JP4670843B2 - シート拡張装置およびシート拡張方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに貼着された半導体チップをピックアップするチップピックアップ装置において、ウェハリングに保持されたシートを拡張するシート拡張装置およびシート拡張方法に関するものである。
シートに貼着された状態で供給される半導体チップをピックアップするチップピックアップ装置には、シート上の半導体チップ相互の間隔を広げて取り出しを容易にするため、シートを面方向に拡張するシート拡張機構を備えている。このシートの拡張は、ウェハリングに展張されたシートを円筒状のエキスパンドリングに押し付けることにより行われる。このシート拡張機構では、ウェハリングを保持した保持プレートを下降させてシートをエキスパンドリングに押しつけるための駆動機構として、保持プレートに設けられたナット部材に螺合する送りねじをモータにより回転駆動する構成が一般に用いられている(例えば特許文献1参照)。
特許第3511841号公報
上述例に示すような従来のシート拡張機構には、ウェハリングを保持した保持プレートを下降させるための駆動機構として、送りねじをモータにより回転駆動する構成を採用していることに起因して、以下のような問題点があった。すなわち、シートから半導体チップを安定して取り出すためには、シートが拡張されて半導体チップ相互に適正な隙間が確保されていることが必要とされる。ここで、シートの拡張に必要な引張力はシートの材質や厚みなどによって異なっているため、シート拡張に際しては、シートの種類に応じた適正な引張力でシートをエキスパンドリングに対して押し付ける必要がある。
チップピックアップ装置には一般に複数種類の部品種を対象とすることが求められるため、複数種類のシートを対象とするシート拡張機構には、対象とする部品種のうちの最大の引張力に対応した能力の駆動機構が必要とされる。このためシート拡張機構の駆動用として選定されるモータの定格荷重は必然的に大きくなり、装置コストや駆動機構のサイズの増大を招く結果となっていた。このような課題に対し、大きな駆動力を容易に得ることが可能なエアシリンダを駆動源とすることが考えられる。しかしながら、エアシリンダには位置や速度などの動作制御を精細に行うことが難しいという短所があり、エアシリンダをシート拡張機構の駆動源として採用した場合には、シート拡張動作を安定して確実に行うことが困難であった。
そこで本発明は、低コスト且つコンパクトな駆動機構によってシート拡張を安定して確実に行うことができるシート拡張装置を提供することを目的とする。
本発明のシート拡張装置は、シート上に貼着された半導体チップを取り出すチップピックアップ装置において、ウェハリングに保持された前記シートを拡張するシート拡張装置であって、前記シートの拡張範囲に対応した大きさの第1の開口部を有し前記拡張範囲を前記第1の開口部に合わせた状態で前記ウェハリングを保持する保持プレートと、この保持プレートの下方に設けられ前記第1の開口部と略同心配置の第2の開口部を有するベース部材と、このベース部材に前記第2の開口部を囲んで上方に突出して設けられ前記第1の開口部を上下方向に通過可能な筒状部と、前記保持プレートを下降させることにより前
記シートを前記筒状部に押し付けた状態で前記ウェハリングを押し下げて前記シートを拡張する保持プレート昇降機構とを備え、前記保持プレート昇降機構は、前記ベース部材に前記第2の開口部を囲んで複数配設され前記保持プレートに結合されたロッドを突没させることにより前記保持プレートを昇降させるエアシリンダと、前記ベース部材に設けられ前記保持プレートの下面に当接してともに移動することにより前記エアシリンダによる前記保持プレートの下降動作における下降速度を規制する速度規制部材と、前記速度規制部材を数値制御可能なモータによって前記ベース部材に対して移動させることにより前記速度規制部材の前記ベース部材に対する下降速度を調整する速度調整手段とを有する。
本発明のシート拡張方法は、シート上に貼着された半導体チップを取り出すチップピックアップ装置においてウェハリングに保持された前記シートを拡張するシート拡張方法であって、前記シートの拡張範囲に対応した大きさの第1の開口部を有する保持プレートに前記拡張範囲を前記第1の開口部に合わせた状態で前記ウェハリングを保持させるウェハリング保持工程と、この保持プレートの下方に設けられ前記第1の開口部と略同心配置の第2の開口部を有するベース部材に対して前記保持プレートを下降させることにより、前記シートを前記ベース部材に前記第1の開口部を上下方向に通過可能に設けられた筒状部に押し付けた状態で前記ウェハリングを押し下げて前記シートを拡張するシート拡張工程とを含み、前記シート拡張工程において、前記ベース部材に前記第2の開口部を囲んで複数配設され駆動軸が前記保持プレートに結合されたエアシリンダによって前記保持プレートを下降させ、前記ベース部材に設けられ前記保持プレートの下面に当接してともに移動する速度規制部材により前記エアシリンダによる前記保持プレートの下降動作における下降速度を規制し、前記速度規制部材を数値制御可能なモータによって前記ベース部材に対して移動させることにより前記速度規制部材の前記ベース部材に対する下降速度を調整する。
本発明によれば、ウェハリングを保持した保持プレートを下降させる保持プレート昇降機構を、保持プレートを昇降させるエアシリンダと、保持プレートの下降動作における下降速度を規制する速度規制部材と、この速度規制部材を数値制御可能なモータによってベース部材に対して移動させて速度規制部材のベース部材に対する下降速度を調整する速度調整手段とで構成することにより、駆動力の大きいエアシリンダを用いて下降速度の精細な制御を行うことができ、低コスト且つコンパクトな駆動機構によってシート拡張を安定して確実に行うことができる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のシート拡張装置が組み込まれたチップピックアップ装置の正面図、図2は本発明の一実施の形態のシート拡張装置が組み込まれたチップピックアップ装置の平面図、図3は本発明の一実施の形態のシート拡張装置に用いられるストッパユニットの斜視図、図4は本発明の一実施の形態のシート拡張装置に用いられる保持プレート昇降機構の機能説明図、図5、図6、図7は本発明の一実施の形態のシート拡張装置の動作説明図、図8は本発明の一実施の形態のシート拡張装置が組み込まれたチップピックアップ装置における部品トレイの装着状態の説明図である。
まず図1を参照して、シート拡張装置が組み込まれたチップピックアップ装置1の構造を説明する。チップピックアップ装置1は、シート上に貼着されたウェハ状の半導体チップを個片毎にピックアップヘッドによって取り出すための装置であり、電子部品搭載装置などにおいて、半導体チップを供給する部品供給部として配置される。シート拡張装置は、このチップピックアップ装置1において、ウェハリングに保持されたシートを拡張して、シートから半導体チップを取り出しやすくする機能を有している。
図1において、XY移動テーブル2上には支持フレーム3が立設されており、支持フレーム3の上端部にはウェハ保持テーブル4が結合され片持ち状態で保持されている。ウェハ保持テーブル4は、ウェハシート10(シート)が展張されたウェハリング9を保持しており、XY移動テーブル2を駆動することによりウェハ保持テーブル4は水平方向へ移動する。これにより、ウェハシート10にウェハ状態で貼着された複数の半導体チップ11のうち、取り出し対象の任意の半導体チップ11を、ピックアップヘッド12のノズル12aによる取り出し位置に位置決めすることができる。
ウェハ保持テーブル4の下方には、ピックアップヘッド12による取り出し位置に一致して、ダイエジェクタ13が逆L字形状の支持ブラケット14によって水平方向に延出して設けられている。ピックアップヘッド12を下降させてウェハシート10から半導体チップ11をピックアップする際には、ダイエジェクタ13によってピックアップ対象の半導体チップ11を下方から突き上げ、半導体チップ11のウェハシート10からの剥離を容易にする。
ウェハ保持テーブル4の構造を説明する。ウェハ保持テーブル4は、支持フレーム3に結合された水平なベース部材5の上方に、水平な保持プレート7を重ねて配置した構造となっている。保持プレート7は、中央部に円形の開口部7a(第1の開口部)が設けられた板状部材であり、開口部7aの大きさは、ウェハシート10において半導体チップ11が貼着され、ピックアップ時の拡張を必要とする拡張範囲Bに対応した大きさとなっている。保持プレート7の下面側には、ウェハリング9を収容して保持するためのウェハ保持部8が設けられており、ウェハリング9をウェハ保持部8内に挿入することにより、保持プレート7は、ウェハシート10の拡張範囲Bを開口部7aに合わせた状態でウェハリング9を保持する。
ウェハリング9は、図2に示すマガジン21内に複数収納されており、ウェハリング9を保持プレート7に保持させる際には、把持部22を備えた搬送機構23に搬送動作を行わせる。すなわち把持部22によってマガジン21に収納されたウェハリング9を把持し、次いで搬送機構23を動作させて把持部22を搬送溝部7bに沿って移動させることにより、ウェハリング9を開口部7aの位置まで搬送してウェハ保持部8に保持させる。
保持プレート7の下方に位置するベース部材5は同様に板状部材であり、ベース部材5の中央部には、開口部7aと略同心配置の開口部5a(第2の開口部)が設けられている。ベース部材5の上面の中央部には、開口部5aを囲んで略円筒状のエキスパンドリング6(筒状部)が、上方に突出して設けられている。エキスパンドリング6の外径は、開口部7aを上下方向に通過可能な大きさとなっており、以下に説明する保持プレート昇降機構によってウェハリング9を保持した保持プレート7をベース部材5に対して下降させることにより、エキスパンドリング6の上端部がウェハシート10の下面に押しつけられた状態でウェハリング9が押し下げられ、これにより拡張範囲B内のウェハシート10が拡張される。
次に保持プレート昇降機構について説明する。図1において、ベース部材5の下面には、開口部5aを挟んだ対称位置に垂直なフレーム部材5cが、複数(ここでは2つ)下方に延出して設けられている。それぞれのフレーム部材5cには、エアシリンダ15がロッド15aを上向きにした垂直姿勢で配設されており、ロッド15aはベース部材5に設けられた開孔部5bを挿通して保持プレート7の下面に結合されている。エアシリンダ15を駆動してロッド15aを突没させることにより、保持プレート7はベース部材5に対して昇降する。すなわち、エアシリンダ15はベース部材5に複数(ここでは2基)配設され、保持プレート7に結合されたロッド15aを突没させることにより、保持プレート7
を昇降させる機能を有している。
図2に示すように、保持プレート7の4つのコーナに対応する位置には、フレーム部材5cを介してベース部材5に固定されたストッパユニット16が配設されている(図1も参照)。ストッパユニット16は上方に延出して昇降自在のストッパ部材17を備えており、ストッパ部材17はベース部材5に設けられた開孔部5dを挿通して、保持プレート7の各コーナ部の下方に位置している。ストッパ部材17は、エアシリンダ15による保持プレート7の下降動作において、保持プレート7の下面に当接して下降停止位置を規制する機能を有している。したがって、ストッパ部材17は、ベース部材5に設けられ保持プレート7の下面に当接することによりエアシリンダ15による保持プレート7の下降動作における下降停止位置を規制する位置規制部材となっている。
次に図3を参照して、ストッパユニット16の構造を説明する。垂直姿勢のベース部材30には、ガイドレール31が上下方向に配設されており、ガイドレール31にスライド自在に嵌合したスライダ32はブロック33に結合されている。ブロック33の端部には、ストッパ部材17が上方に延出して設けられており、ストッパ部材17はブロック33と一体的に昇降自在となっている。ベース部材30には、ガイドレール31に平行して2つの軸受けブロック34、35が上下に配置されており、軸受けブロック34、35に軸支された送りねじ36は、ブロック33に装着されたナット37に螺合している。送りねじ36の上端部にはプーリ19が結合されており、プーリ19には回転駆動用のベルト20が調帯されている。ベルト20によってプーリ19を介して送りねじ36が回転駆動されることにより、ブロック33はストッパ部材17とともに昇降する。
図2に示すように、保持プレート7の各コーナ位置に対応して配置された4つのストッパユニット16のうち、1つのストッパユニット16は回転駆動源としてのモータ18を備えている。すなわち図3(b)に示すように、回転駆動源を備えたストッパユニット16においては、送りねじ36の下端部にプーリ38が結合されており、モータ18の回転軸に結合されたプーリ18aとプーリ38との間にはベルト39が調帯されている。この構成においてモータ18を駆動することにより、送りねじ36には回転力が伝達される。
そしてこの回転力はプーリ19に調帯されたベルト20を介して他のストッパユニット16に伝達される。すなわち、図2に示すように、保持プレート7のコーナ位置にある各ストッパユニット16に設けられたプーリ19は1つのベルト20によって連結されており、モータ18によって1つのストッパユニット16を駆動することにより、ベルト20を介して他のすべてのストッパユニット16が駆動されるようになっている。なお図1においては、ベルト20の図示を省略している。
この構成により、モータ18の回転を制御することによって、4つのコーナに配置されたストッパ部材17は全て同期して昇降動作を行う。モータ18はサーボモータなどの数値制御可能なモータであり、モータ18を数値制御することにより、ストッパ部材17の高さ位置を任意に設定することが可能となっている。なお、ストッパユニット16の配置は、図2に示す4つのコーナ配置に限定されず、エアシリンダ15の配置について対称性が確保される位置であれば、他の配置を採用してもよい。但し、各ストッパユニット16の駆動をベルト20によって行う場合には、ベルト20と他の機構構成部との干渉を排除する観点から、図2に示すような配置が望ましい。
次に図4を参照して、エアシリンダ15によって保持プレート7を下降させることによるシート拡張動作およびシート拡張動作におけるストッパ部材17の機能を説明する。図4において、エアシリンダ15はシリンダ内部で空圧により摺動するピストン15bにロッド15aを結合した構成となっており、戻側ポート15c、出側ポート15dは、それ
ぞれレギュレータRを介して3ポート型のソレノイドバルブSVの、Aポート,Bポートに接続されている。ソレノイドバルブSVのPポートはエア供給源24に接続されており、ソレノイドバルブSVを制御部25によって制御することにより、戻側ポート15c、出側ポート15dのいずれかには駆動用のエアが送給される。
このとき、2つのレギュレータRを個別に設定することにより、戻側ポート15c、出側ポート15dに送給されるエアの圧力を個別に設定することができるようになっている。この圧力の調整により、ロッド15aを介して保持プレート7に伝達される駆動力を、対象となるウェハシート10を拡張するのに必要な適正な押下力Fに合わせて設定することができるようになっている。また出側ポート15dはロッド15aの動作速度調整用の絞り機構を備えており、この絞り調整により保持プレート7が下降する際の下降速度を大まかに調整出来るようになっている。
ストッパユニット16を駆動するためのモータ18は制御部25によって制御され、これによりストッパ部材17の上端面の高さ位置を、対象とするウェハシート10の種類に応じた押下力Fをウェハリング9に作用させるのに適正な押し下げ位置、すなわち保持プレート7の下降停止位置HLに設定することができる。そしてこの状態で、押下力Fを発生するのに十分な圧力のエアを戻側ポート15cから供給することにより、保持プレート7は下降停止位置HLまで下降した位置で停止するとともに、停止した状態においてウェハリング9に対してウェハシート10を拡張するのに必要な押下力Fを作用させる。
下降停止位置HLについてのデータは、ウェハリング9に保持されたウェハシート10の種類に応じて必要とされる固有の拡張力の大きさに基づいて決定される押下力Fとして予め設定されており、これらの押下力Fを与える下降停止位置HLは、モータ18の制御パラメータの形で各シート種別ごとに記憶部26に記憶されている。
チップピックアップ装置1の稼働時には、作業対象となるウェハリング9に用いられたウェハシート10のシート種別を指定されることにより、制御部25はこのウェハシート10のシート種別に対応した下降停止位置HLを示す制御パラメータを記憶部26から読み取る。そして読み取った制御パラメータにしたがってモータ18の回転動作を制御することにより、ストッパ部材17の高さを予め指定された下降停止位置HLに合わせて調整することができる。したがって、ストッパユニット16、モータ18および制御部25は、位置規制部材であるストッパ部材17を数値制御可能なモータ18によってベース部材5に対して移動(上下動)させることにより、保持プレート7の下降停止位置を調整する停止位置調整手段となっている。
なお本実施の形態においては、位置規制部材としてベース部材7に対して上下動してベース部材5に下面から当接するストッパ部材17を用いているが、これ以外の構成、例えば、水平移動自在で上面に斜面状のカム面が設けられた位置規制部材をベース部材5や保持プレート7に対して水平移動させる構成を用いてもよい。この場合には、カム面をベース部材5の下面に結合されたカムフォロアなどに当接させた状態で位置規制部材を水平移動させることにより、保持プレート7の下降停止位置を調整することができる。
また制御部25はストッパ部材17の昇降停止位置の位置制御のみならず、ストッパ部材17の昇降動作における速度制御を行うことも可能となっている。すなわちエアシリンダ15による保持プレート7の下降動作において、ストッパ部材17を保持プレート7の下面に当接させた状態で、保持プレート7とストッパ部材17とを一体的に下降させる動作形態を採用することにより、保持プレート7の下降速度をモータ18によって制御することができる。すなわちこの場合には、予めストッパ部材17が保持プレート7の下面に当接して保持プレート7の下降を阻止した状態から、下降動作が開始される。
このとき、ストッパ部材17の下降速度を制御部25によって制御することにより、保持プレート7はストッパ部材17の下降動作に追従した形で下降し、これにより、通常のシリンダ動作においては実現困難な精細な速度制御が可能となる。この場合には、上述の下降停止位置HLに関する位置制御データとともに、ストッパ部材17の下降動作における速度パターンを示す制御データが、記憶部26に予め記憶される。
すなわちこの場合には、ストッパ部材17は、ベース部材5に設けられ保持プレート7の下面に当接してともに下降することにより、エアシリンダ15による保持プレート7の下降動作における下降速度を規制する速度規制部材として機能する。そして、ストッパユニット16、モータ18および制御部25は、速度規制部材としてのストッパ部材17を数値制御可能なモータ18によってベース部材5に対して下降させることにより、ストッパ部材17のベース部材5に対する下降速度を調整する速度調整手段となっている。
このように、本実施の形態に示すシート拡張装置では、シート10をエキスパンドリング6に押し当てた状態でウェハリング9を押し下げてシート拡張を行う構成において、保持プレート昇降機構として、ウェハリング9を押し下げるための駆動源としてエアシリンダ15に加えて、エアシリンダ15の動作制御を補助する機能を有するストッパユニット16、モータ18を備えた形態となっている。これにより、ウェハリング9を押し下げるため大きな駆動力をエアシリンダ15によって簡便な機構で得ることが可能となり、厚めのシート10を対象とする場合にあっても十分なシート拡張力を確保することができる。そしてこれとともに、エアシリンダ15の動作制御を補助する機能を備えることにより、精細な動作制御が難しいというエアシリンダ駆動方式の短所を補って、保持プレート7の下降速度を精細に制御することが可能となっている。
次に図5,図6を参照して、チップピックアップ装置1においてウェハリング9に保持されたウェハシート10を拡張するシート拡張方法について説明する。まず図5(a)に示すように、シート10の拡張範囲B(図1参照)に対応した大きさの開口部7aを有する保持プレート7に、拡張範囲Bを開口部7aに合わせた状態でウェハリング9を保持させる(ウェハリング保持工程)。このとき、ストッパユニット16を動作させて、ストッパ部材17を予め保持プレート7の下降停止位置HLまで上昇させておく。この操作は、記憶部26に予め記憶されたウェハシート10のシート種別に応じたシート拡張力と下降停止位置HLとの対応を示すデータを選択して読み出し、該当する下降停止位置HLに対応した制御パラメータを用いてモータ18を制御することにより行われる。すなわちここではウェハリング9に保持されたシート10の種類に応じて必要とされるシート拡張力の大きさに基づいて、下降停止位置HLを設定する。
次いで、図5(b)に示すように、ベース部材5に対して保持プレート7を下降させることにより、シート10をベース部材5に設けられたエキスパンドリング6に押し付けた状態で、ウェハリング9を所定の押下力Fで押し下げて、シート10を拡張する(シート拡張工程)。このシート拡張工程においては、ベース部材5に配設されたエアシリンダ15によって保持プレート7を下降させ、ベース部材5に設けられたストッパ部材17に保持プレート7の下面を当接させることにより、エアシリンダ15による保持プレート7の下降動作における下降停止位置を規制するようにしている。
そして本実施の形態に示すシート拡張方法においては、記憶部26から制御部25が読み出した制御パラメータにしたがって、ストッパ部材17を数値制御可能なモータ18によってベース部材5に対して移動(上下動)させることにより、下降停止位置HLを予め調整した後に、エアシリンダ15を駆動して保持プレート7とともにウェハリング9を下降させる動作形態を採用している。これにより、同一のシート拡張装置によって複数種類
のウェハシート10を対象とする場合にあっても、ウェハシート10の種類に応じて必要とされる適正なシート拡張力でウェハシート10を拡張することができ、半導体チップ11の相互の間隔を適正に確保することが可能となる。
図6は、同様にチップピックアップ装置1においてウェハリング9に保持されたウェハシート10を拡張するシート拡張方法に関するものである。この例においても、図6(a)に示すように、シート10の拡張範囲B(図1参照)に対応した大きさの開口部7aを有する保持プレート7に、拡張範囲Bを開口部7aに合わせた状態でウェハリング9を保持させる(ウェハリング保持工程)。次いで図6(b)に示すように、ストッパユニット16によってストッパ部材17を、保持プレート7の下面に当接しない高さまで予め上昇させておく。そしてこの状態から、エアシリンダ15による保持プレート7の下降動作が開始される。
この下降動作においては、図6(c)に示すように、保持プレート7の下面がストッパ部材17に当接した状態で下降動作が行われる。このとき、ストッパ部材17は、制御部25が記憶部26から読み出した速度パターンにしたがってモータ18を制御することにより、予め設定された下降速度パターンに従って下降する。これにより、保持プレート7はストッパ部材17の下降動作に追従してストッパ部材17と同じ下降速度パターンによって下降する。そして下降動作が完了した状態においては、図6(d)に示すように、シート10をベース部材に設けられたエキスパンドリング6に押し付けた状態で、ウェハリング9を所定の押下力Fで押し下げて、シート10を拡張する(シート拡張工程)。
このシート拡張工程においては、ベース部材5に配設されたエアシリンダ15によって保持プレート7を下降させ、ベース部材5に設けられ保持プレート7の下面に当接してともに下降するストッパ部材17により、エアシリンダ15による保持プレート7の下降動作における下降速度を規制する。このとき、ストッパ部材17を数値制御可能なモータ18によってベース部材5に対して下降させることにより、ストッパ部材17のベース部材5に対する下降速度を調整するようにしている。
このような動作形態を採用することにより、シート拡張動作においてウェハリング9を押し下げる際の下降速度パターンに起因する不具合を解消することができる。すなわち、シート拡張に際しては、ウェハシート10の有する延性の範囲内で徐々に引き延ばすことが求められるが、従来はエアシリンダ15を駆動源として用いた場合には、精細な速度制御が困難であることから、ウェハシート10の有する延性に対して過大な下降速度でウェハリング9を押し下げたり、下降開始時に衝撃的な加速度が作用することなどに起因して、ウェハシート10の破断などの不具合を生じる場合があった。これに対し、本実施の形態に示す構成によれば、駆動力が大きく動作速度も早いエアシリンダ15を採用した構成において、保持プレート7を下降させる下降動作を、数値制御可能なモータ18を駆動源とするストッパ部材17の下降動作に追従させることにより精細に制御することができ、エアシリンダ駆動方式の短所を補うことが可能となっている。
図7は、上述構成のシート拡張装置において保持プレート7の下降動作の途中に何らかの異常が発生し、エアシリンダ15による保持プレート7の下降動作が中断した場合の状態を示している。異常発生の場合には、一般にマシンオペレータは非常停止ボタンを操作し、この操作により当該装置においては電源からの電力供給が絶たれる。これにより、電気を動力とするモータ類はその動作を停止するとともに、空圧機器を制御するための電磁弁は励磁状態が解除される。従来のモータ駆動方式のシート拡張装置においてこのような事態が発生した場合には、モータが停止した状態で動作が中断されることから、保持プレート7は停止した状態のまま固定される。このため保持プレート7の周辺において異物の噛込みが発生していて復旧対処のために保持プレート7の昇降が必要とされるような場合
にも、保持プレート7を昇降させることができない場合が多い。
これに対し、本実施の形態に示すシート拡張装置においてこのような事態が生じた場合には、ソレノイドバルブSVの励磁状態が解除される結果、エアシリンダ15において加圧状態となっていたピストン15bの上側の気室から戻側ポート15cを介してエアが排出され、ソレノイドバルブSVのRポートから外気開放される。したがって、ロッド15aは上下方向に自由に移動可能な状態となり、マシンオペレータは必要に応じて保持プレート7を手動によって上下方向に移動させることができる。すなわち本実施の形態に示すシート拡張装置においては、従来装置と比較して異常発生時の対処が容易となっている。
さらに図8は、半導体チップ11が貼着されたウェハシート10を対象として部品供給を行う替わりに、部品トレイを用いて部品供給を行う場合の例を示している。図8(a)に示すように、ウェハリング9と同一寸法の冶具90の上面には、電子部品110を規則配列で収納した部品トレイ91が載置されており、冶具90は図2に示すマガジン21内にウェハリング9とともに収納される。
電子部品110を取り出し対象とする場合には、冶具90をマガジン21から取り出し、図8(b)に示すように、保持プレート7に設けられたウェハ保持部8に冶具90を保持させる。このとき、保持プレート7の高さ方向の位置は、図8(c)に示すように、ストッパユニット16によってストッパ部材17の高さ位置を変更することにより任意に設定出来ることから、電子部品110の厚みが品種によって異なる場合にあっても、常に適正な取り出し高さに治具90を位置させることができる。すなわち、ピックアップヘッド12による部品取り出し高さに電子部品110の上面が一致するように、保持プレート7の高さ位置を設定する。このように、本発明実施の形態に示すシート拡張装置を用いることにより、チップピックアップ装置1の部品種についての汎用性を向上させることが可能となっている。
上記説明したように、本発明のシート拡張装置は、ウェハリング9を保持した保持プレート7を下降させる保持プレート昇降機構を、保持プレート7を昇降させるエアシリンダ15と、保持プレート7の下面に当接することによりエアシリンダ15による保持プレートの下降動作における下降停止位置や下降速度を規制するストッパ部材17と、このストッパ部材17を数値制御可能なモータ18によってベース部材5に対して上下動させて、下降停止位置や下降速度を調整する停止位置調整手段、速度調整手段とで構成するようにしたものである。
このとき、モータ18には単にストッパ部材17を移動させるための駆動力が必要とされるのみであることから、従来のモータ駆動方式において必要とされたシート拡張のための定格荷重と比較して、格段に小さい出力のものを用いることができる。したがって、装置コストや駆動機構のサイズの増大を招くことなく、エアシリンダ駆動方式の短所、すなわち位置や速度などの動作制御を精細に行うことが難しいという短所を補って、低コスト且つコンパクトな駆動機構によってシート拡張動作を安定して確実に行うことが可能となっている。
本発明のシート拡張装置およびシート拡張方法は、低コスト且つコンパクトな駆動機構によってシート拡張を安定して確実に行うことができるという効果を有し、シートに貼着された半導体チップをピックアップするチップピックアップ装置に利用可能である。
本発明の一実施の形態のシート拡張装置が組み込まれたチップピックアップ装置の正面図 本発明の一実施の形態のシート拡張装置が組み込まれたチップピックアップ装置の平面図 本発明の一実施の形態のシート拡張装置に用いられるストッパユニットの斜視図 本発明の一実施の形態のシート拡張装置に用いられる保持プレート昇降機構の機能説明図 本発明の一実施の形態のシート拡張装置の動作説明図 本発明の一実施の形態のシート拡張装置の動作説明図 本発明の一実施の形態のシート拡張装置の動作説明図 本発明の一実施の形態のシート拡張装置が組み込まれたチップピックアップ装置における部品トレイの装着状態の説明図
符号の説明
1 チップピックアップ装置
4 ウェハ保持テーブル
5 ベース部材
5a 開口部
6 エキスパンドリング(筒状部)
7 保持プレート
7a 開口部
8 ウェハ保持部
9 ウェハリング
10 ウェハシート(シート)
11 半導体チップ
12 ピックアップヘッド
15 エアシリンダ
16 ストッパユニット
17 ストッパ部材(位置規制部材、速度規制部材)
18 モータ

Claims (2)

  1. シート上に貼着された半導体チップを取り出すチップピックアップ装置において、ウェハリングに保持された前記シートを拡張するシート拡張装置であって、前記シートの拡張範囲に対応した大きさの第1の開口部を有し前記拡張範囲を前記第1の開口部に合わせた状態で前記ウェハリングを保持する保持プレートと、この保持プレートの下方に設けられ前記第1の開口部と略同心配置の第2の開口部を有するベース部材と、このベース部材に前記第2の開口部を囲んで上方に突出して設けられ前記第1の開口部を上下方向に通過可能な筒状部と、前記保持プレートを下降させることにより前記シートを前記筒状部に押し付けた状態で前記ウェハリングを押し下げて前記シートを拡張する保持プレート昇降機構とを備え、
    前記保持プレート昇降機構は、前記ベース部材に前記第2の開口部を囲んで複数配設され前記保持プレートに結合されたロッドを突没させることにより前記保持プレートを昇降させるエアシリンダと、前記ベース部材に設けられ前記保持プレートの下面に当接してともに移動することにより前記エアシリンダによる前記保持プレートの下降動作における下降速度を規制する速度規制部材と、前記速度規制部材を数値制御可能なモータによって前記ベース部材に対して移動させることにより前記速度規制部材の前記ベース部材に対する下降速度を調整する速度調整手段とを有することを特徴とするシート拡張装置。
  2. シート上に貼着された半導体チップを取り出すチップピックアップ装置においてウェハリングに保持された前記シートを拡張するシート拡張方法であって、
    前記シートの拡張範囲に対応した大きさの第1の開口部を有する保持プレートに前記拡張範囲を前記第1の開口部に合わせた状態で前記ウェハリングを保持させるウェハリング保持工程と、この保持プレートの下方に設けられ前記第1の開口部と略同心配置の第2の開口部を有するベース部材に対して前記保持プレートを下降させることにより、前記シートを前記ベース部材に前記第1の開口部を上下方向に通過可能に設けられた筒状部に押し付けた状態で前記ウェハリングを押し下げて前記シートを拡張するシート拡張工程とを含み、
    前記シート拡張工程において、前記ベース部材に前記第2の開口部を囲んで複数配設され駆動軸が前記保持プレートに結合されたエアシリンダによって前記保持プレートを下降させ、前記ベース部材に設けられ前記保持プレートの下面に当接してともに移動する速度規制部材により前記エアシリンダによる前記保持プレートの下降動作における下降速度を規制し、前記速度規制部材を数値制御可能なモータによって前記ベース部材に対して移動させることにより前記速度規制部材の前記ベース部材に対する下降速度を調整することを特徴とするシート拡張方法。
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