JP4685575B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタに代表される電子写真方式の画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置においては、像担持体として感光体ドラムが広く用いられている。感光体ドラムを用いた一般的な画像形成動作は以下のようである。感光体ドラムの表面は帯電装置により所定電位で一様に帯電せしめられ、そこに露光装置のLED光等を照射することにより部分的に電位が光減衰して原稿画像の静電潜像が形成される。そして、この静電潜像を現像装置で現像することによってトナー像が形成される。用紙へのトナー像の転写後、感光体ドラムの表面においては、残留したトナーがクリーニング装置によりクリーニングされ、次回の画像形成動作に備えて除電装置により除電光が照射されて帯電電荷の除去が行われる。
上記構成のような画像形成装置では、内部に熱がこもり易いので、これに起因する内部の温度上昇が、装置の運転に支障をきたすとして懸念されている。特に、昨今の画像形成装置においては高速化が推進されており、その内部の温度上昇が著しい。そして、感光体ドラム表面にトナーを供給する現像装置の温度上昇も深刻な問題となっている。現像装置の温度が上昇すると、現像装置内のトナーが溶融して流動性が悪くなる。さらに、現像装置の現像ローラ近傍に設けられ、感光体ドラム表面に供給するトナー量を規制する規制部材の温度が上昇すると、現像ローラ表面のトナーによる薄層形成に乱れが生じる可能性が高くなる。これにより、感光体ドラム表面のトナー像に悪影響が及び、用紙に形成される画像に不良が発生する恐れがある。このような問題を解決すべく、現像装置の温度上昇を回避する様々な手法が提案され、その例を特許文献1及び2に見ることができる。
一方、感光体ドラム表面を帯電させる方法としては、コロナ放電を利用した方法が一般的に用いられているが、この時、有害な放電生成物が発生することが知られている。そして、特に感光体ドラムにおいてアモルファスシリコン感光体を用いた場合、使用環境が高湿度であると、感光体ドラム表面に付着した放電生成物が水分を吸着して、静電潜像が乱れる像流れという問題が多発することが懸念されている。このような問題を解決すべく、帯電装置周辺の放電生成物を除去する様々な手法が提案され、その一例を特許文献3に見ることができる。
特開平10−186845号公報(第4−5頁、図1−2) 特開2003−114577号公報(第4−5頁、図2−3) 特開平11−149239号公報(第3頁、図2)
特許文献1に記載された画像形成装置には、規制部材から感光体ドラム表面に向けて突設された、ヒートシンク状の放熱板が備えられている。しかしながら、このように規制部材にヒートシンク状の放熱板を設けるためには、規制部材と感光体ドラム表面との間に、比較的広いスペースを必要とする。したがって、画像形成装置の設計上の制約を受け、多くの機種に対して用いることが可能な汎用性のある現像装置の冷却手段としては好ましくない。また、このヒートシンク状の放熱板の箇所は、規制部材と感光体ドラム表面とが近接していることが多いので、空気の流通が期待できない場合、放熱板のフィン間に熱をもった空気が滞留してしまう恐れもある。
特許文献2に記載された画像形成装置では、現像スリーブ(現像ローラ)やアジテータ(攪拌部材)の軸部にヒートパイプを設け、現像装置全体の冷却を試みている。しかしながら、感光体ドラム表面にトナーを供給するに際し、その直前の規制部材の箇所において、トナーには規制部材と現像ローラとの間で大きな摩擦が生じるので、規制部材の箇所で温度上昇を回避する必要がある。したがって、トナーが熱の影響を受けることなく好適な状態を保持するためには、規制部材の冷却を遂行することが望まれる。
特許文献3に記載された静電記録装置には、光書き込み装置の熱発生源の放熱と、帯電装置から発生するオゾン(放電生成物)の吸引とを行うファンが設けられ、オゾン(放電生成物)は、排気ダクトの最下流に設けたフィルタにて除去するようにしている。しかしながら、この構成では、必ずファンによる吸引を利用しなければ放電生成物を除去することができない。また、ファンを利用する場合であっても、フィルタに到達するまでに放電生成物の分解・除去することができれば、一層効果的である。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、現像装置の、像担持体表面に供給するトナー量を規制する規制部材の放熱を、省スペース化が図られた簡便な構造によって効率よく遂行し、現像装置内のトナーの溶融を防止することができ、さらに帯電装置から発生する放電生成物も除去して像流れの発生を防止することができ、像担持体への好適なトナー供給を行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、像担持体と、この像担持体表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像に現像する現像装置とを備えるとともに、前記像担持体表面に供給するトナー量を規制する規制部材を前記現像装置の現像ローラ近傍に設けた画像形成装置において、前記規制部材は、前記像担持体と対向する表面に、前記現像ローラの軸線方向に延びる平板状、またはシート状の放熱部材を貼付して備えることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記規制部材は、前記放熱部材との間に、高熱伝導性部材を備えることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記規制部材は、前記放熱部材の表面に、光触媒部材を備えることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記現像ローラの軸線方向の一方から、及び/または前記像担持体の帯電装置方向から、前記放熱部材に向かって空気を吹付ける吹付けファンと、前記現像ローラの軸線方向の他方から、前記規制部材周辺の熱を装置外部へと逃がす排気ダクトとを備えることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記規制部材は、前記現像ローラ回転方向上流側の面に、磁石を備えることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記像担持体は、アモルファスシリコン感光体であることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記トナーは、磁性一成分トナーであることとした。
本発明の構成によれば、像担持体表面に供給するトナー量を規制する規制部材を現像装置の現像ローラ近傍に設けた画像形成装置において、規制部材は、像担持体と対向する表面に、現像ローラの軸線方向に延びる平板状、またはシート状の放熱部材を貼付して備えることとしたので、規制部材と像担持体表面との間に広いスペースを確保することなく、規制部材の放熱を助長することができる。これにより、規制部材の放熱を、省スペース化が図られた簡便な構造によって効率よく遂行することが可能となる。その結果、現像装置内のトナーの溶融を防止して、像担持体への好適なトナー供給を行うことが可能な画像形成装置を得ることができる。
また、規制部材は、放熱部材との間に、高熱伝導性部材を備えることとしたので、規制部材に対する放熱作用を向上させることが可能となる。したがって、規制部材の放熱に対する効果が高まり、規制部材の箇所での熱によるトナーの溶融を確実に防止することが可能となる。
また、規制部材は、放熱部材の表面に、光触媒部材を備えることとしたので、現像装置の近隣に配置された帯電装置から発生する放電生成物を、光触媒部材によって分解・除去することができる。これにより、帯電装置や現像装置周辺に滞留する放電生成物に対して高い除去作用が得られ、放電生成物が原因となる像流れの発生を防止することができる。その結果、高い画像品質を維持することが可能である。
また、現像ローラの軸線方向の一方から、及び/または像担持体の帯電装置方向から、放熱部材に向かって空気を吹付ける吹付けファンと、現像ローラの軸線方向の他方から、規制部材周辺の熱を装置外部へと逃がす排気ダクトとを備えることとしたので、放熱部材、すなわち規制部材の近傍で確実に空気を流通させることができ、この箇所における熱をもった空気の滞留を防止することが可能である。これにより、規制部材を十分に冷却することができ、規制部材の箇所でのトナーの溶融を防止する作用をさらに高めることが可能となる。さらに、帯電装置から発生する放電生成物を、吹付けファンによって強制的に、放熱部材表面の光触媒部材に付着させることも可能である。したがって、放電生成物の除去作用を一層向上させることができる。
また、規制部材は、現像ローラ回転方向上流側の面に、磁石を備えることとしたので、規制部材の放熱が、温度上昇に対して間に合わない場合であっても、磁石の作用により、現像ローラ表面のトナーによる薄層形成を円滑に遂行することができる。これにより、像担持体へのトナー供給を、さらに良好な状態にて行うことが可能となる。
アモルファスシリコンで構成される感光体は、高硬度であり耐磨耗性に優れ、たいへん長寿命であることから、多くの画像形成装置で採用されている。しかしながら一方では、感光体表面に付着した放電生成物に起因して像流れが発生し易いという問題もある。一方、現像装置内のトナーが溶融して流動性が悪くなり、感光体ドラム表面のトナー像形成に悪影響が及ぶと、感光体表面の劣化等の不具合が発生する可能性もある。これらの問題に対し、本発明の画像形成装置に、アモルファスシリコンで構成される感光体を組み合わせることにより、感光体表面への放電生成物の付着を防止し、現像装置内のトナーの溶融を防止することが可能となるので、像流れが発生しない、さらに長寿命な画像形成装置を得ることができる。
また、磁性一成分トナーは、良好な定着性を得るために熱に弱く、溶融し易いという問題があるが、本発明の画像形成装置に組み合わせることにより、現像装置内のトナーの溶融を防止することが可能となるので、像担持体へ好適なトナー供給を行うことができ、さらに良好な定着性を得ることが可能な画像形成装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図7に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は、画像形成装置の模型的垂直断面正面図である。なお、図中の実線矢印は用紙の搬送経路、及び搬送方向を示す。
図1に示すように、画像形成装置1の本体2の下部には、カセット式給紙部20が配置されている。カセット式給紙部20には、通常の汎用用紙カセット21、及び大容量用紙カセット22が備えられている。大容量用紙カセット22は、同容量のものが水平方向に同じ高さで2個並べられ、上流側大容量用紙カセット22A、及び下流側大容量用紙カセット22Bとされている。これらの用紙カセットには、印刷前のカットペーパー等の用紙Pが積載して収容され、ここから1枚ずつ分離して用紙Pが送り出される。
本体2の右側面上部の外部には、手差し給紙部3が備えられている。手差し給紙部3には、カセット式給紙部20に入っていないサイズの用紙Pや、OHPシートのように1枚ずつ送り込みたいものが載置される。
画像形成装置1は、その内部に垂直搬送部4を備えている。垂直搬送部4は、カセット式給紙部20に関して言えば、その給紙方向である右方に位置し、手差し給紙部3に関して言えば、その左方に位置する。カセット式給紙部20から送り出された用紙Pは垂直搬送部4により本体2の側面に沿って垂直上方に、手差し給紙部3から送り出された用紙Pは水平左方に搬送される。2個の大容量用紙カセット22のうち、左側の上流側大容量用紙カセット22Aから送り出された用紙Pは、右側の下流側大容量用紙カセット22Bのすぐ上方を水平に右方に送られた後、本体2の側面に沿って垂直上方に搬送される。
垂直搬送部4の用紙搬送方向下流端であって、転写部40のすぐ上流側には、レジストローラ5が備えられている。レジストローラ5は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、画像形成部30で形成されるトナー像と同期をとって、転写部40に向けて用紙Pを送り出す。
一方、画像形成装置1の本体2の上面には原稿送り部6が、その下方には光学部7が備えられている。原稿送り部6の前方には、使用者が外部から表示を確認したり、ボタンを押して操作をしたりできる位置に操作パネル8が備えられている。使用者が原稿の複写を行う場合には、原稿送り部6に文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿を積載し、操作パネル8に印刷条件等を入力して印刷を開始する。原稿送り部6では1枚ずつ分離して原稿が送り出され、光学部7によってその画像データが読み取られる。
レジストローラ5の用紙搬送方向下流側であって、光学部7の下方には、画像形成部30、及び転写部40が備えられている。画像形成部30では、光学部7によって読み取られた画像データに基づいて、原稿画像の静電潜像が形成される。この静電潜像からトナー像が現像され、トナー像は、前記レジストローラ5によって同期をとって送られてきた印刷前の用紙Pに、転写部40にて転写される。画像形成部30の詳細な構成については、後述する。
転写部40の下流側には、定着部9が備えられている。転写部40にて未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着部9へと送られ、熱ローラと加圧ローラとによりトナー像が加熱、加圧されて定着される。
定着部9の下流側であって、本体2の左側面の近傍には、分岐部10が備えられている。定着部9から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合には、分岐部10から機外の用紙排出部である用紙受けトレイ11に排出される。
画像形成部30から分岐部10にかけの部分の下方であって、カセット式給紙部20の上方には、両面印刷部12が備えられている。両面印刷を行う場合には、定着部9から排出された用紙Pが、分岐部10を通って両面印刷部12へと送られる。両面印刷部12へ送られた用紙Pは、続いて搬送方向が切り替えられ、再度垂直搬送部4、レジストローラ5を介して転写部40へと送られる。
続いて、画像形成装置1の画像形成部30周辺の詳細な構成について、図2を用いて説明する。図2は画像形成部周辺を示す模型的垂直断面正面図である。
図2に示すように、画像形成部30には、その中心に像担持体である感光体ドラム31が備えられている。そして、感光体ドラム31の回転方向に沿って順に、帯電装置50、現像装置60、及びクリーニング装置80が配置されている。転写部40は、感光体ドラム31の回転方向に沿って、現像装置60とクリーニング装置80との間に設けられている。
感光体ドラム31は、画像形成装置1内の用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向、すなわち図2の紙面奥行き方向に延び、その軸線方向を水平にして配置されている。感光体ドラム21は、アルミニウム等により構成される導電性ローラ状基体の外側に、真空蒸着等によって無機光導電性材料であるアモルファスシリコンの感光層を設けた無機感光体のドラムである。感光体ドラム31は、図示しない駆動装置によって、その周速度が用紙搬送速度と同じになるように回転せしめられている。
帯電装置50は、コロナ放電帯電器を用いたスコロトロン帯電装置である。なお、同じくコロナ放電帯電器を用いたコロトロン帯電装置であっても構わない。この帯電装置50により、感光体ドラム31の表面が所定の極性及び電位で一様に帯電せしめられる。
現像装置60は、そのハウジング61の内部に、感光体ドラム31に当接する現像ローラ62を備えている。現像ローラ62には、感光体ドラム31の帯電極性と同極性のバイアスが印加される。この現像ローラ62により、現像剤であるトナーが帯電せしめられるとともに感光体ドラム31の表面に供給され、静電潜像が現像される。現像装置60の外部であって、その上方には、現像装置60にトナーを補うための図示しないトナー供給容器が設けられ、そこから新しいトナーが供給される。トナーとしては、磁性一成分トナーを使用する。なお、現像ローラ62は感光体非接触型のものであっても構わない。現像装置60の詳細な構成については、後述する。
ここで、現像剤である磁性一成分トナーについて説明する。磁性一成分トナーは次のような方法で製造した。まず、ポリエステル樹脂X(ガラス転移点:60°C、軟化点:150°C、酸価:7.0、ゲル分率:30%)30重量部、ポリエステル樹脂Y(ガラス転移点:50°C、軟化点:100°C、酸価:4.0、ゲル分率:無し)70重量部、磁性粉体75重量部、電荷制御成分3重量部、電荷制御樹脂8重量部、及びワックス成分3重量部をヘンシェルミキサにて混合した。そして、これを2軸押し出し機で混練した後、フェザーミルにより粗粉砕した。その後、ターボミルで微粉砕を行い、気流式分級機で分級して、平均粒子径が8.0μmのトナー粒子を得た。得られたトナー粒子100重量部に対して、シリカ1.0重量部と酸化チタン1.5重量部とをヘンシェルミキサにて混合し、磁性一成分トナーを得た。
転写部40には、無端状のベルトで構成された転写部材である転写搬送ベルト41が設けられている。転写搬送ベルト41は、複数のローラに巻き掛けられて支持され、図示しない駆動装置により図2において反時計方向に、その周速度が感光体ドラム31の周速度と同じになるように回転せしめられている。転写搬送ベルト41は、感光体ドラム31に下方から圧接し、用紙Pを挿通させる転写ニップ部を形成する。
クリーニング装置80は、感光体ドラム31の回転方向に沿って、転写ニップ部のさらに下流側に配置されている。クリーニング装置80は、そのハウジング81の内部に、クリーニングローラ82、クリーニングブレード83、及び排出スクリュー84を備えている。クリーニングローラ82、及びクリーニングブレード83は、感光体ドラム31に圧接し、感光体ドラム31表面に残留したトナーを除去してクリーニングする。感光体ドラム31表面から除去されたトナーは、ハウジング81内に一旦回収され、排出スクリュー84によりクリーニング装置80の外部の図示しない廃トナー回収容器に排出される。
また、図2において、帯電装置50の左方であってクリーニング装置80の上方には、冷却装置90の第2の吹付けダクト94が備えられているが、この冷却装置90の詳細な構成については、後述する。
続いて、現像装置60の詳細な構成について、図3を用いて説明する。図3は、現像装置の垂直断面正面図である。
図3に示すように、現像装置60は、現像容器であるハウジング61を備えている。ハウジング61は、感光体ドラム31の軸線方向、すなわち図3の紙面奥行き方向に細長い形状を有し、その長手方向を水平にして配置されている。現像装置60は、図3において左右2個の区画に仕切られ、左方の区画が現像室63、右方の区画がトナー収容室64である。ハウジング61の内部には、各々の区画を仕切る隔壁65がハウジング61の長手方向に延びている。
ハウジング61は、現像剤である磁性一成分トナーを収容している。トナーは、トナー収容室64から現像室63へと供給されるものであり、これを可能にするため、隔壁65の両端には開口部(図示せず)が設けられ、トナー収容室64と現像室63とがそこで連通する形になっている。なお、新しいトナーは、トナー供給容器(図示せず)から現像装置60に供給される際、トナー収容室64の上方からトナー収容室64に投入される。トナー収容室64には、攪拌スクリュー66が軸線を水平にして設けられている。この攪拌スクリュー66により、トナー供給容器から投入された新しいトナーを、攪拌しつつ隣接する現像室63へと供給する。現像室63には、搬送スクリュー67が軸線を水平にして、攪拌スクリュー66に併設する形で設けられている。この搬送スクリュー67により、トナー収容室64から供給されたトナーを、現像ローラ62へと搬送する。
現像室63は、感光体ドラム31と隣接する箇所に開口部68を備えている。開口部68には現像剤担持体である現像ローラ62が配置されている。現像ローラ62の片側は現像室63の内部に位置し、他の片側は現像室63の外部に露出して像担持体である感光体ドラム31に向き合っている。現像ローラ62は、図示しない駆動手段により図3において反時計方向に回転せしめられる。
現像ローラ62の現像室63内部側の箇所から回転方向下流側、すなわち図3において現像ローラ62の上方には、規制板69が設けられている。規制板69は、その下端と現像ローラ62表面との間に、所定の幅の隙間70を設けて配置されている。規制板69は、現像ローラ62の軸線方向と平行に延びている。この規制板69は、感光体ドラム31表面に供給するトナー量を規制するため、現像ローラ62表面にトナーによる薄層を形成する規制部材である。
規制板69は、感光体ドラム31と対向する側の面に、放熱部材71を貼付して備えている。この放熱部材71は、セラミック放熱体で構成され、規制板69同様、現像ローラ62の軸線方向と平行に延びる平板状、またはシート状の部材である。規制板69と放熱部材71との間には、高熱伝導性部材72が備えられている。この高熱伝導性部材72は、アルミニウムや銅、グラファイト等で構成され、規制板69や放熱部材71と同様、現像ローラ62の軸線方向と平行に延びる平板状、またはシート状の部材である。規制板69の表面には、光触媒部材73が備えられている。光触媒部材73は、シート、または粉末のコーティング等によって構成されている。
一方、規制板69は、現像ローラ62回転方向上流側の面、すなわち放熱部材71等が設けられた面の裏側の面に、磁石74を備えている。
続いて、冷却装置90の詳細な構成について、図2に加えて、図4、及び図5を用いて説明する。図4は画像形成部周辺を示す垂直断面右側面図、図5は同じく画像形成部周辺を示す水平断面上面図である。なお、図4、及び図5においては、説明に不必要な構成要素の描画を省略している。図4においては左方が、図5においては下方が画像形成装置1の前面側である。また、図2、図4、及び図5において、図中の白抜き矢印は空気が流れる方向を示す。
図2、図4、及び図5に示すように、画像形成部30の周辺には、冷却装置90が備えられている。冷却装置90は、第1の吹付けファン91、第1の吹付けダクト92、第2の吹付けファン93、第2の吹付けダクト94、排気ダクト95、及び排気ファン96を備えている。
第1の吹付けファン91は、図4、及び図5に示すように、現像ローラ62上方の規制板69の箇所の、軸線方向前方であって、本体2の前面側の外装フレーム2a内側に固定されている。第1の吹付けファン91は、軸流ファンで構成され、外装フレーム2aに設けられた開口2bを通して、本体2前方から装置内部に空気を導入する。第1の吹付けファン91の空気移動方向下流側には第1の吹付けダクト92が備えられ、現像ローラ62上方の規制板69の直前まで延びている。したがって、第1の吹付けファン91により本体2前方から導入した空気を、規制板69表面に備えられた放熱部材71に向かって吹付けることができる。
第2の吹付けファン93は、図4、及び図5に示すように、感光体ドラム31上方の箇所の、軸線方向前方であって、本体2の前面側の外装フレーム2a内側に固定されている。第2の吹付けファン93は、軸流ファンで構成され、外装フレーム2aに設けられた開口2cを通して、本体2前方から装置内部に空気を導入する。
第2の吹付けファン93の空気移動方向下流側には、第2の吹付けダクト94が備えられている。第2の吹付けダクト94は、感光体ドラム31上方、正確には図2に示すように帯電装置50の左方であってクリーニング装置80の上方において、感光体ドラム31の後方側端面付近まで延び(図4、図5参照)、その下部に、感光体ドラム31の軸線方向長さと略同じ長さの吹出しノズル94aを備えている。吹出しノズル94aは、図2に示すように、帯電装置50の方を向いている。したがって、第2の吹付けファン93により本体2前方から導入した空気を、帯電装置50付近を通過させつつ、規制板69の放熱部材71表面に備えられた光触媒部材73に向かって吹付けることができる。
排気ダクト95は、図4、及び図5に示すように、現像ローラ62上方の規制板69の箇所の軸線方向後方から、本体2の後部にかけての箇所に配置されている。排気ダクト95は、規制板69の近傍に吸気口95aを備えている。排気ダクト95は、規制板69の箇所から、本体2の内部フレーム2dを貫通し、真っ直ぐに本体2背面側に向かって続いている。
排気ダクト95の下流端には、軸流ファンで構成された排気ファン96が配置されている。排気ファン96は、排気ダクト95内に強制的に気流を発生させるものであり、本体2の背面側の外装フレーム2aに設けられた開口2eを通して、排気ダクト95内の空気を装置外部へと排出する。したがって、排気ファン96により規制板69周辺の熱をもった空気を、画像形成装置1の外部へと逃がすことができる。
次に、上記構成の画像形成装置1を使用して用紙Pへの連続印刷を行った時の、規制板69の温度変化への影響について、図6を用いて説明する。図6は、放熱部材、吹付けファン、及び排気ダクトの有無が、規制板の温度変化に及ぼす影響を示すグラフである。図6に記載の温度データは、35°Cの環境において連続5000枚印刷した時の、規制板69の温度上昇を示している。第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95の有無は、「通気有」、「通気無」と記している。
図6によると、放熱部材71、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95を全く備えない場合(図中▲一点鎖線)に対して、放熱部材71を備えた場合(図中■破線)の方が、温度上昇が小さくなっているのが分かる。さらに、これらに対して、放熱部材71、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95の全てを備えた場合(図中●実線)、温度上昇が小さくなっているのが分かる。
次に、上記構成の画像形成装置1を使用して用紙Pへの連続印刷を行った時の、画像形成部30周辺の環境や、用紙Pに形成された画像への影響について、図7を用いて説明する。図7は、放熱部材、吹付けファン、及び排気ダクトの有無が、画像形成部周辺の環境や用紙への画像形成に及ぼす影響を示す表である。
最初に、常温23°Cの環境において、印刷時に画像形成装置1の外部に排出される放電生成物であるオゾンの瞬間最大排出濃度を測定した。オゾン濃度の測定は、(株)島津製作所製環境大気測定用オゾン計UVAD−1000Aを用いて行った。評価方法としては、排出オゾン濃度の数値を検証した。また、この初期状態において、現像装置60内のトナー重量も測定した。
続いて、35°Cの環境において、用紙Pに対するトナー占有率が6%の原稿を連続6000枚印刷した後の現像装置60内のトナー重量、用紙Pの画像濃度、及びカブリ濃度を測定した。ここで、「カブリ」とは、トナーの帯電不良により、本来画像データが存在しない真っ白であるべき領域にトナーが付着してしまう現象を意味する。画像濃度、及びカブリ濃度の測定は、東京電色(株)製フォトボルト方式反射濃度計TC−6DS/Aを用いて行った。画像濃度の評価基準は、上記濃度計の数値で、1.25以上を良好(○)、1.10以上1.25未満をやや良好(△)、1.10未満を不良(×)とした。カブリ濃度の評価基準は、0.008以下を良好(○)、0.008超0.012以下をやや良好(△)、0.012超を不良(×)とした。トナー重量は、初期状態におけるトナー重量に対する、6000枚印刷前後のトナーの変化量の割合を、トナー変化率として示した。すなわちトナー変化率は、(((6000枚印刷後トナー重量)−(初期トナー重量))/(初期トナー重量))×100で表される。トナー変化率の評価基準は、20%以下を良好(○)、20%超30%以下をやや良好(△)、30%超を不良(×)とした。
なお、実施例、及び比較例として、6つのケースで実験を行い、比較した。
実施例1は、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95により通気を行い、規制板69の、感光体ドラム31と対向する側の面に、放熱部材71のみを備えた例である。この場合、図7によると、初期状態の排出オゾン濃度が比較的高く、冷却装置90が効果的に作用していることが分かる。また、トナー変化率、画像濃度、及びカブリ濃度も各々良好である。
実施例2は、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95により通気を行い、規制板69の、感光体ドラム31と対向する側の面に、放熱部材71、及び高熱伝導性部材72を備えた例である。この場合、図7によると、上記実施例1同様、初期状態の排出オゾン濃度、トナー変化率、画像濃度、及びカブリ濃度の全ての項目において良好である。数値を細かく見ると、トナー変化率、画像濃度、及びカブリ濃度において、実施例1より向上していることが分かる。
実施例3は、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95により通気を行い、規制板69の、感光体ドラム31と対向する側の面に、放熱部材71、高熱伝導性部材72、及び光触媒部材73を備えた例である。この場合、図7によると、上記実施例1、及び2同様、オゾン濃度、トナー変化率、画像濃度、及びカブリ濃度の全ての項目において良好となっていることが分かる。しかしながら、実施例1、及び2と比較してオゾン濃度が低下していることから、光触媒部材73が効果的に作用していることが分かる。
実施例4は、規制板69の、感光体ドラム31と対向する側の面に、放熱部材71、高熱伝導性部材72、及び光触媒部材73を備え、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95による通気を行わなかった例である。この場合、図7によると、オゾン濃度がかなり低くなっていることが分かる。これは、通気が行われていないことにより、装置内部にオゾンが滞留しているものと考えられる。また、図7より、トナー変化率、画像濃度、及びカブリ濃度はやや良好に留まっていることが分かる。これは、通気が行われていないことによる、現像装置60の規制板69の箇所における温度上昇が起因しているものと考えられる。
比較例1は、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95により通気を行い、規制板69には放熱部材71等の部材を一切装着しなかった例である。この場合、図7によると、オゾン濃度は良好であるものの、トナー変化率、及び画像濃度はやや良好に、カブリ濃度は不良になっていることが分かる。
比較例2は、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95による通気を行わず、規制板69にも放熱部材71等の部材を一切装着しなかった例である。この場合、図7によると、オゾン濃度はやや良好であるものの、トナー変化率、画像濃度、及びカブリ濃度は不良になっていることが分かる。
以上、総合して判断すると、実施例3の結果にて示したように、第1、第2の吹付けファン91、93、及び排気ダクト95により通気を行い、規制板69の、感光体ドラム31と対向する側の面に、放熱部材71、高熱伝導性部材72、及び光触媒部材73を備えた本発明の画像形成装置1の構成が、最も好適な評価を得るという結果となった。
このようにして、像担持体である感光体ドラム31表面に供給するトナー量を規制する規制部材である規制板69を現像装置60の現像ローラ62近傍に設けた画像形成装置1において、規制板69は、感光体ドラム31と対向する表面に、現像ローラ62の軸線方向に延びる平板状、またはシート状の放熱部材71を貼付して備えるので、規制板69と感光体ドラム31表面との間に広いスペースを確保することなく、規制板69の放熱を助長することができる。これにより、規制板69の放熱を、省スペース化が図られた簡便な構造によって効率よく遂行することが可能となる。その結果、現像装置60内のトナーの溶融を防止して、感光体ドラム31への好適なトナー供給を行うことが可能な画像形成装置1を得ることができる。
また、規制板69は、放熱部材71との間に、高熱伝導性部材72を備えるので、規制板69に対する放熱作用を向上させることが可能となる。したがって、規制板69の放熱に対する効果が高まり、規制板69の箇所での熱によるトナーの溶融を確実に防止することが可能となる。
そして、規制板69は、放熱部材71の表面に、光触媒部材73を備えるので、現像装置60の近隣に配置された帯電装置50から発生する放電生成物を、光触媒部材73によって分解・除去することができる。これにより、帯電装置50や現像装置60周辺に滞留する放電生成物に対して高い除去作用が得られ、放電生成物が原因となる像流れの発生を防止することができる。その結果、高い画像品質を維持することが可能である。
さらに、現像ローラ62の軸線方向の一方から、及び感光体ドラム31の帯電装置50方向から、放熱部材71に向かって空気を吹付ける第1、第2の吹付けファン91、93と、現像ローラ62の軸線方向の他方から、規制板69周辺の熱を装置外部へと逃がす排気ダクト95とを備えるので、放熱部材71、すなわち規制板69の近傍で確実に空気を流通させることができ、この箇所における熱をもった空気の滞留を防止することが可能である。これにより、規制板69を十分に冷却することができ、規制板69の箇所でのトナーの溶融を防止する作用をさらに高めることが可能となる。さらに、帯電装置50から発生する放電生成物を、吹付けファンによって強制的に、放熱部材71表面の光触媒部材73に付着させることも可能である。したがって、放電生成物の除去作用を一層向上させることができる。
また、規制板69は、現像ローラ62回転方向上流側の面に、磁石74を備えるので、規制板69の放熱が、温度上昇に対して間に合わない場合であっても、磁石74の作用により、現像ローラ62表面のトナーによる薄層形成を円滑に遂行することができる。これにより、感光体ドラム31へのトナー供給を、さらに良好な状態にて行うことが可能となる。
アモルファスシリコンで構成される感光体は、高硬度であり耐磨耗性に優れ、たいへん長寿命であることから、多くの画像形成装置1で採用されている。しかしながら一方では、感光体表面に付着した放電生成物に起因して像流れが発生し易いという問題もある。一方、現像装置60内のトナーが溶融して流動性が悪くなり、感光体ドラム31表面のトナー像形成に悪影響が及ぶと、感光体表面の劣化等の不具合が発生する可能性もある。これらの問題に対し、本発明の画像形成装置1に、アモルファスシリコンで構成される感光体を組み合わせることにより、感光体表面への放電生成物の付着を防止し、現像装置60内のトナーの溶融を防止することが可能となるので、像流れが発生しない、さらに長寿命な画像形成装置1を得ることができる。
また、磁性一成分トナーは、良好な定着性を得るために熱に弱く、溶融し易いという問題があるが、本発明の画像形成装置1に組み合わせることにより、現像装置60内のトナーの溶融を防止することが可能となるので、感光体ドラム31へ好適なトナー供給を行うことができ、さらに良好な定着性を得ることが可能な画像形成装置1を得ることができる。
なお、本発明は、非磁性トナーと磁性キャリヤとを含む二成分現像剤を使用した画像形成装置においても有効である。二成分現像剤においてより高い画像品質を求めて、トナーの飽和磁化を高くし、粒径を小さくすると、熱による溶融でトナーが凝集し易くなる恐れがある。これに対して本発明の構成を適用することにより、二成分現像剤を使用した場合であっても、規制板の放熱を助長して、現像装置内のトナーの溶融を防止することができ、感光体ドラムへの好適なトナー供給を行うことが可能な画像形成装置が得られる。
また、感光体ドラムに対面配置した現像ローラと、この現像ローラに対面配置した磁気ローラとを用い、二成分現像剤により磁気ローラの表面に磁気ブラシを形成し、次いでこの磁気ブラシにより現像ローラの表面にトナーの薄層を形成した後、このトナーの薄層により感光体ドラム表面に形成した静電潜像をトナー像に現像する現像方法のように、現像ローラと磁気ローラとを用いることで装置内の空きスペースが非常に狭くなった場合にも、本発明が有効である。なぜなら、装置内の空きスペースが狭い場合であっても、本発明の構成を適用することにより、規制板の放熱を助長して、現像装置内のトナーの溶融を防止することができるからである。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、本発明の実施形態において、放熱部材71は、セラミック放熱体で構成されていることとしたが、これに限定されるわけではなく、セラミック放熱体に代わる他の放熱材料であっても構わない。同様に、高熱伝導性部材72も、アルミニウムや銅、グラファイト等といった材料の部材に限定されるわけではない。
本発明は、像担持体表面に供給するトナー量を規制する規制部材を現像装置の現像ローラ近傍に設けた画像形成装置において利用可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の模型的垂直断面正面図である。 図1の画像形成部周辺を示す模型的垂直断面正面図である。 図2の現像装置の垂直断面正面図である。 図1の画像形成部周辺を示す垂直断面右側面図である。 図1の画像形成部周辺を示す水平断面上面図である。 放熱部材、吹付けファン、及び排気ダクトの有無が規制板の温度変化に及ぼす影響を示すグラフである。 放熱部材、吹付けファン、及び排気ダクトの有無が画像形成部周辺の環境や用紙への画像形成に及ぼす影響を示す表である。
符号の説明
1 画像形成装置
30 画像形成部
31 感光体ドラム(像担持体)
50 帯電装置
60 現像装置
62 現像ローラ
69 規制板(規制部材)
70 隙間
71 放熱部材
72 高熱伝導部材
73 光触媒部材
74 磁石
90 冷却装置
91 第1の吹付けファン
92 第1の吹付けダクト
93 第2の吹付けファン
94 第2の吹付けダクト
95 排気ダクト
96 排気ファン

Claims (6)

  1. 像担持体と、この像担持体表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像に現像する現像装置とを備えるとともに、前記像担持体表面に供給するトナー量を規制する規制部材を前記現像装置の現像ローラ近傍に設けた画像形成装置において、
    前記規制部材は、前記像担持体と対向する表面に、前記現像ローラの軸線方向に延びる平板状またはシート状の放熱部材を貼付して備え、前記放熱部材の表面に、光触媒部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記規制部材は、前記放熱部材との間に、高熱伝導性部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像ローラの軸線方向の一方から、及び/または前記像担持体の帯電装置方向から、前記放熱部材に向かって空気を吹付ける吹付けファンと、前記現像ローラの軸線方向の他方から、前記規制部材周辺の熱を装置外部へと逃がす排気ダクトとを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記規制部材は、前記現像ローラ回転方向上流側の面に、磁石を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体は、アモルファスシリコン感光体であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナーは、磁性一成分トナーであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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