JP2011112324A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルセパレータに起因して発生する振動や騒音が外部へ漏れることを抑制する空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】オイルセパレータ4は、オイルセパレータカバー7及び防振材8を介して防音筐体1の内壁背面に4箇所で固定されるので、圧縮機で発生した振動が吐出管を介してオイルセパレータ4に伝わってもオイルセパレータ4は上下両端で固定されているため振動を抑えることができる。また、オイルセパレータ4から防音筐体1の内壁背面に伝わる振動は、防振材8a及び防振材8bによって減衰するため、防音筐体1が振動して騒音が発生することを防止することができる。さらには、オイルセパレータ4が発する騒音は防音筐体1で遮断されるので、室外機の外部に漏れることを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機の室外機に係り、特に、オイルセパレータに起因して発生する振動や騒音が外部へ漏れることを抑制することができる空気調和機の室外機に関する。
従来、空気調和機の室外機には、内部に圧縮機や熱交換器及び送風ファン等が設置されており、この中で特に圧縮機は大きな騒音を発生するため防音対策が必要となる。防音対策の方法としては、室外機内部を、圧縮機等を配置する機械室と、熱交換器や送風ファン等を配置する熱交換器室とを区画する隔壁を設けて、圧縮機で発生する騒音が室外機外部に漏れないようにすることが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されているのは、圧縮機等を配置する機械室と、熱交換器や送風ファン等を配置する熱交換器室とを内部に有する室外機において、機械室と熱交換器室とを区画する隔壁が、複数枚の板材を機械室の枠体から懸架してコ字状に構成されているものであり、板材を吸音性部材で形成、あるいは、板材の表面を吸音部材で覆うことによって、圧縮機で発生する騒音が室外機外部に漏れることを防止し、且つ機械室に設置されている圧縮機等のメンテナンスを行なう際に、メンテナンス箇所に対応する板材のみ取り外して作業が行なえるため、メンテナンス作業性を向上させている。
一方、室外機には冷媒中に混入した圧縮機の潤滑油を冷媒から取り除くためにオイルセパレータが設けられているが、このオイルセパレータも稼働時には騒音を発生するという問題があった。また、オイルセパレータは圧縮機と吐出管で接続されているために、圧縮機で発生した振動が吐出管を通じてオイルセパレータに伝わり、オイルセパレータも振動する。
オイルセパレータの一端(下部)は防振材を介して室外機の底板に設置することで振動対策を行なっているが、他端(上部)は上述した吐出管が接続されて圧縮機より振動が伝達されてオイルセパレータも振動するため、底板へ防振材を介して取り付ける振動対策だけではオイルセパレータの振動を十分に抑えることができず、また、この振動が室外機の底板に伝わって底板が振動し、底板が騒音の音源となってしまうという問題があった。
特開2007−100985号公報(第5〜6頁、第8図及び第9図)
本発明は以上述べた問題点を解決し、オイルセパレータに起因して発生する振動や騒音が外部へ漏れることを抑制する空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するものであって、本発明による空気調和機の室外機は、熱交換器、圧縮機、送風ファンとを内部に備え、圧縮機を防音筐体内に配置したものであり、オイルセパレータをこの防音筐体内に配置したものである。また、オイルセパレータは、防振材を介して防音筐体の壁面に取り付けられているものである。
本発明の空気調和機の室外機は、オイルセパレータを防音筐体内に配置しているので、オイルセパレータに起因して発生する騒音が外部に漏れ出すことを防止することができる。また、オイルセパレータを、防振材を介して防音筐体の壁面に取り付けているため、オイルセパレータの振動が室外機の底板に伝わることがなく、振動による騒音を低減することができる。
本発明の第1の実施例である室外機の説明図であり、(A)は室外機の外観斜視図、(B)は前面パネルを取り外した正面図である。 図1(B)におけるA−A断面図であり、防音筐体や圧縮機等の配置説明図である。 オイルセパレータの設置状態を説明する図面であり、(A)は図2におけるB部拡大図、(B)は図2における矢視C図、(C)は図2における矢視D図である。 図3(B)におけるE−E断面図であり、防音筐体へのオイルセパレータの取付状態を説明する図面である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、実施例としては、上部に吹出口を備えた大型室外機を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
図1は、第1の実施例である室外機の説明図であり、(A)は外観斜視図、(B)は前面パネルを取り外した図である。また、図2は図1(B)におけるA−A断面図であり、防音筐体や圧縮機等の配置説明図である。また、図3はオイルセパレータの設置状態を説明する図面であり、(A)は図2におけるB部拡大図、(B)は図2における矢視C図、(C)は図2における矢視D図である。さらには、図4は図3(B)におけるE−E断面図であり、防音筐体へのオイルセパレータの取り付け状態を説明する図面である。
図1(A)に示すように、室外機100は、その右側面(及び図示は省略するが左側面と背面)に吸込口40が、前面には前面パネル20がそれぞれ設けられ、上面には送風ファンやグリルを備えた吹出口30が設けられている。また、図2に示すように、室外機100の内壁の左右側面と背面には、吸込口40に対応して熱交換器11が縦配置されている。尚、「左右」は、図2において前面パネルを正面視した際の方向である。
また、図1(B)に示すように、室外機100の内部には、図示しない制御基板や電源基板等の回路基板及びこれらを接続するコード等を収納し、前面に放熱部10aを備えた電装品箱10や、図2に示すように、内部に圧縮機2やアキュムレータ3、オイルセパレータ4等を収納し、これらから発生する騒音を遮音する防音筐体1が配置されている。尚、これら以外に室外機100の内部には、冷媒配管や各種弁類、送風ファンを回転するモータ等が配置されているが、本発明と直接関係がないため説明は省略する。
防音筐体1は、所定の形状にプレス成形された板金からなる複数の部品を組み合せて箱型に形成されており、室外機100の底板101上に設けられている。図2に示すように、防音筐体1内に配置されている圧縮機2及びアキュムレータ3は、その筐体を覆うように吸音材6が巻装されている。
オイルセパレータ4は、冷媒中に混入した圧縮機の潤滑油を冷媒から分離するために設置されているものであり、圧縮機2と吐出管5で接続されている。圧縮機2から吐出された冷媒はオイルセパレータ4で潤滑油と冷媒とに分離され、潤滑油は圧縮機2に戻される。尚、オイルセパレータ4は防音筐体1の内壁背面に防振材を介して取り付けられている。
図2及び図3に示すように、オイルセパレータ4は防音筐体1の内壁背面にオイルセパレータカバー7を介して取り付けられている。このオイルセパレータカバー7は鉄等の金属で形成されており、図3及び図4に示すように、オイルセパレータ4の上下部に嵌合し、断面が略円弧形状のカバー部7aと、略四方形状に形成され両端付近にねじ10の呼び径に対応した直径寸法であるねじ孔7dを2個設けた取付部7bと、略L字上に形成されカバー部7aと取付部7bとを連結する連結部7cとで構成されている。
図3及び図4に示すように、オイルセパレータ4は、まずオイルセパレータ4の上下部にカバー部7aを嵌合させてオイルセパレータカバー7を取り付ける。次に、オイルセパレータカバー7の取付部7bを、2種類の防振材8(8a及び8b)とワッシャ9とを介して、ねじ10で防音筐体1の内壁背面に4箇所固定することにより、オイルセパレータ4が防音筐体1の内壁背面に取り付けられる。
尚、図3では吐出管5の記載は省略している。
防振材8は、CRゴム材等振動吸収性を有する材料で形成され、取付部7bとワッシャ9との間及び取付部7bと防音筐体1の内壁背面との間に配置される防振材8aと、ワッシャ9とねじ10との間に配置される防振材8bとで構成されている。図4に示すように、防振材8a及び防振材8bは、各々略円柱形状で厚さ寸法が異なっており、防振材8a、防振材8b共に中央にねじ10の呼び径に対応した直径寸法である貫通孔が設けられている。
以上説明した構成で、オイルセパレータ4を防音筐体1の内壁背面に取り付ける方法及びその効果について図2乃至図4を用いて説明する。まず、オイルセパレータカバー7のカバー部7aをオイルセパレータ4の上下部分に嵌合させる。次に、図4に示すように、防音筐体1の内壁背面に設けられた雌ねじ部1aに、防振材8aの貫通孔、取付部7bのねじ孔7d、防振材8aの貫通孔、ワッシャ9の中央貫通孔、防振材8bの貫通孔、の順で位置を合わせ、各々の孔にねじ10を貫通させて雌ねじ部1aに締結してオイルセパレータ4を防音筐体1の内壁背面に固定する。
図3に示すように、オイルセパレータ4を、オイルセパレータカバー7を介して防音筐体1の内壁背面に固定する箇所は4箇所であり、一箇所につきねじ10、ワッシャ9、防振材8bは1個、防振材8aは2個使用する。従って、オイルセパレータ4の固定には、ねじ10、ワッシャ9、防振材8bは合計4個、防振材8aは合計8個使用することとなる。
このようにオイルセパレータ4は、オイルセパレータカバー7及び防振材8を介して防音筐体1の内壁背面に4箇所で固定されるので、圧縮機2で発生した振動が吐出管5を介してオイルセパレータ4に伝わってもオイルセパレータ4は上下両端で固定されているため、オイルセパレータの下部を、防振材を介して室外機100の底板101に設置する場合に比べて、振動を抑えることができる。また、オイルセパレータ4から防音筐体1の内壁背面に伝わる振動は、ねじ10とワッシャ9との間に配置された防振材8b、ワッシャ9と取付部7bとの間及び取付部7bと防音筐体1の内壁背面との間に配置された防振材8aによって減衰するため、防音筐体1が振動して騒音が発生することを防止することができる。さらには、オイルセパレータ4が発する騒音は防音筐体1で遮断されるので、室外機100の外部に漏れることを防止することができる。
以上説明した実施例では、オイルセパレータ4の防音筐体1への固定を4箇所で行なう場合について説明したが、オイルセパレータ4の振動の大きさに応じて固定箇所を増減してもよい。また、防振材8(8a及び8b)の厚さ寸法や形状及び使用数についても、オイルセパレータ4の振動の大きさに応じて適宜変更・選択すればよい。また、オイルセパレータ4は防音筐体1の内壁背面に固定することについて説明したが、防音筐体1の内壁左右側面や内壁前面であってもよい。
以上説明した通り、本発明によれば、オイルセパレータを防音筐体内に配置しているので、オイルセパレータに起因して発生する騒音が外部に漏れ出すことを防止することができる。また、オイルセパレータを、防振材を介して防音筐体の壁面に取り付けているため、オイルセパレータの振動が室外機の底板に伝わることがなく、振動による騒音を低減することができる。
1 防音筐体
2 圧縮機
3 アキュムレータ
4 オイルセパレータ
5 吐出管
6 吸音材
7 オイルセパレータカバー
7a カバー部
7b 取付部
7c 連結部
7d ねじ孔
8、8a、8b 防振材
9 ワッシャ
10 ねじ
20 前面パネル
30 吹出口
40 吸込口
100 室外機
101 底板

Claims (3)

  1. 熱交換器と、圧縮機と、オイルセパレータと、送風ファンとを有し、前記圧縮機及び前記オイルセパレータを防音筐体で覆ったことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記オイルセパレータは、前記防音筐体の内壁面に固定されたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記オイルセパレータの前記防音筐体の内壁面への固定は、防振材を介してなされることを特徴とする請求項1及び請求項2記載の空気調和機の室外機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US12025325B2 (en) 2019-11-06 2024-07-02 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit for air-conditioning apparatus and method for assembling outdoor unit for air-conditioning apparatus

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