JP2023170100A - 筐体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被制御装置の動作を遠隔制御するために使用される通信装置を格納する筐体装置において消費される電力を抑制する。【解決手段】筐体131は、電子キー12が格納される格納部131aを有している。制御部137は、通信部133がユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号ULを受信すると、無線給電により電子キー12への電力供給を可能にさせ、かつ電子キー12に第二信号S2を送信させるための可動部121の操作をアクチュエータ132に行なわせる。第二信号S2は、被制御装置の動作を遠隔制御する。制御部137は、通信部133における無線信号の受信強度が解錠信号ULの送信時よりも低下した場合、無線給電を停止する。【選択図】図5

Description

本開示は、被制御装置の動作を遠隔制御するために使用される通信装置を格納する筐体装置に関連する。
特許文献1は、車両のドアにより開閉される車室内に配置される筐体装置を開示している。筐体装置は、格納部、通信部、およびアクチュエータを備えている。格納部は、無線通信装置の一例としての電子キーを格納する。電子キーは、特定の操作がなされることにより、無線通信を通じて当該車両に搭載された施解錠装置にドアの施錠を解除させる装置である。ユーザによる携帯が可能であるモバイル装置から通信部が解錠指示を受信すると、アクチュエータは、電子キーに対して上記特定の操作を行なう。これにより、車室内に電子キーを残した状態で、例えば車室外からモバイル装置を通じて施解錠装置の動作を遠隔制御できる。
欧州特許出願公開第3418985号明細書
上記のような筐体装置において消費される電力を抑制することが求められている。
本開示により提供される態様例の一つは、開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を含む無線信号を受信可能である通信部と、
前記通信部が前記解錠信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
を備えており、
前記制御部は、前記通信部における前記無線信号の受信強度が前記解錠信号の送信時よりも低下した場合、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせる。
通信部における無線信号の受信強度が解錠信号の受信時よりも低下している場合、一旦開閉体の解錠を試みたユーザが、何らかの事情により開閉体を開けることなく施解錠装置から離れている状況が考えられる。上記のような構成によれば、通信装置への電力供給が継続されたままでユーザが施解錠装置から離れる事態の発生を回避できる。したがって、施解錠装置の動作を遠隔操作するために使用される通信装置を格納する筐体装置において消費される電力を抑制できる。
本開示により提供される態様例の一つは、開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を含む無線信号を受信可能である通信部と、
前記通信部が前記解錠信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
を備えており、
前記制御部は、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせた状態で前記モバイル装置から前記解錠信号を受信した場合に前記筐体装置に供給される電源電圧が変動したかを判断する。
本態様に係る構成によれば、給電制御装置による通信装置への電力供給が不能とされている状態でモバイル装置から解錠信号を受信した場合に筐体装置へ供給される電源電圧が変動したという事実に基づいて、通信装置内に電池が残留していると判断できる。これにより、通信装置内に電池が残留している状態で無線給電が実行されることによる無用の電力消費の回避を促すことができる。したがって、施解錠装置の動作を遠隔操作するために使用される通信装置を格納する筐体装置において消費される電力を抑制できる。
本開示により提供される態様例の一つは、開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
被制御装置の作動を許可する遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
ユーザによる携帯が可能なモバイル装置からトリガ信号を受信可能である通信部と、
前記通信部が前記トリガ信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせる制御部と、
を備えており、
前記制御部は、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせた状態で前記被制御装置が作動された場合に前記筐体装置に供給される電源電圧が変動したかを判断する。
本態様に係る構成によれば、給電制御装置による電子キーへの電力供給が不能とされている状態で被制御装置が作動された場合に筐体装置へ供給される電源電圧が変動したという事実に基づいて、通信装置内に電池が残留していると判断できる。これにより、通信装置内に電池が残留している状態で無線給電が実行されることによる無用の電力消費を回避を促すことができる。したがって、被制御装置の動作を遠隔操作するために使用される通信装置を格納する筐体装置において消費される電力を抑制できる。
本開示により提供される態様例の一つは、移動体に搭載された開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を受信可能である通信部と、
前記通信部が前記解錠信号を受信すると、第一時間長さだけ前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
を備えており、
前記制御部は、前記移動体の駆動源が作動されており、かつ前記移動体の移動速度が閾値未満であることが検出された場合、第二時間長さだけ前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせる。
本態様に係る構成によれば、給電制御装置を通じて通信装置への電力供給が可能とされる期間を、ユーザの移動体に対する乗降が行なわれる可能性が高い期間に制限できる。したがって、ユーザに対する利便性を損なうことなく、施解錠装置の動作を遠隔操作するために使用される通信装置を格納する筐体装置において消費される電力を抑制できる。
一実施形態に係る遠隔制御システムの構成を例示している。 図1の筐体装置の構成の一例を示している。 図2における無線給電システムの回路構成を例示している。 図2の筐体装置の動作の一例を示している。 図2の筐体装置の動作の一例を示している。 図2の制御部により実行される処理の流れの一例を示している。 図2の制御部により実行される処理の流れの別例を示している。 図2の制御部により実行される処理の流れの別例を示している。 図8の処理を理解するための図である。 図2の制御部により実行される処理の流れの別例を示している。 図10の処理を理解するための図である。 図2の制御部により実行される処理の流れの別例を示している。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。図1は、一実施形態に係る遠隔制御システム10の構成を例示している。各図においては、例示される各要素を認識可能な大きさとするために、縮尺を適宜に変更している。
遠隔制御システム10は、モバイル装置11を含んでいる。モバイル装置11は、ユーザ20により携帯可能な装置である。モバイル装置11の例としては、スマートフォンなどの汎用携帯情報端末が挙げられる。
遠隔制御システム10は、電子キー12を含んでいる。電子キー12もまた、ユーザ20による携帯が可能な装置である。電子キー12は、第一無線通信に基づいて車両30に搭載された制御装置31に施解錠装置32の動作制御を行なわせることが可能な無線通信装置である。施解錠装置32は、車両30の車室33を開閉するドア34を施解錠する装置である。
車両30は、移動体の一例である。施解錠装置32は、被制御装置の一例である。ドア34は、開閉体の一例である。車室33は、開閉体により開閉される空間の一例である。
第一無線通信は、第一周波数帯を用いる第一信号S1と第二周波数帯を用いる第二信号S2の送受信を含んでいる。第一周波数帯と第二周波数帯は相違している。第一周波数帯の例としては、長波(LF)帯が挙げられる。第二周波数帯の例としては、極超短波(UHF)帯が挙げられる。換言すると、電子キー12は、施解錠装置32の制御に必要な情報を出力する。
具体的には、車両30における適宜の箇所に配置された通信装置を通じて第一信号S1が送信される。第一信号S1の送信は、連続的になされてもよいし、断続的になされてもよい。電子キー12は、第一信号S1の受信と第二信号S2の送信が可能なアンテナを含む通信装置を備えている。電子キー12は、第一信号S1を受信すると第二信号S2を送信するように構成されている。第二信号S2は、電子キー12の認証に必要な認証情報を含むように構成されている。認証情報は、電子キー12とユーザ20の少なくとも一方を特定可能な情報である。
制御装置31は、車両30における適宜の箇所に配置された通信装置を通じて第二信号S2を受信すると、認証処理を実行するように構成されている。具体的には、制御装置31は、第二信号S2に含まれる認証情報を、不図示の記憶装置に予め格納されている電子キー12の認証情報と照合するように構成されている。両情報の一致度が閾値を上回る場合、制御装置31は、電子キー12の認証が成立したと判断する。
制御装置31は、電子キー12の認証が成立したと判断されると、施解錠装置32にドア34の施解錠を許可する制御信号CSを出力するように構成されている。この状態でユーザ20が例えばドアハンドルに設けられたタッチセンサに触れると、施解錠装置32はドア34を施解錠する。
すなわち、電子キー12を携帯したユーザ20が第一信号S1を受信可能な領域に進入すると、第一無線通信を通じて電子キー12の認証がなされる。認証が成立すると、ユーザ20は、キーをキーシリンダに挿入して回すといった動作を行なうことなく、ドア34を施解錠できる。
遠隔制御システム10は、筐体装置13を含んでいる。筐体装置13は、車両30の車室33内における適宜の場所に設置されるように構成されている。当該場所には、車室33内に設置されたグローブボックスやアクセサリボックスなどの収容空間が含まれうる。筐体装置13は、電子キー12を格納できるように構成されている。すなわち、電子キー12は、車室33内に配置されうる。
図2に例示されるように、筐体装置13は、筐体131を備えている。筐体131は、少なくとも第二信号S2が透過可能な材料により形成されている。筐体131は、電子キー12が格納される格納部131aを有している。
筐体装置13は、アクチュエータ132を備えている。アクチュエータ132は、格納部131aに格納された電子キー12の可動部121を操作可能に構成されている。電子キー12は、可動部121に対して所定の操作がなされると、第一信号S1の受信状態に依らず第二信号S2を送信するように構成されている。可動部121は、ボタンやレバーなどにより実現されうる。アクチュエータ132は、ソレノイド、カム機構、ラックピニオン機構などにより実現されうる。電子キー12に第二信号S2を送信させるための可動部121の操作の例としては、少なくとも一回の押下操作などが挙げられる。
筐体装置13は、通信部133を備えている。通信部133は、モバイル装置11と第二無線通信を行なうためのアンテナを備えている。本例においては、第二無線通信は、短距離無線通信である。
本明細書において用いられる「短距離無線通信」という語は、標準規格であるIEEE802.15またはIEEE802.11に準拠して行なわれる無線通信を意味する。そのような無線通信を実行可能な技術としては、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth Low Energy(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)などが挙げられる。本明細書における「短距離無線通信」は、読取装置から送信される電波から微小な電力を得てモバイル装置が情報の送信を行なう非接触通信技術を用いる「近接無線通信」とは区別される。近接無線通信を実行可能な技術としては、RF-IDやNFCなどが挙げられる。
電子キー12は、第一コイル122を搭載している。第一コイル122は、軸心122aを有する空芯コイルである。第一コイル122は、電池に代えて電子キー12の筐体内に収容されうる。
本例に係る筐体装置13は、第二コイル134を備えている。第二コイル134は、軸心134aを有する空芯コイルである。第二コイル134は、格納部131aに格納された電子キー12の第一コイル122を包囲するように配置されている。
本明細書で用いられる「第二コイル134が第一コイル122を包囲する」という表現は、第二コイル134の軸心134aに直交する向きから見て第一コイル122と第二コイル134の少なくとも一部が重なっている状態を意味している。
本例に係る筐体装置13は、電源135を備えている。電源135は、交流電源である。電源135の動作周波数は、上記の第一信号S1の周波数および第二信号S2の周波数と異なるように、かつ第一信号S1の周波数および第二信号S2の周波数の各々に影響を与えないように定められる。例えば、第一信号S1の周波数および第二信号S2の周波数の各々の逓倍である周波数は使用されない。
具体的には、図3に例示されるように、電源135は、第二コイル134およびコンデンサ136とともに一次側の無線給電回路を形成している。第二コイル134とコンデンサ136は、LC直列共振回路を形成している。当該無線給電回路は、給電制御装置の一例である。
他方、電子キー12においては、第一コイル122がコンデンサ123、ダイオード124、およびコンデンサ125とともに二次側の無線給電回路を形成している。第一コイル122とコンデンサ123は、共振ループ回路を形成している。ダイオード124は半端整流を行なうために設けられている。コンデンサ125は、平滑化を行なうために設けられている。
筐体装置13に電子キー12が格納された状態で車両30のドア34の解錠を希望するユーザ20は、モバイル装置11に対して所定の操作を入力する。操作入力は、スイッチまたはスイッチ画像の操作、音声指示入力、ジェスチャ入力などによりなされうる。図1に例示されるように、モバイル装置11は、当該所定の操作に基づいて解錠信号ULを送信するように構成されている。
図2に例示されるように、筐体装置13は、制御部137を備えている。制御部137は、アクチュエータ132と電源135の動作を制御可能に構成されている。
具体的には、図4に例示されるように、制御部137は、通信部133により解錠信号ULが受信されると、電源135に第二コイル134への給電を行なわせるように構成されている。これにより、第二コイル134から第一コイル122への無線給電がなされ、第一コイル122に起電力が発生する。
図3に例示されるように、電子キー12には電圧レギュレータ126が搭載されている。電圧レギュレータ126は、無線給電により第一コイル122に生じた電力を所定の値に制限して負荷127へ供給するように構成されている。負荷127は、第二信号S2の送信に必要な要素を含んでいる。
加えて、制御部137は、通信部133により解錠信号ULが受信されると、電子キー12に第二信号S2を送信させるための可動部121の操作をアクチュエータ132に行なわせるように構成されている。
したがって、図5に例示されるように、通信部133により解錠信号ULが受信されると、無線給電を通じて電子キー12が起動され、アクチュエータ132による可動部121の操作を通じて、電子キー12から第二信号S2が送信される。
電子キー12から送信された第二信号S2は、車両30に搭載された制御装置31により受信される。前述の通り、制御装置31は、第二信号S2を受信すると、電子キー12の認証処理を行なう。認証処理が成立すると、制御装置31は、施解錠装置32にドア34を解錠させる制御信号CSを出力する。第二信号S2は、遠隔制御信号の一例である。
よって、車室33内に設置された筐体装置13に電子キー12が格納された状態でユーザ20がモバイル装置11から解錠信号ULを送信すると、ドア34を解錠できる。換言すると、ユーザ20は、電子キー12を携帯せずとも、車室33の外からモバイル装置11に対する所定の操作を通じてドア34を解錠できる。
図6は、制御部137により実行される処理の流れの一例を示している。
制御部137は、通信部133がモバイル装置11から解錠信号ULを受信したかを判断する(STEP11)。解錠信号ULが受信されたと判断されるまで、当該処理が繰り返される(STEP11においてNO)。
解錠信号ULが受信されたと判断されると(STEP11においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を開始し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を可能にする(STEP12)。これにより、電子キー12が起動される。
続いて、制御部137は、アクチュエータ132に可動部121を操作させることにより、施解錠装置32にドア34を解錠させる制御信号CSを制御装置31に出力させるための第二信号S2を、電子キー12に送信させる(STEP13)。
続いて、制御部137は、通信部133におけるモバイル装置11からの無線信号の受信強度が第一閾値Th1よりも低下したかを判断する(STEP14)。具体的には、受信強度が第一閾値Th1よりも低下した時間が所定値を上回ったかが判断される。無線信号の例としては、モバイル装置11と筐体装置13との間でアドバタイズチャネルで送受される信号が挙げられる。
第一閾値Th1は、モバイル装置11から送信された解錠信号ULの受信強度よりも低い値として定められる。第一閾値Th1は、当該受信強度から一定値を差し引くことにより都度算出されてもよいし、特定の受信強度が予め設定されてもよい。差分値や特定の受信強度は、ユーザ20がドア34からある程度離れた場合に想定される値として定められる。ドア34からの距離の例としては、5mが挙げられる。
受信強度が第一閾値Th1以上であると判断されると(STEP14においてNO)、制御部137は、ドア34が開かれたかを判断する(STEP15)。当該判断は、ドア34の開閉を検出するセンサからの出力に基づいてなされる。例えば、ドア34が開かれたことを示す信号がセンサから制御装置31に送信され、第一無線通信を通じて制御装置31から筐体装置13へ当該信号の受信が伝達されることにより、制御部137はドア34が開かれたと判断しうる。
ドア34が開かれていないと判断されると(STEP15においてNO)、制御部137は、処理をSTEP14に戻す。ドア34が開かれたと判断されると(STEP15においてYES)、ユーザ20が車両30に乗り込んだ蓋然性が高いとの判断に基づき、制御部137は処理を終了する。後続する処理のために、無線給電を通じて電子キー12に電力が供給されている状態は維持される。
他方、通信部133におけるモバイル装置11からの無線信号の受信強度が第一閾値Th1よりも低下したと判断されると(STEP14においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を停止し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を不能にする(STEP16)。
受信強度が第一閾値Th1よりも低下している場合、一旦ドア34の解錠を試みたユーザ20が、何らかの事情によりドア34を開けることなく車両30から離れている状況が考えられる。上記のような構成によれば、電子キー12への電力供給が継続されたままでユーザ20が車両30から離れる事態の発生を回避できる。したがって、施解錠装置32の動作を遠隔操作するために使用される電子キー12を格納する筐体装置13において消費される電力を抑制できる。
制御部137は、STEP16において無線給電を停止すると、内部タイマによる計時を開始する。続いて、制御部137は、無線給電を停止してからの経過時間が閾値に達したかを判断する(STEP17)。経過時間が閾値に達するまで、当該処理が繰り返される(STEP17においてNO)。閾値の例としては、30秒が挙げられる。
無線給電を停止してからの経過時間が閾値に達したと判断されると(STEP17においてYES)、制御部137は、アクチュエータ132に可動部121を操作させることにより、施解錠装置32にドア34を施錠させる制御信号CSを制御装置31に出力させるための第二信号S2を、電子キー12に送信させる(STEP18)。すなわち、一旦ドア34の解錠を試みたユーザ20が、ドア34を開けることなく車両30から離れて一定の時間が経過すると、ドア34が施錠される。
このような構成によれば、車室33への進入が中断されたドア34のセキュリティ性を高めることができる。加えて、車室33への進入の中断後にドア34が施錠されているという安心感に基づいてユーザ20が車両30を長時間離れる際に、電子キー12への電力供給が継続されているという事態の発生を回避できる。
図7は、制御部137により実行される処理の流れの別例を示している。図6に示された例における処理要素と実質的に同一の処理要素については、同一の参照符号を付与し、繰り返しとなる説明を省略する。
本例においては、STEP16において無線給電を停止してからの経過時間が閾値に達していないと判断されると(STEP17においてNO)、制御部137は、通信部133におけるモバイル装置11からの無線信号の受信強度が第二閾値Th2を上回ったかを判断する(STEP21)。具体的には、受信強度が第二閾値Th2を上回る時間が所定値を上回ったかが判断される。
第二閾値Th2は、第一閾値Th1よりも高い適宜の値として設定される。例えば、第二閾値Th2は、ユーザ20がドア34にある程度近づいた場合に想定される受信強度の値として定められる。この場合におけるドア34からの距離の例としては、1mが挙げられる。第二閾値Th2は、モバイル装置11から送信された解錠信号ULの受信強度よりも高い値として定められてもよい。
受信強度が第二閾値Th2を上回っていないと判断されると(STEP21においてNO)、制御部137は、処理をSTEP17に戻す。
受信強度が第二閾値Th2を上回ったと判断されると(STEP21においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を開始し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を可能にする(STEP22)。これにより電子キー12が再起動される。すなわち、電子キー12への電力供給が不能とされてから所定の時間が経過する前に通信部133におけるモバイル装置11からの無線信号の受信強度が第二閾値Th2を上回ると、電子キー12への電力供給が再開される。
このような構成によれば、ユーザ20が何らかの事情により一旦車両30を離れても比較的短い時間内に戻れば、車室33への進入を再開できる。これにより、ユーザ20はドア34を解錠する処理を初めからやり直す必要がないので、セキュリティ性の確保と利便性の向上を両立できる。
その後、制御部137は、ユーザ20が再びドア34に接近しているとの判断に基づいて、ドア34が開かれたかを判断する(STEP15)。
前述したように、電子キー12の第一コイル122は、無線給電を受けるために電池に代えて搭載される。すなわち、図1に例示されるようにユーザ20に携帯されている状態においては、電子キー12の筐体には電池が収容されている。電池と第一コイル122との交換は、例えば電子キー12が筐体装置13に格納される際になされる。
本実施形態に係る筐体装置13は、テストモードと称される動作状態を実現可能に構成されている。テストモードは、筐体装置13に格納された電子キー12に第一コイル122への交換がなされることなく電池が残留しているかを確認するための動作モードである。電池からの給電がなされている状態で無線給電のための動作が行なわれることは、無用な電力消費に繋がる。テストモードに係る確認動作は、そのような状況を回避するために実行される。
テストモードの開始は、図1に例示されるように、モバイル装置11から筐体装置13へ第二無線通信を通じて適宜の指示信号ISが送信されることによりなされる。指示信号ISの送信は、モバイル装置11に対して適宜の操作が入力されることによりなされる。指示信号ISの送信は、適宜のタイミングで自動的になされてもよい。
図8は、テストモードに関して制御部137により実行される処理の流れの一例を示している。なお、本例においては、筐体装置13の電源135は、車両30に搭載された電源と接続される。換言すると、車両30に搭載された電源から筐体装置13へ電力の供給がなされる。制御部137は、電源135の電圧を監視可能に構成される。
制御部137は、テストモードの開始が指示されたかを判断する(STEP31)。具体的には、制御部137は、モバイル装置11から送信されたテストモードを開始するための指示信号ISが通信部133により受信されたかを判断する。テストモードの開始が指示されたと判断されるまで、当該処理が繰り返される(STEP31においてNO)。
テストモードの開始が指示されたと判断されると(STEP31においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を停止し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を不能にする(STEP32)。
モバイル装置11においては、テストモードを開始するための指示信号ISの送信に伴い、電池残留を確認するためのアプリケーションが実行される。当該アプリケーションは、ユーザ20に対して解錠信号ULを送信するよう指示する。指示は、視覚的手法、聴覚的手法、および触覚的手法の少なくとも一つを通じてなされる。ユーザ20は、当該指示に基づいて、解錠信号ULを送信するための操作をモバイル装置11に入力する。解錠信号ULは、トリガ信号の一例である。
他方、制御部137は、モバイル装置11から送信された解錠信号ULが通信部133により受信されたかを判断する(STEP33)。解錠信号ULが受信されたと判断されるまで、当該処理が繰り返される(STEP33においてNO)。
解錠信号ULが受信されたと判断されると(STEP33においてYES)、制御部137は、電源135の電圧が変動したかを判断する(STEP34)。
図9に例示されるように、電子キー12への無線給電が行なわれていない状態で時点t4に解錠信号ULが受信された場合、電池に代えて第一コイル122が電子キー12に搭載されていれば、アクチュエータ132により可動部121が操作されても第二信号S2は送信されない。したがって、施解錠装置32によるドア34の解錠も行なわれない。この場合、電源135の電圧に変動が生じない。
他方、電子キー12内に電池が残留したままである場合、解錠信号ULに基づいてアクチュエータ132により可動部121が操作されると、電子キー12から第二信号S2が送信される。したがって、無線給電が行なわれていなくても施解錠装置32によりドア34が解錠される。この場合、施解錠装置32の動作に伴うノイズに起因して電源135の電圧に変動が生じる。
したがって、電源135の電圧が変動したと判断されると(図8のSTEP34においてYES)、制御部137は、電子キー12内に電池が残留していると判断する(STEP35)。この場合、制御部137は、電池を第一コイル122で交換するように促す報知を行ないうる。報知は、視覚的報知、聴覚的報知、および触覚的報知の少なくとも一つを用いて行なわれうる。報知は、筐体装置13により行なわれてもよいし、第二無線通信を通じてモバイル装置11に行なわせてもよい。
その後、制御部137は、例えば第二無線通信を通じてモバイル装置11にテストモードの終了を通知し、処理を終了する。電源135の電圧が変動しなかったと判断されると(STEP34においてNO)、制御部137は、電子キー12内に電池が残留していないと判断し、処理を終了する。電池が残留していないことの通知がなされてもよい。
上記のような構成によれば、無線給電による電子キー12への電力供給が不能とされている状態でモバイル装置11から解錠信号ULを受信した場合に筐体装置13へ供給される電源電圧が変動したという事実に基づいて、電子キー12内に電池が残留していると判断できる。これにより、電子キー12内に電池が残留している状態で無線給電が実行されることによる無用の電力消費の回避を促すことができる。したがって、施解錠装置32の動作を遠隔操作するために使用される電子キー12を格納する筐体装置13において消費される電力を抑制できる。
電源135の電圧に変動が生じたかの判断は、電圧の絶対値または振幅値が閾値を上回るかに基づいてなされうる。
別例として、無線給電がなされている状態で同様の動作が行なわれた場合における電圧の変動との差分に基づいて判断がなされてもよい。図9を参照しつつ、この別例について具体的に説明する。
時点t1において、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を開始する。すなわち、電池と第一コイル122のいずれが搭載されているかに依らず、電子キー12への電力供給が可能とされる。
続いて、モバイル装置11を通じて解錠信号ULの送信が要求される。ユーザ20は、当該要求に応じてモバイル装置11を操作し、解錠信号ULを筐体装置13へ送信する。
時点t2において、筐体装置13の通信部133により解錠信号ULが受信されている。制御部137は、アクチュエータ132に可動部121を操作させる。電池と第一コイル122のいずれが搭載されているかに依らず、電子キー12から第二信号S2が送信され、施解錠装置32によりドア34が解錠される。したがって、電源135の電圧に変動が生じる。
その後、時点t3において、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を停止する。その後の処理は、図8を参照して説明した通りである。
制御部137は、時点t2において生じた電圧の変動と時点t4において生じた電圧の変動とを比較する。両者の差分が閾値を上回る場合に、電子キー12内に電池が残留していると判断されうる。
このような構成によれば、背景ノイズによる電源135の電圧への影響を抑制し、電子キー12内に電池が残留している場合に生じうる電源電圧の変動をより正確に検出できる。加えて、電池と第一コイル122のいずれも電子キー12に収容されていない異常状態を検出できる。無線給電が行なわれている状態で解錠信号ULが受信された場合(時点t2)に電源135の電圧に変動が生じなければ、この場合に該当する。
図1に例示されるように、車両30には始動装置35が搭載されている。始動装置35は、車両30の駆動源36を始動させる装置である。駆動源36は、内燃機関と電動モータの少なくとも一方を含みうる。電子キー12は、始動装置35の動作制御を制御装置31に行なわせるためにも使用されうる。始動装置35は、被制御装置の一例である。
具体的には、運転席に着座したユーザ20がブレーキペダルを踏むと、車両30の適宜の箇所に設置された通信装置から第一信号S1が送信されるように構成されうる。電子キー12がこの第一信号S1を受信すると、応答として第二信号S2を送信する。この第二信号S2が制御装置31により受信されると、前述の通り電子キー12の認証処理が行なわれる。電子キー12の認証が成立した状態で、ユーザ20が例えばイグニッションスイッチに触れると、制御装置31は、車両30に搭載された始動装置35に駆動源36を始動させる制御信号CSを出力するように構成されうる。
図10は、テストモードに関して制御部137により実行される処理の別例を示している。本例においては、筐体装置13の電源135は、車両30に搭載されたアクセサリ電源と接続される。換言すると、車両30に搭載されたアクセサリ電源から筐体装置13へ電力の供給がなされる。本例においても、制御部137は、電源135の電圧を監視可能に構成される。
制御部137は、テストモードの開始が指示されたかを判断する(STEP41)。具体的には、制御部137は、モバイル装置11から送信されたテストモードを開始するための指示信号ISが通信部133により受信されたかを判断する。指示信号ISは、トリガ信号の一例である。テストモードの開始が指示されたと判断されるまで、当該処理が繰り返される(STEP41においてNO)。
テストモードの開始が指示されたと判断されると(STEP41においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を開始し、電池と第一コイル122のいずれが搭載されているかに依らず、電子キー12への電力供給を可能にする(STEP42)。
図11に例示されるように、時点t1において無線給電が開始されると、電源135の電圧がアクセサリ電源の電圧に遷移する。
続いて、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を停止し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を不能にする(図10のSTEP43;図11の時点t2)。
続いて、制御部137は、ユーザ20に車両30の駆動源36を始動させるように指示する(図10のSTEP44)。当該指示は、筐体装置13より出力されてもよいし、第二無線通信を通じてモバイル装置11に出力させてもよい。ユーザ20は、当該指示に応じてブレーキペダルを踏み、イグニッションスイッチに触れる(図11の時点t3)。電子キー12に電池が搭載されていれば、制御装置31との間で第一無線通信が成立し、駆動源36の始動が可能とされる。電子キー12に第一コイル122が搭載されていれば、無線給電が断たれているので、駆動源36を始動させることができない。
筐体装置13は、駆動源36が始動されたか否かを直接的に検出することはできない。しかしながら、駆動源36が始動されると、アクセサリ電源からの電力供給が一時的に断たれる。したがって、制御部137は、駆動源36の始動を指示した後に電源135の電圧に変動が生じたかを判断する(図10のSTEP45)。
電源135の電圧が変動したと判断されると(STEP45においてYES)、制御部137は、電子キー12内に電池が残留していると判断する(STEP46)。この場合、制御部137は、電池を第一コイル122で交換するように促す報知を行ないうる。報知は、視覚的報知、聴覚的報知、および触覚的報知の少なくとも一つを用いて行なわれうる。報知は、筐体装置13により行なわれてもよいし、第二無線通信を通じてモバイル装置11に行なわせてもよい。
その後、制御部137は、例えば第二無線通信を通じてモバイル装置11にテストモードの終了を通知し、処理を終了する。電源135の電圧が変動しなかったと判断されると(STEP45においてNO)、制御部137は、電子キー12内に電池が残留していないと判断し、処理を終了する。電池が残留していないことの通知がなされてもよい。
上記のような構成によれば、無線給電による電子キー12への電力供給が不能とされている状態で車両30の駆動源36が始動された場合に筐体装置13へ供給される電源電圧が変動したという事実に基づいて、電子キー12内に電池が残留していると判断できる。これにより、電子キー12内に電池が残留している状態で無線給電が実行されることによる無用の電力消費を回避を促すことができる。したがって、始動装置35の動作を遠隔操作するために使用される電子キー12を格納する筐体装置13において消費される電力を抑制できる。
図12は、制御部137により実行される処理の別例を示している。
制御部137は、通信部133がモバイル装置11から解錠信号ULを受信したかを判断する(STEP50)。解錠信号ULが受信されたと判断されるまで、当該処理が繰り返される(STEP50においてNO)。
解錠信号ULが受信されたと判断されると(STEP50においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を開始し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を可能にする(STEP51)。これにより、電子キー12が起動される。
続いて、制御部137は、内部タイマによる計時を開始し、第一時間長さT1が経過したかを判断する(STEP52)。第一時間長さT1は、解錠信号ULを送信したユーザ20が解錠されたドア34を開けて車室33内に乗り込み、車両30の駆動源36を始動させるまでの所要時間長さとして想定される値が定められる。第一時間長さT1の例としては、2分が挙げられる。なお、第一時間長さT1の計時は、ドア34の解錠がなされてから開始されてもよい。
第一時間長さT1が経過していないと判断された場合(STEP52においてNO)、制御部137は、駆動源36が始動されたかを判断する(STEP53)。当該判断は、図10と図11を参照して説明した手法が用いられうる。すなわち、車両30のアクセサリ電源からの電力供給が駆動源36の始動時に一時的に断たれるので、電源135の電圧に変動があった場合に駆動源36が始動されたとの判断がなされる。
駆動源36が始動されていないと判断されると(STEP53においてNO)、制御部137は、処理をSTEP52に戻す。第一時間長さT1が経過したと判断された場合(STEP52においてYES)、または第一時間長さT1の経過前に駆動源36が始動されたと判断された場合(STEP53においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を停止し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を不能にする(STEP54)。なお、制御部137は、無線給電を停止させるために、車両30のアクセサリ電源がオンされたかを判断してもよい。
なお、駆動源36が始動されないまま第一時間長さT1が経過した場合、制御部137は、無線給電を再開させるための操作を案内する通知を行なう。通知は、筐体装置13によりなされてもよいし、モバイル装置11を通じてなされてもよい。制御部137は、第一時間長さT1の経過前に駆動源36の始動を促す通知を、筐体装置13またはモバイル装置11を通じて行なうことが好ましい。
続いて、制御部137は、車両30の速度を取得する。速度の取得は、筐体装置13内に設けられた不図示の加速度センサやGPSセンサを通じてなされうる。あるいは、モバイル装置11に搭載された加速度センサやGPSセンサにより検出された車両30の速度を、第二無線通信を通じて取得してもよい。
制御部137は、車両30の速度が閾値Vt未満に低下したかを判断する(STEP55)。車両30の速度が閾値Vt未満に低下したと判断されるまで、当該処理が繰り返される(STEP55においてNO)。閾値Vtの例としては時速10kmが挙げられる。
車両30の速度が閾値Vt未満に低下したと判断されると(STEP55においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を開始し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を可能にする(STEP56)。
続いて、制御部137は、内部タイマによる計時を開始し、第二時間長さT2が経過したかを判断する(STEP57)。第二時間長さT2は、車両30の駆動源36を停止させたユーザ20が車室33外に出てドア34を施錠するまでの所要時間長さとして想定される値が定められる。第二時間長さT2の例としては、3分が挙げられる。
筐体装置13に電子キー12が格納された状態で車両30のドア34の施錠を希望するユーザ20は、モバイル装置11に対して所定の操作を入力する。操作入力は、スイッチまたはスイッチ画像の操作、音声指示入力、ジェスチャ入力などによりなされうる。図1に例示されるように、モバイル装置11は、当該所定の操作に基づいて施錠信号LKを送信するように構成されている。
制御部137は、通信部133により施錠信号LKが受信されると、アクチュエータ132に可動部121を操作させることにより、施解錠装置32にドア34を施錠させる制御信号CSを制御装置31に出力させるための第二信号S2を、電子キー12に送信させる。このときに行なわれる可動部121の操作は、解錠信号ULが受信されたときに行なわれる操作と異なる。当該操作の例としては、N秒間の長押しが挙げられる。
したがって、制御部137は、通信部133により施錠信号LKが受信されたかを判断する(STEP58)。施錠信号LKが受信されていないと判断されると(STEP58においてNO)、制御部137は、処理をSTEP57に戻す。
第二時間長さT2の経過前に施錠信号LKが受信されたと判断された場合(STEP58においてYES)、制御部137は、電源135と第二コイル134による第一コイル122への無線給電を停止し、筐体装置13から電子キー12への電力供給を不能にする(STEP59)。その後、制御部137は、処理を終了する。
施錠信号LKが受信されないまま第二時間長さT2が経過した場合(STEP57においてYES)、降車を伴わない車両30の減速や停車を通じて無線給電が開始された蓋然性が高い。したがって、制御部137は、処理をSTEP54に戻す。すなわち、無線給電が停止され、車両30の減速を検出する処理が再開される。
本例に係る処理によれば、無線給電を通じて電子キー12への電力供給が可能とされる期間を、ユーザ20の車両30に対する乗降が行なわれる可能性が高い期間に制限できる。したがって、ユーザ20に対する利便性を損なうことなく、施解錠装置32の動作を遠隔操作するために使用される電子キー12を格納する筐体装置13において消費される電力を抑制できる。
図12に破線で例示されるように、制御部137は、STEP54において無線給電を停止した後、内部タイマによる計時を開始し、第三時間長さT3が経過したかを判断するように構成されうる(STEP60)。
第三時間長さT3が経過したと判断されるまで、当該処理が繰り返される(STEP60においてNO)。第三時間長さT3が経過したと判断されると(STEP60においてYES)、制御部137は、処理をSTEP55に進め、車両30の減速に係る判断を行なう。
このような構成によれば、例えば交通渋滞時において頻繁に車両30の増速と減速が繰り返されることにより、無用の無線給電が行なわれる事態の発生を抑制できる。したがって、第三時間長さT3は、当該抑制効果が期待できる程度の値として適宜に定められる。
制御部137は、規定されたタイミングで第一時間長さT1を短縮し、施解錠装置32または駆動源36が作動されたかを判断するように構成されうる。規定されたタイミングの例としては、モバイル装置11と筐体装置13の間で第二無線通信のペアリングが行なわれた後、または筐体装置13の格納部131aに電子キー12が配置されたことが適宜のセンサにより検出された後で最初に解錠信号ULが受信したときなどが挙げられる。短縮された第一時間長さT1の例としては、30秒未満が挙げられる。
この場合、STEP51において無線給電が開始された直後に第一時間長さT1が経過したと判断され(STEP52においてYES)、無線給電が停止される(STEP54)。この状態で施解錠装置32または駆動源36が作動される事実は、電子キー12内に第一コイル122ではなく電池が残留していることを意味する。
したがって、施解錠装置32または駆動源36が作動されたと判断された場合、制御部137は、電池を第一コイル122で交換するように促す報知を行ないうる。報知は、視覚的報知、聴覚的報知、および触覚的報知の少なくとも一つを用いて行なわれうる。報知は、筐体装置13により行なわれてもよいし、第二無線通信を通じてモバイル装置11に行なわせてもよい。
上記のような処理によれば、規定されたタイミングで電子キー12内に電池が残留しているかを判断できる。これにより、電子キー12内に電池が残留している状態で無線給電が実行されることによる無用の電力消費を回避を促すことができる。したがって、施解錠装置32および始動装置35の動作を遠隔操作するために使用される電子キー12を格納する筐体装置13において消費される電力を抑制できる。
これまで説明した各種の機能を有する筐体装置13の制御部137は、マイクロコントローラ、ASIC、FPGAなどの集積回路素子により実現されうる。これまで説明した各処理を実行可能なコンピュータプログラムは、当該専用集積回路に含まれる記憶素子にプリインストールされる。当該記憶素子は、コンピュータプログラムを記憶している非一時的なコンピュータ可読媒体の一例である。
上記の実施形態は、本開示の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本開示の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更されうる。
上記の実施形態においては、筐体装置13に格納された電子キー12への電力供給は、無線給電技術に基づいて行なわれている。しかしながら、電池から電子キー12への給電を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能なスイッチング素子の動作を磁力で制御するような構成も採用されうる。スイッチング素子と当該構成の組合せもまた、給電制御装置の一例である。当該素子の例としては、磁気センサや磁気リードスイッチが挙げられる。
上記の実施形態においては、制御装置31と電子キー12との間で行なわれる第一無線通信は、異なる周波数帯を使用している。しかしながら、第一無線通信は、同一の周波数帯を用いる適宜の無線通信規格に基づいて行なわれうる。
上記の実施形態においては、モバイル装置11と筐体装置13の通信部133との間で行なわれる第二無線通信は、短距離無線通信である。この場合、車室33内に設置される筐体装置13の配置自由度を高めることができる。しかしながら、第二無線通信は、近接無線通信であってもよい。
本開示に係る遠隔制御システム10は、他の移動体にも適用されうる。その他の移動体の例としては、鉄道、航空機、船舶などが挙げられる。当該移動体は、運転者を必要としなくてもよい。電子キー12により遠隔制御される被制御装置の種別は、移動体の仕様に応じて適宜に定められる。
上記の実施形態においては、施解錠装置32により施解錠される開閉体として車室33を開閉するドア34が例示されている。ドア34の形態は、図1に例示されるようなヒンジドアであってもよいし、スライドドアであってもよい。車室33を開閉する開閉体は、サンルーフを含みうる。車両30に搭載される開閉体は、トランクやボンネットを含みうる。この場合、トランクやボンネットにより開閉される空間に筐体装置13が配置されてもよい。
施解錠装置により施解錠される開閉体は、必ずしも移動体に搭載されることを要しない。住宅や施設における扉や窓もまた開閉体の一例になりうる。電子キー12により遠隔制御される被制御装置の種別は、当該住宅や施設の仕様に応じて適宜に定められる。
以下に列挙する構成もまた、実施態様例として本開示の一部を構成する。

(1):開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を含む無線信号を受信可能である通信部と、
前記通信部が前記解錠信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
を備えており、
前記制御部は、前記通信部における前記無線信号の受信強度が前記解錠信号の送信時よりも低下した場合、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせる、
筐体装置。

(2):前記制御部は、前記通信装置への電力供給が不能とされてから規定された時間長さが経過する前に前記受信強度が閾値を上回った場合、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせる、(1)に記載の筐体装置。

(3):前記通信装置への電力供給は、無線給電を通じてなされる、(1)または(2)に記載の筐体装置。

(4):前記開閉体は、移動体に搭載されている、(1)から(3)のいずれかに記載の筐体装置。

(5):開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を含む無線信号を受信可能である通信部と、
前記通信部が前記解錠信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
を備えており、
前記制御部は、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせた状態で前記モバイル装置から前記解錠信号を受信した場合に前記筐体装置に供給される電源電圧が変動したかを判断する、
筐体装置。

(6):前記制御部は、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせた状態で前記モバイル装置から前記トリガ信号を受信した場合との比較に基づいて、前記電源電圧が変動したかを判断する、(5)に記載の筐体装置。

(7):開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
被制御装置の作動を許可する遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
ユーザによる携帯が可能なモバイル装置からトリガ信号を受信可能である通信部と、
前記通信部が前記トリガ信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせる制御部と、
を備えており、
前記制御部は、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせた状態で前記被制御装置が作動された場合に前記筐体装置に供給される電源電圧が変動したかを判断する、
筐体装置。

(8):前記通信装置への電力供給は、無線給電を通じてなされる、(5)から(7)のいずれかに記載の筐体装置。

(9):前記開閉体は、移動体に搭載されている、(5)から(8)のいずれかに記載の筐体装置。

(10):移動体に搭載された開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を受信可能である通信部と、
前記通信部が前記解錠信号を受信すると、第一時間長さだけ前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
を備えており、
前記制御部は、前記移動体の駆動源が作動されており、かつ前記移動体の移動速度が閾値未満であることが検出された場合、第二時間長さだけ前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせる、
筐体装置。

(11):前記制御部は、前記第一時間長さの経過後に第三時間長さが経過するまでは、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせる、(10)に記載の筐体装置。

(12):前記通信装置への電力供給は、無線給電を通じてなされ、前記制御部は、規定されたタイミングで前記第一時間長さを短縮し、前記施解錠装置または前記駆動源が作動がされたかを判断する、(10)または(11)に記載の筐体装置。
10:遠隔制御システム、11:モバイル装置、12:電子キー、121:可動部、122:第一コイル、13:筐体装置、131:筐体、131a:格納部、132:アクチュエータ、133:通信部、134:第二コイル、135:電源、137:制御部、20:ユーザ、30:車両、32:施解錠装置、33:車室、34:ドア、35:始動装置、36:駆動源、IS:指示信号、UL:解錠信号、S2:第二信号、T1:第一時間長さ、T2:第二時間長さ、T3:第三時間長さ

Claims (12)

  1. 開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
    施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
    前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
    前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
    ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を含む無線信号を受信可能である通信部と、
    前記通信部が前記解錠信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
    を備えており、
    前記制御部は、前記通信部における前記無線信号の受信強度が前記解錠信号の送信時よりも低下した場合、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせる、
    筐体装置。
  2. 前記制御部は、前記通信装置への電力供給が不能とされてから規定された時間長さが経過する前に前記受信強度が閾値を上回った場合、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせる、
    請求項1に記載の筐体装置。
  3. 前記通信装置への電力供給は、無線給電を通じてなされる、
    請求項1または2に記載の筐体装置。
  4. 前記開閉体は、移動体に搭載されている、
    請求項1または2に記載の筐体装置。
  5. 開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
    施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
    前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
    前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
    ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を含む無線信号を受信可能である通信部と、
    前記通信部が前記解錠信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
    を備えており、
    前記制御部は、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせた状態で前記モバイル装置から前記解錠信号を受信した場合に前記筐体装置に供給される電源電圧が変動したかを判断する、
    筐体装置。
  6. 前記制御部は、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせた状態で前記モバイル装置から前記解錠信号を受信した場合との比較に基づいて、前記電源電圧が変動したかを判断する、
    請求項5に記載の筐体装置。
  7. 開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
    被制御装置の作動を許可する遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
    前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
    ユーザによる携帯が可能なモバイル装置からトリガ信号を受信可能である通信部と、
    前記通信部が前記トリガ信号を受信すると、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせる制御部と、
    を備えており、
    前記制御部は、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせた状態で前記被制御装置が作動された場合に前記筐体装置に供給される電源電圧が変動したかを判断する、
    筐体装置。
  8. 前記通信装置への電力供給は、無線給電を通じてなされる、
    請求項5から7のいずれか一項に記載の筐体装置。
  9. 前記開閉体は、移動体に搭載されている、
    請求項5から7のいずれか一項に記載の筐体装置。
  10. 移動体に搭載された開閉体により開閉される空間内に設置される筐体装置であって、
    施解錠装置に前記開閉体を解錠させる遠隔制御信号を無線送信可能な通信装置が格納される格納部を有している筐体と、
    前記格納部に格納された前記通信装置の可動部を操作可能であるアクチュエータと、
    前記通信装置への電力供給を可能にする状態と不能にする状態とを切り替え可能な給電制御装置と、
    ユーザによる携帯が可能なモバイル装置から解錠信号を受信可能である通信部と、
    前記通信部が前記解錠信号を受信すると、第一時間長さだけ前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせ、かつ前記通信装置に前記遠隔制御信号を送信させるための前記可動部の操作を前記アクチュエータに行なわせる制御部と、
    を備えており、
    前記制御部は、前記移動体の駆動源が作動されており、かつ前記移動体の移動速度が閾値未満であることが検出された場合、第二時間長さだけ前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を可能にさせる、
    筐体装置。
  11. 前記制御部は、前記第一時間長さの経過後に第三時間長さが経過するまでは、前記給電制御装置に前記通信装置への電力供給を不能にさせる、
    請求項10に記載の筐体装置。
  12. 前記通信装置への電力供給は、無線給電を通じてなされ、
    前記制御部は、規定されたタイミングで前記第一時間長さを短縮し、前記施解錠装置または前記駆動源が作動がされたかを判断する、
    請求項10または11に記載の筐体装置。
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