JP2023161631A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023161631000001
【課題】固定具による配線基板と筐体との固定状態の確実な検出を実現する電子制御装置を提供する。
【解決手段】固定具(20)により配線基板(10)を筐体(30)に固定するようにした電子制御装置において、配線基板(10)は、互いに電気的に絶縁された主ランド(51)と複数の副ランド(521、522)とを有し、固定具(20)は、主ランド(51)と副ランド(521、522)とに着座してこれらを電気的に接続させる固定具頭部座面(211)を備え、主ランド(51)と複数の副ランド(521、522)に接続された固定具着座検出回路により、主ランド(51)と副ランド(521、522)との接続状態を検出することで、配線基板(10)と筐体(30)との固定の状態を検出するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本願は、電子制御装置に関するものである。
一般に電子制御装置は、複数の電子部品が搭載された配線基板を、ねじ等の固定具により筐体に固定されるよう構成されている。また、ノイズ対策の観点から、配線基板上に構成された電子回路の基準電位を、コンデンサを介してねじ座面となる部分に設けられたランドに接続し、導電性を有したねじを通じて筐体に接続されることがある。つまり、配線基板と筐体とは、ねじにより、機械的かつ電気的に接続されることとなる。
近年、電子制御装置[ECU(Electronic Control Unit)と称されることもあるが、本願では電子制御装置と称する]に搭載される配線基板は、製品の高機能化が進む中で、搭載スペースの制約による小型化、機能統合化および集約化、が行われ、さらに演算処理、通信の高速化により、ノイズ耐量を有した構造も求められてきている。したがって、配線基板におけるあらかじめ定められた電位に維持される部位は、取付孔に併設されたランドを介して、固定具により筐体のフレームグランド部に強固に接続される構造とすることが望まれている。
ここで、固定具としてのねじによる配線基板と筐体との固定が不十分であった場合、当然のことながら機械的強度の面においても、ノイズ耐性の面においても、狙い通りの効果を得ることができない。この課題を解決する手段として、たとえば、プリント基板に、第1着座電極と第2着座電極と、それぞれの着座電極にそれぞれ接続された第1検査用電極と第2検査用電極と、を設け、タッピングネジにより、第1着座電極と第2着座電極とが導通されているか否かの着座判定を、第1検査用電極と第2検査用電極との導通状態に基づいて行うようにしたねじの着座判定構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-112423号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来のねじ着座判定構造は、ねじの着座面に着座検出電極を配置した構造となっていることから、導電性を有する着座面が単に当接しているだけでねじが着座していると判断するため、配線基板のランド面の全面に対し強固に固定具の頭部が着座していない状態を検出することができず、着座の検出精度が不十分であり、配線基板と筐体との固定状態の確実な検出ができないという課題があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、配線基板と筐体との固定状態の確実な検出を実現する電子制御装置を提供することを目的とする。
本願に開示される電子制御装置は、
複数の電子部品を搭載する配線基板を、固定具により筐体に固定するようにした電子制御装置であって、
前記配線基板は、前記複数の電子部品を搭載する第1の基板面部と、前記第1の基板面部に対して表裏の関係をなす第2の基板面部と、を備え、前記第2の基板面部が前記筐体に対向するように前記固定具により前記筐体に固定され、
前記配線基板に設けられ、前記配線基板の前記第1の基板面部から突出する主ランド頭部を有する主ランドと、
前記配線基板に設けられ、前記主ランド頭部を挟んで前記主ランド頭部の周縁部に対して間隔を介して配置された複数の副ランドと、
を備え、
前記固定具は、前記主ランドに形成された取付孔を貫通して前記筐体に固定される固定具胴部と、前記固定具胴部に結合された固定具頭部と、を有し、
前記固定具頭部は、前記主ランド頭部と前記副ランドとに着座する固定具頭部座面を有し、
前記主ランドと前記複数の副ランドとは、互いに電気的に絶縁されて前記配線基板に設けられるとともに、前記電子制御装置の内部又は外部に設けられた前記着座を検出する固定具着座検出回路、にそれぞれ接続されるように構成されている、
ことを特徴とする。
本願に開示される電子制御装置によれば、配線基板と筐体との固定状態の確実な検出を実現する電子制御装置が得られる。
実施の形態1による電子制御装置における、配線基板を示す平面図である。 実施の形態1による電子制御装置における、配線基板の断面を模式的に示す説明図である。 実施の形態1による電子制御装置における、配線基板と筐体との固定状態を模式的に断面で示す説明図である。 実施の形態1による電子制御装置における、固定具着座検出回路を示す回路図である。 実施の形態2による電子制御装置における、固定具着座検出回路を示す回路図である。 実施の形態1および実施の形態2による電子制御装置における、配線基板の主ランドと副ランドの異なる態様を示す説明図である。
実施の形態1.
以下、本願の実施の形態1による電子制御装置について、図に基づいて説明する。図1は、実施の形態1による電子制御装置における、配線基板を示す平面図、図2は、実施の形態1による電子制御装置における、配線基板の断面を模式的に示す説明図である。図1および図2において、電子制御装置を構成する複数の電子部品(図示せず)を搭載する配線基板10は、互いに表裏の関係にある第1の基板面部101と第2の基板面部102とを有している。貫通孔110は、配線基板10を、第1の基板面部101と第2の基板面部102とに対して垂直方向に貫通している。貫通孔110の横断面の形状は、実施の形態1では円形であるが、円形以外の形状であってもよい。
金属等の導電性材料により形成された主ランド51は、配線基板10の貫通孔110に嵌入された円筒形の主ランド嵌入部511と、この主ランド嵌入部511の軸方向の一端部に結合された主ランド頭部512と、主ランド嵌入部511の軸方向の他端部に結合された主ランド基部513と、を有する。主ランド頭部512は、配線基板10の第1の基板面部101から突出する高さ寸法h0[mm]を有し、かつ、配線基板10の第1の基板面部101に沿って広がる環状の平面形状を備えている。前述の主ランド基部513は、配線基板10の第2の基板面部102から突出する高さ寸法h1[mm]を有し、かつ、配線基板10の第2の基板面部102に沿って広がる環状の平面形状を備えている。なお、高さ寸法h0[mm]と高さ寸法h1[mm]と、は同一値であっても同一値でなくともよい。
なお、本願において、厚さ、高さ、等の寸法の単位は[mm]であるが、以下の説明では、それらの単位[mm]を省略して記載する。
主ランド51の径方向の中央部には、主ランド51を軸方向に貫通する取付孔514が設けられている。取付孔514は、後述のように配線基板10を筐体30に固定する固定具20を挿入するための貫通孔である。主ランド頭部512には、第1の切欠き部515と第2の切欠き部516とが形成されている。第1の切欠き部515と、第2の切欠き部516と、は主ランド頭部512の周縁部に、角度180[°]の間隔を介して配置され、取付孔514の中心軸Xに対して直交する仮想直線に対して線対称の形状を有している。また、主ランド頭部512と、主ランド基部513と、取付孔514と、の平面形状は、中心軸Xを中心とする同心円を成している。
金属等の導電性材料により形成された円柱形状の第1の副ランド521は、配線基板10の第1の基板面部101に固定されており、主ランド頭部512の高さ寸法h0と実質的に等しい厚さ寸法で配線基板10の第1の基板面部101から突出している。同様に、金属等の導電性材料により形成された円柱形状の第2の副ランド522は、配線基板10の第1の基板面部101に固定されており、主ランド頭部512の高さ寸法h1と実質的に等しい高さ寸法で配線基板10の第1の基板面部101から突出している。
第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、はそれぞれ主ランド51の周縁部に間隔を介して対向するとともに、互いに角度180[°]の間隔を介して配置されている。また、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、は取付孔514の中心軸Xに直交する仮想直線に対して線対称に形成されている。
第1の副ランド521は、主ランド頭部512に形成された前述の第1の切欠き部515に対応して配置され、第1の切欠き部515の側壁部515wにより、反主ランド頭部512側を除く3方が空間を介して包囲されている。同様に、第2の副ランド522は、主ランド頭部512に形成された前述の第2の切欠き部516に対応して配置され、第2の切欠き部516の側壁部516wにより、反主ランド頭部512側を除く3方が空間を介して包囲されている。
後述の固定具頭部座面211は、図1に示す着座エリアYに着座する。
図1に示すリード導体41、42、43、44は、配線基板10の第1の基板面部101に、たとえば印刷配線されている。リード導体42は、一端が主ランド頭部512に電気的に接続され、他端がノード40によりリード導体41に電気的に接続されている。リード導体43は、一端が第1の副ランド521に電気的に接続され、他端(図示せず)が後述の固定具着座検出回路に接続される。リード導体44は、一端が第2の副ランド522に電気的に接続され、他端(図示せず)が後述の固定具着座検出回路に接続される。また、主ランド51は、リード導体42とノード40とリード導体41を介して、後述の電源の負極側に接続される。
主ランド51と、第1の副ランド521と、は第1の切欠き部515と第1の副ランド521との間の空間により電気的に絶縁されており、同様に、主ランド51と、第2の副ランド522と、は第2の切欠き部516と第2の副ランド522との間の空間により電気的に絶縁されている。したがって、配線基板10の外部で第1の副ランド521と第2の副ランド522とを電気的に接続しないかぎり、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、は互いに電気的に絶縁されている。
主ランド頭部512の上面部の全体に、主ランド半田層61が形成されている。主ランド半田層61は、配線基板10の第1の基板面部101の上面部から主ランド半田層61の上面部までの高さ寸法がH1となるように、厚さ寸法[H1-h0]で形成されている。
また、第1の副ランド521の上面部の全体に、第1の副ランド半田層62が形成されている。さらに、第2の副ランド522の上面部の全体に、第2の副ランド半田層63が形成されている。第1の副ランド半田層62は、配線基板10の第1の基板面部101の上面部から、第1の副ランド半田層62の上面部までの高さ寸法がH2となるように、厚さ寸法[H2-h0]で形成されている。同様に、第2の副ランド半田層63は、配線基板10の第1の基板面部101の上面部から、第2の副ランド半田層63の上面部までの高さ寸法がH2となるように、厚さ寸法[H2-h0]で形成されている。
ここで、主ランド51と、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、は第1の基板面部101から同一の高さ寸法h0で形成されているのに対し、主ランド半田層61の厚さ寸法[H1-h0]は、第1の副ランド半田層62と第2の副ランド半田層63との厚さ寸法[H2-h0]より大きく形成されている。したがって、主ランド半田層61の上面部と、第1の副ランド半田層62および第2の副ランド半田層63との上面部と、の間には、寸法[H1-H2]の段差が存在している。
前述の主ランド半田層61と、第1の副ランド半田層62と、第2の副ランド半田層63と、を形成する方法については、リフロー、フロー、半田ゴテによる半田付け、等の方法があるが、どのような方法を用いてもよい。
また、主ランド半田層61の上面部と、第1の副ランド半田層62および第2の副ランド半田層63の上面部と、の間に、前述の寸法[H1-H2]の段差を設ける方法については、リフローによる半田付けを行う場合、半田印刷に用いるメタルマスクに部分ハーフエッチングを施し、第1の副ランド521と第2の副ランド522とに相当する開口部周辺のメタルマスクの厚さ寸法を薄くしておく方法、あるいは、第1の副ランド521と第2の副ランド522に相当するメタルマスクの部分を開口せず、主ランド51に相当する部分にのみに、半田を印刷する方法等があるが、どのような方法を用いてもよい。
なお、主ランド半田層61は、主ランド頭部512の上面部の一部分にのみに形成してもよく、また、第1の副ランド半田層62は、第1の副ランド521の上面部の一部分のみに形成してもよく、さらに、第2の副ランド半田層63は、第2の副ランド522の上面部の一部分のみに形成してもよい。
つぎに、固定具20による配線基板10と筐体30との固定について説明する。図3は、実施の形態1による電子制御装置における、配線基板と筐体との固定状態を模式的に断面で示す説明図である。図3において、固定具20は、固定具頭部21と、固定具胴部22と、を備えており、鉄等の導電性を有する金属等の素材で形成されたネジ、リベット等により構成されている。また、配線基板10を筐体30に固定した状態では、配線基板10の主ランド51は、固定具20を介してフレームグランドを構成する筐体30に電気的に接続されている。
配線基板10を筐体30に固定するときは、主ランド51に形成された取付孔514に固定具20の固定具胴部22を挿入するとともに、固定具胴部22を、その軸方向の端部から筐体30に形成された取付穴31に挿入して筐体30に結合させる。このとき、固定具20がネジで構成されていれば、固定具胴部22に形成された雄ネジを筐体30の取付穴31に形成された雌ネジに螺合させることで、配線基板10は固定具20とともに筐体30に強固に固定される。固定具20がリベットで構成されていれば、固定具頭部21を筐体30の方向へ殴打若しくは強圧することで、固定具20は筐体30の取付穴31に圧入され、配線基板10は固定具20とともに筐体30に強固に固定される。
このとき、前述のように、主ランド半田層61の上面部と、第1の副ランド半田層62の上面部および第2の副ランド半田層63の上面部と、の間に形成された前述の寸法[H1-H2]の段差が形成されているので、主ランド半田層61が、固定具頭部座面211により押圧されて変形し、図3に示すように、固定具20の固定具頭部座面211が第1の副ランド半田層62と第2の副ランド半田層63に当接することになる。図3は、配線基板10が固定具20により筐体30に強固に固定された状態を示している。
固定具20の固定具頭部座面211が第1の副ランド半田層62と第2の副ランド半田層63に当接することで、第1の副ランド521と第2の副ランド522とが固定具頭部座面211により電気的に接続され、後述の固定具着座検出回路70により、配線基板10が固定具20により筐体30に強固に固定されたことを検出することができる。また、仮に、第1の副ランド半田層62と第2の副ランド半田層63とが電気的に導通していない状態であれば、主ランド半田層61は、固定具頭部座面211に十分な押圧力で接触できていない着座不十分の可能性があり、固定具着座検出回路70により配線基板10が固定具20により筐体30に強固に固定された状態ではないことを検出することができる。
ここで、主ランド半田層61の上面部と、第1の副ランド半田層62の上面部および第2の副ランド半田層63の上面部と、の間に形成された前述の段差の寸法[H1-H2]は、配線基板10を固定具20により筐体30に固定したときに、主ランド半田層61が固定具20により押圧されて変形し、固定具頭部座面211が第1の副ランド半田層62と第2の副ランド半田層63に当接することにより、配線基板10が固定具20により筐体30に強固に固定された、と判断できる程度の大きさの値に設定されている。
すなわち、固定具頭部座面211が、第1の副ランド半田層62と第2の副ランド半田層63とに当接し、これらが固定具20を介して互いに電気的に導通する状態であれば、第1の副ランド半田層62と第2の副ランド半田層63との上面部の高さ寸法より大きな高さ寸法で形成された主ランド半田層61は、十分な押圧力で固定具頭部座面211に接触していることになる。これに対して、第1の副ランド半田層62と、第2の副ランド半田層63と、が電気的に導通していない状態であれば、主ランド半田層61は、固定具頭部座面211に十分な押圧力で接触されていないことになる。
つぎに、固定具20の着座状態を検出する固定具着座検出回路について説明する。図4は、実施の形態1による電子制御装置における、固定具着座検出回路を示す回路図である。図4において、電源81は、配線基板10に搭載された電源であり、その負極側は、配線基板10のグランドネジP.Gに接続されるとともに、コンデンサ82と抵抗83との並列接続体を介して主ランド51に接続されている。
固定具着座検出回路70は、電子制御装置の内部又は外部に設けられ、電源供給部71と、電位検出部72と、により構成されている。電源供給部71は、第1の副ランド521と第2の副ランド522に対して電源を供給するものであり、抵抗73aと、抵抗73bと、により構成されている。電位検出部72は、第1の副ランド521と第2の副ランド522の電位を検出するものであり、抵抗74aと、抵抗74bと、抵抗76と、第1のコンパレータ75aと、第2のコンパレータ75bと、により構成されている。
抵抗73aの一端は、電源81の正極側に接続され、抵抗73aの他端は、第1のコンパレータ75aの反転入力端子に接続されるとともに、リード導体43を介して第1の副ランド521に接続されている。同様に、抵抗73bの一端は、電源81の正極側に接続され、抵抗73bの他端は、第2のコンパレータ75bの反転入力端子に接続されるとともに、リード導体44を介して第2の副ランド522に接続されている。主ランド51は、リード導体42と、ノード40と、リード導体41と、を介して(図1参照)、コンデンサ82と抵抗83との並列接続体の一端に接続されている。
主ランド51と、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、筐体30と、の間に鎖線で示すZは、固定具20の着座により電気的に接続される部位を示している。
電位検出部72を構成する抵抗74aと抵抗74bとの直列接続体は、電源81と並列に接続されている。抵抗74aと抵抗74bとの接続点は、第1のコンパレータ75aと、第2のコンパレータ75bの非反転入力端子と、にそれぞれ接続されている。第1のコンパレータ75aの出力端子と、第2のコンパレータ75bの出力端子と、は相互に接続されており、抵抗76を介して電源81の正極側に接続されている。
ここで、第1のコンパレータ75aと、第2のコンパレータ75bと、におけるそれぞれの非反転入力端子の電位VN[V]は、電源81の正極側の電位をV81[V]、抵抗74aの抵抗値をR74a[Ω]、抵抗74bの抵抗値をR74b[Ω]とすると、
[VN=(R74b)/(R74a+R74b)×V81]・・・・・・式(1)
となる。
なお、電位、電圧値の単位は[V]、抵抗値の単位は[Ω]、であるが、以下の説明では、これらの単位の記載は省略する。
図4において、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、がいずれも固定具20により主ランド51に電気的に接続されている場合は、第1の副ランド521と第2の副ランド522の電位、つまり、第1のコンパレータ75aの反転入力端子の電位VIaと、第2のコンパレータ75bの反転入力端子の電位VIbと、は同電位となり、抵抗83の抵抗値をR83、抵抗73aの抵抗値をR73a、抵抗73bの抵抗値をR73b、とおくと、
[VIa=VIb=(R83)/(R73a//R73b+R83)×V81]
・・・・・・式(2)
となる。
ただし、R73a//R73bは、[R73a×R73b/(R73a+R73b)]を表す。
ここで、第1のコンパレータ75aと第2のコンパレータ75bと、におけるそれぞれの非反転入力端子の電位VNが、第1のコンパレータ75aの反転入力端子の電位VIaおよび第2のコンパレータ75bの反転入力端子の電位VIbより高くなるように、抵抗74aの抵抗値R74aと抵抗74bの抵抗値R74bを設定しておくことで、第1のコンパレータ75aと第2のコンパレータ75bとの出力端子の電位VOは、電源81の正極側の電位V81に等しくなり、ハイレベル(High Level:以下、Hレベルと称する)を出力する。
これに対して、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、が導通していない場合には、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、のうちの少なくとも一方は、固定具20により主ランド51にも接続されていない状態であるため、第1のコンパレータ75aの反転入力端子の電位VIaと、第2のコンパレータ75bの反転入力端子の電位VIbと、のうちの主ランド51と接続されていない側の反転入力端子の電位は、電源81の正極側の電位V81となる。
したがって、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、が導通していない場合は、[VIa>VN]、又は[VIb>VN]、となることから、主ランド51と接続されていない側の副ランドに接続されているコンパレータの出力はローレベル(Low Level:以下、Lレベルと称する)となり、第1のコンパレータ75aと、第2のコンパレータ75bと、の共通の出力端子の電位VOは、Lレベルを出力することになる。
このように、固定具20が正常に着座している場合は、第1のコンパレータ75aと、第2のコンパレータ75bと、の共通の出力端子の電位VOは、電源81の正極側の電位V81に等しい値のHレベルとなり、固定具20が正常に着座していない場合は、第1のコンパレータ75aと、第2のコンパレータ75bと、の共通の出力端子の電位VOは、Lレベルとなる。
したがって、実施の形態1による電子制御装置によれば、固定具20が、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、の双方に着座している状態と、固定具20が、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、のうちの少なくとも一方に着座していない状態とでは、第1のコンパレータ75aと、第2のコンパレータ75bと、の共通の出力端子から異なるレベルの出力を得ることができるので、その出力レベルに基づいて、固定具20の着座状態、すなわち、配線基板10と筐体30との固定の状態、を検出することができる。
実施の形態2.
つぎに、実施の形態2による電子制御装置について説明する。実施の形態2による電子制御装置における、配線基板の構成は、図1、図2、および図3に示した実施の形態1の電子制御装置の場合の構成と同一であり、その詳細な説明は省略する。図5は、実施の形態2による電子制御装置における、固定具着座検出回路を示す回路図である。図5において、配線基板10のグランドネジP.Gと、フレームグランドとしての筐体30と、はコンデンサ82のみを介して互いに接続されている。配線基板10の主ランド51と第1の副ランド521と第2の副ランド522とは、実施の形態1の場合と同一の構成である。
電源81は、配線基板10に搭載された電源である。電源81の負極側は、配線基板10のグランドネジP.Gに接続されるとともに、コンデンサ82と、ノード40と、を介して主ランド51に接続されている。また、電源81の正極側は、図示していな別の回路に接続されている。固定具着座検出回路70は、電子制御装置の内部又は外部に設けられ、電源供給部71と電位検出部72とにより構成されている。
電源供給部71は、第1の副ランド521に対して電源を供給するものであり、抵抗73により構成されている。電位検出部72は、第1の副ランド521の電位を検出するものであり、抵抗74aと、抵抗74bと、抵抗76と、コンパレータ75と、電源79と、により構成されている。抵抗73の一端は、電源79の正極側に接続されており、抵抗73の他端は、コンパレータ75の反転入力端子に接続されるとともに、第1の副ランド521に接続されている。第2の副ランド522は、電源79の負極側に接続されている。
電位検出部72を構成する抵抗74aと、抵抗74bと、の直列体は、電源79と並列に接続されており、抵抗74aと、抵抗74bと、の接続点は、コンパレータ75の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ75の出力端子は、抵抗76を介し、電源79の正極側に接続されている。したがって、コンパレータ75の非反転入力端子の電位VNは、電源79の正極側の電位V79、抵抗74aの抵抗値をR74a、抵抗74bの抵抗値をR74b、とおくと、
[VN=(R74b)/(R74a+R74b)×V79]・・・・・式(3)
となる。
第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、がいずれも固定具頭部座面211により主ランド51に接続されている場合は、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、の電位、つまりコンパレータ75の反転入力端子の電位VIはLレベルとなる。したがって、コンパレータ75の出力端子の電位VOは、電源79の正極側の電位V79に等しいHレベルとなる。
一方、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、が導通していない場合は、コンパレータ75の反転入力端子の電位VIは、電源79の正極側の電位V79に等しくなり、[VI>VN]となることから、コンパレータ75の出力端子の電位VOは、Lレベルとなる。
したがって、実施の形態2による電子制御装置によれば、固定具20が、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、の双方に着座している状態と、固定具20が、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、のうちの少なくとも一方に着座していない状態とでは、コンパレータ75の出力端子から異なるレベルの出力を得ることができるので、その出力レベルに基づいて、固定具20の着座状態を検出することができる。
つぎに、実施の形態1、および実施の形態2による電子制御装置における、主ランドと副ランドの異なる態様について説明する。図6は、実施の形態1による電子制御装置における、配線基板の主ランドと副ランドの異なる形態の例を示す説明図であって、(A)、(B)、(C)、(D)、および(E)は、それぞれ異なる態様の主ランドと、副ランドと、を示している。
図6の(A)に示す主ランド51と、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、は前述の実施の形態1および実施の形態2で示したものと同一であり、その詳細は前述の通りである。
図6の(B)は、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、は主ランド51の周縁部に、周方向に角度180[°]の間隔を介して配置され、取付孔514の中心軸と直交する仮想直線に対して線対称の形状に形成されている。主ランド51は、取付孔514を挟んで直線的に切断された第1の切欠き部515と、第2の切欠き部516と、を有している。
第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、はそれぞれ弓月形に形成されており、主ランド51の第1の切欠き部515と、第2の切欠き部516と、にそれぞれ対応して配置されている。また、主ランド51と、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、は前述の固定具頭部座面211の着座エリアYに重なる位置に配置されている。主ランド51と、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、は相互に電気的に絶縁され、配線基板10に図1に示すように配線され、前述の実施の形態1又は実施の形態2と同様に、固定具着座検出回路70に接続される。
図6の(C)に示す態様では、主ランド51は四角形に形成され、隅部を切断した弓月形の第1の副ランド521と、隅部を切断した弓月形の第2の副ランド522と、隅部を切断した弓月形の第3の副ランド523と、隅部を切断した弓月形の第4の副ランド524と、が主ランド51の四辺に沿って配置されている。主ランド51の平面的な大きさは、固定具頭部21の着座エリアYの外周より小さく形成されている。第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、第3の副ランド523と、第4の副ランド524とは、固定具頭部座面211の着座エリアYに重なる位置に配置されている。
図6の(D)に示す変形例では、主ランド51は円環状に形成され、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、第3の副ランド523と、第4の副ランド524と、は円形に形成されている。第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、第3の副ランド523と、第4の副ランド524と、は主ランド51の周縁部に互いに90[°]の間隔で配置されている。第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、第3の副ランド523と、第4の副ランド524と、は固定具頭部座面211の着座エリアYに重なる位置に配置されている。
図6の(C)および図6の(D)に示す形態の場合も、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、第3の副ランド523と、第4の副ランド524と、は相互に電気的に絶縁され、配線基板10のリード導体により配線され、前述の実施の形態1又は実施の形態2と同様に、固定具着座検出回路に接続される。
図6の(E)に示す形態では、主ランド51は円環状に形成され、固定具頭部座面211の着座エリアYより小さな直径を有している。主ランド51と同心円に形成された円環を間隔を介して3分割した形状の、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、第3の副ランド523と、は主ランド51の外周部に間隔を介して、120[°]の間隔で配置されている。
また、第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、第3の副ランド523と、は固定具頭部座面211の着座エリアYに重なる位置に配置されている。なお、これらの副ランドの全てを着座エリアYの内側に配置してもよい。第1の副ランド521と、第2の副ランド522と、第3の副ランド523と、は相互に電気的に絶縁され、配線基板10のリード導体により配線され、前述の実施の形態1又は実施の形態2と同様に、固定具着座検出回路に接続される。
以上述べたように、主ランドと、副ランドと、は形状、配置等について様々な形態で実現可能であるが、何れの形態においても、配線基板10の貫通孔110にねじ等の固定具20を貫通させて、配線基板10を筐体30に固定したとき、主ランドおよび複数の副ランドは、固定具頭部座面211の着座エリアYと重なるため、複数の副ランドは固定具頭部座面211に当接することにより相互に導通する状態となる。また、何れの態様においても、主ランドの上面部には主ランド半田層が形成され、副ランドの上面部には、副ランド半田層が形成される。
本願は、様々な例示的な実施の形態が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
つぎに、本願に開示した電子制御装置の諸態様を以下に付記として記載する。
(付記1)
複数の電子部品を搭載する配線基板を、固定具により筐体に固定するようにした電子制御装置であって、
前記配線基板は、前記複数の電子部品を搭載する第1の基板面部と、前記第1の基板面部に対して表裏の関係をなす第2の基板面部と、を備え、前記第2の基板面部が前記筐体に対向するように前記固定具により前記筐体に固定され、
前記配線基板に設けられ、前記配線基板の前記第1の基板面部から突出する主ランド頭部を有する主ランドと、
前記配線基板に設けられ、前記主ランド頭部を挟んで前記主ランド頭部の周縁部に対して間隔を介して配置された複数の副ランドと、
を備え、
前記固定具は、前記主ランドに形成された取付孔を貫通して前記筐体に固定される固定具胴部と、前記固定具胴部に結合された固定具頭部と、を有し、
前記固定具頭部は、前記主ランド頭部と前記副ランドとに着座する固定具頭部座面を有し、
前記主ランドと前記複数の副ランドとは、互いに電気的に絶縁されて前記配線基板に設けられるとともに、前記電子制御装置の内部又は外部に設けられた前記着座を検出する固定具着座検出回路、にそれぞれ接続されるように構成されている、
ことを特徴とする電子制御装置。
(付記2)
前記主ランド頭部の上面部には、主ランド半田層が形成され、
前記複数の副ランドの上面部には、それぞれ副ランド半田層が形成され、
前記固定具頭部座面は、前記主ランド半田層を介して前記主ランド頭部に着座し、かつ前記副ランド半田層を介して前記複数の副ランドの少なくとも一部に着座する、ように形成されている、
ことを特徴とする付記1に記載の電子制御装置。
(付記3)
前記第1の基板面部から前記主ランド半田層の表面部までの高さ寸法は、前記第1の基板面部から前記副ランド半田層の表面部までの高さ寸法よりも大きく形成されている、
ことを特徴とする付記2に記載の電子制御装置。
(付記4)
前記複数の副ランドは、互いに電気的に絶縁された第1の副ランドと第2の副ランドにより構成されている、
ことを特徴とする付記1から3のうちの何れか一つの付記に記載の電子制御装置。
(付記5)
前記複数の副ランドは、互いに電気的に絶縁された少なくとも3つの副ランドにより構成されている、
ことを特徴とする付記1から3のうちの何れか一つの付記に記載の電子制御装置。
(付記6)
前記固定具着座検出回路は、
前記複数の副ランドのうちの一つの副ランドの電位に基づいて、出力が変化する第1のコンパレータと、
前記複数の副ランドのうちの前記一つの副ランドとは異なる副ランドの電位に基づいて、出力が変化する第2のコンパレータと、
を備え、
前記第1のコンパレータの出力と、前記第2のコンパレータの出力と、に基づいて前記固定具頭部座面の前記着座を検出するように構成されている、
ことを特徴とする付記1から5のうちの何れか一つの付記に記載の電子制御装置。
(付記7)
前記主ランドは、抵抗とコンデンサとの並列回路を介して電源の負極側に接続され、
前記第1のコンパレータの反転入力端子は、前記一つの副ランドと前記電源の正極側との接続点に接続され、
前記第2のコンパレータの反転入力端子は、前記異なる副ランドと前記電源の正極側との接続点に接続され、
前記第1のコンパレータの非反転有力端子と前記第2のコンパレータの非反転入力端子は、前記電源の正極側に抵抗を介して接続されている、
ことを特徴とする付記6に記載の電子制御装置。
(付記8)
前記固定具着座検出回路は、
前記複数の副ランドのうちの一つの副ランドの電位に基づいて、出力が変化するコンパレータを備え、
前記コンパレータの出力に基づいて、前記固定具頭部座面の前記着座の状態を検出するように構成されている、
ことを特徴とする付記1から5のうちの何れか一つの付記に記載の電子制御装置。
(付記9)
前記主ランドは、コンデンサを介して電源の負極側に接続され、
前記コンパレータの反転入力端子は、前記一つの副ランドに接続され、
前記コンパレータの非反転有力端子は、前記電源とは異なる電源の正極側に抵抗を介して接続されている、
ことを特徴とする付記8に記載の電子制御装置。
10 配線基板、101 第1の基板面部、102 第2の基板面部、110 貫通孔、20 固定具、21 固定具頭部、22 固定具胴部、211 固定具頭部座面、
30 筐体、31 取付穴、40 ノード、41、42、43、44 リード導体、51 主ランド、511 主ランド嵌入部、512 主ランド頭部、513 主ランド基部、
514 取付孔、515 第1の切欠き部、516 第2の切欠き部、
521 第1の副ランド、522 第2の副ランド、523 第3の副ランド、
524 第4の副ランド、61 主ランド半田層、62 第1の副ランド半田層、
63 第2の副ランド半田層、70 固定具着座検出回路、71 電源供給部、
72 電位検出部、73、73a、73b、74a、74b、76、83 抵抗、
75a 第1のコンパレータ、75b 第2のコンパレータ、79、81 電源、
82 コンデンサ、X 中心軸、Y 着座エリア

Claims (17)

  1. 複数の電子部品を搭載する配線基板を、固定具により筐体に固定するようにした電子制御装置であって、
    前記配線基板は、前記複数の電子部品を搭載する第1の基板面部と、前記第1の基板面部に対して表裏の関係をなす第2の基板面部と、を備え、前記第2の基板面部が前記筐体に対向するように前記固定具により前記筐体に固定され、
    前記配線基板に設けられ、前記配線基板の前記第1の基板面部から突出する主ランド頭部を有する主ランドと、
    前記配線基板に設けられ、前記主ランド頭部を挟んで前記主ランド頭部の周縁部に対して間隔を介して配置された複数の副ランドと、
    を備え、
    前記固定具は、前記主ランドに形成された取付孔を貫通して前記筐体に固定される固定具胴部と、前記固定具胴部に結合された固定具頭部と、を有し、
    前記固定具頭部は、前記主ランド頭部と前記副ランドとに着座する固定具頭部座面を有し、
    前記主ランドと前記複数の副ランドとは、互いに電気的に絶縁されて前記配線基板に設けられるとともに、前記電子制御装置の内部又は外部に設けられた前記着座を検出する固定具着座検出回路、にそれぞれ接続されるように構成されている、
    ことを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記主ランド頭部の上面部には、主ランド半田層が形成され、
    前記複数の副ランドの上面部には、それぞれ副ランド半田層が形成され、
    前記固定具頭部座面は、前記主ランド半田層を介して前記主ランド頭部に着座し、かつ前記副ランド半田層を介して前記複数の副ランドの少なくとも一部に着座する、ように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記第1の基板面部から前記主ランド半田層の表面部までの高さ寸法は、前記第1の基板面部から前記副ランド半田層の表面部までの高さ寸法よりも大きく形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記複数の副ランドは、互いに電気的に絶縁された第1の副ランドと第2の副ランドにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の電子制御装置。
  5. 前記複数の副ランドは、互いに電気的に絶縁された少なくとも3つの副ランドにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の電子制御装置。
  6. 前記固定具着座検出回路は、
    前記複数の副ランドのうちの一つの副ランドの電位に基づいて、出力が変化する第1のコンパレータと、
    前記複数の副ランドのうちの前記一つの副ランドとは異なる副ランドの電位に基づいて、出力が変化する第2のコンパレータと、
    を備え、
    前記第1のコンパレータの出力と、前記第2のコンパレータの出力と、に基づいて前記固定具頭部座面の前記着座を検出するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の電子制御装置。
  7. 前記固定具着座検出回路は、
    前記複数の副ランドのうちの一つの副ランドの電位に基づいて、出力が変化する第1のコンパレータと、
    前記複数の副ランドのうちの前記一つの副ランドとは異なる副ランドの電位に基づいて、出力が変化する第2のコンパレータと、
    を備え、
    前記第1のコンパレータの出力と、前記第2のコンパレータの出力と、に基づいて前記固定具頭部座面の前記着座を検出するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子制御装置。
  8. 前記固定具着座検出回路は、
    前記複数の副ランドのうちの一つの副ランドの電位に基づいて、出力が変化する第1のコンパレータと、
    前記複数の副ランドのうちの前記一つの副ランドとは異なる副ランドの電位に基づいて、出力が変化する第2のコンパレータと、
    を備え、
    前記第1のコンパレータの出力と、前記第2のコンパレータの出力と、に基づいて前記固定具頭部座面の前記着座を検出するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子制御装置。
  9. 前記主ランドは、抵抗とコンデンサとの並列回路を介して電源の負極側に接続され、
    前記第1のコンパレータの反転入力端子は、前記一つの副ランドと前記電源の正極側との接続点に接続され、
    前記第2のコンパレータの反転入力端子は、前記異なる副ランドと前記電源の正極側との接続点に接続され、
    前記第1のコンパレータの非反転有力端子と前記第2のコンパレータの非反転入力端子は、前記電源の正極側に抵抗を介して接続されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子制御装置。
  10. 前記主ランドは、抵抗とコンデンサとの並列回路を介して電源の負極側に接続され、
    前記第1のコンパレータの反転入力端子は、前記一つの副ランドと前記電源の正極側との接続点に接続され、
    前記第2のコンパレータの反転入力端子は、前記異なる副ランドと前記電源の正極側との接続点に接続され、
    前記第1のコンパレータの非反転有力端子と前記第2のコンパレータの非反転入力端子は、前記電源の正極側に抵抗を介して接続されている、
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子制御装置。
  11. 前記主ランドは、抵抗とコンデンサとの並列回路を介して電源の負極側に接続され、
    前記第1のコンパレータの反転入力端子は、前記一つの副ランドと前記電源の正極側との接続点に接続され、
    前記第2のコンパレータの反転入力端子は、前記異なる副ランドと前記電源の正極側との接続点に接続され、
    前記第1のコンパレータの非反転有力端子と前記第2のコンパレータの非反転入力端子は、前記電源の正極側に抵抗を介して接続されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子制御装置。
  12. 前記固定具着座検出回路は、
    前記複数の副ランドのうちの一つの副ランドの電位に基づいて、出力が変化するコンパレータを備え、
    前記コンパレータの出力に基づいて、前記固定具頭部座面の前記着座の状態を検出するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の電子制御装置。
  13. 前記固定具着座検出回路は、
    前記複数の副ランドのうちの一つの副ランドの電位に基づいて、出力が変化するコンパレータを備え、
    前記コンパレータの出力に基づいて、前記固定具頭部座面の前記着座の状態を検出するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子制御装置。
  14. 前記固定具着座検出回路は、
    前記複数の副ランドのうちの一つの副ランドの電位に基づいて、出力が変化するコンパレータを備え、
    前記コンパレータの出力に基づいて、前記固定具頭部座面の前記着座の状態を検出するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子制御装置。
  15. 前記主ランドは、コンデンサを介して電源の負極側に接続され、
    前記コンパレータの反転入力端子は、前記一つの副ランドに接続され、
    前記コンパレータの非反転有力端子は、前記電源とは異なる電源の正極側に抵抗を介して接続されている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の電子制御装置。
  16. 前記主ランドは、コンデンサを介して電源の負極側に接続され、
    前記コンパレータの反転入力端子は、前記一つの副ランドに接続され、
    前記コンパレータの非反転有力端子は、前記電源とは異なる電源の正極側に抵抗を介して接続されている、
    ことを特徴とする請求項13に記載の電子制御装置。
  17. 前記主ランドは、コンデンサを介して電源の負極側に接続され、
    前記コンパレータの反転入力端子は、前記一つの副ランドに接続され、
    前記コンパレータの非反転有力端子は、前記電源とは異なる電源の正極側に抵抗を介して接続されている、
    ことを特徴とする請求項14に記載の電子制御装置。
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