JP2023154335A - Pc柱とpcスラブとの接合方法 - Google Patents

Pc柱とpcスラブとの接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】PCスラブと下階のPC柱を接合した後、この接合体に上階のPC柱を接合する場合と比して、工数を低減することができるPC柱とPCスラブとの接合方法を得る。【解決手段】接合方法は、PCスラブの下面の凹部に一端が開放された貫通孔に対して下階のPC柱の上面から突出した柱主筋を下方から挿入して下階のPC柱を設置する工程と、上階のPC柱の柱脚部に配置される共にグラウトの充填を確認することができる確認孔が形成されたスリーブ管に対してPCスラブの上面から突出した柱主筋を下方から挿入して上階のPC柱を設置する工程と、PCスラブの上面と上階のPC柱との間の隙間の外周部を型枠材で閉じる工程と、PCスラブの下面に形成された凹部を下方から型枠で閉じ、型枠に形成された注入孔からグラウトを注入し、確認孔からグラウトが流出するまでグラウトを注入する工程と、を備える。【選択図】図6

Description

本開示は、PC柱とPCスラブとの接合方法に関する。
特許文献1に記載のプレキャストコンクリート部材は、柱主体部の下面の凹所を柱主体部の側方に連通された少なくとも1つのスリーブ継手に連通させる少なくとも1つの溝を柱主体部の下面に形成し、凹所内の空気を溝から少なくとも1つのスリーブ継手を経て柱主体部の外に移動させるようにしたことを特徴とする。
特開平08-105117号公報
従来、PCスラブ、下階のPC柱、及び上階のPC柱を接合する場合には、先ず、PCスラブと下階のPCを接合し、その後、PCスラブと下階のPCを接合した接合体に上階のPC柱を接合していた。
本願開示の課題は、PCスラブと下階のPC柱を接合した後、PCスラブと下階のPC柱を接合した接合体に上階のPC柱を接合する場合と比して、工数を低減することである。
第1態様に係るPC柱とPCスラブとの接合方法は、PCスラブの下面に形成された凹部に端部が開放された貫通孔が前記PCスラブに設けられており、前記貫通孔に対して下階のPC柱の上面から突出した柱主筋を下方から挿入し、前記PCスラブの前記凹部との間に隙間を空けて前記下階のPC柱を設置する工程と、上階のPC柱の柱脚部に配置される共にグラウトの充填を確認することができる確認孔が形成されたスリーブ管に対して前記PCスラブの上面から突出した前記柱主筋を下方から挿入し、前記PCスラブの上面との間に隙間を空けて前記上階のPC柱を設置する工程と、前記PCスラブの上面と前記上階のPC柱との間の隙間の外周部を型枠材で閉じる工程と、前記PCスラブの下面に形成された前記凹部を下方から型枠で閉じ、前記型枠に形成された注入孔からグラウトを注入し、前記確認孔からグラウトが流出するまでグラウトを注入する工程と、を備えることを特徴とする。
第1態様に係る構成によれば、PCスラブの凹部との間に隙間を空けて下階のPC柱を設置し、PCスラブの上面との間に隙間を空けて上階のPC柱を設置する。そして、PCスラブの下面に形成された凹部を型枠で閉じ、型枠に形成された注入孔からグラウトを注入し、上階のPC柱のスリーブ管に形成された確認孔からグラウトが流出するまでグラウトを注入孔から注入する。このようにして、注入したグラウトが固化することで、下階のPC柱、PCスラブ、及び上階のPC柱を接合する。
このため、PCスラブと下階のPC柱を接合した後、PCスラブと下階のPC柱を接合した接合体に上階のPC柱を接合する場合と比して、工数を低減することができる。
第2態様に係るPC柱とPCスラブとの接合方法は、第1態様に記載のPC柱とPCスラブとの接合方法において、下方から見て、前記注入孔は、複数形成されており、前記下階のPC柱を囲むように配置されていることを特徴とする。
第2態様に係る構成によれば、下方から見て、注入孔は、複数形成されており、下階のPC柱を囲むように配置されている。このため、注入孔が1個の場合と比して、グラウトを各空間に効果的に充填することができる。
第3態様に係るPC柱とPCスラブとの接合方法は、第2態様に記載のPC柱とPCスラブとの接合方法において、前記注入孔は、前記下階のPC柱を囲むように同様の間隔で配置されていることを特徴とする。
第3態様に係る構成によれば、注入孔は、下階のPC柱を囲むように同様の間隔で配置されている。このため、注入孔が下階のPC柱を囲むように異なる間隔で配置されている場合と比して、グラウトを各空間に効果的に充填することができる。
本開示によれば、PCスラブと下階のPC柱を接合した後、PCスラブと下階のPC柱を接合した接合体に上階のPC柱を接合する場合と比して、工数を低減することができる。
本開示の実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法に用いられるPC柱及びPCスラブを示した分解断面図である。 本開示の実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法を示し、下階のPC柱にPCスラブを設置する工程を示した断面図である。 本開示の実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法を示し、PCスラブに上階のPC柱を設置する工程を示した断面図である。 本開示の実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法を示し、PCスラブの凹部に型枠を設置する工程を示した断面図である。 本開示の実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法に用いられる型枠を示した底面図である。 本開示の実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法を示し、グラウトを充填する工程を示した断面図である。 本開示の実施形態に対する比較形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法に用いられるPC柱及びPCスラブを示した分解断面図である。 本開示の実施形態に対する比較形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法を示し、下階のPC柱とPCスラブとを接合させる工程を示した断面図である。 本開示の実施形態に対する比較形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法を示し、PCスラブと上階のPCスラブを接合させる工程を示した断面図である。 本開示の実施形態に対する変形形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法に用いられる型枠を示した底面図である。
本開示の実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法の一例について、図1~図10に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは、鉛直方向であって構造物の上下方向を示し、矢印Wは、水平方向であって、構造物の幅方向示し、矢印Dは、水平方向であって、構造物の奥行き方向を示す。なお、矢印Wと矢印Dとは、互いに直交する。
実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法では、図1に示されるように、PCスラブ10と、下階のPC柱30と、上階のPC柱50とが用いられる。なお、PCとは、プレキャストコンクリート(precast concrete)を意味する。
(各構成部材)
〔PC柱30〕
PC柱30は、上下方向に延びて断面矩形状とされている。そして、PC柱30には、図1に示されるように、上下方向に延びると共にPC柱30の上面30aから突出する柱主筋32が設けられている。柱主筋32は、4本設けられる。なお、構造物の奥行き方向から見ると、2本の柱主筋32が重なっているため、図1では、4本の柱主筋32の内2本の柱主筋32が示されている。また、PC柱30には、帯筋等の他の鉄筋(符号省略)が設けられている。PC柱30は、下階のPC柱の一例である。
〔PCスラブ10〕
PCスラブ10は、図1に示されるように、板厚方向を上下方向とする板状とされ、PC柱30及びPC柱50と接合される部分の厚さが、他の部分の厚さと比して厚くされている。PCスラブ10の下面10aには、凹部12が形成されている。この凹部12は、下方から見て矩形状とされ、凹部12の外形は、PC柱30の外形より大きくされている(図5参照)。
また、PCスラブ10には、下端が凹部12に開放され、上端がPCスラブ10の上面10bに開放されたシース管14が上下方向に延びて設けられている。このシース管14は、4本設けられており、この4本のシース管14は、上方から見て、PC柱30の4本の柱主筋32を夫々囲んでいる。また、PCスラブ10には、主筋等の他の鉄筋(符号省略)が設けられている。シース管14は、貫通孔の一例である。
〔PC柱50〕
PC柱50は、上下方向に延びて断面矩形状とされている。そして、PC柱50には、図1に示されるように、上下方向に延びるスリーブ管54が設けられている。このスリーブ管54は、PC柱50の柱脚部に配置され、スリーブ管54の下端は、PC柱50の下面50aに開放されている。このスリーブ管54は、4本設けられており、4本のスリーブ管54は、上方から見て、PCスラブ10の4本のシース管14と重なっている。さらに、PC柱50には、上下方向に延びる4本の柱主筋52が設けられ、柱主筋52の下端部分は、スリーブ管54の上端部分に挿入されている。
また、PC柱50には、スリーブ管54の下端からスリーブ管54の内部に注入され、余分となったグラウト(充填剤)を外部へ排出してスリーブ管54の内部にグラウトが充填されたのを確認するための確認孔56が設けられている。確認孔56は、4個設けられ、水平方向に延びている。具体的には、確認孔56の一端は、スリーブ管54の上端部分に連結され、確認孔56の他端は、PC柱50の側面50bに開放されている。また、PC柱50には、帯筋等の他の鉄筋(符号省略)が設けられている。PC柱50は、上階のPC柱の一例である。
(PC柱とPCスラブとの接合方法)
〔本実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法〕
次に、本実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法について説明する。具体的には、PC柱30、PCスラブ10、及びPC柱50の接合方法について、図2~図6を用いて説明する。
先ず、図2に示されるように、PCスラブ10の凹部12に下端が開放されたシース管14に対してPC柱30の上面30aから突出した柱主筋32を下方から挿入する。
そして、支保工等の仮設構造物を用いて、PCスラブ10を支持して、PCスラブ10の凹部12との間に隙間を空けてPC30柱を設置する。この状態で、柱主筋32の上端部分がPCスラブ10の上面10bから突出している。
さらに、図3に示されるように、PC柱50に設けられたスリーブ管54に対してPCスラブ10の上面10bから突出した柱主筋32を下方から挿入する。そして、支保工等の仮設構造物を用いて、PC柱50を支持し、PCスラブ10の上面10bとの間に隙間を空けてPC柱50を設置する。この状態で、PC柱30の柱主筋32の上端と、PC柱50の柱主筋52の下端は、スリーブ管54の内部で対向している。
また、図3に示されるように、PCスラブ10の上面10bとPC柱50との間の隙間の外周部を型枠材としての無収縮グラウト60で閉じる。無収縮グラウト60は、型枠材の一例である。
さらに、図4、図5に示されるように、PCスラブ10の下面10aに形成された凹部12を下方から型枠64で閉じる。
具体的には、型枠64は、板状とされ、型枠64の外形は、凹部12の外形と比して大きくされている。また、型枠64には、PC柱30の外形と同様の形状の開口64aが形成されている。さらに、型枠64には、開口64aを囲むように、複数の注入孔64bが同様の間隔で形成されている。そして、型枠64で凹部12を覆い、かつ、型枠64の開口64aの内周面とPC柱30の上端部分の周面とを接触又は対向させることで、凹部12を下方から型枠64で閉じる。この状態で、下方から見て、複数の注入孔64bは、PC柱30を囲むように同様の間隔で配置されている。
さらに、図6に示されるように、型枠64に形成された注入孔64bからグラウトを注入し、確認孔56からグラウトが流出するまでグラウトを注入孔64bから注入する。これにより、グラウトをPCスラブ10の凹部12、シース管14の内部、PCスラブ10の上面10bとPC柱50の下面50aとの間、及びスリーブ管54の内部に充填させる。
このようにして、充填されたグラウトが固化することでPC柱30、PCスラブ10、及びPC柱50が接合される。
〔比較形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法〕
次に、本実施形態に対する比較形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法について説明する。具体的には、PC柱30、PCスラブ110、及びPC柱150の接合方法について、図7~図9を用いて説明する。なお、比較形態についは、実施形態と異なる部分を主に説明する。
比較形態に用いられるPCスラブ110には、図7に示されるように、凹部が形成されていない。また、比較形態に用いられるPC柱150には、スリーブ管54の下端からスリーブ管54の内部にグラウトを注入するための注入孔156が設けられている。注入孔156は、4個設けられ、水平方向に延びている。具体的には、注入孔156の一端は、スリーブ管54の下端部分に連結され、注入孔156の他端は、PC柱150の側面150bに開放されている。
先ず、図8に示されるように、PCスラブ110の下面110aに下端が開放されたシース管14に対してPC柱30の上面30aから突出した柱主筋32を下方から挿入する。そして、支保工等の仮設構造物を用いて、PCスラブ110を支持して、PCスラブ110の下面110aとの間に隙間を空けてPC柱30を設置する。なお、この状態で、柱主筋32は、PCスラブ110の上面110bから突出している。
さらに、図8に示されるように、PCスラブ110の下面110aとPC柱30との間の隙間の外周部を型枠材としての無収縮グラウト160で閉じる。
また、図8に示されるように、PCスラブ110の上面110bからグラウトをシース管14に注入し、グラウトをPCスラブ110の下面110aとPC柱30の上面30aとの間、及びシース管14の内部に充填させる。
このようにして、充填されたグラウトが固化することで、PC柱30、及びPCスラブ110が接合される。
さらに、図9に示されるように、PC柱150に設けられたスリーブ管54に対してPCスラブ110の上面110bから突出した柱主筋32を下方から挿入する。そして、支保工等の仮設構造物を用いて、PC柱150を支持し、PCスラブ110の上面110bとの間に隙間を空けてPC柱150を設置する。
また、図9に示されるように、PCスラブ110の上面110bとPC柱150の下面150aとの間の隙間の外周部を型枠材としての無収縮グラウト170で閉じる。
さらに、図9に示されるように、注入孔156からグラウトをスリーブ管54に注入し、確認孔56からグラウトが流出するまでグラウトを注入孔156から注入する。これにより、グラウトをPCスラブ110の上面110bとPC柱150の下面150aとの間、及びスリーブ管54の内部に充填させる。
このようにして、充填されたグラウトが固化することで、PC柱150がPCスラブ110とPC柱30を接合した接合体に接合される。
(まとめ)
以上説明したように、比較形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法では、グラウトをシース管14に注入してPCスラブ110と下階のPC柱30を接合する。さらに、グラウトを注入孔156に注入してPCスラブ110と下階のPC柱30を接合した接合体に上階のPC柱150を接合する。つまり、比較形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法では、各部材を接合するためにグラウトを注入する工程が、2工程となる。
これに対して、本実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法では、PC柱30、PCスラブ10、及びPC柱50を設置した後、PCスラブ10の凹部12を閉じた型枠64の注入孔64bからグラウトを注入する。これにより、PC柱30、PCスラブ10、及びPC柱50を接合する。つまり、本実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法では、各部材を接合するためにグラウトを注入する工程が、1工程となる。
このように、本実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法では、比較形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法と比して、工数を低減することができる。
また、本実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法においては、下方から見て、注入孔64bは、複数形成されており、PC柱30を囲むように配置されている。このため、注入孔が1個の場合と比して、グラウトを各空間に効果的に充填することができる。
また、本実施形態に係るPC柱とPCスラブとの接合方法においては、注入孔64bは、PC柱30を囲むように同様の間隔で配置されている。このため、注入孔がPC柱を囲むように異なる間隔で配置されている場合と比して、グラウトを各空間に効果的に充填することができる。
なお、本開示を特定の実施形態について詳細に説明したが、本開示は係る実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内にて他方の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。上記実施形態では、注入孔64bは、PC柱30を囲むように複数形成されたが、注入孔がPC柱を囲んでいなくてもよい。この場合には、注入孔64bがPC柱30を囲むように複数形成されることで奏する作用は奏しない。
また、上記実施形態では、注入孔64bがPC柱30を囲むように同様の間隔で配置されたが、注入孔がPC柱を囲むように異なる間隔で配置されてもよい。この場合には、注入孔64bが同様の間隔で配置されることで奏する作用は奏しない。
また、上記実施形態では、シース管14を用いてPCスラブ10の下面10aから上面10bまでを貫通させたが、シース管を用いることなくPCスラブに貫通孔が形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、特に説明しなかったが、図10に示されるように、下方から見て、シース管14から遠い注入孔164bの孔径を近い注入孔64bの孔径と比して大きくしてもよい。これのより、全ての注入孔の孔径が同一の場合と比して、グラウトを各空間に効果的に充填することができる。
また、上記実施形態では、PCスラブ10の上面10bとの間に隙間を空けてPC柱50を設置した後に、PCスラブ10の下面10aに形成された凹部12を下方から型枠64で閉じたが、PCスラブ10の凹部12との間に隙間を空けてPC30柱を設置する際に、PCスラブ10の下面10aに形成された凹部12を下方から型枠64で閉じてもよい。このように、凹部12を下方から型枠64で閉じるタイミングは施工形態に応じて適宜選択可能である。
10 PCスラブ
10a 下面
10b 上面
12 凹部
14 シース管(貫通孔の一例)
30 PC柱(下階のPC柱の一例)
30a 上面
32 柱主筋
50 PC柱(上階のPC柱の一例)
54 スリーブ管
56 確認孔
60 無収縮グラウト(型枠材の一例)
64 型枠
64b 注入孔

Claims (3)

  1. PCスラブの下面に形成された凹部に端部が開放された貫通孔が前記PCスラブに設けられており、前記貫通孔に対して下階のPC柱の上面から突出した柱主筋を下方から挿入し、前記PCスラブの前記凹部との間に隙間を空けて前記下階のPC柱を設置する工程と、
    上階のPC柱の柱脚部に配置される共にグラウトの充填を確認することができる確認孔が形成されたスリーブ管に対して前記PCスラブの上面から突出した前記柱主筋を下方から挿入し、前記PCスラブの上面との間に隙間を空けて前記上階のPC柱を設置する工程と、
    前記PCスラブの上面と前記上階のPC柱との間の隙間の外周部を型枠材で閉じる工程と、
    前記PCスラブの下面に形成された前記凹部を下方から型枠で閉じ、前記型枠に形成された注入孔からグラウトを注入し、前記確認孔からグラウトが流出するまでグラウトを注入する工程と、
    を備えるPC柱とPCスラブとの接合方法。
  2. 下方から見て、前記注入孔は、複数形成されており、前記下階のPC柱を囲むように配置されている、
    請求項1に記載のPC柱とPCスラブとの接合方法。
  3. 前記注入孔は、前記下階のPC柱を囲むように同様の間隔で配置されている、
    請求項2に記載のPC柱とPCスラブとの接合方法。
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