JP2019071198A - スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、エンジンスイッチ装置に限らず、スイッチ装置の可動部分に生体情報センサが設けられ、当該生体情報センサからスイッチ装置の外部にある制御装置に、生体情報センサから検出される生体情報を有線で送信するものであれば、同様の課題が生じる。
この構成によれば、制御装置により固定側コイルに電流が流されることで発生する磁場に基づいて、可動側コイルに電流が流れることにより、固定側コイルから可動側コイルへと電力を供給できる。また、通信制御部により可動側コイルに電流が流されることで発生する磁場に基づいて、固定側コイルに電流が流れることにより、可動側コイルから固定側コイルへとデータの伝達を行うことができる。これにより、スイッチ装置の可動部分であるノブに設けられた生体情報センサに、電力を供給できるとともに、生体情報センサの検出結果を制御装置へ伝達することができる。
この構成によれば、制御装置がベゼルに埋設された固定側コイルに電流を流すことにより、可動側コイルとの電磁誘導を介して生体情報センサに電力を供給できる。また、通信制御部が生体情報センサにより検出された生体情報に基づいて可動側コイルに電流を流すことにより、固定側コイルとの電磁誘導を介して生体情報センサにデータを伝達できる。
上記のスイッチ装置は、前記外部機器がエンジンであるスイッチ装置に好適である。
図1に示すように、車両1は、キー照合および生体認証を併用してユーザを認証する電子キーシステム2を備えている。生体認証では、たとえばユーザの指紋、声紋、顔面、静脈、眼孔の虹彩、網膜などの各個人に固有の情報(生体情報)に基づいて、正規のユーザであるか否かを確認する。ここでは、生体認証として、ユーザの指紋を認証する指紋認証を用いるものとする。
室外送信機11は、LF電波により車両1の周囲に室外通信エリアを形成する。電子キー3が当該室外通信エリアに入ることにより、車両1と電子キー3との間で通信(車外スマート通信)が確立すると、スマート照合(車外スマート照合)が開始される。スマート照合には、車両1が持つ固有の車両コードを認証する車両コード照合と、暗号鍵を使用したチャレンジレスポンス認証と、電子キーIDを認証する電子キーID照合とが含まれる。照合ECU4は、室外通信エリア内の電子キー3との間で、これらの照合や認証の全てが成立するか否かを確認することにより、室外スマート照合を実行する。照合ECU4は、室外スマート照合が成立することを確認すると、ボディECU5による車両1のドアの施解錠を許可または実行させる。
(1)電子キーシステム2では、室外スマート照合および室内スマート照合に加えて、生体認証を行う機能が備わっている。従来であれば、生体認証を実行するために設けられる指紋センサ31aを動作させるために、照合ECU4と指紋センサ31aとを有線接続することにより、指紋センサ31aの給電およびデータの送受信を行っていた。この点、指紋センサ31aはエンジンスイッチ14の可動部分であるノブ30に設けられることにより、ノブ30とスイッチ筐体40との間を有線で配線する必要がある。この配線は、ノブ30がスイッチ筐体40に対して進退移動した際であっても、摩耗することを抑制するためにノブ30およびスイッチ筐体40によって干渉しにくくする必要がある。配線が摩耗することを抑制するには、ノブ30とスイッチ筐体40との間の隙間を大きくすることも考えられるが、この場合にはエンジンスイッチ14の体格が大きくなってしまう。そして、配線が摩耗すると、指紋センサ31aと照合ECU4とを有線接続できなくなるので、通信が断絶するおそれがあり、指紋センサ31aと照合ECU4との間の通信の信頼性が低下してしまう。
・電子キー3のトランスポンダ送受信部26の機能は、たとえば受信部21および送信部22に組み込まれてもよい。また、受信部21を送受信部として、これにトランスポンダ送受信部26の機能を持たせてもよい。
・生体認証は、ユーザの生体情報Dbiを用いた認証であれば、どのようなものであってもよい。たとえば、生体情報Dbiとして、本実施形態のように指紋を用いてもよいし、ユーザの声、静脈、眼孔の虹彩などを用いてもよい。たとえば、生体情報Dbiとして静脈を用いる場合には、センサ部31に静脈センサが設けられ、生体認証を行う際に、ユーザが静脈センサに指を接触させることにより静脈を検出する。そして、当該静脈が予め記憶されている正規のユーザの静脈と一致するか否かに基づいて、生体認証を実行する。
図4に示すように、スイッチ筐体40の外周面に設けられたコイル45と通信コイル43との間の無線接続によって、電力の供給およびデータの送受信を行ってもよい。この場合、たとえばコイル45は、通信コイル43と同軸かつ平行に設けられている。照合ECU4は、コイル45に電流を流すことにより、通信コイル43を介して指紋センサ31aに電力を供給する。また、通信制御部44は、指紋センサ31aの検出結果に基づいて、通信コイル43に電流を流すことにより、コイル45を介してデータの送受信を行う。
Claims (5)
- 生体認証センサにより検出されるユーザの生体情報に基づいて実行される生体認証が成立したとき、押下操作することによる外部機器の始動が許可されるスイッチ装置において、
筐体と、
前記筐体に対して進退移動可能に設けられたノブと、
前記ノブにおける前記筐体と反対側の面に設けられ、前記生体情報を検出する生体情報センサと、
前記ノブに設けられ、前記生体情報センサと接続される可動側コイルと、
前記筐体に設けられ、前記生体認証を実行する外部の制御装置に接続される固定側コイルと、
前記ノブに設けられ、前記生体情報センサおよび前記可動側コイルに接続される通信制御部と、を備え、
前記制御装置が前記固定側コイルに電流を流すことにより、前記可動側コイルとの電磁誘導を介して前記生体情報センサに少なくとも電力を伝達し、
前記通信制御部が前記可動側コイルに電流を流すことにより、前記固定側コイルとの電磁誘導を介して前記制御装置に前記生体情報のデータを伝達するスイッチ装置。 - 請求項1に記載のスイッチ装置において、
前記固定側コイルと前記可動側コイルとは、互いに同軸かつ平行に設けられるスイッチ装置。 - 請求項1または2に記載のスイッチ装置において、
前記固定側コイルは、前記ノブの周囲を取り囲むように設けられるベゼルに埋設されているスイッチ装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスイッチ装置において、
ユーザに所持される携帯機は、トランスポンダを有し、
前記トランスポンダは、車両からの起動電波を受信すると、前記起動電波に基づいて誘起した電力を利用することにより、ID信号を無線送信し、
前記固定側コイルは、前記トランスポンダとの間の近距離無線により認証を実行するために、前記トランスポンダに前記起動電波を無線送信するとともに、前記トランスポンダとの間で無線通信することより前記ID信号を受信するコイルであるスイッチ装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のスイッチ装置において、
前記外部機器はエンジンであるスイッチ装置。
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- 2017-10-06 JP JP2017196182A patent/JP6856488B2/ja active Active
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