JP3210766U - 収納体 - Google Patents

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Abstract

【課題】広告効果を向上することができるとともに、インテリア性も確保することができる収納体を提供する。【解決手段】所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物Pを収納した状態で複数の側壁面を構成する多面立体形状の収納体本体10と、収納体本体の上面中央に収納済みの最上位に位置する被収納物を引き出すための引出口16と、を備え、複数の側壁面は、隣接する2面を含む複数の側壁面11、12を企業広告の広告面として用いるとともに、残余の側壁面13、14を非広告面として用い、上面は、引出口を境界とする一方側の領域面22を企業広告の広告面として用いるとともに、引出口を境界とする他方側の領域面23を非広告面として用いる、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物を収納して利用時に最上位に位置する被収納物から順次引き出し可能とした立体形状の収納体に関する。
従来、テッシュペーパ、ペーパナプキン、収納シート等は、所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物として収納し、必要時に上面に形成した引出口から最上位に位置するものから順次引き出し可能として収納体が周知である。
この際、複数のテッシュペーパを収納した直方体形状のテッシュボックスにおいて、4つの側壁面及び上面の各面を企業広告面とする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、開封用切込線によって一部を上面から切り起こし状に切り離すことで取出口を開閉可能とする取出口蓋を構成するとともに、取出口蓋の裏面に企業広告を印刷した技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−265763号公報 特開2013−039958号公報
しかしながら、例えば、特許文献1に開示の収納体は、利用者が視認可能な書く側壁メント上面の全てに企業広告を印刷するため、例えば、家庭リビング等に置いた際には見栄えを損ない、インテリア性に劣るという問題が生じていた。
また、特許文献2に開示の収納体は、取出口を立ち上げた利用時において利用者にのみ企業広告を提示することしかできず、広告効果が薄いという問題が生じていた。
本考案は、広告効果を向上することができるとともに、インテリア性も確保することができる収納体を提供することを目的とする。
本考案に係る収納体は、上記目的を達成のため、所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物を収納した状態で複数の側壁面を構成する多面立体形状の収納体本体と、収納体本体の上面中央)に収納済みの最上位に位置する被収納物を引き出すための引出口と、を備え、複数の側壁面は、隣接する2面を含む複数の側壁面を企業広告の広告面として用いるとともに、残余の側壁面を非広告面として用い、上面は、引出口を境界とする一方側の領域面を企業広告の広告面として用いるとともに、引出口を境界とする他方側の領域面を非広告面として用いる、ものである。
本考案によれば、複数の側壁面は、隣接する2面を含む複数の側壁面を企業広告の広告面として用いるとともに、残余の側壁面を非広告面として用い、上面は、引出口を境界とする一方側の領域面を企業広告の広告面として用いるとともに、引出口を境界とする他方側の領域面を非広告面として用いることにより、広告効果を向上することができるとともに、インテリア性も確保することができる。
また、上面は4つ以上の偶数辺を備える多角形状面であり、複数の側壁面のうち、複数の広告面の所定の1面を主広告面とし、主広告面の裏面側を主非広告面としたことにより、主として広告用を利用者に提示する利用形態と、主として非広告用(インテリア)を利用者に提示する利用形態と、で使い分けをすることができ、広告効果を向上することができるとともに、インテリア性も確保することができる。
また、引出口は、上面の4つ以上の偶数辺のうち主広告面及び主非広告面とで共用する各辺の中間位置において当該各辺に沿って延在することにより、引出口からはみ出た次シートによって一方の上面半分(裏面側)を見え難くするとともに、他方の上面半分(表面側)の視認性を向上することができ、広告効果若しくはインテリア性を容易に確保することができる。
また、引出口は、ミシン目によって区画した舌片状の蓋体部をミシン目に沿って上面から分離することで形成され、蓋体部の表面は、上面から分離したときにサービスチケットとして利用可能なサービス広告面として用いることにより、サービスチケット等として利用可能なサービス広告面とすることができる。
さらに、広告面の少なくとも一面の一部に、電気通信回線を通じてカメラ付端末の表示画面にランディングページを表示させるための2次元バーコード情報部を備えることにより、一つの商品やサービスを提供するためのWEBページを公開し、利用者に利用させることができる。
本考案の一実施の形態に係る収納体を示し、(A)は主広告面を例示する収納箱の斜視図、(B)は非主広告面を例示する収納箱の斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る収納体を展開した表面側の説明図である。 本考案の一実施の形態に係る収納体を複数畳重した例の斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る収納体を店舗展示した例の斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る他の収納体の一例の斜視図である。
次に、本考案に係る一実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2に示す展開図では、箱状に組み付ける際ののりしろ部分は省略して図示する。
図1乃至図4に示す収納箱は、直方体を呈する箱状の収納体を例示するものである。図1において、収納体1は、所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物Pを収納した状態で複数の側壁面11,12,13,14を構成する多面立体形状の収納体本体10と、収納体本体10の上面15の中央に収納済みの最上位に位置する被収納物Pを引き出すための引出口16と、底面17(図2にのみ図示)と、を備える。すなわち、直方体を呈する箱状の収納体本体10の場合の収納体1は、直方体(多面立体形状)の収納体本体10の上面15及び底面17と、上面15の各辺18,19,20,21を上辺として共有する4つの長方形の側壁面11,12,13,14と、を有する六面体である。
この六面のうち、複数の側壁面11,12,13,14は、図1(A)に示すように、隣接する2面である複数の側壁面11,12を企業広告の広告面として用いるとともに、図1(B)に示すように、残余の側壁面13,14を非広告面として用いる。複数の側壁面11,12,13,14にあって、複数の広告面として用いる側壁面11,12のうち、所定の1面(例えば、面積の広い側壁面11)を主広告面とし、主広告面である側壁面11の裏面側に位置する側壁面13を主非広告面とする。これにより、実際の利用形態において、面積が広く利用者の目に付きやすい側壁面11,13のうち、一方の側壁面11を広告用、他方の側壁面13を非広告用、として用いることができる。また、面積の小さい側壁面12,14のうち、一方の側壁面を12を広告用、他方の側壁面14を非広告用、として用いることができる。
ここで、図1(A)に示すように、面積の小さい側壁面12は、面積の大きい主広告面である側壁面11を正面としたとき、利用者の向かって左側に位置する。このため、統計的に右利きが多いことから、被収納物Pを引出口16から引き出す際の立ち位置は、収納体1よりも若干左側になり易い。したがって、面積の小さい2つの側壁面12,14のうち、主広告面である側壁面11の向かって左側の側壁面12を広告用とすれば、側壁面14を広告面とする場合よりも広告効果を向上することができる。
同様に、図1(B)に示すように、面積の小さい側壁面14は、面積の大きい主非広告面である側壁面12を正面としたとき、利用者の向かって左側に位置する。このため、統計的に右利きが多いことから、被収納物Pを引出口16から引き出す際の立ち位置は、収納体1よりも若干左側になり易い。したがって、面積の小さい2つの側壁面12,14のうち、非主広告面である側壁面13の向かって左側の側壁面14を非広告用とすれば、側壁面14を非広告面とする場合よりもインテリア性を向上することができる。
なお、面積の小さい側壁面12,14は、機能的に広告用と非広告用とで逆にしてもよい。また、面積の小さい側壁面12,14の両方を広告用としてもよい。
六面のうち、上面15は、引出口16を境界とする一方側の領域面22を企業広告の広告面として用いるとともに、引出口16を境界とする他方側の領域面23を非広告面として用いる。
図2に示すように、収納体本体10は、厚手の再生紙等を用いて直方体を呈する箱状に折り曲げ加工したものである。したがって、図1(B)に示すように、内部に所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物Pを収納した状態では、特定の外圧がなければ被収納物Pの収納枚数に関係なく、その立体形状を維持するようになっている。
上面15は、2つの長辺18,20と2つの短辺19,21とを有する長方形の面(多角形状面)であり、その中央に収納済みの最上位に位置する被収納物Pを引き出すための引出口16を開口させるようになっている。引出口16は、上面15の4つ以上の偶数の辺のうち主広告面及び主非広告面とで共用する各辺18,20の中間位置において当該各辺18,20に沿って延在している。
すなわち、被収納物Pは、収納体1の上面15の略全域にわたって位置しているため、収納物Pを引出口16から引き出すためには、引出口16の間口はできるだけ広いのが好ましい。
ここで、図1(B)に示すように、既存のテッシュボックスのように、最上位の被収納物(テッシュペーパ)Pを引き出した際には、次の被収納物(テッシュペーパ)Pを引き出しやすくするため、その略半分が引出口16から外部にはみ出た状態となる。
これにより、上面15のうち、面積の広い側壁面11又は側壁面13の一方を利用者が正面としている場合に、上面15のうち、正面側に位置する領域面22又は領域面23の視認性を確保することができる。これに対し、上面15のうち、面積の広い側壁面11又は側壁面13の一方を利用者が正面としている場合に、上面15のうち、背面側に位置する領域面22又は領域面23は、引出口16からはみ出た被収納物Pによって隠すことができ、正面側の領域面22又は領域面23を強調することができ、広告効果又はインテリア性を容易に確保することができる。
引出口16は、ミシン目によって区画した舌片状の蓋体部24をミシン目に沿って上面から分離することで形成される。ここで、蓋体部24の表面は、上面15から分離したときにサービスチケット等として利用可能なサービス広告面とすることができる。
これにより、収納体1の利用前においては、領域面22と領域面23との境界としての機能を図るとともに、被収納物Pの収納性を確保することができる。また、利用に際して引出口16を開口させる場合には、上面15から分離され、そのまま割引チケットや景品引換券等として再利用することができる。
このように、本実施の形態に係る収納体1は、所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物Pを収納した状態で複数の側壁面11,12,13,14を構成する多面立体形状の収納体本体10と、収納体本体10の上面15の中央に収納済みの最上位に位置する被収納物Pを引き出すための引出口16と、を備え、複数の側壁面11,12,13,14は、隣接する2面を含む複数の側壁面11,12を企業広告の広告面として用いるとともに、残余の側壁面13,14を非広告面として用い、上面15は、引出口16を境界とする一方側の領域面22を企業広告の広告面として用いるとともに、引出口16を境界とする他方側の領域面23を非広告面として用いることにより、主として広告用を利用者に提示する利用形態と、主として非広告用(インテリア)を利用者に提示する利用形態と、で使い分けをすることができ、広告効果を向上することができるとともに、インテリア性も確保することができる。
ここで、収納体1の上面15は、4つの辺18,19,20,21を備える多角形状面であり、複数の側壁面11,12,13,14のうち、複数の広告面としての側壁面11,12のうち所定の1面である面積の広い側壁面11を主広告面とし、その主広告面である側壁面11の裏面側に位置する側壁面13を主非広告面とすれば、広告面側を正面として利用する、非広告面側を正面として利用する、といった利用勝手を向上することができる。
また、収納体1の引出口16は、上面15の4つの辺18,19,20,21のうち主広告面及び主非広告面とで共用する辺18及び辺20の中間位置においてこれら各辺18,20に沿って延在していることから、引出口16から次の被収納物Pがはみ出る利用形態では、そのはみ出た被収納物Pによって上面15の裏面側の半分を見え難くすることができるため、上面15の表面側の半分の視認性を向上することができ、広告効果若しくはインテリア性を容易に確保することができる。
さらに、引出口16は、ミシン目によって区画した舌片状の蓋体部24をミシン目に沿って上面15から分離することで形成することにより、上面15の一方側の領域面22及び他方側の領域面23とは独立した広告面として蓋体部24を用いることができるうえ、上面15から分離したときにサービスチケットとして利用可能なサービス広告面として用いることができ、しかも、分離機能の有効利用を図ることができる。
なお、広告面としての側壁面11,12、一方側の領域面22、蓋体部24の少なくとも一面の一部に、電気通信回線を通じてカメラ付端末の表示画面にランディングページを表示させるための2次元バーコード情報部QRを備えることにより、例えば、高価で手間を要するインターネットホームページを有していない(作成していない)小売店等であっても、一つの商品やサービスを提供するためのWEBページを公開し、利用者に利用させることができる。
ところで、このような収納体1は、図3に示すように、店舗において5箱を1パックとして販売されることがある。そして、このような店舗では、図4に示すように、各パックを段積みして店舗に陳列する場合も想定される。
したがって、隣接する2面を広告用又は非広告用とすれば、いずれかの一面を主体として陳列することにより、他面を隠すことができるため、例えば、前面を広告面とした場合に比べて、インテリア性を強調した販売を可能とすることができ購買意欲の向上に貢献することも可能となる。
しかも、広告面と非広告面の両方を設けたことにより、一つの同一企業による広告は勿論、複数企業の広告を表示しても違和感を与えることが少なく、複数の広告面を面積比や視認性を考慮した金額に設定して複数企業で利用することができる。また、広告内容は印刷に限られず、少数単位でシールの貼り付け等にも対応することができる。そのうえ、全面広告に比べて、非広告面を設けてインテリア性を確保したことにより、汎用等のボックスカバーで覆われる可能性も抑制することができ、全く広告が利用者も目に触れないといった広告効果の低下を抑制することも可能となる。
ところで、本考案の収納体1は、上述した箱に限定されず、上面にミシン目による線状のスリットを引出口として設け、被収納物の使用に伴って厚さが変化するビニール製の袋状の収納体にも適用可能である。
このような場合には、被収納物の引き出しに伴う残数の量によって、最終的には上面と底面との略2面の袋体となることから、利用初期における被収納物の厚さに対応する側面の広告用及び非広告用としての表示内容に工夫をするのが好ましい。例えば、引出口であるスリットを境界として最終形態の上面による略半面づつを広告面と非広告面とで利用しても違和感のないデザイン、具体的には、連続した1つの広告用の表示と、連続した1つの非広告用の風景画、などとするのが好ましい。
さらに、上記実施の形態では、直方体の収納体本体10としたがこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、正六角柱状等の多面体から収納体3の収納体本体30を構成してもい。
図5において、収納体3は、所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物を収納した状態で複数の側壁面31〜36を構成する多面立体形状の収納体本体30と、収納体本体30の上面37の中央に収納済みの最上位に位置する被収納物を引き出すための引出口38と、底面(図示せず)と、を備える。すなわち、正六角柱を呈する箱状の収納体本体30の場合の収納体3は、正六角柱(多面立体形状)の収納体本体30の上面37及び底面と、上面37の6つの各辺を上辺として共有する6つの長方形の側壁面31〜36と、を有する八面体である。
この八面のうち、複数の側壁面31〜36は、隣接する2面である複数の側壁面31〜33を企業広告の広告面として用いるとともに、残余の側壁面34〜36を非広告面として用いる。複数の側壁面31〜36にあって、複数の広告面として用いる側壁面31〜33のうち、所定の1面(例えば、中央に位置する側壁面31)を主広告面とし、主広告面である側壁面31の裏面側に位置する側壁面34を主非広告面とする。これにより、実際の利用形態において、利用者の目に付きやすい側壁面31,34のうち、一方の側壁面31を広告用、他方の側壁面34を非広告用、として用いることができる。また、側壁面32,33,35,36のうち、主広告面である側壁面31の両側にそれぞれ隣接する側壁面を32,33を広告用、非主広告面である側壁面34の両側にそれぞれ隣接する側壁面35,36を非広告用、として用いることができる。
ここで、中央の側壁面31を主広告面とする3つの側壁面31,32,33は、全体の半分領域を利用していることから、正面、向かって右、向かって左、の各面側において利用者に広告を提示することができる。同様に、中央の側壁面34を非主広告面とする3つの側壁面34,35,36は、全体の半分領域を利用していることから、正面、向かって右、向かって左、の各面側において利用者にインテリア性の高い画像等を提示することができる。これにより、利用者の利き手に関係なく、表示内容を提示することができる。
八面のうち、上面37は、引出口38を境界とする一方側の領域面39を企業広告の広告面として用いるとともに、引出口38を境界とする他方側の領域面40を非広告面として用いる。
上面37は、正六角形であり、その中央に収納済みの最上位に位置する被収納物を引き出すための引出口38を開口させるようになっている。引出口38は、上面37の6つの辺のうち主広告面及び主非広告面とで共用する各辺の中間位置において当該各辺に沿って延在している。
これにより、上面37のうち、主広告面である側壁面31又は非主広告面である側壁面34の一方を利用者が正面としている場合に、上面37のうち、正面側に位置する領域面39又は領域面40の視認性を確保することができる。これに対し、上面37のうち、側壁面31又は側壁面34の一方を利用者が正面としている場合に、上面37のうち、背面側に位置する領域面39又は領域面40は、引出口38からはみ出た被収納物によって隠すことができ、正面側の領域面39又は領域面40を強調することができ、広告効果又はインテリア性を容易に確保することができる。
引出口38は、ミシン目によって区画した舌片状の蓋体部41をミシン目に沿って上面から分離することで形成される。ここで、蓋体部41の表面は、上面37から分離したときにサービスチケットとして利用可能なサービス広告面とすることができる。
これにより、収納体3の利用前においては、領域面39と領域面40との境界としての機能を図るとともに、被収納物の収納性を確保することができる。また、利用に際して引出口38を開口させる場合には、上面37から分離され、そのまま割引チケットや景品引換券等として再利用することができる。
また、このような収納体3において、利用者の利用形態を考慮した場合、引出口38の延在方向は利用者の左右方向に延びている方が引き出し性等の利用勝手が良い。とすると、必然的に、隣接する3面のうちの中央の側壁面31,34を主広告面若しくは非主広告面とすれば、利用者の目に触れ易いのは、同じ目的(広告・非広告)に設定した3面とすることができ、目的の異なる面を同時に利用者に提示する可能性を低くすることができる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施の形態による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
例えば、上記実施の形態では、側壁面12〜15を上面15と一体に設けた例を示したが、少なくともその何れか1つの面を、底面17と一体、若しくは、上面15及び底面17とで分割、した構成としてもよい。
以上説明したように、本考案に係る収納体は、広告効果を向上することができるとともに、インテリア性も確保することができるという効果を有し、所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物を収納して利用時に最上位に位置する被収納物から順次引き出し可能とした立体形状の収納体全般に有用である。
1 収納体
10 収納体本体
11 側壁面
12 側壁面
13 側壁面
14 側壁面
15 上面
16 引出口
17 底面
18 辺
19 辺
20 辺
21 辺
22 領域面
23 領域面
24 蓋体部
3 収納体
30 収納体本体
31 側壁面
32 側壁面
34 側壁面
35 側壁面
37 上面
38 引出口
39 領域面
40 領域面
41 蓋体部
P 収納物

Claims (5)

  1. 所定形状に折り畳んだ複数のシート状の被収納物を収納した状態で複数の側壁面を構成する多面立体形状の収納体本体と、
    前記収納体本体の上面中央に収納済みの最上位に位置する被収納物を引き出すための引出口と、
    を備え、
    前記複数の側壁面は、隣接する2面を含む複数の側壁面を企業広告の広告面として用いるとともに、残余の側壁面を非広告面として用い、
    前記上面は、前記引出口を境界とする一方側の領域面を企業広告の広告面として用いるとともに、前記引出口を境界とする他方側の領域面を非広告面として用いる、
    ことを特徴とする収納体。
  2. 前記上面は、4つ以上の偶数辺を備える多角形状面であり、
    前記複数の側壁面のうち、前記複数の広告面の所定の1面を主広告面とし、前記主広告面の裏面側を主非広告面とした、
    ことを特徴とする請求項1に記載の収納体。
  3. 前記引出口は、前記上面の4つ以上の偶数辺のうち前記主広告面及び前記主非広告面とで共用する各辺の中間位置において当該各辺に沿って延在する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の収納体。
  4. 前記引出口は、ミシン目によって区画した舌片状の蓋体部を前記ミシン目に沿って前記上面から分離することで形成され、
    前記蓋体部の表面は、前記上面から分離したときにサービスチケットとして利用可能なサービス広告面として用いる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1の請求項に記載の収納体。
  5. 前記広告面の少なくとも一面の一部に、電気通信回線を通じてカメラ付端末の表示画面にランディングページを表示させるための2次元バーコード情報部を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1の請求項に記載の収納体。
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