JP2023166736A - 微粒子捕集装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

微粒子捕集装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱気排出経路の温度上昇によるUFPの増加を生じにくくする。【解決手段】帯電装置6(オゾン生成部)で生成されたオゾンが排出されるオゾン排出経路31、33と、定着装置20(熱気生成部)で生じた熱気を排出する熱気排出経路32、33と、が設けられている。また、オゾン排出経路31、33と熱気排出経路32、33とは、それぞれの下流側が合流する合流排出経路33が設けられている。さらに、熱気排出経路32、33の途中であって、合流排出経路33でない位置に、空気を冷却可能な放熱フィン53、54(冷却手段)が設置されている。【選択図】図2

Description

この発明は、微粒子を捕集する微粒子捕集装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、感光体ドラム(像担持体)を帯電する帯電装置(オゾン生成部)で生成されたオゾンを排出するオゾン排出経路と、トナー像を加熱してシートに定着する定着装置(熱気生成部)で生じた熱気を排出する熱気排出経路と、がそれぞれ下流側で合流する合流排出経路を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、特許文献1では、オゾン排出経路の途中に吸引ファンとオゾンフィルタを設置するとともに、合流排出経路の途中に静電フィルタを設置して、UFP(超微粒子)を効率よく捕集している。
特許文献1等に記載した技術は、熱気排出経路とオゾン排出経路とが合流する合流排出経路に対して、熱気排出経路における上流側の位置における温度上昇によって、UFP(超微粒子)の発生量が増加してしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、熱気排出経路の温度上昇によるUFPの増加が生じにくい、微粒子捕集装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における微粒子捕集装置は、オゾン生成部で生成されたオゾンが排出されるオゾン排出経路と、熱気生成部で生じた熱気を排出する熱気排出経路と、を備え、前記オゾン排出経路と前記熱気排出経路とは、それぞれの下流側が合流する合流排出経路を具備し、前記熱気排出経路の途中であって、前記合流排出経路でない位置に、空気を冷却可能な冷却手段が設置されたものである。
本発明によれば、熱気排出経路の温度上昇によるUFPの増加が生じにくい、微粒子捕集装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 微粒子捕集装置を示す構成図である。 微粒子捕集装置を幅方向に示す概略上面図である。 熱気排出経路(又は、オゾン排出経路)の内部を示す概略斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、を示す。
また、4は感光体ドラム5上に形成された潜像を現像してトナー像(画像)を形成する現像装置、5は像担持体としての感光体ドラム、6は感光体ドラム5の表面を帯電するオゾン発生部としての帯電装置(帯電チャージャ)、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートPに転写する転写装置(転写ローラ)、8は感光体ドラム5上に残留した未転写トナーを除去するクリーニング装置、を示す。
また、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部、12は用紙などのシートPが収納された給紙部(給紙カセット)、20はシートP上のトナー像(未定着画像)を加熱してシートPに定着する熱気生成部としての定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、30は画像形成装置1内の微粒子を捕集する微粒子捕集装置、45は転写装置7(転写ニップ)に向けてシートPを搬送するタイミングローラ(レジストローラ)、を示す。
図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込装置)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいた露光光L(レーザ光)が、感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、像担持体としての感光体ドラム5は図中の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写装置7との対向位置(転写ニップ)で、タイミングローラ45により搬送されたシートP上に転写される。
詳しくは、感光体ドラム5は、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム5の表面は、帯電装置6との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム5上には、帯電電位が形成される。なお、本実施の形態では、帯電装置6として、公知のコロナ放電方式の帯電チャージャを用いている。
その後、帯電された感光体ドラム5の表面は、露光光Lの照射位置に達する。そして、感光体ドラム5の表面に、原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、静電潜像が形成された感光体ドラム5の表面は、現像装置4との対向位置に達する。そして、現像装置4から感光体ドラム5上にトナーが供給されて、感光体ドラム5上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム5の表面は、転写装置7との対向位置(転写ニップ)に達する。そして、転写装置7の位置で、シートP上に、感光体ドラム5上に形成されたトナー像が転写される(転写工程である。)。なお、転写装置7(転写ローラ)には、トナーの極性とは異なる極性の転写バイアスが印加されている。
そして、転写工程後の感光体ドラム5の表面は、クリーニング装置8との対向位置に達する。そして、クリーニング装置8で、感光体ドラム5上に残存する未転写トナーが除去・回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム5の表面は、除電部を通過して、感光体ドラム5における一連の作像プロセスが終了する。
一方、転写装置7の位置(転写ニップ)に搬送されるシートPは、次のように動作する。
まず、給紙部12に収納されたシートPの最上方の1枚が、給紙ローラによって、複数の搬送ローラ対が設置された搬送経路に向けて給送される。その後、シートPは、タイミングローラ45の位置に達する。そして、タイミングローラ45の位置に達したシートPは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写装置7(転写ニップ)に向けて搬送される。
そして、転写工程後のシートPは、転写装置7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達したシートP(未定着画像が担持されたシートPである。)は、定着ローラ21(熱源としてのヒータが内設されている。)と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像(画像)が定着される。トナー像が定着されたシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップである。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、本実施の形態において、画像形成装置1に設置される微粒子捕集装置30について詳述する。
図1~図3を参照して、本実施の形態における画像形成装置1には、装置内に存在する微粒子を捕集して装置外に排出しないための微粒子捕集装置30が設けられている。本実施の形態における微粒子捕集装置30は、特に、BA(ブルーエンジェル、RAL-UZ171)規格で定義される7~300nmの超微粒子(以下、適宜に「UFP」と呼ぶ。)をも捕集するためのものである。
そして、本実施の形態における微粒子捕集装置30は、オゾン生成部(像担持体としての感光体ドラム5を帯電する帯電装置6である。)で生成されたオゾンが排出されるオゾン排出経路31、33が設けられ、そのオゾン排出経路31、33の途中に静電フィルタ37が設置されている。
画像形成時(帯電工程時)に帯電装置6による高圧放電によってオゾンが生成されると、その周囲に存在する有機物(例えば、作像部を構成する種々の部材や、感光体ドラム5の周囲を浮遊するトナーや紙粉などである。)の一部が、オゾンによってイオン化したUFPとなってしまう。
そして、本実施の形態では、オゾン排出経路31、33の途中(吸引口A1から排出口Bまでの間である。)に静電フィルタ37が設置されている。特に、本実施の形態では、合流ダクト33(合流排出経路)の途中に静電フィルタ37が設置されている。具体的に、オゾン排出経路(合流ダクト33)の排出口Bの位置に、静電フィルタ37が着脱可能に設置されている。
静電フィルタ37は、フィルタ繊維の網目が非常に細かいものであるとともに、フィルタ繊維がプラスとマイナスとに常に帯電している。一方、オゾン生成部としての帯電装置6によってオゾンとともに生成されたUFPは、イオン化された状態であるため、後述するオゾンフィルタ35ではほとんど捕集できないものの、静電フィルタ37によって静電気的に充分に捕集することができる。
したがって、オゾン排出経路31、33にイオン発生器を設けなくても、UFPが画像形成装置1の外部に放出されてしまう不具合を充分に軽減することができる。
なお、本実施の形態では、帯電装置6として、オゾンが生じやすいコロナ放電方式の帯電チャージャを用いており、転写装置7として、オゾンが生じにくいローラ印加方式の転写ローラを用いているため、帯電装置6の近傍にオゾン排出経路の吸引口A1を設けた。これに対して、転写装置7として、オゾンが生じやすいコロナ放電方式の転写チャージャを用いる場合には、転写装置7の近傍にもオゾン排出経路の吸引口を設けることが好ましい。また、その他にも画像形成装置1内にオゾン生成部がある場合(例えば、プレ転写チャージャを設けた場合などである。)には、そのオゾン生成部の近傍にもオゾン排出経路の吸引口を設けることが好ましい。また、オゾンが生じにくい帯電ローラや転写ローラを用いた場合であっても、印刷速度が高い高速の画像形成装置では、印刷速度が低いものに比べて、オゾンの発生量が多くなってしまうため、それらのオゾン生成部(帯電ローラや転写ローラ)の近傍にオゾン排出経路の吸引口を設けることが好ましい。
以下、本実施の形態における微粒子捕集装置30の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
本実施の形態において、微粒子捕集装置30には、第1ダクト31と第2ダクト32と合流ダクト33とが設けられている。
第1ダクト31は、オゾン生成部としての帯電装置6の近傍から画像形成装置本体1の外部に向けて排気をおこなうためのものである。第1ダクト31は、上流側端部であって帯電装置6の近傍に吸引口A1が設けられ、その経路中に吸引ファン41とオゾンフィルタ35とが設けられ、下流側端部が合流ダクト33に接続されている。
第2ダクト32は、熱気生成部としての定着装置20の近傍から画像形成装置本体1の外部に向けて排気をおこなうためのものである。第2ダクト32は、上流側端部であって定着装置20の近傍に吸引口A2が設けられ、その経路中にVOCフィルタ36が設けられ、下流側端部が合流ダクト33に接続されている。
合流ダクト33は、上流側端部に第1ダクト31と第2ダクト32とが接続されていて、その経路中に静電フィルタ37が設けられ、下流側端部に排出口Bが設けられている。
すなわち、オゾン排出経路は、第1ダクト31と合流ダクト33とで構成されることになる。
また、オゾン排出経路31、33(第1ダクト31)の途中であって、静電フィルタ37の上流側に、帯電装置6による高圧放電によって生成されたオゾンを分解するオゾンフィルタ35が設置されている。オゾンフィルタ35としては、酸化マンガンを触媒にしたものなどを用いることができる。オゾンによってイオン化されたUFPは、オゾンフィルタ35を通過してオゾンが分解されても、そのイオン化された状態が変化しないため、上述した静電フィルタ37によるUFPの捕集効率が低下することはない。また、静電フィルタ37の上流側でオゾンフィルタ35によってオゾンが分解されることで、オゾンによるUFPのさらなる生成がされにくくなるため、静電フィルタ37によるUFPの捕集効率を高めることができる。
また、オゾン排出経路31、33(第1ダクト31)の途中であって、オゾンフィルタ35の上流側には、図1、図2の右方から左方に向かう気流を生じさせる吸引ファン41が設置されている。
このような構成により、オゾン排出経路31、33において、帯電装置6による高圧放電によって生じたオゾンがオゾンフィルタ35によって分解されながら、オゾン量の少ない空気が装置外に排出されることになる。さらに、上述したように、オゾン排出経路31、33において、帯電装置6による高圧放電によってオゾンとともに生じたUFPが静電フィルタ37によって捕集(除去)されながら、UFP量の少ない空気が装置外に排出されることになる。
一方、第2ダクト32と合流ダクト33とは、熱気生成部としての定着装置20で生じた熱気(高温の空気)を排出する熱気排出経路として機能する。したがって、オゾン排出経路と熱気排出経路とは、それぞれの下流側が合流する合流排出経路(合流ダクト33)が設けられていることになる。そして、静電フィルタ37は、その合流排出経路(合流ダクト33)の途中に設置されていることになる。
熱気排出経路32、33は、定着装置20の近傍から画像形成装置1の外部に向けて排気(排熱)をおこなうためのものである。
この熱気排出経路32、33の途中であって、合流排出経路33でない位置(第2ダクト32の位置である。)には、定着装置20から生じた揮発性有機化合物(VOC)を捕集するVOCフィルタ36が設置されている。
また、本実施の形態では、熱気排出経路における合流排出経路でない位置(第2ダクト32である。)に向けて空気(外気)を送る送風ファン44が設置されている。これにより、第2ダクト32には、図中の白矢印方向の気流(図1、図2の右方から左方に向かう気流である。)が生じることになる。
このような構成により、熱気排出経路において、定着装置20による定着工程によって生じた揮発性有機化合物がVOCフィルタ36によって捕集(除去)されながら、定着装置20で生じた熱が装置外に排出(排熱)されることになる。
ここで、UFPは、上述したオゾン生成部としての帯電装置6によってオゾンとともに生成されるものの他、定着装置20(熱気生成部)の位置で生成されるものもある。
具体的に、定着装置20によって生成されるUFPは、定着工程における熱エネルギーによって、定着装置20やトナーなどに含まれる高沸点の物質(例えば、低分子のシロキシンやパラフィンなどである。)が、その後に冷却・凝集して微粒子化したものと考えられる。
しかし、このように熱気生成部(定着装置20)で生じたUFPは、オゾン生成部(帯電装置6)で生じたUFPとは異なり、イオン化されていないものがほとんどである。また、そのようなUFPは、非常に粒径が小さくて、VOCフィルタ36でほとんど捕集することはできない。
本実施の形態では、オゾン排出経路を流動するイオン化されたUFPと、熱気排出経路を流動するイオン化されていないUFPと、を合流排出経路(合流ダクト33)で合流させている。
これにより、イオン化したUFPがイオン化していないUFPを取り込むように、双方のUFPが凝集して大きくなった状態になる。そのように凝集したUFPは、イオン化(帯電)した状態が維持されるとともに、粒径が大きくなったものであるため、合流排出経路の途中(排出口Bの位置である。)に設置された静電フィルタ37による効率的な捕集が可能になる。
すなわち、合流排出経路を設けずに熱気排出経路の途中に静電フィルタを設置しても、熱気排出経路を流動するUFPはほとんどイオン化されていないため、静電フィルタによる静電気的な捕集は充分にされずに、UFPの多くが装置外に放出されてしまうことになる。これに対して、本実施の形態では、オゾン排出経路と熱気排出経路とが合流する合流排出経路を設けて、合流排出経路でイオン化されていないUFPをイオン化されているものと凝集してイオン化しているため、静電フィルタ37による静電気的な捕集が可能になり、UFPのほとんどが装置外に放出されないことになる。
ここで、オゾン排出経路の下流側端部と、熱気排出経路の上流側端部と、を接続して、熱気生成部(定着装置20)で生じた熱気(イオン化されていないUFPを含む高温の空気である。)に、熱気生成部の位置で直接的にイオン化されたUFPを合流させる方策が考えられる。しかし、そのように構成した場合には、オゾン排出経路から流入されたオゾンが熱気生成部によって高温になって、オゾンによる反応性が高められて、さらに多くのUFPが生成されてしまうことになる。
また、上述したように構成した場合であって、オゾン排出経路にオゾンフィルタを設置して、オゾンが捕集された後の空気(イオン化されたUFPを含む空気である。)を熱気生成部の位置に合流させる場合には、熱気生成部の熱気によって、イオン化されたUFPと、イオン化されていないUFPと、の凝集が阻害されてしまい、静電フィルタによる捕集が難しくなる。
これに対して、本実施の形態では、オゾン排出経路の下流側と、熱気排出経路の下流側と、を接続して合流排出経路を設けて、その合流排出経路でイオン化されたUFPと、イオン化されていないUFPと、を合流させている。そのため、オゾンの高温化によってUFPが増加する不具合や、高温化して双方のUFPの凝集が阻害される不具合が生じることなく、静電フィルタ37によって効率的かつ充分に双方のUFPを捕集することができる。
ここで、本実施の形態では、オゾン排出経路31、33の途中であって、合流排出経路33でない位置(第1ダクト31の経路中である。)に、オゾンフィルタ35が設置されている。具体的に、オゾン排出経路31、32において合流排出経路33に達する直前の位置(第1ダクト31の下流側の位置である。)に、オゾンフィルタ35が設置されている。
これにより、合流排出経路33に静電フィルタ37を設置する場合(イオン化されていないUFPと、イオン化されているUFPと、を合流させた後に、オゾンフィルタによってオゾン分解をおこなう場合である。)に比べて、静電フィルタ37によるUFPの捕集効率を高めることができる。
詳しくは、合流排出経路33では、イオン化されていないUFPと、イオン化されているUFPと、の凝集によって、第2ダクト32から排出されたイオン化されていないUFPの平均粒子径が数十nmから数百nmに大粒径化する。しかし、そのようにUFPが凝集するときに、周囲の空気に含まれるオゾンの濃度が高すぎると、その空気中に含まれる物質も微粒子化させてしまい、UFPが増加してしまう可能性がある。そのため、本実施の形態では、第1ダクト31にオゾンフィルタ35を設置して、第1ダクト31から合流排出経路33に流入される空気中のオゾン濃度を低下させている。これにより、合流排出経路33での新たなUFPの生成が軽減されつつ、UFPの凝集・大粒径化が促されて、静電フィルタ37によるUFPの捕集効率が高められることになる。
また、本実施の形態では、オゾン排出経路31、33の途中であって、合流排出経路33でない位置(第1ダクト31の経路中である。)に、吸引ファン41が設置されている。また、熱気排出経路32、33において、合流排出経路33でない位置(第2ダクト32の最上流位置である。)に、送風ファン44が設置されている。
このように構成することにより、吸引ファンを合流排出経路に設置する場合に比べて、合流排出経路(合流ダクト33)における双方のUFP(第1ダクト31から流入するイオン化されたUFPと、第2ダクト32から流入するイオン化されていないUFPと、である。)の凝集が促進されることになる。すなわち、吸引ファンを合流排出経路に設置してしまうと、双方のUFPが充分に凝集される前に下流側に流動しやすくなり、静電フィルタによる捕集が充分におこなわれない可能性がある。これに対して、本実施の形態では、吸引ファン41や送風ファン44が合流排出経路に対して充分に上流側に設置されているため、そのような不具合が生じにくくなる。
以下、本実施の形態における微粒子捕集装置30の、さらに特徴的な構成・動作について説明する。
図2、図4(A)等に示すように、本実施の形態における微粒子捕集装置30には、熱気排出経路の途中であって、合流排出経路でない位置(第2ダクト32の経路中である。)に、空気を冷却可能な冷却手段(第1冷却手段)としての放熱フィン53、54(第1放熱フィン)設置されている。
詳しくは、冷却手段としての第1放熱フィン53、54は、アルミニウムなどの放熱性の高い金属材料からなり、平板状に形成されたものであって、第2ダクト32(熱気排出経路)の内壁と外壁とにそれぞれ設けられている。第2ダクト32の外壁には複数の第1放熱フィン53が間隔をあけて内側に突出するように設置され、第2ダクト32の内壁にも複数の第1放熱フィン54が間隔をあけて内側に突出するように設置されている。
このように、第2ダクト32内で流動する熱気(空気)を放熱・冷却する放熱フィン53、54(冷却手段)を設けることで、第2ダクト32の温度上昇によってUFP(超微粒子)の発生量が増加してしまう不具合が生じにくくなる。すなわち、熱気排出経路の温度上昇によるUFPの増加が生じにくくなる。
詳しくは、先に説明したように、合流ダクト33(合流排出経路)では、第1ダクト31からのイオン化されたUFPと、第2ダクト32からのイオン化されていないUFPと、が合流されるため、オゾンの高温化によってUFPが増加する不具合や、高温化して双方のUFPの凝集が阻害される不具合が生じやすい。これに対して、本実施の形態では、熱気によって高温化しやすい第2ダクト32が直接的に冷却されることにより、第2ダクト32に隣接する第1ダクト31や合流ダクト33も高温化しにくくなる。そのため、第1ダクト31におけるオゾンの高温化によるUFPの増加が生じにくくなるとともに、合流ダクト33における双方のUFP(イオン化されたUFPと、イオン化されていないUFPと、である。)の高温化による凝集の阻害も生じにくくなる。したがって、静電フィルタ37によって効率的かつ充分に双方のUFPを捕集することができる。
なお、本実施の形態では、冷却手段としての第1放熱フィン53、54を、第2ダクト32(熱気排出経路)の内壁と外壁とにそれぞれ設けたが、第2ダクト32(熱気排出経路)の内壁と外壁とのうち少なくとも一方に設けることもできる。
ここで、本実施の形態における微粒子捕集装置30には、第2ダクト32の外壁に対向する位置に、冷却手段(第1冷却手段)としての第1冷却ファン43が設置されている。この第1冷却ファン43は、第2ダクト32の外壁自体や、その外壁に設置された放熱フィン53に向けて空気を吹き付けるものであって、第2ダクト32を冷却するものである。
このように第1冷却ファン43を設置することで、第2ダクト32の温度上昇によってUFPの発生量が増加してしまう不具合や、合流ダクト33においてUFPが凝集する不具合が、さらに生じにくくなる。
また、先に説明したように、本実施の形態における微粒子捕集装置30には、第2ダクト32に向けて空気を送る送風ファン44が設置されている。
この送風ファン44は、第2ダクト32内の空気の流動性を高める機能を有するとともに、第2ダクト32の内壁に設置された放熱フィン54に空気を吹き付けて冷却する機能も有することになる。
したがって、第2ダクト32の温度上昇によってUFPの発生量が増加してしまう不具合や、合流ダクト33においてUFPが凝集する不具合が、さらに生じにくくなる。
ここで、図2、図4(A)等を参照して、本実施の形態における微粒子捕集装置30は、オゾン排出経路の途中であって、合流排出経路でない位置(第1ダクト31の経路中である。)に、空気を冷却可能な第2冷却手段としての放熱フィン51、52(第2放熱フィン)設置されている。
詳しくは、第2冷却手段としての第2放熱フィン51、52は、アルミニウムなどの放熱性の高い金属材料からなり、平板状に形成されたものであって、第1ダクト31(オゾン排出経路)の内壁と外壁とにそれぞれ設けられている。第1ダクト31の外壁には複数の第2放熱フィン51が間隔をあけて内側に突出するように設置され、第1ダクト31の内壁にも複数の第2放熱フィン52が間隔をあけて内側に突出するように設置されている。
このように、第1ダクト31内で流動する熱気(空気)を放熱・冷却する放熱フィン51、52(第2冷却手段)を設けることで、第1ダクト31において高温化によりUFPの発生量が増加してしまう不具合が生じにくくなる。すなわち、オゾン排出経路自体の温度上昇によるUFPの増加が生じにくくなる。
詳しくは、本実施の形態では、第1ダクト31が直接的に冷却されることにより、第1ダクト31が高温化しにくくなる。そのため、第1ダクト31におけるオゾンの高温化によるUFPの増加が生じにくくなる。さらには、第1ダクト31に隣接する合流ダクト33における双方のUFP(イオン化されたUFPと、イオン化されていないUFPと、である。)の高温化による凝集の阻害も生じにくくなる。したがって、静電フィルタ37によって効率的かつ充分に双方のUFPを捕集することができる。
なお、本実施の形態では、第2冷却手段としての第2放熱フィン51、52を、第1ダクト31(オゾン排出経路)の内壁と外壁とにそれぞれ設けたが、第1ダクト31(オゾン排出経路)の内壁と外壁とのうち少なくとも一方に設けることもできる。
また、本実施の形態における微粒子捕集装置30には、第1ダクト31の外壁に対向する位置に、第2冷却手段としての第2冷却ファン42が設置されている。この第2冷却ファン42は、第1ダクト31の外壁自体や、その外壁に設置された第2放熱フィン51に向けて空気を吹き付けるものであって、第1ダクト31を冷却するものである。
このように第2冷却ファン42を設置することで、第1ダクト31において高温化によってUFPの発生量が増加してしまう不具合や、合流ダクト33においてUFPが凝集する不具合が、さらに生じにくくなる。
なお、本実施の形態において、図示は省略するが、合流ダクト33(合流排出経路を流動する空気)を直接的に冷却する第3冷却手段(例えば、放熱フィンや冷却ファンなどで構成することができる。)を設けることもできる。
そして、そのような場合には、上述した効果のうち、特に、合流ダクト33においてUFPが凝集する不具合が生じにくくなる。
ここで、先に図4(A)等を用いて説明したように、本実施に形態において、第2ダクト32(熱気排出経路)の内壁に設けられた第1放熱フィン54や、第1ダクト31(オゾン排出経路)の内壁に設けられた第2放熱フィン52は、平板状に形成されたものである。
このようにダクト内に設置された放熱フィン52、54は、ダクト内の空気の流動を妨げることなく、ダクト内の空気を冷却可能なものであれば、図4(A)に例示したようなものに限定されない。
具体例として、図4(B)に示す放熱フィン52、54のように、複数の切欠き(又は、貫通穴)が形成されたものとすることもできる。
また、図4(C)に示す放熱フィン52、54のように、熱気排出経路を流れる熱気(又は、オゾン排出経路を流れるオゾン)の気流方向に沿うように配置されたものとすることもできる。
図4(A)~(C)に示す放熱フィン52、54のうち、少なくとも2つを組み合わせて用いることもできる。
以上説明したように、本実施の形態における微粒子捕集装置30は、帯電装置6(オゾン生成部)で生成されたオゾンが排出されるオゾン排出経路31、33と、定着装置20(熱気生成部)で生じた熱気を排出する熱気排出経路32、33と、が設けられている。また、オゾン排出経路31、33と熱気排出経路32、33とは、それぞれの下流側が合流する合流排出経路33が設けられている。さらに、熱気排出経路32、33の途中であって、合流排出経路33でない位置に、空気を冷却可能な放熱フィン53、54(冷却手段)が設置されている。
これにより、熱気排出経路32、33の温度上昇によるUFPの増加を生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置1に設置される微粒子捕集装置30に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に設置される微粒子捕集装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、熱気排出経路32、33(及び、オゾン排出経路31、33)の排出口Bを画像形成装置1の側方に配置したが、排出口Bの位置はこれに限定されることなく、例えば、排出口Bを画像形成装置1の背面(ユーザーが装置を操作する正面に対して反対側である。)に配置することもできる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1に設置される微粒子捕集装置30に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、画像形成装置とは異なる装置であっても、UFPが生成されるものであれば、本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1に微粒子捕集装置30を内設したが、画像形成装置1に微粒子捕集装置30を外設するように構成することもできる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、帯電装置6としてコロナ放電方式の帯電チャージャを用いたが、帯電装置としてローラ印加方式の帯電ローラを用いることもできる。
また、本実施の形態では、定着装置20として、熱源としてヒータを用いた熱ヒータ方式の公知の定着装置を用いたが、定着装置として、励磁コイルが設置された電磁誘導加熱方式の公知の定着装置を用いることもできるし、抵抗発熱体が設置された抵抗発熱方式の公知の定着装置を用いることもできる。
また、本実施の形態では、オゾン排出経路や熱気排出経路にそれぞれ1つの吸引ファン41(又は、送風ファン44)を設置したが、吸引ファンや送風ファンの数はこれに限定されることはない。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願明細書等において、「~経路の途中」なる表現は、その経路の上流側端部から下流側端部までのいずれかの位置(上流側端部や下流側端部を含む。)を示すものと定義する。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
5 感光体ドラム(像担持体)、
6 帯電装置(オゾン生成部)、
20 定着装置(熱気生成部)、
30 微粒子捕集装置、
31 第1ダクト(オゾン排出経路)、
32 第2ダクト(熱気排出経路)、
33 合流ダクト(合流排出経路、オゾン排出経路、熱気排出経路)、
35 オゾンフィルタ、
36 VOCフィルタ、
37 静電フィルタ、
41 吸引ファン、
42 第2冷却ファン(第2冷却手段)、
43 第1冷却ファン(冷却手段、第1冷却手段)、
44 送風ファン、
51、52 第2放熱フィン(第2冷却手段、放熱フィン)、
53、54 第1放熱フィン(冷却手段、第1冷却手段、放熱フィン)、
A1、A2 吸引口、 B 排出口、
P シート(用紙)。
なお、本発明における態様は、例えば、以下の通り付記1~10の組み合わせとすることもできる。
(付記1)
オゾン生成部で生成されたオゾンが排出されるオゾン排出経路と、
熱気生成部で生じた熱気を排出する熱気排出経路と、
を備え、
前記オゾン排出経路と前記熱気排出経路とは、それぞれの下流側が合流する合流排出経路を具備し、
前記熱気排出経路の途中であって、前記合流排出経路でない位置に、空気を冷却可能な冷却手段が設置されたことを特徴とする微粒子捕集装置。
(付記2)
前記冷却手段は、前記熱気排出経路の内壁と外壁とのうち少なくとも一方に設けられた放熱フィンであることを特徴とする付記1に記載の微粒子捕集装置。
(付記3)
前記熱気排出経路の前記内壁に設けられた前記放熱フィンは、
平板状に形成されたものであって、
前記熱気排出経路を流れる熱気の気流方向に沿うように配置されたものと、複数の切欠き又は貫通穴が形成されたものと、のうち少なくとも一方であることを特徴とする付記2に記載の微粒子捕集装置。
(付記4)
前記オゾン排出経路の途中であって、前記合流排出経路でない位置に、空気を冷却可能な第2冷却手段が設置されたことを特徴とする付記1~付記3のいずれかに記載の微粒子捕集装置。
(付記5)
前記第2冷却手段は、前記オゾン排出経路の内壁と外壁とのうち少なくとも一方に設けられた放熱フィンであることを特徴とする付記4に記載の微粒子捕集装置。
(付記6)
前記オゾン排出経路の前記内壁に設けられた前記放熱フィンは、
平板状に形成されたものであって、
前記オゾン排出経路を流れるオゾンの気流方向に沿うように配置されたものと、複数の切欠き又は貫通穴が形成されたものと、のうち少なくとも一方であることを特徴とする付記5に記載の微粒子捕集装置。
(付記7)
前記熱気排出経路における前記合流排出経路でない位置に向けて空気を送る送風ファンが設置されたことを特徴とする付記1~付記6のいずれかに記載の微粒子捕集装置。
(付記8)
前記オゾン排出経路において前記合流排出経路に達する直前の位置に、オゾンフィルタが設置されたことを特徴とする付記1~付記7のいずれかに記載の微粒子捕集装置。
(付記9)
前記合流排出経路の途中に静電フィルタが設置されたことを特徴とする付記1~付記8のいずれかに記載の微粒子捕集装置。
(付記10)
付記1~付記9のいずれかに記載の微粒子捕集装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
特開2020-27158号公報

Claims (10)

  1. オゾン生成部で生成されたオゾンが排出されるオゾン排出経路と、
    熱気生成部で生じた熱気を排出する熱気排出経路と、
    を備え、
    前記オゾン排出経路と前記熱気排出経路とは、それぞれの下流側が合流する合流排出経路を具備し、
    前記熱気排出経路の途中であって、前記合流排出経路でない位置に、空気を冷却可能な冷却手段が設置されたことを特徴とする微粒子捕集装置。
  2. 前記冷却手段は、前記熱気排出経路の内壁と外壁とのうち少なくとも一方に設けられた放熱フィンであることを特徴とする請求項1に記載の微粒子捕集装置。
  3. 前記熱気排出経路の前記内壁に設けられた前記放熱フィンは、
    平板状に形成されたものであって、
    前記熱気排出経路を流れる熱気の気流方向に沿うように配置されたものと、複数の切欠き又は貫通穴が形成されたものと、のうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項2に記載の微粒子捕集装置。
  4. 前記オゾン排出経路の途中であって、前記合流排出経路でない位置に、空気を冷却可能な第2冷却手段が設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の微粒子捕集装置。
  5. 前記第2冷却手段は、前記オゾン排出経路の内壁と外壁とのうち少なくとも一方に設けられた放熱フィンであることを特徴とする請求項4に記載の微粒子捕集装置。
  6. 前記オゾン排出経路の前記内壁に設けられた前記放熱フィンは、
    平板状に形成されたものであって、
    前記オゾン排出経路を流れるオゾンの気流方向に沿うように配置されたものと、複数の切欠き又は貫通穴が形成されたものと、のうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項5に記載の微粒子捕集装置。
  7. 前記熱気排出経路における前記合流排出経路でない位置に向けて空気を送る送風ファンが設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の微粒子捕集装置。
  8. 前記オゾン排出経路において前記合流排出経路に達する直前の位置に、オゾンフィルタが設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の微粒子捕集装置。
  9. 前記合流排出経路の途中に静電フィルタが設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の微粒子捕集装置。
  10. 請求項1又は請求項2に記載の微粒子捕集装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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