JP2023154545A - シート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】循環搬送によって複数のシートを重ねて折り処理を行うときに、シートの搬送時間を短縮できるシート処理装置を提供する。【解決手段】搬入されたシートを第一搬送手段の下流へと搬送して排出する排出搬送を実行する排出搬送手段と、シートを第一搬送手段の上流へ循環させる循環搬送を実行する循環搬送手段と、第一搬送手段の下流においてシートを搬送しながら折り目を形成する折り処理搬送を実行する、折り処理搬送手段と、を備え、折り処理搬送手段は、折り処理搬送手段における折り処理限度枚数に相当するシートが第一搬送手段に搬入されてくるときは、外部から重ね折り指示を受けとらなくても、折り処理限度枚数のシート束に対する折り処理搬送を実行する、シート処理装置による。【選択図】図16

Description

本発明は、シート処理装置、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
シート状の媒体(以下、「シート」と表記する。)を複数重ねて端部を合わせたシート束を形成する整合処理や、シートを折る折り処理などの、いわゆる後処理を行うシート処理装置が知られている。また、シートに画像を形成する機能と上記のシート処理装置に相当する機能を備える画像形成装置や、シート処理装置と画像形成装置と別の筐体とし、これらを連携させて動作する画像形成システムも知られている。
複数枚のシートを重ねたシート束に対して折り処理を行うシート処理装置において、装置内でシートを循環させて複数枚を重ね合わせる技術が知られている。また、重ね折り枚数が確定していなくても、重ね合わせ折り処理を行うことを目的として、重ね合わせを行なったシート束の枚数が設定枚数か否かに関係なく、重ね合わせを行なったシート束を蓄積部へ搬送する構成も開示されている(特許文献1を参照)。
特許文献1に開示されている構成は、重ね合わせ枚数が所定枚数に至るまでの複数のシートを退避部(循環経路)へと搬送させる。そのため、装置の折り処理において処理可能な上限枚数のシートが搬入されたときに、その上限に当たるシートの搬入前重ね折り開始指示がなければ、当該シートを含めて一旦、複数のシートを退避部に搬送させてからでなければ重ね折り処理が実行されない。この場合、重ね合わせ処理において不要の循環搬送を行うことになり、重ね折り処理の効率を低下させるという課題がある。
本発明は、循環搬送によって複数のシートを重ねて折り処理を行うときに、シートの搬送時間を短縮できるシート処理装置を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、シートを重ねて折る重ね折り処理を外部からの重ね折り指示に基づいて実行するシート処理装置であって、搬入されたシートを第一搬送手段の下流へと搬送して排出する排出搬送を実行する排出搬送手段と、前記シートを前記第一搬送手段の上流へ循環させる循環搬送を実行する循環搬送手段と、前記第一搬送手段の下流において前記シートを搬送しながら折り目を形成する折り処理搬送を実行する、折り処理搬送手段と、を備え、前記折り処理搬送手段は、前記折り処理搬送手段における折り処理限度枚数に相当する前記シートが前記第一搬送手段に搬入されてくるときは、外部から重ね折り指示を受けとらなくても、折り処理限度枚数のシート束に対する折り処理搬送を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、循環搬送によって複数のシートを重ねて折り処理を行うときに、シートの搬送時間を短縮できる。
本発明に係るシート処理装置を含む画像形成装置の実施形態を示す側面図。 本発明に係る画像形成システムの実施形態の概略構成を示す図。 上記実施形態に係る制御構成の例を示すブロック図。 本発明に係るシート処理装置の実施形態としての折り処理ユニットの内部構成図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。 上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の比較例を説明するフローチャート。 本実施形態に係る折り処理ユニットの折り搬送動作の例を説明するフローチャート。 本実施形態に係る折り処理ユニットの折り搬送動作の別の例を説明するフローチャート。 本実施形態に係る折り搬送動作で利用されるユーザインターフェースの例を説明する図。 本実施形態に係る折り搬送動作で利用されるユーザインターフェースの例を説明する図。 本実施形態に係る折り処理ユニットの折り搬送動作のさらに別の例を説明するフローチャート。
[画像形成装置の実施形態]
まず、本発明に係る画像形成装置の実施形態について説明する。図1は画像形成装置としてのプリンタ10の外観図である。本実施形態に係るプリンタ10は、画像形成部としてのプリンタユニット100と、プリンタユニット100に接続し連携可能なユニットであって、シート処理部として機能する折り処理ユニット200と、を備えている。なお、図1では、胴内排出型のプリンタユニット100を例示している。プリンタユニット100は、画像が形成された記録媒体(シートP)の排出先として折り処理ユニット200を選択可能にする機能を備えている。
折り処理ユニット200は、シートPに対する所定の後処理の一例である「折り処理」を実行するシート処理装置の実施形態に相当する。折り処理ユニット200は、一枚のシートPを折る「折り処理」を行う機能と、複数枚のシートPを重ね合わせから折る「重ね折り処理」を行う機能とを有する。折り処理ユニット200の内部構成については、後述する。
[画像形成システムの実施形態]
図2は、本発明に係る画像形成システムの実施形態としてのプリンタシステム1の概略構成を示す図である。本実施形態に係るプリンタシステム1は、プリンタ100a、後処理装置としての折り処理装置200aを連結して構成されている。プリンタシステム1は、プリンタ100aによって画像形成されたシートPが折り処理装置200aに搬送されて、折り処理装置200aにおいて所定の重ね折り処理を実行するように動作する。
[制御ブロックの機能構成]
次に、本実施形態に係るプリンタユニット100及び、シート処理装置としての折り処理ユニット200の動作を制御する制御ブロックの実施形態について図3を用いて説明する。図3に示すように、プリンタユニット100は、制御ブロックとしてのプリンタ制御部110を備える。プリンタ制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、シリアルI/F114と、を備える。
プリンタ制御部110には、画像作成部120、画像読取部130、及び操作表示部140が接続されている。画像作成部120、画像読取部130、及び操作表示部140には、それぞれの機能を発揮するための構成が含まれている。画像作成部120、画像読取部130、及び操作表示部140が備える各構成は、プリンタ制御部110からの制御信号に基づいて動作する。
画像作成部120は、シート状の記録媒体としてのシートPに対して画像データに基づく画像形成処理を行う構成である。画像読取部130は、シートPに形成されている画像を読み取って画像データを取得する構成である。操作表示部140は、画像作成部120や画像読取部130における動作条件を入力する入力部と、動作結果等を表示する表示部を兼ねる機能を備えている。
画像作成部120、画像読取部130、及び操作表示部140を制御するための制御プログラムは、ROM112に格納されている。CPU111は、ROM112に格納された制御プログラムを読み出してRAM113に展開する。そして、CPU111は、制御に必要なデータをRAM113に記憶させて、当該RAM113をワークエリアとして使用しながら制御プログラムによって定義されている制御を実行する。
また、図3に示すように、折り処理ユニット200は、制御ブロックとしての後処理制御部210を備える。後処理制御部210は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、シリアルI/F214と、を備える。
後処理制御部210には、各種負荷220や各種センサ240、及び操作表示部250が接続されている。各種負荷220は、後述するローラ及びローラ対などである。各種負荷220に相当するローラ及びローラ対は、それぞれ搬送ローラ対や折りローラ対を構成する。各種負荷220は、各ローラ及び各ローラ対を回転駆動させる駆動モータによって動作する。各種負荷220を構成する駆動モータは、後処理制御部210から指示を受けたドライバ230によって動作する。各種負荷220は、記録媒体としてのシートPの搬送制御、及びシートPに対する折り処理を含む動作を行う構成である。
各種センサ240は、シートPの搬送経路内の位置を検知する複数のシート検知手段であって、後述する搬送経路内に複数配置される。後処理の対象物となるシートP及びシート束Qの搬送量及び位置は、各種センサ240が後処理制御部210に向けて出力する検知信号に基づき後処理制御部210が実行する所定の制御プログラムにおいて判定される。なお、シートPの位置は、シート検知手段においてシートPの先端が検知されてからの当該シートPの搬送量(搬送距離)を各種負荷220の動作量に基づき、後処理制御部210によって算出される。
操作表示部250は、後処理制御部210における処理内容に関する表示部と、折り処理ユニット200の動作(挙動)を制御するための設定情報の入力を受け付ける入力部と、を兼ねる機能を備えている。
後処理制御部210が所定の処理機能を実行するための制御プログラムは、ROM212に格納されている。CPU211は、ROM212に格納された制御プログラムを読み出してRAM213に展開する。そして、CPU211は、制御に必要なデータをRAM213に記憶させて、当該RAM213をワークエリアとして使用しながら制御プログラムによって定義されている折り動作の制御を実行する。以上のように、ROM212に格納された制御プログラムを後処理制御部210が実行することによって、後述するシートPの検出及びシートPの搬送制御を行うことができる。
プリンタユニット100が備えるプリンタ制御部110と折り処理ユニット200が備える後処理制御部210は、シリアルI/F114とシリアルI/F214を介して通信可能に接続されている。この通信経路を利用して、記録媒体の搬送制御等に必要な制御コマンドや情報のやり取りが行われる。折り処理ユニット200は、プリンタユニット100から送られてくる制御コマンド及びシートPに関する情報と、各種センサ240から得られる記録媒体の位置に関する情報に基づいて、記録媒体の搬送制御及び折り処理の有無と、折り処理の種類を切り替える。
なお、プリンタユニット100(プリンタ制御部110)から、折り処理ユニット200(後処理制御部210)に対して送られるシートPに関する情報には、複数の情報が含まれる。例えば、プリンタユニット100から折り処理ユニット200に受け渡されるシートPの種類、シートPの厚さ、シートPの大きさ等を示す複数のシート種別情報が含まれる。また、シートPに関する情報には、後処理の種類を示す情報(折り処理、重ね折り処理の区別など)、重ね折りにおける一束を構成するシートPの枚数を示す情報、折り処理を行う際の折り位置を示す情報等も含まれる。そして、プリンタ制御部110から後処理制御部210に通知される制御コマンドには、受け渡されるシートPがまとまりを持って処理される単位の最後のページ(最終シート)に相当するものか否か、すなわち、「重ね折り開始通知」に相当するコマンドなども含まれる。
[後処理装置の実施形態]
次に、本発明に係る後処理装置の第一実施形態として、係る折り処理ユニット200の内部構成について説明する。図4は、折り処理ユニット200の内部の構成を概略的に示す構成図である。折り処理ユニット200は、複数の搬送経路と、各搬送経路においてシートPを搬送し、折り処理を行うための複数のローラ対と、シートPの搬送位置を検出するための複数のシート検出センサと、を備えている。なお、複数のローラ対は、それぞれ搬送手段又は折り手段を構成する。
折り処理ユニット200が備える搬送経路は、大まかに七つに区別される。図4に示すように、第一搬送経路W1、第二搬送経路W2、第三搬送経路W3、第四搬送経路W4、第五搬送経路W5、第六搬送経路W6、第七搬送経路W7、を備えている。
そして、第一搬送経路W1、第二搬送経路W2、第三搬送経路W3、第四搬送経路W4、第五搬送経路W5、第六搬送経路W6、第七搬送経路W7のそれぞれに沿うように、複数のローラ対が配置されている。すなわち、シートPを搬送するための搬送経路には、第零搬送手段R0、第一搬送手段R1、第二搬送手段R2、第三搬送手段R3、第四搬送手段R4、第五搬送手段R5、第六搬送手段R6を構成するローラ対がそれぞれの位置に配置されている。これら搬送手段としての各搬送ローラ対は、後処理制御部210が実行する制御プログラムによって回転開始及び回転停止が制御される。この制御により、シートPの搬送開始と搬送停止が実行される。
また、折り処理ユニット200は、シートPの搬送方向を切り替える搬送分岐手段を備えている。当該搬送分岐手段によって、本実施形態に係る折り処理ユニット200は、上流から搬入され、ユニット内で保持するシートPに対して複数の搬送処理を実行することができる。以下に説明する搬送処理(搬送モード)は、シートPの搬入処理に連動して切り替えられる処理である。
折り処理ユニット200は、「排出搬送」と「循環搬送」と「折り搬送」を実行する制御機能を備える。「排出搬送」、「循環搬送」、「折り搬送」はそれぞれ、折り処理ユニット200において実行されるシートPなどの搬送処理であって、いずれも、各搬送ローラ対の動作及び搬送分岐手段の動作によって実行される。すなわち、「排出搬送」に係る制御動作、「循環搬送」に係る制御動作、「折り搬送」に係る制御動作はいずれも、後処理制御部210の制御によって実行される。また、当該各制御は、プリンタ制御部110からの制御コマンドに基づいて実行の切り替えがなされることもある。
排出搬送は、上流から搬入されたシートP、すでに搬入されていたシートPと新たなシートPを重ね合わせて形成されるシート束Q、これらを搬送方向下流へと搬送して排出する搬送処理である。すなわち、「排出搬送」は、第一搬送手段R1による搬送方向と同様の方向に、シートP又はシート束Qを搬送することをいう。すなわち、排出搬送は、第一搬送経路W1から搬送方向下流の第四搬送経路W4へと搬送する、又は、第一搬送経路W1から第二搬送経路W2を経由して第五搬送経路W5へと搬送することをいう。言い換えると、排出搬送が実行されると、シートP又はシート束Qは、折り処理を行わず又は折り処理が完了した状態のいずれに関わらず、第一搬送経路W1から折り処理ユニット200の出口22に向かって搬送される。
循環搬送は、第一搬送経路W1に沿って搬送されるときのシートPの搬送方向の先端を変えず、つまり第一搬送手段R1による搬送方向の先端を変えずに、シートP又はシート束Qを第一搬送手段R1の上流側(第一搬送経路W1)に搬送する搬送処理である。つまり、シートP又はシート束Qを第一搬送経路W1から搬送方向下流の第二搬送経路W2へと送り込むように搬送をすることをいう。なお、「循環搬送」では、第二搬送経路W2へ送り込まれたシートPを第一搬送経路W1の上流へと戻すために、当該シートPを第二搬送経路W2から第三搬送経路W3へと搬送し、第三搬送経路W3から第一搬送経路W1へと循環させる。このシートPを循環させる搬送経路を「循環搬送経路」とする。循環搬送は、シート束Qを構成するシートPの枚数が所定の枚数に到達していないときに実行される。また、循環搬送は、シート束Qを構成するシートPの枚数が、重ね折り処理の上限枚数に到達し、かつ、重ね折り開始通知の制御コマンドが後処理制御部210において認識されるまで実行される。
「折り搬送」は、シートP又はシート束Qの所定の折り位置を第一折り手段F1のニップへと送り込む搬送処理である。つまり、「折り搬送」は、第一搬送手段R1による搬送方向の先端を変えて、シートP又はシート束Qを第一搬送経路W1から搬送方向下流の第二搬送経路W2へとシートP又はシート束Qを送り込む搬送に相当する。したがって、折り搬送では、第一搬送手段R1のニップを通過するときのシートP又はシート束Qの搬送方向の先端ではない部分を、搬送方向の先端として第二搬送経路W2へとシートP又はシート束Qを送り込むことで、その変更後の搬送方向先端が第一折り手段F1のニップを通過して折り目が形成される。つまり、変更された搬送方向の先端(第二搬送経路W2に送り込まれたときの搬送方向の先端)が折り目になる。なお、第二の折り目を形成するときも、それまでの搬送方向の先端とは異なる部分を新たな搬送方向先端として、さらに別の搬送経路へと送り込む。本実施形態では、第五搬送経路W5へ送り込むことで第二の折り目を形成する。以上のように「折り搬送」とは、シートP又はシート束Qに折り目を形成するために搬送をすることをいう。
なお、搬送分岐手段は、第一搬送経路W1から第二搬送経路W2及び第三搬送経路W3を介して、第五搬送経路W5へと搬送させるように切り替えを実行することもある。この場合の搬送制御も「折り搬送」に含まれる。以上のように、シートP又はシート束Qの搬送方向先端を変える搬送、搬送方向先端を変えない搬送を切替可能にするように、折り処理ユニット200は複数の搬送経路を備えている。そして、折り処理ユニット200には、これら搬送経路の切り替えを実行するように、複数の搬送分岐手段が配置されている。
[搬送分岐手段の説明]
複数の搬送分岐手段は、第一搬送手段R1、第四搬送手段R4、第一折り手段F1等の組み合わせによって構成される。例えば、複数の搬送分岐手段は、図5に示すように、第一搬送分岐手段J1、第二搬送分岐手段J2、第三搬送分岐手段J3として構成される。これら複数の搬送分岐手段は、後処理制御部210によって動作が制御される各種負荷220に含まれる構成である。したがって、後処理制御部210は、複数の搬送分岐手段の動作を制御することによってシートP及びシート束Qを搬送する搬送手段の動作を制御し、複数の搬送経路を選択的に切り替える制御をする。なお、循環搬送経路の途中には、シートP及びシート束Qに対して折り処理を行うための第一折り手段F1及び第二折り手段F2も配置されている。
折り処理ユニット200は、プリンタユニット100からシートを受け入れる入口21の近傍に、入口搬送ローラ対としての第零搬送手段R0が配置されている。第零搬送手段R0は、プリンタユニット100からシートPを排出したことを知らせる情報を受けた後処理制御部210の制御によって、第零搬送手段R0を回転駆動させる駆動モータが回転を開始する。その後、シートPの先頭が第零搬送手段R0のローラ対のニップに到達すると、第零搬送手段R0がシートPを下流側に搬送する。
後述するとおり、折り処理ユニット200は、プリンタユニット100から搬入されたシートPを下流側の出口22(図4参照)から排出する前に、次のシートPを受け入れて、先のシートPと後のシートPを重ね合わせた搬送処理としての循環搬送や、シートP及びシート束Qに対して所定の折り処理を行うための搬送処理としての折り搬送を行う。
以下の説明において、プリンタユニット100から折り処理ユニット200へ先に搬入されたシートP(先行するシートP)を「先行シートP1」と表記する。また、先行シートP1の後に続いて搬入されるシートPであって、先行シートP1と重ね合わせられるシートPを「後続シートP2」と表記する。さらに、後続シートP2の後に続いて搬入されるシートPであって、先行シートP1及び後続シートP2とともに重ね合わせ処理の対象となるシートPを「次シートP3」と表記する。また、これら複数のシートPを重ね合わせて束にされた複数のシートPを合わせて、すでに説明上用いているとおり「シート束Q」と表記する。
折り処理ユニット200において重ね合わせ処理又は折り処理を行うときのシートPの枚数には、上限が規定されている。この上限を「上限枚数」と表記する。以下の説明では上限枚数が三枚の場合を例示するが、本実施形態に係る折り処理ユニット200の上限枚数が三枚に限定されるものではなく、枚数を上限枚数とすることもできる。
第一搬送手段R1は、第一搬送経路W1を挟んで対向するローラ対からなり、ローラ間にニップを形成している。第一折り手段F1は、第一搬送経路W1と第二搬送経路W2との間に対向して配置され、両者間にニップを形成している。このニップによって案内される経路が、第一搬送経路W1から第二搬送経路W2に先行シートP1を導く。第一折り手段F1は、第一搬送手段R1におけるシートPの搬送方向の先端を変えずに、ニップで挟持して第二搬送経路W2へと搬送する「循環搬送」と、第一搬送手段R1におけるシートPの搬送方向の先端を変えるようにニップで挟持して第二搬送経路W2へと搬送する「折り搬送」と、を切り替え可能に構成されている。
さらに、第二搬送経路W2に導かれた先行シートP1を第三搬送手段R3が第三搬送経路W3へ導いて循環搬送をし、第三搬送経路W3上で先行シートP1の搬送を一時停止させる。第三搬送経路W3で一時停止した先行シートP1は、プリンタユニット100から後続シートP2を受け入れたときに搬送が再開させる。これによって、第一搬送経路W1の第一搬送手段R1の上流側に先行シートP1が戻って、後続シートP2と合流して重ね合わせることができるように構成されている。以上のように循環搬送経路が構成される。
上記にて説明した循環搬送経路において、先行シートP1と後続シートP2は重ねられてシート束Qが形成される。続いて、シート束Qに対する折り処理(重ね折り処理)を実行する場合の流れについて図4及び図5を参照しながら説明する。
シート束Qに対する折り処理は、主に、プリンタ制御部110から通知される「重ね折り処理開始指示」を後処理制御部210が取得した後の制御により動作する第一折り手段F1によって行われる。そして、第一折り手段F1によって折り処理(重ね折り処理)が行われたシート束Qは、第二搬送経路W2から第五搬送経路W5に受け渡されて排出される。第四搬送手段R4、第五搬送手段R5および第一折り手段F1は、同一の駆動モータにより駆動される。駆動モータは正方向と逆方向に回転可能である。駆動モータの回転方向を切り替えることで、先行シートP1と後続シートP2を重ねたシート束Qを循環搬送するか、また折り搬送するかの切り替えが行われる。
また、第六搬送手段R6の直後には分岐爪23が配置されている。分岐爪23は、第六搬送経路W6側にシートP(シート束Q)を導く場合と、第七搬送経路W7側にシートP(シート束Q)導く場合において、それぞれ案内位置を切り替える。分岐爪23は、例えばソレノイドによって位置を切り替えることができる。なお、ソレノイドに代えてモータ、ギヤ、カムなどを含む駆動機構を使用することもできる。
第四搬送経路W4又は第五搬送経路W5を通過したシートPは、折り処理ユニット200の排出トレイ24に排出されて積載される。第七搬送経路W7は、画像形成システムとして折り処理ユニット200の下流に後処理装置を設けた場合に、後処理装置へシートPを受け渡す経路である。後処理装置では、折り処理をしたシートPあるいは折り処理をしないシートPに対して例えば整合処理、綴じ処理などの後処理を実行する。
第一搬送経路W1において第零搬送手段R0の下流側には、第一シート検出センサSN1が配置されている。また、第一搬送経路W1において第一搬送手段R1の上流側には、第二シート検出センサSN2が配置されている。第二シート検出センサSN2は第一シート検出センサSN1よりも、第一搬送経路W1において下流側に配置されている。
循環搬送経路を構成する第三搬送経路W3において、第二搬送手段R2の下流側(循環搬送時の搬送方向下流側)には、第三シートP検出センサSN3が配置されている。また、第三搬送経路W3において、第三搬送手段R3の下流側(循環搬送時の搬送方向下流側)には、第四シート検出センサSN4が配置されている。
排出搬送時にシートPの搬送経路を構成する第四搬送経路W4において、第四搬送手段R4の下流側(排出搬送時の搬送方向下流側)には、第五シート検出センサSN5が配置されている。第五搬送経路W5において、第五搬送手段R5の下流側(排出搬送時の搬送方向下流側)には、第六シートP検出センサSN6が配置されている。第六搬送経路W6において、第六搬送手段R6の下流側(排出搬送時の搬送方向下流側)には、第七シート検出センサSN7が配置されている。
[重ね合わせ動作の例]
図4に例示した折り処理ユニット200によって、シートPを重ねた状態で内三つ折り、外三つ折りを行うことができる。ここで、図5から図10を用いて、循環搬送経路を介して、二枚のシートPを重ね合わせて、シート束Qを生成するための一連の動作について説明する。
なお、図5はシートPがプリンタユニット100側から搬送される前の初期状態を示す。図5の状態において、プリンタユニット100側から搬送されてきた先行シートP1の先端がプリンタユニット100の排紙口に到達した地点で、後処理制御部210の制御により、第零搬送手段R0が回転を開始する。
第零搬送手段R0の回転によって、図6に示すように、第一搬送経路W1へと先行シートP1が搬送されてくる。また先行シートP1を第四搬送経路W4に案内する「排出搬送」ではなく、第二搬送経路W2へ搬送して循環搬送経路へと案内する「循環搬送」を行うために、後処理制御部210は第一搬送分岐手段J1を図6の位置に移動させる。
第零搬送手段R0にて搬送された先行シートP1の先端が、第一搬送手段R1の上流に配置されている第一シート検出センサSN1によって検知されると、その検知信号が後処理制御部210に通知される。この通知を受けて、後処理制御部210は、搬入されて排出されていない(循環搬送に付される)シートPの枚数を計測する。
そして、後処理制御部210は、シートPの検知信号を受けてからシートPの先端の位置が、第一搬送手段R1のニップ位置から突出し、その突出量が所定の量に達するタイミングを算出する。なお、第一搬送手段R1のニップ位置からのシートPの先端の突当量を「第一突当量Δ1」とする。第一突当量Δ1に達するタイミングで、第一搬送手段R1の回転を開始させる。
先行シートP1の先端が第一搬送手段R1のニップに進入した時点で、後処理制御部210は、第一折り手段F1、第二搬送手段R2、第三搬送手段R3を回転させる。
そうすると、図7に示すように、先行シートP1は第一搬送手段R1と第一折り手段F1、の動作により第二搬送経路W2へ搬送され、また、第二搬送経路W2の下り勾配の傾斜に沿って第二搬送手段R2へ搬送される。そして、第二搬送手段R2の動作により第三搬送経路W3へ搬送される。第三搬送経路W3へ搬送された先行シートP1が第三搬送手段R3によってさらに搬送される。第三搬送手段R3によって搬送された先行シートP1の先端を第四シート検出センサSN4が検知すると、第四シート検出センサSN4から検知信号が後処理制御部210に通知される。そこで、後処理制御部210は、第四シート検出センサSN4からの検知信号を受けた後に、第三搬送手段R3によって先行シートP1の先端が、第四シート検出センサSN4の位置から第二突出量Δ2に相当する位置に至るまでのタイミングを算出する。
すなわち、第一搬送分岐手段J1の位置を図6で例示した位置にすることで、第一搬送手段R1を通過するときの先行シートP1の搬送方向先端を変えずに下流方向へと搬送することができる。この搬送制御によって、先行シートP1の循環搬送が実行される。
図8に示すように、先行シートP1の先頭が第二突出量Δ2に相当する位置に至ったと判定したときに、第一折り手段F1、第二搬送手段R2、第三搬送手段R3の回転を停止して、先行シートP1の循環搬送を一時的に停止する。
なお、先行シートP1の搬送を停止したときでも、プリンタユニット100から次に搬送されてきた後続シートP2を受け入れるために、第零搬送手段R0及び第一搬送手段R1の回転は継続したままにする。
続いて、後処理制御部210は、図9に示すように、後続シートP2の先端が第一シート検出センサSN1で検知されたことを示す検知信号が後処理制御部210に通知された後、後続シートP2を搬送しつつ、第一シート検出センサSN1の検知タイミングに基づいて算出される所定のタイミングをもって、先行シートP1の搬送を再開する。これによって、後続シートP2を先行シートP1より少し先行させた状態で重ね合わせつつ第一搬送手段R1のニップへと搬送する。このタイミングは、後続シートP2の先端が先行シートP1と合流した際に後続シートP2が第三突出量Δ3に相当する位置まで至るまでのタイミングに相当する。すなわち、後処理制御部210は、後続シートP2の先端が第三突出量Δ3に相当する位置に至ったときに、第二搬送手段R2、第三搬送手段R3の回転を再開する。これによって、図9に示すように、搬送を停止していた先行シートP1の搬送が再開される。
この場合、後処理制御部210は、後続シートP2の搬送を停止させずに、第一シート検出センサSN1の検知から先行シートP1の搬送再開タイミングを算出し、その搬送再開タイミングが到来したときに先行シートP1の搬送を再開する。この制御によって、後続シートP2と先行シートP1は重ね合わせた状態で搬送される状態になる。この重ね合わせ搬送状態では、後続シートP2の先端が先行シートP1の先端よりも、第一搬送手段R1へ向かう搬送方向において、少し先行した状態である。
なお、第三突出量Δ3は、第零搬送手段R0を駆動するモータの速度(モータ速度)と、第三搬送手段R3を駆動するモータのモータ速度、第一シート検出センサSN1と第二シート検出センサSN2と第四シート検出センサSN4との位置関係(相互の距離)に基づいて算出される。第三突出量Δ3は、第一搬送手段R1の手前で先行シートP1と後続シートP2の先端同士が合流するときの、ずらし量を形成するためのものでもある。
そして、先行シートP1の先端と後続シートP2の先端が合流し、シート束Qが生成されて、図10に示すように、第一搬送手段R1のニップを通過して下流に搬送される状態になる。以上のように、後続シートP2が先に第一搬送手段R1のニップに突き当たり、その後、先行シートP1が第一搬送手段R1のニップに突き当たるように制御する。これによって、第三突出量Δ3が大きいときに、第二シート検出センサSN2の手前ではまだ合流していない場合でも、合流するタイミングを調整できる。
その後、後処理制御部210は、プリンタユニット100から通知された重ね折り枚数設定と受入れ枚数が一致しているか否かを判定し、一致している場合は、後述する折り処理を行う。一致してない場合、図7から図9まで処理を再度行い、プリンタユニット100側から搬送された次シートP3(後続シートP2の次のシートP)とシート束Qを合流させて重ね合わせる。なお、シートPが第二搬送手段R2のニップの直前まで搬送されたか否かは、例えば、第一搬送手段R1を駆動するモータの駆動ステップ数から判断できる。したがって、各搬送手段を回転駆動させる駆動モータは、ステッピングモータなどを用いればよい。なお、各センサの検知により算出されるタイミングに基づいて制御すれば、DCモータを適用することもできる。
[折り処理の実施形態]
次に、本実施形態に係る折り処理ユニット200における折り処理の流れについて説明する。図11から図14は、上流から受け取ったシート束Qを外三つ折りする動作説明図である。
図10において説明したとおり、合流したシート束Qはそのまま第零搬送手段R0、第一搬送手段R1にて搬送される。そしてシート束Qの先端が第一搬送手段R1のニップに進入した時点でシート束Qは第四搬送手段R4側に搬送される。
後処理制御部210は、第四搬送手段R4のニップの直前まで搬送された時点でモータを駆動し、第一搬送手段R1及び第四搬送手段R4を、図11中の円弧矢印方向に回転させる。後処理制御部210は、シート束Qの先端が、第五シート検出センサSN5に検知されたタイミングの経過時間によってシート束Qの先端の位置を判定する。そして、シート束Qが第一搬送手段R1及び第四搬送手段R4によってさらに搬送されることで、その先端が第五シート検出センサSN5からの所定の突出量である第四突出量Δ4に至るまで搬送を継続する。
その後、後処理制御部210は、シート束Qの先端が第四突出量Δ4に到達したと判定したときは、第一搬送手段R1の回転方向は、これまでの回転方向と同じ方向回転させてシート束Qを搬送方向へと搬送させる状態を維持する。一方、後処理制御部210は、第四搬送手段R4の回転方向を逆転させ、かつ第一折り手段F1の回転方向を、図7で示した回転方向の逆方向に回転させる。すなわち、後処理制御部210は、シート束Qの搬送方向を変えて、第一折り手段F1へシート束Qを送り込むように、シート束Qを搬送する方向へと、第四搬送手段R4及び第一折り手段F1を回転させる(図12参照)。この第四搬送手段R4の逆回転によりシート束Qの搬送は、第一搬送手段R1による搬送方向の逆方向へと搬送される「折り搬送」になる。
折り搬送では、図13に示すように、第一搬送手段R1は、図9にて示した回転方向と同じ方向に回転を継続している。これによって、第一折り手段F1のニップの手前でシート束Qに撓みが形成される。この撓みが第一折り手段F1のニップに進入することで「第一折り」が行われる。その結果、第一折り目がシート束Qに形成される。
第一折りを施されたシート束Qは第二搬送経路W2へと搬送される循環搬送に至る。このとき、シート束Qは第二搬送経路W2の下り勾配の傾斜に沿って搬送されて、循環搬送されている第一折りが施されたシート束Qの搬送方向先端が、第三シートP検出センサSN3によって検知される。後処理制御部210は第三シートP検出センサSN3の検知タイミングに基づいて、シート束Qをさらに同じ方向に搬送して、シート束Qの搬送方向先端が第五突出量Δ5に至るように搬送を制御する。
その後、後処理制御部210が第四搬送手段R4(第一折り手段F1)を搬送方向に回転させたまま、第二搬送手段R2を図13にて示している回転方向に対して逆回転させる。この第二搬送手段R2の逆回転によりシートPは逆方向に搬送される。一方、後処理制御部210は、第四搬送手段R4(第一折り手段F1)を図13から継続されている方向に回転させてシートPを搬送している。これによって、図14に示すように、第五搬送手段R5(第二折り手段F2)のニップの手前で撓みが形成される。そして、この撓みがニップに進入して第二折りが行われて、第二折り目が形成される。
第二折りを施されたシート束Qは、第五搬送経路W5を通過して、排出トレイ24へ(図4参照)と搬送される。第四突出量Δ4および第五突出量Δ5はシートPの全長と、シートP(シート束Q)に対して設定されている折り方に基づいて決定される。そして、後処理制御部210は、この設定に基づいて、第二搬送手段R2の回転量(駆動モータの駆動ステップ数)によって第四突出量Δ4および第五突出量Δ5を判定する。
なお、外三つ折りの場合は、シートPの搬送方向の先端からシートPの全長の1/3に相当する位置で第一折りをする。そして、シートPの全長の反対側の1/3に相当する位置で第二折りをする。また、内三つ折りの場合は、は、シートP搬送方向のシートPの先端からシートP全長の2/3に相当する位置で第一折りをし、全長の反対側の1/3の位置で第二折りをする。
その後、第二折りが施されたシート束Qは、第五搬送手段R5により、第五搬送経路W5を介して下流へと搬送される。
[後処理装置に係る搬送処理の実施形態の比較例]
次に、折り処理ユニット200において実行される重ね折り処理の流れについて説明する。本実施形態に係る重ね折り処理は、すでに説明したとおり、複数のシートPを重ね合わせてシート束Qを形成した後に実行される処理であって、シート束Qに対する折り処理を行うことをいう。この重ね折り処理の特徴を説明する前に、比較例として、上記にて説明した重ね折り処理の流れの課題に関して、図15のフローチャートを用いて説明する。
プリンタユニット100からシートPが排出されて折り処理ユニット200へと搬入されるとき、すでに説明したとおり、プリンタ制御部110から後処理制御部210に対してシートPに関する情報が通知される。このとき、プリンタ制御部110では排出したシートPの枚数を加算しているので(S1501)、シート束Qを構成する枚数に至っているかどうかを判定することができる。その結果、シート束Qの枚数に至っていれば、「重ね折り開始通知」を後処理制御部210に通知するが、この「重ね折り開始通知」の通知タイミングと、後処理制御部210において受け入れたシートPの枚数が確定されるタイミングは同期が取られていない。
したがって、後処理制御部210では、搬入されたシートPの先端が、第一搬送経路W1に設置されている第一シート検出センサSN1によって検知されたとき(S1502)に、受け入れたシートPの枚数を確定する。
続いて、プリンタ制御部110から折り処理を開始する旨の通知を受け取っていれば(S1503:Yes)、後処理制御部210は、図9及び図10にて説明したようにシートPの重ね合わせ処理を行う。その後、図11から図14にて説明したように、折り搬送をして排紙する折り処理排紙を行う(S1504)。このとき、後処理制御部210は、保持しているシートPの枚数をリセットする。
一方、シートPの枚数を確定したときに、プリンタ制御部110から折り処理を開始する旨の通知(折り開始通知)を、後処理制御部210が受け取っていなければ(S1503:No)、図9及び図10にて説明したようにシートPの重ね合わせ処理が行なわれる。ここで、S1502bにおいて確定されたシートPの枚数(折り処理ユニット200が受け入れたシートPの枚数)が、折り処理の上限に相当する枚数(上限枚数)に到達しているか否かの判定が行われる(S1505)。
上限枚数に到達している場合(S1505:Yes)、上限に相当するシートPを、すでに重ね合わされて第三搬送経路W3に待機しているシートPと重ね合わせて、再度、循環搬送させる(S1506)。また、上限枚数に到達していない場合も(S1505:No)、同様に、最終に搬入されたシートPを、すでに重ね合わされて第三搬送経路W3に待機しているシートPと重ね合わせて、循環搬送させる(S1507)。
S1506における循環搬送をしたとき、すでに折り処理ユニット200はすでに受け入れ枚数の上限に到達しているので、プリンタユニット100から新たなシートPの受け入れはない。そして、循環搬送経路を巡って第一搬送経路W1へと戻ったシート束Qに対して、折り開始通知を受けている状態になるので(S1503:Yes)、折り搬送及び排出搬送が実行されて(S1504)、シート束Qは排出される。その結果、保持しているシートPの枚数がリセットされるので、次にシートPを受け入れ可能な状態になる。
以上説明のとおり、上記にて説明をした重ね折り処理の制御では、プリンタ制御部110からの「折り処理開始通知」を後処理制御部210が受け取ってから、折り処理を行う。したがって、受け入れたシートPの枚数が設定されたシート束Qを構成枚数に到達すれば、プリンタ制御部110からの折り処理開始通知を受け取り、最終のシートPを含むシート束Qの循環搬送をせずに、折り搬送へと移行する。
しかし、プリンタユニット100から受け入れたシートPが重ね折り処理の上限枚数に相当する場合でも、その最終にて受け入れたシートPを後処理制御部210が検知する前にプリンタユニット100から受け入れられてしまう。その結果、このシートP含むシート束Q(上限枚数に到達したシート束Q)を、一旦、循環搬送させて「折り処理開始通知」を待ってから「折り搬送」に移行することになる。
したがって、すでに上限枚数に至っていて、新たなシートPを受け入れて、これを含めた重ね折り処理を行うことができない状態に至っていても、即「折り搬送」に移行することできず、一旦「循環搬送」を必要とすることになる。故に、プリンタユニット100から折り処理の上限枚数以上のシートPが搬入されるときは、折り搬送を行う前に、一度、新たなシートPを重ね合わせることのない循環搬送を行う分だけ、無用の搬送時間を必要とし、重ね折り処理の効率を低下させる要因になる。
[後処理装置に係る制御処理の第一実施形態]
次に、折り処理ユニット200において実行される制御処理の第一実施形態について図16を用いて説明する。
比較例として説明をしたS1501からS1504までの流れと、本実施形態の流れ(S1601からS1604)は同様であるので詳細な説明を省略する。
本実施形態では、シートPの枚数を確定したときに、プリンタ制御部110から折り処理を開始する旨の通知(折り開始通知)を、後処理制御部210が受け取っていなければ(S1603:No)、比較例と同様に、折り処理の上限に相当する枚数(上限枚数)に到達しているか否かの判定が行われる(S1605)。その結果、上限枚数に到達している場合(S1505:Yes)、後処理制御部210は、図9及び図10にて説明したようにシートPの重ね合わせ処理を行う。その後、図11から図14にて説明したように、折り搬送をして排紙する折り処理排紙を行う(S1606)。このとき、後処理制御部210は、保持しているシートPの枚数をリセットする。
以上のように、本実施形態に係る搬送処理では、圧板コピーをした場合や、印刷枚数が上限枚数を超過している場合でも、最終で受け入れらシートPを含む循環搬送をすることなく、折り搬送に移行することができる。
したがって、すでに上限枚数に至っていれば、新たなシートPを受け入れて、これを含めた重ね折り処理へと移行することができる。このとき、新たなシートPを重ね合わせて循環搬送をすることはなく、無用の搬送時間を省略できる。すなわち、本実施形態によれば、重ね折り処理の効率を向上できる。
[後処理装置に係る制御処理の第二実施形態]
次に、折り処理ユニット200において実行される制御処理の第二実施形態について図17を用いて説明する。
本実施形態に係るS1701からS1705の処理も、すでに説明をしたS1601からS1605までの流れと同様であるから詳細な説明を省略する。
本実施形態では、折り処理ユニット200がすでに受け入れたシートPの枚数を後処理制御部210が確定したときに、そのシートPの枚数が折り処理の上限に相当する枚数(上限枚数)に到達しているか否かの判定を行う(S1705)。その結果、上限枚数に到達していない場合(S1705:No)、循環搬送を行う(S1711)。これによって、予め通知されている情報に規定されたシート束Qを構成する枚数に至るまで、又は、折り処理可能の上限枚数に至るまで、循環搬送によってシート束Qを形成する処理が行われる。
また、後処理制御部210が確定したシートPの枚数、すなわち、折り処理ユニット200が受けれているシートPの枚数が折り処理可能の上限枚数に到達している場合(S1705:Yes)、「搬入予定のシートPの枚数」を含めた場合に、重ね折りの上限枚数を超過するか否かを判定する(S1706)。
ここで、「搬入予定のシートPの枚数」とは、プリンタユニット100から排出されて折り処理ユニット200に搬入されてくるシートPの枚数であって、プリンタユニット100において実行中にジョブ(印刷処理)において設定されているシートPの枚数に相当する。このシートPの枚数に係る情報は、ジョブ(印刷処理)の開始によって、プリンタ制御部110から後処理制御部210へと通知される情報に含まれるものである。
S1706において上限枚数を超過していなけば(S1706:No)、後処理制御部210は、図9及び図10にて説明したようにシートPの重ね合わせ処理を行う。その後、図11から図14にて説明したように、折り搬送をして排紙する折り処理排紙を行う(S1710)。
S1706において上限枚数を超過していれば(S1706:Yes)、その旨を後処理制御部210からプリンタ制御部110に通知し、プリンタ制御部110で進行中の処理(JOB)を一旦停止する。また、後処理制御部210は、操作表示部250において図18に例示する画面表示を行う(S1707)。図18に示す処理選択画面251は、重ね折り処理を、上限枚数ごとにシート束Qを構成して実行するか、進行中の処理(JOB)をキャンセルして最初からやり直すかを、ユーザーの選択に委ねるためのものである。
処理選択画面251に含まれる継続指示ボタン2511を操作すると(押下すると)、後処理制御部210からプリンタ制御部110にその旨を通知し、停止中であった処理(JOB)を再開し、処理はS1710に移行する(S1708:継続)。これによって、処理(JOB)において排出予定のシートPの枚数を折り処理ユニット200が受け入れて、重ね折り処理可能の上限枚数の折り搬送を行い、排出搬送をする(S1710)。すなわち、後処理制御部210は、図9及び図10にて説明したようにシートPの重ね合わせ処理を行う。その後、図11から図14にて説明したように、折り搬送をして排紙する折り処理排紙を行う(S1710)。これによって、プリンタユニット100から排出されるシートPの枚数が折り可能の上限枚数を超えるものであっても、処理(JOB)をキャンセルすることなく重ね折り処理を行うことができる。
なお、S1708において処理選択画面251に含まれる中止指示ボタン2512を操作すると(押下すると)、処理はS1709に移行して、プリンタ制御部110に対して処理(JOB)のキャンセルを通知する(S1709)。
また、本実施形態のS1708において、処理選択画面251に含まれる継続指示ボタン2511が操作されたとき(S1708:継続)、後処理制御部210から操作表示部250に、図19に示す折り枚数設定画面252を表示する。折り枚数設定画面252は、枚数設定欄2522に所定の数字を入力し、開始ボタン2521を操作することで、重ね折り処理における折り枚数を、上限枚数よりも少ない枚数に設定できる。そして、設定された少ない枚数でシート束Qを形成するように循環搬送をし、その後、折り搬送及び排出搬送を実行する(S1710)。
[後処理装置に係る制御処理の第三実施形態]
次に、折り処理ユニット200において実行される制御処理の第三実施形態について図20を用いて説明する。
本実施形態に係るS2001からS2010の処理は、第二実施形態に係るS1701~S1710の処理と同様であるから詳細な説明を省略する。
S2006において上限枚数を超過しており(S2006:Yes)、図18に示す処理選択画面251に含まれる継続指示ボタン2511が操作されたとき(S2008:継続)、上限枚数分の排出搬送を行う(S2012)。これによって、処理(JOB)を最初からやり直して、上限枚数に対する処理において、重ね折り処理を実行するか(S2006:Yes、S2010)、処理(JOB)をキャンセルするか(S2009)を、ユーザーが任意に選択できる。
[本発明の態様]
本発明の内容は、例えば、以下のとおりである。
<1>シート状の媒体を重ねて折る重ね折り処理を外部からの重ね折り指示に基づいて実行する媒体処理装置であって、
搬入された媒体を第一搬送手段の下流へと搬送して排出する排出搬送を実行する排出搬送手段と、
前記媒体を前記第一搬送手段の上流へ循環させる循環搬送を実行する循環搬送手段と、
前記第一搬送手段の下流において前記媒体を搬送しながら折り目を形成する折り処理搬送を実行する、折り処理搬送手段と、を備え、
前記折り処理搬送手段は、前記折り処理搬送手段における折り処理限度枚数に相当する前記媒体が前記第一搬送手段に搬入されてくるときは、外部から重ね折り指示を受けとらなくても、折り処理限度枚数の媒体束に対する折り処理搬送を実行する、ことを特徴とする媒体処理装置である。
<2>搬入される前記媒体が、前記折り処理限度枚数を超えるときの処理を選択する処理選択手段を備え、
前記処理選択手段は、前記折り処理限度枚数を超える前記媒体に対する処理を前記折り処理搬送とするか、処理を停止するかを選択可能とする、
前記折り処理搬送手段は、前記媒体の搬入数が前記折り処理限度枚数を超えるときに、当該折り処理限度枚数に相当する媒体束に対する折り処理搬送を実行する、前記<1>に記載の媒体処理装置である。
<3>搬入される前記媒体が、前記折り処理限度枚数を超えるときの処理を選択する処理選択手段を備え、
前記処理選択手段は、前記折り処理限度枚数を超える前記媒体に対する処理を前記排出搬送とするか、処理を停止するかを選択可能であり、
前記排出搬送手段は、前記媒体の搬入数が前記折り処理限度枚数を超えるときに、当該折り処理限度枚数に相当する前記媒体に対する排出搬送を実行する、前記<1>又は<2>に記載の媒体処理装置である。
<4>前記処理選択手段は、当該折り処理限度枚数の設定を変更可能であり、
前記折り処理限度枚数を超える前記媒体に対する処理を変更後の折り処理限度枚数に基づく前記折り処理搬送の実行とするか、
前記折り処理限度枚数を超える分の前記媒体の搬入を停止させるかを選択可能である、前記<1>から<3>のいずれかに記載の媒体処理装置である。
<5>媒体に画像を形成する画像形成部と、前記媒体に対し後処理を行う媒体処理部と、を備える画像形成装置であって、
前記媒体処理部は、前記<1>から<4>のいずれかに記載の媒体処理装置である。
<6>媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置と、前記<1>から<2>のいずれか一項に記載の媒体処理装置と、連結して構成されることを特徴とする画像形成システム。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 :プリンタシステム
10 :プリンタ
100 :プリンタユニット
110 :プリンタ制御部
111 :CPU
112 :ROM
113 :RAM
114 :シリアルI/F
120 :画像作成部
130 :画像読取部
140 :操作表示部
200 :折り処理ユニット
200a :折り処理装置
210 :後処理制御部
211 :CPU
212 :ROM
213 :RAM
214 :シリアルI/F
220 :負荷
230 :ドライバ
240 :センサ
250 :操作表示部
251 :処理選択画面
252 :折り枚数設定画面
2511 :継続指示ボタン
2512 :中止指示ボタン
2521 :開始ボタン
2522 :枚数設定欄
F1 :第一折り手段
F2 :第二折り手段
J1 :第一搬送分岐手段
J2 :第二搬送分岐手段
J3 :第三搬送分岐手段
R0 :第零搬送手段
R1 :第一搬送手段
R2 :第二搬送手段
R3 :第三搬送手段
R4 :第四搬送手段
R5 :第五搬送手段
R6 :第六搬送手段
SN1 :第一シート検出センサ
SN2 :第二シート検出センサ
SN3 :第三シートP検出センサ
SN4 :第四シート検出センサ
SN5 :第五シート検出センサ
SN6 :第六シートP検出センサ
SN7 :第七シート検出センサ
W :シート束
W1 :第一搬送経路
W2 :第二搬送経路
W3 :第三搬送経路
W4 :第四搬送経路
W5 :第五搬送経路
W6 :第六搬送経路
W7 :第七搬送経路
特開2020-015592号公報

Claims (6)

  1. シートを重ねて折る重ね折り処理を外部からの重ね折り指示に基づいて実行するシート処理装置であって、
    搬入されたシートを第一搬送手段の下流へと搬送して排出する排出搬送を実行する排出搬送手段と、
    前記シートを前記第一搬送手段の上流へ循環させる循環搬送を実行する循環搬送手段と、
    前記第一搬送手段の下流において前記シートを搬送しながら折り目を形成する折り処理搬送を実行する、折り処理搬送手段と、
    を備え、
    前記折り処理搬送手段は、前記折り処理搬送手段における折り処理限度枚数に相当する前記シートが前記第一搬送手段に搬入されてくるときは、外部から重ね折り指示を受けとらなくても、折り処理限度枚数のシート束に対する折り処理搬送を実行する、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 搬入される前記シートが、前記折り処理限度枚数を超えるときの処理を選択する処理選択手段を備え、
    前記処理選択手段は、前記折り処理限度枚数を超える前記シートに対する処理を前記折り処理搬送とするか、処理を停止するかを選択可能とする、
    前記折り処理搬送手段は、前記シートの搬入数が前記折り処理限度枚数を超えるときに、当該折り処理限度枚数に相当するシート束に対する折り処理搬送を実行する、
    請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 搬入される前記シートが、前記折り処理限度枚数を超えるときの処理を選択する処理選択手段を備え、
    前記処理選択手段は、前記折り処理限度枚数を超える前記シートに対する処理を前記排出搬送とするか、処理を停止するかを選択可能であり、
    前記排出搬送手段は、前記シートの搬入数が前記折り処理限度枚数を超えるときに、当該折り処理限度枚数に相当する前記シートに対する排出搬送を実行する、
    請求項1に記載のシート処理装置。
  4. 前記処理選択手段は、当該折り処理限度枚数の設定を変更可能であり、
    前記折り処理限度枚数を超える前記シートに対する処理を変更後の折り処理限度枚数に基づく前記折り処理搬送の実行とするか、
    前記折り処理限度枚数を超える分の前記シートの搬入を停止させるかを選択可能である、
    請求項2又は3に記載のシート処理装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成部と、前記シートに対し後処理を行うシート処理部と、を備える画像形成装置であって、
    前記シート処理部は、請求項1に記載のシート処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置と、請求項1に記載のシート処理装置と、連結して構成されることを特徴とする画像形成システム。
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