JP2023154673A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子先幕動作と電子後幕動作を含む電子シャッタを用いる撮像装置において、露光の開始と終了を振動デバイスの振動でユーザに明確に認識させる。
【解決手段】撮像装置1は、受光して電荷蓄積を行う撮像素子22と、撮像素子に電子先幕動作を行わせて電荷蓄積を開始させ、電子後幕動作を行わせて電荷蓄積を終了させる撮像素子制御手段50と、振動を発生する振動発生手段100と、振動発生手段を制御する振動制御手段50とを有する。振動制御手段は、振動発生手段に、電荷蓄積の開始前に第1の振動を発生させ、電荷蓄積の終了後に第2の振動を発生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動デバイスを有するデジタルカメラ等の撮像装置に関する。
撮像装置には、フォーカルプレンシャッタ等の機械式シャッタに代えて、撮像素子の制御によりシャッタ機能を実現する電子シャッタを備えたものがある。ただし、電子シャッタでは、機械式シャッタのような作動音を全く発生しないため、ユーザが撮像タイミングを認識し難い。
特許文献1には、ユーザによるシャッタボタンの操作と同時に振動デバイスに振動を発生させることで、ユーザに電子シャッタの動作を振動で通知できる撮像装置が開示されている。また、特許文献1には、手振れが生じやすい長秒撮像時に振動デバイスが発生する振動が撮像に影響しないように、振動の強度を弱めることも開示されている。さらに特許文献2には、振動デバイスが発生する振動が撮像に影響しないように、振動の発生タイミングを露光タイミングに対してずらすようにした撮像装置が開示されている。
特許第4649835号公報 特開2019-191435公報
しかしながら、特許文献1、2に開示された撮像装置では、長秒撮像における露光(電荷蓄積)の開始と終了が認識し難しい。機械式シャッタを有する撮像装置で長秒撮像を行う場合は、まず露光開始タイミングで先幕が走行して振動が発生し、その後、露光終了タイミングで後幕が走行して振動が発生する。すなわち、露光開始時と終了時の2回の振動が生じる。これによりユーザは長秒撮像において露光の開始と終了を認識することができる。これに対して、特許文献1、2に開示された撮像装置のようにシャッタ秒時にかかわらず振動デバイスからの振動が1回しか発生しないと、長秒撮像での露光の開始と終了のうち一方しか認識することができない。
本発明は、電子先幕動作と電子後幕動作を含む電子シャッタを用いる場合に、長秒撮像における露光の開始と終了を振動デバイスの振動でユーザに明確に認識させることができるようにした撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、受光して電荷蓄積を行う撮像素子と、撮像素子に電子先幕動作を行わせて電荷蓄積を開始させ、電子後幕動作を行わせて電荷蓄積を終了させる撮像素子制御手段と、振動を発生する振動発生手段と、振動発生手段を制御する振動制御手段とを有する。振動制御手段は、振動発生手段に、電荷蓄積の開始前に第1の振動を発生させ、電荷蓄積の終了後に第2の振動を発生させることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての制御方法は、受光して電荷蓄積を行う撮像素子と、振動を発生する振動発生手段とを有する撮像装置に適用される。該制御方法は、撮像素子に電子先幕動作を行わせて電荷蓄積を開始させ、電子後幕動作を行わせて電荷蓄積を終了させるステップと、振動発生手段に、電荷蓄積の開始前に第1の振動を発生させ、電荷蓄積の終了後に第2の振動を発生させるステップとを有することを特徴とする。なお、撮像装置のコンピュータに上記制御方法に従う処理を実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、電子先幕動作と電子後幕動作を含む電子シャッタを用いる撮像装置において、長秒撮像における撮像素子の露光(電荷蓄積)の開始と終了を振動デバイスが発生する振動によりユーザに明確に認識させることができる。
実施例の撮像装置の外観斜視図。 実施例の撮像装置の電気的構成を示すブロック図。 実施例における振動デバイスの構成を示す図。 実施例における撮像処理を示すフローチャート。 上記撮像処理のタイミングチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1(a)、(b)は、本発明の実施例である撮像装置(デジタルカメラ:以下、単にカメラという)1の外観を示している。図1(a)は斜め前方から見たカメラ1を示し、図1(b)は斜め後方から見たカメラ1を示している。図2は、カメラ1とこれに装着された交換レンズ150により構成されるカメラシステムの電気的な構成を示している。
表示部28はカメラ1の背面に設けられた表示部材であり、ライブビュー画像、記録済み撮像画像および各種情報を表示することができる。表示部28は、タッチパネル70aとしての機能を備えており、表示面へのタッチ操作を検出することができる。ファインダ外表示部43は、カメラ1の上面に設けられた表示部材であり、シャッタ速度や絞り値等の様々な設定値を表示することができる。
カメラ1は、フロントグリップ部90を有し、ユーザはフロントグリップ部90を把持して撮像を行う。フロントグリップ部90の内部には、振動発生手段としての振動デバイス100が設けられている。振動デバイス100の構成および動作については後述する。
フロントグリップ部90の上部には、シャッタボタン61が配置されている。ユーザがシャッタボタン61を半押し操作すると(SW1信号のON)、AE(自動露出)やAF(オートフォーカス)等の撮像準備動作が開始される。ユーザがシャッタボタン61を全押し操作すると(SW2信号のON)、記録用画像を取得するための撮像動作が開始される。
電源スイッチ72は、カメラ1の電源のON/OFFを切り替えることが可能な操作部材である。モード切替えダイヤル60は、撮像モードを切り替えるための操作部材である。撮像モードには、シャッタスピード優先モード、絞り値優先モード、動画モード等が含まれる。
メイン電子ダイヤル71とサブ電子ダイヤル73は回転操作部材であり、ユーザにより回転操作されることで、シャッタ速度や絞り値等の設定値を変更できる。SETボタン75は、主に選択項目の決定等のために操作される。動画ボタン76は、記録用の動画撮像の開始と停止の指示に用いられる。AEロックボタン77は、撮像待機中に操作されることで、露出を固定することができる。拡大ボタン78は、撮像中や撮像画像の再生時において画像拡大のON/OFFを切り替えるために操作される。拡大モードがONにされてメイン電子ダイヤル71が操作されると、拡大倍率を変更することができる。再生ボタン79は、記録された撮像画像の再生を指示するために操作される。
メニューボタン81は、各種設定を可能とするメニュー画面の表示部28での表示のON/OFFを切り替えるために操作される。ユーザは、メニュー画面に従ってマルチ方向キー74、SETボタン75およびタッチパネル70a等を操作することで、直感的に各種設定を行うことができる。マルチ方向キー74は、上下左右およびそれらの間の斜め方向の計8方向の指示が可能な操作部材であり、揺動可能なマルチ方向キー74を倒した方向に応じた操作が行える。
接眼部16の内部には、EVFユニット29が設けられており、撮像時にライブビュー映像を映し出すことができる。ユーザは接眼部16を覗き込むことで、外光を遮断した状態で被写体や構図を確認することができる。また、EVFユニット29には、表示部28と同様にメニュー画面や撮像画像を表示することができる。接眼検出部57は、接眼部16に対してユーザが接眼しているか否かを検出するセンサである。
カメラ1の側面部には、外部機器とカメラ1とを電気的に接続するためのコネクタ類(不図示)が配置されており、これらは端子カバー40によって保護されている。メディアスロットカバー202は、記録媒体200を格納するスロットを覆う蓋部材である。ユーザはメディアスロットカバー202を開いて、メモリカード等の記録媒体200を挿抜することができる。
カメラ1の前面には、レンズマウント10が設けられている。レンズマウント10には、図2に示す交換レンズ150が着脱可能に装着される。レンズマウント10は複数の電子接点を含むカメラ端子部10aを備えており、該カメラ端子部10aを介してカメラ1と交換レンズ150との通信やカメラ1から交換レンズ150への電源供給が行われる。
交換レンズ150は、レンズ103や絞り5により構成される撮像光学系を有する。図2ではレンズ103を1つのみ示しているが、実際の撮像光学系は複数のレンズを含む。
複数の電子端子を含むレンズ端子部6は、レンズマウント10のカメラ端子部10aを介してカメラ1と交換レンズ150との通信およびカメラ1から交換レンズ150への電源供給を可能とする。交換レンズ150は、レンズ制御回路4を備えている。レンズ制御回路4は、カメラ1内のカメラ制御部50からの命令に応じて、絞り駆動回路2を介して絞り5を制御したり、AF駆動回路3を介して撮像光学系に含まれるフォーカスレンズを移動させたりする。
カメラ1において、メカシャッタ101は、先幕と後幕からなる遮光幕を有する機械式シャッタとしてのフォーカルプレンシャッタである。メカシャッタ101は、撮像素子22の前に配置されており、カメラ制御部50が遮光幕の走行タイミングを制御することで撮像素子22の露光時間を制御することができる。
撮像素子22は、撮像光学系からの光(光学像としての被写体像)を受光して画素ごとに電荷蓄積を行って電気信号を生成する光電変換素子であり、CCDセンサやCMOSセンサ等により構成される。撮像素子22は、電子シャッタ機能(以下、単に電子シャッタという)を備えている。電子シャッタは、撮像素子22の画素ラインごとの電荷蓄積開始(電荷リセット)タイミングを制御して電子先幕動作を行うとともに画素ラインごとの電荷読み出しタイミングを制御して電子後幕動作を行うことで撮像素子22の露光(電荷蓄積)時間を制御するものである。電子シャッタを用いることで、メカシャッタ101を動作させる場合のような作動音が生じない無音撮像を行うことが可能となる。撮像素子22における電子シャッタの制御は、撮像素子制御手段としてのカメラ制御部50が行う。
AEセンサ17は、撮像素子22を通じて得られた撮像データから被写体像の輝度情報を取得する。焦点検出部11は、撮像データから撮像光学系のデフォーカス量情報を検出する。カメラ制御部50は、これらの情報に基づいて、AE処理やAF処理等の撮像準備動作を制御する。
A/D変換器23は、撮像素子22から出力されたアナログ撮像信号をデジタル撮像信号(撮像データ)に変換する。画像処理部24は、A/D変換器23からの撮像データまたはメモリ制御部15からの撮像データに対して画素補間、リサイズ処理および色変換処理等を行って画像データを生成する。画像データは、直接またはメモリ制御部15を介してメモリ32に記録される。
D/A変換器19は、メモリ32に格納されている表示用の画像データをアナログ画像信号に変換する。表示部28およびEVF29は、アナログ画像信号に対応する画像を表示する。また、ファインダ外表示部43は、ファインダ外表示部駆動回路44により駆動されて、シャッタ速度や絞り値等の設定値を表示する。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、EEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、カメラ制御部50の動作用の定数やプログラム等が記憶される。カメラ制御部50は、少なくとも1つのプロセッサまたは回路により構成され、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することカメラ1の全体的な制御を行う。システムメモリ52には、カメラ制御部50の動作用の定数、変数および不揮発性メモリ56から読み出されたプログラム等が展開される。システムタイマ53は、各種制御に用いる時間や内蔵時計の時刻をカウントする。
モード切替えダイヤル60、第1シャッタスイッチ(SW1)62、第2シャッタスイッチ(SW2)64および操作部70は、ユーザの操作を受けてカメラ制御部50に種々の指示を入力する。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータおよび通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、装着された電池の種類および電池残量の検出を行う。また電源制御部80は、それらの検出結果とカメラ制御部50からの指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部に供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池、NiMH電池よびLi電池等の二次電池またはACアダプタである。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等により構成され、撮像画像を記録する。記録媒体I/F18は、記録媒体200とのインターフェースである。
通信部54は、有線ケーブルによって接続された外部機器との間での映像信号や音声信号の送受信を行うことができる。また、無線LANやBluetooth(登録商標)等の無線通信技術を用いて外部機器と無線通信を行うことも可能である。
姿勢検知部55は、加速度センサやジャイロセンサ等を用いてカメラ1の姿勢を検出する。カメラ制御部50は、姿勢検知部55で検出された姿勢に基づいて、撮像画像がカメラ1の横姿勢での撮像により得られたものか縦姿勢で得られたものかを判別することができる。また、検出された姿勢の変化に基づいて手振れ等のカメラ振れを検出することもできる。検出されたカメラ振れに応じて撮像光学系の一部や撮像素子22を光軸に直交する方向に移動させることで、カメラ振れに伴う像振れを補正することができる。
図3は、振動デバイス100の構成を示している。本実施例では、電子シャッタを用いて無音で撮像が行われる場合に、振動デバイス100に振動を発生させることでユーザに撮像素子22の露光が行われたことを認識させる。振動デバイス100の制御は、振動制御手段としてのカメラ制御部50が行う。
図3に示す振動デバイス100は、リニアアクチュエータ(LRA)タイプの振動デバイスである。LRAタイプの振動デバイス100は、振動子100a、マグネット100b、バネ100c、コイル100dおよびベース100eにより構成されている。振動子100aは、マグネット100bを保持し、かつベース100eに対してバネ100cにより移動可能に結合されている。コイル100dは、マグネット100bの近傍に配置され、回路基板と電気的に接続される。コイル100dは通電されることで電磁力を生じ、その電磁力とマグネット100bとの間の吸着力また反発力によって振動子100aが図中の矢印方向に往復運動することにより、振動デバイス100から振動が発生する。コイル100dの通電電流を制御することで、振動の強度(振幅、加速度)や周波数等の振動パラメータを変更することができる。
なお、振動デバイス100としては、LRAタイプ以外のもの、例えば圧電素子を用いたものやDCモータを用いたもの等を用いてもよい。
図4は、コンピュータとしてのカメラ制御部(制御手段)50がプログラムに従って実行する撮像処理(制御方法)を示している。ここでは、ユーザによりシャッタボタン61が半押し操作されて撮像準備動作が行われた後の処理について説明する。
ステップS2000においてユーザによりシャッタボタン61が全押し操作されてSW2信号がONになると、カメラ制御部50は、ステップS2001に進む。ステップS2001では、カメラ制御部50は、ユーザ操作により又はAE処理により設定されたシャッタスピード(以下、SSという)が所定値より遅いか否か、言い換えれば露光時間が所定時間より長いか否かを判定する。ここでは所定値(所定時間)が1/60秒であるものとする。
一般にSSは手振れによる像振れや素早く動く被写体の動体振れを抑えたい場合に速く、暗所で光量を確保したい場合や水面を平滑に映したい場合等で長く設定される。具体的には、ユーザが一瞬と感じるような高速秒時(例えば1/4000秒)から長秒撮像を行う際の低速秒時(10秒や30秒等)までの幅広い設定が可能である。
人間は2回の振動刺激があってもその時間間隔が非常に短いと1回の振動に感じる、言い換えれば2回の振動を区別できないと言われている。このため、機械式のシャッタが高速秒時で動作する際でも、先幕と後幕での2つの遮光幕がそれぞれ走行して2回の振動が発生してもユーザはこれらを1回の振動として認識する。一方、長秒撮像時であれば露光の開始時と終了時の2回の振動を認識できる。そこで本実施例では、電子シャッタを用いる撮像において、SSに応じて振動デバイス100の振動発生の回数やタイミングを変化させる。
カメラ制御部50は、ステップS2001においてSSが1/60秒より長い場合はS2002に進み、露光開始前に振動デバイス100に第1の振動を発生させる。この後、カメラ制御部50は、ステップS2003で撮像素子22に電子先幕動作を行わせて露光を開始させ、露光時間が経過すると撮像素子22に電子後幕動作を行わせて露光を終了させる。続いてステップS2004では、カメラ制御部50は、撮像素子22からの撮像信号の読み出しを行う。そして、読み出しの終了後にステップS2005で振動デバイス100に第2の振動を発生させて、撮像処理を終了する。
図5(a)は、SSが1/60秒より長い長秒撮像が行われる場合の露光開始/終了と振動発生のタイミングを示している。図中の各タイミングには、図4中の対応ステップ番号を付している。ここではSSを例として10秒としている。
SW2信号がONになると(ステップS2000)、露光開始前に第1の振動が発生する(ステップS2002)。この後、第1の振動が収束してから電子シャッタによる露光が開始される(ステップS2003)。露光時間中に振動デバイス100から振動を発生させないことで、振動の露光への影響(像振れ)が生じないようにしている。
長秒撮像では、ユーザはできるだけ手振れを生じさせないために構図の維持に集中したまま静止姿勢を保つ必要があり、操作ミスに気付き難い傾向がある。例えば、シャッタボタン61を操作し損なった場合に、操作ミスに気付かずに数秒間待機してしまう場合がある。そこで、第1の振動は確実に撮像(露光)が開始されたことをユーザに知らせるために効果的である。
露光が終了して、さらに撮像素子22からの撮像信号の読み出し(ステップS2004)が終了すると、第2の振動が発生して(ステップS2005)、撮像の終了をユーザに知らせる。前述したように長秒撮像時にはユーザは構図の維持に集中しながら静止姿勢を保ち続けるため、ステップS2005のタイミングで弱く短い振動が発生してもユーザがその振動に気付かないおそれがある。また、撮像の終了後であれば、強い振動を発生させても撮像画像の画質への影響はない。このため本実施例では、第2の振動を第1の振動よりも強い振動(より大きな加速度やより大きな振幅の振動)として発生させ、かつその振動時間T2も第1の振動の振動時間T1より長く設定している。これにより、ユーザに確実に撮像の終了を知らせることができる。また振動の強度や時間を変えることで、ユーザに撮像の開始と終了を区別できように知らせることができる。
一方、図4のステップS2001においてSSが所定値以下の高速秒時である場合は、カメラ制御部50はステップS2006に進み、撮像素子22に電子先幕動作を行わせて露光を開始し、露光時間が経過すると撮像素子22に電子後幕動作を行わせて露光を終了させる。続いてステップS2007では、カメラ制御部50は、撮像素子22からの撮像信号の読み出しを行う。そして、カメラ制御部50は、この読み出し中にステップS2008で振動デバイス100に第3の振動を発生させる。この後、撮像処理を終了する。
SSが高速秒時である場合には、図5(a)中に示す第1の振動から第2の振動までの時間T3が短くなり、前述したようにユーザは第1の振動と第2の振動をまとめて1つの振動として認識する可能性が高い。振動デバイス100は、機械式シャッタの遮光幕が走行する際の衝撃とは異なり、通電により動作するアクチュエータであるため、通電開始から実際に振動が発生するまでの応答時間が長い。このため、高速秒時においては第1の振動と第2の振動が連続し易く、ユーザはこれらを間延びした1つの振動として感じるおそれがある。
図5(b)は、SSが1/60秒以下の高速秒時撮像が行われる場合の露光開始/終了と振動発生のタイミングを示している。図中の各タイミングには、図4中の対応ステップ番号を付している。ここではSSを例として1/1000秒としている。高速秒時撮像は、飛んでいる鳥や激しく動くスポーツ選手等を撮像するような一瞬の撮像タイミングが重要視されるシーンの撮像として行われる場合が多い。
このため、SW2信号がONになると(ステップS2000)、露光(ステップS2006)および読み出し(ステップS2007)が通常の撮像と同じように行われる。これにより、ユーザは通常の感覚のまま撮像を行うことができる。そして、第3の振動は、読み出し中に開始される。露光開始タイミングと第3の振動の発生タイミングとの間の時間T4をできるだけ短くすることで、ユーザがシャッタボタン61の全押し操作から露光までのタイミングを測りやすくなる。ただし、第3の振動を、画質への影響が許容できる範囲内において露光中に発生させてもよい。
また、第3の振動は、第1の振動および第2の振動よりさらに強い振動であってもよい。第3の振動は、機械式シャッタにいう先幕と後幕の走行による2つの振動が合わさったものを模擬したものである。このため、先幕走行による振動を模擬する第1の振動や後幕走行による振動を模擬する第2の振動より強い振動とすることで、より機械式シャッタが発生する振動に近い振動を再現することができる。また、第3の振動の周波数や振動時間を第1および第2の振動のうち少なくとも一方と異ならせてもよい。
ステップS2001における所定値(所定時間)はどのような値でもよい。また所定値は、ユーザが自身の振動に対する感覚や主な被写体を考慮して任意に選択したユーザ選択値であってもよい。さらに所定値は、撮像モードに応じて変更されてもよい。例えば、マニュアルモードやシャッタスピード優先モードであればシャッタスピードに応じて図5(a)のように振動の回数が変更されるとともに振動の強度や振動時間が変更され、オートモードや絞り優先モードでは図5(b)に示した1回の振動に固定されるようにしてもよい。マニュアルモードやシャッタスピード優先モードではユーザ自身がシャッタスピードを選択するため、それに応じて振動の回数等が変わることでユーザの意図に適した振動通知機能を提供できる。一方、オートモードや絞り優先モードでは、周囲の環境光に応じて自動でシャッタスピードが変わる可能性があり、振動通知のタイミングが頻繁に切り替わるおそれがある。したがって、振動の回数を1回に固定した方がユーザに混乱を招かないため、好ましい。
上記実施例では、デジタルカメラ単体としての撮像装置について説明したが、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、携帯電話端末およびタブレット端末等の各種電子機器のカメラ部に用いられる撮像装置にも適用可能である。
上記実施例の開示には、以下の構成を含む。
(構成1)
受光して電荷蓄積を行う撮像素子と、
前記撮像素子に電子先幕動作を行わせて前記電荷蓄積を開始させ、電子後幕動作を行わせて前記電荷蓄積を終了させる撮像素子制御手段と、
振動を発生する振動発生手段と、
前記振動発生手段を制御する振動制御手段とを有し、
前記振動制御手段は、前記振動発生手段に、前記電荷蓄積の開始前に第1の振動を発生させ、前記電荷蓄積の終了後に第2の振動を発生させることを特徴とする撮像装置。
(構成2)
前記振動制御手段は、
前記電荷蓄積の時間が所定時間より長い場合は、前記振動発生手段に前記第1および第2の振動を発生させ、
前記電荷蓄積の時間が前記所定時間より短い場合は、前記振動発生手段に前記第1および第2振動に代えて第3の振動を発生させることを特徴とする構成1に記載の撮像装置。
(構成3)
前記振動制御手段は、前記電荷蓄積の間に前記振動発生手段に前記第3の振動を発生させることを特徴とする構成2に記載の撮像装置。
(構成4)
前記第3の振動は、前記第1および第2の振動に比べて、加速度および振幅のうち少なくとも一方が大きい振動であることを特徴とする構成2または3に記載の撮像装置。
(構成5)
前記第3の振動は、前記第1および第2の振動のうち少なくとも一方に比べて、周波数および振動時間のうち少なくとも一方が異なる振動であることを特徴とする構成2または3に記載の撮像装置。
(構成6)
前記振動制御手段は、ユーザ選択に応じて前記所定時間を変更することを特徴とする構成1から5のいずれか1つに記載の撮像装置。
(構成7)
前記振動制御手段は、撮像モードに応じて前記所定時間を変更することを特徴とする構成1から6のいずれか1つに記載の撮像装置。
(構成8)
前記第2の振動は、前記第1の振動に比べて、加速度および振幅のうち少なくとも一方が大きい振動であることを特徴とする構成1から7のいずれか1つに記載の撮像装置。
(構成9)
前記第2の振動は、前記第1の振動に比べて、振動時間が長い振動であることを特徴とする構成1から8のいずれか1つに記載の撮像装置。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 デジタルカメラ
22 撮像素子
62 第1シャッタスイッチ
64 第2シャッタスイッチ
100 振動デバイス

Claims (11)

  1. 受光して電荷蓄積を行う撮像素子と、
    前記撮像素子に電子先幕動作を行わせて前記電荷蓄積を開始させ、電子後幕動作を行わせて前記電荷蓄積を終了させる撮像素子制御手段と、
    振動を発生する振動発生手段と、
    前記振動発生手段を制御する振動制御手段とを有し、
    前記振動制御手段は、前記振動発生手段に、前記電荷蓄積の開始前に第1の振動を発生させ、前記電荷蓄積の終了後に第2の振動を発生させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記振動制御手段は、
    前記電荷蓄積の時間が所定時間より長い場合は、前記振動発生手段に前記第1および第2の振動を発生させ、
    前記電荷蓄積の時間が前記所定時間より短い場合は、前記振動発生手段に前記第1および第2振動に代えて第3の振動を発生させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記振動制御手段は、前記電荷蓄積の間に前記振動発生手段に前記第3の振動を発生させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第3の振動は、前記第1および第2の振動に比べて、加速度および振幅のうち少なくとも一方が大きい振動であることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記第3の振動は、前記第1および第2の振動のうち少なくとも一方に比べて、周波数および振動時間のうち少なくとも一方が異なる振動であることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
  6. 前記振動制御手段は、ユーザ選択に応じて前記所定時間を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記振動制御手段は、撮像モードに応じて前記所定時間を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記第2の振動は、前記第1の振動に比べて、加速度および振幅のうち少なくとも一方が大きい振動であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記第2の振動は、前記第1の振動に比べて、振動時間が長い振動であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 受光して電荷蓄積を行う撮像素子と、振動を発生する振動発生手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像素子に電子先幕動作を行わせて前記電荷蓄積を開始させ、電子後幕動作を行わせて前記電荷蓄積を終了させるステップと、
    前記振動発生手段に、前記電荷蓄積の開始前に第1の振動を発生させ、前記電荷蓄積の終了後に第2の振動を発生させるステップとを有することを特徴とする制御方法。
  11. 撮像装置のコンピュータに、請求項10に記載の制御方法に従う処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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