JP6646811B2 - 部品実装装置及び部品実装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の吸着ノズルに吸着させた複数の部品をそれぞれ、部品ごとに定められた押付け力でペーストに押し付けた後で基板に装着する部品実装装置及び部品実装方法に関するものである。
部品実装装置は、装着ヘッドを部品供給部と基板との間で移動させることにより、部品を基板に装着する動作を繰り返して実装基板を製造する。装着ヘッドは下端に吸着ノズルが取り付けられた複数のシャフト部材と、空気圧の供給を受けて複数のシャフト部材をそれぞれ下方に駆動する複数の空圧アクチュエータを備えている。複数の空圧アクチュエータに供給する空気圧のレベル(大きさ)は電空レギュレータによって調整され、電空レギュレータによってレベルが調整された空気圧を複数の空圧アクチュエータに選択的に供給することで、複数のシャフト部材を(すなわち吸着ノズルを)個別に、かつ所要の下降量で下降させることができる。
このような構成の部品実装装置において、部品を基板に装着する前に、部品をペーストに押し付けて部品の下面に接着剤やフラックス等のペーストを付着(転写)させるペースト転写作業を行うときには、各部品をその部品について予め定められた押付け力でペーストに押し付ける必要がある(例えば、下記の特許文献1参照)。部品のペーストへの押付け力は、部品の下面の面積が大きいときほど、また、ペーストに対する部品の押込み量が大きいときほど大きい値に定められており、複数の吸着ノズルによって吸着した複数の部品それぞれのペーストへの押付け力が互いに異なる場合もあり得る。このため従来、複数の部品にペーストを付着させるときには、吸着ノズルの並び順に従って部品をひとつずつ、空気圧のレベルを切り替えながら、順番にペーストに押し付けていた。
特開2005−166944号公報
しかしながら、上記のように、吸着ノズルの並び順に従って部品を順番にペーストに押し付ける場合には、部品の並び方によっては空気圧のレベルを切り替える際の空気圧の変動幅が大きくなり、空気圧のレベルの調整に時間がかかってペースト転写作業に要する時間が長くなり、ひいては部品実装作業の作業効率が低下するおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、部品へのペースト転写作業に要する時間を短縮できる部品実装装置及び部品実装方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装装置は、下端に吸着ノズルが取り付けられた複数のシャフト部材を備え、前記複数の吸着ノズルに吸着させた複数の部品をそれぞれ、部品ごとに定められた押付け力でペーストに押し付けた後で基板に装着する部品実装装置であって、前記複数の吸着ノズルに吸着させた前記複数の部品をペーストに押し付ける押し付け順序を部品ごとに定められた押付け力に基づいて設定する順序設定部を備えた。
本発明の部品実装方法は、下端に吸着ノズルが取り付けられた複数のシャフト部材を備えた部品実装装置により、前記複数の吸着ノズルに吸着させた複数の部品をそれぞれ、部品ごとに定められた押付け力でペーストに押し付けた後で基板に装着する部品実装方法であって、前記複数の吸着ノズルに吸着させた前記複数の部品をペーストに押し付ける押し付け順序を部品ごとに定められた押付け力に基づいて設定する順序設定工程を含む。
本発明によれば、部品へのペースト転写作業に要する時間を短縮できる。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の要部斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える装着ヘッドの断面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える装着ヘッドのインナーシャフトの制御系統を示す空圧回路図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える装着ヘッドのインナーシャフトの動作を示す空圧回路図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える(a)押付け力記憶部に記憶されたデータの一例を示す図(b)順序設定部が設定する押付け順序の一例を示す図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が実行する部品実装作業の流れを示すメインルーチンのフローチャート 本発明の一実施の形態における部品実装装置が実行する部品実装作業の流れを示すサブルーチンのフローチャート (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品実装装置が実行するペースト転写工程の流れを示す図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える順序設定部が設定する押付け順序の他の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装装置1を示している。部品実装装置1は、部品2の下面に接着剤やフラックス等のペーストPstを付着させたうえでその部品2を基板3に装着する装置である。
図1において、部品実装装置1は、基台11上に一対のベルトコンベア12、複数のパーツフィーダ13、ペースト供給部14及び部品装着機構15を備えている。一対のベルトコンベア12は外部から送られてきた基板3を作業者OPから見た左右方向(X軸方向とする)に搬送する。パーツフィーダ13は例えばテープフィーダから成り、部品2を所定の部品供給位置13aに供給する。
図1において、ペースト供給部14はペースト皿14a、ペースト皿移動機構14b及びスキージ14cを備えている。ペースト皿14aにはペーストPstが貯留されており、ペースト皿移動機構14bがペースト皿14aを作業者OPから見た前後方向(Y軸方向とする)に移動させると、スキージ14cがペーストPstに対して相対移動する。これにより、ペースト皿14a内のペーストPstがスキージ14cによって掻き寄せられて、ペースト皿14a内に一定厚さのペーストPst(ペースト膜)が形成される。
図1において、部品装着機構15は、ヘッド移動機構21とヘッド移動機構21によって移動される装着ヘッド22を有している。ヘッド移動機構21はY軸方向に延びたY軸テーブル21a、X軸方向に延びてY軸テーブル21a上をY軸方向に移動するX軸テーブル21b及びX軸テーブル21b上をX軸方向に移動するヘッド取付け部21cを有している。
装着ヘッド22はヘッド取付け部21cに取り付けられている。ヘッド移動機構21は、Y軸テーブル21aに対してX軸テーブル21bをY軸方向に移動させ、X軸テーブル21bに対してヘッド取付け部21cをX軸方向に移動させることで、装着ヘッド22を水平面内方向に移動させる。
図2において、装着ヘッド22は、垂直ベース31a及び水平ベース31bから成るベース部31を有している。垂直ベース31aは上下方向であるZ軸方向に延びており、ヘッド移動機構21のヘッド取付け部21cに連結されている。水平ベース31bは垂直ベース31aの上端から水平に延びている。垂直ベース31aはハウジング32を備えている。
ハウジング32には、Z軸方向に延びた円筒状の空間32SがX軸方向に3つ並んで設けられている。各円筒状の空間32S内には、Z軸方向に延びた3つのアウターシャフト33が挿入されている。各アウターシャフト33は、各円筒状の空間32S内に設けられた上下一対のベアリング34により支持されており、それぞれ円筒状の空間32S内をZ軸回りに回転自在となっている。
図2において、各アウターシャフト33は中空に形成されており、内部にインナーシャフト35(シャフト部材)を備えている。インナーシャフト35はスプラインシャフトから成り、アウターシャフト33によってZ軸方向に移動自在、かつ、Z軸回りの相対回転が規制された状態に支持されている。各アウターシャフト33の下面側には蓋部材36が取り付けられている。各蓋部材36には貫通孔36aが設けられており、各インナーシャフト35は貫通孔36aを下方に貫通して延びている。
図2において、各インナーシャフト35の下部であって、アウターシャフト33の内部に位置する部分には鍔部35aが設けられている。鍔部35aの下面には、インナーシャフト35に挿通された圧縮コイルばねから成る付勢ばね37の上端が当接している。付勢ばね37の下端は蓋部材36に当接しており、各インナーシャフト35は付勢ばね37によりアウターシャフト33に対して上方に付勢された状態となっている。各インナーシャフト35の下端には吸着ノズル38が取り付けられている。
図2において、各アウターシャフト33の内部の上方にはベロフラム39aが設けられており、ベロフラム39aの上側の空間は空気室39bとなっている。ベロフラム39aの下側にはインナーシャフト35の上端部が連結されている。各インナーシャフト35は、対応する空気室39bが大気に開放されている状態では付勢ばね37による上方への付勢力のみを受ける。この状態ではインナーシャフト35及び吸着ノズル38は、アウターシャフト33に対して下降していない初期位置に位置する。
部品実装装置1の外部には正圧源PPと真空源NPが設けられている(図3)。正圧源PPは部品実装装置1内の正圧送給管路41に繋がっており、正圧源PPは正圧送給管路41を通じて部品実装装置1に正圧を送給する。真空源NPは部品実装装置1内の真空圧送給管路42に繋がっており、真空源NPは真空圧送給管路42を通じて部品実装装置1に真空圧(負圧)を送給する。
図3において、正圧送給管路41には電空レギュレータ43が介装されている。正圧送給管路41は電空レギュレータ43の下流側で3つの分岐路44に分かれている。これら3つの分岐路44はそれぞれ昇降制御弁45を経由して3つの空気室39bに繋がっている(図2も参照)。電空レギュレータ43は正圧源PPから送給される空気圧のレベル(大きさ)を調整し、そのレベルを調整した空気圧を3つの分岐路44のそれぞれに供給する。
図3において、昇降制御弁45は3つの分岐路44それぞれに対応した3つの個別弁(昇降個別弁45s)を一体にした複合弁から成る。各昇降個別弁45sは開放位置45aと供給位置45bの2つの切替え位置を有する。開放位置45aは空気室39bを大気に開放する切替え位置であり、供給位置45bは、正圧源PPから送給されて電空レギュレータ43によってレベルが調整された空気圧を空気室39bに供給する切替え位置である。
昇降個別弁45sが開放位置45aから供給位置45bに切り替えられると、正圧源PPから送給された正圧がその昇降個別弁45sと繋がる空気室39bに供給される。これによりベロフラム39aが下方に膨脹し、付勢ばね37の付勢力に抗してインナーシャフト35を押し下げる。このためインナーシャフト35はアウターシャフト33に対して下方に移動し、吸着ノズル38はベース部31に対して下降する(図4(a)→図4(b))。このようにベロフラム39aと空気室39bは、空気圧が供給されることでインナーシャフト35を下降させる空圧アクチュエータ39となっている。そして、昇降制御弁45を構成する3つの昇降個別弁45sを個別に作動させて、対応する空圧アクチュエータ39への正圧の供給を制御することで、3つのインナーシャフト35を(すなわち吸着ノズル38を)選択的に下降させることができる。
このように、本実施の形態において、電空レギュレータ43は複数の空圧アクチュエータ39に供給する空気圧のレベルを調整し、昇降制御弁45は、電空レギュレータ43によりレベルが調整された空気圧を複数の空圧アクチュエータ39に選択的に供給して複数のインナーシャフト35を個別に下降させるようになっている。
ここで、昇降制御弁45を通じて空気室39bに供給される正圧は、電空レギュレータ43においてレベルが調整された空気圧であり、インナーシャフト35は、その調整された空気圧のレベルに応じた下降量で下降する。従って、電空レギュレータ43において空気圧(正圧)のレベルを調整することで、吸着ノズル38の下降量を制御することができる。
一方、昇降個別弁45sが供給位置45bから開放位置45aに切り替えられると、空気室39bは大気に開放され、インナーシャフト35を押し下げていた空圧アクチュエータ39による押下げ力は除去される。このためインナーシャフト35は付勢ばね37によって押し上げられ、アウターシャフト33に対して上方に移動する。これにより吸着ノズル38はインナーシャフト35とともにベース部31に対して上昇し、初期位置に復帰する(図4(b)→図4(a))。
ここで付勢ばね37は、インナーシャフト35をアウターシャフト33に対して上方へ付勢し、空気室39bが大気に開放されている状態でインナーシャフト35を(従って吸着ノズル38を)初期位置に復帰させる機能を有していればよい。従って付勢ばね37は、インナーシャフト35に上方(例えば空気室39b内)に設けられた引っ張りコイルばね等から成っていてもよい。
図2において、水平ベース31bの上面側には回転モータ46が設けられている。回転モータ46は水平ベース31bを下方に貫通した回転軸46aを有している。回転モータ46はインナーシャフト35の数と同数(すなわち3つ)設けられており、3つの回転モータ46の回転軸46aはそれぞれ、各アウターシャフト33の上端部に連結されている。3つの回転モータ46が個別に回転軸46aを回転させると、その回転軸46aに連結されたアウターシャフト33がZ軸回りに回転し、これに伴ってインナーシャフト35がZ軸回りに回転する。
図2において、各吸着ノズル38には上下方向に延びた吸着管路38aが設けられている。各インナーシャフト35の下端には上下方向に延びた内部管路35bが設けられており、内部管路35bは吸着ノズル38の吸着管路38aと連通している。各インナーシャフト35の下部には吸着制御管路47が接続されており、吸着制御管路47はインナーシャフト35の内部管路35bに繋がっている。3つのインナーシャフト35に接続された3つの吸着制御管路47はそれぞれ吸着制御弁48に接続されている。
図3において、吸着制御弁48は、各吸着ノズル38に対応した3つの個別弁(吸着個別弁48s)を一体にした複合弁から成る。各吸着個別弁48sは、真空源NPが送給する真空圧を吸着制御管路47に供給する真空圧供給位置48aと、正圧源PPが送給する正圧を吸着制御管路47に供給する正圧供給位置48bと、吸着制御管路47を大気に開放する開放位置48cとの3つの切替え位置を有する。吸着個別弁48sが真空圧供給位置48aに位置すると、吸着制御管路47に真空圧が供給されて吸着ノズル38の下端に吸着力が発生する。吸着個別弁48sが正圧供給位置に位置すると、吸着制御管路47に正圧が供給されて吸着ノズル38の下端に吹出し力が発生する。吸着個別弁48sが開放位置48cに位置すると、吸着制御管路47が大気に開放される。
図1において、装着ヘッド22には、撮像視野を下方に向けた基板カメラ51が設けられている。基板カメラ51は、一対のベルトコンベア12によって作業位置に位置決めされた基板3の対角部に設けられた一対の基板マーク3mを上方から撮像する。また、図1において、基台11上には撮像視野を上方に向けた部品カメラ52が設けられている。部品カメラ52は、装着ヘッド22が吸着ノズル38に吸着させた部品2を下方から撮像する。
図5において、一対のベルトコンベア12、複数のパーツフィーダ13、ペースト供給部14(ペースト皿移動機構14b)、ヘッド移動機構21、電空レギュレータ43、昇降制御弁45、回転モータ46及び吸着制御弁48は部品実装装置1が備える制御装置60によって制御される。また、基板カメラ51が撮像して得られた基板マーク3mの画像のデータと部品カメラ52が撮像して得られた部品2の画像のデータは制御装置60に送られ、制御装置60はこれらの画像のデータに基づいて画像認識を行う。
図5において、制御装置60は、押付け力記憶部61、順序設定部62、対応データ記憶部63、空気圧算出部64及びカウンタ65を有している。押付け力記憶部61には、部品2ごとに予め定められたペーストPstへの押付け力が記憶されている。順序設定部62は、複数(ここでは3つ)の吸着ノズル38に吸着させた複数(ここでは3つ)の部品2をペーストPstに押し付ける際の順序(押付け順序)を設定する。このとき順序設定部62は、押付け力記憶部61に記憶されたデータ、すなわち、部品2ごとに予め定められたペーストPstへの押付け力のデータに基づいて、3つの吸着ノズル38が吸着した3つの部品2のペーストPstへの押付け力が昇順となるように押付け順序を設定する。
例えば、図6(a)に示すように、3つの吸着ノズル38に吸着された3つの部品2が互いに異なるタイプを有するものであって(部品タイプをそれぞれA,B,Cとする。図3も参照)、これら3つの部品2それぞれについて定められたペーストPstへの押付け力がP1,P2,P3であり、P1,P2,P3の大きさの関係がP3<P1<P2であったとする。このような場合には、順序設定部62は、3つの部品2のペーストPstへ押付け力P1,P2,P3を昇順に並べることにより、3つの部品2のペーストPstへの押付け順序を、Cタイプの部品2、Aタイプの部品2、Bタイプの部品2の順に設定する(図6(b))。
対応データ記憶部63には、部品2のペーストPstへの押付け力と空気室39bに供給すべき空気圧との対応関係を示すデータ(対応データ)を、グラフや式、対応表等の形で記憶している。空気圧算出部64は、3つの吸着ノズル38それぞれが吸着した3つの部品2のそれぞれについて、部品2をペーストPstに押し付けるときの押付け力がその部品2に定められた押付け力となるようにするために空気室39bに供給することが必要な空気圧のレベルを、対応データ記憶部63に記憶された対応データに基づいて算出する。
カウンタ65は、後述する部品実装作業において、3つの吸着ノズル38により吸着した3つの部品2を順番にペーストPstに押付ける際、その押付け動作の回数をカウント数Nとする。上述の図6(a),(b)に示した例では、Cタイプの部品2をペーストPstに押し付ける1回目の押付け動作のときにはN=1、Aタイプの部品2をペーストPstに押し付ける2回目の押付け動作のときにはN=2、Bタイプの部品2をペーストPstに押し付ける3回目の押付け動作のときにはN=3となる。
図5において、制御装置60にはタッチパネル等の入力装置66が接続されている。作業者OPが入力装置66から部品装着動作を開始する指令入力を行うと、部品実装装置1の各部が制御装置60に制御されて作動し、部品実装作業(部品実装方法)を実行する。
部品実装作業では、先ず、一対のベルトコンベア12が作動し、外部から入力された基板3を受け取って所定の作業位置に位置決めする(図7に示すメインルーチンのステップST1)。この基板位置決め工程では、ヘッド移動機構21が装着ヘッド22を移動させ、基板カメラ51に一対の基板マーク3mを撮像させる。制御装置60は、基板カメラ51が撮像した一対の基板マーク3mの画像に基づいて、作業位置に位置した基板3の正規の位置からの位置ずれを把握する。一対のベルトコンベア12が基板3を作業位置に位置決めしたら、ヘッド移動機構21が装着ヘッド22をパーツフィーダ13の上方に移動させる。
装着ヘッド22がパーツフィーダ13の上方に位置したら、昇降制御弁45が制御装置60に制御されて作動し、各インナーシャフト35に対応する空気室39bに正圧を供給してインナーシャフト35を(すなわち吸着ノズル38を)下降させるとともに、吸着制御弁48が制御装置60に制御されて作動し、各吸着ノズル38の下端がパーツフィーダ13により部品供給位置13aに供給される部品2に当接するタイミングで吸着制御管路47から吸着ノズル38に真空圧を供給する。これにより吸着ノズル38の下端に吸着力が発生し、吸着ノズル38は部品2を吸着する(ステップST2)。
ステップST2で3つの吸着ノズル38に3つの部品2を吸着させたら、ペースト皿移動機構14bが制御装置60に制御されて作動し、ペースト皿14aをスキージ14cに対して相対移動させる。これによりペースト皿14aにペースト膜が形成され、ペースト供給部14によりペーストPstが供給される(ステップST3)。このペーストPstの供給は、装着ヘッド22による部品2の吸着と並行して行われるのであってもよい。
吸着ノズル38が部品2を吸着し、ペースト供給部14によってペーストPstが供給されたら、制御装置60は順序設定部62において、3つの吸着ノズル38に吸着させた3つの部品2をペーストPstに押し付ける押付け順序を、押付け力記憶部61に記憶されたデータ(部品2ごとに定められた押付け力のデータ)に基づいて設定する(ステップST4。順序設定工程)。
制御装置60は、押付け順序を設定したら、3つの吸着ノズル38に吸着させた3つの部品2のそれぞれにペーストPstを付着(転写)させる(ステップST5。ペースト転写工程)。このペースト転写工程では、先ず、制御装置60は、ヘッド移動機構21を作動させて、装着ヘッド22をペースト供給部14のペースト皿14aの上方に移動させる(図8に示すサブルーチンのステップST11。図9(a))。
制御装置60は、装着ヘッド22をペースト皿14aの上方に移動させたら、カウンタのカウント数N=1にセットする(ステップST12)。制御装置60は、次のステップST13では、現在のカウント数Nに対応する部品2をペーストPstに押し付けるための空気圧のレベルを算出する。具体的には、制御装置60は、カウント数Nに対応する部品2について予め定められている押付け力を押付け力記憶部61から読み取ったうえで、ペーストPstに押し付けるために空気室39bに供給することが必要な空気圧のレベルを、対応データ記憶部63に記憶された対応データに基づいて算出する。
制御装置60は、空気圧算出部64において空気圧のレベルを算出したら、電空レギュレータ43を作動させて、正圧源PPから送給される空気圧(正圧)を、空気圧算出部64において算出したレベルになるように調整する(ステップST14)。そして、制御装置60は、カウント数Nに対応する部品2を吸着している吸着ノズル38を下降させる(ステップST15。吸着ノズル下降工程)。具体的には、カウント数Nに対応する部品2を吸着しているインナーシャフト35の空気室39bに繋がる昇降個別弁45sを開放位置45aから供給位置45bに切り替え(他の昇降個別弁45sは供給位置45bに位置させたままとする)、レベルを調整した空気圧を空気室39bに供給し、インナーシャフト35を付勢ばね37の付勢力に抗して下方へ移動させる。これにより吸着ノズル38に吸着されている部品2がペーストPst(ペースト膜)に上方から押し付けられ、その部品2の下面にペーストPstが付着する(図9(b))。
吸着ノズル38を下降させることによって部品2の下面にペーストPstが付着したら、制御装置60は、ペーストPstを付着させた部品2を吸着している吸着ノズル38を上昇させる(ステップST16)。具体的には、下降させたインナーシャフト35に対応する昇降個別弁45sを供給位置45bから開放位置45aに切替えてそのインナーシャフト35に対応する空気室39bを大気に開放させ、付勢ばね37にインナーシャフト35を押し上げさせる。これにより吸着ノズル38は初期位置に復帰する(図9(c))。
このようにしてカウント数Nに対応する部品2にペーストPstが付着したら、制御装置60は、現在のカウント数Nが最大値max(ここでは部品2は3つであるので最大値max=3)であるかどうかを判断する(ステップST17)。そして、現在のカウント数Nが最大値maxでなかった場合には、カウント数をN=N+1としたうえで(ステップST18)、ステップST13に戻る。これにより、カウント数がN=1からN=3になるまでの間に、3つの部品2が個別かつ順番に、予め定められた押付け力でペーストPstに押し付けられる。これにより3つの部品2の全てにペーストPstが付着し、ステップST17においてカウント数Nが最大値maxとなったら、サブルーチンを抜けてメインルーチンに戻る。
上記のように、制御装置60は、サブルーチンのステップST12〜ステップST18において、複数の吸着ノズル38に吸着させた複数の部品2が、順序設定部62で設定された押付け順序で、かつ、部品2ごとに定められた押付け力でペーストPstに押し付けられるように、電空レギュレータ43による空気圧のレベルの調整と昇降制御弁45の作動を制御する制御部として機能する。
上記ステップST5のペースト転写工程において、3つの吸着ノズル38に吸着させた3つの部品2のペーストPstへの押付け順序は、押付け力が昇順となるように設定されているので、3つのインナーシャフト35を順番に下降させるにおいて、電空レギュレータ43は空気圧のレベルを単調に(段階的に)増大するように調整する。このため、電空レギュレータ43によって空気圧のレベルが切り替えられる際の空気圧の変動幅は、空気圧のレベルの増大と減少が混在する場合よりも小さくなり、空気圧のレベル調整に要する時間を極めて短時間にすることができる。
ペースト転写工程が終了してメインルーチンに戻ったら、ヘッド移動機構21は装着ヘッド22が部品カメラ52の上方を通過するように移動させ、3つの吸着ノズル38に吸着させた3つの部品2を部品カメラ52に撮像させる。制御装置60は、部品カメラ52が撮像した3つの部品2それぞれの画像に基づいて、各部品2の吸着ノズル38に対する位置ずれを把握する。
部品カメラ52が3つの部品2を撮像したら、ヘッド移動機構21は装着ヘッド22を基板3の上方に移動させ、装着ヘッド22は吸着ノズル38に吸着した3つの部品2を基板3に装着する(図7に示すメインルーチンのステップST6)。具体的には、部品2を基板3上の目標位置に位置させたうえで、ペースト転写工程における場合と同様に、電空レギュレータ43によりレベルを調整した空気圧を昇降制御弁45から空圧アクチュエータ39の空気室39bに供給し、インナーシャフト35を下降させることによって行う。この部品2の基板3への装着の際には、制御装置60は、既に把握している基板3の正規の位置からの位置ずれと各部品2の吸着ノズル38に対する位置ずれがそれぞれキャンセルされるように、基板3に対する吸着ノズル38の位置補正(Z軸回りの補正も含む)を行う。
制御装置60は、3つの吸着ノズル38に吸着させた3つの部品2を基板3に装着したら、基板3に装着すべき全ての部品2を装着し終えたどうかを判断する(ステップST7)。そして、基板3に装着すべき全ての部品2をまだ装着し終えていない場合にはステップST2に戻ってステップST2〜ステップST7の工程を繰り返す。一方、ステップST7で、基板3に装着すべき全ての部品2を装着し終えた場合には、ベルトコンベア12によって基板3を搬出して(ステップST8)、一連の部品実装作業を終了する。
以上説明したように、本実施の形態における部品実装装置1(部品実装方法)では、複数の吸着ノズル38に吸着させた複数の部品2をペーストPstに押し付ける際の押付け順序を、それらの部品2について予め定められた押付け力に基づいて設定し、その設定した押付け順序で複数の部品2を個別かつ順番に、ペーストPstに押し付けていくようになっている。このため、押付け順序を、部品2のペーストPstへの押付け力が昇順となるように設定することで、空気圧のレベルの切替えを空気圧の変動幅の小さい単調増大(段階的な増大)とすることができ、これにより空気圧のレベル調整に要する時間を短くすることができる。このため、複数の吸着ノズル38に吸着させた複数の部品2の並び方の如何によらず、空気圧のレベルの調整にかかる時間を短くして部品2へのペースト転写作業(ステップST5のペースト転写工程)に要する時間を短縮することができ、ひいては実装基板の生産性を向上させることができる。
前述の実施の形態では、順序設定部62は、複数の吸着ノズル38それぞれに吸着させた複数の部品2のペーストPstへの押付け力が昇順となるように押付け順序を設定していたが、押付け順序を降順となるように設定してもよい。例えば、前述の図6(a)に示すように、3つの吸着ノズル38に吸着された部品2(部品タイプをそれぞれA,B,Cとする)について予め定められたペーストPstへの押付け力がP1,P2,P3(P3<P1<P2)であった場合には、3つの部品2のペーストPstへ押付け力を降順に並べることにより、3つの部品2のペーストPstへの押付け順序を、Bタイプの部品2、Aタイプの部品2、Cタイプの部品2の順に設定してもよい(図10)。
上記のように、複数の部品2のペーストPstへの押付け力が降順となっている場合、空気圧のレベルが単調に(段階的に)減少していくことになる。この場合も、空気圧のレベルを切り替える際の空気圧の変動幅を小さく抑えて空気圧のレベル調整に要する時間を短くすることができるので、部品2へのペーストPstの転写作業に要する時間を短くすることができるが、一般に、電空レギュレータ43が空気圧のレベル調整を行う場合、空気圧のレベルを減少させるときよりも、空気圧のレベルをさせるときの方が所要時間は短くなる。このため押付け順序は、押付け力が昇順になるように設定する方が好ましい。
部品へのペースト転写作業に要する時間を短縮できる部品実装装置及び部品実装方法を提供する。
1 部品実装装置
2 部品
3 基板
35 インナーシャフト(シャフト部材)
38 吸着ノズル
39 空圧アクチュエータ
43 電空レギュレータ
45 昇降制御弁
60 制御装置(制御部)
62 順序設定部
Pst ペースト

Claims (6)

  1. 下端に吸着ノズルが取り付けられた複数のシャフト部材を備え、前記複数の吸着ノズルに吸着させた複数の部品をそれぞれ、部品ごとに定められた押付け力でペーストに押し付けた後で基板に装着する部品実装装置であって、
    前記複数の吸着ノズルに吸着させた前記複数の部品をペーストに押し付ける押し付け順序を部品ごとに定められた押付け力に基づいて設定する順序設定部を備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記順序設定部は、前記押付け順序を、前記複数の吸着ノズルに吸着させた前記複数の部品のペーストへの押付け力が昇順又は降順となるように設定することを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 空気圧の供給を受けて前記複数のシャフト部材をそれぞれ下方に駆動する複数の空圧アクチュエータと、前記複数の空圧アクチュエータに供給する空気圧のレベルを調整する電空レギュレータと、前記電空レギュレータによりレベルが調整された空気圧を前記複数の空圧アクチュエータに選択的に供給して前記複数のシャフト部材を個別に下降させる昇降制御弁と、前記複数の吸着ノズルに吸着させた前記複数の部品が、前記順序設定部で設定された前記押付け順序で、かつ、部品ごとに定められた押付け力でペーストに押し付けられるように、前記電空レギュレータによる空気圧のレベルの調整と前記昇降制御弁の作動を制御する制御部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の部品実装装置。
  4. 下端に吸着ノズルが取り付けられた複数のシャフト部材を備えた部品実装装置により、前記複数の吸着ノズルに吸着させた複数の部品をそれぞれ、部品ごとに定められた押付け力でペーストに押し付けた後で基板に装着する部品実装方法であって、
    前記複数の吸着ノズルに吸着させた前記複数の部品をペーストに押し付ける押し付け順序を部品ごとに定められた押付け力に基づいて設定する順序設定工程を含むことを特徴とする部品実装方法。
  5. 前記押付け順序を、前記複数の吸着ノズルに吸着させた前記複数の部品のペーストへの押付け力が昇順又は降順となるように設定することを特徴とする請求項4に記載の部品実装方法。
  6. 前記部品実装装置は、空気圧の供給を受けて前記複数のシャフト部材をそれぞれ下方に駆動する複数の空圧アクチュエータと、前記複数の空圧アクチュエータに供給する空気圧のレベルを調整する電空レギュレータと、前記電空レギュレータによりレベルが調整された空気圧を前記複数の空圧アクチュエータに選択的に供給して前記複数のシャフト部材を個別に下降させる昇降制御弁とを備え、前記複数の吸着ノズルに吸着させた前記複数の部品が、前記順序設定工程で設定した前記押付け順序で、かつ、部品ごとに定められた押付け力でペーストに押し付けられるように、前記電空レギュレータによる空気圧のレベルの調整と前記昇降制御弁の作動の制御を行って前記複数の吸着ノズルを順次下降させる吸着ノズル下降工程を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の部品実装方法。
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