JP2023175400A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の空調設備を効果的に制御することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、第1のインターフェースと、プロセッサと、を備える。第1のインターフェースは、1つの空間における空調ゾーンの温度をそれぞれ制御する複数の空調設備に接続する。プロセッサは、室内最高温度と室内最低温度とを設定し、前記室内最高温度と前記室内最低温度とに基づいて、ペリメータ側からインテリア側に向かって空調ゾーンの温度が順に増加又は減少するように、前記空調設備に設定する設定温度をそれぞれ算出し、前記第1のインターフェースを通じて、前記空調設備に前記設定温度をそれぞれ設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
オフィスなどにおいて空調設備ごとに設定温度などを変更して利用者の集中度などを向上させるシステムが提供されている。そのようなシステムは、各利用者の生体情報などをモニタリングして、各利用者が滞在する空調ゾーンに対応する空調設備を制御する。
しかしながら、システムは、利用者ごとに感性が異なるため1つの空調ゾーンに複数の利用者が所在すると同時に複数の利用者の集中度などを改善することが困難である。また、システムは、空調ゾーンの境界において熱的な損出が発生するという課題もある。
特許第6893337号公報
上記の課題を解決するため、複数の空調設備を効果的に制御することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
実施形態によれば、情報処理装置は、第1のインターフェースと、プロセッサと、を備える。第1のインターフェースは、1つの空間における空調ゾーンの温度をそれぞれ制御する複数の空調設備に接続する。プロセッサは、室内最高温度と室内最低温度とを設定し、前記室内最高温度と前記室内最低温度とに基づいて、ペリメータ側からインテリア側に向かって空調ゾーンの温度が順に増加又は減少するように、前記空調設備に設定する設定温度をそれぞれ算出し、前記第1のインターフェースを通じて、前記空調設備に前記設定温度をそれぞれ設定する。
図1は、実施形態に係る空調システムの構成例を概略的に示す図である。 図2は、実施形態に係る制御装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る集中度テーブルの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る空調ゾーンの構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る空調ゾーンの構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る空調空間の温度分布を示す図である。 図7は、実施形態に係る個人用通信端末の表示例を示す図である。 図8は、実施形態に係る個人用通信端末の表示例を示す図である。 図9は、実施形態に係る環境情報テーブルの構成例を示す図である。 図10は、実施形態に係る制御装置の動作例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る制御装置の動作例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る制御装置の動作例を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態に係る空調システムは、1つの空間に設置された複数の空調設備を制御する。即ち、空調システムは、1つの空間における各空調ゾーンの温度を制御する空調設備を制御する。空調システムは、各空調設備の設定温度を制御して、各空調設備が対応する空調ゾーンごとに温度を制御する。また、空調システムは、空間内の利用者に対して最適な位置を提示する。たとえば、空調システムは、オフィスなどに設置されている複数の空調設備を制御する。
図1は、実施形態に係る空調システム100の構成例を示す。図1が示すように、空調システム100は、記憶装置1、通信装置2、個人用通信端末3、生体情報センサ4,環境情報センサ5、ネットワーク6、空調空間9、制御装置10及び空調設備AC(AC1乃至ACn)などを備える。
制御装置10は、記憶装置1及びネットワーク6に接続する。また、通信装置2は、個人用通信端末3、生体情報センサ4、環境情報センサ5及び空調設備ACに接続する。
空調空間9は、空調設備AC1乃至ACnが温度を調整する空間である。たとえば、空調空間9は、オフィス、商業施設、工場又は倉庫などである。空調空間9内には、利用者P(利用者P1乃至Pt)が滞在する。また、空調空間9内には、個人用通信端末3、生体情報センサ4、環境情報センサ5及び空調設備AC1乃至ACnが設置されている。
空調設備AC1乃至ACnは、制御装置10から設定される設定温度に従って、空調空間9内の温度を制御する。空調設備AC1乃至ACnは、空調空間9における所定の空調ゾーンの温度を設定温度にそれぞれ制御する。空調設備AC1乃至ACnは、温風又は冷風を出力する。
たとえば、各空調ゾーンは、空調設備AC1乃至ACnの直下の所定の空間である。ここでは、空調設備AC1乃至ACnは、空調ゾーンZ1乃至Znの温度をそれぞれ制御する。
また、図1が示すように、空調設備AC1乃至ACnは、外気又は外光によって温度が影響されやすいペリメータ側(たとえば、窓側)から外気又は外光によって温度が影響されにくいインテリア側(たとえば、空調空間9の内側)に向かって順に設置されている。即ち、空調ゾーンZ1乃至Znは、ペリメータ側からインテリア側に向かって順に形成される。
個人用通信端末3は、利用者Pが所持する端末である。ここでは、空調システム100は、利用者Pと同数(ここでは、t個)の個人用通信端末3を備える。
個人用通信端末3は、制御装置10からの制御に従って種々の情報を利用者Pに表示する。
また、個人用通信端末3は、利用者Pの位置(個人用通信端末3の位置)を制御装置10に通知するものであってもよい。
たとえば、個人用通信端末3は、ノートPC、タブレットPC、スマートフォン又はウェアラブル端末などである。
生体情報センサ4は、利用者Pの生体情報を測定するセンサである。空調システム100は、利用者Pの人数と同数又はよりも多くの生体情報センサ4を備える。生体情報センサ4は、生体情報として、利用者Pの集中度を推測するためのパラメータを測定する。
集中度は、作業を行っている利用者Pの集中の程度を示す指標である。ここでは、集中度は、大きいほど集中の程度が高いことを示す。
ここでは、生体情報センサ4は、利用者Pが座っている座席にかかる加速度を測定する。即ち、生体情報センサ4は、利用者Pが座っている座席に取り付けられた加速度センサである。
なお、生体情報センサ4は、利用者Pの顔の向き、視線の向き、脳波、心拍数、呼吸数などを測定するものであってもよい。生体情報センサ4が測定する生体情報は、特定の構成に限定されるものではない。
生体情報センサ4は、測定された生体情報を制御装置10に送信する。
環境情報センサ5は、空調ゾーンの環境情報を測定する。環境情報センサ5は、空調ゾーンZ内に設置されている。ここでは、空調システム100は、各空調ゾーンZに対して1つの環境情報センサ5を備える。即ち、空調システム100は、n個の環境情報センサ5を備える。
環境情報センサ5は、環境情報として、温度、湿度及びCO2濃度を測定する。
環境情報センサ5は、測定された環境情報を制御装置10に送信する。
通信装置2は、個人用通信端末3、生体情報センサ4、環境情報センサ5及び空調設備AC1乃至ACnとネットワーク6との間の通信を中継する。ここでは、通信装置2は、ネットワーク6を介して、個人用通信端末3、生体情報センサ4、環境情報センサ5及び空調設備AC1乃至ACnと制御装置10との間の通信を中継する。
たとえば、通信設備2は、LAN(Local Area Network)を形成して、個人用通信端末3、生体情報センサ4、環境情報センサ5及び空調設備AC1乃至ACnに接続する。たとえば、通信設備2は、アクセスポイント又はルータなどである。
ネットワーク6は、通信装置2と制御装置10との間を中継する。たとえば、ネットワーク6は、インターネットである。また、ネットワーク6は、独自の回線などであってもよい。
記憶装置1は、各利用者Pが各空調ゾーンに滞在した場合における集中度を示す集中度テーブルを格納する。また、記憶装置1は、環境情報の履歴を示す環境情報テーブルを格納する。集中度テーブル及び環境情報テーブルについては、後に詳述する。
たとえば、記憶装置1は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリから構成される。たとえば、記憶装置1は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリなどから構成される。
制御装置10(情報処理装置)は、記憶装置1、個人用通信端末3、生体情報センサ4、環境情報センサ5及び空調設備AC1乃至ACnなどを制御する。たとえば、制御装置10は、空調設備AC1乃至ACnにそれぞれ設定温度を送信する。また、制御装置10は、利用者Pに最適な空調ゾーンZを個人用通信端末3に表示する。
図2は、制御装置10の構成例を示すブロック図である。図2が示すように、制御装置10は、プロセッサ11、ROM12、RAM13、NVM14、操作部15、表示部16、通信部17及び記憶装置インターフェース18などを備える。
プロセッサ11と、ROM12、RAM13、NVM14、操作部15、表示部16、通信部17及び記憶装置インターフェース18と、は、データバスなどを介して互いに接続する。
なお、制御装置10は、図2が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、制御装置10から特定の構成が除外されたりしてもよい。
プロセッサ11は、制御装置10全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ11は、内部キャッシュ及び各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ11は、内部メモリ、ROM12又はNVM14が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、プロセッサ11がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ11は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM12は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。ROM12に記憶される制御プログラム及び制御データは、制御装置10の仕様に応じて予め組み込まれる。
RAM13は、揮発性のメモリである。RAM13は、プロセッサ11の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM13は、プロセッサ11からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAM13は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM14は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。たとえば、NVM14は、HDD、SSD又はフラッシュメモリなどから構成される。NVM14は、制御装置10の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション及び種々のデータなどを格納する。
操作部15は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。操作部15は、入力された操作を示す信号をプロセッサ11へ送信する。たとえば、操作部15は、マウス、キーボード又はタッチパネルなどから構成される。
表示部16は、プロセッサ11からの画像データを表示する。たとえば、表示部16は、液晶モニタから構成される。なお、操作部15がタッチパネルから構成される場合、表示部16は、操作部15としてのタッチパネルと一体的に形成されるものであってもよい。
通信部17(第1のインターフェース)は、通信装置2などとデータを送受信するためのインターフェースである。たとえば、通信部17は、ネットワーク6を介して通信装置2に接続する。即ち、通信部17は、通信装置2及びネットワーク6を介して、個人用通信端末3、生体情報センサ4、環境情報センサ5及び空調設備AC1乃至ACnなどに接続する。たとえば、通信部17は、有線又は無線のLAN接続をサポートする。
記憶装置インターフェース18(第2のインターフェース)は、記憶装置1とデータを送受信するためのインターフェースである。記憶装置インターフェース18は、ネットワークなどを介して記憶装置1に接続してもよい。たとえば、記憶装置インターフェース18は、有線又は無線のLAN接続をサポートする。
なお、通信部17及び記憶装置インターフェース18は、一体的に構成されるものであってもよい。
また、制御装置10と記憶装置1とは、一体的に形成されるものであってもよい。
次に、集中度テーブルについて説明する。
図3は、集中度テーブルの構成例を示す。図3が示すように、集中度テーブルは、利用者P及び空調ゾーンZに対応する集中度を示す。
即ち、集中度テーブルは、各利用者Pが各空調ゾーンZに滞在した場合における集中度を示す。たとえば、利用者P1が空調ゾーンZ2に滞在した場合、集中度は、「0.6」である。
集中度テーブルは、各利用者Pが各空調ゾーンZに滞在した場合における集中度の履歴に基づいて生成される。また、後述するように、集中度テーブルは、制御装置10によって適宜更新される。
次に、制御装置10が実現する機能について説明する。制御装置10が実現する機能は、プロセッサ11が内部メモリ、ROM12又はNVM14などに格納されるプログラムを実行することで実現される。
まず、プロセッサ11は、空調空間9内における室内最高温度THと室内最低温度TLとを設定する機能を有する。
室内最高温度THは、空調設備AC1乃至ACnに設定する最高の設定温度である。即ち、室内最高温度THは、空調ゾーンZの温度の中で最高の温度である。
室内最低温度TLは、空調設備AC1乃至ACnに設定する最低の設定温度である。即ち、室内最低温度TLは、空調ゾーンZの温度の中で最低の温度である。
たとえば、プロセッサ11は、操作部15を通じて、室内最高温度THと室内最低温度TLとの入力をオペレータから受け付ける。
また、プロセッサ11は、各空調設備AC1乃至ACnに設定する設定温度を算出するための重み係数αを算出する機能を有する。
プロセッサ11は、空調設備AC1乃至ACnと同数の重み係数α1乃至αnを算出する。
重み係数αは、室内最高温度THと室内最低温度TLとを按分する比率を示す。重み係数αは、0から1までの値である。
即ち、プロセッサ11は、以下の式に従って設定温度を算出する。
ここで、Tiは、空調設備ACiに設定する設定温度である。
プロセッサ11は、以下の3つの方法の何れかを用いて重み係数αを算出する。
(1)単純単調
プロセッサ11は、Tiが一定の間隔で減少(又は増加)するように重み係数αを算出する。
プロセッサ11は、以下の式に従って重み係数αを算出する。
ここで、nは、空調設備ACの個数である。
(2)面積按分
プロセッサ11は、空調ゾーンZの面積に基づいて重み係数αを算出する。
プロセッサ11は、以下の式に従って重み係数αを算出する。
ここで、Siは、空調ゾーンZiの面積である。また、α0は、0である。
(3)人数按分
プロセッサ11は、各空調ゾーンZに滞在させる利用者Pの人数に基づいて重み係数αを算出する。
プロセッサ11は、集中度テーブルに基づいて、空調ゾーンZ1において集中度が最も高くなる利用者Pの人数(Q1)をカウントする。同様に、プロセッサ11は、集中度テーブルに基づいて、空調ゾーンZごとに、最も集中度が高くなる利用者Pの人数(Q)をカウントする。
プロセッサ11は、Qに基づいて重み係数αを算出する。
具体的には、プロセッサ11は、以下の式に従って重み係数αを算出する。
ここで、Qiは、空調ゾーンZiにおいて最も集中度が高くなる利用者Pの人数である。また、α0は、0である。
たとえば、プロセッサ11は、オペレータの操作に基づいて、(1)単純単調、(2)面積按分又は(3)人数按分の何れかの方法を選択する。また、プロセッサ11は、(1)単純単調、(2)面積按分及び(3)人数按分を用いてそれぞれ設定温度T(T0乃至Tn)を算出し、空調設備ACが消費する電力が最も小さい方法を選択してもよい。
プロセッサ11が重み係数αを算出する方法は、特定の方法に限定されるものではない。
また、プロセッサ11は、重み係数αに基づいて、各空調設備ACに設定温度Tを設定する機能を有する。
ここでは、プロセッサ11は、ペリメータ側からインテリア側に向かって空調ゾーンZの温度が順に増加又は減少するように空調設備ACに設定する設定温度Tを算出する。
まず、プロセッサ11は、式(1)に重み係数α1乃至αnを代入して設定温度T1乃至Tnを算出する。式(1)及び重み係数αにより、設定温度T1から設定温度Tnに向かって値が小さくなる。即ち、設定温度T1が最も高く、設定温度Tnが最も低い。即ち、設定温度Tの値は、降順である。
設定温度T1乃至Tnを算出すると、プロセッサ11は、設定温度T1乃至Tnを平均して、室内平均温度TAを算出する。室内平均温度TAを算出すると、プロセッサ11は、室内平均温度TAに基づいて、設定温度T1乃至Tnの値の順序を入れ替える。
ここでは、プロセッサ11は、室内平均温度TAが外気温度以上であるかを判定する。たとえば、プロセッサ11は、図示されない温度計を用いて外気温度を測定してもよい。また、プロセッサ11は、外部サービスから外気温度を取得するものであってもよい。
室内平均温度TAが外気温度未満である場合(たとえば、夏)、プロセッサ11は、設定温度T1乃至Tnの値を入れ替えない。
その結果、最もペリメータ側の空調ゾーンZ(ここでは、空調ゾーンZ1)の設定温度T1が最も大きな温度となる。そのため、空調システム100は、空調ゾーンZ1と外気との温度差が小さくすることができる。
また、室内平均温度TAが外気温度以上である場合(たとえば、冬)、プロセッサ11は、設定温度T1乃至Tnの値を昇順に入れ替える。たとえば、プロセッサ11は、設定温度T1の値と設定温度Tnの値と、設定温度T2の値と設定温度Tn-1の値と、…をそれぞれ入れ替える。
即ち、設定温度T1から設定温度Tnに向かって値が大きくなる。この場合、設定温度T1が最も低く、設定温度Tnが最も高くなる。
その結果、最もペリメータ側の空調ゾーンZ(ここでは、空調ゾーンZ1)の設定温度T1が最も低い温度となる。そのため、空調システム100は、空調ゾーンZ1と外気との温度差が小さくすることができる。
設定温度Tを算出すると、プロセッサ11は、通信部17を通じて、設定温度T1乃至Tnを空調設備AC1乃至ACnにそれぞれ送信する。
図4は、室内平均温度TAが外気温度未満である場合の空調ゾーンZの状態を示す。図4は、空調ゾーンZ1、Z2及びZ3を示す。
図4が示す例では、室内平均温度TAが外気温度未満であるので、設定温度T1、設定温度T2及び設定温度T3の順に値が減少する。よって、最もペリメータ側である空調ゾーンZ1は、最も暖かいゾーン(温暖ゾーン)になる。また、空調ゾーンZ2は、中程度の温度のゾーン(中立ゾーン)になる。また、最もインテリア側である空調ゾーンZ3は、最も寒いゾーン(寒冷ゾーン)になる。
また、図5は、室内平均温度TAが外気温度以上である場合の空調ゾーンZの状態を示す。図5は、図4と同様に、空調ゾーンZ1、Z2及びZ3を示す。
図5が示す例では、室内平均温度TAが外気温度以上であるので、設定温度T1、設定温度T2及び設定温度T3の順に値が増加する。よって、最もペリメータ側である空調ゾーンZ1は、最も寒いゾーン(寒冷ゾーン)になる。また、空調ゾーンZ2は、中程度の温度のゾーン(中立ゾーン)になる。また、最もインテリア側である空調ゾーンZ3は、最も暖かいゾーン(温暖ゾーン)になる。
図6は、室内平均温度TAが外気温度以上である場合における空調空間9の温度分布を示す。図6では、右上がペリメータ側であり、左下がインテリア側である。図6が示すように、ペリメータ側からインテリア側に向かって温度が上昇する。
また、プロセッサ11は、最適な位置を利用者Pに提示する機能を有する。
各空調設備ACに設定温度Tを設定すると、プロセッサ11は、利用者P1が所持する個人用通信端末3を特定する。個人用通信端末3を特定すると、プロセッサ11は、集中度テーブルを参照して、利用者P1の集中度が最も高くなる空調ゾーンZを選択する。
空調ゾーンZを選択すると、プロセッサ11は、通信部17を通じて、選択された空調ゾーンZを特定された個人用通信端末3に表示する。
プロセッサ11は、上記の通り、各利用者Pの個人用通信端末3に、各利用者Pの集中度が最も高くなる空調ゾーンZを表示する。
図7は、特定された空調ゾーンZを利用者Pに表示するための表示画面(レコメンド画面)の例である。図7が示すように、レコメンド画面は、空調空間9内に設置されている座席などを表示する。また、レコメンド画面は、空調空間9内の各部の温度を重ねて表示する。
プロセッサ11は、環境情報センサ5からの環境情報に基づいて各部の温度を重ねてレコメンド画面に表示する。
また、プロセッサ11は、アイコン91及び92をレコメンド画面に表示する。
アイコン91は、利用を推奨する座席を示す。たとえば、プロセッサ11は、利用者Pの集中度が最も高くなる空調ゾーンZに配置される座席から、他の利用者Pが在席していない座席を選択する。座席を選択すると、プロセッサ11は、利用を推奨する座席の位置を示すアイコン91を表示する。
アイコン92は、他の利用者Pが既に在席している座席を示す。
次に、レコメンド画面の他の例について説明する。
図8は、特定された空調ゾーンZを利用者Pに表示するためのレコメンド画面の他の例である。図8が示すように、レコメンド画面は、空調空間9内に設置されている座席などを表示する。また、レコメンド画面は、空調空間9内の各部のCO2濃度を重ねて表示する。
プロセッサ11は、環境情報センサ5からの環境情報に基づいて各部のCO2濃度を重ねてレコメンド画面に表示する。
また、プロセッサ11は、アイコン91及び92を表示画面に表示する。アイコン91及び92については、前述の通りである。
なお、プロセッサ11が表示するレコメンド画面の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
また、プロセッサ11は、集中度テーブルに利用者Pの集中度が含まれない場合、ランダムに空調ゾーンZを選択する。
また、プロセッサ11は、集中度テーブルを更新する機能を有する。
プロセッサ11は、利用者P1の個人用通信端末3にレコメンド画面を表示すると、所定の期間待機する。所定の期間が経過すると、プロセッサ11は、個人用通信端末3を用いて利用者P1の位置を特定する。
ここで、利用者P1は、レコメンド画面によって示された空調ゾーンZに滞在していてもよいし、他の空調ゾーンZに滞在していてもよい。
利用者P1の位置を特定すると、プロセッサ11は、利用者P1が滞在する空調ゾーンZを特定する。
空調ゾーンZを特定すると、プロセッサ11は、利用者P1の生体情報センサ4から、利用者P1の生体情報を取得する。利用者P1の生体情報を取得すると、プロセッサ11は、利用者P1の生体情報に基づいて利用者P1の集中度を算出する。
利用者P1の集中度を算出すると、プロセッサ11は、特定された空調ゾーンZ及び算出された集中度に基づいて集中度テーブルを更新する。即ち、プロセッサ11は、集中度テーブルにおいて、利用者P1及び特定された空調ゾーンZに対応する集中度を、算出された集中度に書き換える。また、集中度テーブルが利用者P1の集中度を含まない場合、プロセッサ11は、利用者P1及び特定された空調ゾーンZに対応する集中度を集中度テーブルに追加する。
プロセッサ11は、各利用者Pについて同様に集中度テーブルを更新する。
また、プロセッサ11は、各利用者Pの集中度に基づいて、室内最高温度TH及び室内最低温度TLを更新する機能を有する。
各利用者Pの集中度を算出すると、プロセッサ11は、各利用者Pの集中度の平均値を算出する。集中度の平均値を算出すると、プロセッサ11は、集中度の平均値が所定の閾値以上であるかを判定する。
集中度の平均値が所定の閾値以上であると判定すると、プロセッサ11は、空調設備ACの消費電力を抑制するように、室内最高温度TH及び室内最低温度TLを更新する。たとえば、プロセッサ11は、室内最高温度TH及び室内最低温度TLに所定の値をそれぞれ加算又は減算して外気温度に近づける。
また、集中度の平均値が所定の閾値未満であると判定すると、プロセッサ11は、集中度が上昇するように、室内最高温度TH及び室内最低温度TLを更新する。たとえば、プロセッサ11は、室内最高温度TH及び室内最低温度TLに所定の値をそれぞれ加算又は減算して外気温度からより乖離させる。
なお、プロセッサ11が室内最高温度TH及び室内最低温度TLを更新する方法は、特定の方法に限定されるものではない。
また、プロセッサ11は、環境情報を記録する機能を有する。
プロセッサ11は、所定のタイミングで、各環境情報センサ5から環境情報を取得する。環境情報を取得すると、プロセッサ11は、記憶装置インターフェース18を通じて、取得された環境情報を環境情報テーブルに格納する。ここでは、プロセッサ11は、取得された環境情報を各空調ゾーンZの環境情報として環境情報テーブルに格納する。
図9は、環境情報テーブルの構成例を示す。図9が示すように、環境情報テーブルは、空調ゾーンZ及び時刻ごとに環境情報を格納する。
ここでは、環境情報テーブルは、環境情報として、温度及び湿度を格納する。なお、環境情報テーブルは、環境情報として、さらにCO2濃度を格納するものであってもよい。
次に、空調システム100の動作例について説明する。
まず、制御装置10が空調設備ACに設定温度Tを設定する動作例について説明する。
図10は、制御装置10が空調設備ACに設定温度Tを設定する動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、制御装置10のプロセッサ11は、室内最高温度THと室内最低温度TLとを設定する(S11)。室内最高温度THと室内最低温度TLとを設定すると、プロセッサ11は、室内最高温度TH及び室内最低温度TLなどに基づいて、重み係数αを算出する(S12)。
重み係数αを算出すると、プロセッサ11は、室内最高温度TH、室内最低温度TL及び重み係数αに基づいて、設定温度Tを算出する(S13)。設定温度Tを算出すると、プロセッサ11は、設定温度Tを平均して室内平均温度TAを算出する(S14)。
室内平均温度TAを算出すると、プロセッサ11は、室内平均温度TAが外気温度以上であるかを判定する(S15)。
室内平均温度TAが外気温度以上であると判定すると(S15、YES)、プロセッサ11は、設定温度Tの値を昇順に入れ替える(S16)。
室内平均温度TAが外気温度未満であると判定した場合(S15、NO)、又は、設定温度Tの値を昇順に入れ替えた場合(S16)、プロセッサ11は、通信部17を通じて、各設定温度Tを各空調設備ACに送信する(S17)。
各設定温度Tを各空調設備ACに送信すると、プロセッサ11は、動作を終了する。
次に、プロセッサ11が重み係数αを算出する動作例(S12)について説明する。
図11は、プロセッサ11が重み係数αを算出する動作例(S12)について説明するためのフローチャートである。
まず、プロセッサ11は、重み係数αの算出方法を選択する(S21)。
単純単調を選択した場合、プロセッサ11は、式(2)に基づいて重み係数αを算出する(S22)。
面積按分を選択した場合、プロセッサ11は、式(3)に基づいて重み係数αを算出する(S23)。
人数按分を選択した場合、プロセッサ11は、式(4)に基づいて重み係数αを算出する(S24)。
式(2)に基づいて重み係数αを算出した場合(S22)、式(3)に基づいて重み係数αを算出した場合(S23)、又は、式(4)に基づいて重み係数αを算出した場合(S24)、プロセッサ11は、動作を終了する。
次に、プロセッサ11がレコメンド画面を表示する動作例について説明する。
図12は、プロセッサ11がレコメンド画面を表示する動作例について説明するためのフローチャートである。
まず、プロセッサ11は、iに1を代入する(S31)。iに1を代入すると、プロセッサ11は、利用者Piが所持する個人用通信端末3を特定する(S32)。個人用通信端末3を特定すると、プロセッサ11は、集中度テーブルに利用者Piの集中度が含まれるかを判定する(S33)。
集中度テーブルに利用者Piの集中度が含まれると判定すると(S33、YES)、プロセッサ11は、集中度テーブルを参照して利用者Piの集中度が最も高くなる空調ゾーンZを選択する(S34)。
集中度テーブルに利用者Piの集中度が含まれないと判定すると(S33、NO)、プロセッサ11は、ランダムに空調ゾーンZを選択する(S35)。
利用者Piの集中度が最も高くなる空調ゾーンZを選択した場合(S34)、又は、ランダムに空調ゾーンZを選択した場合(S35)、プロセッサ11は、通信部17を通じて、選択された空調ゾーンZを示すレコメンド画面を、特定された個人用通信端末3に表示する(S36)。
レコメンド画面を、特定された個人用通信端末3に表示すると、プロセッサ11は、利用者Piが滞在する空調ゾーンZを特定する(S37)。利用者Piが滞在する空調ゾーンZを特定すると、プロセッサ11は、利用者Piの生体情報センサ4からの生体情報に基づいて利用者Piの集中度を算出する(S38)。
利用者Piの集中度を算出すると、プロセッサ11は、利用者Piが滞在する空調ゾーンZ及び利用者Piの集中度に基づいて集中度テーブルを更新する(S39)。集中度テーブルを更新すると、プロセッサ11は、他の利用者Piが存在するかを判定する(S40)。
他の利用者Piが存在すると判定すると(S40、YES)、プロセッサ11は、iをインクリメントする(S41)。iをインクリメントすると、プロセッサ11は、S32に戻る。
他の利用者Piが存在しないと判定すると(S40、NO)、プロセッサ11は、室内最高温度THと室内最低温度TLとを更新する(S42)。室内最高温度THと室内最低温度TLとを更新すると、プロセッサ11は、動作を終了する。
なお、プロセッサ11は、所定の間隔(たとえば、数十分から1時間程度)でS11乃至S17を実行してもよい。
また、プロセッサ11は、所定の間隔(たとえば、数十分から1時間程度)でS31乃至S42を実行してもよい。また、プロセッサ11は、各利用者PについてS32乃至S39を同時並行で実行してもよい。
また、プロセッサ11は、S11乃至S17とS31乃至S42とを同時並行で実行するものであってもよい。
また、プロセッサ11は、S11乃至S17とS31乃至S42と同時並行で環境情報テーブルに環境情報を格納してもよい。
また、プロセッサ11は、室内平均温度TAが外気温度以上であると判定すると、重み係数αの値を昇順に入れ替えてもよい。この場合、プロセッサ11は、入れ替え後の重み係数αに基づいて設定温度Tを算出し直してもよい。
また、プロセッサ11は、室内平均温度TA及び外気温度の代わりに室内エンタルピー及び室外エンタルピーを用いるものであってもよい。
また、空調システムは、集中度の代わりに、快適指標(たとえば、PMV(Predicted Mean Vote))を用いるものであってもよい。
また、空調システムは、空調ゾーンZの設定温度を利用者に示す表示装置を備えるものであってもよい。
以上のように構成された空調システムは、ペリメータ側からインテリア側に向かって配置される空調設備に、順に増加又は減少する設定温度を設定する。その結果、空調システムは、ペリメータ側からインテリア側に向かって温度が増加又は減少する空調ゾーンを形成する。その結果、空調システムは、空調ゾーン間の熱的な損失を抑えることができる。
また、空調システムは、外気温度に基づいて、最もペリメータ側の空調ゾーンと外気温度との差が小さくなるように、設定温度の順序を入れ替える。その結果、空調システムは、外気と空調ゾーンとの間の熱的な損失を抑えることができる。
また、空調システムは、利用者に対して最も集中度が高い空調ゾーンを提示する。その結果、空調システムは、利用者に応じて、最も集中度が高い空調ゾーンに誘導することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…記憶装置、2…通信装置、3…個人用通信端末、4…生体情報センサ、5…環境情報センサ、6…ネットワーク、9…空調空間、10…制御装置、11…プロセッサ、12…ROM、13…RAM、14…NVM、15…操作部、16…表示部、17…通信部、18…記憶装置インターフェース、91…アイコン、92…アイコン、100…空調システム、AC…空調設備、P…利用者。

Claims (14)

  1. 1つの空間における空調ゾーンの温度をそれぞれ制御する複数の空調設備に接続する第1のインターフェースと、
    室内最高温度と室内最低温度とを設定し、
    前記室内最高温度と前記室内最低温度とに基づいて、ペリメータ側からインテリア側に向かって空調ゾーンの温度が順に増加又は減少するように、前記空調設備に設定する設定温度をそれぞれ算出し、
    前記第1のインターフェースを通じて、前記空調設備に前記設定温度をそれぞれ設定する、
    プロセッサと、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記室内最高温度と前記室内最低温度との按分する重み係数を算出し、
    前記重み係数に基づいて前記設定温度を算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記空調ゾーンの温度が一定の間隔で増加又は減少するように前記重み係数を算出する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記空調ゾーンの面積に基づいて前記重み係数を算出する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 利用者が前記空調ゾーンに滞在した場合における集中度を示すテーブルに接続する第2のインターフェースを備え、
    前記プロセッサは、
    前記テーブルを参照して、前記空調ゾーンごとに前記空間に滞在する利用者であって集中度が最も高くなる利用者の人数をカウントし、
    前記空調ゾーンにおける前記人数に基づいて前記重み係数を算出する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、前記設定温度の平均値に基づいて前記設定温度の値を入れ替える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、外気温度と最もペリメータ側に近い前記空調ゾーンの温度との差が小さくなるように前記設定温度の値を入れ替える、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 利用者が前記空調ゾーンに滞在した場合における集中度を示すテーブルに接続する第2のインターフェースを備え、
    前記第1のインターフェースは、前記利用者が所持する端末に接続し、
    前記プロセッサは、
    前記利用者の集中度が最も高くなる前記空調ゾーンを選択し、
    前記第1のインターフェースを通じて、選択された前記空調ゾーンを示すレコメンド画面を前記端末に表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記レコメンド画面は、利用を推奨する座席を示す、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1のインターフェースは、前記空間に滞在する利用者の生体情報を取得する生体情報センサに接続し、
    前記プロセッサは、前記生体情報に基づいて前記利用者の集中度を算出する、
    請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、前記集中度に基づいて前記室内最高温度及び前記室内最低温度を更新する、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記生体情報は、前記利用者が座る座席にかかる加速度である、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  13. プロセッサによって実行され、1つの空間における空調ゾーンの温度をそれぞれ制御する複数の空調設備を制御する情報処理方法であって、
    室内最高温度と室内最低温度とを設定し、
    前記室内最高温度と前記室内最低温度とに基づいて、ペリメータ側からインテリア側に向かって空調ゾーンの温度が順に増加又は減少するように、前記空調設備に設定する設定温度をそれぞれ算出し、
    前記空調設備に前記設定温度をそれぞれ設定する、
    を備える情報処理方法。
  14. プロセッサによって実行され、1つの空間における空調ゾーンの温度をそれぞれ制御する複数の空調設備を制御するプログラムであって、
    前記プロセッサに、
    室内最高温度と室内最低温度とを設定する機能と、
    前記室内最高温度と前記室内最低温度とに基づいて、ペリメータ側からインテリア側に向かって空調ゾーンの温度が順に増加又は減少するように、前記空調設備に設定する設定温度をそれぞれ算出する機能と、
    前記空調設備に前記設定温度をそれぞれ設定する機能と、
    を実現させるプログラム。
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