBの搬送方向をX方向、X方向と直交する水平方向をY方向、上下方向をZ方向とする。
図1において、部品搭載装置1は、基台11、搬送コンベア12、テープフィーダ13、ヘッド部14およびヘッド部移動機構15を備えている。搬送コンベア12は基台11上に設けられており、基板KBの両端部を下方から支持してX軸方向に搬送する。
テープフィーダ13は基台11のY方向の端部に設置されたフィーダベース11Bに着脱自在に取り付けられている。フィーダベース11Bには複数のテープフィーダ13をX方向に並べて取り付けることができる。各テープフィーダ13はリールRLからキャリアテープ(図示せず)を引き出して搬送し、前方(搬送コンベア12に向かう側)の端部に設けられた部品供給口13Kに部品BHを供給する。なお、テープフィーダ13は部品供給装置の一例であるが、その他にもテーピングされたラジアル部品やアキシャル部品を供給するテープフィーダや、トレイに収納された部品を供給するトレイフィーダ等の部品供給装置が使用可能である。
図2および図3において、ヘッド部14は、XZ面に沿って広がった形状のヘッドベース21と、ヘッドベース21に昇降機構22を介して取り付けられた搭載ヘッド23を備えている。搭載ヘッド23は本実施の形態ではX方向に3つ並んで設けられており、昇降機構22も3つの搭載ヘッド23に対応してX方向に3つ並んで設けられている。
図1において、ヘッド部移動機構15はヘッド部14を水平面(XY面)で移動させる機構であり、基台11上に設けられてY方向に延びた固定ビーム15aと、固定ビーム15aに支持されてX方向に延びた可動ビーム15bを備えている。可動ビーム15bは固定ビーム15aに沿ってY方向に移動自在であり、ヘッドベース21は(すなわちヘッド部14は)可動ビーム15bに沿ってX方向に移動自在に取り付けられている。
図3において、昇降機構22はヘッドベース21に設けられた昇降部22aと、昇降部22aの上部に設けられて駆動軸である送り螺子22bを下方に向け昇降モータ22cと、送り螺子22bに螺合するナット22dを備えて昇降部22aから水平に延びて設けられたヘッド連結部材22eとを備えている。ヘッド連結部材22eは昇降部22aに設けられた図示しないガイド部によって、送り螺子22bの中心軸まわりの回転が規制されている。このため昇降モータ22cが作動して送り螺子22bが回転すると、ナット22dを介してヘッド連結部材22eが昇降部22aに対して昇降する。
図3において、各搭載ヘッド23は、回転機構としての中空モータ31、昇降シャフト32、吸着ノズル33、加圧エアを送給する加圧エア送給管34、加圧部としてのダイアフラム部35を備えている。中空モータ31はハウジング41、中空シャフト42、ステータ43およびロータ44を備えている。
図3において、ハウジング41は、Z方向に延びた部材である昇降ベース41Bを介してヘッド連結部材22eに連結されており、中空シャフト42はハウジング41の中央部を上下方向に貫通して延びている。中空シャフト42は、ハウジング41の中央部の上下に設けられたベアリング45によってZ軸(Z方向に延びた軸線)まわりに回転自在に支持されている。
図3において、ステータ43はハウジング41内に設けられており、ロータ44は中空シャフト42の外周面側に設けられている。ステータ43にはコイルが巻き付けられており、ロータ44は永久磁石から成っている。ステータ43のコイルに通電がなされると磁界が生じ、その磁界とロータ44(永久磁石)に生じている磁界との間に発生した電磁力によって、ロータ44が中空シャフト42とともにZ軸回りに回転する。このように中空シャフト42は中空モータ31の回転軸(駆動軸)となっている。
図3において、昇降ベース41Bの側面にはZ方向に並んで設けられた2つのスライド部41Sが配置されている。これら2つのスライド部41Sは昇降部22aにZ方向に延びて設けられた搭載ヘッド昇降ガイド22Gにスライド自在に係合している。このため昇降モータ22cを作動させて送り螺子22bをZ軸回りに回転させると、ハウジング41は(すなわち搭載ヘッド23は)ヘッドベース21に対して昇降する。昇降モータ22cによる送り螺子22bの回転方向を切り替えることで、ヘッド連結部材22eを上方または下方に移動させることができる。
図3において、昇降シャフト32は中空シャフト42内を上下方向に延びて設けられている。昇降シャフト32は上端が中空シャフト42内の中間部に位置しており、下端は中空シャフト42の下方に突出している。図2および図3に示すように、昇降シャフト32の下端にはノズルホルダ32Hが設けられており、吸着ノズル33はノズルホルダ32Hに着脱自在に取り付けられている。
図3および図4において、昇降シャフト32は中空シャフト42の内部空間42Sの下側の領域に設けられたスプラインガイド42Gによってガイドされておいる。このため昇降シャフト32は中空シャフト42と一体に回転し得るとともに、中空シャフト42に対して昇降自在となっている。
すなわち本実施の形態において昇降シャフト32は、中空シャフト42の内部空間42Sを上下方向に延び、その内部空間42Sに設けられたスプラインガイド42Gによって中空シャフト42と一体に回転するとともに中空シャフト42に対して昇降自在となるようにガイドされた構成となっている。
図3において、昇降シャフト32の下端部近傍には昇降シャフト内エア通路51が形成されている。昇降シャフト内エア通路51は、ノズルホルダ32Hに設けられたノズルホルダ内エア通路52と連通している。吸着ノズル33にはノズル内エア通路53が設けられており、ノズルホルダ32Hに吸着ノズル33が取り付けられると、ノズル内エア通路53はノズルホルダ内エア通路52を介して昇降シャフト内エア通路51と連通する。
図3において、昇降シャフト内エア通路51は、昇降シャフト32の下部から回転ジョイント部(下側回転ジョイント部61)を通じて搭載ヘッド23の外部を延びる外部真空圧供給路62に繋がっている。下側回転ジョイント部61は昇降ベース41Bから下方に延びた回り止めガイド41DによってZ軸まわりの回転が規制されている。下側回転ジョイント部61は昇降シャフト32の回転位置によらず、昇降シャフト内エア通路51と外部真空圧供給路62とを連通させる機能を有する。
図3において、外部真空圧供給路62は搭載ヘッド23の外部に設けられたバルブ機構63を介して正圧源64と負圧源65に繋がっている。バルブ機構63を通じて昇降シャフト内エア通路51に正圧源64からの正圧または負圧源65からの負圧が供給されると、その正圧または負圧は昇降シャフト内エア通路51、ノズルホルダ内エア通路52を経てノズル内エア通路53に達し、吸着ノズル33の下端に正圧(ブロー圧)または負圧(真空吸着圧)が発生する。
図3および図4において、加圧エア送給管34は、中空シャフト42の内部空間42Sの上側の領域に上下方向に延びて設けられている。加圧エア送給管34には、中空シャフト42の外部(上方)から供給された加圧エアを中空シャフト42の内部空間42Sに送給する加圧エア送給路34Lが形成されている。
図3および図4において、中空シャフト42の上端はキャップ71によって塞がれている。キャップ71には厚さ方向(Z方向)に貫通した貫通孔71Hが設けられている。加圧エア送給路34Lは、キャップ71の貫通孔71Hを通じて、キャップ71の上方に設けられたジョイント管72に繋がっている。ジョイント管72は回転ジョイント部(上側回転ジョイント部73)を介して外部エア配管74に繋がっており、外部エア配管74はエア供給バルブ75を介して加圧エア供給源76に繋がっている。上側回転ジョイント部73は、中空シャフト42と一体となってZ軸まわりに回転するジョイント管72の回転位置によらず、ジョイント管72内のエア通路72L(図4)と外部エア配管74とを連通させる機能を有する。
図4および図5(a),(b)において、ダイアフラム部35は、中空シャフト42の内部空間42SのZ方向の中間部に設けられている。ダイアフラム部35は、昇降シャフト32の上端に形成された鍔状の突起部32Tの上面に接触するダイアフラム81と、ダイアフラム81の外縁81Eを保持するとともにダイアフラム81を上方から覆う覆い体82を備えている。
図4および図5(a),(b)において、覆い体82には加圧エア送給路34Lと連通する連通孔82Hが設けられている。加圧エア送給管34の下端はダイアフラム部35の覆い体82の上面に接続されており、加圧エア送給路34Lは覆い体82の連通孔82Hを通じてダイアフラム部35の内部空間(ダイアフラム部内空間35S)に繋がっている。このため加圧エア供給源76から加圧エアが供給されると、その加圧エアは、エア供給バルブ75、外部エア配管74、上側回転ジョイント部73、ジョイント管72内のエア通路72L、加圧エア送給路34Lおよびダイアフラム部35の連通孔82Hを通じてダイアフラム部内空間35Sに送給される。
各搭載ヘッド23において、昇降シャフト32と中空シャフト42との間には、昇降シャフト32を中空シャフト42に対して上方に付勢するスプリング(図示せず)が設けられている。加圧エア供給源76から加圧エアが供給されておらず、ダイアフラム部内空間35Sが加圧されていない状態(非加圧状態)では、昇降シャフト32はスプリングの付勢力によって、上端の突起部32Tをダイアフラム部内空間35Sの中間部(Z方向の中間部)に位置させる位置(「準備位置」と称する)に位置している(図5(a))。
昇降シャフト32が準備位置に位置した状態からダイアフラム部内空間35Sに加圧エアが送給され、ダイアフラム部内空間35Sが加圧された状態(加圧状態)になると、ダイアフラム部内空間35Sは膨張し、ダイアフラム81はスプリングの付勢力に抗して昇降シャフト32の上端を下方に押し下げる。これにより昇降シャフト32はスプラインガイド42Gによってガイドされて中空シャフト42の内部空間42Sを下降し、突起部32Tがスプラインガイド42Gの上面に当接する位置まで押し下げられる(図5(a)→図5(b))。このように昇降シャフト32の突起部32Tがスプラインガイド42Gの上面に当接する位置まで押し下げられた状態では、昇降シャフト32は準備位置よりも若干量ΔH(図5(b)。突起部32Tの下降分)だけ下降した位置(「下降位置」と称する)に位置する(図4)。
図6は、部品搭載装置1の制御系統を示している。部品搭載装置1が備える制御装置90は、図6に示すように、搬送コンベア12、テープフィーダ13、ヘッド部14およびヘッド部移動機構15の各動作を制御する。制御装置90は、搬送コンベア12を制御して基板KBの搬送と所定の作業位置への位置決めを行い、テープフィーダ13を制御してそのテープフィーダ13の部品供給口13Kに部品BHを供給させる。
制御装置90はまた、ヘッド部14を構成する各昇降機構22による搭載ヘッド23の昇降動作と、各搭載ヘッド23において昇降シャフト32を(すなわち吸着ノズル33を)回転させる中空モータ31の動作を行う。また制御装置90は、エア供給バルブ75を作動させることによって、加圧エア供給源76からダイアフラム部35への加圧エアの供給動作を制御する。
部品搭載装置1が基板KBに部品BHを搭載する作業(部品搭載作業)を行う場合には、先ず、制御装置90に制御された搬送コンベア12が作動し、上流工程側から送られてきた基板KBを受け取って搬入する。搬送コンベア12は基板KBを搬入したら所定の作業位置に位置決めし、ヘッド部移動機構15とヘッド部14は協働して動作することによって、3つの搭載ヘッド23それぞれに搭載ターンを繰り返し実行させる。
搭載ヘッド23が搭載ターンを繰り返し実行することによって、基板KBには部品BHが搭載されていく。各搭載ヘッド23はひとつの搭載ターンにおいて、テープフィーダ13が供給する部品BHを吸着ノズル33により保持(吸着)する動作と、吸着ノズル33により保持した部品BHを基板KB上の目標搭載位置に搭載する動作とを実行する。
制御装置90は、搭載ヘッド23が吸着ノズル33により保持した部品BHを基板KBに搭載する際には、その搭載ヘッド23に対応する昇降機構22の昇降モータ22cを作動させて搭載ヘッド23の全体を下降させるが、その前に、中空モータ31の中空シャフト42とともに吸着ノズル33をZ軸まわりに回転させることによって、吸着ノズル33により吸着した部品BHの基板KBへの搭載時における姿勢(角度)を調整しておく。
また、制御装置90は、昇降モータ22cを作動させて搭載ヘッド23の全体を下降させる前に、エア供給バルブ75を通じて加圧エア供給源76からダイアフラム部35に加圧エアを供給しておくことで、昇降シャフト32を準備位置から押し下げて下降位置に位置させておく(図5(b)および図4)。これによりダイアフラム部35は昇降シャフト32が部品BHを基板KBに押し付ける際にエアスプリングとして機能するようになり、部品BHには大きな負荷をかけることなく、適度な押し付け力で部品BHを基板KBに押し付けることができる。
ヘッド部14(3つの搭載ヘッド23)が搭載ターンを繰り返して基板KBに搭載すべき部品BHを全て搭載したら、搬送コンベア12が作動して、基板KBを部品搭載装置1の下流工程側に搬出する。これにより基板KBの1枚当たりの部品搭載作業が終了する。
これまで説明したように、本実施の形態における部品搭載装置1では、搭載ヘッド23において、下端に吸着ノズル33が装着された昇降シャフト32を回転させる回転機構が中空シャフト42を回転軸とする中空モータ31であり、昇降シャフト32は中空シャフト42の内部空間42Sを上下方向に延び、内部空間42Sに設けられたスプラインガイド42Gによって中空シャフト42と一体に回転するとともに中空シャフト42に対して昇降自在となるようにガイドされている。そして、吸着ノズル33を介して部品BHを基板KBに押し付ける荷重をエアによって加える荷重機構が、供給される加圧エアを中空シャフト42の内部空間42Sに送給する加圧エア送給管34と、中空シャフト42の内部空間42Sに設けられ、加圧エア送給管34を通じて送給される加圧エアを受けて昇降シャフト32の上端(突起部32T)を下方に押し付ける加圧部(ダイアフラム部35)から成っている。
すなわち本実施の形態における部品搭載装置1では、搭載ヘッド23の荷重機構が回転機構の内部に設けられた構成となっており、回転機構と荷重機構が上下に並べられた従来の場合よりも上下方向の寸法を小さくできる。このため本実施の形態によれば、回転機構と荷重機構の双方を備えた搭載ヘッド23を小型化することができる。
以上説明したように、本実施の形態における部品搭載装置1では、搭載ヘッド23の回転機構(中空モータ31)と荷重機構(ダイアフラム部35)が上下に配置されるのではなく、回転機構の内部に荷重機構が配置されるので、上下方向の寸法が小さくなり、搭載ヘッド23を小型化できる。また、搭載ヘッド23を小型化できることで搭載ヘッド23を安定的に高速移動させることができるようになり、部品搭載装置1が行う部品搭載作業のタクトタイムの向上を図ることが可能となる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されず、種々の変形等が可能である。例えば、上述の実施の形態では、ヘッド部14が備える搭載ヘッド23の数は3つであったが、これは一例であり、その数は問わない。また、上述の実施の形態における中空モータ31が中空シャフト42を回転させる構成(コイルから成るステータ43と永久磁石からなるロータ44の組み合わせ等)は、実施の形態と異なっていてもよい。
昇降シャフトの下端に装着された部品保持具により部品を基板に搭載する部品搭載装置に適用できる。
1 部品搭載装置
23 搭載ヘッド
31 中空モータ(回転機構)
32 昇降シャフト
33 吸着ノズル(部品保持具)
34 加圧エア送給管(荷重機構)
34L 加圧エア送給路
35 ダイアフラム部(加圧部)(荷重機構)
41 ハウジング
42 中空シャフト
42G スプラインガイド
42S 内部空間
43 ステータ
44 ロータ
76 加圧エア供給源
81 ダイアフラム
82 覆い体
90 制御装置
BH 部品
KB 基板

Claims (3)

  1. 部品を基板に搭載する搭載ヘッドが、上下方向に延びて下端に部品を保持する部品保持具を備えた昇降シャフトと、前記昇降シャフトを回転させる回転機構と、前記部品保持具で部品を基板に搭載する際に前記部品保持具を介して部品を基板に押し付ける荷重を加圧エアによって加える荷重機構と、を備える部品搭載装置であって、
    前記回転機構は中空シャフトを回転軸とする中空モータであり、
    前記昇降シャフトは前記中空シャフトの内部空間を上下方向に延び、前記内部空間に設けられたスプラインガイドによって前記中空シャフトと一体に回転するとともに前記中空シャフトに対して昇降自在となるようにガイドされており、
    前記荷重機構は、加圧エアを送給する加圧エア送給管と、前記内部空間に設けられ、前記加圧エア送給管を通じて送給される加圧エアを受けて前記昇降シャフトの上端を下方に押し付ける加圧部から成る、部品搭載装置。
  2. 前記加圧エア送給管は前記内部空間の前記加圧部よりも上側の領域に設けられている、請求項1に記載の部品搭載装置。
  3. 前記加圧部はダイアフラムを備える、請求項1に記載の部品搭載装置。
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