JP2023159427A - 受信方法及び受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きな干渉が存在する環境でも通信が可能とする。【解決手段】送信機から2以上の整数であるn回送信される無線信号を受信機が受信する受信方法であって、前記受信機は、前記n回送信された無線信号に対応し受信したnセットの信号の復調処理を実行する復調器と、前記復調されたnセットの復調結果をまとめて復号処理を実行する復号器と、前記復調器による復調結果の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバと、前記復号器による復号結果の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバとを有し、前記受信方法は、前記復号器よる復号結果が前記復調器に入力されるためにnセットに複製された後に、当該複製されたnセットの信号の各々から前記復調器によるnセットの復調結果、又は、前記デインタリーブ処理された前記復調器によるnセットの復調結果の各々を減じることを特徴とする。【選択図】図6
Description
本発明は、無線信号を受信する受信機に関し、特に干渉影響下における受信処理に関する。
他の無線局等からの干渉の影響を抑えて受信品質を向上させる技術として、干渉キャンセラが知られている。特許文献1には、OFDM信号伝送システムにおいて、OFDM信号送信装置は、データ信号中に一定区間ごとに無信号と既知パタンからなるトレーニング信号を挿入し、OFDM信号受信装置は、2本の受信アンテナで受信した受信信号中に含まれるトレーニング信号を用いて、受信信号中の干渉信号を抑圧するための干渉キャンセラ制御信号を生成し、干渉キャンセラ制御信号に基づいて受信信号中の干渉信号を抑圧し、その出力に対してトレーニング信号に基づいて伝送路補正を行うOFDM信号伝送方法が記載されている(要約参照)。
また、受信機の耐雑音能力を向上させることで、他システムからの干渉に対する耐性を向上させることも可能である。非特許文献1には、畳み込み符号化された信号を差動変調して送出された信号の受信において、差動復調処理と畳み込み符号化に対応する復号処理の間での繰り返し処理によって耐雑音性能を向上させる技術が記載されている。
P. Hoeher and J. Lodge, "Turbo DPSK":Iterative Differential PSK Demodulation and Channel Decoding, IEEE Transactions on Communications, Vol. 47, No. 6, pp.837-843, June 1999
同じデータを複数回送信して受信側での復調成功の可能性を高めて、受信機の対雑音能力を向上させる技術があるが、非特許文献1は、このような同じデータを複数回送信するシステムへの適用は考慮されていない。そこで、本願に開示された発明は、同じデータを複数回送信するシステムに非特許文献1に記載された技術を適用して、耐雑音能力を向上し、耐干渉性を向上することを第一の目的とする。
また、特許文献1に記載の技術においては、干渉抑圧の前にOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)信号を復調するためのFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)を行っており、既知のパタンからなるプリアンブルを用いてFFTのタイミング(OFDMシンボルの境界)を同定する必要がある。しかし、プリアンブルが強い干渉を受けている状況では、プリアンブルの捕捉が困難になる。そこで、本願に開示された発明は、プリアンブル、及びデータ部分の双方の耐干渉性を向上することを第二の目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、送信機から2以上の整数であるn回送信される無線信号を受信機が受信する受信方法であって、前記受信機は、前記n回送信された無線信号に対応し受信したnセットの信号の復調処理を実行する復調器と、前記復調されたnセットの復調結果をまとめて復号処理を実行する復号器と、前記復調器による復調結果の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバと、前記復号器による復号結果の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバとを有し、前記受信方法は、前記復号器よる復号結果が前記復調器に入力されるためにnセットに複製された後に、当該複製されたnセットの信号の各々から前記復調器によるnセットの復調結果、又は、前記デインタリーブ処理された前記復調器によるnセットの復調結果の各々を減じることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、大きな干渉が存在する環境でも通信が可能となる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
<実施例1>
図1に本発明の第一の実施例の干渉抑圧方法を示す。本発明ではタイムスロットに同期して通信を行うことを前提とする。例えば、図1の下側に示すように、規定のタイムスロットに従って送信106と受信107とが交互に繰り返される。受信機は、受信タイムスロットにおいて、プリアンブルが始まる直前の無信号区間100の干渉を測定する。プリアンブル用干渉抑圧係数計算部104が測定された干渉を用いて計算した干渉抑圧係数に従って、プリアンブル区間101の干渉を抑圧する。プリアンブル区間101に続いて送信されるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)データ信号102においては、複数の無信号シンボル103を配置する。この方法は、例えば特許文献2に開示されている。次に、該無信号シンボル103を用いて干渉を測定する。そして、OFDMデータ信号102において測定された干渉を用いてデータ信号用干渉抑圧係数計算部105が計算した干渉抑圧係数に従って、OFDMデータ信号102の干渉を抑圧する。
図1に本発明の第一の実施例の干渉抑圧方法を示す。本発明ではタイムスロットに同期して通信を行うことを前提とする。例えば、図1の下側に示すように、規定のタイムスロットに従って送信106と受信107とが交互に繰り返される。受信機は、受信タイムスロットにおいて、プリアンブルが始まる直前の無信号区間100の干渉を測定する。プリアンブル用干渉抑圧係数計算部104が測定された干渉を用いて計算した干渉抑圧係数に従って、プリアンブル区間101の干渉を抑圧する。プリアンブル区間101に続いて送信されるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)データ信号102においては、複数の無信号シンボル103を配置する。この方法は、例えば特許文献2に開示されている。次に、該無信号シンボル103を用いて干渉を測定する。そして、OFDMデータ信号102において測定された干渉を用いてデータ信号用干渉抑圧係数計算部105が計算した干渉抑圧係数に従って、OFDMデータ信号102の干渉を抑圧する。
図2に第一の実施例の受信機の構成を示す。図2において、RF(Radio Frequency)回路など無線通信機に一般的な構成要素であって本願発明に関連の少ないものは省略されている。アンテナ201及び202は、送信機から送信された同じ信号を受信する。特に、本発明の実施例では、送信機は同じ信号を複数回送信する。また、受信機は伝搬経路が異なる信号を複数のアンテナで受信する。図1の無信号区間100において、アンテナ201及び202で受信した信号は、オーバラップFFT(Fast Fourier Transform:高速
フーリエ変換)203及び204で、それぞれ周波数領域の信号に変換される。
フーリエ変換)203及び204で、それぞれ周波数領域の信号に変換される。
図4を参照してオーバラップFFT203及び204の動作を説明する。入力信号(Input Signal)は予め定められたサンプル区間ごとに区切られる。例えば、図4ではN/2サンプルの区間で区切られている。二つのN/2サンプル区間を合わせてNサンプルの区間とし、これに第一の窓関数を乗じてFFT(Fast Fourier Transform)演算を行う。この際、次のNサンプルは、N/2サンプル後方の信号を用いて、直前のNサンプルとN/2サンプル重複させる。次のNサンプルにも同様にFFT演算を行い、周波数領域の信号に変換する。同様にN/2サンプルずつずらしながら順次窓関数処理及びFFT演算を行う。オーバラップFFT203及び204によって周波数領域の信号に変換された信号は、アンテナ選択部205に入力される。
アンテナ選択部205は、例えば図5に示すように構成される。電力比較部500が複数(図では二つ)のアンテナからの信号電力を比較し、平均電力が大きな方を上側から、小さな方を下側から出力するように、セレクタ501及び502が信号を選択する。
その後、位相計算部206が、アンテナ選択部205から出力された上側(平均電力の大きな方)の信号の位相を計算する。そして、位相回転演算部207及び208が、アンテナ選択部205から出力された信号の位相を、位相計算部206で計算された位相の逆方向に回転する。位相が回転された信号は、平均演算部209及び210によって複数の近傍周波数及び複数のオーバラップFFT区間に渡って平均され、プリアンブル区間101に渡って平均値を保持する。保持された平均値は、プリアンブル区間101において乗算器211及び212によって、それぞれアンテナ選択部205の異なる出力と乗算され、加算器213を用いて一方から他方を減算する。
このように、オーバラップFFT203及び204から加算器213までの構成によってプリアンブル信号から干渉を除去する第一の干渉抑圧部231が構成され、干渉が除去された周波数領域のプリアンブル信号が得られる。干渉が除去された周波数領域のプリアンブル信号は、オーバラップIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)214にて時間領域の信号に変換される。図4を参照して、オーバラップIFFTの動作を説明する。干渉が除去された周波数領域のプリアンブル信号は、NサンプルずつIFFT演算を行い、Nサンプルの干渉が除去された時間領域のプリアンブル信号に変換される。Nサンプルの干渉が除去された時間領域のプリアンブル信号は、第二の窓関数を乗じてNサンプルの出力を得る。該Nサンプルの出力は、順次、次のNサンプルの出力とN/2サンプルずつずらしながら加算され、干渉が除去された時間領域の連続信号を得る。第一の窓関数と第二の窓関数は、それぞれ、Nサンプルの開始時及び終了時に小さな値を持ち、中心部分で大きな値を持つ関数であり、第一の窓関数と第二の窓関数の積をN/2サンプルずつずらしながら順次加算すると一定値となる関数である。例えば、第一の窓関数と第二の窓関数としてsin((i/N)*π)(i=0~N-1)を採用すると、第一の窓関数と第二の窓関数の積はsin2((i/N)*π)=(1-cos(2*(i/N)*π))/2 となり、これをN/2サンプルずつずらしながら加算すると1となり、前記の条件を満たしていることが分かる。
そして、プリアンブル捕捉部215が、オーバラップIFFT214から出力された干渉が除去された連続時間領域のプリアンブル信号のプリアンブルを検出する。プリアンブル捕捉部215は、整合フィルタ(Matched Filter)を用いた相互相関演算によって構成したり、同一パタンの繰り返しを含むプリアンブル信号の場合は自己相関演算によって構成する従来の方法を採用できる。前記プリアンブル捕捉部215で検出されたプリアンブルのタイミングに基づいて、FFT演算部216及び217は、それぞれアンテナ201及び202で受信されたOFDMデータ信号のFFT演算を行う。
データ信号用干渉抑圧係数計算部105は、FFT演算結果を用いて干渉抑圧係数を計算する。計算された干渉抑圧係数は、干渉抑圧重み適用部218にて前記FFT演算結果と演算され、干渉が抑圧されて出力される。データ信号用干渉抑圧係数計算部105及び干渉抑圧重み適用部218によってデータ信号から干渉を除去する第二の干渉抑圧部232が構成される。データ信号用干渉抑圧係数計算部105は、例えば、図3のように構成できる。信号分離部300は、FFT演算部216及び217の出力から、データ信号を含まないシンボル(図3中Null)、基準シンボル(図3中Reference)、データシンボル(図3中Data)にそれぞれ分離する。データ信号を含まないシンボルは、干渉伝搬路推定部301にて干渉を測定する。第一の干渉抑圧部302は、測定された干渉に基づいて、データ信号を含まないシンボルに対して干渉抑圧を行う。ここでの干渉抑圧のための演算は、プリアンブル用干渉抑圧係数計算部104における干渉抑圧係数計算方法、及び乗算器211、212や加算器213における干渉除去演算と同じ演算を採用できる。データ信号を含まないシンボルでは干渉と雑音のみが受信されるので、干渉抑圧演算の結果、雑音のみが残る。従って、干渉抑圧演算後の電力を測定することによって、雑音電力を推定できる。雑音レベル推定部304にて雑音レベルが推定できる。
また同様に、基準シンボルに対して第一の干渉抑圧部303にて干渉抑圧演算を行う。この際、基準シンボルは、データ信号を含まないシンボルと時間及び周波数の少なくとも一つが異なるので、干渉伝搬路推定部301にて移動平均演算などによる補間によりデータ信号を含まないシンボル以外のシンボルにおける干渉伝搬路を推定しておくことが必要となる。信号分離部300から出力された基準シンボル及び干渉抑圧処理された基準シンボルの少なくとも一つを使って、信号伝搬路推定部305が信号の伝搬路を推定する。例えば、受信信号の干渉が小さい場合には信号分離部300から出力された基準シンボルを用いて、受信信号の干渉が大きい場合には干渉抑圧処理された基準シンボルを用いて推定するとよい。また、受信信号の干渉の大きさによって、信号分離部300から出力された基準シンボルの重み付け係数と干渉抑圧処理された基準シンボルの重み付け係数とを変えて、伝搬路を推定するとよい。
なお、干渉伝搬路推定部301の出力I、雑音レベル推定部304の出力N、及び信号伝搬路推定部305の出力Sは、時間及び周波数方向に補間されて出力される。これらの出力I、N、Sは、干渉抑圧係数として干渉抑圧重み適用部218(306、307)にて、データ信号を含まないシンボル、基準シンボル、及びデータシンボルについて干渉を抑圧する。干渉抑圧重み適用部306及び307が実行する演算は、望ましくはMMSE(Minimum Mean Square Error)処理である。この処理は、例えば、信号伝搬路推定結果をSn1,Sn2とし、干渉伝搬路測定結果をΓn1,Γn2とし、雑音レベル推定結果をσ2とした場合、数式(1)及び数式(2)を用いて計算される干渉抑圧係数Wnを乗ずることで実現できる。
データ信号を含まないシンボルの干渉抑圧結果は、雑音レベル推定部308に入力され、雑音レベル推定部308で第二の雑音レベル推定結果を得る。また、基準シンボル、及びデータシンボルの干渉抑圧結果は、前記第二の雑音レベル推定結果と共に復調器220に入力され、復調器220で復調処理が実行される。復調器220から出力された復調結果は、復号器221に入力され復号処理が実行される。
第一の実施例では、耐雑音能力を向上させることによって干渉の影響を軽減する復調・復号方法を提供する。第一の実施例では、データ伝送の信頼性を向上させるために同一データを複数回送信する送信方法を前提とする。また、第一の実施例では送信信号は差動変調されている。
図6に復調・復号部219の構成を示す。本実施例では、送信機はn回同じ信号を送信するものとする。第一の実施例の受信機において、受信信号1~nは、それぞれメモリ600-1~nに格納される。差動信号復調部601-1~nは、格納された受信信号1~nを復調し、nセットの第一のLLR(Log Likelihood Ratio:対数尤度比)を出力する。なお、図6において、第一のLLRに対応する信号線に符号(1)を付し、以下同様に第八のLLR(8)まで符号を付した。差動信号復調部601-1~nとしては、例えば特許文献3に記載された復調器を採用できる。また、その他の復調器として、最尤系列推定(MLSE:Maximum Likelihood Sequence Estimation)方式の復調器を採用してもよい。より一般的には、周辺の2を越える数の受信シンボルを参照して復調結果を出力する復調器を採用することができる。
nセットの第一のLLRには、それぞれデインタリーバ603-1~nにて送信側で採用したインタリーブに対応して符号の順序を入れ替えるデインタリーブが行われ、nセットの第二のLLRが出力される。そして、加算器604は、このnセットの第二のLLRを加算し、第三のLLRを出力する。その後、復号器221は、第三のLLRを復号し、事後LLR(第四のLLR:a posteriori LLR)を出力する。復号器221としては、LLRを入力とし、事後LLRを出力するSISO(Soft Input Soft Output)復号器を採用できる。これは例えば、BCJRアルゴリズムを適用した復号器である。
この第四のLLRはnセットに複製され、加算器606-1~nが第二のLLRを減算し、nセットの第五のLLRを出力する。nセットの第五のLLRには、それぞれインタリーバ607-1~nにて送信側で採用したインタリーブと同じに符号の順序を入れ替えるインタリーブが行われ、nセットの第六のLLRが出力される。差動信号復調部601-1~nは、入力されたnセットの第六のLLRを、事前LLR(a priori LLR)として使用して、メモリ600-1~nに格納された受信信号1~nを再度復調し、nセットの第七のLLRを出力する。
加算器602-1~nは、nセットの第七のLLRからnセットの第六のLLRをそれぞれ減算し、nセットの第八のLLRを出力する。nセットの第八のLLRには、再びデインタリーバ603-1~nにてデインタリーブが行われ、更新された第二のLLRを出力する。
以降、前述した処理を繰り返すことによって、第二から第八のLLRを順次更新する。所定の回数だけ繰り返した後、復号器221から出力される軟判定復号結果を硬判定し、復号結果を得る。
本実施例において、復号器221から出力される事後LLR(第四のLLR:a posteriori LLR)がn個全ての差動信号復調部601-1~nから得られる当該データビットのLLR及びその前後のビットのLLRを全て含んでいる。このため、加算器606-1~nにおける減算処理では、当該差動信号復調部601-1~nから与えられるLLRの影響を含む第二のLLRを第四のLLRから減じることによって、外部LLR(Extrinsic LLR)を計算している。これにより、当該差動信号復調部601-1~nに与えられる事前LLR(第六のLLR:a priori LLR)に、自身が出力した当該ビットのLLRを含まず、他の差動信号復調部601-1~nが出力した当該ビットのLLR及び自身が出力した他のビットのLLRが含まれる事前LLRを計算できる。
同様に、差動信号復調処理の結果である第七のLLRが当該ビット及び前後のビットの事前LLR(第六のLLR:a priori LLR)の影響を含んでいる。このため、加算器602-1~nにおける減算処理は、当該ビットの事前LLR(第六のLLR:a priori LLR)を第七のLLRから減じることにより、外部LLR(Extrinsic LLR)を計算している。
また、図6では差動信号復調部601-1~nを並列に記載したが、一つの差動信号復調部をn回使用してnセットの復調処理を実行してもよい。
以上に説明したように、第一の実施例によると、プリアンブル信号101とOFDM変調されたデータ信号102とからなる信号を用いて通信を行う無線通信機において、複数のアンテナを用いて信号を受信し、プリアンブル開始前の無信号区間100において測定した干渉に基づいて干渉を抑圧し、さらに、干渉抑圧後のプリアンブル(同期信号)を用いてタイミング同期を行い、タイミング同期後はOFDM信号内(データ部分102)に配置された無信号部分103を用いて測定した干渉に基づいて干渉を抑圧する。このため、大きな干渉が存在する環境でも通信が可能となる。特に、信号より大きな干渉が存在する環境でも通信が可能となる。
第一の実施例の復調・復号部219によれば、同一のデータを複数回送信する通信方法において、繰り返し復調・復号による特性改善及び複数データの合成による特性改善の双方を享受でき、耐雑音性能を向上した復調・復号が可能となる。例えば、繰り返し復調・復号がない比較例(図9参照)と比べて、パケット誤り率(PER)が10-2において耐干渉性能が6dB改善する。すなわち、約4倍の電力の干渉に耐えられる。
また、送信機から送信される同じデータの数(連送合成数)を5にした場合、非特許文献1の図3に記載された構成より耐干渉性能が12dB改善する。すなわち、約16倍の電力の干渉に耐えられる。
<実施例2>
次に、本発明の第二の実施例を説明する。第二の実施例では主に第一の実施例との差異を説明し、第一の実施例と同じ機能及び処理には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
次に、本発明の第二の実施例を説明する。第二の実施例では主に第一の実施例との差異を説明し、第一の実施例と同じ機能及び処理には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
図7に本発明の第二の実施例の復調・復号部219の構成を示す。第二の実施例は、加算器606-1~nの位置が第一の実施例と異なる。第一の実施例の復調・復号部219ではインタリーブ(607-1~n)の前に第二のLLRを減算(606-1~n)しているが、第二の実施例ではインタリーブ(607-1~n)の後に第十一または第十八のLLRを減算(606-1~n)している。第二の実施例の復調・復号部219の動作は処理の順番が違うことを除き、第一の実施例と同じである。
第二の実施例の復調・復号部219によれば、第一の実施例と異なる構成にて等価な復調・復号処理を実行できる。
<実施例3>
次に、本発明の第三の実施例を説明する。第三の実施例では主に第一の実施例との差異を説明し、第一の実施例と同じ機能及び処理には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
次に、本発明の第三の実施例を説明する。第三の実施例では主に第一の実施例との差異を説明し、第一の実施例と同じ機能及び処理には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
図8に本発明の第三の実施例を示す。第三の実施例の構成は複数回送信される信号のインタリーブが同一である場合に採用でき、各信号のデインタリーバ及びインタリーバを共通化するので、第一及び第二の実施例より回路規模を削減できる。なお、図8において、第二十一のLLRに対応する信号線に符号(21)を付し、以下同様に第二十八のLLR(28)まで符号を付した。
第三の実施例において、メモリ600-1~n及び差動信号復調部601-1~nの動作は、第一の実施例と同じである。加算器604は、差動信号復調部601-1~nから出力されたnセットの第二十一のLLRを加算し、第二十二のLLRを出力する。デインタリーバ603は、第二十二のLLRにデインタリーブを行い、第二十三のLLRを出力する。復号器221は、第二十三のLLRを復号し、事後LLR(第二十四のLLR:a posteriori LLR)を出力する。
インタリーバ607は、第二十四のLLRにインタリーブを行い、第二十五のLLRを出力する。第二十五のLLRはnセットに複製される。加算器606-1~nのそれぞれは、複製された第二十五のLLRから第二十一のLLRを減算し、第二十六のLLRを出力する。差動信号復調部601-1~nは、第二十六のLLRを事前LLR(a priori LLR)として使用して、メモリ600-1~nに格納された受信信号1~nを再度復調し、nセットの第二十七のLLRを出力する。
加算器602-1~nは、nセットの第二十七のLLRからnセットの第二十六のLLRをそれぞれ減算し、nセットの第二十八のLLRを出力する。nセットの第二十八のLLRは再び加算器604で加算され、更新された第二十二のLLRを出力する。
以降、前述した処理を繰り返すことによって、第二十二から第二十八のLLRを順次更新する。なお、二回目以降の繰り返しにおいては、加算器606-1~nは第二十一のLLRに代えて第二十八のLLRを減算する。所定の回数だけ繰り返した後、復号器221から出力される軟判定復号結果を硬判定し、復号結果を得る。
第三の実施例の復調・復号部219によれば、第一及び第二の実施例より少ない回路規模で、同等の耐雑音特性を実現できる。
以上に説明したように、本発明の実施例の受信機は、送信機から複数回送信された無線信号を受信するものであって、無線信号を受信するアンテナ(例えば、複数のアンテナ201、202)と、複数のアンテナ201、202で受信した信号の各々を復調する複数の復調器601と、複数の復調器601で復調された信号を復号する復号器221と、復調器220の出力の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバ603と、復号器221の出力の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバ607と、復号器221の出力が複数の復調器601の各々へ入力されるために複製された後に、復調器601の出力又はデインタリーブ処理された復調器601の出力を減じる複数の第一の加算器606とを備えるので、耐干渉性能が向上し、大きな干
渉が存在する環境でも通信が可能となる。
渉が存在する環境でも通信が可能となる。
また、復号器221の出力は、インタリーブ処理されて復調器601に入力され、復調器601は、インタリーブ処理された復号器の出力を用いて復調処理を実行し、復調器601の出力は、デインタリーブ処理されて復号器221に入力され、復調器601と復号器221との間のループを所定回数繰り返して、復調及び復号処理を実行するので、耐干渉性能が向上し、大きな干渉が存在する環境でも通信が可能となる。
また、復調器601は、周辺の2を越える数の受信シンボルを参照して復調結果を出力するので、最も尤もらしい推定量である復調結果を得ることができる。
また、複数の復調器601の各々は、復調処理の結果として第一のLLR(1)を出力し、複数のデインタリーバ603の各々は、第一のLLRにデインタリーブ処理を行って、第二のLLR(2)を出力し、復号器221は、複数の第二のLLRを合成した第三のLLR(3)を用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号結果から事後LLRである第四のLLR(4)を出力し、第四のLLRは複数の復調器の数に分配され、第一の加算器606は、分配された第四のLLRから第二のLLRを減算して、第五のLLR(5)を出力し、インタリーバ607は、第五のLLRにインタリーブ処理を行って、第六のLLR(6)を出力し、復調器601は、第六のLLRを事前LLRとして使用して復調処理を再度行って、第七のLLR(7)を出力し、第二の加算器602は、第七のLLRから第六のLLRを減じて、第八のLLR(8)を出力し、複数のデインタリーバ603の各々は、第八のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、第二のLLR(2)を出力し、第二のLLRから第八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、復号器221は、所定回数の繰り返し後に、軟判定復号結果を硬判定して復号結果を出力するので、耐干渉性能が向上し、大きな干渉が存在する環境でも通信が可能となる。
また、複数の復調器601の各々は、復調処理の結果として第十一のLLR(11)を出力し、複数のデインタリーバ603の各々は、第十一のLLRにデインタリーブ処理を行って、第十二のLLR(12)を出力し、復号器221は、複数の第十二のLLRを合成した第十三のLLR(13)を用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号結果から事後LLRである第十四のLLR(14)を出力し、第十四のLLRは複数の復調器の数に分配され、インタリーバ607は、分配された第十四のLLRにインタリーブ処理を行って、第十五のLLR(15)を出力し、第一の加算器606は、第十五のLLRから第十一のLLRを減算して、第十六のLLR(16)を出力し、復調器601は、第十六のLLRを事前LLRとして使用して復調処理を再度行って、第十七のLLR(17)を出力し、第二の加算器602は、第十七のLLRから第十六のLLRを減じて、第十八のLLR(18)を出力し、複数のデインタリーバ603の各々は、第十八のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、第十二のLLR(12)を出力し、第十二のLLRから第十八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、復号器221は、所定回数の繰り返し後に、軟判定復号結果を硬判定して復号結果を出力するので、耐干渉性能が向上し、大きな干渉が存在する環境でも通信が可能となる。
また、複数の復調器601の各々は、復調処理の結果として第二十一のLLR(21)を出力し、デインタリーバ603は、複数の第二十一のLLRを合成した第二十二のLLR(22)にデインタリーブ処理を行って、第二十三のLLR(23)を出力し、復号器221は、第二十三のLLRを用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号結果から事後LLRである第二十四のLLR(24)を出力し、インタリーバ607は、第二十四のLLRにインタリーブ処理を行って、第二十五のLLR(25)を出力し、第二十五のLLRは複数の復調器601の数に分配され、第一の加算器606は、分配された第二十五のLLRから第二十一のLLRを減算して、第二十六のLLR(26)を出力し、復調器60
1は、第二十六のLLRを事前LLRとして使用して復調処理を再度行って、第二十七のLLR(27)を出力し、第二の加算器602は、第二十七のLLRから第二十六のLLRを減じて、第二十八のLLR(28)を出力し、デインタリーバ603は、第二十八のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、第二十二のLLR(22)を出力し、第二十二のLLRから第二十八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、復号器221は、所定回数の繰り返し後に、軟判定復号結果を硬判定して復号結果を出力するので、少ない回路規模で耐干渉性能を向上でき、大きな干渉が存在する環境でも通信が可能となる。
1は、第二十六のLLRを事前LLRとして使用して復調処理を再度行って、第二十七のLLR(27)を出力し、第二の加算器602は、第二十七のLLRから第二十六のLLRを減じて、第二十八のLLR(28)を出力し、デインタリーバ603は、第二十八のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、第二十二のLLR(22)を出力し、第二十二のLLRから第二十八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、復号器221は、所定回数の繰り返し後に、軟判定復号結果を硬判定して復号結果を出力するので、少ない回路規模で耐干渉性能を向上でき、大きな干渉が存在する環境でも通信が可能となる。
本願明細書に開示した発明のうち、特許請求の範囲に記載した以外の代表的な観点として、以下のものがあげられる。
(1)プリアンブル信号とOFDM変調されたデータ信号とを含む無線信号を受信する受信機であって、
前記無線信号を受信する複数のアンテナと、
前記プリアンブル信号より前の無信号区間において干渉を測定し、該干渉測定結果に基づいて第一の干渉抑圧係数を計算し、前記計算された第一の干渉抑圧係数を用いて第一の干渉抑圧を行う第一の干渉抑圧部とを備えることを特徴とする受信機。
前記無線信号を受信する複数のアンテナと、
前記プリアンブル信号より前の無信号区間において干渉を測定し、該干渉測定結果に基づいて第一の干渉抑圧係数を計算し、前記計算された第一の干渉抑圧係数を用いて第一の干渉抑圧を行う第一の干渉抑圧部とを備えることを特徴とする受信機。
(2)プリアンブル信号とOFDM変調されたデータ信号とを含む無線信号を受信する受信機であって、
前記無線信号を受信する複数のアンテナと、
前記プリアンブル信号を用いたタイミング同期の後に前記データ信号内に配置された無信号部分において干渉を測定し、該干渉測定結果に基づいて第二の干渉抑圧係数を計算し、前記計算された第二の干渉抑圧係数を用いて第二の干渉抑圧を行う第二の干渉抑圧部とを備えることを特徴とする受信機。
前記無線信号を受信する複数のアンテナと、
前記プリアンブル信号を用いたタイミング同期の後に前記データ信号内に配置された無信号部分において干渉を測定し、該干渉測定結果に基づいて第二の干渉抑圧係数を計算し、前記計算された第二の干渉抑圧係数を用いて第二の干渉抑圧を行う第二の干渉抑圧部とを備えることを特徴とする受信機。
(3)プリアンブル信号とデータ信号とを含む無線信号を受信する受信機であって、
前記無線信号を受信するアンテナと、
前記プリアンブル信号より前の無信号区間において干渉を測定し、該干渉測定結果に基づいて第一の干渉抑圧を行う第一の干渉抑圧部と、
前記第一の干渉抑圧が行われたプリアンブル信号を用いたタイミング同期の後に前記データ信号内に配置された無信号部分において干渉を測定し、該干渉測定結果に基づいて第二の干渉抑圧を行う第二の干渉抑圧部とを備えることを特徴とする受信機。
前記無線信号を受信するアンテナと、
前記プリアンブル信号より前の無信号区間において干渉を測定し、該干渉測定結果に基づいて第一の干渉抑圧を行う第一の干渉抑圧部と、
前記第一の干渉抑圧が行われたプリアンブル信号を用いたタイミング同期の後に前記データ信号内に配置された無信号部分において干渉を測定し、該干渉測定結果に基づいて第二の干渉抑圧を行う第二の干渉抑圧部とを備えることを特徴とする受信機。
(4)時間領域の信号に第一の窓関数を乗じて周波数領域の信号に変換するFFT演算部と、
周波数領域の信号に第二の窓関数を乗じて時間領域の信号に変換するIFFT演算部とを備え、
前記第一の干渉抑圧部は、前記FFT演算部で周波数領域の信号に変換された信号に前記第一の干渉抑圧を行い、
前記第一の窓関数と前記第二の窓関数の積を所定サンプル数分ずらして加算すると一定値になることを特徴とする前記各項に記載の受信機。
周波数領域の信号に第二の窓関数を乗じて時間領域の信号に変換するIFFT演算部とを備え、
前記第一の干渉抑圧部は、前記FFT演算部で周波数領域の信号に変換された信号に前記第一の干渉抑圧を行い、
前記第一の窓関数と前記第二の窓関数の積を所定サンプル数分ずらして加算すると一定値になることを特徴とする前記各項に記載の受信機。
(5)前記アンテナは、少なくとも第一のアンテナと第二のアンテナを含む複数のアンテナであって、
前記第一の干渉抑圧部は、
前記第一のアンテナで受信した無信号区間における干渉波の位相を計算する位相計算部と、
前記第一のアンテナで受信した信号を前記計算された位相分の逆方向に回転する第一の
位相回転演算部と、
前記第二のアンテナで受信した信号を前記計算された位相分の逆方向に回転する第二の位相回転演算部と、
前記第一のアンテナで受信した信号と前記第二の位相回転演算部で位相が回転された信号を乗算する第一の乗算器と、
前記第二のアンテナで受信した信号と前記第一の位相回転演算部で位相が回転された信号を乗算する第二の乗算器と、
前記第一の乗算器の出力と前記第二の乗算器の出力の差を計算する加算器とを有することを特徴とする前記各項に記載の受信機。
前記第一の干渉抑圧部は、
前記第一のアンテナで受信した無信号区間における干渉波の位相を計算する位相計算部と、
前記第一のアンテナで受信した信号を前記計算された位相分の逆方向に回転する第一の
位相回転演算部と、
前記第二のアンテナで受信した信号を前記計算された位相分の逆方向に回転する第二の位相回転演算部と、
前記第一のアンテナで受信した信号と前記第二の位相回転演算部で位相が回転された信号を乗算する第一の乗算器と、
前記第二のアンテナで受信した信号と前記第一の位相回転演算部で位相が回転された信号を乗算する第二の乗算器と、
前記第一の乗算器の出力と前記第二の乗算器の出力の差を計算する加算器とを有することを特徴とする前記各項に記載の受信機。
(6)前記第二の干渉抑圧部は、入力された信号から基準シンボルを抽出する信号分離部と、信号の伝搬路を推定する伝搬路推定部とを有し、
前記伝搬路推定部は、
前記信号分離部から出力された第一の基準シンボル及び前記第一の干渉抑圧部で前記第一の基準シンボルに干渉抑圧が行われた第二の基準シンボルの少なくとも一つを用いて、伝搬路を推定するものであって、
受信信号の干渉の大きさによって、前記第一の基準シンボルと前記第二の基準シンボルとの重みを変えて伝搬路を推定することを特徴とする前記各項に記載の受信機。
前記伝搬路推定部は、
前記信号分離部から出力された第一の基準シンボル及び前記第一の干渉抑圧部で前記第一の基準シンボルに干渉抑圧が行われた第二の基準シンボルの少なくとも一つを用いて、伝搬路を推定するものであって、
受信信号の干渉の大きさによって、前記第一の基準シンボルと前記第二の基準シンボルとの重みを変えて伝搬路を推定することを特徴とする前記各項に記載の受信機。
(7)送信機から複数回送信された無線信号を受信する受信機であって、
前記無線信号を受信するアンテナと、
前記アンテナで受信した信号の各々を復調する複数の復調器と、
前記複数の復調器で復調された信号を復号する復号器と、
前記復調器の出力の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバと、
前記復号器の出力の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバと、
前記復号器の出力が前記複数の復調器の各々へ入力されるために複製された後に、前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じる複数の第一の加算器とを備えることを特徴とする受信機。
前記無線信号を受信するアンテナと、
前記アンテナで受信した信号の各々を復調する複数の復調器と、
前記複数の復調器で復調された信号を復号する復号器と、
前記復調器の出力の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバと、
前記復号器の出力の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバと、
前記復号器の出力が前記複数の復調器の各々へ入力されるために複製された後に、前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じる複数の第一の加算器とを備えることを特徴とする受信機。
(8)送信機から複数回送信される無線信号を受信機が受信する受信方法であって、
前記受信機は、
信号を受信するアンテナと、
前記アンテナで受信した信号の各々を復調する複数の復調器と、
前記複数の復調器で復調された信号を復号する復号器と、
前記復調器の出力の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバと、
前記復号器の出力の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバとを有し、
前記受信方法は、
前記復号器の出力が前記複数の復調器の各々へ入力されるために複製された後に、前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じることを特徴とする受信方法。
前記受信機は、
信号を受信するアンテナと、
前記アンテナで受信した信号の各々を復調する複数の復調器と、
前記複数の復調器で復調された信号を復号する復号器と、
前記復調器の出力の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバと、
前記復号器の出力の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバとを有し、
前記受信方法は、
前記復号器の出力が前記複数の復調器の各々へ入力されるために複製された後に、前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じることを特徴とする受信方法。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100:無信号区間
101:プリアンブル
102:OFDMデータ信号
103:無信号OFDMシンボル
104:プリアンブル用干渉抑圧係数計算部
105:データ信号用干渉抑圧係数計算部
106:送信信号
107:受信信号
201、202:アンテナ
203、204:オーバラップFFT
205:アンテナ選択部
206:位相計算部
207、208:位相回転演算部
209、210:平均演算部
211、212:乗算器
213:加算器
214:オーバラップIFFT
215:プリアンブル捕捉部
216、217:FFT演算部
218:干渉抑圧重み適用部
219:復調・復号部
220:復調器
221:復号器
300:信号分離部
301:干渉伝搬路推定部
302、303:第一の干渉抑圧部
304、308:雑音レベル推定部
305:信号伝搬路推定部
306、307:干渉抑圧重み適用部
500:電力比較部
501、502:セレクタ
600-1~n:メモリ
601-1~n:差動信号復調部
602-1~n、604、606-1~n:加算器
603-1~n、603:デインタリーバ
607-1~n、607:インタリーバ
101:プリアンブル
102:OFDMデータ信号
103:無信号OFDMシンボル
104:プリアンブル用干渉抑圧係数計算部
105:データ信号用干渉抑圧係数計算部
106:送信信号
107:受信信号
201、202:アンテナ
203、204:オーバラップFFT
205:アンテナ選択部
206:位相計算部
207、208:位相回転演算部
209、210:平均演算部
211、212:乗算器
213:加算器
214:オーバラップIFFT
215:プリアンブル捕捉部
216、217:FFT演算部
218:干渉抑圧重み適用部
219:復調・復号部
220:復調器
221:復号器
300:信号分離部
301:干渉伝搬路推定部
302、303:第一の干渉抑圧部
304、308:雑音レベル推定部
305:信号伝搬路推定部
306、307:干渉抑圧重み適用部
500:電力比較部
501、502:セレクタ
600-1~n:メモリ
601-1~n:差動信号復調部
602-1~n、604、606-1~n:加算器
603-1~n、603:デインタリーバ
607-1~n、607:インタリーバ
Claims (12)
- 送信機から2以上の整数であるn回送信される無線信号を受信機が受信する受信方法であって、
前記受信機は、
前記n回送信された無線信号に対応し受信したnセットの信号の復調処理を実行する復調器 と、
前記復調されたnセットの復調結果をまとめて復号処理を実行する復号器と、
前記復調器による復調結果の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバと、
前記復号器による復号結果の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバとを有し、
前記受信方法は、
前記復号器よる復号結果が前記復調器に入力されるためにnセットに複製された後に、当該複製されたnセットの信号の各々から前記復調器によるnセットの復調結果、又は、前記デインタリーブ処理された前記復調器によるnセットの復調結果の各々を減じることを特徴とする受信方法。 - 請求項1に記載の受信方法であって、
前記復号された信号は、前記インタリーブ処理されて前記復調処理の入力とされ、
前記復調処理では、前記インタリーブ処理された信号を用いて復調処理を実行し、
該復調された信号は、前記デインタリーブ処理されて前記復号処理の入力とされ、
前記復調処理と前記復号処理との間のループを所定回数繰り返して、復調及び復号処理を実行することを特徴とする受信方法。 - 請求項1に記載の受信方法であって、
前記復調器は、周辺の2を越える数の受信シンボルを参照して復調結果を出力することを特徴とする受信方法。 - 請求項1に記載の受信方法であって、
前記受信機は、
前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じる減算は、前記復号器の出力である第四のLLRから前記デインタリーブ処理された復調器の出力であるnセットの第二のLLRの各々を減じるものであって、当該減算を行う第一の加算器と、
前記復調器のnセットの出力からインタリーブ処理がされた前記復号器の出力を減じる第二の加算器とを有し、
前記受信方法は、
前記復調器が、復調処理の結果としてnセットの第一のLLRを出力し、
前記デインタリーバは、繰り返しの一回目においては前記第一のLLRに、繰り返しの二回目以降においては第八のLLRに対してデインタリーブ処理を行って、前記nセットの第二のLLRを出力し、
前記復号器が、nセットの前記第二のLLRを合成した第三のLLRを用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号の結果から事後LLRである前記第四のLLRを出力し、
前記第四のLLRは前記n個に分配され、
前記第一の加算器が、前記分配されたnセットの第四のLLRの各々から前記第二のLLRの各々を減算して、nセットの第五のLLRを出力し、
前記インタリーバが、前記nセットの第五のLLRの各々にインタリーブ処理を行って、nセットの第六のLLRを出力し、
前記復調器が、前記nセットの第六のLLRを事前LLRとして使用して前記復調処理を再度行って、nセットの第七のLLRを出力し、
前記第二の加算器が、前記nセットの第七のLLRの各々から前記nセットの第六のLLRの各々を減じて、前記nセットの第八のLLRを出力し、
前記デインタリーバが、前記nセットの第八のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、繰り返しの二回目以降の前記nセットの第二のLLRを出力し、
前記第二のLLRから前記第八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、
前記復号器が、前記所定回数の繰り返し後に、前記軟判定復号の結果を硬判定して復号結果を出力することを特徴とする受信方法。 - 請求項1に記載の受信方法であって、
前記受信機は、
前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じる減算は、前記インタリーブ処理された復号器の出力であるnセットの第十四のLLRの各々から、繰り返しの一回目においては前記復調器の出力であるnセットの第十一のLLRの各々を、繰り返しの二回目以降においてはnセットの第十八のLLRの各々を減じるものであって、当該減算を行う第一の加算器と、
前記復調器のnセットの出力からインタリーブ処理がされた前記復号器の出力を減じる第二の加算器とを有し、
前記受信方法は、
前記復調器が、復調処理の結果として前記nセットの第十一のLLRを出力し、
前記デインタリーバが、繰り返しの一回目においては前記nセットの第十一のLLRに、繰り返しの二回目以降においては前記nセットの第十八のLLRに対してデインタリーブ処理を行って、nセットの第十二のLLRを出力し、
前記復号器が、前記nセットの第十二のLLRを合成した第十三のLLRを用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号の結果から事後LLRである前記第十四のLLRを出力し、
前記第十四のLLRは前記n個に分配され、
前記インタリーバが、前記分配されたnセットの第十四のLLRにインタリーブ処理を行って、nセットの第十五のLLRを出力し、
前記第一の加算器が、前記nセットの第十五のLLRの各々から前記nセットの第十一のLLRの各々を減算して、nセットの第十六のLLRを出力し、
前記復調器が、前記nセットの第十六のLLRを事前LLRとして使用して前記復調処理を再度行って、nセットの第十七のLLRを出力し、
前記第二の加算器が、前記nセットの第十七のLLRから前記nセットの第十六のLLRを減じて、前記nセットの第十八のLLRを出力し、
前記デインタリーバが、前記nセットの第十八のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、繰り返しの二回目以降の前記nセットの第十二のLLRを出力し、
前記第十二のLLRから前記第十八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、
前記復号器が、前記所定回数の繰り返し後に、前記軟判定復号の結果を硬判定して復号結果を出力することを特徴とする受信方法。 - 請求項1に記載の受信方法であって、
前記受信機は、
前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じる減算は、前記インタリーブ処理された復号器の出力である第二十四のLLRから、繰り返しの一回目においては前記復調器の出力であるnセットの第二十一のLLRを、繰り返しの二回目以降においてはnセットの第二十八のLLRを減じる第一の加算器と、
前記復調器のnセットの出力からインタリーブ処理がされた前記復号器の出力を減じるものであって、当該減算を行う第二の加算器とを有し、
前記受信方法は、
前記復調器が、復調処理の結果として前記nセットの第二十一のLLRを出力し、
前記デインタリーバが、繰り返しの一回目においては前記nセットの第二十一のLLRを、繰り返しの二回目以降においては前記nセットの第二十八のLLRを合成した第二十二のLLRにデインタリーブ処理を行って、第二十三のLLRを出力し、
前記復号器が、前記第二十三のLLRを用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号の結果から事後LLRである前記第二十四のLLRを出力し、
前記インタリーバが、前記第二十四のLLRにインタリーブ処理を行って、第二十五のLLRを出力し、
前記第二十五のLLRはn個に分配され、
前記第一の加算器が、前記分配されたnセットの第二十五のLLRの各々から前記nセットの第二十一のLLRの各々を減算して、nセットの第二十六のLLRを出力し、
前記復調器が、前記nセットの第二十六のLLRを事前LLRとして使用して前記復調処理を再度行って、nセットの第二十七のLLRを出力し、
前記第二の加算器が、前記nセットの第二十七のLLRの各々から前記nセットの第二十六のLLRの各々を減じて、前記nセットの第二十八のLLRを出力し、
前記デインタリーバが、前記第二十二のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、繰り返しの二回目以降の前記第二十三のLLRを出力し、
前記第二十二のLLRから前記第二十八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、
前記復号器が、前記所定回数の繰り返し後に、前記軟判定復号の結果を硬判定して復号結果を出力することを特徴とする受信方法。 - 送信機から2以上の整数であるn回送信される無線信号を受信機であって、
前記n回送信された無線信号に対応し受信したnセットの信号を復調する復調器と、
前記復調されたnセットの復調結果をまとめて復号する復号器と、
前記復調器による復調結果の符号の順序を入れ替えるデインタリーブ処理を実行するデインタリーバと、
前記復号器による復号結果の符号の順序を入れ替えるインタリーブ処理を実行するインタリーバと、
前記復号器よる復号結果が前記復調器に入力されるためにnセットに複製された後に、当該複製されたnセットの信号の各々から前記復調器によるnセットの復調結果、又は、前記デインタリーブ処理された前記復調器によるnセットの復調結果の各々を減じる第一の加算器 とを備えることを特徴とする受信機。 - 請求項7に記載の受信機であって、
前記復号器の出力は、前記インタリーブ処理されて前記復調器に入力され、
前記復調器は、前記インタリーブ処理された前記復号器の出力を用いて復調処理を実行し、
該復調器の出力は、前記デインタリーブ処理されて前記復号器に入力され、
前記復調器と前記復号器との間のループを所定回数繰り返して、復調及び復号処理を実行することを特徴とする受信機。 - 請求項7に記載の受信機であって、
前記復調器は、周辺の2を越える数の受信シンボルを参照して復調結果を出力することを特徴とする受信機。 - 請求項7に記載の受信機であって、
前記復調器のnセットの出力からインタリーブ処理がされた前記復号器の出力を減じる第二の加算器を備え、
前記復調器は、復調処理の結果としてnセットの第一のLLRを出力し、
複数の前記デインタリーバの各々は、繰り返しの一回目においては前記nセットの第一のLLRに対して、繰り返しの二回目以降においてはnセットの第八のLLRに対してデインタリーブ処理を行って、nセットの第二のLLRを出力し、
前記復号器は、複数の前記nセットの第二のLLRを合成した第三のLLRを用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号の結果から事後LLRである第四のLLRを出力し、
前記第四のLLRは前記n個に分配され、
前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じる前記第一の加算器は、前記復号器の出力が前記復調器へ入力されるために前記n個に複製された後の信号である前記分配されたnセットの前記第四のLLRの各々から前記デインタリーブ処理された復調器の出力である前記nセットの第二のLLRの各々を減算するものであって、当該減算の結果であるnセットの第五のLLRを出力し、
前記インタリーバは、前記nセットの第五のLLRにインタリーブ処理を行って、nセットの第六のLLRを出力し、
前記復調器は、前記nセットの第六のLLRを事前LLRとして使用して前記復調処理を再度行って、nセットの第七のLLRを出力し、
前記第二の加算器は、前記nセットの第七のLLRの各々から前記nセットの第六のLLRの各々を減じて、前記nセットの第八のLLRを出力し、
前記デインタリーバは、前記nセットの第八のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、繰り返しの二回目以降の前記nセットの第二のLLRを出力し、
前記第二のLLRから前記第八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、
前記復号器は、前記所定回数の繰り返し後に、前記軟判定復号の結果を硬判定して復号結果を出力することを特徴とする受信機。
- 請求項7に記載の受信機であって、
前記復調器のnセットの出力からインタリーブ処理がされた前記復号器の出力を減じる第二の加算器を備え、
前記復調器は、復調処理の結果としてnセットの第十一のLLRを出力し、
前記デインタリーバは、繰り返しの一回目においては前記nセットの第十一のLLRに、繰り返しの二回目においてはnセットの第十八のLLRに対してデインタリーブ処理を行って、nセットの第十二のLLRを出力し、
前記復号器は、複数の前記nセットの第十二のLLRを合成した第十三のLLRを用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号の結果から事後LLRである第十四のLLRを出力し、
前記第十四のLLRは前記n個に分配され、
前記インタリーバは、前記分配されたnセットの第十四のLLRにインタリーブ処理を行って、nセットの第十五のLLRを出力し、
前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じる前記第一の加算器は、前記復号器の出力が前記復調器へ入力されるために前記n個に複製された後の信号をインタリーブした信号である前記nセットの第十五のLLRの各々から、繰り返しの一回目においては前記復調器の出力である前記nセットの第十一のLLRの各々を、繰り返しの二回目以降においては前記nセットの第十八のLLRの各々を減算するものであって、前記第一の加算器は当該減算の結果であるnセットの第十六のLLRを出力し、
前記復調器は、前記nセットの第十六のLLRを事前LLRとして使用して前記復調処理を再度行って、nセットの第十七のLLRを出力し、
前記第二の加算器は、前記nセットの第十七のLLRの各々から前記nセットの第十六のLLRの各々を減じて、前記nセットの第十八のLLRを出力し、
前記デインタリーバは、前記nセットの第十八のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、繰り返しの二回目以降の前記nセットの第十二のLLRを出力し、
前記第十二のLLRから前記第十八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、
前記復号器は、前記所定回数の繰り返し後に、前記軟判定復号の結果を硬判定して復号結果を出力することを特徴とする受信機。 - 請求項7に記載の受信機であって、
前記復調器のnセットの出力からインタリーブ処理がされた前記復号器の出力を減じる第二の加算器を備え、
前記復調器は、復調処理の結果としてnセットの第二十一のLLRを出力し、
前記デインタリーバは、繰り返しの一回目においては前記nセットの第二十一のLLRを、繰り返しの二回目以降においてはnセットの第二十八のLLRを合成した第二十二のLLRにデインタリーブ処理を行って、第二十三のLLRを出力し、
前記復号器は、前記第二十三のLLRを用いて軟判定復号を行って、該軟判定復号の結果から事後LLRである第二十四のLLRを出力し、
前記インタリーバは、前記第二十四のLLRにインタリーブ処理を行って、第二十五のLLRを出力し、
前記第二十五のLLRは前記n個に分配され、
前記復調器の出力又は前記デインタリーブ処理された復調器の出力を減じる前記第一の加算器は、前記復号器の出力をインタリーブした信号が前記復調器へ入力されるために前記n個に複製された後の信号である前記分配されたnセットの第二十五のLLRの各々から、繰り返しの一回目においては前記復調器の出力である前記nセットの第二十一のLLRの各々を、繰り返しの二回目以降は前記nセットの第二十八のLLRの各々を減算するものであって、前記第一の加算器は当該減算の結果であるnセットの第二十六のLLRを出力し、
前記復調器は、前記nセットの第二十六のLLRを事前LLRとして使用して前記復調処理を再度行って、nセットの第二十七のLLRを出力し、
前記第二の加算器は、前記nセットの第二十七のLLRの各々から前記nセットの第二十六のLLRの各々を減じて、前記nセットの第二十八のLLRを出力し、
前記デインタリーバは、前記第二十二のLLRに再度デインタリーブ処理を行って、繰り返しの二回目以降の前記第二十三のLLRを出力し、
前記第二十二のLLRから前記第二十八のLLRまでを算出する処理を所定回数繰り返し、
前記復号器は、前記所定回数の繰り返し後に、前記軟判定復号の結果を硬判定して復号結果を出力することを特徴とする受信機。
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