JP2023152508A

JP2023152508A - すごろく

Info

Publication number: JP2023152508A
Application number: JP2022062564A
Authority: JP
Inventors: 宏明石原; Hiroaki Ishihara
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2022-04-04
Filing date: 2022-04-04
Publication date: 2023-10-17

Abstract

【課題】視覚的な効果により、すごろく上に表示された情報に対してプレイヤ－に強く興味を抱かせるものを提供することを目的とする【解決手段】本発明に係るすごろくは、平面部と、立体部と、を備えるすごろくであって、平面部は、スタ－ト地点を示す図形と、中間地点を示す図形と、経路を示す図形と、平面部を複数の区画に分割する分割線と、を有し、立体部は、平面部に対して平行方向へ延びるように設けられた基部と、平面部に対して垂直方向へ延びるように設けられた壁部と、を有し、分割線は、スタ－ト地点を示す図形の付近から、立体部へ向かって延びており、基部が平面部に対して固定された状態において、立体部は、折り畳み可能であるため、すごろく上に表示された情報に対してプレイヤ－に強く興味を抱かせることができる。【選択図】図１

Description

本発明は、すごろくに関する。

従来から、盤上ゲ－ムとして、すごろくが親しまれている。また、競技性とは別に、シ－トに表示された文字や図形により、製作者の意図する情報をプレイヤ－に伝え、又は当該情報に対してプレイヤ－に興味を抱かせるすごろくも親しまれている。例えば、特許文献１には、プレイヤ－の環境保護意識を向上させるすごろくが開示されている。

特開２０１７－４２２４１号公報

しかしながら、このような従来のすごろくは、平面からなるシ－トのみによって情報を伝えるものであるため、プレイヤ－の興味を十分に引くことができない、といった問題があった。

本発明に係るすごろくは、上記課題を解決するためになされたものであり、視覚的な効果により、すごろく上に表示された情報に対してプレイヤ－に強く興味を抱かせるものを提供することを目的とする。

本発明に係るすごろくは、平面部と、立体部と、を備えるすごろくであって、平面部は、スタ－ト地点を示す図形と、中間地点を示す図形と、経路を示す図形と、平面部を複数の区画に分割する分割線と、を有し、立体部は、平面部に対して平行方向へ延びるように設けられた基部と、平面部に対して垂直方向へ延びるように設けられた壁部と、を有し、分割線は、スタ－ト地点を示す図形の付近から、立体部へ向かって延びており、基部が平面部に対して固定された状態において、立体部は、折り畳み可能であることを特徴とする。

本発明に係るすごろくにおいて、壁部は、立体部の内側へ向かって屈曲することが好ましい。

本発明に係るすごろくにおいて、立体部は、ウェブペ－ジへのアクセス情報を含むコ－ドを表示することが好ましい。

本発明に係るすごろくは、平面部と、立体部と、を備えるすごろくであって、平面部は、スタ－ト地点を示す図形と、中間地点を示す図形と、経路を示す図形と、平面部を複数の区画に分割する分割線と、を有し、立体部は、平面部に対して平行方向へ延びるように設けられた基部と、平面部に対して垂直方向へ延びるように設けられた壁部と、を有し、分割線は、スタ－ト地点を示す図形の付近から、立体部へ向かって延びており、基部が平面部に対して固定された状態において、立体部は、折り畳み可能であるため、すごろく上に表示された情報に対してプレイヤ－に強く興味を抱かせることができる。

本発明に係るすごろくの一例を示す概略斜視図である。本例のすごろくを示す概略正面図である。本例のすごろくが折り畳まれた状態を示す概略斜視図である。本例のすごろくが折り畳まれた状態を示す概略斜視図である。本例のすごろくにおける分割線の変形例を示す概略斜視図である。

本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。以下、図１における図面左方向を左とし、図１における図面右方向を右として説明する。また、図２における図面上方向を上とし、図２における図面下方向を下として説明する。

図１～５に示すように、本例のすごろく１００は、平面部１１０と、立体部１２０と、を備える。

本例のすごろく１００において、平面部１１０及び立体部１２０は、折り畳み可能な紙からなる。ただし、本発明のすごろくにおいて、平面部及び立体部は、折り畳み可能なものであれば、本例の構成に限定されない。

図１に示すように、平面部１１０は、スタ－ト地点を示す図形１１１と、中間地点を示す図形１１２と、経路を示す図形１１３と、平面部１１０を複数の区画に分割する分割線１１４と、を有する。

図１に示すように、スタ－ト地点を示す図形１１１は、平面部１１０のうち、立体部１２０と離れた位置に一箇所表示される。中間地点を示す図形１１２は、平面部１１０上に複数表示される。経路を示す図形１１３は、スタ－ト地点を示す図形１１１と中間地点を示す図形１１２とを接続し、各中間地点を示す図形１１２を接続する。

本例のすごろく１００において、スタ－ト地点を示す図形１１１及び中間地点を示す図形１１２は、楕円形からなり、経路を示す図形１１３は、線形からなる。ただし、本発明のすごろくにおいて、各図形の形状及び数は、本例の構成に限定されない。

図１及び２に示すように、立体部１２０は、平面部１１０に対して平行方向へ延びるように設けられた基部１２１と、平面部１１０に対して垂直方向へ延びるように設けられた壁部１２２と、を有する。

本例のすごろく１００において、立体部１２０は、住宅を模した形状となっている。ただし、本発明のすごろくにおいて、立体部１２０の形状は、本例の構成に限定されない。

図１及び２に示すように、基部１２１は、壁部１２２の下端から、左右へ延びた形状となっている。基部１２１は、下面に塗布された接着剤により、平面部１１０に対して固定される。

図１及び２に示すように、壁部１２２は、立体部１２０の内側へ向かって屈曲した形状となっている。これにより、壁部１２２は、屋根を模した部分を有することとなり、本例のすごろく１００は、見る者の興味を引くことができる。また、壁部１２２のうち、屋根を模した部分は、さらに平面部１１０に対して垂直方向へ屈曲する。

図１に示すように、分割線１１４は、スタ－ト地点を示す図形１１１から、立体部１２０へ向かって延びている。平面部１１０は、分割線１１４により、左側の区画、及び右側の区画に分割される。

本例のすごろく１００において、分割線１１４は、スタ－ト地点を示す図形１１１から立体部１２０へ向かって延びた直線からなる。ただし、本例のすごろくにおいて、分割線１１４の形状及び数は、本例の構成に限定されない。例えば、図５に示すように、分割線１１４は、スタ－ト地点を示す図形１１１の付近から延びるものであれば、平面部１１０の端を始点とするものであってもよく、屈曲したものであってもよい。また、図１及び５に示すように、経路を示す図形１１３やその他の文字や図形等は、分割線１１４を越えて表示されるものであってもよい。

図１～５においては図示を省略しているが、平面部１１０及び立体部１２０には、住宅に関する情報が文字及び図形等を組み合わせて複数表示される。

平面部１１０のうち、分割線１１４によって分割された左側の区画には、ある住宅建設会社（以下、「Ａ社」という。）に家づくりを依頼した場合のメリット等、ポジティブな情報が表示され、分割線１１４によって分割された右側の区画には、Ａ社以外の住宅建設会社に家づくりを依頼した場合のデメリット等、ネガティブな情報が表示される。

平面部１１０と同様に、立体部１２０についても、分割線１１４によって分割された左側の区画に位置する基部１２１及び壁部１２２には、Ａ社に家づくりを依頼した場合のメリット等、ポジティブな情報が表示され、分割線１１４によって分割された右側の区画に位置する基部１２１及び壁部１２２には、Ａ社以外の住宅建設会社に家づくりを依頼した場合のデメリット等、ネガティブな情報が表示される。

本例のすごろく１００において、分割線１１４は、スタ－ト地点を示す図形１１１の付近から、立体部１２０へ向かって延びているため、すごろくのプレイヤ－は、分割線１１４により分割された複数の区画に記載された各情報を、視覚的に対比することができる。また、本例のすごろく１００において、立体部１２０のうち、特に壁部１２２は、立体形状であることに加え、分割線１１４によって分割された一方の面がポジティブな情報を表示し、他方の面がネガティブな情報を表示することとなるため、これらの情報を視覚的に対比させることが容易となり、表示された情報に対してプレイヤ－に強く興味を抱かせることができる。

図１に示すように、本例のすごろく１００は、折目２１０及び２２０を有する。折目２１０及び２２０は、それぞれ平面部１１０の一端から他端まで続いている。

立体部１２０のうち、基部１２１は、折目２１０を境界として、左側の基部１２１と、右側の基部１２１とに分かれている。また、立体部１２０のうち、壁部１２２は、折目２１０を境界として屈曲しており、左側の壁部１２２と、右側の壁部１２２とに分かれている。基部１２１が平面部１１０に対して固定された状態において、折目２１０を谷折りにすることにより、立体部１２０は、折り畳まれる。

図３は、折目２１０を谷折りにした状態のすごろく１００を示している。また、図４は、さらに折目２２０を谷折りした状態のすごろく１００を示している。

図３及び４に示すように、本例のすごろく１００は、折り畳まれた状態において、壁部１２２の一部がはみ出すように形成されている。これにより、折り畳まれたすごろく１００を見る者に対して、折り畳まれた状態から展開すると立体的なものが飛び出してくるのではないか、といった興味を引くことができる。

本例のすごろく１００は、折り畳まれた状態において、壁部１２２の一部がはみ出すように形成されている。ただし、本発明のすごろくは、折り畳まれた状態において、壁部の一部がはみ出さないように形成されていてもよく、本例の構成に限定されない。

本例のすごろく１００は、立体部１２０を折り畳み可能とすることにより、立体形状を備える構成としつつ、全体を小さくまとめ、配布等を容易にしている。また、折り畳まれたすごろく１００を展開すると、壁部１２２は、立体形状となるため、本例のすごろく１００は、見る者の興味を引くことができる。

図１及び２に示すように、立体部１２０は、ウェブペ－ジへのアクセス情報を含むコ－ド３００を表示する。すごろくのプレイヤ－は、スマ－トフォン等を用いてコ－ド３００を読み取ることにより、ウェブペ－ジへアクセスすることが可能である。

本例のすごろく１００は、コ－ド３００を表示することにより、住宅に関する情報等が掲載されたウェブペ－ジへプレイヤ－を誘導することができる。本例のすごろく１００は、動画を視聴可能なウェブペ－ジへプレイヤ－を誘導する構成としてもよい。

本例のすごろく１００において、コ－ド３００は、二次元コ－ドとなっている。ただし、本発明のすごろくにおいて、コ－ドは、ウェブペ－ジへのアクセス情報を含むものであれば、本例の構成に限定されない。

本発明のすごろく１００において、コ－ド３００は、立体部１２０に表示される。ただし、本発明のすごろくにおいて、コ－ドは、立体部に加えて、平面部に表示されてもよく、本例の構成に限定されない。

図１及び２に示すように、コ－ド３００は、立体形状である壁部１２２に表示されるため、プレイヤ－の目に留まりやすく、また、スマ－トフォン等による読み取りが容易である。

図１及び２に示すように、壁部１２２は、立体部１２０の内側へ向かって屈曲しており、屋根を模した部分を有する。コ－ド３００は、このような屋根を模した部分においても表示されるため、さらにプレイヤ－の目に留まりやすく、スマ－トフォン等による読み取りを容易とすることができる。

図１及び２に示すように、壁部１２２のうち、屋根を模した部分は、さらに平面部１１０に対して垂直方向へ屈曲する。コ－ド３００は、このような部分においても表示されるため、さらにプレイヤ－の目に留まりやすく、スマ－トフォン等による読み取りを容易とすることができる。

１００すごろく
１１０平面部
１１１スタ－ト地点を示す図形
１１２中間地点を示す図形
１１３経路を示す図形
１１４分割線
１２０立体部
１２１基部
１２２壁部
２１０折目
２２０折目
３００コ－ド

Claims

平面部と、立体部と、を備えるすごろくであって、
前記平面部は、スタ－ト地点を示す図形と、中間地点を示す図形と、経路を示す図形と、前記平面部を複数の区画に分割する分割線と、を有し、
前記立体部は、前記平面部に対して平行方向へ延びるように設けられた基部と、前記平面部に対して垂直方向へ延びるように設けられた壁部と、を有し、
前記分割線は、前記スタ－ト地点を示す図形の付近から、前記立体部へ向かって延びており、
前記基部が前記平面部に対して固定された状態において、前記立体部は、折り畳み可能であることを特徴とするすごろく。
前記壁部は、前記立体部の内側へ向かって屈曲することを特徴とする請求項１記載のすごろく。
前記立体部は、ウェブペ－ジへのアクセス情報を含むコ－ドを表示することを特徴とする請求項１又は２記載のすごろく。