JP2023158908A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像剤カートリッジ内の現像剤の詰まりを解消し易くすることが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、現像容器と、画像形成部と、本体駆動部を含む駆動ユニットと、検知部と、制御部と、報知部と、を有する装置本体と、前記装置本体に着脱可能に装着される現像剤カートリッジと、を備える。前記制御部は、前記本体駆動部を第3方向に回転させることによってポンプ作用部を駆動しつつ搬送部材を第2方向に回転させる第1処理を実行し、前記第1処理の実行中に前記検知部が閾値以上の負荷トルクに対応する情報を検知した場合に、前記ポンプの内部空間の容積が拡がるように前記本体駆動部を第4方向に回転させる第2処理を実行する。前記報知部は、前記第2処理が完了した後に、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを振ることを促す報知を行う。【選択図】図8
Description
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、現像器を有する装置本体と、トナーを収容し、ポンプを伸縮させることによりトナーを現像器に補給する補給ユニットと、を備える画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。この画像形成装置は、ポンプの伸縮状態を検知するポンプ状態検知センサを備え、ポンプの初期状態が伸長状態の際にトナーの補給動作に失敗した場合には、補給ユニット内でトナーが詰まっていると判断する。そして、画像形成装置は、トナーの詰まりを解消するため補給ユニットを振ってもらうように操作表示部に通知する。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、例えばポンプ内に大量のトナーが存在してポンプ内にトナーの無い空間がほとんどない場合には、補給ユニットを振ってもトナーの詰まりが解消されない場合がある。
本発明は、現像剤カートリッジ内の現像剤の詰まりを解消し易くすることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置において、現像剤を収容する現像容器と、シートにトナー像を形成する画像形成部と、駆動源並びに前記駆動源によって駆動される本体駆動部を含む駆動ユニットと、前記駆動ユニットの負荷トルクに対応する情報を検知する検知部と、制御部と、報知部と、を有する装置本体と、前記装置本体に着脱可能に装着される現像剤カートリッジと、を備え、前記現像剤カートリッジは、現像剤を収容する収容室と、前記現像容器に現像剤を補給するために前記現像剤カートリッジの外部に現像剤を排出する排出口が設けられ、前記収容室と連通する排出室と、第1方向に回転させられることによって前記収容室の現像剤を前記排出室まで搬送し、前記第1方向とは反対の第2方向に回転させられることによって前記排出室の現像剤を前記収容室に搬送する搬送部材と、ポンプであって、第1状態と、前記第1状態よりも内部空間の容積が小さい第2状態と、に遷移可能であり、前記第1状態から前記第2状態に遷移させられることによって前記排出口を介して前記排出室の現像剤を前記現像剤カートリッジの外部に排出するポンプと、前記装置本体の前記本体駆動部と係合し前記本体駆動部から前記ポンプ及び前記搬送部材を駆動するための駆動力を受ける駆動力受け部材と、前記駆動力受け部材が受けた前記駆動力によって前記ポンプに作用するポンプ作用部であって、前記ポンプを前記第1状態と前記第2状態との間で遷移させるポンプ作用部と、を有し、前記制御部は、前記現像剤カートリッジが前記装置本体に装着されると、前記本体駆動部を第3方向に回転させることによって前記ポンプ作用部を駆動しつつ前記搬送部材を前記第2方向に回転させる第1処理を実行し、前記第1処理の実行中に前記検知部が閾値以上の前記負荷トルクに対応する情報を検知した場合に、前記ポンプの前記内部空間の容積が拡がるように前記本体駆動部を前記第3方向とは反対の第4方向に回転させて前記本体駆動部の駆動を停止する第2処理を実行し、前記報知部は、前記第2処理が完了した後に、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを振ることを促す報知を行う、ことを特徴とする。
本発明によると、現像剤カートリッジ内の現像剤の詰まりを解消し易くすることができる。
[画像形成装置の全体構成]
本実施の形態に係る画像形成装置100の全体構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る電子写真方式のプリンタである画像形成装置100を示す概略図である。本実施の形態において、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6K、及び、トナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kは、画像形成装置100の装置本体1に対して着脱可能となっている。なお、画像形成装置100から各カートリッジ(6Y,6M,6C,6K,13Y,13M,13C,13K)を除いた部分を、画像形成装置100の本体若しくは装置本体1と呼ぶ場合がある。装置本体1は、トナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kから排出されたトナーを受けるように構成されている。
本実施の形態に係る画像形成装置100の全体構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る電子写真方式のプリンタである画像形成装置100を示す概略図である。本実施の形態において、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6K、及び、トナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kは、画像形成装置100の装置本体1に対して着脱可能となっている。なお、画像形成装置100から各カートリッジ(6Y,6M,6C,6K,13Y,13M,13C,13K)を除いた部分を、画像形成装置100の本体若しくは装置本体1と呼ぶ場合がある。装置本体1は、トナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kから排出されたトナーを受けるように構成されている。
画像形成装置100は、シートSに画像を形成する画像形成ユニット30と、シートSを給送するシート給送ユニット40と、定着ユニット25と、排出ローラ対26と、を有する。画像形成ユニット30は、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kと、スキャナユニット12と、中間転写ユニット16と、を有する。
プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは、水平方向に並んで配置され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーを収容している。プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの構成と動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。したがって、以下において、主にプロセスカートリッジ6Yのみを説明し、プロセスカートリッジ6M,6C,6Kの説明を省略する。
プロセスカートリッジ6Yは、クリーニングユニット4と現像ユニット9から形成される。クリーニングユニット4は、像担持体としての感光ドラム7と、感光ドラム7の表面を均一に帯電する帯電部としての帯電ローラ8、及び、クリーニング部としてのクリーニングブレード10を有する。現像ユニット9は、現像剤(以下、トナーと称する)を収容する現像容器9aと、感光ドラム7上に静電潜像を現像する現像部としての現像ローラ11と、を有する。
スキャナユニット12は、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの下方に配置され、中間転写ユニット16は、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの上方に配置されている。中間転写ユニット16は、各感光ドラム7に対向する中間転写ベルト18と、中間転写ベルト18の内方に配置される1次転写ローラ19Y,19M,19C,19Kと、を有している。また、中間転写ベルト18には、中間転写ベルト18と共に2次転写部17を形成する2次転写ローラ21が当接している。中間転写ベルト18の、2次転写ローラ21と反対側には、クリーニング部22が配置されている。
スキャナユニット12の下方には、トナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kが配置されている。トナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kは、水平方向に並んで配置され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーを収容している。トナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kは、それぞれプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの現像容器(9a)にトナーを補給する。トナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kの構成と動作は、収容するトナーの色が異なることを除いて実質的に同じである。したがって、以下において、特に区別を必要としない場合は、添え字であるY~Kを省略して総括的に説明する。
現像剤カートリッジとしてのトナーカートリッジ13によるトナーの補給動作は、画像形成装置100の装置本体1に設けられた残量検知部(不図示)が、プロセスカートリッジ内のトナー残量不足を検知した際に行われる。トナーカートリッジ13内に収容されたトナーは、トナー搬送駆動装置15によって駆動されるトナー搬送装置14によって、プロセスカートリッジに搬送される。
定着ユニット25は、加熱ユニット25aと、加熱ユニット25aに圧接する加圧ローラ25bと、で構成される。また、装置本体1の上面には、排出トレイ27が配設されており、排出トレイ27と中間転写ユニット16の間にトナー回収容器24が配設されている。
シート給送ユニット40は、シートSを積載するカセット2と、カセット2に積載されたシートSを給送するピックアップローラ41と、ピックアップローラ41によって給送されたシートSを1枚ずつに分離する分離ローラ対42と、を有している。
次に、画像形成装置100における画像形成動作について説明する。画像形成時には、各感光ドラムは、図1の時計回り方向に所定の速度で回転駆動される。まず、プロセスカートリッジ6Yの感光ドラム7の表面が、帯電ローラ8によって一様に帯電される。次に、スキャナユニット12から照射されたレーザー光によって、感光ドラム7の表面が走査露光されることで、感光ドラム7上に画像情報に基づいた静電潜像が形成される。感光ドラム7上に形成された静電潜像は、現像ユニット9によってトナー像として現像される。そして、感光ドラム7上に形成されたイエロー(Y)のトナー像は、1次転写ローラ19Yによって中間転写ベルト18上に一次転写される。感光ドラム7に残留したトナーは、クリーニングブレード10によって除去される。
同様に、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像も、1次転写ローラ19M,19C,19Kによって、各感光ドラムから中間転写ベルト18上に転写される。各色のトナー像は、中間転写ベルト18上で順次に重ね合わされる。
一方、カセット2に収容されているシートSは、ピックアップローラ41によって所定のタイミングで給送され、分離ローラ対42によって1枚ずつに分離される。そして、シートSは、レジストレーションローラ対5によって2次転写部17に向けて所定の転写タイミングで搬送される。中間転写ベルト18上のフルカラーのトナー像は、2次転写ローラ21によって、一括してシートSに転写される。すなわち、2次転写ローラ21は、シートにトナー像を形成する画像形成部である。
トナー像がシートSに転写された後に中間転写ベルト18上に残留したトナーは、クリーニング部22によって除去される。クリーニング部によって除去されたトナーは、トナー搬送部23によってトナー回収容器24へ搬送され、トナー回収容器24に蓄積される。
その後、トナー像が転写されたシートSは定着ユニット25に搬送される。定着ユニット25においてシートSが加熱・加圧されることでシートSにトナー像が定着される。トナー像が定着されたシートSは、排出ローラ対26によって排出トレイ27に排出され、画像形成動作が完了する。
[トナーカートリッジ]
次に、本実施の形態に係る画像形成装置100に装着されるトナーカートリッジ13の全体構成について図2乃至図6(c)を用いて説明する。トナーカートリッジ13は、図2に示すように、補給枠体201と、ポンプ223と、サイドカバー224と、を有している。トナーカートリッジ13は、後述するトナー補給スクリュー209の搬送方向CDにおける第1端部13aと、第1端部13aと反対側の第2端部13bと、を有している。ポンプ223及びサイドカバー224は、第1端部13aに設けられている。搬送方向CDは、トナーカートリッジ13の長手方向LDに平行である。言い換えれば、トナーカートリッジ13は、搬送方向CDに沿って長手方向LDに延びている。補給枠体201の内部空間SPには、仕切り部材210が設けられている。内部空間SPは、仕切り部材210によって、トナー排出室201a、トナー収容室201b及び連通路201cに分かれている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置100に装着されるトナーカートリッジ13の全体構成について図2乃至図6(c)を用いて説明する。トナーカートリッジ13は、図2に示すように、補給枠体201と、ポンプ223と、サイドカバー224と、を有している。トナーカートリッジ13は、後述するトナー補給スクリュー209の搬送方向CDにおける第1端部13aと、第1端部13aと反対側の第2端部13bと、を有している。ポンプ223及びサイドカバー224は、第1端部13aに設けられている。搬送方向CDは、トナーカートリッジ13の長手方向LDに平行である。言い換えれば、トナーカートリッジ13は、搬送方向CDに沿って長手方向LDに延びている。補給枠体201の内部空間SPには、仕切り部材210が設けられている。内部空間SPは、仕切り部材210によって、トナー排出室201a、トナー収容室201b及び連通路201cに分かれている。
収容室としてのトナー収容室201bは、トナーを収容するための部屋(収容室)である。排出室としてのトナー排出室201aは、トナー排出口208を有し、トナー排出口208を介してトナーカートリッジ13の外部に連通している部屋である。排出口としてのトナー排出口208は、現像容器9aにトナーを補給するためにトナーカートリッジ13の外部にトナーを排出可能である。トナー排出室201a及びトナー排出口208は、トナーカートリッジ13の第1端部13aに設けられて、かつ搬送方向CDにおいてポンプ223よりも上流に位置する。連通路201cは、トナー収容室201bとトナー排出室201aとを連通させているトナーの経路である。なお、補給枠体201の内部空間SPが上記のように区分けされるのはあくまで一例であって、必用に応じて適宜レイアウトを変更することが可能である。
また、補給枠体201は、トナー補給スクリュー209を回転可能に支持しており、トナー補給スクリュー209は、回転することで、トナー収容室201bに収容されているトナーを、連通路201cを介してトナー排出室201aに搬送可能である。言い換えれば、搬送部材としてのトナー補給スクリュー209は、第1方向に回転させられることによってトナー収容室201bのトナーをトナー排出室201aまで搬送する。また、トナー補給スクリュー209は、第1方向とは反対の第2方向に回転させられることによってトナー排出室201aのトナーをトナー収容室201bに搬送する。
図3(a)は、トナーカートリッジ13Y,13M,13Cを示す斜視図であり、図3(b)は、サイドカバー224を取り外した状態のトナーカートリッジ13Y,13M,13Cを示す斜視図である。図4(a)は、トナーカートリッジ13Kを示す斜視図であり、図4(b)は、サイドカバー224を取り外した状態のトナーカートリッジ13Kを示す斜視図である。トナーカートリッジ13Y,13M,13Cとトナーカートリッジ13Kは、外観形状が若干異なるものの、実質的に構成と動作は実質的に同じである。このため、以下では、これら4色のトナーカートリッジを総括的にトナーカートリッジ13として説明する。
図3(a)乃至図4(b)に示すように、補給枠体201の、トナーカートリッジ13の装着方向Bにおける下流端部には、駆動カップリング203、カムギア220、リンク部材221、ポンプ223及びスクリューギア226が配置されている。また、これら駆動カップリング203、カムギア220、リンク部材221、ポンプ223及びスクリューギア226は、サイドカバー224によって覆われている。サイドカバー224には、メモリ等の情報記憶部材230が取り付けられている。情報記憶部材230に格納された上方は、トナーカートリッジ13が装置本体1に装着された際に、装置本体1に設けられた制御部300(図7参照)によって読み込まれる。これにより、制御部300は、トナーカートリッジ13に残ったトナー量(以下、トナー残量とする)を認識することができる。
補給枠体201の下面には、排出シャッタ207が配置されており、トナーカートリッジ13が装置本体1に装着されていない状態では、排出シャッタ207は、トナー排出口208を覆っている。図5に示すように、装置本体1には、トナーカートリッジ13が挿入される挿入部80と、本体駆動部としての本体側駆動カップリング81と、が設けられている。本体側駆動カップリング81には、不図示の駆動伝達部を介して、モータ306(図7参照)から駆動力が伝達される。モータ306、上記駆動伝達部及び本体側駆動カップリング81は、駆動ユニット90を構成している。
駆動力受け部材としての駆動カップリング203は、トナーカートリッジ13が装置本体1に装着された状態で、装置本体1に配置された本体側駆動カップリング81に係合する。これにより、駆動カップリング203には、装置本体1に設けられた駆動源としてのモータ306(図7参照)に連結される本体側駆動カップリング81から、ポンプ223及びトナー補給スクリュー209を駆動するための駆動力が伝達される。駆動カップリング203は、カムギア220に噛合するギア部203aを有しており、カムギア220は、スクリューギア226に噛合している。すなわち、駆動カップリング203が回転することで、カムギア220及びスクリューギア226も回転する。スクリューギア226は、トナー補給スクリュー209(図2参照)に固定されている。
図6(a)~(c)に示すように、カムギア220には、カム溝220aが設けられている。カム溝220aは、蛇行するように形成されており、装着方向Bにおける下流側に変位した山部220bと、装着方向Bにおける上流側に変位した谷部220cと、を有する。カムギア220は、装着方向B(長手方向LD)に平行な回転軸線を中心に回転可能である。
リンク部材221は、カム突起部221aを有しており、カム突起部221aがカム溝220aと係合した状態で配置されている。また、リンク部材221は、サイドカバー224によって、長手方向LDに移動可能に支持され、かつ長手方向LDに平行な回転軸線を中心とした動きは規制されている。つまり、リンク部材221は、カムギア220の軸線の方向(長手方向LD)に往復移動が可能である。
前述したポンプ223は、装着方向Bにおける下流端部に設けられ、リンク部材221に連結される結合部223bと、装着方向Bにおける上流端部に設けられ、補給枠体201に固定される接続部223cと、を有している。接続部223cは、補給枠体201のトナー排出室201aに連通している。
また、ポンプ223は、結合部223bと接続部223cとの間に設けられる蛇腹部223aを有しており、蛇腹部223aの内部には、内部空間223dが設けられている。ポンプ223は、蛇腹部223aが圧縮された第2状態としての圧縮状態(図9(a)参照)と、第1状態としての伸長状態(図9(c)参照)と、に遷移可能である。ポンプ223は、圧縮状態において、伸縮状態よりも内部空間223dの容積が小さくなる。
次に、駆動カップリング203が受けた回転力(駆動力)を往復運動に変換し、ポンプ223を伸縮、往復運動させる構成について説明する。駆動カップリング203の駆動力を受けてカムギア220が回転すると、リンク部材221のカム突起部221aが、カムギア220のカム溝220aの山部220bと谷部220cを交互に通過し、リンク部材221は前後方向に往復運動する。この時、リンク部材221は、サイドカバー224によって長手方向LDに延びる軸線を中心として回転が規制されているため、リンク部材221は、回転することなく往復運動する。
リンク部材221の往復運動と連動して、リンク部材221に連結されたポンプ223の結合部223bも往復運動する。そして、この結合部223bの往復運動によりポンプ223の蛇腹部223aが伸縮し、ポンプ223の内部空間223dが周期的に変動する。すなわち、ポンプ作用部としてのリンク部材221は、駆動カップリング203が受けた駆動力によりポンプ223に作用し、ポンプ223は、圧縮状態と、伸長状態と、を周期的に繰り返す伸縮動作を行う。カムギア220やそれに係合するリンク部材221は、回転力を、ポンプ223を往復運動させるための力に変換する駆動変換部としてのカムである。駆動変換部としては、他にもクランク、リンクなど既知の機械要素を用いることが可能である。
[トナーカートリッジからのトナーの排出方法]
上述したように、トナーカートリッジ13が装置本体1に装着された状態で、モータ306(図7参照)が駆動されることで、トナーカートリッジ13の駆動カップリング203が回転する。駆動カップリング203が回転することで、トナー補給スクリュー209が回転すると共に、ポンプ223が伸縮動作を行う。補給枠体201のトナー排出室201aには、1回のポンプ223の圧縮動作によって排出される少量のトナーのみが存在する。
上述したように、トナーカートリッジ13が装置本体1に装着された状態で、モータ306(図7参照)が駆動されることで、トナーカートリッジ13の駆動カップリング203が回転する。駆動カップリング203が回転することで、トナー補給スクリュー209が回転すると共に、ポンプ223が伸縮動作を行う。補給枠体201のトナー排出室201aには、1回のポンプ223の圧縮動作によって排出される少量のトナーのみが存在する。
そして、ポンプ223の圧縮動作、すなわち伸長状態から圧縮状態への遷移によって、ポンプ223の内部空間223dと連通しているトナー排出室201a、連通路201c及びトナー収容室201bの内圧が高まる。その結果、トナー排出室201a内のトナーがトナー排出口208から排出される。トナー排出口208から排出されたトナーは、トナー搬送装置14によってプロセスカートリッジに搬送される。
[制御ブロック]
図7は、本実施の形態の画像形成装置100の制御部300を示すブロック図である。装置本体1は、制御部300を有し、制御部300は、CPU301、ROM302及びRAM303を有している。CPU301は、ROM302に格納された各種のプログラムを実行し、RAM303は、CPU301の作業領域として使用される。
図7は、本実施の形態の画像形成装置100の制御部300を示すブロック図である。装置本体1は、制御部300を有し、制御部300は、CPU301、ROM302及びRAM303を有している。CPU301は、ROM302に格納された各種のプログラムを実行し、RAM303は、CPU301の作業領域として使用される。
制御部300の入力側には、検知部としての電流検知部404が接続されている。電流検知部404は、モータ306に流れる電流値を検知する。なお、制御部300内に電流検知部404を具備してもよい。
制御部300の出力側には、モータ306が接続されている。モータ306は、上述したように、トナーカートリッジ13が装置本体1に装着された状態で、トナーカートリッジ13の駆動カップリング203に駆動力を伝達可能である。また、制御部300には、表示部307が接続されている。報知部としての表示部307は、メッセージや画像を表示可能であり、例えば液晶パネルや有機ELディスプレイを有する。
[イニシャル制御]
次に、トナーカートリッジ13を装置本体1に装着した際に実行されるイニシャル制御について、図8乃至図9(c)を用いて説明する。以下では、新品のトナーカートリッジ13が装置本体1に装着された際のイニシャル制御を例に説明する。なお、トナーカートリッジ13が新品状態(未使用状態)では、図9(a)に示すように、ポンプ223は圧縮状態となっている。また、図8に示すフローチャートの制御は、装置本体1に装着されたトナーカートリッジ13が新品状態か否かに拘わらず、実行されてもよい。
次に、トナーカートリッジ13を装置本体1に装着した際に実行されるイニシャル制御について、図8乃至図9(c)を用いて説明する。以下では、新品のトナーカートリッジ13が装置本体1に装着された際のイニシャル制御を例に説明する。なお、トナーカートリッジ13が新品状態(未使用状態)では、図9(a)に示すように、ポンプ223は圧縮状態となっている。また、図8に示すフローチャートの制御は、装置本体1に装着されたトナーカートリッジ13が新品状態か否かに拘わらず、実行されてもよい。
図8に示すように、まず、制御部200は、トナーカートリッジ13が装置本体1に装着されたか否かを判断する(ステップS11)。トナーカートリッジ13が装置本体1に装着されたと判断された場合(ステップS11:Yes)、制御部200は、ステップS12~S19に示すイニシャル制御を実行する。
イニシャル制御が開始されると、制御部200は、まずモータ306を逆回転、すなわち駆動カップリング203を第3方向に回転させる第1処理を実行する(ステップS12)。これにより、リンク部材221が駆動されてポンプ223が伸縮動作を行うと共に、トナー補給スクリュー209が第2方向に回転する。トナー補給スクリュー209が第2方向に回転することで、トナー排出室201a及びポンプ223内のトナーは、トナー収容室201bに向けて搬送される。なお、通常、現像容器9a(図1参照)内のトナーが少なくなってトナーカートリッジ13から現像容器9aに向けてトナーを排出(補給)する補給動作を実行する際には、モータ306は、正回転する。この時、駆動カップリング203は、第3方向とは反対の第4方向に回転する。すなわち、モータ306が正回転する際には、トナー補給スクリュー209は、トナー収容室201b内のトナーを、連通路201cを介してトナー排出室201aに向けて搬送するように第1方向に回転する。
次に、制御部300は、電流検知部404の検知結果に基づいて、モータ306の負荷トルクが閾値以上か否かを判断する(ステップS13)。ところで、モータ306の負荷トルクが大きくなると、モータ306に流れる電流値も大きくなる。このため、制御部300は、電流検知部404が検知した電流値に基づいて、モータ306の負荷トルクを推定することができる。言い換えれば、電流検知部404が検知する電流値は、モータ306の負荷トルクに対応する情報である。モータ306の負荷トルクが閾値未満の場合(ステップS13:No)、制御部300は、モータ306を逆回転し始めてから所定時間経過したか否かを判断する(ステップS14)。所定時間経過したと判断された場合(ステップS14:Yes)、制御部300は、モータ306を停止し(ステップS15)、処理を終了する。
ところで、トナーカートリッジ13がポンプ223を下側とした姿勢で輸送されてしまった場合、トナー収容室201b及びトナー排出室201a内に収容されたトナーがポンプ223側に集まる。すると、図9(a)に示すように、ポンプ223内にトナーが満たされた状態となり、ポンプ223が伸縮動作を行っても、トナー排出室201a及びトナー収容室201b内の内圧を適切に変動させることができなくなる。
しかしながら、本実施の形態のように、イニシャル制御においてモータ306を所定時間逆回転させることで、トナー排出室201a及びポンプ223内のトナーをトナー補給スクリュー209によってトナー収容室201bに向けて搬送することができる。そして、ポンプ223内のトナーが少なくなることにより、ポンプ223が正常に伸縮動作できるように内部空間に余裕ができ、トナーカートリッジ13からトナーを良好に排出できるようになる。
なお、モータ306を逆回転させる所定時間の内、初めの一定時間は、トナー排出口208を封止しているシール部材(不図示)を開封するため、通常のトナー排出時よりもモータ306の回転速度が遅い。すなわち、モータ306の回転速度を、トナー補給動作時の回転速度V1よりも遅い回転速度V2に設定する。そして、その後は、モータ306の回転速度を回転速度V1に戻す。
また、図9(b)に示すように、トナー排出室201aのトナー密度が高いと、モータ306を逆回転させてポンプ223を圧縮状態から伸長状態に遷移させる際に、ポンプ223が空気を吸引し難くなる場合がある。そして、ポンプ223は、空気と共にトナー排出室201a内のトナーを吸い込んでしまう場合がある。
この状態でポンプ223が伸長状態から圧縮状態に遷移すると、すでにトナーで満たされたトナー排出室201a内に、更にポンプ223内のトナーを押し込もうとするので、ポンプ223内のトナーが凝集して塊となって、流動性が低下する。すると、モータ306の駆動力によってポンプ223を伸縮動作させようとしても、モータ306の負荷トルクが閾値以上となってしまう。
図8に戻って、ステップS13においてモータ306の負荷トルクが閾値以上であると判断された場合(ステップS13:Yes)、制御部300は、モータ306を停止後、モータ306を正回転させる第2処理を実行する(ステップS16)。モータ306が正回転すると、駆動カップリング203は、第4方向に回転する。すなわち制御部300は、モータ306を逆回転させる第1処理を実行中に電流検知部404が所定の閾値以上の負荷トルクに対応する電流値を検知した場合に、モータ306を正回転させて駆動カップリング203を第4方向に回転させる第2処理を実行する。
次に、制御部300は、ポンプ223が、モータ306がステップS16において停止した時よりも、所定量伸長したか否かを判断する(ステップS17)。具体的には、制御部300は、ステップS16~S18において、ポンプ223を一定量正回転、すなわち第2方向に回転させ、ポンプ223をモータ306の停止時よりも伸長させる。これにより、ポンプ223の内部空間223dの容積が拡がり、ポンプ223内にトナーの無い空間を作ることができる。
そして、ポンプ223が所定量伸長したと判断された場合(ステップS17:Yes)、制御部300は、モータ306を停止させる(ステップS18)。これにより、第2処理が完了する。更に、制御部300は、第2処理が完了した後に、表示部307に、トナーカートリッジ13を装置本体1から離脱させて長手方向LDに振ることを促すメッセージを表示させる第3処理を実行し(ステップS19)、処理を終了する。
なお、ステップS19では、メッセージの代わりにイラスト画像を表示部307に表示させることで、ユーザにトナーカートリッジ13を装置本体1から離脱させて長手方向LDに振ることを促してもよい。メッセージ及びイラスト画像は、いずれも画像である。また、ステップS19において、トナーカートリッジ13を振る方向を限定せずに、ユーザに、単にトナーカートリッジ13を装置本体1から離脱させて振ることを促してもよい。また、ステップS19において、ユーザにトナーカートリッジ13を装置本体1から離脱させて、ポンプ223を上側にした姿勢で、長手方向LDに振ることを促してもよい。言い換えれば、表示部307は、ユーザに、トナーカートリッジ13を装置本体1から離脱させて、第1端部13a(図2参照)が第2端部13bよりも上方にある姿勢でトナーカートリッジ13を振ることを促す報知を行ってもよい。
また、ステップS16においてモータ306を正回転させる際のモータ306の回転速度は、ステップS12と同様に、トナー補給動作時の回転速度V1よりも遅い回転速度V2に設定される。
表示部307に表示されるメッセージに促されてユーザがトナーカートリッジ13を振ることで、ポンプ223内で凝集して塊となったトナーをほぐすことができる。ステップS16,S17においてポンプ223を伸長させ、ポンプ223内にトナーの無い空間を作ることで、ポンプ223内のトナー密度が見かけ上低下するため、よりポンプ223内のトナーがほぐれやすくなる。これにより、トナーカートリッジ13内のトナーの詰まりを解消し易くすることができる。
<その他の実施形態>
なお、本実施の形態では、ステップS16~S18において、ポンプ223を予め設定された一定量だけ正回転させることでポンプ223を伸長させたが、これに限定されない。図10は、変形例に係る制御部300の制御ブロック図である。例えば、図10に示すように、ポンプ状態検知センサ305の検知結果に基づいて、ポンプ223を伸長状態まで伸長させてもよい。これにより、トナーカートリッジ13を振った際に、よりポンプ223内のトナーがほぐれやすくすることができる。ポンプ状態検知センサ305は、ポンプ223の状態を検知し、例えばカムギア220の回転位置を検知するロータリーエンコーダや、往復運動するリンク部材221の位置を検知する光センサやリミットスイッチ等から構成される。ポンプ状態検知センサ305によって例えばポンプ223の伸長状態が検知される。
なお、本実施の形態では、ステップS16~S18において、ポンプ223を予め設定された一定量だけ正回転させることでポンプ223を伸長させたが、これに限定されない。図10は、変形例に係る制御部300の制御ブロック図である。例えば、図10に示すように、ポンプ状態検知センサ305の検知結果に基づいて、ポンプ223を伸長状態まで伸長させてもよい。これにより、トナーカートリッジ13を振った際に、よりポンプ223内のトナーがほぐれやすくすることができる。ポンプ状態検知センサ305は、ポンプ223の状態を検知し、例えばカムギア220の回転位置を検知するロータリーエンコーダや、往復運動するリンク部材221の位置を検知する光センサやリミットスイッチ等から構成される。ポンプ状態検知センサ305によって例えばポンプ223の伸長状態が検知される。
また、本実施の形態では、電流検知部404によってモータ306に流れる電流値を検知し、該電流値に基づいてモータ306の負荷トルクを推定していたが、これに限定されない。例えば、モータ306の出力軸に、ひずみゲージ等から構成されるトルクセンサ304(図10参照)を設けてもよい。検知部としてのトルクセンサ304は、モータ306の負荷トルクを検知可能に構成されている。また、トルクセンサ304は、モータ306、駆動伝達部及び本体側駆動カップリング81を含む駆動ユニット90のいずれかの箇所で負荷トルク(トルク)を検知すればよい。この場合、検知された負荷トルク(トルク)は、モータ306の負荷トルクに対応する情報である。
また、本実施の形態では、モータ306を正逆転させることで、トナーカートリッジ13の駆動カップリング203を第3方向又は第4方向に回転させていたが、これに限定されない。例えば、一方向に回転するモータ306の駆動力を、複数のギア列を介して駆動カップリング203に伝達させることで、駆動カップリング203を第3方向又は第4方向に回転可能に構成してもよい。
また、本実施の形態では、ステップS19において表示部307にメッセージを表示したが、これに限定されない。例えば、制御部300は、音声やランプによって、ユーザにトナーカートリッジ13を装置本体1から離脱させて長手方向LDに振ることを促す報知を行ってもよい。
また、本実施の形態では、ステップS18においてモータ306を停止した後、ステップS19において表示部307にメッセージが表示されるが、これに限定されない。例えば、ステップS19を省略してもよい。
また、既述のいずれの形態においても、電子写真方式のプリンタである画像形成装置100を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置にも本発明を適用することが可能である。
本発明は上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本実施の形態の開示は、以下の構成例及び方法例を含む。
(構成1)
現像剤を収容する現像容器と、シートにトナー像を形成する画像形成部と、駆動源並びに前記駆動源によって駆動される本体駆動部を含む駆動ユニットと、前記駆動ユニットの負荷トルクに対応する情報を検知する検知部と、制御部と、報知部と、を有する装置本体と、
前記装置本体に着脱可能に装着される現像剤カートリッジと、を備え、
前記現像剤カートリッジは、
現像剤を収容する収容室と、
前記現像容器に現像剤を補給するために前記現像剤カートリッジの外部に現像剤を排出する排出口が設けられ、前記収容室と連通する排出室と、
第1方向に回転させられることによって前記収容室の現像剤を前記排出室まで搬送し、前記第1方向とは反対の第2方向に回転させられることによって前記排出室の現像剤を前記収容室に搬送する搬送部材と、
ポンプであって、第1状態と、前記第1状態よりも内部空間の容積が小さい第2状態と、に遷移可能であり、前記第1状態から前記第2状態に遷移させられることによって前記排出口を介して前記排出室の現像剤を前記現像剤カートリッジの外部に排出するポンプと、
前記装置本体の前記本体駆動部と係合し前記本体駆動部から前記ポンプ及び前記搬送部材を駆動するための駆動力を受ける駆動力受け部材と、
前記駆動力受け部材が受けた前記駆動力によって前記ポンプに作用するポンプ作用部であって、前記ポンプを前記第1状態と前記第2状態との間で遷移させるポンプ作用部と、を有し、
前記制御部は、前記現像剤カートリッジが前記装置本体に装着されると、前記本体駆動部を第3方向に回転させることによって前記ポンプ作用部を駆動しつつ前記搬送部材を前記第2方向に回転させる第1処理を実行し、前記第1処理の実行中に前記検知部が閾値以上の前記負荷トルクに対応する情報を検知した場合に、前記ポンプの前記内部空間の容積が拡がるように前記本体駆動部を前記第3方向とは反対の第4方向に回転させて前記本体駆動部の駆動を停止する第2処理を実行し、
前記報知部は、前記第2処理が完了した後に、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを振ることを促す報知を行う、
ことを特徴とする画像形成装置。
(構成2)
前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを振ることを促す画像を表示する、
ことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成3)
前記現像剤カートリッジは、前記搬送部材の搬送方向に沿って長手方向に延びており、
前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを前記長手方向に振ることを促す画像を表示する、
ことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成4)
前記現像剤カートリッジは、前記搬送部材の搬送方向における第1端部と、前記搬送方向において前記第1端部と反対側の第2端部と、を有し、
前記ポンプは、前記現像剤カートリッジの前記第1端部に設けられ、
前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記第1端部が前記第2端部よりも上方にある姿勢で前記現像剤カートリッジを振ることを促す報知を行う、
ことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成5)
前記排出口は、前記現像剤カートリッジの前記第1端部に設けられ、かつ前記搬送方向において、前記ポンプよりも上流に位置する、
ことを特徴とする構成4に記載の画像形成装置。
(構成6)
前記本体駆動部は、前記現像容器に現像剤を補給するために前記現像剤カートリッジの前記排出口から現像剤を排出させる際には、前記第4方向に回転させられる、
ことを特徴とする構成1乃至5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(構成7)
未使用状態の前記現像剤カートリッジの前記ポンプは、前記第2状態である、
ことを特徴とする構成1乃至6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(構成8)
前記負荷トルクに対応する情報は、前記駆動源に流れる電流値である、
ことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(構成1)
現像剤を収容する現像容器と、シートにトナー像を形成する画像形成部と、駆動源並びに前記駆動源によって駆動される本体駆動部を含む駆動ユニットと、前記駆動ユニットの負荷トルクに対応する情報を検知する検知部と、制御部と、報知部と、を有する装置本体と、
前記装置本体に着脱可能に装着される現像剤カートリッジと、を備え、
前記現像剤カートリッジは、
現像剤を収容する収容室と、
前記現像容器に現像剤を補給するために前記現像剤カートリッジの外部に現像剤を排出する排出口が設けられ、前記収容室と連通する排出室と、
第1方向に回転させられることによって前記収容室の現像剤を前記排出室まで搬送し、前記第1方向とは反対の第2方向に回転させられることによって前記排出室の現像剤を前記収容室に搬送する搬送部材と、
ポンプであって、第1状態と、前記第1状態よりも内部空間の容積が小さい第2状態と、に遷移可能であり、前記第1状態から前記第2状態に遷移させられることによって前記排出口を介して前記排出室の現像剤を前記現像剤カートリッジの外部に排出するポンプと、
前記装置本体の前記本体駆動部と係合し前記本体駆動部から前記ポンプ及び前記搬送部材を駆動するための駆動力を受ける駆動力受け部材と、
前記駆動力受け部材が受けた前記駆動力によって前記ポンプに作用するポンプ作用部であって、前記ポンプを前記第1状態と前記第2状態との間で遷移させるポンプ作用部と、を有し、
前記制御部は、前記現像剤カートリッジが前記装置本体に装着されると、前記本体駆動部を第3方向に回転させることによって前記ポンプ作用部を駆動しつつ前記搬送部材を前記第2方向に回転させる第1処理を実行し、前記第1処理の実行中に前記検知部が閾値以上の前記負荷トルクに対応する情報を検知した場合に、前記ポンプの前記内部空間の容積が拡がるように前記本体駆動部を前記第3方向とは反対の第4方向に回転させて前記本体駆動部の駆動を停止する第2処理を実行し、
前記報知部は、前記第2処理が完了した後に、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを振ることを促す報知を行う、
ことを特徴とする画像形成装置。
(構成2)
前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを振ることを促す画像を表示する、
ことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成3)
前記現像剤カートリッジは、前記搬送部材の搬送方向に沿って長手方向に延びており、
前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを前記長手方向に振ることを促す画像を表示する、
ことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成4)
前記現像剤カートリッジは、前記搬送部材の搬送方向における第1端部と、前記搬送方向において前記第1端部と反対側の第2端部と、を有し、
前記ポンプは、前記現像剤カートリッジの前記第1端部に設けられ、
前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記第1端部が前記第2端部よりも上方にある姿勢で前記現像剤カートリッジを振ることを促す報知を行う、
ことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成5)
前記排出口は、前記現像剤カートリッジの前記第1端部に設けられ、かつ前記搬送方向において、前記ポンプよりも上流に位置する、
ことを特徴とする構成4に記載の画像形成装置。
(構成6)
前記本体駆動部は、前記現像容器に現像剤を補給するために前記現像剤カートリッジの前記排出口から現像剤を排出させる際には、前記第4方向に回転させられる、
ことを特徴とする構成1乃至5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(構成7)
未使用状態の前記現像剤カートリッジの前記ポンプは、前記第2状態である、
ことを特徴とする構成1乃至6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(構成8)
前記負荷トルクに対応する情報は、前記駆動源に流れる電流値である、
ことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
1/装置本体/9a:現像容器/13:現像剤カートリッジ(トナーカートリッジ)//13a:第1端部/13b:第2端部/21:画像形成部(2次転写ローラ)/81:本体駆動部(本体側駆動カップリング)/90:駆動ユニット/100:画像形成装置/201a:排出室(トナー排出室)/201b:収容室(トナー収容室)/203:駆動力受け部材(駆動カップリング)/208:排出口(トナー排出口)/209:搬送部材(トナー補給スクリュー)/221:ポンプ作用部(リンク部材)/223:ポンプ/223d:内部空間/300:制御部/304:検知部(トルクセンサ)/306:駆動源(モータ)/307:報知部(表示部)/CD:搬送方向/LD:長手方向
Claims (8)
- 現像剤を収容する現像容器と、シートにトナー像を形成する画像形成部と、駆動源並びに前記駆動源によって駆動される本体駆動部を含む駆動ユニットと、前記駆動ユニットの負荷トルクに対応する情報を検知する検知部と、制御部と、報知部と、を有する装置本体と、
前記装置本体に着脱可能に装着される現像剤カートリッジと、を備え、
前記現像剤カートリッジは、
現像剤を収容する収容室と、
前記現像容器に現像剤を補給するために前記現像剤カートリッジの外部に現像剤を排出する排出口が設けられ、前記収容室と連通する排出室と、
第1方向に回転させられることによって前記収容室の現像剤を前記排出室まで搬送し、前記第1方向とは反対の第2方向に回転させられることによって前記排出室の現像剤を前記収容室に搬送する搬送部材と、
ポンプであって、第1状態と、前記第1状態よりも内部空間の容積が小さい第2状態と、に遷移可能であり、前記第1状態から前記第2状態に遷移させられることによって前記排出口を介して前記排出室の現像剤を前記現像剤カートリッジの外部に排出するポンプと、
前記装置本体の前記本体駆動部と係合し前記本体駆動部から前記ポンプ及び前記搬送部材を駆動するための駆動力を受ける駆動力受け部材と、
前記駆動力受け部材が受けた前記駆動力によって前記ポンプに作用するポンプ作用部であって、前記ポンプを前記第1状態と前記第2状態との間で遷移させるポンプ作用部と、を有し、
前記制御部は、前記現像剤カートリッジが前記装置本体に装着されると、前記本体駆動部を第3方向に回転させることによって前記ポンプ作用部を駆動しつつ前記搬送部材を前記第2方向に回転させる第1処理を実行し、前記第1処理の実行中に前記検知部が閾値以上の前記負荷トルクに対応する情報を検知した場合に、前記ポンプの前記内部空間の容積が拡がるように前記本体駆動部を前記第3方向とは反対の第4方向に回転させて前記本体駆動部の駆動を停止する第2処理を実行し、
前記報知部は、前記第2処理が完了した後に、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを振ることを促す報知を行う、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを振ることを促す画像を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤カートリッジは、前記搬送部材の搬送方向に沿って長手方向に延びており、
前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記現像剤カートリッジを前記長手方向に振ることを促す画像を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤カートリッジは、前記搬送部材の搬送方向における第1端部と、前記搬送方向において前記第1端部と反対側の第2端部と、を有し、
前記ポンプは、前記現像剤カートリッジの前記第1端部に設けられ、
前記報知部は、前記現像剤カートリッジを前記装置本体から離脱させて、前記第1端部が前記第2端部よりも上方にある姿勢で前記現像剤カートリッジを振ることを促す報知を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記排出口は、前記現像剤カートリッジの前記第1端部に設けられ、かつ前記搬送方向において、前記ポンプよりも上流に位置する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記本体駆動部は、前記現像容器に現像剤を補給するために前記現像剤カートリッジの前記排出口から現像剤を排出させる際には、前記第4方向に回転させられる、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 未使用状態の前記現像剤カートリッジの前記ポンプは、前記第2状態である、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記負荷トルクに対応する情報は、前記駆動源に流れる電流値である、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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2022
- 2022-04-19 JP JP2022068955A patent/JP2023158908A/ja active Pending
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