JP2023153087A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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和志 久山
Kazushi Hisayama
宜伸 津村
Yoshinobu Tsumura
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Abstract

【課題】配管の振動に起因する振動音の発生を抑える。【解決手段】圧縮機(30)の支持脚(31)は、防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)には、配管(26)が接続される。配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、支持部材(50)に支持される。【選択図】図3

Description

本開示は、冷凍サイクル装置に関するものである。
特許文献1には、圧縮機を架台上に防振支持する一次防振装置と、架台を接地面に防振支持する二次防振装置とを備えた空気調和機の防振構造が開示されている。
特開2003-232543号公報
ところで、特許文献1の発明では、圧縮機の運転時に生じた振動が配管に伝わり、配管が大きく振動することで、配管の振動に起因する振動音が発生して騒音が大きくなるという問題がある。
本開示の目的は、配管の振動に起因する振動音の発生を抑えることにある。
本開示の第1の態様は、圧縮機(30)と、前記圧縮機(30)が接続された冷媒回路(2)と、を備えた冷凍サイクル装置であって、前記圧縮機(30)を支持する防振部材(40)と、前記防振部材(40)を支持する支持部材(50)と、前記圧縮機(30)に接続された配管(26)に設けられた剛性部材(35)と、を備え、前記剛性部材(35)は、前記支持部材(50)に支持される。
第1の態様では、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を剛性部材(35)で低減させることで、配管(26)の振動に起因する振動音の発生を抑えることができる。
本開示の第2の態様は、第1の態様の冷凍サイクル装置において、前記剛性部材(35)を支持する第1弾性部材(36)を備え、前記第1弾性部材(36)は、前記支持部材(50)に支持される。
第2の態様では、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を、剛性部材(35)を介して第1弾性部材(36)で低減させることで、支持部材(50)に振動が伝わるのを抑えることができる。
本開示の第3の態様は、第1又は2の態様の冷凍サイクル装置において、前記防振部材(40)は、第1防振部材(41)と、第2防振部材(42)と、を含み、前記支持部材(50)は、第1支持部材(51)と、第2支持部材(52)と、を含み、前記圧縮機(30)は、前記第1防振部材(41)に支持され、前記第1防振部材(41)は、前記第1支持部材(51)に支持され、前記第1支持部材(51)は、前記第2防振部材(42)に支持され、前記第2防振部材(42)は、前記第2支持部材(52)に支持され、前記剛性部材(35)は、前記第1支持部材(51)又は前記第2支持部材(52)に支持される。
第3の態様では、第1防振部材(41)及び第2防振部材(42)を積層させた二層防振構造で圧縮機(30)を支持することで、圧縮機(30)から支持部材(50)に伝わる振動や、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を低減して、支持部材(50)や配管(26)の振動に起因する振動音の発生を抑えることができる。
本開示の第4の態様は、第3の態様の冷凍サイクル装置において、前記剛性部材(35)を支持する第1弾性部材(36)を備え、前記第1弾性部材(36)は、前記第1支持部材(51)又は前記第2支持部材(52)に支持される。
第4の態様では、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を、剛性部材(35)を介して第1弾性部材(36)で低減させることで、第1支持部材(51)又は第2支持部材(52)に振動が伝わるのを抑えることができる。
本開示の第5の態様は、第1の態様の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機(30)を覆う防音箱(60)を備え、前記防音箱(60)は、前記支持部材(50)に支持される。
第5の態様では、圧縮機(30)を防音箱(60)で覆うことで、圧縮機(30)の放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
本開示の第6の態様は、第5の態様の冷凍サイクル装置において、前記防音箱(60)を支持する第2弾性部材(65)を備え、前記第2弾性部材(65)は、前記支持部材(50)に支持される。
第6の態様では、圧縮機(30)から支持部材(50)に伝わる振動を、第2弾性部材(65)で低減させることで、防音箱(60)が振動するのを抑えることができる。
本開示の第7の態様は、第3の態様の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機(30)を覆う防音箱(60)を備え、前記防音箱(60)は、前記第1支持部材(51)又は前記第2支持部材(52)に支持される。
第7の態様では、第1防振部材(41)及び第2防振部材(42)を積層させた二層防振構造で圧縮機(30)を支持することで、圧縮機(30)から第1支持部材(51)又は第2支持部材(52)に伝わる振動を低減して、防音箱(60)に振動が伝わるのを抑えることができる。
本開示の第8の態様は、第7の態様の冷凍サイクル装置において、前記防音箱(60)を支持する第2弾性部材(65)を備え、前記第2弾性部材(65)は、前記第1支持部材(51)又は前記第2支持部材(52)に支持される。
第8の態様では、圧縮機(30)から第1支持部材(51)又は第2支持部材(52)に伝わる振動を、第2弾性部材(65)で低減させることで、防音箱(60)に振動が伝わるのを抑えることができる。
本開示の第9の態様は、第5又は6の態様の冷凍サイクル装置において、前記防音箱(60)には、前記圧縮機(30)の配管(26)を通す配管孔(63)が形成され、前記防音箱(60)の表面に沿って移動可能で且つ前記配管(26)と前記配管孔(63)との隙間を塞ぐ第1蓋部材(61)を備える。
第9の態様では、第1蓋部材(61)によって、圧縮機(30)の放射音や振動音が防音箱(60)の配管孔(63)から漏れ出すのを抑えることができる。また、配管(26)が配管孔(63)内で振動した場合でも、第1蓋部材(61)が防音箱(60)の表面に沿って移動することで、隙間を塞いだ状態を維持することができる。
本開示の第10の態様は、第5又は6の態様の冷凍サイクル装置において、前記防音箱(60)には、前記圧縮機(30)の配管(26)を通す配管孔(63)が形成され、前記配管孔(63)に嵌め込まれ、前記配管(26)と前記配管孔(63)との隙間を塞ぐ第2蓋部材(62)を備える。
第10の態様では、第2蓋部材(62)によって、配管(26)と防音箱(60)とが接触するのを防止しつつ、圧縮機(30)の放射音や振動音が防音箱(60)の配管孔(63)から漏れ出すのを抑えることができる。
本開示の第11の態様は、第5又は6の態様の冷凍サイクル装置において、前記防音箱(60)の内部には、前記冷媒回路(2)の構成部品(5)が配置され、前記構成部品(5)は、アキュムレータ(25)を含む。
第11の態様では、冷媒回路(2)の構成部品(5)を防音箱(60)の内部に配置することで、冷媒回路(2)を流れる冷媒の通過音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。また、防振部材(40)で支持する構造物の全体重量が増加することで、振動減衰効果が向上する。
本開示の第12の態様は、第5又は6の態様の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機(30)の配管(26)には、前記冷媒回路(2)の構成部品(5)が接続され、前記配管(26)は、前記防音箱(60)の内部に配置される。
第12の態様では、防音箱(60)の内部に圧縮機(30)の配管(26)を配置することで、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動によって振動音が発生した場合でも、振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
本開示の第13の態様は、第5又は6の態様の冷凍サイクル装置において、前記防音箱(60)には、吸音材(66)が設けられる。
第13の態様では、防音箱(60)に吸音材(66)を設けることで、圧縮機(30)の放射音や振動音を吸音して、外部に漏れ出すのを抑えることができる。
本開示の第14の態様は、第1又は2の態様の冷凍サイクル装置において、前記剛性部材(35)は、ブロック配管(70)を有し、前記ブロック配管(70)は、前記配管(26)が接続される複数の第1ブッシュ(81)及び第2ブッシュ(82)と、前記複数の第1ブッシュ(81)及び第2ブッシュ(82)が連通する複数の冷媒流路(83)と、を有する。
第14の態様では、機械室(S1)に配置される各種機器の配管(26)を、1つのブロック配管(70)に接続して集積化することができる。
図1は、本実施形態1の冷凍サイクル装置の冷媒回路図である。 図2は、室外ユニットの構成を示す正面図である。 図3は、圧縮機の支持構造を示す正面図である。 図4は、本実施形態1の変形例1を示す正面図である。 図5は、本実施形態1の変形例2を示す正面図である。 図6は、本実施形態1の変形例3を示す正面図である。 図7は、本実施形態1の変形例4を示す正面図である。 図8は、本実施形態1の変形例5を示す正面図である。 図9は、本実施形態1の変形例6を示す正面図である。 図10は、本実施形態1の変形例7を示す正面図である。 図11は、本実施形態1の変形例8を示す正面図である。 図12は、本実施形態2の冷凍サイクル装置の構成を示す正面図である。 図13は、本実施形態2の変形例1を示す正面図である。 図14は、本実施形態2の変形例2を示す正面図である。 図15は、本実施形態2の変形例3を示す正面図である。 図16は、本実施形態2の変形例4を示す正面図である。 図17は、本実施形態2の変形例5を示す正面図である。 図18は、本実施形態3の冷凍サイクル装置の構成を示す正面図である。 図19は、本実施形態3の変形例1を示す正面図である。 図20は、本実施形態3の変形例2を示す正面図である。 図21は、本実施形態3の変形例3を示す正面図である。 図22は、本実施形態4の冷凍サイクル装置の構成を示す正面図である。 図23は、本実施形態4の変形例1を示す正面図である。 図24は、本実施形態4の変形例2を示す正面図である。 図25は、本実施形態4の変形例3を示す正面図である。 図26は、本実施形態4の変形例4を示す正面図である。 図27は、本実施形態5の冷凍サイクル装置の構成を示す正面図である。 図28は、ブロック配管の構成を示す分解斜視図である。 図29は、図28のX1方向矢視図である。 図30は、図28のX2方向矢視図である。 図31は、図28のX3方向矢視図である。 図32は、圧縮機の配管に負荷おもりを取り付けた状態を示す正面図である。 図33は、負荷おもりの重量と、位置Aの平均加速度振幅と、の関係を示すグラフ図である。
《実施形態1》
図1に示すように、冷凍サイクル装置(1)は、空調機器ユニット(10)と、室外ユニット(20)と、を有する。室外ユニット(20)は、冷媒回路(2)を有する。冷媒回路(2)には、例えば、可燃性の自然冷媒が充填される。冷媒回路(2)は、冷媒を循環させることで冷凍サイクルを行う。
〈空調機器ユニット〉
空調機器ユニット(10)は、空調機器(11)を有する。空調機器(11)は、流体回路(12)に接続される。流体回路(12)には、温度調整用流体が流れる。温度調整用流体は、例えば、水である。空調機器(11)は、屋内の空調対象空間に設置される。
流体回路(12)は、空調機器(11)と、流体ポンプ(16)と、水熱交換器(15)とが、流体配管(17)によって接続されて構成される。流体ポンプ(16)は、流体回路(12)の水を循環させる。
〈室外ユニット〉
室外ユニット(20)は、水熱交換器(15)と、室外熱交換器(21)と、室外ファン(22)と、室外膨張弁(23)と、四方切換弁(24)と、アキュムレータ(25)と、圧縮機(30)と、を有する。室外熱交換器(21)、室外膨張弁(23)、四方切換弁(24)、及び圧縮機(30)は、配管(26)によって接続される。配管(26)には、冷媒が流通する。
室外熱交換器(21)は、例えば、クロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器で構成される。室外熱交換器(21)では、室外熱交換器(21)を流れる冷媒と、室外ファン(22)が送風する空気と、が熱交換される。室外膨張弁(23)は、例えば、電子膨張弁で構成される。
圧縮機(30)は、例えば、スクロール圧縮機等の回転式圧縮機で構成される。圧縮機(30)の吐出側の配管(26)には、四方切換弁(24)が接続される。圧縮機(30)の吸入側の配管(26)には、アキュムレータ(25)が接続される。
水熱交換器(15)には、冷媒回路(2)の配管(26)が接続される。水熱交換器(15)は、配管(26)を流れる冷媒と、流体配管(17)を流れる水とを熱交換させる。
四方切換弁(24)は、第1ポート(P1)と、第2ポート(P2)と、第3ポート(P3)と、第4ポート(P4)と、を有する。四方切換弁(24)は、第1ポート(P1)と第3ポート(P3)を連通させ且つ第2ポート(P2)と第4ポート(P4)とを連通させる状態(図1の実線で示す状態)とする。
空調機器(11)は、流体回路(12)を循環する温度調整用流体の放熱器として機能する熱交換器である。空調機器(11)は、温度調整対象の一例である。空調機器(11)は、具体的には、ラジエータや床冷暖房パネル等である。例えば、空調機器(11)がラジエータの場合、空調機器(11)は、室内の壁際等に設けられる。例えば、空調機器(11)が床冷暖房パネルの場合、空調機器(11)は、室内の床下等に設けられる。
なお、本実施形態では、冷凍サイクル装置(1)は、冷媒回路(2)と、流体回路(12)と、を有する装置であるとして説明したが、この形態に限定するものではない。例えば、冷凍サイクル装置(1)は、単一の冷媒回路(2)を備えた空気調和装置であってもよい。
〈室外ユニットの内部構成〉
図2に示すように、室外ユニット(20)は、本体ケーシング(27)を有する。本体ケーシング(27)は、箱状に形成される。本体ケーシング(27)の内部には、仕切部材(28)が立設して配置される。仕切部材(28)は、本体ケーシング(27)の内部を、機械室(S1)と、送風機室(S2)と、に仕切る。
機械室(S1)は、本体ケーシング(27)の内部における仕切部材(28)よりも図2で右側の空間である。機械室(S1)には、圧縮機(30)と、水熱交換器(15)と、四方切換弁(24)と、アキュムレータ(25)と、配管(26)と、が配置される。
送風機室(S2)は、本体ケーシング(27)の内部における仕切部材(28)よりも図2で左側の空間である。送風機室(S2)には、室外ファン(22)と、室外熱交換器(21)と、が配置される。
〈圧縮機の配置〉
図3に示すように、圧縮機(30)は、支持脚(31)を有する。支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、例えば、ゴム又はウレタンで構成される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。図3に示す例では、支持部材(50)は、本体ケーシング(27)の底板である。これにより、冷凍サイクル装置(1)の運転中に圧縮機(30)が振動しても、その振動は、支持部材(50)に伝達される前に、防振部材(40)で減衰される。
圧縮機(30)には、配管(26)が接続される。配管(26)は、例えば、銅管で構成される。配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、配管(26)よりも剛性の高い部材で構成される。剛性部材(35)は、例えば、比重2.5以上の金属材料で構成される。
剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、例えば、ゴム又はウレタンで構成される。第1弾性部材(36)は、支持部材(50)に支持される。
本実施形態1の特徴によれば、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を剛性部材(35)で低減させることで、配管(26)の振動に起因する振動音の発生を抑えることができる。
本実施形態1の特徴によれば、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を、剛性部材(35)を介して第1弾性部材(36)で低減させることで、支持部材(50)に振動が伝わるのを抑えることができる。
-実施形態1の変形例1-
図4に示すように、剛性部材(35)を支持部材(50)に直接支持させた構成としてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、支持部材(50)に支持される。
本実施形態1の変形例1の特徴によれば、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を剛性部材(35)で低減させることで、配管(26)の振動に起因する振動音の発生を抑えることができる。
-実施形態1の変形例2-
図5に示すように、室外ユニット(20)の本体ケーシング(27)の底板(29)の上面が凹凸形状である場合、底板(29)とは別の支持部材(50)を、底板(29)上に載置させた構成としてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。支持部材(50)は、底板(29)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、支持部材(50)に支持される。
本実施形態1の変形例2の特徴によれば、底板(29)の上面が凹凸形状であっても、第1支持部材(51)の平坦面で圧縮機(30)を支持することができる。
-実施形態1の変形例3-
図6に示すように、圧縮機(30)を覆う防音箱(60)を備えた構成としてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、支持部材(50)に支持される。
防音箱(60)は、下方が開口した箱状に形成される。防音箱(60)の上面には、配管孔(63)が形成される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。防音箱(60)は、支持部材(50)に支持される。
本実施形態1の変形例3の特徴によれば、圧縮機(30)を防音箱(60)で覆うことで、圧縮機(30)の放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
-実施形態1の変形例4-
図7に示すように、防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持されていてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、支持部材(50)に支持される。
防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、例えば、ゴム又はウレタンで構成される。第2弾性部材(65)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
本実施形態1の変形例4の特徴によれば、圧縮機(30)から支持部材(50)に伝わる振動を、第2弾性部材(65)で低減させることで、防音箱(60)が振動するのを抑えることができる。
また、防音箱(60)の振動を抑えることで、配管孔(63)を通った配管(26)が防音箱(60)に接触し難くなるので、配管孔(63)の孔径を小さくすることができる。これにより、防音箱(60)の配管孔(63)からの音漏れを抑えることができる。
-実施形態1の変形例5-
図8に示すように、圧縮機(30)の配管(26)と防音箱(60)の配管孔(63)との隙間を、第1蓋部材(61)で塞ぐようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、支持部材(50)に支持される。
防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態1の変形例5の特徴によれば、第1蓋部材(61)によって、圧縮機(30)の放射音や振動音が防音箱(60)の配管孔(63)から漏れ出すのを抑えることができる。また、配管(26)が配管孔(63)内で振動した場合でも、第1蓋部材(61)が防音箱(60)の表面に沿って移動することで、隙間を塞いだ状態を維持することができる。
-実施形態1の変形例6-
図9に示すように、圧縮機(30)の配管(26)と防音箱(60)の配管孔(63)との隙間を、第2蓋部材(62)で塞ぐようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、支持部材(50)に支持される。
防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第2蓋部材(62)が取り付けられる。第2蓋部材(62)は、配管孔(63)に嵌め込まれる。第2蓋部材(62)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第2蓋部材(62)は、弾性変形可能な部材で構成される。第2蓋部材(62)は、例えば、ゴム又はウレタンで構成される。第2蓋部材(62)は、配管(26)の振動に伴って弾性変形する。
本実施形態1の変形例6の特徴によれば、第2蓋部材(62)によって、配管(26)と防音箱(60)とが接触するのを防止しつつ、圧縮機(30)の放射音や振動音が防音箱(60)の配管孔(63)から漏れ出すのを抑えることができる。
-実施形態1の変形例7-
図10に示すように、防音箱(60)に吸音材(66)を設けるようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、支持部材(50)に支持される。
防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
防音箱(60)の内面には、吸音材(66)が設けられる。なお、吸音材(66)は、防音箱(60)の外面に設けるようにしてもよい。
本実施形態1の変形例7の特徴によれば、防音箱(60)に吸音材(66)を設けることで、圧縮機(30)の放射音や振動音を吸音して、外部に漏れ出すのを抑えることができる。
なお、防音箱(60)の吸音材(66)を設ける構成については、その他の実施形態及び変形例において同様に適用可能である。
-実施形態1の変形例8-
図11に示すように、防音箱(60)の内部に、冷媒回路(2)の構成部品(5)を配置するようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の防振部材(40)に支持される。防振部材(40)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、支持部材(50)に支持される。
冷媒回路(2)の構成部品(5)は、水熱交換器(15)と、アキュムレータ(25)と、を含む。水熱交換器(15)及びアキュムレータ(25)は、支持部材(50)に支持される。アキュムレータ(25)は、配管(26)によって圧縮機(30)に接続される。
なお、防音箱(60)の内部に配置する冷媒回路(2)の構成部品(5)は、水熱交換器(15)と、アキュムレータ(25)と、の他にも、例えば、四方切換弁(24)、図示しない電磁弁、電動弁、エコノマイザ、マフラ等でもよい。
圧縮機(30)とアキュムレータ(25)とを接続する配管(26)は、防音箱(60)で覆われる。防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、支持部材(50)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
なお、圧縮機(30)とアキュムレータ(25)とを接続する配管(26)全体を防音箱(60)の内部に配置した形態に限定するものではなく、配管(26)の一部が防音箱(60)の外部に引き出されていてもよい。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態1の変形例8の特徴によれば、冷媒回路(2)の構成部品(5)を防音箱(60)の内部に配置することで、冷媒回路(2)を流れる冷媒の通過音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
本実施形態1の変形例8の特徴によれば、防音箱(60)の内部に圧縮機(30)の配管(26)を配置することで、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動によって振動音が発生した場合でも、振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
《実施形態2》
以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図12に示すように、防振部材(40)は、第1防振部材(41)と、第2防振部材(42)と、を含む。第1防振部材(41)及び第2防振部材(42)は、ゴム又はウレタンで構成される。第1防振部材(41)の材料及びバネ定数と、第2防振部材(42)の材料及びバネ定数とは、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。支持部材(50)は、第1支持部材(51)と、第2支持部材(52)と、を含む。図12に示す例では、第2支持部材(52)は、本体ケーシング(27)の底板である。
圧縮機(30)は、支持脚(31)を有する。支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)は、第1防振部材(41)、第1支持部材(51)、及び第2防振部材(42)を介した二重防振構造の上に配置される。そのため、冷凍サイクル装置(1)の運転中に圧縮機(30)が振動しても、その振動の伝達や騒音の発生が抑制される。
剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。剛性部材(35)の振動は、第1弾性部材(36)で減衰される。
本実施形態2の特徴によれば、第1防振部材(41)及び第2防振部材(42)を積層させた二層防振構造で圧縮機(30)を支持することで、圧縮機(30)から支持部材(50)に伝わる振動や、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を低減して、支持部材(50)や配管(26)の振動に起因する振動音の発生を抑えることができる。
本実施形態2の特徴によれば、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を、剛性部材(35)を介して第1弾性部材(36)で低減させることで、第1支持部材(51)に振動が伝わるのを抑えることができる。
-実施形態2の変形例1-
図13に示すように、室外ユニット(20)の本体ケーシング(27)における底板(29)の上面が凹凸形状である場合、底板(29)とは別の第2支持部材(52)を、底板(29)上に載置させた構成としてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。第2支持部材(52)は、底板(29)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
本実施形態2の変形例1の特徴によれば、底板(29)の上面が凹凸形状であっても、第2支持部材(52)の平坦面で圧縮機(30)を支持することができる。
-実施形態2の変形例2-
図14に示すように、室外ユニット(20)の本体ケーシング(27)の底板(29)の上面が凹凸形状である場合、底板(29)とは別の第2支持部材(52)を、底板(29)上に載置させた構成としてもよい。この場合、第2支持部材(52)を、第2防振部材(42)の配置に合わせて、複数に分割するようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。図14で左側の第2防振部材(42)は、左側の第2支持部材(52)に支持される。図14で右側の第2防振部材(42)は、右側の第2支持部材(52)に支持される。左右の第2支持部材(52)は、底板(29)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
本実施形態2の変形例2の特徴によれば、底板(29)の上面が凹凸形状であっても、第2防振部材(42)を支持するのに必要な面積分の第2支持部材(52)を用いて、第2支持部材(52)の平坦面で圧縮機(30)を支持することができる。これにより、装置全体の重量を低減することができる。
-実施形態2の変形例3-
図15に示すように、圧縮機(30)を覆う防音箱(60)を備えた構成としてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
防音箱(60)は、下方が開口した箱状に形成される。防音箱(60)の上面には、配管孔(63)が形成される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。防音箱(60)は、第1支持部材(51)に支持される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態2の変形例3の特徴によれば、圧縮機(30)を防音箱(60)で覆うことで、圧縮機(30)の放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
-実施形態2の変形例4-
図16に示すように、防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持されていてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、例えば、ゴム又はウレタンで構成される。第2弾性部材(65)は、第1支持部材(51)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態2の変形例4の特徴によれば、圧縮機(30)から第1支持部材(51)に伝わる振動を、第2弾性部材(65)で低減させることで、防音箱(60)に振動が伝わるのを抑えることができる。
また、防音箱(60)の振動を抑えることで、配管孔(63)を通った配管(26)が防音箱(60)に接触し難くなるので、配管孔(63)の孔径を小さくすることができる。これにより、防音箱(60)の配管孔(63)からの音漏れを抑えることができる。
-実施形態2の変形例5-
図17に示すように、防音箱(60)の内部に、冷媒回路(2)の構成部品(5)を配置するようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
冷媒回路(2)の構成部品(5)は、水熱交換器(15)と、アキュムレータ(25)と、を含む。水熱交換器(15)及びアキュムレータ(25)は、第1支持部材(51)に支持される。アキュムレータ(25)は、配管(26)によって圧縮機(30)に接続される。
圧縮機(30)とアキュムレータ(25)とを接続する配管(26)は、防音箱(60)で覆われる。防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、第1支持部材(51)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態2の変形例5の特徴によれば、冷媒回路(2)の構成部品(5)を防音箱(60)の内部に配置することで、冷媒回路(2)を流れる冷媒の通過音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。また、防振部材(40)で支持する構造物の全体重量が増加することで、振動減衰効果が向上する。
本実施形態2の変形例5の特徴によれば、防音箱(60)の内部に圧縮機(30)の配管(26)を配置することで、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動によって振動音が発生した場合でも、振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
《実施形態3》
図18に示すように、防音箱(60)は、第2支持部材(52)に支持されていてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
防音箱(60)は、下方が開口した箱状に形成される。防音箱(60)の上面には、配管孔(63)が形成される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。防音箱(60)は、第2支持部材(52)に支持される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態3の特徴によれば、第1防振部材(41)及び第2防振部材(42)を積層させた二層防振構造で圧縮機(30)を支持することで、圧縮機(30)から第1支持部材(51)又は第2支持部材(52)に伝わる振動を低減して、防音箱(60)に振動が伝わるのを抑えることができる。
-実施形態3の変形例1-
図19に示すように、防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持されていてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、ゴム又はウレタンで構成される。第2弾性部材(65)は、第2支持部材(52)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態3の変形例1の特徴によれば、圧縮機(30)から第2支持部材(52)に伝わる振動を、第2弾性部材(65)で低減させることで、防音箱(60)に振動が伝わるのを抑えることができる。
また、防音箱(60)の振動を抑えることで、配管孔(63)を通った配管(26)が防音箱(60)に接触し難くなるので、配管孔(63)の孔径を小さくすることができる。これにより、防音箱(60)の配管孔(63)からの音漏れを抑えることができる。
-実施形態3の変形例2-
図20に示すように、防音箱(60)の内部に、冷媒回路(2)の構成部品(5)を配置するようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
冷媒回路(2)の構成部品(5)は、水熱交換器(15)と、アキュムレータ(25)と、を含む。水熱交換器(15)及びアキュムレータ(25)は、第2支持部材(52)に支持される。アキュムレータ(25)は、配管(26)によって圧縮機(30)に接続される。
圧縮機(30)とアキュムレータ(25)とを接続する配管(26)は、防音箱(60)で覆われる。防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、第2支持部材(52)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態3の変形例2の特徴によれば、冷媒回路(2)の構成部品(5)を防音箱(60)の内部に配置することで、冷媒回路(2)を流れる冷媒の通過音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
本実施形態3の変形例2の特徴によれば、防音箱(60)の内部に圧縮機(30)の配管(26)を配置することで、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動によって振動音が発生した場合でも、振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
-実施形態3の変形例3-
図21に示すように、冷媒回路(2)の構成部品(5)が第1支持部材(51)に支持されるようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第1支持部材(51)に支持される。
冷媒回路(2)の構成部品(5)は、水熱交換器(15)と、アキュムレータ(25)と、を含む。水熱交換器(15)及びアキュムレータ(25)は、第1支持部材(51)に支持される。アキュムレータ(25)は、配管(26)によって圧縮機(30)に接続される。
圧縮機(30)とアキュムレータ(25)とを接続する配管(26)は、防音箱(60)で覆われる。防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、第2支持部材(52)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態3の変形例3の特徴によれば、冷媒回路(2)の構成部品(5)を防音箱(60)の内部に配置することで、冷媒回路(2)を流れる冷媒の通過音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。また、防振部材(40)で支持する構造物の全体重量が増加することで、振動減衰効果が向上する。
本実施形態3の変形例3の特徴によれば、防音箱(60)の内部に圧縮機(30)の配管(26)を配置することで、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動によって振動音が発生した場合でも、振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
《実施形態4》
図22に示すように、剛性部材(35)が第2支持部材(52)に支持されるようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第2支持部材(52)に支持される。
本実施形態4の特徴によれば、第1防振部材(41)及び第2防振部材(42)を積層させた二層防振構造で圧縮機(30)を支持することで、圧縮機(30)から支持部材(50)に伝わる振動や、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を低減して、支持部材(50)や配管(26)の振動に起因する振動音の発生を抑えることができる。
本実施形態4の特徴によれば、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を、剛性部材(35)を介して第1弾性部材(36)で低減させることで、第2支持部材(52)に振動が伝わるのを抑えることができる。
-実施形態4の変形例1-
図23に示すように、圧縮機(30)を覆う防音箱(60)を備えた構成としてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第2支持部材(52)に支持される。
防音箱(60)は、下方が開口した箱状に形成される。防音箱(60)の上面には、配管孔(63)が形成される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。防音箱(60)は、第2支持部材(52)に支持される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態4の変形例1の特徴によれば、圧縮機(30)を防音箱(60)で覆うことで、圧縮機(30)の放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
-実施形態4の変形例2-
図24に示すように、防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持されていてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第2支持部材(52)に支持される。
防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、例えば、ゴム又はウレタンで構成される。第2弾性部材(65)は、第2支持部材(52)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態4の変形例2の特徴によれば、圧縮機(30)から第2支持部材(52)に伝わる振動を、第2弾性部材(65)で低減させることで、防音箱(60)に振動が伝わるのを抑えることができる。
また、防音箱(60)の振動を抑えることで、配管孔(63)を通った配管(26)が防音箱(60)に接触し難くなるので、配管孔(63)の孔径を小さくすることができる。これにより、防音箱(60)の配管孔(63)からの音漏れを抑えることができる。
-実施形態4の変形例3-
図25に示すように、防音箱(60)の内部に、冷媒回路(2)の構成部品(5)を配置するようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第2支持部材(52)に支持される。
冷媒回路(2)の構成部品(5)は、水熱交換器(15)と、アキュムレータ(25)と、を含む。水熱交換器(15)及びアキュムレータ(25)は、第2支持部材(52)に支持される。アキュムレータ(25)は、配管(26)によって圧縮機(30)に接続される。
圧縮機(30)とアキュムレータ(25)とを接続する配管(26)は、防音箱(60)で覆われる。防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、第2支持部材(52)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態4の変形例3の特徴によれば、冷媒回路(2)の構成部品(5)を防音箱(60)の内部に配置することで、冷媒回路(2)を流れる冷媒の通過音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
本実施形態4の変形例3の特徴によれば、防音箱(60)の内部に圧縮機(30)の配管(26)を配置することで、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動によって振動音が発生した場合でも、振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
-実施形態4の変形例4-
図26に示すように、冷媒回路(2)の構成部品(5)が第1支持部材(51)に支持されるようにしてもよい。
圧縮機(30)の支持脚(31)は、複数の第1防振部材(41)に支持される。第1防振部材(41)は、第1支持部材(51)に支持される。第1支持部材(51)は、複数の第2防振部材(42)に支持される。第2防振部材(42)は、第2支持部材(52)に支持される。
圧縮機(30)の配管(26)には、剛性部材(35)が設けられる。剛性部材(35)は、第1弾性部材(36)に支持される。第1弾性部材(36)は、第2支持部材(52)に支持される。
冷媒回路(2)の構成部品(5)は、水熱交換器(15)と、アキュムレータ(25)と、を含む。水熱交換器(15)及びアキュムレータ(25)は、第1支持部材(51)に支持される。アキュムレータ(25)は、配管(26)によって圧縮機(30)に接続される。
圧縮機(30)とアキュムレータ(25)とを接続する配管(26)は、防音箱(60)で覆われる。防音箱(60)は、第2弾性部材(65)に支持される。第2弾性部材(65)は、第2支持部材(52)に支持される。圧縮機(30)の配管(26)は、配管孔(63)を通って防音箱(60)の外部に引き出される。
配管(26)には、第1蓋部材(61)が取り付けられる。第1蓋部材(61)は、防音箱(60)の上面に配置される。第1蓋部材(61)は、配管(26)と配管孔(63)との隙間を塞ぐ。第1蓋部材(61)は、配管(26)の振動に伴って、防音箱(60)の上面に沿って移動可能となっている。
本実施形態4の変形例4の特徴によれば、冷媒回路(2)の構成部品(5)を防音箱(60)の内部に配置することで、冷媒回路(2)を流れる冷媒の通過音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。また、防振部材(40)で支持する構造物の全体重量が増加することで、振動減衰効果が向上する。
本実施形態4の変形例4の特徴によれば、防音箱(60)の内部に圧縮機(30)の配管(26)を配置することで、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動によって振動音が発生した場合でも、振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。
《実施形態5》
図27に示すように、剛性部材(35)は、ブロック配管(70)を有する。ブロック配管(70)は、支持部材(50)に支持される。ブロック配管(70)には、室外膨張弁(23)、四方切換弁(24)、アキュムレータ(25)、圧縮機(30)等の配管(26)が接続される。
図28にも示すように、ブロック配管(70)は、複数のプレートを互いに積層することでブロック状に構成される。ブロック配管(70)は、第1プレート(71)と、第2プレート(72)と、複数の流路プレート(73)と、を有する。
第1プレート(71)は、図28で最上層の流路プレート(73)の上側に積層される。第1プレート(71)と流路プレート(73)との間には、シート状のロウ材(74)が配置される。ロウ材(74)を溶融させることで、第1プレート(71)と流路プレート(73)とが接合される。
複数の流路プレート(73)は、互いに積層される。複数の流路プレート(73)の間には、シート状のロウ材(74)がそれぞれ配置される。ロウ材(74)を溶融させることで、複数の流路プレート(73)同士が接合される。
第2プレート(72)は、図28で最下層の流路プレート(73)の下側に積層される。第2プレート(72)と流路プレート(73)との間には、シート状のロウ材(74)が配置される。ロウ材(74)を溶融させることで、第2プレート(72)と流路プレート(73)とが接合される。
図29に示すように、第1プレート(71)は、複数の第1ブッシュ(81)を有する。第1ブッシュ(81)は、後述する流路プレート(73)の冷媒流路(83)に連通する。第1ブッシュ(81)には、冷媒回路(2)の配管(26)が接続される。第1プレート(71)には、ボルト(75)を挿通する挿通孔(76)が複数設けられる。
図30に示すように、流路プレート(73)は、複数の冷媒流路(83)を有する。冷媒流路(83)は、流路プレート(73)の積層方向に貫通している。冷媒流路(83)における積層方向の開口は、第1プレート(71)及び第2プレート(72)によって塞がれる。なお、図30に示す冷媒流路(83)の形状、数、及び配置等は、あくまでも一例であり、この形態に限定するものではない。流路プレート(73)には、ボルト(75)を挿通する挿通孔(76)が複数設けられる。
図31に示すように、第2プレート(72)は、複数の第2ブッシュ(82)を有する。第2ブッシュ(82)は、流路プレート(73)の冷媒流路(83)に連通する。第2ブッシュ(82)には、冷媒回路(2)の配管(26)が接続される。第2プレート(72)には、ボルト(75)を挿通する挿通孔(76)が複数設けられる。
第1プレート(71)、流路プレート(73)、及び第2プレート(72)は、挿通孔(76)に挿通されたボルト(75)と、図示しないナットと、を締結することで共締めされる。
このように、ブロック配管(70)には、複数の第1ブッシュ(81)と、複数の第2ブッシュ(82)と、が設けられる。複数の第1ブッシュ(81)と、複数の第2ブッシュ(82)とは、複数の冷媒流路(83)によってそれぞれ連通する。なお、配管(26)を接続しない第1ブッシュ(81)及び第2ブッシュ(82)がある場合には、図示しないプラグ等によって塞ぐようにすればよい。
これにより、機械室(S1)に配置される各種機器の配管(26)を、1つのブロック配管(70)に接続して集積化することができる。その結果、配管(26)の形状や分岐を複雑化させることなく配管(26)を削減することができ、機械室(S1)内における配管(26)の集積効果が高まるとともに、配管(26)の配索作業が容易となる。
《振動低減効果についての検証》
前記実施形態及び変形例では、配管(26)に剛性部材(35)を設けることで、配管(26)の振動を低減するようにしている。以下、剛性部材(35)を設けない場合と比較して、どの程度の振動低減効果が得られるのかについて、シミュレーションした結果を説明する。
まず、図32に示すように、圧縮機(30)の吐出側の配管(26)に負荷おもり(85)を取り付けた場合について説明する。なお、図32には、X方向、Y方向、Z方向を矢印線で示している。
図32に示す例では、圧縮機(30)の吐出側の配管(26)は、圧縮機(30)の上部から上方に延びた後、図32で右方向に屈曲して延びる。その後、圧縮機(30)の側面に沿って図32で下方向に屈曲して延びた後、右方向、及び上方向にそれぞれ屈曲した延びた形状となっている。
ここで、負荷おもり(85)は、配管(26)において下端側に位置する屈曲部分に取り付けるものとする。また、配管(26)における負荷おもり(85)よりも下流側の部分を、圧縮機(30)の加振による振動計算位置Aとする。
図33は、負荷おもりの重量と、位置Aの平均加速度振幅と、の関係を示すグラフ図である。図33に示すように、負荷おもりの重量が「0」、つまり、配管(26)に負荷おもり(85)を取り付けない場合に比べて、配管(26)に負荷おもり(85)を取り付けた場合の方が、X方向加振及びY方向加振に対する位置Aの平均加速度振幅をそれぞれ低減できていることが分かる。
例えば、負荷おもり(85)を5kgとした場合、Y方向加振に対する位置Aの平均加速度振幅を80%低減することができる。
このように、配管(26)に負荷おもり(85)を取り付けることで、配管(26)の振動抑制効果を十分に得られることが分かる。一方、配管(26)に負荷おもり(85)をぶらさげた状態にすると、配管(26)自身に負荷がかかってしまうため、好ましくない。
そこで、本実施形態では、配管(26)に負荷おもり(85)を設けて振動低減効果を得るための構成と、配管(26)自身に負荷がかかるのを抑えるための構成と、を両立させるために、負荷おもり(85)としての剛性部材(35)を、本体ケーシング(27)の底板である支持部材(50)に支持するようにした。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、剛性部材(35)を、配管(26)の途中に設ける構成について説明したが、この形態に限定するものではない。例えば、剛性部材(35)を、流路孔が形成されたマニホールドで構成して、剛性部材(35)の流路孔に配管(26)を接続するようにしてもよい。
本実施形態では、剛性部材(35)は、ブロック状の金属材料で構成するようにしたが、この形態に限定するものではない。例えば、圧縮機(30)から離れて配置されたアキュムレータ(25)を、剛性部材(35)として用いるようにしてもよい。具体的には、圧縮機(30)の吐出側の配管(26)を、アキュムレータ(25)の側面に固定することで、圧縮機(30)から吐出側の配管(26)に伝わる振動をアキュムレータ(25)で低減させるようにしてもよい。
以上、実施形態及び変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。また、以上の実施形態、変形例、その他の実施形態に係る要素を適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。また、明細書及び特許請求の範囲の「第1」、「第2」、「第3」…という記載は、これらの記載が付与された語句を区別するために用いられており、その語句の数や順序までも限定するものではない。
以上説明したように、本開示は、冷凍サイクル装置について有用である。
1 冷凍サイクル装置
2 冷媒回路
5 構成部品
25 アキュムレータ
26 配管
30 圧縮機
35 剛性部材
36 第1弾性部材
40 防振部材
41 第1防振部材
42 第2防振部材
50 支持部材
51 第1支持部材
52 第2支持部材
60 防音箱
61 第1蓋部材
62 第2蓋部材
63 配管孔
65 第2弾性部材
66 吸音材
70 ブロック配管
81 第1ブッシュ
82 第2ブッシュ
83 冷媒流路

Claims (14)

  1. 圧縮機(30)と、前記圧縮機(30)が接続された冷媒回路(2)と、を備えた冷凍サイクル装置であって、
    前記圧縮機(30)を支持する防振部材(40)と、
    前記防振部材(40)を支持する支持部材(50)と、
    前記圧縮機(30)に接続された配管(26)に設けられた剛性部材(35)と、を備え、
    前記剛性部材(35)は、前記支持部材(50)に支持される
    冷凍サイクル装置。
  2. 請求項1の冷凍サイクル装置において、
    前記剛性部材(35)を支持する第1弾性部材(36)を備え、
    前記第1弾性部材(36)は、前記支持部材(50)に支持される
    冷凍サイクル装置。
  3. 請求項1又は2の冷凍サイクル装置において、
    前記防振部材(40)は、第1防振部材(41)と、第2防振部材(42)と、を含み、
    前記支持部材(50)は、第1支持部材(51)と、第2支持部材(52)と、を含み、
    前記圧縮機(30)は、前記第1防振部材(41)に支持され、
    前記第1防振部材(41)は、前記第1支持部材(51)に支持され、
    前記第1支持部材(51)は、前記第2防振部材(42)に支持され、
    前記第2防振部材(42)は、前記第2支持部材(52)に支持され、
    前記剛性部材(35)は、前記第1支持部材(51)又は前記第2支持部材(52)に支持される
    冷凍サイクル装置。
  4. 請求項3の冷凍サイクル装置において、
    前記剛性部材(35)を支持する第1弾性部材(36)を備え、
    前記第1弾性部材(36)は、前記第1支持部材(51)又は前記第2支持部材(52)に支持される
    冷凍サイクル装置。
  5. 請求項1の冷凍サイクル装置において、
    前記圧縮機(30)を覆う防音箱(60)を備え、
    前記防音箱(60)は、前記支持部材(50)に支持される
    冷凍サイクル装置。
  6. 請求項5の冷凍サイクル装置において、
    前記防音箱(60)を支持する第2弾性部材(65)を備え、
    前記第2弾性部材(65)は、前記支持部材(50)に支持される
    冷凍サイクル装置。
  7. 請求項3の冷凍サイクル装置において、
    前記圧縮機(30)を覆う防音箱(60)を備え、
    前記防音箱(60)は、前記第1支持部材(51)又は前記第2支持部材(52)に支持される
    冷凍サイクル装置。
  8. 請求項7の冷凍サイクル装置において、
    前記防音箱(60)を支持する第2弾性部材(65)を備え、
    前記第2弾性部材(65)は、前記第1支持部材(51)又は前記第2支持部材(52)に支持される
    冷凍サイクル装置。
  9. 請求項5又は6の冷凍サイクル装置において、
    前記防音箱(60)には、前記圧縮機(30)の配管(26)を通す配管孔(63)が形成され、
    前記防音箱(60)の表面に沿って移動可能で且つ前記配管(26)と前記配管孔(63)との隙間を塞ぐ第1蓋部材(61)を備える
    冷凍サイクル装置。
  10. 請求項5又は6の冷凍サイクル装置において、
    前記防音箱(60)には、前記圧縮機(30)の配管(26)を通す配管孔(63)が形成され、
    前記配管孔(63)に嵌め込まれ、前記配管(26)と前記配管孔(63)との隙間を塞ぐ第2蓋部材(62)を備える
    冷凍サイクル装置。
  11. 請求項5又は6の冷凍サイクル装置において、
    前記防音箱(60)の内部には、前記冷媒回路(2)の構成部品(5)が配置され、
    前記構成部品(5)は、アキュムレータ(25)を含む
    冷凍サイクル装置。
  12. 請求項5又は6の冷凍サイクル装置において、
    前記圧縮機(30)の配管(26)には、前記冷媒回路(2)の構成部品(5)が接続され、
    前記配管(26)は、前記防音箱(60)の内部に配置される
    冷凍サイクル装置。
  13. 請求項5又は6の冷凍サイクル装置において、
    前記防音箱(60)には、吸音材(66)が設けられる
    冷凍サイクル装置。
  14. 請求項1又は2の冷凍サイクル装置において、
    前記剛性部材(35)は、ブロック配管(70)を有し、
    前記ブロック配管(70)は、前記配管(26)が接続される複数の第1ブッシュ(81)及び第2ブッシュ(82)と、前記複数の第1ブッシュ(81)及び第2ブッシュ(82)が連通する複数の冷媒流路(83)と、を有する
    冷凍サイクル装置。
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