JP2020173415A - 教材提示システム及び教材提示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンケートによる回答は、あくまでユーザ自身、あるいは周囲の主観的な評価であり、自身の行動の客観的データに基づいたものではないため、ユーザ自身が自己を振り返り、より個人のスキルやニーズに応じた学習を促すことができないという課題があった。【解決手段】ユーザの行動に対する客観的な行動データをもとに、その行動に応じた教材が提示することにより、よりユーザ個人のスキルやニーズに応じた教材を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、教材提示システム及び教材提示方法に関する。
企業の人材の様々なスキルを育成するために、企業においては人材育成研修などを実施している。しかしながら、これまでの人材育成研修は、その人材のスキルの有無によらず一様に同時に研修を実施しており、より個人のスキルやニーズに応じた研修等を提供することができなかった。
そこで、特許文献1では、ユーザに対してアンケートを行いアンケートの回答を分析して性格特性に関連するユーザの特徴を決定し、ユーザの特徴を記憶装置に格納する処理器と、ユーザの特徴に従って教材提示パターンを決定して第2のメモリに格納する判定器と、第2のメモリから教材提示パターンを取り出して、教材提示パターンに従って第1のメモリにおける特定の科目の複数の教材の中のいくつかをユーザに提示する処理器と、教材提示パターンに従ったその提示された教材を用いたユーザの学習の期間におけるユーザの学習行動を分析し、その分析に従って教材の提示パターンを修正する処理器とを具える情報処理装置が開示されており、特許文献1の情報処理装置によりユーザの性格特性に適合する教材提示パターンを決定することで学習効率が高くなるとされている。
特開2002―196658号公報
しかしながら、アンケートによる回答は、あくまでユーザ自身、あるいは周囲の主観的な評価であり、自身の行動の客観的なデータに基づいたものではないため、ユーザ自身が自己を振り返り、より個人のスキルやニーズに応じた学習を促すことができないという課題があった。
例えば、上司と部下との間の対話スキルとして、ティーチングやコーチングと呼ばれるものがあるが、上司が部下に対して、自身ではコーチングをしていると主観的に認識していても、客観的には上司がコーチングをできていない場合がある。すなわち、ユーザの行動に対して客観的なデータをもとに、その行動に応じた教材を提示することはできなかった。
本発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、上述した従来技術の課題を解決し、ユーザの行動に対する客観的な行動データをもとに、その行動に応じた教材が提示されるため、よりユーザ個人のスキルやニーズに応じた教材を提供することができる。
上記課題を解決するために、本発明に関わる教材提示システムは、行動取得装置と教材提示装置とを備える教材提示システムであって、前記行動取得装置は、複数のユーザの行動を取得する行動取得部と、前記行動取得部で取得したデータから複数のユーザの行動の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、前記特徴量抽出部で抽出したデータを前記教材提示装置に送信する第1の通信装置と、を備え、前記教材提示装置は、前記第1の通信装置から送信された前記特徴量抽出部で抽出したデータを受信する第2の通信装置と、前記特徴量抽出部で抽出したデータから複数のユーザの行動を判定する行動判定ツールと、前記行動判定ツールで判定したデータに応じて教材を選択する教材データ選択ツールと、を備える。
本発明に関わる教材提示システムによれば、ユーザの行動に対する客観的な行動データをもとに、その行動に応じた教材が提示されるため、よりユーザ個人のスキルやニーズに応じた教材を提供することができる。
本発明の一実施形態に関わる教材提示システムの構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関わる教材提示の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関わる行動判定ツールの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関わる教材選択ツールの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関わる教材選択ツールの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関わる教材提示装置に表示される画面の説明図である。 本発明の一実施形態に関わる教材提示システムの構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関わる教材提示システムの構成を示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態について説明する。ここで、同一符号は同一の構成要素を示すものとし、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に関わる教材提示システム10の構成を示す説明図である。教材提示システム10は、ユーザの行動の客観的なデータをもとに、その行動に応じた教材が提示される教材提示システムである。教材提示システム10は、行動取得装置20と教材提示装置30とを備えている。行動取得装置20及び教材提示装置30は、通信ネットワーク40を通じて通信可能に接続されている。
行動取得装置20は、複数のユーザの行動の特徴量を抽出する処理等を行うためのコンピュータである。行動取得装置20は、ユーザが利用する施設やオフィスに設置されているコンピュータでもよいし、或いは、施設やオフィスを利用するユーザが所有するコンピュータ(例えば、スマートフォンと呼ばれる多機能携帯電話機や、タブレット端末など)でもよい。
行動取得装置20は、そのハードウエア資源として、プロセッサ21、記憶資源22、通信装置23、及び行動取得部24を備える。
記憶資源22は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、メモリーカード、光ディスクドライブ、半導体メモリ等)の記憶領域である。記憶資源22には、行動取得装置20の動作(例えば、後述する画像処理、音声収集処理、キーワード抽出処理、通信処理等)を制御するコンピュータプログラム200と、特徴量抽出部210が記憶されている。
プロセッサ21は、記憶資源22に格納されているコンピュータプログラム200を解釈及び実行することにより、行動取得装置20の動作を制御する。
通信装置23は、行動取得装置20と教材提示装置30との間の通信ネットワーク40を経由する通信を制御する。通信ネットワーク40は、例えば、有線ネットワーク(例えば、近距離通信網、広域通信網、又は付加価値通信網等)と無線ネットワーク(移動通信網、衛星通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)等)とが混在する通信網である。行動取得装置20と教材提示装置30との間には、両者間の通信プロトコルを変換するゲートウェイサーバーが介在してもよい。
行動取得部24は、カメラまたは/及び音声収集装置等を用いて複数のユーザの行動を取得することができる。カメラや音声収集装置としては、既知のカメラや音声収集装置を使用することができる。行動取得部24は、行動取得装置20の内蔵機器でもよく、或いは外付け機器(外付け型の有線式機器又は無線式の機器)でもよい。例えば、外付け機器が接続されたタブレット端末は、行動取得装置20として機能する。行動取得部24は、施設やオフィスを利用するユーザのデータ(画像や動画、発話音声など)を記憶資源22の一部の記憶領域(バッファメモリ)に一時的に保存する。
コンピュータプログラム200は、特徴量抽出部210を備えている。特徴量抽出部210は、行動取得部24で取得したデータから複数のユーザの行動の特徴量を抽出するプログラムである。
教材提示装置30は、そのハードウエア資源として、プロセッサ31、記憶資源32、及び通信装置33を備えている。記憶資源32には、教材提示装置30の動作を制御するコンピュータプログラム300と、行動判定ツール310と、教材データ選択ツール320と、教材表示装置34に表示される教材を格納する教材データベース330が記憶されている。行動判定ツール310は、特徴量抽出部210で抽出したデータから複数のユーザの行動を判定するプログラムである。
行動取得部24としてカメラを用いた場合、行動取得装置20は、例えば、カメラでユーザの顔等を撮影する。そして、特徴量抽出部210は、行動取得部24で取得したデータからユーザの首の角度情報の時系列データを取得し、この時系列データをフーリエ変換して周波数領域におけるパワースペクトルを得る。行動判定ツール310は、そのパワースペクトルが閾値よりも大きくなった場合に「うなずいた」と判定する。
行動取得部24として音声収集装置を用いた場合、特徴量抽出部210は、音声収集装置から入力した発話者の音声信号をA/D変換してデジタル音声データを出力し、例えば周波数や音圧レベルの時系列データを取得し、音声信号をフーリエ変換して音声信号の特徴量を抽出する。行動判定ツール310は、その得られた特徴量データから各ユーザの単位時間あたりの発話時間による各話者の発話割合や、各ユーザの一発話あたりの発話時間を求め、対話において一方の発話割合が多い場合、その発話者は「ティーチング傾向」等のユーザの行動を判定する。
さらに特徴量抽出部210は、音声収集装置を通じて取得した音声について、発話音声の情報をテキスト化してこれを文字列情報として認識し、文字列情報とキーワードとを比較することにより、発話音声からキーワードを抽出できる。また、特徴量抽出部210は、音声収集装置を通じて取得した音声について、感情解析ソフトなどを用いて発話者の感情解析などを行うこともできる。
例えば、行動取得部24として音声収集装置を複数配置することにより、音声の到達時間差や音圧レベルの差から音源の方向を特徴量抽出部210で特定し、各人の発話を区分することもできる。
例えば、音声収集装置を複数配置し、2名のユーザ(上司と部下)が1名対1名で面談をした場合、「A方向から2秒」、「B方向から1秒」などの音源の方向とその音圧レベルについて時系列データを特徴量抽出部210で求める。そうすると、各ユーザの単位時間あたりの発話時間から各話者の発話割合や、各ユーザの一発話あたりの発話時間を求めることができる。例えば、面談時間が30分間であった場合、A方向からの発話時間が合計20分間で、B方向からの発話時間が合計10分間で、A方向からの一発話あたりの発話時間が平均4秒で、B方向からの一発話あたりの発話時間が平均2秒などである。例えばA方向に上司、B方向に部下が座っている状態で、上司と部下が30分間の面談をする場合に、30分間の面談の中で、A方向の上司の発話時間が15分以上であると特徴量抽出部210で算出された場合には、上司の発話割合は50%を超えている。このように上司の発話割合が50%を超えているときには、行動判定ツール310でその上司は「ティーチング傾向」と判定する。逆に50%を下回るときには、その上司は「コーチング傾向」と判定する。
また、行動取得部24としてさらにカメラを用いた場合、各ユーザの単位時間あたりのうなずきの数を求めることができる。例えば、上司と部下が30分間の面談をする場合に、30分間の面談の中で、上司と部下のうなずきの数の割合を算出し、部下の方がうなずきの割合が多い場合には、その部下は「理解度が高い」と判定する。逆に上司と部下のうなずきの数の割合を比較して部下の方がうなずきの割合が少ない場合には、その部下は「理解度が低い」と判定する。
さらに、例えば、複数のユーザが集う会議であれば、行動取得部24として音声収集装置を用いて、発話者各人の発話を区分して、各ユーザの単位時間あたりの発話時間から各話者の発話割合や、各ユーザの一発話あたりの発話時間を求め、また、行動取得部24としてカメラを用いて、各ユーザの単位時間あたりのうなずきの数を求めることで、会議の目的に応じて「会議の効率度」などを求めることができる。例えば、会議の目的が「報告」や「情報共有」を目的とする会議であれば、報告者、或いは発表者ごとに、会議の出席者の各ユーザの単位時間あたりのうなずきの数を比較し、ある特定の報告者、或いは発表者の会議の出席者の各ユーザのうなずきの数が閾値よりも低い場合には「プレゼンテーションが悪い」と判定する。例えば、会議の目的が「アイディア出し」であれば、会議の出席者の各ユーザの全員が発話していることが好ましいため、会議の出席者の各ユーザの単位時間あたりの発話割合が均等に近ければ、「活性化している」と判定する。
教材提示装置30は、行動取得装置20から送信されるデータを受信し、受信したデータからユーザの行動を判定し、ユーザの行動に対して「ティーチング傾向」、「コーチング傾向」や「活性化している」などのラベルとともに発話割合などのユーザの客観的な行動データをもとに、その行動に応じた教材を提示するコンピュータである。教材提示装置30は、通信ネットワーク40を通じて教材表示装置34に接続しており、教材表示装置34に表示される教材を変更することができる。なお、教材表示装置34は、例えば、施設やオフィスに設置されているパーソナルコンピュータやタブレット等である。
教材提示装置30は、そのハードウエア資源として、プロセッサ31、記憶資源32、及び通信装置33を備える。プロセッサ31、記憶資源32、及び通信装置33のハードウエア構成は、プロセッサ21、記憶資源22、及び通信装置23のハードウエア構成と同様であるため、その詳細な説明を省略する。なお、通信装置23と通信装置33とを区別する場合、通信装置23を第1の通信装置と呼び、通信装置33を第2の通信装置と呼ぶことがある。
記憶資源32には、教材提示装置30の動作(例えば、後述する教材選択処理、教材表示処理等)を制御するコンピュータプログラム300と、行動判定ツール310と、教材データ選択ツール320と、教材表示装置34に表示される教材を格納する教材データベース330とが記憶されている。
コンピュータプログラム300は、行動判定ツール310と、教材データ選択ツール320を備えている。行動判定ツール310は、特徴量抽出部210で抽出したデータから複数のユーザの行動を判定するプログラムである。教材データ選択ツール320は、複数のユーザの行動の判定データに対応した教材を選択するプログラムである。
次に、図2を参照しながら、本発明の一実施形態に関わる教材提示の処理の流れについて説明する。
行動取得装置20は、行動取得部24から複数のユーザの行動を取得し(ステップ201)、特徴量抽出部210は行動取得部24で取得したデータから複数のユーザの行動の特徴量を抽出し(ステップ202)、抽出したデータを教材提示装置30に送信する(ステップ203)。
教材提示装置30は、送信された抽出量データを受信し(ステップ204)、行動判定ツール310は、受信した抽出量データから複数のユーザの行動を判定し(ステップ205)、さらに判定データに関連する教材データを教材データ選択ツール320により教材データベース330から選択し(ステップ206)、選択した教材データを表示する(207)。選択した教材データを表示する際に、行動判定ツール310で判定したデータ或いはさらに加工したデータ等とともに表示してもよいし、アンケートデータと組み合わせて反映させてもよい。
このように本実施形態に関わる教材提示システム10によれば、ユーザの行動に対する客観的な行動データをもとに、その行動に応じた教材が提示されるため、よりユーザ個人のスキルやニーズに応じた教材を提供することができる。
ここで、再び、図2を参照しながら、本実施形態に関わる教材提示方法の処理の流れについて、具体例を挙げながら説明する。
例えば、行動取得部24として音声収集装置を複数配置することにより複数のユーザの行動を取得する(ステップ201)。音声収集装置を複数配置することにより音声の到達時間差や音圧レベルの差から音源の方向を特徴量抽出部210で特定し、発話者各人の発話を区分する(ステップ202)。例えば、音声収集装置を複数配置し、2名のユーザ(上司と部下)が1名対1名で面談をした場合、「A方向から2秒」、「B方向から1秒」などの音源の方向とその音圧レベルについて時系列データを特徴量抽出部210で求める(ステップ202)。そうすると、各ユーザの単位時間あたりの発話時間から各話者の発話割合や、各ユーザの一発話あたりの発話時間を求めることができる。例えば、面談時間が30分間であった場合、A方向からの発話時間が合計20分間で、B方向からの発話時間が合計10分間で、A方向からの一発話あたりの発話時間が平均4秒で、B方向からの一発話あたりの発話時間が平均2秒などである。これら特徴量を抽出したデータを教材提示装置30に送信する(ステップ203)。
教材提示装置30は、送信された抽出量データを受信し(ステップ204)、行動判定ツール310は、特徴量抽出部210で抽出したデータから複数のユーザの行動を判定する(ステップ205)。例えばA方向に上司、B方向に部下が座っている上司と部下が30分間の面談をする場合に、30分間の面談の中で、A方向の上司の発話時間が15分以上であると特徴量抽出部210で算出された場合には、上司の発話割合は50%を超えている。このように上司の発話割合が50%を超えているときには、行動判定ツール310でその上司は「ティーチング傾向」と判定する。逆に50%を下回るときには、その上司は「コーチング傾向」と判定する(ステップ205)。さらに、部下の一発話あたりの発話時間が長い場合には、部下が多くの情報を発信しようとしていると捉えられ、自己開示が進んでいる傾向にあると判定し、部下の一発話あたりの発話時間が閾値よりも大きくなった場合には議論の深度が深いと判定する。例えば、部下の一発話あたりの発話時間が平均5秒未満であれば議論の深度は浅く、5秒以上10秒未満であれば議論の深度は通常で、10秒以上15秒未満は議論の深度が深いと判定する(ステップ205)。なお、単位時間あたりの発話割合や一発話あたりの発話時間などによる判定の閾値はこれらの値に限られるものではなく、適宜変更することができる。
教材提示装置30は、行動の判定データに関連する教材データを教材データ選択ツール320により教材データベース330から選択する(ステップ206)。教材データとして、例えば、教材データ選択ツール320により「ティーチング傾向」かつ「議論の深度が浅い」という判定データから「部下の成長を促す!コーチングの効果」という上司にコーチングの実施を促すようなコーチングに関する基本的な教材データが選択され、選択した教材データを表示する(ステップ207)。
さらに行動判定ツールで判定したデータが同じ結果でも上司の性格、部下の性格によっても異なる場合がある。そのため、教材データ選択ツール320は、さらに行動判定ツールで判定したデータと複数のユーザの性格とに応じた教材を選択しても良い。
複数のユーザの性格を診断する方法として、ソーシャルスタイル診断、16タイプ性格診断、エゴグラムによる性格診断などが知られており、このような方法で各人の思考の傾向を診断し、ユーザ登録の際に、事前に複数のユーザの性格を登録することで、行動判定ツールで判定したデータと複数のユーザの性格とに応じた教材を選択する教材データ選択ツール320を備えることができる。
ソーシャルスタイル診断においては、各人に思考表現度と感情表現度を診断するための質問を実施することで性格を診断することができる。例えば、思考表現度を問う質問として、他の人達の意見が自分と違っている時に「その場の雰囲気を考えて自分の意見を出す。」か「自分の意見をはっきり言うことを優先する。」、感情表現度を問う質問として、「あまり感情が表に出ない。」か、「喜怒哀楽がはっきり顔に出やすく、感情がわかりやすいと言われる。」かなどである。このような質問の結果からドライバータイプ、エミアブルタイプ、アナリティカルタイプ、エクスプレッシブタイプなどの個人の性格を診断することができる。例えばドライバータイプは目的意識が強く、結論を強く求める傾向のある性格であり、アナリティカルタイプは思慮深く、理論を重視する傾向のある性格などである。
例えば、行動判定ツール310で判定したデータが「ティーチング傾向」かつ「議論の深度が浅い」と判定され、上司が「ドライバータイプ」で、部下が「アナリティカルタイプ」の場合、上司は結論を急ぐ傾向があり、部下は頭の中でじっくりと考える傾向があるため、行動判定ツールで判定したデータと複数のユーザの性格に応じた教材を選択し、「待つことも大事!部下の自己開示を促す笑顔の力!」のような教材を提示することで、よりユーザ個人のスキルやニーズに応じた教材を提供することができる。
図3は、行動判定ツールの一例を示す。同図に示す例では、特徴量抽出部210で抽出したデータから複数のユーザの行動を判定する。
図4は、教材選択ツール320の一例を示す。同図に示す例では、ユーザの行動に対する客観的な行動データをもとに、その行動に応じた教材が提示されるため、よりユーザ個人のスキルやニーズに応じた教材を提供することができる。
図5は、行動判定ツールで判定したデータと複数のユーザの性格とに応じた教材を選択する教材データ選択ツール320の一例を示す。行動判定ツール310で判定したデータと複数のユーザの性格とに応じた教材を選択する教材データ選択ツールを備えてもよい。
図6は、教材表示装置に表示された画面の一例を示す。図6に示すように、選択した教材データを表示する際に、行動判定ツール310で判定したデータ或いはさらに加工したデータ等とともに表示してもよいし、アンケートデータと組み合わせて反映させてもよい。
図7は、コンピュータプログラム200に特徴量抽出部210と、行動判定ツール310を備えている。同一符号は同一の構成要素を示すものとし、重複する説明は省略する。
図8は、コンピュータプログラム300に特徴量抽出部210と、行動判定ツール310を備えている。同一符号は同一の構成要素を示すものとし、重複する説明は省略する。
説明の便宜上、図1、図7、及び図8では、単一の行動取得装置20が単一の教材提示装置30に接続している例を示したが、複数の行動取得装置20が複数の教材提示装置30に接続してもよい。また、複数の行動取得装置20が単一の教材提示装置30に接続してもよく、或いは、単一の行動取得装置20が複数の教材提示装置30に接続してもよい。
本発明は、ユーザの行動に対する客観的な行動データをもとに、その行動に応じた教材が提示されるため、よりユーザ個人のスキルやニーズに応じた教材を提供することができる。
10 教材提示システム
20 行動取得装置
21 プロセッサ
22 記憶資源
23 通信装置
24 行動取得部
30 教材提示装置
31 プロセッサ
32 記憶資源
33 通信装置
34 教材表示装置
40 通信ネットワーク
200 コンピュータプログラム
210 特徴量抽出部
300 コンピュータプログラム
310 行動判定ツール
320 教材データ選択ツール
330 教材データベース

Claims (8)

  1. 行動取得装置と教材提示装置とを備える教材提示システムであって、
    前記行動取得装置は、複数のユーザの行動を取得する行動取得部と、前記行動取得部で取得したデータから複数のユーザの行動の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、前記特徴量抽出部で抽出したデータを前記教材提示装置に送信する第1の通信装置と、を備え、
    前記教材提示装置は、前記第1の通信装置から送信された前記特徴量抽出部で抽出したデータを受信する第2の通信装置と、前記特徴量抽出部で抽出したデータから複数のユーザの行動を判定する行動判定ツールと、前記行動判定ツールで判定したデータに応じて教材を選択する教材データ選択ツールと、を備える教材提示システム。
  2. 行動取得装置と教材提示装置とを備える教材提示システムであって、
    前記行動取得装置は、複数のユーザの行動を取得する行動取得部と、前記行動取得部で取得したデータから複数のユーザの行動の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、前記特徴量抽出部で抽出したデータから複数のユーザの行動を判定する行動判定ツールと、前記行動判定ツールで判定したデータを前記教材提示装置に送信する第1の通信装置と、を備え、
    前記教材提示装置は、前記第1の通信装置から送信された前記行動判定ツールで判定したデータを受信する第2の通信装置と、前記行動判定ツールで判定したデータに応じて教材を選択する教材データ選択ツールと、を備える教材提示システム。
  3. 行動取得装置と教材提示装置とを備える教材提示システムであって、
    前記行動取得装置は、複数のユーザの行動を取得する行動取得部と、前記行動取得部で取得したデータを前記教材提示装置に送信する第1の通信装置と、を備え、
    前記教材提示装置は、前記第1の通信装置から送信された前記行動取得部で取得したデータを受信する第2の通信装置と、前記行動取得部で取得したデータから複数のユーザの行動の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、前記特徴量抽出部で抽出したデータから複数のユーザの行動を判定する行動判定ツールと、前記行動判定ツールで判定したデータに応じて教材を選択する教材データ選択ツールと、を備える教材提示システム。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の教材提示システムの教材データ選択ツールは、前記行動判定ツールで判定したデータと複数のユーザの性格とに応じた教材を選択する、教材提示システム。
  5. 行動取得装置が複数のユーザの行動を取得したデータから前記複数のユーザの行動の特徴量を抽出し、前記行動取得装置が前記複数のユーザの行動の特徴量データを教材提示装置に送信し、前記教材提示装置が前記複数のユーザの行動の特徴量データを受信して、前記特徴量から複数のユーザの行動を判定し、前記複数のユーザの行動の判定データに対応した教材を選択し、前記選択した教材を教材表示装置に送信する、教材提示方法。
  6. 行動取得装置が複数のユーザの行動を取得したデータから前記複数のユーザの行動の特徴量を抽出し、前記特徴量データから前記複数のユーザの行動を判定し、前記行動取得装置が前記複数のユーザの行動の判定データを教材提示装置に送信し、前記教材提示装置が前記複数のユーザの行動の判定データを受信して、前記複数のユーザの行動の判定データに対応した教材を選択し、前記選択した教材を教材表示装置に送信する、教材提示方法。
  7. 行動取得装置が複数のユーザの行動を取得したデータを教材提示装置に送信し、前記教材提示装置が前記複数のユーザの行動データを受信して、前記教材提示装置が前記複数のユーザの行動データから前記複数のユーザの行動の特徴量を抽出し、前記特徴量データから前記複数のユーザの行動を判定し、前記複数のユーザの行動の判定データに対応した教材を選択し、前記選択した教材を教材表示装置に送信する、教材提示方法。
  8. 請求項5乃至7の何れか一項に記載の教材提示方法の教材選択において、複数のユーザの行動の判定データと複数のユーザの性格とに応じて教材を選択する、教材提示方法。

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