JPH0243017Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0243017Y2
JPH0243017Y2 JP1982102855U JP10285582U JPH0243017Y2 JP H0243017 Y2 JPH0243017 Y2 JP H0243017Y2 JP 1982102855 U JP1982102855 U JP 1982102855U JP 10285582 U JP10285582 U JP 10285582U JP H0243017 Y2 JPH0243017 Y2 JP H0243017Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
way valve
compressor
pipe
piping
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982102855U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS597365U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10285582U priority Critical patent/JPS597365U/ja
Publication of JPS597365U publication Critical patent/JPS597365U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0243017Y2 publication Critical patent/JPH0243017Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、たとえば室内ユニツトと室外ユニツ
トからなる空気調和機に係り、特に室外ユニツト
における冷凍サイクル構成部品等を連通する配管
の改良に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
室内ユニツトと室外ユニツトとからなるセパレ
ート形の空気調和機が多用される。この種空気調
和機は、冷凍サイクル運転にともなつて振動騒音
が発生し易い圧縮機等を室外ユニツトに収容し、
室内において静粛運転ができる利点がある。しか
しながら近時近隣騒音の苦情発生源として室外ユ
ニツトの指摘が多いため、この防音処理にも多大
の努力が払われるようになつた。
第1図および第2図はその一例である。すなわ
ち、1は底板、2はこの底板1上に配設される圧
縮機、3はこの圧縮機2の吸込部に附設されるサ
クシヨンカツプ、4は四方弁、5は室外側熱交換
機、6は仕切板、7はパツクドバブルである。上
記四方弁4は、配管aを介して圧縮機2の吐出口
体と、配管bを介してサクシヨンカツプ3と、配
管cを介してパツクドバブル7と、配管dを介し
て室外側熱交換機5とそれぞれ連通する。それぞ
れの配管aないしdは最短直線距離をとらず、四
方弁4から一旦垂下し、かつそれぞれの機器の近
傍まで延出してから上昇して接続される。特に配
管cにおいてはパツクドバブル7までの距離が長
いのと、これが底板1上にあるため、四方弁4か
ら略U字状に形成した配管cをさらに水平方向へ
延出してから下方へ折曲してなる。このように各
配管aないしdを略U字状に曲成し、特に振動が
発生し易い圧縮機2および四方弁4からの振動伝
播を減衰するようになつている。
しかしながら、この種構造では配管長が非常に
長くなり、収納スペースを広く必要とするととも
に配管作業が面倒であり、コスト高となると共に
配管設計においても苦慮していた。さらに単なる
U曲成だけなので振動減衰効果が不充分であり、
効果助成のために曲成部分に錘り等重量物を取付
けたものもあるが、各接続部分に重量がかかつて
冷凍洩れの原因となる。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは接続配管の長さを短
縮して配管作業の容易化と収納スペースの小容量
化を図るとともに確実な振動減衰効果を得るよう
にしたものである。
〔考案の概要〕
本考案は、圧縮機の吸込部と四方弁との間、圧
縮機の吐出部と四方弁との間をそれぞれ略U字状
に曲成された吸込管と吐出管で連通し、これら吸
込管および吐出管の略U字状における圧縮機非接
続側垂直部分をフレキシブル加工し、上記四方弁
とパツクドバルブ、四方弁と室外側熱交換器をそ
れぞれ連通する配管の垂直部分をフレキシブル加
工したことを特徴とする空気調和機である。
したがつて、圧縮機から吸込管と吐出管を介し
て四方弁に伝達する振動を、振動発生が小である
略U字状の圧縮機非接続側垂直部分に設けられた
フレキシブル加工部が効率よく吸収する。また、
四方弁からパツクドバルブおよび室外側熱交換器
に接続する配管を介して伝達する振動を、振動方
向に対して直交する方向である上記配管の垂直部
分に設けたフレキシブル加工部が効率よく吸収す
る。このように各配管の形状と、ここに設けられ
るフレキシブル加工をなす位置を限定したことに
より、振動減衰効果が大となり、必要な配管長さ
が短くてすむ。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明
する。第3図は空気調和機の冷凍サイクルを示
し、10は圧縮機、11は四方弁、12は室外側
熱交換器、13は減圧回路であり、これは冷房用
膨張弁14と、逆止弁15および暖房用毛細管1
6との並列回路である。17aは第1のパツクド
バルブ、18は室内側熱交換器、17bは第2の
パツクドバルブ、19はサクシヨンカツプであ
り、これらは配管Pを介してヒートポンプ式の冷
凍サイクルを構成するように連通する。また上記
圧縮機10と四方弁11とを連通する配管Pa
四方弁11と室外側熱交換器12とを連通する配
管Pb、第2のパツクドバルブ17bと四方弁1
1とを連通する配管Pc、四方弁11とサクシヨン
カツプ19とを連通する配管Pdのそれぞれ中途
部には後述するフレキシブル加工20…が設けら
れる。なお上記室内側熱交換器18のみ室内ユニ
ツトとして被空調室Rに配設され、その他機器は
全て室外ユニツトとして室外側に配置される。こ
のようにして四方弁11を切換操作し冷凍サイク
ル運転を行うことにより、被空調室の冷房作用と
暖房作用とができるようになつている。
上記フレキシブル加工部20は第4図に示すよ
うにして形成される。すなわち凸部と凹部とが互
いに対向してなり、かつこれらは同一ピツチであ
る。上記凸部のみ配管直径から突出していて、凹
部は配管直径と同一である。要はフレキシブル形
成をなしていれば良く、たとえ第5図Aに示すよ
うに配管直径より絞つた形状のフレキシブル加工
部20a、もしくは同図Bに示すように凹凸のピ
ツチが異る形状のフレキシブル加工部20bであ
つても良い。
上記フレキシブル加工部20を有する各配管
PaないしPbは第6図および第7図に示すように
形成される。すなわち圧縮機10の吐出部と四方
弁11とを連通する配管Paである吐出管は略U
字状に曲成され、その非圧縮機接続側である四方
弁11接続側の垂直部分にフレキシブル加工部2
0が設けられる。サクシヨンカツプ19と四方弁
11とを連通する配管Pdである吸込管も略U字
状に曲成され、その非圧縮機接続側である四方弁
11接続側の垂直部分にフレキシブル加工部20
が設けられる。四方弁11と第2のパツクドバブ
ル17bとを連通する配管Pcは略逆L字状に形成
され、パツクドバルブ17b近傍の垂直部分にフ
レキシブル加工部20が設けられる。四方弁11
と室外側熱交換器20とを連通する配管Pbは略
U字状に形成され、室外側熱交換器12近傍の垂
直部分にフレキシブル加工部20が設けられる。
しかして、圧縮機10の運転にともなう振動お
よび四方弁11において吐出冷媒と吸込冷媒とが
交差することにともなう振動は各配管Paないし
Pdに伝播する。しかしながら各配管PaないしPd
に設けられたフレキシブル加工部20…は振動を
減衰させ吸収するので、振動騒音の発生が少い。
特にこのフレキシブル加工部20は配管に対する
曲げ力には柔軟性を示すが、圧縮力およびねじり
力に対しては効果が小さい。したがつて振動方向
に対して直交する方向の配管中途部にフレキシブ
ル加工部20を設ければ、振動が曲げ力に相当し
これを吸収し易い。したがつて振動発生源である
圧縮機10や四方弁11に対してフレキシブル加
工部20を垂直部分に設け、かつ振動発生のない
パツクドバルブ17bや室外側熱交換器12であ
る固定端の近傍に設けると良い。また配管Pa
よびPdにおいては、振動発生が大である圧縮機
10側より、振動発生が小である四方弁11側を
固定端としてみなしてフレキシブル加工部20を
設けた。さらにまた各配管PaないしPdにフレキ
シブル加工部20…を設けることにより振動減衰
効果があるので、従来のように配管を必要以上長
くすることもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、圧縮機と
四方弁との間を連通する略U字状に曲成された吸
込管と吐出管の圧縮機非接続側垂直部分をフレキ
シブル加工し、四方弁とパツクドバルブ、四方弁
と室外側熱交換器を連通する配管の垂直部分をフ
レキシブル加工したから、圧縮機および四方弁な
どから発生する振動を減衰して騒音低下を図るこ
とができるとともに配管の設計自由度が増し、こ
の長さを短縮化して作業性の向上とコストの低減
化を得、さらに配管収納スペースを縮小して装置
の小型化を得るなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の従来例を示す空気調和機室外
ユニツトの要部斜視図、第2図は各接続配管の形
態図、第3図は本考案の一実施例を示す空気調和
機の冷凍サイクル構成図、第4図はフレキシブル
加工部の正面図、第5図AおよびBはフレキシブ
ル加工部の変形例、第6図は室外ユニツトの要部
斜視図、第7図は各接続配管の形態図である。 10……圧縮機、11……四方弁、12……室
外側熱交換器、17b……パツクドバルブ、Pa
Pb,Pc,Pd……配管、20……フレキシブル加
工部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機の吸込部と四方弁との間、圧縮機の吐出
    部と四方弁との間をそれぞれ略U字状に曲成され
    た吸込管と吐出管で連通し、これら吸込管および
    吐出管の略U字状における圧縮機非接続側垂直部
    分をフレキシブル加工し、上記四方弁とパツクド
    バルブ、四方弁と室外側熱交換器をそれぞれ連通
    する配管の垂直部分をフレキシブル加工したこと
    を特徴とする空気調和機。
JP10285582U 1982-07-07 1982-07-07 空気調和機 Granted JPS597365U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10285582U JPS597365U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10285582U JPS597365U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS597365U JPS597365U (ja) 1984-01-18
JPH0243017Y2 true JPH0243017Y2 (ja) 1990-11-15

Family

ID=30242239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10285582U Granted JPS597365U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS597365U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005033594A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Daikin Industries, Ltd. 空調室外機、空気調和機および圧縮機ユニット
WO2021124562A1 (ja) * 2019-12-20 2021-06-24 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置の室外ユニット

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045934Y2 (ja) * 1985-12-26 1992-02-19
JP3464294B2 (ja) * 1994-12-15 2003-11-05 株式会社東芝 冷凍冷蔵庫

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS442848Y1 (ja) * 1966-10-04 1969-02-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5785163U (ja) * 1980-11-12 1982-05-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS442848Y1 (ja) * 1966-10-04 1969-02-03

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005033594A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Daikin Industries, Ltd. 空調室外機、空気調和機および圧縮機ユニット
WO2021124562A1 (ja) * 2019-12-20 2021-06-24 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置の室外ユニット
JPWO2021124562A1 (ja) * 2019-12-20 2021-06-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS597365U (ja) 1984-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10962264B2 (en) Heat source unit for refrigeration apparatus
JP5287614B2 (ja) ヒートポンプ室外機
JP2005233179A (ja) 圧縮機の吸入管構造
CN109073244B (zh) 热源单元
JPH0243017Y2 (ja)
CN105509183A (zh) 室外机及具有其的空调器
KR20050024880A (ko) 저진동 에어컨 배관 구조
KR100360235B1 (ko) 공기조화기의 진동 및 소음 저감 구조
JPH071105B2 (ja) 空気調和機の防振装置
JP2016050684A (ja) 空気調和機および圧縮機
KR102266827B1 (ko) 공기 조화기
CN101349467A (zh) 空调器室外机的冷媒管
JPS625063A (ja) 冷凍サイクル
JPS6335304Y2 (ja)
CN220707470U (zh) 一种超小型双水路热泵机组
CN213146778U (zh) 一种具有减振功能的安装结构及具有其的空调器室外机
CN217685732U (zh) 一种换热回气管路减震结构及马鞍式空调器
CN213873279U (zh) 空调设备
JPH11304294A (ja) 空気調和機
KR101419946B1 (ko) 공기조화기 실내기의 펌프조립체
CN211345505U (zh) 一种低噪音天花机
CN218722219U (zh) 一种降噪效果好的空调压缩机
WO2023191093A1 (ja) 冷凍サイクル装置
CN210179881U (zh) 用于空调器的排水装置及具有该装置的空调器
CN213208283U (zh) 一种降噪式空气源热泵