JP2023165415A - 認知機能低下を評価するための検査方法及び装置 - Google Patents

認知機能低下を評価するための検査方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】認知機能低下を評価するための検査方法及び装置を提供する。【解決手段】認知機能低下を評価するための検査方法は、ユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するかを検査し、複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出する検査ステップと、複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうちいずれか1つの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類ステップと、神経認知カテゴリに分類された検査項目に対する検査点数に基づいて、神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価ステップと、を備える。【選択図】図17

Description

本発明は、認知機能低下を評価するための検査方法及び装置に関する。
高齢化社会が持続するにつれ、認知症患者が急増している。しかし、認知症に対する治療薬がない状態だ。したがって、認知症に対する最も革新的な対策は、認知症に発展する可能性が高い軽度認知障害を早期に発見し、予防的な治療を行うことである。軽度認知障害は認知症前段階の高危険群の状態を指す。軽度認知障害患者の約10~15%が認知症と報告されている。
ただし、軽度認知障害は定型化された診断方法がなく、医師が患者を対面で診療し、患者の状態を総合的に調べて判断している。従来の認知機能低下を評価する検査は、記憶力を評価する検査を中心に構成されており、記憶力低下が特徴であるアルツハイマー病認知症を評価するにあたっては有効な検査であるが、記憶力以外の他の認知機能低下が特徴である他の認知症を評価するには精度が低下する問題がある。
前述した背景技術は、発明者が本発明の導出のために保有していたり、本発明の導出過程で習得した技術情報であり、必ずしも本発明の出願前に一般公衆に公開された公知技術とは限らない。
大韓民国国内公開特許公報第10-2018-0109529号(2018.10.08.)
本発明の一課題は、オンラインで認知機能低下を評価する検査時に明示的で理解しやすいユーザインタフェースを提供することにある。
本発明の一課題は、オンラインで認知機能低下を評価する検査時にユーザが直接介入して検査を実行し、検査者の介入を最小化することにある。
本発明の一課題は、オンラインで認知機能低下を評価する検査が完了された後に検査結果を直ちに確認し、保存されている過去の結果を確認して追跡を可能にすることにある。
本発明が解決しようとする課題は、以上で述べた課題に限定されず、言及されていない本発明の他の課題及び利点は、下記の説明によって理解されることができ、本発明の実施形態でより明確に理解されるであろう。さらに、本発明が解決しようとする課題及び利点は、特許請求の範囲に示された手段及びその組み合わせで実現できることが分かるであろう。
本発明の一実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査方法は、認知機能低下を評価するための検査装置のプロセッサによって実行される認知機能低下を評価するための検査方法であって、ユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するかを検査し、複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出する検査ステップと、複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうち、いずれか1つの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類ステップと、神経認知カテゴリに分類された検査項目に対する検査点数に基づいて神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価ステップと、を含むことができる。
本発明の一実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査装置は、プロセッサ及びプロセッサと動作可能に接続され、プロセッサで実行される少なくとも1つのコードを記憶するメモリを含み、メモリはプロセッサを介して実行される際、プロセッサがユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するかを検査し、複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出する検査プロセスを実行し、複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのいずれかの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類プロセスを実行し、神経認知カテゴリに分類された検査項目に対する検査点数に基づいて神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価プロセスを実行するようにするコードを記憶することができる。
その他にも、本発明を実装するための他の方法、他のシステム及び前記方法を実行するためのコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体がさらに提供されることができる。
前述したもの以外の他の側面、特徴、利点が、以下の図面、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明から明確になるであろう。
本発明によれば、オンラインで認知機能低下を評価する検査時に明示的かつ理解しやすいユーザインタフェースを提供することにより、高齢のユーザが困難なく認知機能低下を評価する検査を行うことができる。
また、オンラインで認知機能低下を評価する検査時に、ユーザが直接介入して検査を実行し、検査者の介入を最小化することにより、ユーザに対する検査精度を向上させることができる。
また、オンラインで認知機能低下を評価する検査が完了された後、検査結果をすぐに確認し、記憶されている過去の結果を確認して追跡できるようにすることで、患者に対して迅速かつ正確な診断及び予防策を提示することができる。
本発明の効果は以上で言及されたものに限定されず、言及されていない他の効果は以下の記載から当業者にはっきりと理解されるであろう。
図1は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査環境の例示図である。 図2は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査装置の構成を概略的に説明するために示すブロック図である。 図3は、図2の認知機能低下を評価するための検査装置のうち検査管理部の構成を概略的に説明するために示すブロック図である。 図4は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図5a~図5sは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図6a~図6mは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図7a~図7hは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図8a~図8nは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図9a~図9hは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図10a~図10jは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図11a~図11hは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図12a~図12gは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図13a~図13dは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図14a~図14oは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図15a~図15kは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を行うためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。 図16は、他の実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査装置の構成を概略的に説明するために示すブロック図である。 図17は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査方法を説明するためのフローチャートである。 図18は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査方法を説明するためのフローチャートである。 図19は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査方法を説明するためのフローチャートである。 図20は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査方法を説明するためのフローチャートである。
本発明の利点及び特徴、並びにそれらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に説明される実施形態を参照すれば明確になるであろう。しかしながら、本発明は、以下に提示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる様々な形態で実装されることができ、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変換、均等物から代替物を含むものと理解されるべきである。以下に提示される実施形態は、本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。本発明を説明することにおいて、関連する公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を阻害する可能性があると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
本出願で使用される用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上明らかに別段の意味を持たない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」または「有する」などの用語は、本明細書に記載の特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、またはそれらを組み合わせたものが存在することを指定するものであり、1つまたは複数の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、またはそれらを組み合わせたものの存在または追加の可能性を予め排除しないことと理解されるべきである。第1、第2などの用語は様々な構成要素を説明するために使用されることができるが、構成要素は前記用語によって限定されるべきではない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的でのみ使用される。
さらに、本出願において、「部」は、プロセッサまたは回路などのハードウェア構成(hardware component)及び/またはプロセッサなどのハードウェア構成によって実行されるソフトウェア構成(software component)であることができる。
以下、本発明に係る実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明することにし、添付図面を参照して説明することにあたり、同一又は対応する構成要素には同一の図面番号を付与し、これに対する重複する説明は省略することにする。
図1は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査環境の例示図である。図1を参照すると、認知機能低下を評価するための検査環境1は、認知機能低下を評価するための検査装置100(以下、検査装置と表記する)と、ユーザ端末200及びネットワーク300を含むことができる。
検査装置100は、ユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するかを検査し、複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出する検査プロセスを実行することができる。本実施形態において検査プロセスは、後述する特許請求の範囲で検査ステップと表現されることができる。
本実施形態において、検査装置100は、第1検査プロセス~第11検査プロセスを含む検査プロセスを実行することができる。
第1検査プロセスは、制限時間(例えば、30秒)内に既定の提示カテゴリに該当する単語の発話及び制限時間内に指示された図案のドローイングをどの程度遂行するかを評価する第1検査項目に対する検査を実行し、第1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第1検査項目は流暢性検査を含むことができる。
本実施形態において第1検査プロセスは、第1-1検査プロセス及び第1-2検査プロセスを含むことができる。
第1-1検査プロセスは、第1制限時間内に既定の提示カテゴリに該当する単語の発話をどの程度遂行するかを評価する第1-1検査項目に対する検査を実行し、第1-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第1-1検査項目は言語流暢性検査を含むことができる。これから、第1-1検査プロセスは、ユーザを対象として言語流暢性検査を実行し、第1-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
第1-2検査プロセスは、第2制限時間内に指示された図案のドローイングをどの程度遂行するかを評価する第1-2検査項目に対する検査を実行し、第1-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第1-2検査項目は図案流暢性検査を含むことができる。これから、第1-2検査プロセスは、ユーザを対象として図案流暢性検査を実行し、第1-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第1検査プロセスに含まれる流暢性検査と従来の流暢性検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。本実施形態に係る流暢性検査は、音声認識技術を用いてユーザが発話する内容を録音し、リアルタイムでテキストに変換することができる。また、テキストを正解と比較して検査点数を算出することができる。本実施形態に係る流暢性検査のうち、図案流暢性検査は、ユーザ端末200に提供した画面上でユーザが自ら図形をドラッグして繋いだ結果を受信することができる。
第2検査プロセスは、第1検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第2検査プロセスは、既定のカテゴリの手がかりを知らせて単語を学習するようにし、学習した単語を既定の時間(例えば、20分)が経過した後にどの程度記憶するかを評価する第2検査項目に対する検査を実行し、第2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第2検査項目は言語手がかり記憶検査を含むことができる。
本実施形態において第2検査プロセスは、第2-1検査プロセス及び第2-2検査プロセスを含むことができる。
第2-1検査プロセスは、既定のカテゴリの手がかりを知らせて単語を学習する能力がどの程度遂行されるかを評価する第2-1検査項目に対する検査を実行し、第2-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第2-1検査項目は、言語手がかり記憶検査のうち学習検査を含むことができる。これにより、第2-1検査プロセスは、ユーザを対象として言語手がかり記憶検査のうち学習検査を実行し、第2-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
第2-2検査プロセスは、第2-1検査プロセスの実行が完了し、既定の時間が経過した後に実行することができる。本実施形態において、第2-1検査プロセスの実行が完了した時刻から既定の時刻まで、他の検査プロセスが実行されることができる。例えば、第2-1検査プロセスの実行が完了した後、第2-2検査プロセスを実行するのではなく、第2-1検査プロセスの実行が完了し、第3検査プロセス~第7検査プロセスを実行した後、初めて第2-2検査プロセスを実行することができる。
第2-2検査プロセスは、第2-1検査プロセスで学習した単語を既定の時間が経過した後にどの程度記憶するかを評価する第2-2検査項目に対する検査を実行し、第2-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第2-2検査項目は、言語手がかり記憶検査のうち手がかり再生及び再認検査を含むことができる。これにより、第2-2検査プロセスは、ユーザを対象として言語手がかり記憶検査のうち手がかり再生及び再認検査を実行し、第2-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第2検査プロセスに含まれる言語手がかり記憶検査において、短期記憶及び長期記憶は、1)記銘または符号化、2)貯蔵及び保持、3)想起の過程を通じて形成されることができる。また、上述した3つの過程に対する詳細かつ総合的な評価に基づいて、短期記憶の損傷有無、損傷の程度または特性などを含む記憶評価を実行することができる。本実施形態に係る言語手がかり記憶検査により、記憶機能について正確に把握することができ、認知症の類型を評価するに当たって診断的価値を確保することができる。ここで、記憶機能について正確に把握できるというのは、想起失敗の問題であるか、または記憶策の問題であるかなどを把握することを含むことができる。
本実施形態に係る第2検査プロセスに含まれる言語手がかり記憶検査と従来の言語手がかり記憶検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。従来の言語手がかり記憶検査は、複数の単語を呼び、何個の単語を再生するのかを確認する検査だと言える。しかし、本実施形態に係る言語手がかり記憶検査は、単語が属するカテゴリを知らせる手がかりを提供して学習を実施し、自由再生でも単語が属するカテゴリを知らせながら質問することができる。
本実施形態に係る第2検査プロセスに含まれる言語手がかり記憶検査を通じて正常群と軽度認知障害、正常群とアルツハイマー病認知症を評価することができる。本実施形態に係る言語手がかり記憶検査は、イラストの記憶と関連のある脳の部位である海馬状隆起(parahippocampus)の灰白質体積と有意な相関関係を示すことができる。したがって、本実施形態に係る言語手がかり記憶検査は、短時間で正確に言語記憶力を評価することができる。
第3検査プロセスは、第2-1検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第3検査プロセスは、既定の提示画像を学習し、学習した提示画像を既定の時間(例えば、20分)が経過した後にどの程度記憶するかを評価する第3検査項目に対する検査を実行し、第3検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第3検査項目は視覚図式記憶検査を含むことができる。
本実施形態において第3検査プロセスは、第3-1検査プロセス及び第3-2検査プロセスを含むことができる。
第3-1検査プロセスは、既定の第1提示画像を示し、第1提示画像内の色数を把握する過程を通じて視知覚刺激を入力する第3-1検査項目に対する検査を実行し、第3-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第3-1検査項目は、視覚図式記憶検査のうち学習検査を含むことができる。これにより、第3-1検査プロセスは、ユーザを対象として視覚図式記憶検査のうち学習検査を実行し、第3-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
第3-2検査プロセスは、第3-1検査プロセスの実行が完了し、既定の時間が経過した後に実行することができる。本実施形態において、第3-1検査プロセスの実行が完了した時刻から既定の時刻まで、他の検査プロセスが実行されることができる。例えば、第3-1検査プロセスの実行が完了した後、第3-2検査プロセスを実行するのではなく、第3-1検査プロセスの実行を完了し、第4検査プロセス~第7検査プロセスを実行して第2-2検査プロセスを実行した後、初めて第3-2検査プロセスを実行することができる。
本実施形態において検査プロセスの実行手順は、以下のようにすることができる。まず、第1検査プロセスを実行し、次に第2-1検査プロセスを実行、その次に第3-1検査プロセスを実行、その次に第4検査プロセス~第7検査プロセスを順次実行、その次に第2-2検査プロセスを実行、その次に第3-2検査プロセスを実行、その次に第8検査プロセス~第11検査プロセスを順次実行することができる。
本実施形態において、第2-2検査プロセス及び第3-2検査プロセスが必ずしも第7検査プロセスの実行が完了した後に実行することと開示しているが、これに限定されない。すなわち、第2-2検査プロセス及び第3-2検査プロセスは、第4プロセス~第11検査プロセスのうちいずれか1つの実行が完了した後に実行することもできる。
第3-2検査プロセスは、第3-1検査プロセスで学習した提示画像を既定の時間が経過した後にどの程度記憶するかを評価する第3-2検査項目に対する検査を実行し、第3-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第3-2検査項目は、視覚図式記憶検査のうち再認検査を含むことができる。これにより、第3-2検査プロセスは、ユーザを対象として視覚図式記憶検査のうち再認検査を実行し、第3-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第3検査プロセスに含まれる視覚図式記憶検査と従来の視覚図式記憶検査とを比較した相違点は次のとおりであることができる。本実施形態に係る視覚図式記憶検査は、言語化できない抽象的な画像を用いて意味記憶による干渉を排除することができる。また、画像は色、柄、重なりの度合いに変化を与えて1つのセットとして構成することができる。また、視覚図式記憶検査のうち再認検査を実行する際に学習した画像と同じセットに含まれている画像を干渉画像として提示することができる。また、同じ手がかりを含むセット内で任意に画像を選択して提示することにより、過去の検査実行によって馴染みの画像を選択するようになる学習の効果を排除することができる。
第4検査プロセスは、第3-1検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第4検査プロセスは、既定の提示単語及び既定の提示単語の色を正確に発話するか否かを評価する第4検査項目に対する検査を実行し、第4検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第4検査項目はストループ検査を含むことができる。
本実施形態において第4検査プロセスは、第4-1検査プロセス及び第4-2検査プロセスを含むことができる。
第4-1検査プロセスは、既定の単語を正しく発話するか否かを評価する第4-1検査項目に対する検査を実行し、第4-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第4-1検査項目は第1ストループ検査を含むことができる。これにより、第4-1プロセスは、ユーザを対象として第1ストループ検査を実行し、第4-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
第4-2検査プロセスは、既定の提示単語の色を正確に発話するか否かを評価する第4-2検査項目に対する検査を実行し、第4-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第4-2検査項目は第2ストループ検査を含むことができる。これにより、第4-2プロセスは、ユーザを対象として第2ストループ検査を実行し、第4-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第4検査プロセスに含まれるストループ検査と従来のストループ検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。従来のストループ検査は、検査紙で検査を行い、提示された単語を連続的に読み上げ、正確に読み取った単語数をカウントして検査点数を算出する方式であった。しかしながら、本実施形態に係るストループ検査は、色名が書かれた単語と同じ単語を選択する単語読み上げ課題と、単語の色と一致する単語を選択する色読み上げ課題とを含むことができる。本実施形態に係るストループ検査は、有意な検査結果を示すことができる時間を考慮して実行時間を短縮し、遂行時間中の正反応数を評価することができる。
第5検査プロセスは、第4検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第5検査プロセスは、既定の提示線(line)と類似な角度を有する線を見つけるか否かを評価する第5検査項目に対する検査を実行し、第5検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第5検査項目は、線角度知覚検査を含むことができる。これにより、第5検査プロセスは、ユーザを対象として線角度知覚検査を実行し、第5検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第5検査プロセスに含まれる線角度知覚検査と従来の線角度知覚検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。本実施形態に係る線角度知覚検査は、一対の提示線と予め提示された複数の選択線とを比較して提示線に対応する選択線を見つける検査であることができる。本実施形態に係る線角度知覚検査は、一対の提示線と複数の選択線との間の角度(傾き)差を縮めながら、時空間知覚力の低下水準を評価することができる。
第6検査プロセスは、第5検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第6検査プロセスは、既定の提示図形の色と異なる色の図形を見つけるか否かを評価する第6検査項目に対する検査を実行し、第6検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第6検査項目は色知覚検査を含むことができる。これにより、第6検査プロセスは、ユーザを対象として色知覚検査を実行し、第6検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第6検査プロセスに含まれる色知覚検査と従来の色知覚検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。従来の色知覚検査としてのファンズワースマンセル100ヒューテスト(the Farnsworth Munsell 100 hue test)は、色の3つの属性である色調、彩度及び明度に基づいて、類似の色を4つの色領域に分けて並べている。ユーザは、両端の色を基準として色の順番に合わせて配置することで色の差を区別するかを確認する。一方、本実施形態に係る色知覚検査は、パーキンソン病認知症患者が青色及び緑色の区別において困難を示すことを考慮し、緑色と青色系列の色系を基準として色を選別して構成することができる。本実施形態に係る色知覚検査は、従来の検査と同様に色全体を並べる方式ではなく、2つの色を選び、色の差が小さいのは難易度を高く、色の差が大きいのは難易度を低く構成することができる。
第7検査プロセスは、第6検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第7検査プロセスは、既定の提示対象体の大きさ及び重量を降順に並べるか否かを評価する第7検査項目に対する検査を実行し、第7検査点数を算出することができる。ここで、第7検査項目は大きさ重量検査を含むことができる。
本実施形態において第7検査プロセスは、第7-1検査プロセス及び第7-2検査プロセスを含むことができる。
第7-1検査プロセスは、既定の提示対象体の大きさを降順に並べるか否かを評価する第7-1検査項目に対する検査を実行し、第7-1検査点数を算出することができる。ここで、第7-1検査項目は大きさ検査を含むことができる。これにより、第7-1検査プロセスは、ユーザを対象として大きさ検査を実行し、第7-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
第7-2検査プロセスは、既定の提示対象体の重量を降順に並べるか否かを評価する第7-2検査項目に対する検査を実行し、第7-2検査点数を算出することができる。ここで、第7-2検査項目は重量検査を含むことができる。これにより、第7-2検査プロセスは、ユーザを対象として重量検査を実行し、第7-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第7検査プロセスに含まれる大きさ重量検査と従来の大きさ重量検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。本実施形態に係る大きさ重量検査は、大きさに応じた対象体と重量に応じた対象体をそれぞれ複数(例えば、5つ)のカテゴリに分類し、カテゴリ間の水準別区分を通じて難易度を低/中/高に構成することができる。重量の差及び大きさの差が大きいカテゴリ間の組み合わせは、難易度が低い可能性がある。重量の差及び大きさの差が小さいカテゴリ間の組み合わせは、難易度が高い可能性がある。また、序盤は簡単な質問で構成し、後半は難しい質問で構成することができる。対象体の画像は、線からなっている絵で、対象体(例えば、動物、物体など)の特徴がよく表れるように構成することができる。また、韓国の高齢者にとって慣れていない対象体は排除するように構成することができる。
第8検査プロセスは、第3-2検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第8検査プロセスは、既定の顔提示画像に表れる感情の強度を認識するか否かを評価する第8検査項目に対する検査を実行し、第8検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第8検査項目は顔感情検査を含むことができる。これにより、第8検査プロセスは、ユーザを対象として顔感情検査を実行し、第8検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第8検査プロセスに含まれる顔感情検査と従来の顔感情検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。一般的に認知症患者は、認知機能の変化によって感情認識障害が発生する可能性がある。また、認知症患者は健常者に比べて他人と感情を交流するのに困難を経験する可能性があり、対人関係において共感能力も低下する可能性がある。特に、前側頭葉認知症は、無感動、社会的処理方式の誤り、社会的認識の損傷など、対人関係行動の変化を示す可能性がある。また、前側頭葉認知症は正常群と比較して顔感情認識が低下する可能性がある。そこで、本実施形態に係る顔感情検査は、6つの基本感情(喜び、恐れ、悲しみ、怒り、嫌悪、驚き、)を含む第1顔提示画像と、感情を含まない、すなわち無感情の第2顔提示画像を複数提供し、各表情に含まれている感情を敏感に気づくか否かを確認することができる。
第9検査プロセスは、第8検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第9の検査プロセスは、既定の提示段落を正確に発話するか否かを評価する第9検査項目に対する検査を実行し、第9検査点数を算出するプロセスを含むことができる。ここで、第9検査項目は、段落読み上げ検査を含むことができる。これにより、第9検査プロセスは、ユーザを対象として段落読み上げ検査を実行し、第9検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第9検査プロセスに含まれる段落読み上げ検査と従来の段落読み上げ検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。一般的に、原発性進行性失語(primary progressive aphasia、PPA)は、他の認知機能障害なしに言語機能の低下が徐々に進行する疾患を含むことができる。PPAは、症状によって進行性非流暢性失語(Progressive non-fluent aphasia)、意味性認知症(semantic dementia)、ロゴペニック型進行性失語(logopenic variant primary progressive aphasia)に分類することができる。進行性非流暢性失語にかかった患者は、言葉の意味は知っているが、自分で話すことが難しく、文法的な誤りが多く観察され、単語を言うとき音韻性錯語が表れたり、吃音が表れることができる。意味性認知症にかかった患者は、言葉の流暢さは比較的維持されるが、単語や事物に対する概念がなく、初期から単語を言うことに対する障害がひどい可能性がある。ロゴペニック型進行性失語にかかった患者は、言語理解力及び流暢性が比較的よく維持されるが、事物の名前を思い浮かべるのに困難があり、遅い発話速度が表れ、長い文章の理解及び真似して話すのに障害を示す可能性がある。
本実施形態に係る段落読み上げ検査は、音声学的にバランスのとれた文章となるように、字素別頻度を合わせた標準化段落を構成することができる。また、段落の内容を高齢者に馴染みのある内容で構成することができる。本実施形態に係る段落読み上げ検査は、発話内容を録音し、発話速度を測定することができる。また、本実施形態に係る段落読み上げ検査は、音声認識技術を用いて音韻置換、脱落、添加、合成など音韻処理能力を確認して読み上げ能力を評価することができる。本実施形態に係る段落読み上げ検査は、発話テキストから誤りを抽出して検査点数を算出することができ、録音された発話音声を分析して発話速度、休止の長さ、音声の高低などを評価することができる。
第10検査プロセスは、第9検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第10検査プロセスは、既定の提示図形の位置及び順序を記憶するか否かを評価する第10検査項目に対する検査を実行し、第10検査点数を算出することができる。ここで、第10検査項目は時空間注意力検査を含むことができる。
本実施形態において第10検査プロセスは、第10-1検査プロセス及び第10-2検査プロセスを含むことができる。
第10-1検査プロセスは、既定の領域内で既定の提示図形が出現する位置と順序を逐次的に記憶するかを評価する第10-1検査項目に対する検査を実行し、第10-1検査点数を算出することができる。ここで、第10-1検査項目は、第1時空間注意力検査を含むことができる。これにより、第10-1検査プロセスは、ユーザを対象として第1時空間注意力検査を実行し、第10-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
第10-2検査プロセスは、既定の領域内で既定の提示図形が出現する位置と順序を逆に記憶するかを評価する第10-2検査項目に対する検査を実行し、第10-2検査点数を算出することができる。ここで、第10-2検査項目は、第2時空間注意力検査を含むことができる。これにより、第10-2検査プロセスは、ユーザを対象として第2時空間注意力検査を実行し、第10-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第10検査プロセスに含まれる時空間注意力検査と従来の時空間注意力検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。本実施形態に係る時空間注意力検査は、実行機能(executive function)領域のうち、作業記憶、特に空間作動記憶(spatial working memory)を評価するための検査を含むことができる。本実施形態に係る時空間注意力検査は、図形が提示される位置と順序を記憶し、図形の位置を逐次的に繰り返し入力させることで注意力を測定することができる。また、本実施形態に係る時空間注意力検査では、図形の位置を逆に繰り返し入力させることで作業記憶力を測定することができる。本実施形態に係る時空間注意力検査で提示される図形の数が多くなり、ユーザが位置と順序を正確に記憶する成功回数が記憶範囲となることができる。本実施形態に係る時空間注意力検査は、自動的に検査結果を記録し、入力に失敗した場合検査が中止されることができる。本実施形態に係る時空間注意力検査は、図形を選択する反応時間を測定して反応速度を評価することができる。
第11検査プロセスは、第10検査プロセスの実行が完了した後に実行することができる。第11検査プロセスは、既定の提示未完成文が完成文となるように条件に該当する単語を正確に選択するか否かを評価する第11検査項目に対する検査を実行し、第11検査点数を算出することができる。ここで、第11検査項目はヘイリング検査を含むことができる。
本実施形態において第11検査プロセスは、第11-1検査プロセス及び第11-2検査プロセスを含むことができる。
第11-1検査プロセスは、既定の提示未完成文が完成文となるように正確な単語を選択するか否かを評価する第11-1検査項目に対する検査を実行し、第11-1検査点数を算出することができる。ここで、第11-1検査項目は、第1ヘイリング検査を含むことができる。これにより、第11-1検査プロセスは、ユーザを対象として第1ヘイリング検査を実行し、第11-1検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
第11-2検査プロセスは、既定の提示未完成文が完成文となるように不自然な単語を選択するか否かを評価する第11-2検査項目に対する検査を実行し、第11-2検査点数を算出することができる。ここで、第11-2検査項目は第2ヘイリング検査を含むことができる。これにより、第11-2検査プロセスは、ユーザを対象として第2ヘイリング検査を実行し、第11-2検査点数を算出するプロセスを含むことができる。
本実施形態に係る第11検査プロセスに含まれるヘイリング検査と従来のヘイリング検査とを比較した相違点は、次のとおりであることができる。従来のヘイリング検査は、自然な文または、自然でない文となるように単語を思い出して話す検査であった。しかしながら、本実施形態に係るヘイリング検査は、条件に適した単語と、不自然な単語(誤った単語)を提示し、どちらかを選択させることができる。本実施形態に係るヘイリング検査は、単語を想起するのにかかる時間を短縮して言語抑制力を測定することができる。本実施形態に係るヘイリング検査は、自動的に検査点数が算出され、自動条件(自然な単語選択)反応と抑制条件(不自然な単語選択)反応とを比較することができる。
検査装置100は、第1検査プロセス~第11検査プロセスの実行が完了した後に、複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうちいずれか1つの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類プロセスを実行することができる。本実施形態においてカテゴリ分類プロセスは、後述する特許請求の範囲でカテゴリ分類ステップと表現されることができる。
検査装置100は、第2検査項目(言語手がかり記憶検査)及び第3検査項目(視覚図式記憶検査)を記憶力に対する認知機能低下を評価することができる第1神経認知カテゴリに分類することができる。
検査装置100は、第8検査項目(顔感情検査)を社会認知に対する神経認知障害を鑑別することができる第2神経認知カテゴリに分類することができる。ここで、第2神経認知カテゴリは、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査に新たに追加したものである。
検査装置100は、第7検査項目(大きさ重量検査)及び第9検査項目(段落読み上げ検査)を言語に対する認知機能低下を評価することができる第3神経認知カテゴリに分類することができる。
検査装置100は、第5検査項目(線角度知覚検査)及び第6検査項目(色知覚検査)を知覚に対する認知機能低下を評価することができる第4神経認知カテゴリに分類することができる。
検査装置100は、第1検査項目(流暢性検査)、第4検査項目(ストループ検査)、第10検査項目(時空間注意力検査)及び第11検査項目(ヘイリング検査)を注意執行に対する認知機能低下を評価できる第5神経認知カテゴリに分類することができる。
検査装置100は、カテゴリ分類プロセスの実行が完了した後に、神経認知カテゴリに分類された検査項目に対する検査点数に基づいて、神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価プロセスを実行することができる。本実施形態において評価プロセスは、後述する特許請求の範囲で評価ステップと表現されることができる。
検査装置100は、第2検査点数(言語手がかり記憶検査点数)及び第3検査点数(視覚図式記憶検査点数)に基づいて、記憶力としての第1神経認知カテゴリに対する認知機能低下があるか否かを評価する第1評価プロセスを実行することができる。
検査装置100は、第8検査点数(顔感情検査点数)に基づいて、社会認知としての第2神経認知カテゴリに対する認知機能低下があるか否かを評価する第2評価プロセスを実行することができる。
検査装置100は、第7検査点数(大きさ重量検査点数)及び第9検査点数(段落読み上げ検査点数)に基づいて、言語としての第3神経認知カテゴリに対する認知機能低下があるか否かを評価する第3評価プロセスを実行することができる。
検査装置100は、第5検査点数(線角度知覚検査点数)及び第6検査点数(色知覚検査点数)に基づいて、知覚としての第4神経認知カテゴリに対する認知機能低下があるか否かを評価する第4評価プロセスを実行することができる。
検査装置100は、第1検査点数(流暢性検査点数)、第4検査点数(ストループ検査点数)、第10検査点数(時空間注意力検査点数)及び第11検査点数(ヘイリング検査点数)に基づいて、注意執行としての第5神経認知カテゴリに対する認知機能低下があるか否かを評価する第5評価プロセスを実行することができる。
本実施形態において、検査装置100は、サーバ形態で独立して存在するか、検査装置100が提供する認知機能低下を評価するための検査機能をアプリケーション形態で具現してユーザ端末200に搭載することができる。
ユーザ端末200は、検査装置100が提供する認知機能低下を評価するための検査アプリケーション及び/または認知機能低下を評価するための検査サイトにアクセスし、認知機能低下を評価するための検査サービスを受けることができる。ここで、ユーザ端末200は、検査を受けるユーザ、すなわち被験者が備えた端末を含むことができる。
このようなユーザ端末200は、コンピューティング装置(図示せず)の機能を実行することができる通信端末を含むことができ、ユーザが操作するデスクトップコンピュータ201、スマートフォン202、ノートパソコン203の他に、タブレットPC、スマートTV、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、メディアプレーヤー、マイクロサーバ、GPS(global positioning system)装置、電子書籍端末、デジタル放送用端末、ナビゲーション、キオスク、MP3プレーヤー、デジタルカメラ、家電機器及びその他のモバイルまたは非モバイルコンピューティング装置であることができるが、これらに限定されない。また、ユーザ端末200は、通信機能及びデータプロセッシング機能を備えた時計、メガネ、ヘアバンド及びリングなどのウェアラブル端末であることができる。このようなユーザ端末200は、上述した内容に限定されず、ウェブブラウジングが可能な端末は制限なく借用されることができる。
ネットワーク300は、検査装置100とユーザ端末200とを接続させる役割を果たすことができる。このようなネットワーク300は、例えば、LAN(local area network)、WAN(wide area network)、MAN(metropolitan area network)、ISDN(integrated service digital network)などの有線ネットワークや、WLAN(wireless LAN)、CDMA(code-division multiple access)、衛星通信などの無線ネットワークを網羅することができるが、本発明の範囲がこれに限定されるものではない。また、ネットワーク300は、近距離通信及び/または遠距離通信を用いて情報を送受信することができる。ここで、近距離通信はBluetooth、RFID(radio frequency identification)、IrDA(infrared data association)、UWB(ultra-wideband)、ZigBee、Wi-Fi技術を含むことができ、遠距離通信はCDMA(code-division multiple access)、FDMA(frequency-division multiple access)、TDMA(time-division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency-division multiple access)、SC-FDMA(single carrier frequency-division multiple access)技術を含むことができる。
ネットワーク300は、ハブ、ブリッジ、ルーター、スイッチなどのネットワーク要素の接続を含むことができる。ネットワーク300は、インターネットなどのパブリックネットワーク、及び安全な企業プライベートネットワークなどのプライベートネットワークをはじめとする1つまたは複数の接続ネットワーク、例えば、複数のネットワーク環境を含むことができる。ネットワーク300へのアクセスは、1つまたは複数の有線または無線アクセスネットワークを介して提供されることができる。
さらにネットワーク300は、CAN(controller area network)通信、V2I(vehicle to infrastructure、路車間)通信、V2X(vehicle to everything)通信、ウェーブ(wireless access in vehicular environment)通信技術と、事物など分散された構成要素間で情報をやり取りして処理するIoT(Internet of Things、モノのインターネット)網及び/または5G通信をサポートすることができる。
図2は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査装置の構成を概略的に説明するために示すブロック図である。以下の説明において、図1の説明と重複する部分は、その説明を省略する。図2を参照すると、検査装置100は、通信部110、記憶媒体120、プログラム記憶部130、データベース140、検査管理部150及び制御部160を含むことができる。
通信部110は、ネットワーク300と連動して検査装置100とユーザ端末200との間の送受信信号をパケットデータの形態で提供するために必要な通信インタフェースを提供することができる。さらに、通信部110は、検査管理部150の要求情報をユーザ端末200に送信し、ユーザ端末200の応答情報を受信する役割を果たすことができる。ここで、通信網とは、検査装置100とユーザ端末200とを接続させる役割を果たす媒体であり、ユーザ端末200が検査装置100に接続した後に情報を送受信できるように接続経路を提供する経路を含むことができる。また、通信部110は、他のネットワーク装置と有無線接続を介して制御信号またはデータ信号などの信号を送受信するために必要なハードウェア及びソフトウェアを含む装置であることができる。
記憶媒体120は、制御部160が処理するデータを一時的または恒久的に記憶する機能を実行する。ここで、記憶媒体120は磁気記憶媒体(magnetic storage media)またはフラッシュ記憶媒体(flash storage media)を含むことができるが、本発明の範囲がこれに限定されるものではない。このような記憶媒体120は、内蔵メモリ及び/または外部メモリを含むことができ、DRAM、SRAM、またはSDRAMなどの揮発性メモリ、OTPROM(one time programmable ROM)、PROM、EPROM、EEPROM、maskROM、flashROM、NANDフラッシュメモリ、またはNORフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、SSD、CF(compact flash)カード、SDカード、Micro-SDカード、Mini-SDカード、Xdカード、またはメモリスティック(memory stick)などのフラッシュドライブ、またはHDDなどの記憶装置を含むことができる。
プログラム記憶部130は、ユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するかを検査し、複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出する検査プロセスを実行する作業、複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうちいずれか1つの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類プロセスを実行する作業、神経認知カテゴリに分類された検査項目に対する検査点数に基づいて、神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価プロセスを実行する作業などを行う制御ソフトウェアを搭載している。
データベース140は、認知機能低下を評価するための検査情報を記憶する管理データベースを含むことができる。例えば、管理データベースには、第1検査プロセス~第11検査プロセスに関する情報、第1神経認知カテゴリ分類プロセス~第5神経認知カテゴリ分類プロセスに関する情報、第1評価プロセス~第5評価プロセスに関する情報、アルツハイマー病認知症を評価するプロセスに関する情報、前側頭葉認知症を評価するプロセスに関する情報とパーキンソン病認知症及びレビー小体型認知症を評価するプロセスに関する情報などが記憶されることができる。
また、管理データベースには、後述する指示文に対応する正解が記憶されることができる。例えば、管理データベースには、第1-1指示文に対応する正解テキスト、第1-2指示文に対応する正解順序、第2-1-1指示文に対応する正解単語、第2-1-2指示文に対応する正解テキスト、第2-2-1指示文に対応する正解テキスト、第2-2-2指示文に対応する正解単語、第3-1指示文に対応する正解、第3-2指示文に対応する正解、第4-1指示文及び第4-2指示文に対応する正解、第5指示文に対応する正解線(line)、第6指示文に対応する正解、第7-1指示文及び第7-2指示文に対応する正解、第8指示文に対応する正解、第9指示文に対応する正解語節数、第10-1指示文及び第10-2指示文に対応する正解と第11-1指示文及び第11-2指示文に対応する正解が記憶されることができる。
また、管理データベースには、検査点数を算出する方法が記憶されることができる。本実施形態において、指示文に対応してユーザ端末200から受信した一連の入力と正解を比較し、全体の正解に対する誤答の数をカウントして検査点数を算出することができる。ここで誤答の個数が多いほど検査点数が低くなり、誤答の個数が少ないほど検査点数が高くなることがある。
本実施形態において検査点数は、後述する所要時間のカウント結果によって変わることができる。例えば、所要時間のカウント結果が制限時間を超えた場合、検査点数はさらに低くなることができる。
また、管理データベースには、認知機能低下を評価するための基準点数が記憶されることができる。ここで基準点数の算出過程を説明すると、次のとおりであることができる。
第1過程で、正常群に対して第1~第11検査プロセスを実行することができる。ここで正常群は認知機能低下がない健常者グループで、性別/学歴/年齢によって異なるように分類されることができる。正常群に対して第1~第11検査プロセスを実行した結果として、正常群の第1~第11検査点数を算出されることができる。
第2過程で正常群の第1検査点数~第11検査点数に対し、第1~第11平均値と、第1~第11標準偏差を算出することができる。
第3過程で、正常群に対する第1~第11検査項目のうち少なくとも1つを第1神経認知カテゴリ~第5神経認知カテゴリのいずれか1つに分類することができる。正常群に対する第2検査項目及び第3検査項目を第1神経認知カテゴリに分類、正常群に対する第8検査項目を第2神経認知カテゴリに分類、正常群に対する第7検査項目及び第9検査項目を第3神経認知カテゴリに分類、正常群に対する第5検査項目及び第6検査項目を第4神経認知カテゴリに分類、正常群に対する第1検査項目、第4検査項目、第10検査項目及び第11検査項目を第5神経認知カテゴリに分類することができる。
第4過程において、第1~第11検査点数に対する第1~第11平均値及び第1~第11標準偏差を用いて第1~第11Z-スコアを算出することができる。ここで、Z-スコアは、標準偏差を単位としてみたときに検査点数が平均値からどのくらい離れているかが分かるスコアだと言える。
本実施形態において、Z-スコアが第1標準偏差(例えば、-1.5SD)以下である場合、当該検査項目が含まれる神経認知カテゴリに認知機能低下があることを評価することができる。これにより基準点数は、Z-スコアが第1標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の検査点数だと言える。本実施形態において基準点数は、第1~第11基準点数を含むことができる。本実施形態においてZ-スコアもまた、第1~第11Z-スコアを含むことができる。
選択的な実施形態として、基準点数は規準のカットオフ点数として表現されることができる。ここで、規準のカットオフ点数は、上述したZ-スコアが第1標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の検査点数だと言える。本実施形態において規準のカットオフ点数は、第1~第11規格のカットオフ点数を含むことができる。
本実施形態において、基準点数は定期的に更新されることができる。ユーザが認知機能低下を評価するための検査を行うために、ユーザ端末200を介して認知機能低下を評価するための検査アプリケーションを実行するか、または認知機能低下を評価するための検査サイトにアクセスするたびに、リアルタイムで基準点数を更新されることができる。
また、データベース140は、認知機能低下を評価するための検査サービスを提供されるユーザの情報を記憶するユーザデータベースを含むことができる。ここで、ユーザの情報は、ユーザの名前、所属、身分事項、性別、年齢、学歴、連絡先、Eメール、住所、画像などを含むユーザに関する固有情報と、アイディー(ID)(またはEメール)及びパスワード(password)など、ユーザの認証(ログイン)に関する情報、接続国、接続位置、接続に用いた装置に関する情報、接続されたネットワーク環境など接続に関する情報などを含むことができる。
また、ユーザデータベースには、ユーザの情報と、認知機能低下を評価するための検査アプリケーションまたは認知機能低下を評価するための検査サイトにアクセスしたユーザが提供された情報及び/またはカテゴリ履歴、ユーザが設定した環境設定情報、ユーザが使用したリソース使用量情報、ユーザのリソース使用量に対応した課金及び決済情報が記憶されることができる。
検査管理部150は、ユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するかを検査し、複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出する検査プロセスを実行することができる。
検査管理部150は、検査プロセスの実行が完了した後に、複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうちいずれか1つの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類プロセスを実行することができる。
検査管理部150は、カテゴリ分類プロセスの実行が完了した後に、神経認知カテゴリに分類された検査項目に対する検査点数に基づいて、神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価プロセスを実行することができる。
検査管理部150は、評価プロセスの実行が完了した後に、評価結果をユーザ端末200及び/または診療者(例えば、医師)の端末(図示せず)に送信することができる。
制御部160は、一種の中央処理装置としてプログラム記憶部130に搭載された制御ソフトウェアを検査装置100全体の動作を制御することができる。制御部160は、プロセッサ(processor)などのデータを処理できるあらゆる種類の装置を含むことができる。ここで、「プロセッサ(processor)」とは、例えば、プログラム内に含まれたコードまたは命令語で表された機能を実行するために物理的に構造化された回路を有する、ハードウェアに組み込まれたデータ処理装置を意味することができる。このようにハードウェアに組み込まれたデータ処理装置の一例として、マイクロプロセッサ(microprocessor)、中央処理装置(central processing unit:CPU)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)などの処理装置を網羅することができるが、本発明の範囲がこれに限定されるものではない。
図3は、図2の認知機能低下を評価するための検査装置のうち検査管理部の構成を概略的に説明するために示すブロック図であり、図4~図15は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査を実施するためにユーザ端末に提供される画面の例示図である。以下の説明において、図1及び図2の説明と重複する部分は、その説明を省略する。図3~図15を参照すると、本実施形態に係る検査管理部150は、提供部151、第1処理部152、第2処理部153、第3処理部154及び送信部155を含むことができる。
提供部151は、認知機能低下を評価するための検査アプリケーション及び/または認知機能低下を評価するための検査サイトにアクセスしたユーザ端末200に検査のための各種情報を提供することができる。以下、図4~図15に示す図は、提供部151の処理によりユーザ端末200に出力される画面だと言える。
図4は、認知機能低下を評価するための検査を行うために提供部151がユーザ端末200に提供する第1画面の例示図である。図4を参照すると、第1画面は検査を表すアイコン及びテキストを含むことができる。一実施形態として、提供部151は、第1検査プロセスに対して、第1検査を表すアイコン及びテキスト(第1検査)をユーザ端末200に提供することができる。ここでテキストで表現された第1検査は、第1検査プロセスの略で、高齢者を考慮して簡単明瞭に提供することができる。このような方法で、提供部151は、第2検査プロセス~第11検査プロセスに対して、第2検査~第11検査を表すアイコン及びテキストをユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152~第3処理部154で処理されたデータは、提供部151によってユーザ端末200に提供されることができる。特に、第1処理部152が提供する一連のデータは、本来提供部151が提供するものであるが、説明の便宜上、第1処理部152が提供すると仮定して説明する。
第1処理部152は、第1-1検査プロセス及び第1-2検査プロセスを含む第1検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、練習検査を除く第1検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第1-1検査プロセスを実行する際に、第1制限時間内に既定の提示カテゴリに該当する1つ以上の単語を発話するようにする第1-1指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第1-1指示文に対応して既定の提示カテゴリに該当する1つ以上の単語に対する発話結果を受信して発話テキストに変換することができる。
第1処理部152は、発話テキストを正解テキストと比較して第1-1検査点数を算出することができる。本実施形態において、第1-1検査点数は、第1-1検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された発話テキストが多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第1-1検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第1-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第1-1検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
第1処理部152は、第1-1検査プロセスの実行が完了した後に第1-2検査プロセスを実行することができる。
第1処理部152は、第1-2検査プロセスを実行する際に、第2制限時間内に複数の図形のうち少なくとも2つ以上を繋いで1つ以上の図案をドローイングするようにする第1-2指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第1-2指示文に対応して複数の図形のうち少なくとも2つ以上をドローイングして繋いだ順序を受信して記憶することができる。
第1処理部152は、ドローイングして繋いだ順序を正解順序と比較して第1-2検査点数を算出することができる。本実施形態において、第1-2検査点数は、第1-2検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明されたドローイング連結順序が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第1-2検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第1-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第1-2検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
選択的な実施形態として、第1処理部152は、第1-1検査点数と第1-2検査点数とを合計して第1検査点数に算出することができる。また、第1処理部152は、第1-1検査点数と第1-2検査点数とを合計せず、第1-1検査点数及び第1-2検査点数のそれぞれを認知機能低下の評価時に用いることができる。本実施形態において、第1検査点数が第1規準のカットオフ点数より高い場合、流暢性が良好であると評価することができ、第1検査点数が第1規準のカットオフ点数より低い場合、流暢性が低下したと評価されることができる。
図5a~図5sは、第1検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。本実施形態において、図5a~図5hは、第1-1検査プロセスを説明する画面の例示図であり、図5i~図5sは第1-2検査プロセスを説明する画面の例示図である。
図5aは、第1-1検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン501の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図5bは、第1-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第1-1検査プロセスに対する練習検査プロセス(第1-1練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン502が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図5cは、第1-1練習検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第1-1練習指示文を確認した後、マイクボタン503を入力して、プログレスバー504を見ながら単語を発話することができる。本実施形態において、プログラスバー504は、制限時間をカウントする機能及び作業の進行度合いを示す機能とのうち1つ以上を実行することができる。
図5dは、第1-1練習検査プロセスの再実行を知らせる画面を示している。ユーザがマイクボタン503を入力していなかったり、単語を発話した数が既定の数(例えば、3つ)未満であったり、発話声量が小さい場合、第1-1練習検査プロセスが再実行されることができる。
図5eは、第1-1練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図5fは、第1-1指示文及び第1-1検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン505が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図5gは、第1-1検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第1-1指示文を確認した後、マイクボタン506を入力し、プログラスバー507を見ながら第1-1指示文に対応して単語を発話することができる。
図5hは、第1-1検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図5iは、第1-2検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン508の入力を受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図5jは、第1-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供した画面を示している。例えば、第1-2検査プロセスの実行方法は、画面上に現れる点を繋いで様々な絵をできるだけ多く描くようにするテキストを含むことができる。
図5kは、第1-2検査プロセスに対する練習検査プロセス(第1-2練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン509が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図5l、図5m及び図5nは、第1-2練習検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第1-2練習指示文を確認した後、右側の領域に左側の領域と同じ図案をドローイングすることができる。図案のドローイングが完了し、確認ボタン510、511、512が入力されると、次の画面に切り替えることができる。図5l、図5m及び図5nは、プログラスバー(図示せず)をさらに含むことができる。
図5oは、第1-2練習検査プロセスの再実行を知らせる画面を示している。制限時間内に図案のドローイングを開始できなかった場合、または第1-2練習検査プロセスの実行結果が誤答である場合には第1-2練習検査プロセスが再実行されることができる。
図5pは、第1-2練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図5qは、第1-2検査プロセスの実行時に適用される制限時間を知らせる画面を示している。
図5rは、第1-2検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第1-2指示文を確認した後、開始ボタン513を押して、プログラスバー514を見ながら右側の領域に左側の領域と同じ図案をドローイングすることができる。図案のドローイングが完了し、確認ボタン515が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図5sは、第1-2検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は、第2-1検査プロセス及び第2-2検査プロセスを含む第2検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、第2検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第2-1検査プロセスを実行する際に、複数の提示単語を示し、複数の提示単語のうち既定のカテゴリの手がかりに該当する単語を選択させる第2-1-1指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第2-1-1指示文に対応して複数の提示単語のうちいずれか1つを選択した単語選択結果を受信することができる。
第1処理部152は、単語選択結果と正解単語とを比較して第2-1-1検査点数を算出することができる。本実施形態において、第2-1-1検査点数は、第2-1-1プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された単語選択結果が多いほど高く算出されることができる。
第1処理部152は、複数の提示単語に対して選択肢を提供せず、前に見せた複数の提示単語のうち、既定のカテゴリの手がかりに属する単語を再生して発話させる第2-1-2指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第2-1-2指示文に対応して既定のカテゴリの手がかりに属する単語の発話結果を受信することができる。
第1処理部152は、発話結果を発話テキストに変換し、発話テキストと正解テキストとを比較して第2-1-2検査点数を算出することができる。本実施形態において、第2-1-2検査点数は、第2-1-2プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された発話テキストが多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第2-1検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第2-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供することができる。
第1処理部152は、第2-1検査プロセスの実行が完了し、既定の時間が経過した後に第2-2検査プロセスを実行することができる。
第1処理部152は、第2-2検査プロセスを実行する際に、第2-1検査ステップで示された複数の提示単語のうちカテゴリの手がかりに該当する提示単語を再生して発話させる第2-2-1指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第2-2-1指示文に対応して第2-1検査ステップの実行時に見た複数の提示単語のうちカテゴリの手がかりに該当する提示単語に対する発話結果を受信することができる。
第1処理部152は、発話結果を発話テキストに変換し、発話テキストと正解テキストとを比較して第2-2-1検査点数を算出することができる。本実施形態において、第2-2-1検査点数は、第2-2-1プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された発話テキストが多いほど高く算出されることができる。
第1処理部152は、既定の提示単語と共に、既定の提示単語が前の検査で見た単語であるか否かを選択させる第2-2-2指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、第2-2-2指示文に対応して既定の提示単語が前の検査で見た単語であるか否かを選択した結果と正解単語とを比較して第2-2-2検査点数を算出することができる。本実施形態において、第2-2-2検査点数は、第2-2-2プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第2-2検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第2-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供することができる。
選択的な実施形態として、第1処理部152は、第2-1-1検査点数、第2-1-2検査点数、第2-2-1検査点数及び第2-2-2検査点数のうち1つ以上を合計して第2検査点数に算出することができる。また、第1処理部152は、第2-1-1検査点数、第2-1-2検査点数、第2-2-1検査点数及び第2-2-2検査点数を合計せず、第2-1-1検査点数、第2-1-2検査点数、第2-2-1検査点数及び第2-2-2検査点数のそれぞれを認知機能低下の評価時に用いることができる。本実施形態において、第2検査点数が第2規準のカットオフ点数より高い場合、言語記憶力が良好であると評価することができ、第2検査点数が第2規準のカットオフ点数より低い場合、言語記憶力が低下したと評価することができる。
図6a~図6mは、第2検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。図6a~図6fは、第2-1検査プロセスを説明する画面の例示図であり、図6g~図6mは、第2-2検査プロセスを説明する画面の例示図である。
図6aは、第2-1検査プロセスの開始画面を示いている。開始ボタン601の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図6bは、第2-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第2-1検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン602が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図6cは、第2-1検査プロセスのうち一部を実行する画面を示している。ユーザは、第2-1-1指示文を確認した後、プログラスバー603を見ながら複数の提示単語のいずれか1つの単語を選択することができる。
図6dは、図6cに示された複数の提示単語に対する再生の勧誘を知らせる画面を示している。
図6eは、第2-1検査プロセスの残りを実行する画面を示している。ユーザは、第2-1-2指示文を確認した後、マイクボタン604を入力し、プログラスバー605を見ながら前に見せた複数の提示単語のうち既定のカテゴリの手がかりに属する単語を再生して発話することができる。
図6fは、第2-1検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図6gは、第2-2検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン606の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。ここで、第2-2検査プロセッサの開始画面は、第7検査プロセスの実行が完了した後にユーザ端末200に提供されることができる。
図6hは、第2-2検査プロセスの一部の実行方法をテキストで提供し、第2-2検査プロセスの一部の開始を知らせる画面を示している。開始ボタン607が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図6iは、第2-2検査プロセスの一部を実行する画面を示している。ユーザは、第2-2-1指示文を確認した後、マイクボタン608を入力し、プログラスバー609を見ながら前に見せた複数の提示単語のうち既定のカテゴリの手がかりに属する単語を再生して発話することができる。
図6jは、第2-2検査プロセスの一部の実行が完了し、第2-2検査プロセスの残りの実行を知らせる画面を示している。開始ボタン610が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図6kは、第2-2検査プロセスの残りの実行方法をテキストで提供し、第2-2検査プロセスの残りの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン611が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図6lは、第2-2検査プロセスの残りを実行する画面を示している。ユーザは、第2-2-2指示文を確認した後、プログラスバー612を見ながら「はい」ボタン613及び「いいえ」ボタン614のうち1つを選択することができる。
図6mは、第2-2検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は、第3-1検査プロセス及び第3-2検査プロセスを含む第3検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、第3検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第3-1検査プロセスを実行する際に、既定の第1提示画像を示し、既定の第1提示画像内の色数が既定の数以上であるか否かを選択させる第3-1指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第3-1指示文に対応して既定の第1提示画像内の色数が既定の数以上であるか否かを選択した結果を受信し、選択した結果を正解と比較して第3-1検査点数を算出することができる。本実施形態において、第3-1検査点数は、第3-1検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第3-1検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第3-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供することができる。
第1処理部152は、第3-1検査プロセスの実行が完了し、既定の時間が経過した後に第3-2検査プロセスを実行することができる。
第1処理部152は、第3-2検査プロセスを実行する際に、既定の第2提示画像を示し、既定の第2提示画像が前に示した既定の第1提示画像と同じであるか否か選択させる第3-2指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第3-2指示文に対応して既定の第2画像が前に示した既定の第1提示画像と同じであるか否かを選択した結果を受信し、選択結果を正解と比較することができる。
第1処理部152は、第3-2指示文が提供された時刻から、既定の第2画像が前に示した既定の第1提示画像と同じであるか否か選択した時刻までの第1所要時間をカウントすることができる。
第1処理部152は、比較の結果及び第1所要時間をカウントした結果を反映して第3-2検査点数を算出することができる。本実施形態において、第3-2検査点数は、第3-2検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果と、第1所要時間をカウントした結果によって異なるように算出されることができる。第3-2検査プロセスを実行した全体の回数に対し、正解と判明された選択結果が多いとしても、第1所要時間をカウントした結果が大きいと、第3-2検査点数は低くなることができる。また、第3-2検査プロセスを実行した全体の回数に対し、正解と判明された選択結果が少ないとしても、第1所要時間をカウントした結果が小さいと、第3-2検査点数は高くなることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第3-2検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第3-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供することができる。
選択的な実施形態として、第1処理部152は、第3-1検査点数と第3-2検査点数とを合計して第3検査点数に算出することができる。また、第1処理部152は、第3-1検査点数と第3-2検査点数とを合計せず、第3-1検査点数及び第3-2検査点数のそれぞれを認知機能低下の評価時に用いることができる。本実施形態において、第3検査点数が第3規準のカットオフ点数より高い場合、視知覚記憶力が良好であると評価することができ、第3検査点数が第3規準のカットオフ点数より低い場合、視知覚記憶力が低下したと評価することができる。
図7a~図7hは、第3検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。図7a~図7dは、第3-1検査プロセスを説明する画面の例示図であり、図7e~図7hは、第3-2検査プロセスを説明する画面の例示図である。
図7aは、第3-1検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン701の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図7bは、第3-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第3-1検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン702が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図7cは、第3-1検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第3-1指示文を確認した後、第1提示画像内の色数が既定の数以上であるか否かに対応して「はい」ボタン703及び「いいえ」ボタン704のうち1つを選択することができる。ここで、制限時間をカウントする機能及び作業の進行度合いを示す機能のうち1つ以上を実行するプログラスバー(図示せず)をさらに含むことができる。
図7dは、第3-1検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図7eは、第3-2検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン705の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。ここで、第3-2検査プロセッサの開始画面は、第2-2検査プロセスの実行が完了した後にユーザ端末200に提供されることができる。
図7fは、第3-1検査プロセスの実行時に提供した第1提示画像に対する再生の勧誘を知らせる画面を示している。
図7gは、第3-2検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第3-2指示文を確認した後、第2提示画像が第1提示画像と同じであるか否かに対応して「はい」ボタン706及び「いいえ」ボタン707のうち1つを選択することができる。ここで、制限時間をカウントする機能及び作業の進行度合いを示す機能のうち1つ以上を実行するプログラスバー(図示せず)をさらに含むことができる。
図7hは、第3-2検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は、第4-1検査プロセス及び第4-2検査プロセスを含む第4検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、練習検査を除く第4検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第4-1検査プロセスを実行する際に、既定の提示単語と2つの選択単語を示し、既定の提示単語と同じ単語を2つの選択単語の中から選択させる第4-1指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第4-1指示文に対応して既定の提示単語と同じ単語を2つの選択単語の中から選択した結果を受信し、選択した結果を正解と比較して第4-1検査点数を算出することができる。本実施形態において、第4-1検査点数は、第4-1検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第4-1検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第4-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第4-1検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
第1処理部152は、第4-1検査プロセスの実行が完了してから第4-2検査プロセスを実行することができる。
第1処理部152は、第4-2検査プロセスを実行する際に、既定の提示単語と2つの色選択単語を示し、既定の提示単語と同じ色を有する単語を2つの色選択単語の中から選択させる第4-2指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第4-2指示文に対応して既定の提示単語と同じ色を有する単語を2つの色選択単語の中から選択した結果を受信し、選択した結果を正解と比較して第4-2検査点数を算出することができる。本実施形態において、第4-2検査点数は、第4-2検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第4-2検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第4-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第4-2検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
選択的な実施形態として、第1処理部152は、第4-1検査点数と第4-2検査点数とを合計して第4検査点数に算出することができる。また、第1処理部152は、第4-1検査点数と第4-2検査点数とを合計せず、第4-1検査点数及び第4-2検査点数のそれぞれを認知機能低下の評価時に用いることができる。本実施形態において、第4検査点数が第4規準のカットオフ点数より高い場合、抑制機能が良好であると評価することができ、第4検査点数が第4規準のカットオフ点数より低い場合、抑制機能が低下したと評価することができる。
図8a~図8nは、第4検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。図8a~図8iは、第4-1検査プロセスを説明する画面の例示図であり、図8j~図8nは、第4-2検査プロセスを説明する画面の例示図である。
図8aは、第4検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン801の入力が受信されると、第4-1検査プロセス画面に切り替えることができる。
図8bは、第4-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第4-1検査プロセスに対する練習検査プロセス(第4-1練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン802が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図8cは、第4-1練習検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第4-1練習指示文を確認した後、第1選択単語803及び第2選択単語804の中から提示単語と同じ単語を選択することができる。ここで、制限時間をカウントする機能及び作業の進行度合いを示す機能のうち1つ以上を実行するプログラスバー(図示せず)をさらに含むことができる。
図8dは、図8cから第1選択単語805を選択した結果に対し、正解であることを表示した画面を示している。ここで、第1選択単語805は、図8cの第1選択単語803と同じである。
図8eは、第4-1練習検査プロセスの再実行を知らせる画面を示している。第4-1練習検査プロセスの実行結果が誤答である場合、第4-1練習検査プロセスが再実行されることができる。
図8fは、第4-1練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図8gは、第4-1検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第4-1指示文を確認した後、プログラスバー806を見ながら第1選択単語807及び第2選択単語808の中から提示単語と同じ単語を選択することができる。
図8hは、図8gから第1選択単語809を選択した結果に対し、正解であることを表示した画面を示している。ここで、第1選択単語809は、図8gの第1選択単語807と同じである。
図8iは、第4-1検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図8jは、第4-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第4-2検査プロセスに対する練習検査プロセス(第4-2練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン810が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図8kは、第4-2練習検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第4-2練習指示文を確認した後、第1選択単語811及び第2選択単語812の中から提示単語と同じ色を有する単語を選択することができる。ここで、制限時間をカウントする機能及び作業の進行度合いを示す機能のうち1つ以上を実行するプログラスバー(図示せず)をさらに含むことができる。図8kは、ユーザが第2選択単語812を選択した例が示されている。
図8lは、第4-2練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図8mは、第4-2検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第4-2指示文を確認した後、プログラスバー813を見ながら第1選択単語814及び第2選択単語815の中から提示単語と同じ色を有する単語を選択することができる。図8mでは、ユーザが第2選択単語815を選択した例が示されている。
図8nは、第4-2検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は第5検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、練習検査を除く第5検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第5検査プロセスを行う際に、既定の提示線と角度が互いに異なる複数の選択線を示し、複数の選択線から提示線と角度が最も類似する線を選択させる指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第5指示文に対応して複数の選択線から提示線と角度が最も類似する線を選択した結果を受信し、選択した結果を正解線と比較して第5検査点数を算出することができる。本実施形態において、第5検査点数は、第5検査プロセスを実行した全体の回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第5検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第5検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第5検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
本実施形態において、第5検査点数が第5規準のカットオフ点数より高い場合、時空間知覚力が良好であると評価することができ、第5検査点数が第5規準のカットオフ点数より低い場合、時空間知覚力が低下したと評価することができる。また、下記の図9に示すように、提示線及び複数の選択線の位置を互いに変えて検査することにより、検査結果から片側異常を解析することができる。
図9a~図9hは、第5検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。
図9aは、第5検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン901の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図9bは、第5検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第5検査プロセスに対する練習検査プロセス(第5練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン902が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図9cは、第5練習検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第5練習指示文を確認した後、右側に示された複数の選択線から左側に示された提示線と角度が最も類似する線を選択することができる。ここで、制限時間をカウントする機能及び作業の進行度合いを示す機能のうち1つ以上を実行するプログラスバー(図示せず)をさらに含むことができる。ユーザが線を選択した後、確認ボタン903を入力すると、次の画面に切り替えることができる。
図9dは、第5練習検査プロセスの再実行を知らせる画面を示している。第5練習検査プロセスの実行結果が誤答である場合、第5練習検査プロセスが再実行されることができる。
図9eは、第5練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図9fは、第5検査プロセスを実行する画面の一実施形態を示している。ユーザは、第5指示文を確認した後、プログラスバー904を見ながら右側に示された複数の選択線から左側に示された提示線と角度が最も類似する線を選択することができる。ユーザが線を選択した後、確認ボタン905を入力すると、次の画面に切り替えることができる。
図9gは、第5検査プロセスを実行する画面の他の実施形態を示している。ユーザは、第5指示文を確認した後、プログラスバー906を見ながら左側に示された複数の選択線から右側に示された提示線と角度が最も類似する線を選択することができる。ユーザが線を選択した後、確認ボタン907を入力すると、次の画面に切り替えることができる。
図9hは、第5検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は第6検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、練習検査を除く第6検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第6検査プロセスを行う際に、複数の既定の提示図形を示し、複数の既定の提示図形から色が異なる図形を選択させる第6指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第6指示文に対応して複数の既定の提示図形から色が異なる図形を選択した結果を受信し、選択した結果を正解と比較して第6検査点数を算出することができる。本実施形態において、第6検査点数は、第6検査プロセスを実行した全体の回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第6検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第6検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第6検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
本実施形態において、第6検査点数が第6規準のカットオフ点数より高い場合、色区分能力が良好であると評価することができ、第6検査点数が第6規準のカットオフ点数より低い場合、色区分能力が低下したと評価することができる。
図10a~図10jは、第6検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。
図10aは、第6検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン1001の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図10bは、第6検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第6検査プロセスに対する練習検査プロセス(第6練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン1002が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図10cは、第6練習検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第6練習指示文を確認した後、プログラスバー1003を見ながら、複数の既定の提示図形から色が異なる図形を選択することができる。図形の選択が完了、または制限時間のカウントが完了したら、次の画面に切り替えることができる。
図10dは、図10cに示された第6練習検査プロセスの実行結果画面を示している。選択した図形が正解である場合、正解記号及び/または正解効果音を用いて正解であることを出力し、選択した図形が誤答である場合、誤答記号及び/または誤答効果音を用いて誤答であることを出力することができる。
図10eは、第6練習検査プロセスの再実行を知らせる画面を示している。第6練習検査プロセスの実行結果が誤答である場合、第6練習検査プロセスが再実行されることができる。
図10fは、第6練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図10gは、第6検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第6検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン1004が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図10hは、第6検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第6指示文を確認した後、プログラスバー1005を見ながら、複数の既定の提示図形から色が異なる図形を選択することができる。図形の選択が完了、または制限時間のカウントが完了したら、次の画面に切り替えることができる。
図10iは、図10hに示された第6検査プロセスの実行結果画面を示している。選択した図形が正解の場合、正解記号及び/または正解効果音を用いて正解であることを出力することができる。また、選択した図形が誤答である場合、誤答記号及び/または誤答効果音を用いて誤答であることを出力することができる。
図10jは、第6検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は、第7-1検査プロセス及び第7-2検査プロセスを含む第7検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、第7検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第7-1検査プロセスを実行する際に、第1対象体の名前及び第1対象体の形状を含む複数の第1対象体提示画像を示し、第1対象体のそれぞれに対する大きさを判断して複数の第1対象体提示画像を降順に選択させる第7-1指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第7-1指示文に対応して第1対象体提示画像を降順に選択した結果を受信し、選択した結果を正解と比較して第7-1検査点数を算出することができる。本実施形態において、第7-1検査点数は、第7-1プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第7-1検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第7-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供することができる。
第1処理部152は、第7-1検査プロセスの実行が完了してから第7-2検査プロセスを実行することができる。
第1処理部152は、第7-2検査プロセスを実行する際に、第2対象体の形状を含む複数の第2対象体提示画像を示し、第2対象体のそれぞれに対する重量を判断して複数の第2対象体提示画像を降順に選択させる第7-2の指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第7-2指示文に対応して第2対象体提示画像を降順に選択した結果を受信し、選択された結果を正解と比較して第7-2検査点数を算出することができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第7-2検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第7-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供することができる。本実施形態において、第7-2検査点数は、第7-2プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
選択的な実施形態として、第1処理部152は、第7-1検査点数と第7-2検査点数とを合計して第7検査点数に算出することができる。また、第1処理部152は、第7-1検査点数と第7-2検査点数とを合計せず、第7-1検査点数及び第7-2検査点数のそれぞれを認知機能低下の評価時に用いることができる。本実施形態において、第7検査点数が第7規準のカットオフ点数より高い場合、意味記憶力が良好であると評価することができ、第7検査点数が第7規準のカットオフ点数より低い場合、意味記憶力が低下したと評価することができる。
図11a~図11hは、第7検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。図11a~図11eは、第7-1検査プロセスを説明する画面の例示図であり、図11f~図11hは、第7-2検査プロセスを説明する画面の例示図である。
図11aは、第7検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン1101の入力が受信されると、第7-1検査プロセス画面に切り替えることができる。
図11bは、第7-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第7-1検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン1102が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図11cは、第7-1検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第7-1指示文を確認した後、プログラスバー1103を見ながら複数の第1対象体提示画像を大きさ順に選択することができる。ユーザは、選択の修正が必要な場合、入力修正ボタン1104を入力して再選択を行っている。ユーザが選択を完了して確認ボタン1105を入力すると、次の画面に切り替えることができる。
図11dは、第7-1検査プロセスの実行結果画面を示している。第1対象体提示画像に、ユーザが選択した順序を示す数字が出力されることができる。
図11eは、第7-1検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図11fは、第7-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第7-2検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン1106が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図11gは、第7-2検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第7-2指示文を確認した後、プログラスバー1107を見ながら複数の第2対象体提示画像を重量順に選択することができる。ユーザは、選択の修正が必要な場合、入力修正ボタン1108を入力して再選択を行っている。ユーザが選択を完了して確認ボタン1109を入力すると、次の画面に切り替えることができる。
図11hは、第7-2検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は第8検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、練習検査を除く第8検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第8検査プロセスを行う際に、感情が表現されている既定の顔提示画像と、感情の強度を選択できる複数のボタンとを示し、既定の顔提示画像に表れた感情の強度を複数のボタンのうちいずれか1つで選択させる第8指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第8指示文に対応して既定の顔提示画像に表れた感情の強度を複数のボタンのうちいずれか1つで選択した結果を受信し、選択した結果を正解と比較して、第8検査点数を算出することができる。本実施形態において、第8検査点数は、第8検査プロセスを実行した全体の回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第8検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第8検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第8検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
本実施形態において、第8検査点数が第8規準のカットオフ点数より高い場合、感情の強度認識力が良好であると評価することができ、第8検査点数が第8規準のカットオフ点数より低い場合、感情の強度認識力が低下したと評価することができる。
図12a~図12gは、第8検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。
図12aは、第8検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン1201の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図12bは、第8検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第8検査プロセスに対する練習検査プロセス(第8練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン1202が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図12cは、第8練習検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第8練習指示文を確認した後、顔提示画像に表れた感情の強度を複数のボタン1203のうちいずれか1つで選択することができる。ここで、制限時間をカウントする機能及び作業の進行度合いを示す機能のうち1つ以上を実行するプログラスバー(図示せず)をさらに含むことができる。本実施形態において、複数のボタン1203は、大きさが大きいほど強い感情の強度を示すことができる。
図12dは、第8検査プロセスの実行結果画面を示している。複数のボタン1204のうちいずれか1つにユーザが選択した感情の強度が出力されることができる。
図12eは、第8練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図12fは、第8検査プロセスを実行する画面の一実施形態を示している。ユーザは、第8指示文を確認した後、プログラスバー1205を見ながら顔提示画像に表れた感情の強度を複数のボタン1206のうちいずれか1つで選択することができる。ユーザが複数のボタン1206のうちいずれか1つの選択を完了、または制限時間のカウントが完了したら、次の画面に切り替えることができる。
図12gは、第8検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は第9検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、第9検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第9検査プロセスを実行する際に、既定の提示段落、録音開始ボタン及び録音終了ボタンを示し、録音開始ボタンを入力し、既定の提示段落を発話した後、段落の発話が完了したら録音終了ボタンを入力させる第9指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第9指示文に対応して録音開始ボタンの入力が受信された後、既定の提示段落に対する発話結果を受信して記憶し、録音終了ボタンの入力を受信することができる。
第1処理部152は、録音開始ボタンの入力が受信された時刻から録音終了ボタンの入力が受信された時刻までの第2所要時間をカウントすることができる。
第1処理部152は、既定の提示段落に対する発話結果を段落発話テキストに変換し、段落発話テキストに含まれる語節数を正解語節数と比較することができる。
第1処理部152は、比較の結果及び第2所要時間をカウントした結果を反映して第9検査点数を算出することができる。本実施形態において、第9検査点数は、第9検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された語節数と、第2所要時間をカウントした結果によって異なるように算出されることができる。第9検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された語節数が多いとしても、第2所要時間をカウントした結果が大きいと、第9検査点数は低くなることができる。また、第9検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された語節数が少なくても、第2所要時間をカウントした結果が小さいと第9検査点数は高くなることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第9検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第9検査プロセスの実行方法をテキストで提供することができる。
本実施形態において、第9検査点数が第9規準のカットオフ点数より高い場合、読み上げ能力が良好であると評価することができ、第9検査点数が第9規準のカットオフ点数より低い場合、読み上げ能力が低下したと評価することができる。
図13a~図13dは、第9検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。
図13aは、第9検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン1301の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図13bは、第9検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第9検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン1302が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図13cは、第9練習検査プロセスを実行する画面を示している。ユーザは、第9練習指示文を確認し、開始ボタン1303を入力した後、提示段落を発話し、提示段落の発話が完了した後、終了ボタン1304を入力することができる。ここで、制限時間をカウントする機能及び作業の進行度合いを示す機能のうち1つ以上を実行するプログラスバー(図示せず)をさらに含むことができる。
図13dは、第9検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は、第10-1検査プロセス及び第10-2検査プロセスを含む第10検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、練習検査を除く第10検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第10-1検査プロセスを行う際に、既定の領域を示し、既定の領域内で既定の提示図形が出現する位置と順序を再生して逐次的に入力させる第10-1指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、第10-1指示文を提供しながら、既定の領域内で既定の提示図形を逐次的に出現させる第1デモ動画をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、第1デモ動画が終了した後、ユーザ端末200から第1デモ動画を再生し、既定の領域内で既定の提示図形が出現する位置と順序を逐次的に入力した結果を受信することができる。ここで、ユーザは、第1デモ動画を再生し、提示図形が出現する位置と順序を逐次的に入力することができる。
第1処理部152は、既定の領域内で既定の提示図形が出現する位置と順序を逐次的に入力した結果を正解と比較して第10-1検査点数を算出することができる。本実施形態において、第10-1検査点数は、第10-1検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された入力結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第10-1検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第10-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第10-1検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
第1処理部152は、第10-1検査プロセスの実行が完了した後に第10-2検査プロセスを実行することができる。
第1処理部152は、第10-2検査プロセスを行う際に、既定の領域を示し、既定の領域内で既定の提示図形が出現する位置と順序を再生して逆に入力させる第10-2指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、第10-2指示文を提供しながら、既定の領域内で既定の提示図形を逐次的に出現させる第2デモ動画をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、第2デモ動画が終了した後、ユーザ端末200から第2デモ動画を再生し、既定の領域内で既定の提示図形が出現する位置と順序を逆に入力した結果を受信することができる。ここで、ユーザは、第2のデモ動画を再生して提示図形が出現する位置と順序を逆に入力することができる。
第1処理部152は、既定の領域内で既定の提示図形が出現する位置と順序を逆に入力した結果を正解と比較して第10-2検査点数を算出することができる。本実施形態において、第10-2検査点数は、第10-2検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された入力結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第10-2検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第10-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第10-2検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
選択的な実施形態として、第1処理部152は、第10-1検査点数と第10-2検査点数とを合計して第10検査点数に算出することができる。また、第1処理部152は、第10-1検査点数と第10-2検査点数とを合計せず、第10-1検査点数及び第10-2検査点数のそれぞれを認知機能低下の評価時に用いることができる。本実施形態において、第10検査点数が第10規準のカットオフ点数より高い場合、注意力及び作業記憶力が良好であると評価することができ、第10検査点数が第10規準のカットオフ点数より低い場合、注意力及び作業記憶力が低下したと評価することができる。
図14a~図14oは、第10検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。図14a~図14hは、第10-1検査プロセスを説明する画面の例示図であり、図14i~図14oは、第10-2検査プロセスを説明する画面の例示図である。
図14aは、第10検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン1401の入力が受信されると、第10-1検査プロセス画面に切り替えることができる。
図14bは、第10-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第10-1検査プロセスに対する練習検査プロセス(第10-1練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン1402が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図14cは、第10-1練習検査プロセスを実行する画面の一実施形態を示している。図14cは、第10-1練習指示文と共に第1練習デモ動画を示している。また、入力の修正のための入力修正ボタン1403及び入力の完了のための確認ボタン1404を含むことができる。
図14dは、第10-1練習検査プロセスを実行する画面の他の実施形態を示している。ユーザは、図14cの第1練習デモ動画を再生し、既定の領域に提示図形が出現する位置と順序を逐次的に入力することができる。ユーザは、入力の修正が必要な場合、入力修正ボタン1405を入力して入力の修正を実行することができる。ユーザは、入力が完了したら確認ボタン1406を入力することができる。
図14eは、第10-1練習検査プロセスの実行を完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図14fは、第10-1指示文及び第10-1検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン1407が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図14gは、第10-1検査プロセスを実行する画面を示している。図14gは、第1デモ動画の再生後に表示される画面を示している。ユーザは、第1デモ動画を再生し、既定の領域に提示図形が出現する位置と順序を逐次的に入力することができる。ユーザは、入力の修正が必要な場合、入力修正ボタン1408を入力して入力の修正を実行することができる。ユーザは、入力が完了した場合、確認ボタン1409を入力することができる。
図14hは、第10-1検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図5kは、第10-2練習検査プロセスに対する練習検査プロセス(第10-2練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン1410が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図14jは、第10-2練習検査プロセスを実行する画面の一実施形態を示している。図14jは、第10-2練習指示文と共に第2練習デモ動画を示している。また、入力の修正のための入力修正ボタン1411及び入力の完了のための確認ボタン1412を含むことができる。
図14kは、第10-2練習検査プロセスを実行する画面の他の実施形態を示している。ユーザは、図14jの第2練習デモ動画を再生し、既定の領域に提示図形が出現する位置と順序を逆に入力することができる。ユーザは、入力の修正が必要な場合、入力修正ボタン1413を入力して入力の修正を実行することができる。ユーザは、入力が完了した場合、確認ボタン1414を入力することができる。
図14lは、第10-2練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図14mは、第10-2指示文及び第10-2検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン1415が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図14nは、第10-2検査プロセスを実行する画面を示している。図14nは、第2デモ動画の再生後に表示される画面を示している。ユーザは、第2デモ動画を再生し、既定の領域に提示図形が出現する位置と順序を逆に入力することができる。ユーザは、入力の修正が必要な場合、入力修正ボタン1436を入力して入力の修正を実行することができる。ユーザは、入力が完了した場合、確認ボタン1417を入力することができる。
図14oは、第10-2検査プロセスの実行が完了し、次の検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152は、第11-1検査プロセス及び第11-2検査プロセスを含む第11検査プロセスを実行することができる。本実施形態において、第1処理部152は、練習検査を除く第11検査プロセスを複数回実行することができる。
第1処理部152は、第11-1検査プロセスを行う際に、単語が欠落している第1提示未完成文と2つの第1選択単語を示し、第1提示未完成文を完成できる正確な単語を2つの第1選択単語の中から選択させる第11-1指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第11-1指示文に対応して第1提示未完成文を完成できる正確な単語を2つの第1選択単語の中から選択した結果を受信し、選択した結果を正解と比較して第11-1検査点数を算出することができる。本実施形態において、第11-1検査点数は、第11-1検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第11-1検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第11-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第11-1検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
第1処理部152は、第11-1検査プロセスの実行が完了した後に第11-2検査プロセスを実行することができる。
第1処理部152は、第11-2検査プロセスを行う際に、単語が欠落している第2提示未完成文と2つの第2選択単語を示し、第2提示未完成文を完成するには不自然な単語を2つの第2選択単語の中から選択させる第11-2指示文をユーザ端末200に提供することができる。
第1処理部152は、ユーザ端末200から第11-2指示文に対応して第2提示未完成文を完成するには不自然な単語を2つの第2選択単語の中から選択した結果を受信し、選択した結果を正解と比較して第11-2検査点数を算出することができる。本実施形態において、第11-2検査点数は、第11-2検査プロセスを実行した全体回数に対し、正解と判明された選択結果が多いほど高く算出されることができる。
本実施形態において、第1処理部152は、第11-2検査プロセスを実行する前に、ユーザ端末200に第11-2検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第11-2検査プロセスに対する練習検査を実行させることができる。
選択的な実施形態として、第1処理部152は、第11-1検査点数と第11-2検査点数とを合計して第11検査点数に算出することができる。また、第1処理部152は、第11-1検査点数と第11-2検査点数とを合計せず、第11-1検査点数及び第11-2検査点数のそれぞれを認知機能低下の評価時に用いることができる。本実施形態において、第11検査点数が第11規準のカットオフ点数より高い場合、言語的抑制力が良好であると評価することができ、第11検査点数が第11規準のカットオフ点数より低い場合、言語的抑制力が低下したと評価することができる。
図15a~図15kは、第11検査プロセスを実行するためにユーザ端末200に提供される画面の例示図である。
図15aは、第11検査プロセスの開始画面を示している。開始ボタン1501の入力が受信されると、次の画面に切り替えることができる。
図15bは、第11-1検査プロセスの実行方法をテキストで提供し、第11検査プロセスに対する練習検査プロセス(第11練習検査プロセス)の開始を知らせる画面を示している。練習開始ボタン1502が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図15cは、第11練習検査プロセスのうち第11-2練習検査プロセスを実行する画面の一実施形態を示す。図15cは、第11-2練習指示文、第2練習提示未完成文、第2提示未完成文を完成するには不自然な第1単語ボタン1503及び第2単語ボタン1504を示している。
図15dは、図15c画面から第11-2練習指示文に対応してユーザが選択した第2単語ボタン1505を示している。選択した単語が正解である場合、正解記号及び/または正解効果音を用いて正解であることを出力することができる。また、選択した単語が誤答である場合は、誤答記号及び/または誤答効果音を用いて誤答であることを出力することができる。
図15eは、第11練習検査プロセスの実行が完了し、本検査の実行を知らせる画面を示している。
図15fは、第11検査プロセスの開始を知らせる画面を示している。開始ボタン1506が入力されると、次の画面に切り替えることができる。
図15gは、第11-1検査プロセスを実行する画面の一実施形態を示す。図15gは、第11-1指示文、第1提示未完成文、第1提示未完成文を完成できる第1単語ボタン1507及び第2単語ボタン1508を示している。
図15hは、図15g画面から第11-1指示文に対応してユーザが選択した第1単語ボタン1509を示している。
図15iは、第11-2検査プロセスを実行する画面の一実施形態を示している。図15iは、第11-2指示文、第2提示未完成文、第2提示未完成文を完成するには不自然な第1単語ボタン1510及び第2単語ボタン1511を示している。
図15jは、図15i画面から第11-2指示文に対応してユーザが選択した第2単語ボタン1512を示している。
図15kは、第11検査プロセスの実行が完了し、検査結果出力のための待機を知らせる画面を示している。
図3に戻り、第1処理部152の第1検査プロセス~第11検査プロセスの実行が完了すると、第2処理部153は、複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうちいずれか1つの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類プロセスを実行することができる。
第2処理部153は、第2検査項目及び第3検査項目を第1神経認知カテゴリに分類することができる。第2処理部153は、第8検査項目を第2神経認知カテゴリに分類することができる。第2処理部153は、第7検査項目及び第9検査項目を第3神経認知カテゴリに分類することができる。第2処理部153は、第5検査項目及び第6検査項目を第4神経認知カテゴリに分類することができる。第2処理部153は、第1検査項目、第4検査項目、第10検査項目及び第11検査項目を第5神経認知カテゴリに分類することができる。
第2処理部153のカテゴリ分類プロセスの実行が完了すると、第3処理部154は、神経認知カテゴリに分類された検査項目に対する検査点数に基づいて、神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価プロセスを実行することができる。
本実施形態において、第3処理部154は、第1神経認知カテゴリ~第5神経認知カテゴリのうちの1つ以上で認知機能低下があると評価された場合、ユーザに軽度認知障害の可能性があることを出力する評価結果を生成することができる。
本実施形態において評価プロセスは、第1評価プロセス~第5評価プロセスを含むことができる。
第3処理部154は、第2検査点数及び第3検査点数に基づいて、第1神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する第1評価プロセスを実行することができる。
第3処理部154は、第1評価プロセスを実行する際に、第2検査項目に対する第2検査点数を第2基準点数と比較し、第2検査点数が第2基準点数未満であることによって第1比較結果を生成することができる。本実施形態において、第2検査点数は、言語手がかり記憶検査点数を含むことができる。本実施形態において第2基準点数は、第2Z-スコアが第2標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第2検査点数を含むことができる。
本実施形態において第1比較結果は、第1-1比較結果及び第1-2比較結果を含むことができる。第1-1比較結果は、第2検査点数が第2基準点数未満である場合に生成されることができる。第1-1比較結果から、ユーザの言語記憶力が低下したことがわかる。第1-2比較結果は、第2検査点数が第2基準点数以上である場合に生成されることができる。第1-2比較結果から、ユーザの言語記憶力が良好であることがわかる。本実施形態において、第1比較結果は、第1-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第3検査項目に対する第3検査点数を第3基準点数と比較し、第3検査点数が第3基準点数未満であることによって第2比較結果を生成することができる。本実施形態において第3検査点数は、視覚図式記憶検査点数を含むことができる。本実施形態において第3基準点数は、第3Z-スコアが第3標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第3検査点数を含むことができる。
本実施形態において第2比較結果は、第2-1比較結果及び第2-2比較結果を含むことができる。第2-1比較結果は、第3検査点数が第3基準点数未満である場合に生成されることができる。第2-1比較結果から、ユーザの視知覚記憶力が低下したことがわかる。第2-2比較結果は、第3検査点数が第3基準点数以上である場合に生成されることができる。第2-2比較結果から、ユーザの視知覚記憶力が良好であることが分かる。本実施形態において、第2比較結果は、第2-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第1比較結果及び第2比較結果のうち1つ以上が生成されることにより、第1神経認知カテゴリ、すなわち記憶力に認知機能低下があることを評価することができる。
第3処理部154は、第8検査点数に基づいて、第2神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する第2評価プロセスを実行することができる。
第3処理部154は、第2評価プロセスを実行する際に、第8検査項目に対する第8検査点数を第8基準点数と比較し、第8検査点数が第8基準点数未満であることによって第3比較結果を生成することができる。本実施形態において、第8検査点数は顔感情検査点数を含むことができる。本実施形態において第8基準点数は、第8Z-スコアが第8標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第8検査点数を含むことができる。
本実施形態において第3比較結果は、第3-1比較結果及び第3-2比較結果を含むことができる。第3-1比較結果は、第8検査点数が第8基準点数未満である場合に生成されることができる。第3-1比較結果から、ユーザに対する感情の強度認識力が低下したことがわかる。第3-2比較結果は、第8検査点数が第8基準点数以上である場合に生成されることができる。第3-2比較結果から、ユーザに対する感情の強度認識力が良好であることがわかる。本実施形態において、第3比較結果は、第3-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第3比較結果が生成されることにより、第2神経認知カテゴリ、すなわち社会認知に認知機能低下があることを評価することができる。
第3処理部154は、第7検査点数及び第9検査点数に基づいて、第3神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する第3評価プロセスを実行することができる。
第3処理部154は、第3評価プロセスを実行する際に、第7検査項目に対する第7検査点数を第7基準点数と比較し、第7検査点数が第7基準点数未満であることによって第4比較結果を生成することができる。本実施形態において、第7検査点数は大きさ重量検査点数を含むことができる。本実施形態において第7基準点数は、第7Z-スコアが第7標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第7検査点数を含むことができる。
本実施形態において第4比較結果は、第4-1比較結果及び第4-2比較結果を含むことができる。第4-1比較結果は、第7検査点数が第7基準点数未満である場合に生成されることができる。第4-1比較結果から、ユーザの意味記憶力が低下したことがわかる。第4-2比較結果は、第7検査点数が第7基準点数以上である場合に生成されることができる。第4-2比較結果から、ユーザの意味記憶力が良好であることがわかる。本実施形態において、第4比較結果は、第4-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第9検査項目に対する第9検査点数を第9基準点数と比較し、第9検査点数が第9基準点数未満であることによって第5比較結果を生成することができる。本実施形態において第9検査点数は、段落読み上げ検査点数を含むことができる。本実施形態において第9基準点数は、第9Z-スコアが第9標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第9検査点数を含むことができる。
本実施形態において第5比較結果は、第5-1比較結果及び第5-2比較結果を含むことができる。第5-1比較結果は、第9検査点数が第9基準点数未満である場合に生成されることができる。第5-1比較結果から、ユーザの読み上げ能力が低下したことがわかる。第5-2比較結果は、第9検査点数が第9基準点数以上である場合に生成されることができる。第5-2比較結果から、ユーザの読み上げ能力が良好であることがわかる。本実施形態において、第5比較結果は第5-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第4比較結果及び第5比較結果のうち1つ以上が生成されることにより、第3神経認知カテゴリ、すなわち言語に認知機能低下があることを評価することができる。
第3処理部154は、第5検査点数及び第6検査点数に基づいて、第4神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する第4評価プロセスを実行することができる。
第3処理部154は、第4評価プロセスを実行する際に、第5検査項目に対する第5検査点数を第5基準点数と比較し、第5検査点数が第5基準点数未満であることによって第6比較結果を生成することができる。本実施形態において第5検査点数は、線角度知覚検査点数を含むことができる。本実施形態において第5基準点数は、第5Z-スコアが第5標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第5検査点数を含むことができる。
本実施形態において第6比較結果は、第6-1比較結果及び第6-2比較結果を含むことができる。第6-1比較結果は、第5検査点数が第5基準点数未満である場合に生成されることができる。第6-1比較結果から、ユーザの時空間知覚力が低下したことがわかる。第6-2比較結果は、第5検査点数が第5基準点数以上である場合に生成されることができる。第6-2比較結果から、ユーザの時空間知覚力が良好であることがわかる。本実施形態において、第6比較結果は第6-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第6検査項目に対する第6検査点数を第6基準点数と比較し、第6検査点数が第6基準点数未満であることによって第7比較結果を生成することができる。本実施形態において、第6検査点数は色知覚検査点数を含むことができる。本実施形態において第6基準点数は、第6Z-スコアが第6標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第6検査点数を含むことができる。
本実施形態において第7比較結果は、第7-1比較結果及び第7-2比較結果を含むことができる。第7-1比較結果は、第6検査点数が第6基準点数未満である場合に生成されることができる。第7-1比較結果から、ユーザの色区分能力が低下したことがわかる。第7-2比較結果は、第6検査点数が第6基準点数以上である場合に生成されることができる。第7-2比較結果から、ユーザの色区分能力が良好であることがわかる。本実施形態において、第7比較結果は第7-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第6比較結果及び第7比較結果のうち1つ以上が生成されることにより、第4神経認知カテゴリ、すなわち知覚に認知機能低下があることを評価することができる。
第3処理部154は、第1検査点数、第4検査点数、第10検査点数及び第11検査点数に基づいて第5神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する第5評価プロセスを実行することができる。
第3処理部154は、第5評価プロセスを実行する際に、第1検査項目に対する第1検査点数を第1基準点数と比較し、第1検査点数が第1基準点数未満であることによって第8比較結果を生成することができる。本実施形態において、第1検査点数は流暢性検査点数を含むことができる。本実施形態において第1基準点数は、第1Z-スコアが第1標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第1検査点数を含むことができる。
本実施形態において第8比較結果は、第8-1比較結果及び第8-2比較結果を含むことができる。第8-1比較結果は、第1検査点数が第1基準点数未満である場合に生成されることができる。第8-1比較結果から、ユーザの流暢性が低下したことがわかる。第8-2比較結果は、第1検査点数が第1基準点数以上である場合に生成されることができる。第8-2比較結果から、ユーザの流暢性が良好であることがわかる。本実施形態において、第8比較結果は第8-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第4検査項目に対する第4検査点数を第4基準点数と比較し、第4検査点数が第4基準点数未満であることによって第9比較結果を生成することができる。本実施形態において、第4検査点数はストループ検査点数を含むことができる。本実施形態において第4基準点数は、第4Z-スコアが第4標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第4検査点数を含むことができる。
本実施形態において第9比較結果は、第9-1比較結果及び第9-2比較結果を含むことができる。第9-1比較結果は、第4検査点数が第4基準点数未満である場合に生成されることができる。第9-1比較結果から、ユーザの抑制機能が低下したことがわかる。第9-2比較結果は、第4検査点数が第4基準点数以上である場合に生成されることができる。第9-2比較結果から、ユーザの抑制機能が良好であることがわかる。本実施形態において、第9比較結果は第9-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第10検査項目に対する第10検査点数を第10基準点数と比較し、第10検査点数が第10基準点数未満であることによって第10比較結果を生成することができる。本実施形態において第10検査点数は、時空間注意力検査点数を含むことができる。本実施形態において第10基準点数は、第10Z-スコアが第10標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第10検査点数を含むことができる。
本実施形態において第10比較結果は、第10-1比較結果及び第10-2比較結果を含むことができる。第10-1比較結果は、第10検査点数が第10基準点数未満である場合に生成されることができる。第10-1比較結果から、ユーザの注意力及び作業記憶力が低下したことがわかる。第10-2比較結果は、第10検査点数が第10基準点数以上である場合に生成されることができる。第10-2比較結果から、ユーザの注意力及び作業記憶力が良好であることがわかる。本実施形態において、第10比較結果は、第10-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第11検査項目に対する第11検査点数を第11基準点数と比較し、第11検査点数が第11基準点数未満であることによって第11比較結果を生成することができる。本実施形態において第11検査点数はヘイリング検査点数を含むことができる。本実施形態において第11基準点数は、第11Z-スコアが第11標準偏差(例えば、-1.5SD)である正常群の第11検査点数を含むことができる。
本実施形態において第11比較結果は、第11-1比較結果及び第11-2比較結果を含むことができる。第11-1比較結果は、第11検査点数が第11基準点数未満である場合に生成されることができる。第11-1比較結果から、ユーザの言語的抑制力が低下したことがわかる。第11-2比較結果は、第11検査点数が第11基準点数以上である場合に生成されることができる。第11-2比較結果から、ユーザの言語的抑制力が良好であることがわかる。本実施形態において、第11比較結果は、第11-1比較結果に置き換えることができる。
第3処理部154は、第8比較結果、第9比較結果、第10比較結果及び第11比較結果のうち1つ以上が生成されることにより、第5神経認知カテゴリ、すなわち注意執行に認知機能低下があることを評価することができる。
送信部155は、鑑別プロセスの実行が完了した後に、鑑別結果をユーザ端末200及び/または診療者(例えば、医師)の端末(図示せず)に送信することができる。
図16は、他の実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査装置の構成を概略的に説明するために示すブロック図である。以下の説明において、図1~図15の説明と重複する部分は、その説明を省略する。図16を参照すると、別の実施形態に係る検査装置100は、プロセッサ170とメモリ180を含むことができる。
本実施形態において、プロセッサ170は、図2及び図3に開示された通信部110、記憶媒体120、プログラム記憶部130、データベース140、検索管理部150及び制御部160が実行する機能を処理することができる。
このようなプロセッサ170は、検査装置100全体の動作を制御することができる。ここで、「プロセッサ(processor)」とは、例えば、プログラム内に含まれたコードまたは命令語で表された機能を実行するために物理的に構造化された回路を有する、ハードウェアに組み込まれたデータ処理装置を意味することができる。このようにハードウェアに組み込まれたデータ処理装置の一例として、マイクロプロセッサ、中央処理装置、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAなどの処理装置を網羅することができるが、本発明の範囲はこれに限定されない。
メモリ180はプロセッサ170と動作可能に接続され、プロセッサ170で実行される動作に関連して少なくとも1つのコードを記憶することができる。
さらに、メモリ180は、プロセッサ170が処理するデータを一時的または恒久的に記憶する機能を実行することができ、データベース140に構築されたデータを含むことができる。ここで、メモリ180は磁気記憶媒体またはフラッシュ記憶媒体を含むことができるが、本発明の範囲はこれに限定されない。このようなメモリ180は、内蔵メモリ及び/または外部メモリを含むことができ、DRAM、SRAM、またはSDRAMなどの揮発性メモリ、OTPROM、PROM、EPROM、EEPROM、mask ROM、flash ROM、NANDフラッシュメモリまたはNORフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、SSD、CFカード、SDカード、Micro-SDカード、Mini-SDカード、xDカードまたはメモリスティックなどのフラッシュドライブまたはHDDなどの記憶装置を含むことができる。
図17~図20は、本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査方法を説明するためのフローチャートである。以下の説明において、図1~図16の説明と重複する部分は、その説明を省略する。本実施形態に係る認知機能低下を評価するための検査方法は、検査装置100が周辺構成要素の助力でプロセッサ170で実行すると仮定して説明する。
図17を参照すると、S1710ステップで、プロセッサ170はユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するか検査し、複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出することができる。本実施形態において、S1710ステップは、後述する特許請求の範囲で検査ステップと表現されることができる。
図18には、検査ステップの詳細フローチャートが示されている。図18を参照すると、S1710-1ステップにおいて、プロセッサ170はユーザを対象として、制限時間内に既定の提示カテゴリに該当する単語の発話及び制限時間内に指示した図案のドローイングをどの程度遂行するか評価する第1検査項目に対する検査を実行し、第1検査点数を算出する第1検査ステップを実行することができる。
S1710-2ステップにおいて、プロセッサ170は、第1検査ステップの実行が完了した後に、既定のカテゴリの手がかりを知らせて単語を学習するようにし、学習した単語を既定の時間が経過した後にどの程度記憶するかを評価する第2検査項目に対する検査を実行し、第2検査点数を算出する第2検査ステップを実行することができる。
S1710-3ステップにおいて、プロセッサ170は、第2検査ステップの実行が完了した後に、既定の提示画像を学習するようにし、学習した提示画像を既定の時間が経過した後にどの程度記憶するかを評価する第3検査項目に対する検査を実行し、第3検査点数を算出する第3検査ステップを実行することができる。
S1710-4ステップにおいて、プロセッサ170は、第3検査ステップの実行が完了した後に、既定の提示単語及び既定の提示単語の色を正確に発話するか否かを評価する第4検査項目に対する検査を実行し、第4検査点数を算出する第4検査ステップを実行することができる。
S1710-5ステップにおいて、プロセッサ170は、第4検査ステップの実行が完了した後に、既定の提示線と類似な角度を有する線を見つけるか否かを評価する第5検査項目に対する検査を実行し、第5検査点数を算出する第5検査ステップを実行することができる。
S1710-6ステップにおいて、プロセッサ170は、第5検査ステップの実行が完了した後に、既定の提示図形の色と異なる色の図形を見つけるか否かを評価する第6検査項目の検査を実行し、第6検査点数を算出する第6検査ステップを実行することができる。
S1710-7ステップにおいて、プロセッサ170は、第6検査ステップの実行が完了した後に、既定の提示対象体の大きさ及び重量を降順で並べるか否かを評価する第7検査項目の検査を実行し、第7検査点数を算出する第7検査ステップを実行することができる。
S1710-8ステップにおいて、プロセッサ170は、第7検査ステップの実行が完了した後に、既定の顔提示画像に表れる感情の強度を認識するか否かを評価する第8検査項目の検査を実行し、第8検査点数を算出する第8検査ステップを実行することができる。
S1710-9ステップにおいて、プロセッサ170は、第8検査ステップの実行が完了した後に、既定の提示文を正確に発話するか否かを評価する第9検査項目に対する検査を実行し、第9検査点数を算出する第9検査ステップを実行することができる。
S1710-10ステップにおいて、プロセッサ170は、第9検査ステップの実行が完了した後に、既定の提示図形の位置及び順序を記憶するか否かを評価する第10検査項目に対する検査を実行し、第10検査点数を算出する第10検査ステップを実行することができる。
S1710-11ステップにおいて、プロセッサ170は、第10検査ステップの実行が完了した後に、既定の提示未完成文が完成文となるように条件に該当する単語を正確に選択するか否かを評価する第11検査項目に対する検査を実行し、第11検査点数を算出する第11検査ステップを実行することができる。
図17に戻り、S1720ステップにおいて、プロセッサ170は検査ステップの実行が完了した後に、複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうちいずれか1つの神経認知カテゴリに分類することができる。本実施形態において、S1720ステップは、後述する特許請求の範囲でカテゴリ分類ステップと表現されることができる。
図19には、カテゴリ分類ステップの詳細フローチャートが示されている。図19を参照すると、S1720-1ステップにおいて、プロセッサ170は第2検査項目及び第3検査項目を記憶力に対する認知機能低下を評価することができる第1神経認知カテゴリに分類することができる。
S1720-2ステップにおいて、プロセッサ170は第8検査項目を社会認知に対する認知機能低下を評価することができる第2神経認知カテゴリに分類することができる。
S1720-3ステップにおいて、プロセッサ170は第7検査項目及び第9検査項目を言語に対する認知機能低下を評価することができる第3神経認知カテゴリに分類することができる。
S1720-4ステップにおいて、プロセッサ170は第5検査項目及び第6検査項目を知覚に対する認知機能低下を評価することができる第4神経認知カテゴリに分類することができる。
S1720-5ステップにおいて、プロセッサ170は第1検査項目、第4検査項目、第10検査項目及び第11検査項目を注意執行に対する認知機能低下を評価することができる第5神経認知カテゴリに分類することができる。
図17に戻り、S1730ステップにおいて、プロセッサ170はカテゴリ分類ステップの実行が完了した後に、神経認知カテゴリに分類された検査項目に対する検査点数に基づいて神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価することができる。本実施形態において、S1730ステップは、後述する特許請求の範囲で評価ステップと表現されることができる。
図20には、評価ステップの詳細フローチャートが示されている。図20を参照すると、S1730-1ステップにおいて、プロセッサ170は第1評価プロセスを実行することができる。プロセッサ170は、第1評価プロセスを実行する際に、第2検査項目に対する第2検査点数を第2基準点数と比較し、第2検査点数が第2基準点数未満であることによって第1比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第3検査項目に対する第3検査点数を第3基準点数と比較し、第3検査点数が第3基準点数未満であることによって第2比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第1比較結果及び第2比較結果のうち1つ以上が生成されることにより、第1神経認知カテゴリ、すなわち記憶力に認知機能低下があることを評価することができる。
記憶力に認知機能低下があることを評価する際に、第1検査項目~第11検査項目のうち第2検査項目及び/または第3検査項目のみを用いることにより、第1検査項目~第11検査項目全体を実行する場合のリソース及びプロセッシング速度と比較し、より少ないコンピュータリソースを使用し、より高いプロセッシング速度で評価結果を算出することができ、認知機能低下評価の精度及び信頼性を高めることができる。
S1730-2ステップにおいて、プロセッサ170は第2評価プロセスを実行することができる。プロセッサ170は、第2評価プロセスを実行する際に、第8検査項目に対する第8検査点数を第8基準点数と比較し、第8検査点数が第8基準点数未満であることによって第3比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第3比較結果が生成されることにより、第2神経認知カテゴリ、すなわち社会認知に認知機能低下があることを評価することができる。
社会認知に認知機能低下があることを評価する際に、第1検査項目~第11検査項目のうち第8検査項目のみを用いることにより、第1検査項目~第11検査項目全体を実行する場合のリソース及びプロセッシング速度と比較し、より少ないコンピュータリソースを使用し、より高いプロセッシング速度で評価結果を算出することができ、認知機能低下評価の精度及び信頼性を高めることができる。
S1730-3ステップにおいて、プロセッサ170は第3評価プロセスを実行することができる。プロセッサ170は、第3評価プロセスを実行する際に、第7検査項目に対する第7検査点数を第7基準点数と比較し、第7検査点数が第7基準点数未満であることによって第4比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第9検査項目に対する第9検査点数を第9基準点数と比較し、第9検査点数が第9基準点数未満であることによって第5比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第4比較結果及び第5比較結果のうち1つ以上が生成されることにより、第3神経認知カテゴリ、すなわち言語に認知機能低下があることを評価することができる。
言語に認知機能低下があることを評価する際に、第1検査項目~第11検査項目のうち第7検査項目及び/または第9検査項目のみを用いることにより、第1検査項目~第11検査項目全体を実行する場合のリソース及びプロセッシング速度と比較し、より少ないコンピュータリソースを使用し、より高いプロセッシング速度で評価結果を算出することができ、認知機能低下評価の精度及び信頼性を高めることができる。
S1730-4ステップにおいて、プロセッサ170は第4評価プロセスを実行することができる。プロセッサ170は、第4評価プロセスを実行する際に、第5検査項目に対する第5検査点数を第5基準点数と比較し、第5検査点数が第5基準点数未満であることによって第6比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第6検査項目に対する第6検査点数を第6基準点数と比較し、第6検査点数が第6基準点数未満であることによって第7比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第6比較結果及び第7比較結果のうち1つ以上が生成されることにより、第4神経認知カテゴリ、すなわち知覚に認知機能低下があることを評価することができる。
知覚に認知機能低下があることを評価する際に、第1検査項目~第11検査項目のうち第5検査項目及び/または第6検査項目のみを用いることにより、第1検査項目~第11検査項目全体を実行する場合のリソース及びプロセッシング速度と比較し、より少ないコンピュータリソースを使用し、より高いプロセッシング速度で評価結果を算出することができ、認知機能低下評価の精度及び信頼性を高めることができる。
S1730-5ステップにおいて、プロセッサ170は第5評価プロセスを実行することができる。プロセッサ170は、第5評価プロセスを実行する際に、第1検査項目に対する第1検査点数を第1基準点数と比較し、第1検査点数が第1基準点数未満であることによって第8比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第4検査項目に対する第4検査点数を第4基準点数と比較し、第4検査点数が第4基準点数未満であることによって第9比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第10検査項目に対する第10検査点数を第10基準点数と比較し、第10検査点数が第10基準点数未満であることによって第10比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第11検査項目に対する第11検査点数を第11基準点数と比較し、第11検査点数が第11基準点数未満であることによって第11比較結果を生成することができる。プロセッサ170は、第8比較結果、第9比較結果、第10比較結果及び第11比較結果のうち1つ以上が生成されることにより、第5神経認知カテゴリ、すなわち注意執行に認知機能低下があることを評価することができる。
注意執行に認知機能低下があることを評価する際に、第1検査項目~第11検査項目のうち第1検査項目、第4検査項目、第10検査項目及び/または第11検査項目のみを用いることにより、第1検査項目~第11検査項目全体を実行する場合のリソース及びプロセッシング速度と比較し、より少ないコンピュータリソースを使用し、より高いプロセッシング速度で評価結果を算出することができ、認知機能低下評価の精度及び信頼度を高めることができる。
以上説明した本発明に係る実施形態は、コンピュータ上で様々な構成要素を介して実行することができるコンピュータプログラムの形態で実装されることができ、そのようなコンピュータプログラムはコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されることができる。このとき、媒体は、ハードディスク、フロッピーディスク及び磁気テープなどの磁気媒体、CD-ROM及びDVDなどの光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)などの磁気光学媒体(magneto-optical medium)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令語を記憶及び実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含むことができる。
一方、前記コンピュータプログラムは、本発明のために特別に設計及び構成されているか、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知され使用可能なものであることができる。コンピュータプログラムの例には、コンパイラによって作成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを使用し、コンピュータによって実行されることができる高級言語コードも含まれることができる。
本発明の明細書(特に特許請求の範囲におき)において「前記」の用語及び同様の指示用語の使用は、単数及び複数の両方に該当するものであることができる。また、本発明において範囲(range)を記載した場合、前記範囲に属する個別の値を適用した発明を含むものとして(これに反する記載がない場合)、発明の詳細な説明に前記範囲を構成する各個別の値を記載したのと同じである。
本発明に係る方法を構成するステップについて明らかに順序を記載したり反したりする記載がない場合、前記ステップは適当な順序で行われることができる。必ずしも前記ステップの記載順序に従って本発明が限定されるものではない。本発明において、すべての例または例示的な用語(例えば、等)の使用は、単に本発明を詳細に説明するためのものであり、特許請求の範囲によって限定されない限り、前記の例または例示的な用語によって本発明の範囲が限定されるものではない。さらに、当業者は、様々な修正、組み合わせ及び変更が追加された特許請求の範囲またはその均等物の範囲内で設計条件及び要因によって構成され得ることを理解するであろう。
したがって、本発明の思想は、前記説明した実施形態に限定されて決められてはならず、後述する特許請求の範囲のみならず、この特許請求の範囲と均等またはこれから等価的に変更された全ての範囲は、本発明の思想の範疇に属するとする。

Claims (11)

  1. 認知機能低下を評価するための検査装置のプロセッサによって実行される認知機能低下を評価するための検査方法として、
    ユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するかを検査し、前記複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出する検査ステップと、
    前記複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうちいずれか1つの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類ステップと、
    前記神経認知カテゴリに分類された前記検査項目に対する検査点数に基づいて前記神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価ステップと、を含む、
    認知機能低下を評価するための検査方法。
  2. 前記検査ステップは、
    既定のカテゴリの手がかりを知らせて単語を学習するようにし、学習した前記単語を既定の時間が経過した後にどの程度記憶するかを評価する第2検査項目に対する検査を実行し、第2検査点数を算出する第2検査ステップを含み、
    前記第2検査ステップは、
    第2-1検査ステップと、
    前記第2-1検査ステップの実行が完了し、既定の時間が経過した後に実行される第2-2検査ステップと、を含む、
    請求項1に記載の認知機能低下を評価するための検査方法。
  3. 前記第2-1検査ステップは、
    複数の提示単語を示し、前記複数の提示単語のうち前記既定のカテゴリの手がかりに該当する単語を選択させる第2-1-1指示文を提供するステップと、
    前記第2-1-1指示文に対応して前記複数の提示単語のうちいずれか1つの単語を選択した単語選択結果を受信するステップと、
    前記単語選択結果と正解単語とを比較して第2-1-1検査点数を算出するステップと、
    前記複数の提示単語に対して選択肢を提供せず、前に見せた前記複数の提示単語のうち前記既定のカテゴリの手がかりに属する単語を再生して発話させる第2-1-2指示文を提供するステップと、
    前記第2-1-2指示文に対応して前記既定のカテゴリの手がかりに属する単語に対する発話結果を受信して発話テキストに変換し、前記発話テキストと正解テキストを比較して第2-1-2検査点数を算出するステップと、
    前記第2-1-1検査点数と前記第2-1-2検査点数とを合計して第2-1検査点数を算出するステップと、を含む、
    請求項2に記載の認知機能低下を評価するための検査方法。
  4. 前記第2-2検査ステップは、
    前記第2-1検査ステップの実行時に示された前記複数の提示単語のうち前記カテゴリの手がかりに該当する提示単語を再生して発話させる第2-2-1指示文を提供するステップと、
    前記第2-2-1指示文に対応して前記第2-1検査ステップの実行時に見た前記複数の提示単語のうち前記カテゴリの手がかりに該当する提示単語に対する発話結果を受信して発話テキストに変換し、前記発話テキストと正解テキストとを比較して第2-2-1検査点数を算出するステップと、
    既定の提示単語と共に、前記既定の提示単語が前の検査で見た単語であるか否かを選択させる第2-2-2指示文を提供するステップと、
    前記第2-2-2指示文に対応して前記既定の提示単語が前の検査で見た単語であるか否かを選択した結果と正解単語とを比較して第2-2-2検査点数を算出するステップと、
    前記第2-2-1検査点数と前記第2-2-2検査点数とを合計して第2-2検査点数を算出するステップと、を含む、
    請求項3に記載の認知機能低下を評価するための検査方法。
  5. 前記第2-1検査ステップの前に、
    前記第2-1検査ステップの実行方法をテキストで提供するステップをさらに含み、
    前記第2-2検査ステップの前に、
    前記第2-2検査ステップの実行方法をテキストで提供するステップをさらに含む、
    請求項2に記載の認知機能低下を評価するための検査方法。
  6. 前記検査ステップは、
    既定の提示単語及び前記既定の提示単語の色を正確に発話するか否かを評価する第4検査項目に対する検査を実行し、第4検査点数を算出する第4検査ステップを含み、
    前記第4検査ステップは、
    第4-1検査ステップと、
    前記第4-1検査ステップの実行が完了して実行される第4-2検査ステップと、を含む、
    請求項1に記載の認知機能低下を評価するための検査方法。
  7. 前記第4-1検査ステップは、
    前記既定の提示単語と2つの選択単語を示し、前記既定の提示単語と同じ単語を前記2つの選択単語の中から選択させる第4-1指示文を提供するステップと、
    前記第4-1指示文に対応して前記既定の提示単語と同じ単語を前記2つの選択単語の中から選択した結果を受信し、前記選択した結果を正解と比較して第4-1検査点数を算出するステップと、を含む、
    請求項6に記載の認知機能低下を評価するための検査方法。
  8. 前記第4-2検査ステップは、
    前記既定の提示単語と2つの色選択単語を示し、前記既定の提示単語と同じ色を有する単語を前記2つの色選択単語の中から選択させる第4-2指示文を提供するステップと、
    前記第4-2指示文に対応して前記既定の提示単語と同じ色を有する単語を前記2つの色選択単語の中から選択した結果を受信し、前記選択した結果を正解と比較して第4-2検査点数を算出するステップと、を含む、
    請求項7に記載の認知機能低下を評価するための検査方法。
  9. 前記第4-1検査ステップの前に、
    前記第4-1検査ステップの実行方法をテキストで提供し、前記第4-1検査ステップに対する練習検査を実行するステップをさらに含み、
    前記第4-2検査ステップの前に、
    前記第4-2検査ステップの実行方法をテキストで提供し、前記第4-2検査ステップに対する練習検査を実行するステップをさらに含む、
    請求項6に記載の認知機能低下を評価するための検査方法。
  10. コンピュータを用いて請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  11. 認知機能低下を評価するための検査装置として、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと動作可能に接続され、前記プロセッサで実行される少なくとも1つのコードを記憶するメモリを含み、
    前記メモリは、前記プロセッサを介して実行される際、前記プロセッサがユーザを対象に複数の検査項目のそれぞれに対して提示したミッションをどの程度遂行するかを検査し、前記複数の検査項目のそれぞれに対する検査点数を算出する検査プロセスを実行し、
    前記複数の検査項目のうち少なくとも1つの検査項目を複数の神経認知カテゴリのうちいずれか1つの神経認知カテゴリに分類するカテゴリ分類プロセスを実行し、
    前記神経認知カテゴリに分類された前記検査項目に対する検査点数に基づいて、前記神経認知カテゴリに認知機能低下があるか否かを評価する評価プロセスを実行するようにするコードを記憶する、
    認知機能低下を評価するための検査装置。
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