JP2023167978A - ミラブル型シリコーンゴム組成物及びその硬化物 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬化性を悪化させることなく、一次加硫のみでの圧縮永久ひずみが小さいシリコーンゴム硬化物となるミラブル型シリコーンゴム組成物の提供。【解決手段】(A)1分子中に2個以上のケイ素原子に結合したアルケニル基を有する、重量平均重合度が1,000~100,000の生ゴム状オルガノポリシロキサン;100質量部、(B)BET法による比表面積が50m2/g以上の補強性シリカ;10~100質量部、(C)飽和脂肪族カルボン酸;(A)成分100質量部に対して0.1~5質量部、及び、(D)硬化剤;有効量を含有するものであるミラブル型シリコーンゴム組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、ミラブル型シリコーンゴム組成物及びその硬化物に関する。
シリコーンゴムは、優れた耐候性、電気特性、低圧縮永久歪、耐熱性、耐寒性等の特性を有している。
シリコーンゴム組成物は、常法により、成形、硬化することができ、成形方法として、射出成形、トランスファー成形、注入成形、圧縮成形等から目的にあった最適な方法を選択することが可能である。硬化方法としては、40~230℃で3秒間~160分間程度の加熱処理(一次加硫)条件を採用し得る。また更に、圧縮永久ひずみを低減させるために、40~230℃で10分間~24時間程度の二次加硫(ポストキュア)を行っている。
近年、カーボンニュートラルの観点から、電力使用の削減が望まれている。しかし、二次加硫を行わないと、圧縮永久ひずみが十分に小さいものが得られないという問題がある。
特許文献1には、含水酸化セリウム及び含水酸化ジルコニウムを含有することで、シリコーンゴムの耐熱性と圧縮永久ひずみが向上する旨の記載がある。しかし、一次加硫のみで良好な圧縮永久ひずみ特性を得られるという具体的な記載はなく、上記の問題は解決されていない。
特許文献2には、イオウ含有化合物を使用すると、一次加硫のみでも優れた圧縮永久ひずみ特性を有するシリコーンゴム硬化物が得られるという記載がある。しかし、イオウ含有化合物を使用すると、付加硬化阻害が起こり、加硫特性が悪化する場合がある。
特許文献3には、ベンゾトリアゾール誘導体で表面処理された補強性充填材を含有するシリコーンゴム硬化物は、圧縮永久ひずみが低くなるという記載がある。加硫特性の低下も抑制できるとの記載もあるが、いずれも実使用に耐え得るレベルには至っていない。
特開2014-031408号公報 特開2016-196591号公報 特開2017-165931号公報
従って、本発明は、硬化性を悪化させることなく、一次加硫のみでの圧縮永久ひずみが小さいシリコーンゴム硬化物となるミラブル型シリコーンゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題について鋭意研究を重ねた結果、特定のカルボン酸を添加することで、硬化物の圧縮永久ひずみを低減できるミラブル型シリコーンゴム組成物が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、下記のミラブル型シリコーンゴム組成物及びその硬化物を提供するものである。
[1]
(A)1分子中に2個以上のケイ素原子に結合したアルケニル基を有する、重量平均重合度が1,000~100,000の生ゴム状オルガノポリシロキサン;100質量部、
(B)BET法による比表面積が50m2/g以上の補強性シリカ;10~100質量部、
(C)飽和脂肪族カルボン酸;(A)成分100質量部に対して0.1~5質量部、及び、
(D)硬化剤;有効量
を含有するものであるミラブル型シリコーンゴム組成物。

[2]
(D)成分が、オルガノハイドロジェンポリシロキサンとヒドロシリル化触媒とを組み合わせた付加反応硬化剤である[1]に記載のミラブル型シリコーンゴム組成物。

[3]
(D)成分が有機過酸化物硬化剤である[1]に記載のミラブル型シリコーンゴム組成物。

[4]
[1]~[3]のいずれか1項に記載のミラブル型シリコーンゴム組成物の硬化物。
本発明は、硬化性を悪化させることなく、一次加硫のみでの圧縮永久ひずみが小さいシリコーンゴム硬化物となるミラブル型シリコーンゴム組成物を提供することができる。したがって、本発明のミラブル型シリコーンゴム組成物の硬化物は、Oリングやパッキンなどのガスケット等の用途に有用である。
以下、本発明について詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本明細書において、後述する(A)成分、(B)成分及び(C)成分を配合し、(D)成分を配合する前の混合物を(ミラブル型)シリコーンゴムコンパウンドと称し、このシリコーンゴムコンパウンドに(D)成分を配合した混合物を(ミラブル型)シリコーンゴム組成物と称する。
[(A)成分]
本発明において、(A)成分は、1分子中に2個以上のケイ素原子に結合したアルケニル基を有する、重量平均重合度が1,000~100,000の生ゴム状オルガノポリシロキサンであり、本発明にかかる組成物のベースポリマー(主剤)である。
(A)成分としてのオルガノポリシロキサンは、1分子中にアルケニル基が2個以上であり、2~50個、特に2~20個を有するものが好ましい。なお、このアルケニル基は、分子鎖末端でケイ素原子に結合していても、分子鎖の途中(分子鎖非末端)のケイ素原子に結合していても、その両方であってもよいが、分子鎖末端のケイ素原子に結合しているものが好ましい。
(A)成分中のケイ素原子に結合したアルケニル基としては、例えば、通常、炭素数2~8、好ましくは2~4のものが挙げられる。ビニル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;シクロヘキセニル基等のシクロアルケニル基が挙げられ、ビニル基、アリル基が好ましく、ビニル基が特に好ましい。
また、アルケニル基以外の基としては、炭素数1~10のアルキル基、炭素数5~10のシクロアルキル基、炭素数6~10のアリール基、炭素数7~10のアラルキル基などが挙げられる。具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、2-フェニルエチル基等のアラルキル基等が挙げられる。上記のものの中では、メチル基、フェニル基が好ましく、特にメチル基が好ましい。
(A)成分であるオルガノポリシロキサンの分子構造は、直鎖状、又は一部分岐構造を有する直鎖状であることが好ましい。具体的には、該オルガノポリシロキサンの主鎖を構成するジオルガノシロキサン単位(R1 2SiO2/2、R1は上記と同じ、以下同様)の繰り返し構造が、ジメチルシロキサン単位のみの繰り返しからなるもの、又はこの主鎖を構成するジメチルシロキサン単位の繰り返しからなるジメチルポリシロキサン構造の一部として、フェニル基、ビニル基等を置換基として有するジフェニルシロキサン単位、メチルフェニルシロキサン単位、メチルビニルシロキサン単位等のジオルガノシロキサン単位を導入したもの等が好適である。
また、分子鎖両末端は、例えば、トリメチルシロキシ基、ジメチルフェニルシロキシ基、ビニルジメチルシロキシ基、ジビニルメチルシロキシ基、トリビニルシロキシ基等のトリオルガノシロキシ基などで封鎖されていることが好ましい。
このようなオルガノポリシロキサンは、例えば、オルガノハロゲノシランの1種又は2種以上を(共)加水分解し、縮合することにより、あるいは環状ポリシロキサン(シロキサンの3量体、4量体等)をアルカリ性又は酸性の触媒を用いて開環重合することによって得ることができる。
なお、上記オルガノポリシロキサンの重合度は1,000~100,000であり、好ましくは2,000~100,000、より好ましくは2,000~50,000、特に好ましくは3,000~20,000であり、室温(25℃)において自己流動性のない、いわゆる生ゴム状(非液状)であることが特徴である。重合度が1,000未満であるとシリコーンゴムコンパウンドとした際に、ロール粘着等の問題が生じ、ロール作業性が悪化する。なお、この重合度は、下記条件で測定したゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)分析によるポリスチレン換算の重量平均分子量から、重量平均重合度として求められる。
[測定条件]
展開溶媒:トルエン
流量:0.35mL/min
検出器:示差屈折率検出器(RI)
カラム:TSK Guardcolumn SuperH-L
TSKgel SuperH4000(6.0mmI.D.×15cm×1)
TSKgel SuperH3000(6.0mmI.D.×15cm×1)
TSKgel SuperH2000(6.0mmI.D.×15cm×2)
(いずれも東ソー社製)
カラム温度:40℃
試料注入量:10μL(濃度0.5質量%のトルエン溶液)
(A)成分は、1種を単独で用いても、分子量(重合度)や分子構造の異なる2種以上の混合物であってもよい。
なお、本発明のミラブル型シリコーンゴム組成物には、前記(A)成分の他に組成物粘度やゴム物性の調整などを目的として、1分子中に2個以上のアルケニル基を含有する25℃で液状のオルガノポリシロキサンを追加してもよい。
前記液状のオルガノポリシロキサンの重合度は、100以上1,000未満が好ましく、100~800がより好ましい。
前記液状のオルガノポリシロキサンのアルケニル基、及びアルケニル基以外の基としては、前記(A)成分で例示されたものと同様のものが例示できる。
また、このオルガノポリシロキサンは、25℃における粘度が10~120,000mPa・s、特に100~100,000mPa・sであることが好ましい。
なお、本発明において、粘度はJIS K7117-1:1999に記載の25℃における回転粘度計により測定した値である(以下、同じ)。
前記液状のオルガノポリシロキサンの配合量は、(A)成分100質量部に対し、0~20質量部が好ましい。
[(B)補強性シリカ]
(B)成分の補強性シリカは、得られるシリコーンゴム組成物に優れた機械的特性を付与する成分として作用する。該補強性シリカは、沈降シリカ(湿式シリカ)でもヒュームドシリカ(乾式シリカ)でもよく、表面に多数のシラノール基(SiOH)が存在しているものである。本発明において(B)成分の補強性シリカのBET法による比表面積は、50m2/g以上であることが必要であり、好ましくは100~400m2/gである。この比表面積が50m2/g未満であると、(B)成分による補強効果が不十分となる。
(B)成分の補強性シリカは、未処理の状態で使用してもよいし、必要に応じて、シラノール基を含有するオルガノポリシロキサン;オルガノポリシラザン;クロロシラン;アルコキシシラン等の有機ケイ素化合物で表面処理されたものを用いてもよい。硬化時や硬化後のシリコーンゴムから発生する低分子シロキサン量を低減したい場合は、オルガノポリシラザン、クロロシラン、アルコキシシラン等の有機ケイ素化合物を用いることが好ましい。これらの補強性シリカは、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(B)成分の補強性シリカの配合量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン100質量部に対して10~100質量部であり、好ましくは15~80質量部、より好ましくは20~70質量部である。この配合量が上記範囲を逸脱すると、シリコーンゴム組成物の加工性が低下するだけでなく、シリコーンゴム硬化物の機械的特性が不十分なものとなる。
[(C)成分]
(C)成分は飽和脂肪族カルボン酸であり、一次加硫した硬化物の圧縮永久ひずみを低減することができる。
(C)成分の飽和脂肪族カルボン酸は、炭素数1~20のものが好ましく、炭素数1~10のものがより好ましい。具体的には、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、2-エチルヘキサン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸などが挙げられる。中でも、酢酸、2-エチルヘキサン酸が好ましい。これら飽和脂肪族カルボン酸は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(C)成分の飽和脂肪族カルボン酸の配合量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン100質量部に対して0.1~5質量部であり、好ましくは0.3~3質量部である。
[(D)成分]
硬化剤としては、シリコーンゴムコンパウンドを硬化させ得るものであれば特に限定されないが、下記の(D-1)付加反応硬化剤と(D-2)有機過酸化物硬化剤とが挙げられる。
(D-1)付加反応硬化剤
(D-1)付加反応硬化剤としては、オルガノハイドロジェンポリシロキサンとヒドロシリル化触媒とを組み合わせて用いる。
オルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、1分子中に2個以上、好ましくは3個以上、より好ましくは3~200個、更に好ましくは4~100個程度のケイ素原子に結合した水素原子(即ち、ヒドロシリル基)を含有すれば、直鎖状、環状、分枝状、三次元網状構造のいずれであってもよく、付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の架橋剤として公知のオルガノハイドロジェンポリシロキサンを用いることができ、例えば、下記平均組成式(1)で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンを用いることができる。
1 abSiO(4-a-b)/2 (1)
上記平均組成式(1)中、R1は独立して、炭素数1~12、好ましくは1~8の1価炭化水素基であり、脂肪族不飽和結合を有しないものが好ましい。具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、2-フェニルエチル基、2-フェニルプロピル基等のアラルキル基;及びこれらの基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子等で置換した基、例えば、3,3,3-トリフルオロプロピル基等が挙げられる。
なお、aは、0<a<3、好ましくは0.5≦a≦2.2、より好ましくは1.0≦a≦2.0である。また、bは、0<b≦3、好ましくは0.002≦b≦1.1、より好ましくは0.005≦b≦1である。さらに、0<a+b≦3、好ましくは1≦a+b≦3、より好ましくは1.002≦a+b≦2.7を満たす正数である。
オルガノハイドロジェンポリシロキサンは、ヒドロシリル基を1分子中に2個以上、好ましくは3個以上有するが、これは分子鎖末端にあっても、分子鎖の途中にあっても、その両方にあってもよい。また、このオルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、25℃における粘度が0.5~10,000mPa・s、特に1~300mPa・sであることが好ましい。
このようなオルガノハイドロジェンポリシロキサンとして、具体的には、例えば、1,1,3,3-テトラメチルジシロキサン、1,3,5,7-テトラメチルシクロテトラシロキサン、トリス(ハイドロジェンジメチルシロキシ)メチルシラン、トリス(ハイドロジェンジメチルシロキシ)フェニルシラン、メチルハイドロジェンシクロポリシロキサン、メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン環状共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・メチルフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体、(CH32HSiO1/2単位と(CH33SiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位と(C653SiO1/2単位とからなる共重合体などや、上記例示化合物において、メチル基の一部又は全部を他のアルキル基や、フェニル基等に置換したものなどが挙げられる。
上記オルガノハイドロジェンポリシロキサンの配合量は、シリコーンゴムコンパウンド((A)、(B)、(C)成分の合計量)100質量部に対し0.1~40質量部が好ましい。また、(A)成分中の脂肪族不飽和結合(アルケニル基及びジエン基等)1個に対し、ケイ素原子に結合した水素原子(ヒドロシリル基)の割合が0.5~10個の範囲が適当であり、好ましくは0.7~5個となるような範囲が適当である。0.5個以上であれば架橋が十分であり、十分な機械的強度が得られ、また10個以下であれば硬化後の物理特性が低下せず、特に耐熱性が悪くなったり、圧縮永久ひずみが大きくなったりすることがない。
ヒドロシリル化触媒は、(A)成分のアルケニル基と、上記オルガノハイドロジェンポリシロキサンのケイ素原子結合水素原子(ヒドロシリル基)とをヒドロシリル化付加反応させる触媒である。ヒドロシリル化触媒としては、白金族金属系触媒が挙げられ、白金族金属の単体とその化合物があり、これには従来、付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の触媒として公知のものが使用できる。例えば、シリカ、アルミナ又はシリカゲルのような担体に吸着させた粒子状白金金属、塩化第二白金、塩化白金酸、塩化白金酸6水塩のアルコール溶液等の白金触媒、パラジウム触媒、ロジウム触媒等が挙げられるが、白金又は白金化合物(白金触媒)が好ましい。
触媒の添加量は、付加反応を促進できればよく、通常、シリコーンゴムコンパウンドに対して白金族金属量に換算して1質量ppm~1質量%の範囲で使用されるが、10~500質量ppmの範囲が好ましい。添加量が1質量ppm以上であれば、付加反応が十分促進され、硬化が十分となり、一方、1質量%以下であれば、十分な反応性を有するため、不経済となることがない。
また、上記の触媒のほかに硬化速度を調整する目的で、本発明の目的に応じて付加反応制御剤を使用してもよい。その具体例としては、エチニルシクロヘキサノール等のアセチレンアルコール系制御剤、テトラシクロメチルビニルポリシロキサン等が挙げられる。付加反応制御剤は、1種単独で用いても2種以上を併用してもよい。
(D-2)有機過酸化物硬化剤
(D-2)有機過酸化物硬化剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、2,4-ジクロロベンゾイルパーオキサイド、p-メチルベンゾイルパーオキサイド、o-メチルベンゾイルパーオキサイド、2,4-ジクミルパーオキサイド、2,5-ジメチル-2,5-ビス(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ-t-ブチルパーオキサイド、t-ブチルパーベンゾエート、1,6-ヘキサンジオール-ビス-t-ブチルパーオキシカーボネート等が挙げられる。
有機過酸化物硬化剤の添加量は、シリコーンゴムコンパウンド((A)、(B)、(C)成分の合計量)100質量部に対して0.1~10質量部が好ましく、特に0.2~5質量部が好ましい。配合量が0.1質量部以上であれば硬化が不十分となることがなく、10質量部以下であれば有機過酸化物硬化剤の分解残渣によりシリコーンゴム硬化物が黄変することがない。
なお、(A)成分に、(D-1)成分と(D-2)成分とを、それぞれ上記配合量の範囲内で組み合せて配合した、付加反応硬化と有機過酸化物硬化とを併用した共加硫型のミラブル型シリコーンゴム組成物とすることもできる。
[その他の成分]
本発明のミラブル型シリコーンゴム組成物には、上記成分に加え、必要に応じて、粉砕石英、結晶性シリカ、珪藻土、炭酸カルシウム等の充填材、着色剤、引き裂き強度向上剤、受酸剤、アルミナや窒化硼素等の熱伝導率向上剤、離型剤、充填材用分散剤として各種アルコキシシラン、特にフェニル基含有アルコキシシラン及びその加水分解物、ジフェニルシランジオール、カーボンファンクショナルシランなどの熱硬化型のシリコーンゴム組成物における公知の充填材や添加剤を添加することは任意である。
[組成物の製造方法]
本発明のミラブル型シリコーンゴム組成物は、該組成物を構成する成分をニーダー、バンバリーミキサー、二本ロール等の公知の混練機で混合することにより得ることができる。該ミラブル型シリコーンゴム組成物として前記(A)~(D)成分を含有する組成物を用いる場合、(A)成分、(B)成分を混合して混合物を得た後、該混合物に(C)成分を混合し、その後、(D)成分の硬化剤を添加することが好ましい。前記(A)~(D)成分を含有する組成物が更にその他の成分を含む場合には、(A)成分、(B)成分及び(C)成分と、その他の成分とを混合して混合物を得た後、該混合物に(D)成分の硬化剤を添加することが好ましい。
なお、本発明のミラブル型シリコーンゴム組成物の調製時には、加熱して混合してもよい。
[硬化条件]
本発明のミラブル型シリコーンゴム組成物は、公知の硬化方法により公知の硬化条件下で硬化させることができる。具体的には、通常、25~200℃、好ましくは80~160℃で加熱することにより、組成物を硬化させることができる。加熱時間は、0.5分間~5時間程度、特に1分間~3時間程度でよい。
なお、本発明のミラブル型シリコーンゴム組成物の硬化時には、加圧して硬化してもよい。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
下記実施例及び比較例で調製したシリコーンゴム組成物の硬化物について、JIS K 6249:2003に基づき、硬さ(デュロメーターA)、引張強さ、切断時伸び、JIS K 6262に基づき、圧縮永久ひずみ(150℃/22時間、25%圧縮)を測定した。なお、粘度はJIS K7117-1:1999に記載の25℃における回転粘度計により測定した値である。
(A)成分として、次の成分を用いた。
(A-1):両末端がジメチルビニルシロキサン単位で封鎖され、メチルビニルシロキサン単位を10個有する、重量平均重合度が約8,000であるジメチルシロキサン・メチルビニルポリシロキサン共重合体。
(B)成分として、次の成分を用いた。
(B-1):比表面積が110m2/gであるヒュームドシリカ(商品名:アエロジルR972、日本アエロジル(株)製)
(B-2):比表面積が200m2/gであるヒュームドシリカ(商品名:アエロジル200、日本アエロジル(株)製)
(C)成分として、次の成分を用いた。
(C-1):2-エチルヘキサン酸
(C-2):酢酸
(C-3):酢酸エチル(比較例用)
(D)成分として、次の成分を用いた。
(D-1-1):側鎖にヒドロシリル基を有するメチルハイドロジェン-ジメチルポリシロキサン(分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖された重量平均重合度38、前記式(1)において、a=1.55、b=0.5、R1=CH3、ヒドロシリル基の数:20個)
(D-1-2):白金触媒(塩化白金酸/1,3-ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体を白金原子含有量として1質量%含有するジメチルポリシロキサン溶液)
(D-2):2,5-ジメチル-2,5-ビス(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン
付加反応制御剤として、次の成分を用いた。
エチニルシクロヘキサノール
[実施例1]
(A)成分として、(A-1)成分:100質量部、(B)成分として、(B-1)成分:35質量部をニーダーで混合した後、(C)成分として、(C-1)成分:0.3質量部を添加して、ニーダーでさらに混合した。この後、170℃で2時間熱処理し、ベースコンパウンド(1)を調製した。
前記ベースコンパウンド(1)100質量部に、硬化剤として(D-1-1)成分:0.9質量部、付加反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.04質量部、(D-1-2)成分:0.05質量部を二本ロールで混合してシリコーンゴム組成物を得た。
得られた組成物を、120℃、6.86MN/m2の条件で10分間プレスキュアーを行い、試験用シート(1)(寸法:150×170mm、厚さ:2.0±0.2mm)を作製し、硬さ(デュロメーターA)、引張強さ及び切断時伸びを測定した。結果を表1に示す。
また、得られた組成物を、120℃、6.86MN/m2の条件で15分間プレスキュアーを行い、圧縮永久ひずみ測定用硬化物(1)(寸法:直径29.0±0.5mm、厚さ:12.5±0.5mm)を作製し、圧縮永久ひずみを測定した。結果を表1に示す。
[実施例2~3、比較例1~2]
表1に記載した配合で、実施例1と同様の方法でシリコーンゴム組成物を調製し、得られた組成物から試験用シート及び硬化物を作製し、各種物性を評価した。結果を表1に示す。
[実施例4]
(A)成分として、(A-1)成分:100質量部、(B)成分として(B-1)成分:40質量部をニーダーで混合した後、(C)成分として(C-2)成分:0.3質量部を添加して、ニーダーでさらに混合した。この後、170℃で2時間熱処理し、ベースコンパウンド(6)を調製した。
ベースコンパウンド(6)100質量部に(D)成分として(D-2)成分:0.4質量部を混合してシリコーンゴム組成物を得た。
得られた組成物を、165℃、6.86MN/m2の条件で10分間プレスキュアーを行い試験用シート(6)(寸法:150×170mm、厚さ:2.0±0.2mm)を作製し、硬さ(デュロメーターA)、引張強さ及び切断時伸びを測定した。結果を表2に示す。
また、得られた組成物を、165℃、6.86MN/m2の条件で15分間プレスキュアーを行い、圧縮永久ひずみ測定用硬化物(6)(寸法:直径29.0±0.5mm、厚さ:12.5±0.5mm)を作製し、圧縮永久ひずみを測定した。結果を表2に示す。
[実施例5、比較例3~4]
表2に記載した配合で、実施例4と同様の方法でシリコーンゴム組成物を調製し、得られた組成物から試験用シート及び硬化物を作製し、各種物性を評価した。結果を表2に示す。
[実施例6]
(A)成分として、(A-1)成分:100質量部、(B)成分として(B-2)成分:40質量部、(B)成分の表面処理剤として、両末端シラノール基を有し、重量平均重合度が4、25℃における粘度が15mPa・sであるジメチルポリシロキサン4質量部をニーダーで混合した後、(C-1)成分:0.3質量部を添加して、ニーダーで混合した。この後、170℃で2時間熱処理し、ベースコンパウンド(10)を調製した。
ベースコンパウンド(10)100質量部に(D)成分として(D-1-1)成分:0.9質量部、付加反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.04質量部、(D-1-2)成分:0.05質量部を二本ロールで混合してシリコーンゴム組成物を得た。
得られた組成物を、120℃、6.86MN/m2の条件で10分間プレスキュアーを行い、試験用シート(10)(寸法:150×170mm、厚さ:2.0±0.2mm)を作製し、硬さ(デュロメーターA)、引張強さ及び切断時伸びを測定した。結果を表3に示す。
また、得られた組成物を、120℃、6.86MN/m2の条件で15分間プレスキュアーを行い、圧縮永久ひずみ測定用硬化物(10)(寸法:直径29.0±0.5mm、厚さ:12.5±0.5mm)を作製し、圧縮永久ひずみを測定した。結果を表3に示す。
[比較例5]
(C)成分を添加しない以外は、実施例6と同様にして試験用シート(11)と圧縮永久ひずみ測定用硬化物(11)を作製し、各種物性を測定した。結果を表3に示す。
[比較例6]
下記化学式(1)で示されるベンゾトリアゾール誘導体10質量部に(B-2)成分:100質量部を常圧で密閉された機械混練装置で室温にて混合処理した。混合後、乾燥することによりベンゾトリアゾール誘導体で表面処理された補強性充填材を得た。
Figure 2023167978000001
(C)成分のかわりに、上記で調製した補強性充填材を1.1質量部(ベンゾトリアゾール誘導体/白金原子=88モル/モル)を添加した以外は、実施例1と同様にして、ベースコンパウンドを調製した後、試験用シート(12)と圧縮永久ひずみ測定用硬化物(12)を作製し、各種物性を測定した。結果を表4に示す。
また、実施例1、比較例1及び比較例6で調製したシリコーンゴム組成物の120℃における硬化性をレオメーターMDR2000(アルファテクノロジーズ社製)により測定した。表の値は、T10の値が120℃において測定開始から6分間における最大トルク値に対する10%のトルク値を与える時の時間(秒)を、T90の値が120℃において測定開始から6分間における最大トルク値に対する90%のトルク値を与える時の時間(秒)を示し、T10の値が小さいほど、硬化開始までの時間が短く、T90-T10の値が小さいほど、硬化し始めてから完全硬化するまでの時間が短いことを示し、組成物の硬化性が良好であるということになる。結果を表4に示す。
Figure 2023167978000002
Figure 2023167978000003
Figure 2023167978000004
Figure 2023167978000005

Claims (4)

  1. (A)1分子中に2個以上のケイ素原子に結合したアルケニル基を有する、重量平均重合度が1,000~100,000の生ゴム状オルガノポリシロキサン;100質量部、
    (B)BET法による比表面積が50m2/g以上の補強性シリカ;10~100質量部、
    (C)飽和脂肪族カルボン酸;(A)成分100質量部に対して0.1~5質量部、及び、
    (D)硬化剤;有効量
    を含有するものであるミラブル型シリコーンゴム組成物。
  2. (D)成分が、オルガノハイドロジェンポリシロキサンとヒドロシリル化触媒とを組み合わせた付加反応硬化剤である請求項1に記載のミラブル型シリコーンゴム組成物。
  3. (D)成分が有機過酸化物硬化剤である請求項1に記載のミラブル型シリコーンゴム組成物。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のミラブル型シリコーンゴム組成物の硬化物。
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