JP2023147779A - 電線用可動経路規制部品及び経路規制ワイヤハーネス - Google Patents

電線用可動経路規制部品及び経路規制ワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】電線の追加に容易に対応できるようにすることを目的とする。【解決手段】第1電線22及び第2電線24の可動経路を規制する電線用可動経路規制部品30であって、他の電線用可動経路規制部品に回動可能に連結される本体部品32と、本体部品とは別体であり、本体部品に取付けられた取付部品50とを備え、本体部品が、第1電線の収容用開口38と、収容用開口の奥側で第1電線を貫通状態で収容する第1電線収容空間36とを有し、取付部品が、収容用開口を塞ぐ蓋本体部52と、第2電線を貫通状態で収容する第2電線収容空間68を形成する追加囲い部60とを有し、第2電線収容空間は、第1電線収容空間に対して前記蓋本体部によって仕切られており、追加囲い部60が、開閉可能な追加蓋部64を含む。【選択図】図2

Description

本開示は、電線用可動経路規制部品及び経路規制ワイヤハーネスに関する。
特許文献1は、一列に並んで配置された複数の筒形状のリンク枠体が相互に回転可能に連結されたケーブルガイドを開示している。リンク枠体は、本体部と蓋体とを含んで筒形状に構成されている。連結された複数のリンク枠体にワイヤハーネスが収容される。
特開2020-141519号公報
例えば、リンク枠体自体は、車両における配線の基本設計に従って設計されることが想定される。しかしながら、基本設計後に、電線が追加される可能性がある。このため、基本設計に対して、電線が追加された場合に容易に対応できることが望まれている。
そこで、本開示は、電線の追加に容易に対応できるようにすることを目的とする。
本開示の電線用可動経路規制部品は、第1部品と前記第1部品に対して相対移動する第2部品との間に掛渡される少なくとも1つの第1電線及び少なくとも1つの第2電線の可動経路を規制する電線用可動経路規制部品であって、他の電線用可動経路規制部品に回動可能に連結される本体部品と、前記本体部品とは別体であり、前記本体部品に取付けられた取付部品と、を備え、前記本体部品が、前記第1電線の収容用開口と、前記収容用開口の奥側で前記少なくとも1つの第1電線を貫通状態で収容する第1電線収容空間とを有し、前記取付部品が、前記収容用開口を塞ぐ蓋本体部と、前記少なくとも1つの第2電線を貫通状態で収容する第2電線収容空間を形成する追加囲い部とを有し、前記第2電線収容空間は、前記第1電線収容空間に対して前記蓋本体部によって仕切られており、前記追加囲い部が、前記第2電線収容空間の周りを囲んだ状態と、前記第2電線収容空間の周りの少なくとも一部を開放させた開状態との間で、開閉可能な追加蓋部を含む、電線用可動経路規制部品である。
また、本開示の経路規制ワイヤハーネスは、上記電線用可動経路規制部品と、前記少なくとも1つの第1電線と、前記少なくとも1つの第2電線と、を備え、前記複数の電線用可動経路規制部品が相互に回動可能に一列に連結されており、前記少なくとも1つの第1電線が、前記複数の電線用可動経路規制部品に前記第1電線収容空間を通って収容され、前記少なくとも1つの第2電線が、前記複数の電線用可動経路規制部品に前記第2電線収容空間を通って収容されている、経路規制ワイヤハーネスである。
本開示によれば、電線の追加に容易に対応できる。
図1は実施形態1に係る経路規制ワイヤハーネスが車体本体とスライドドアとの間に配設された状態を示す概略平面図である。 図2は経路規制ワイヤハーネスの一部を示す斜視図である。 図3は図2のIII-III線断面図である。 図4は電線用可動経路規制部品を示す分解斜視図である。 図5は電線用可動経路規制部品を示すV-V線断面図である。 図6は変形例に係る取付部品を示す斜視図である。 図7は変形例に係る可動経路規制部品を示す斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電線用可動経路規制部品は、次の通りである。
(1)第1部品と前記第1部品に対して相対移動する第2部品との間に掛渡される少なくとも1つの第1電線及び少なくとも1つの第2電線の可動経路を規制する電線用可動経路規制部品であって、他の電線用可動経路規制部品に回動可能に連結される本体部品と、前記本体部品とは別体であり、前記本体部品に取付けられた取付部品と、を備え、前記本体部品が、前記第1電線の収容用開口と、前記収容用開口の奥側で前記少なくとも1つの第1電線を貫通状態で収容する第1電線収容空間とを有し、前記取付部品が、前記収容用開口を塞ぐ蓋本体部と、前記少なくとも1つの第2電線を貫通状態で収容する第2電線収容空間を形成する追加囲い部とを有し、前記第2電線収容空間は、前記第1電線収容空間に対して前記蓋本体部によって仕切られており、前記追加囲い部が、前記第2電線収容空間の周りを囲んだ状態と、前記第2電線収容空間の周りの少なくとも一部を開放させた開状態との間で、開閉可能な追加蓋部を含む、電線用可動経路規制部品である。
この電線可動経路規制部品によると、第2電線が追加されても、基本設計に基づく第1電線は第1電線収容空間内で経路規制される。このため、第2電線の追加は、第1電線の動きに影響を及し難い。また、第2電線は、第1電線収容空間に対して仕切られた第2電線収容空間内で経路規制される。第1電線が第1電線収容空間内で経路規制され、これとは別に、第2電線が第2電線収容空間内で経路規制される。このため、第1電線及び第2電線の経路の変化に応じた経路長の変化が低減される。これにより、第1電線及び第2電線の経路変化時に、第1電線及び第2電線に作用する負荷のばらつきが低減される。
また、追加蓋部を開状態とした状態で、少なくとも1つの第2電線を第2電線収容空間内に容易に配置することができる。この後、追加蓋部を閉状態とすることで、少なくとも1つの第2電線を第2電線収容空間によって経路規制することができる。
(2)(1)の電線用可動経路規制部品であって、前記取付部品は、前記追加蓋部の一側で前記追加蓋部を揺動可能に支持するヒンジ部と、前記追加蓋部の他側に設けられた追加蓋用ロック部と、前記追加蓋用ロック部と係止可能な追加蓋用相手側ロック部と、を有していてもよい。
この場合、追加蓋部をヒンジ部周りに回転させて追加蓋部を閉じることで、追加蓋用ロック部を追加蓋用相手側ロック部に容易にロックさせることができる。
(3)(2)の電線用可動経路規制部品であって、前記ヒンジ部は、前記ヒンジ部に連なる一対の隣接部分よりも薄く形成された薄肉ヒンジ部であってもよい。これにより、蓋本体部と追加囲い部とを金型一体形成部品とすることで部品点数を少なくしつつ、ヒンジ部を容易に形成することができる。
(4)(1)から(3)のいずれか1つの電線用可動経路規制部品であって、前記本体部品は、前記取付部品よりも硬質であってもよい。これにより、取付部品よりも硬質である本体部品によって電線用可動経路規制部品の強度を確保することができる。また、本体部品よりも軟質である取付部品には、追加蓋部を蓋本体部に対して開閉可能にするための構造及び閉状態に保つためのロック構造を持たせるのに適する。
(5)(1)から(4)のいずれか1つの電線用可動経路規制部品であって、前記本体部品が、前記収容用開口の両側部に位置するロック部を有し、前記蓋本体部が、前記ロック部が係止する被ロック部を有し、前記追加囲い部が前記被ロック部よりも内側で金型形成可能な位置に形成されていてもよい。追加囲い部と被ロック部とを容易に金型形成できる。
(6)(1)から(5)のいずれか1つの電線用可動経路規制部品であって、前記第2電線収容空間内に収容される前記少なくとも1つの第2電線の数は、前記第1電線収容空間内に収容される前記少なくとも1つの第1電線の数よりも少なくてもよい。この場合、少ない第2電線を容易に追加することができる。
(7)(1)から(6)のいずれか1つの電線用可動経路規制部品であって、前記取付部品は、幅方向に対して直交する面に対する規制形状面対称性、及び、前記第2電線収容空間の貫通方向に対して直交する面に対する規制形状面対称性を有していてもよい。これにより、向きを気にせず取付部品を本体部品に取付けることができるため、電線用可動経路規制部品の組立作業性が向上する。
(8)(1)から(7)のいずれか1つの電線用可動経路規制部品であって、前記第2電線収容空間の貫通方向における前記追加囲い部の長さは、前記本体部品から遠ざかるにつれて徐々に小さくてもよい。これにより、電線用可動経路規制部品が他の電線用経路規制部品に対して回動した場合に、追加囲い部が当該他の電線用経路規制部品に干渉し難い。
(9)(1)から(8)のいずれか1つの電線用可動経路規制部品であって、前記追加囲い部のうち前記本体部品とは反対側の部分は、前記第2電線収容空間の貫通方向に沿って見て弧状形状に形成されていてもよい。このように、追加囲い部のうち本体部品とは反対側の部分が弧状形状であると、電線用可動経路規制部品にゴムブーツ等の外装部品を被せやすい。
また、本開示に係る経路規制ワイヤハーネスは次の通りである。
(10)(1)から(9)のいずれか1つの電線用可動経路規制部品と、前記少なくとも1つの第1電線と、前記少なくとも1つの第2電線と、を備え、前記複数の電線用可動経路規制部品が相互に回動可能に一列に連結されており、前記少なくとも1つの第1電線が、前記複数の電線用可動経路規制部品に前記第1電線収容空間を通って収容され、前記少なくとも1つの第2電線が、前記複数の電線用可動経路規制部品に前記第2電線収容空間を通って収容されている、経路規制ワイヤハーネスである。
これにより、電線の追加に容易に対応でき、かつ、経路規制ワイヤハーネスにおいて、第1電線及び第2電線の経路変化時に、第1電線及び第2電線に作用する負荷のばらつきが低減される。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の電線用可動経路規制部品及び経路規制ワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
以下、実施形態に係る電線用可動経路規制部品及び経路規制ワイヤハーネスについて説明する。
<経路規制ワイヤハーネスの適用対象例>
図1は経路規制ワイヤハーネス20が車体本体10とスライドドア14との間に配設された状態を示す概略平面図である。なお、図1において、スライドドア14が開閉される際におけるスライドドア14の移動経路が矢符Aで示される。また、スライドドア14の開閉に伴う経路規制ワイヤハーネス20の状態変化が2点鎖線で示される。
車体本体10とスライドドア14との関係について説明しておく。自動車は、車体本体10と、車体本体10の一側部に設けられたスライドドア14とを備えている。車体本体10の一側部には、人が乗降り可能な乗車口11が設けられている。スライドドア14は、ガイドレール12及び当該ガイドレール12に沿って移動可能な状態でスライドドア14を支持する可動支持部等を含むスライド支持機構部によって、前記乗車口11を閉じる位置(閉位置P1)と、乗車口11を開く位置(開位置P2)との間で移動可能に支持されている。本実施形態では、閉位置P1は開位置P2よりも前方に位置する。
スライドドア14は、車体本体10の側方でスライド移動して、乗車口11を開閉する。ここでは、スライドドア14は、車幅方向外側に変位しつつ、閉位置P1から開位置P2に向けてスライド移動する(矢符A参照)。車体本体10は、第1部品の一例であり、スライドドア14は、当該車体本体10に対して相対移動する第2部品の一例である。
経路規制ワイヤハーネス20は、上記のような車体本体10とスライドドア14との間に掛渡される。車体本体10に対してスライドドア14が移動する際に、経路規制ワイヤハーネス20は、当該スライドドア14の移動に伴って動く。この際の経路の動きの範囲が、電線用可動経路規制部品30によって規制される。これにより、経路規制ワイヤハーネス20が車体本体10の乗車口11の周縁部及びスライドドア14に干渉することが抑制される。
経路規制ワイヤハーネス20が掛渡される対象となる第1部品及び第2部品は上記例に限られない。第1部品と、当該第1部品に対して相対的に移動する第2部品との間に、経路規制ワイヤハーネス20が掛渡される。例えば、第1部品が車体(例えば、フロア)であり、第2部品がスライドシートであってもよい。
<経路規制ワイヤハーネスについて>
図2は経路規制ワイヤハーネス20の一部を示す斜視図であり、図3は図2のIII-III線断面図である。図3において、連結された電線用可動経路規制部品30が回動した状態が2点鎖線で示される。
図1から図3に示すように、経路規制ワイヤハーネス20は、複数の電線用可動経路規制部品30と、少なくとも1つの第1電線22と、少なくとも1つの第2電線24とを備える。図2において複数の第1電線22が1つの束として示されている。
複数の電線用可動経路規制部品30が相互に回動可能に一列に連結されている。本実施形態では、隣合う電線用可動経路規制部品30は、1つの軸周りに回動可能に連結されている。このため、隣合う電線用可動経路規制部品30は、当該1つの軸とは異なる軸周りの回動を規制された状態となっている。複数の電線用可動経路規制部品30が当該1つの軸と平行な軸周りに回動可能に連結されることによって、複数の電線用可動経路規制部品30が1つの平面上で曲ることができるように連結され、当該1つの平面から垂下がる方向への曲りが抑制される。
また、隣合う電線用可動経路規制部品30間で、1つの軸周りの回動範囲が規制される。これにより、複数の電線用可動経路規制部品30が前記1つの平面上で曲る方向及び曲る範囲が規制される。この回動範囲を規制するための構成は、後に説明される。
電線用可動経路規制部品30は、第1電線収容空間36と、第2電線収容空間68とを有する。第1電線収容空間36と、第2電線収容空間68とは、仕切られた状態で隣合っている。
第1電線22は、車体本体10側の電気部品と、スライドドア14側の電気部品とを電気的に接続する配線部材である。第1電線22は、1本であってもよいし、複数本であってもよい。第2電線24は、車体本体10側の電気部品と、スライドドア14側の電気部品とを電気的に接続する配線部材である。第2電線24は、1本であってもよいし、複数本であってもよい。第1電線22は、例えば、芯線22aと、当該芯線22aを覆う絶縁被覆22bとを有する。第2電線24は、例えば、芯線24aと、当該芯線24aを覆う絶縁被覆24bとを有する。第1電線22及び第2電線24が車体本体10とスライドドア14との間に掛渡され、それぞれの電気部品に接続される。
第1電線22は、例えば、自動車の基本設計段階において、装備されていた電気部品同士を接続する配線材であることが想定される。第2電線24は、自動車の基本設計段階後、装備追加等によって追加された電気部品に接続される配線材であることが想定される。このため、第2電線24の本数は、第1電線22の本数よりも少ないことが想定される。
第1電線22は、一列に連なる複数の電線用可動経路規制部品30に各第1電線収容空間36を通って収容される。第2電線24は、一列に連なる複数の電線用可動経路規制部品30に、各第2電線収容空間68を通って収容される。このため、第1電線22及び第2電線24は、並列状態を保ったまま、複数の電線用可動経路規制部品30の別々の空間36、68内で経路規制される。
第1電線22及び第2電線24は、信号用の電線であってもよいし、電力用の電線であってもよい。複数の第1電線22は、撚り合せ電線の形態でまとめられてもよいし、シース内に覆われた状態でまとめられてもよい。複数の第2電線24についても、同様に、撚り合せ又はシースに覆われることによってまとめられてもよい。また、第1電線22及び第2電線24は、同軸ケーブルを含んでいてもよい。
<電線用可動経路規制部品について>
電線用可動経路規制部品30について説明する。図4は電線用可動経路規制部品30を示す分解斜視図である。図5は電線用可動経路規制部品30を示すV-V線断面図である。
図2から図5に示すように、電線用可動経路規制部品30は、本体部品32と、取付部品50とを備える。本体部品32と、取付部品50とは、例えば、樹脂によって、別々に金型形成された部品である。
本体部品32は、他の電線用可動経路規制部品30の本体部品32に回動可能に連結される。本体部品32は、収容用開口38と、第1電線収容空間36とを有している。収容用開口38は、第1電線22を本体部品32内に収容するための開口である。第1電線収容空間36は、収容用開口38の奥側で第1電線22を貫通状態で収容する空間である。
より具体的には、本体部品32は、樹脂によって金型一体成形された部品であり、底片34と、一対の側片40とを備える。
側片40は、細長い板状に形成されている。側片40の長手方向一端部に連結凹部41が形成されている。本実施形態では、連結凹部41は、丸い貫通孔である。側片40の長手方向一端部の外周縁は外向きに凸となる弧状縁42に形成されている。
側片40の長手方向他端部の外向き面に、連結突部44が形成されている。本実施形態では、連結突部44は短円柱状の突起である。一対の側片40の長手方向他端部の連結突部44が、他の一対の側片40の長手方向一端部の連結凹部41に嵌め込まれる。これにより、隣合う複数の本体部品32が一対の連結突部44の中心軸周りに回動可能に連結される。
連結突部44の先端面のうち側片40の長手方向他端寄りの部分が、側片40の長手方向他端に向うに従って連結突部45の突出長を小さくするガイド面44gに形成されている。このため、側片40の一端部が、連結突部44のガイド面44gを利用して、他の側片40の連結突部44上に容易に乗上げることができる。これにより、連結突部44を、連結凹部41に容易に嵌め込むことができる。
側片40の長手方向他端部の外向き面は、側片40の長手方向一端部の外向き面よりも凹んでいる。これにより、側片40の他端部が他の側片40の一端部の外面に重ねられた状態で、側片40の一端部の外面と、他の側片40の他端部の外面との段差を少なくすることができる。
側片40の長手方向他端部の外周縁は、他の側片40に対する回動範囲を規制する形状に形成されている。本実施形態では、側片40の長手方向他端部の外周縁は、側片40の長手方向に沿う第1規制縁46aと、側片40の長手方向に対して傾斜する第2規制縁46bとを有する。第1規制縁46aと第2規制縁46bとは互いに反対を向いている。
上記連結突部44が連結凹部41に嵌め込まれることによって、2つの側片40が連結される。2つの側片40が直線状に延在する状態では、一方の側片40の第1規制縁46aが他方の側片40の内向き突出部45に接触する(図3において実線で示す状態)。2つの側片40が相互に回動した状態では、一方の側片40の第2規制縁46bが他方の側片40の底片34に接触する(図3において2点鎖線で示す状態)。このため、2つの側片40の回動範囲は、一方の側片40の2つの規制縁46a、46bが、他方の側片40の内向き突出部45又は底片34に接触する範囲に規制される。
隣合う側片40間で要請される回動範囲に応じて、上記第1規制縁46a及び第2規制縁46bの形状は適宜設定される。
底片34は、一対の側片40の一側縁同士を連結している。第1電線収容空間36は、底片34と、一対の側片40とによって囲まれた空間である。第1電線収容空間36は、側片40の長手方向両側に開口している。第1電線収容空間36の当該両開口を貫く方向が、第1電線収容空間36の貫通方向である。この貫通方向は、側片40の長手方向に沿っている。第1電線22は、第1電線収容空間36内に、側片40の長手方向両側に延出した貫通状態で収容され得る。第1電線収容空間36は、底片34とは反対側でも開口している。この開口が第1電線22を収容するための収容用開口38である。第1電線収容空間36は、収容用開口38に対して底片34側、つまり、奥側に位置している。第1電線22は、収容用開口38を通って、第1電線収容空間36内に貫通状態で収容される。
一対の側片40の他側縁に、一対の側片40の幅方向中央に向けて突出する内向き突出部45が形成されている。内向き突出部45は、一対の側片40の他側縁の長手方向中間部に形成されている。一対の内向き突出部45の先端部間には隙間が存在している。当該隙間は、第1電線22を通すことができる大きさに設定されている。
上記内向き突出部45に、上記第1規制縁46aが接触することができる。内向き突出部45のうち底片34とは反対側の面は、側片40の長手方向及び側片40に対して直交する方向に沿う支持面45fに形成されている。取付部品50が当該支持面45f上に安定して支持される。
本体部品32は、収容用開口38の両側部に位置するロック部としてロック突部48を有する。ここでは、内向き突出部45の長手方向中間部に、側片40の長手方向に沿って長い孔部45gが形成されている。側片40の他側縁から当該孔部45gを通ってロック部としてのロック突部48が突設されている。ロック突部48は、側片40の幅方向外側に向けて突出する板部48aと、当該板部48aの先端部から板部48aの厚み方向に向けて突出する突部48bとを有する。板部48aは、孔部45gの内周面に対して間隔を隔てて形成されており、当該孔部45g内で弾性変形することができる。突部48bは、一対の側片40の外側に向って突出している。突部48bの先端部は、板部48aの先端部に向けて徐々に高さが低くなるガイド面48gに形成されている。
取付部品50は、本体部品32とは別体の部品である。本実施形態では、取付部品50の全体が、同じ樹脂によって金型一体形成されている。また、取付部品50は、本体部品32に取付けられた部品である。取付部品50は、蓋本体部52と、追加囲い部60とを有する。
蓋本体部52は、収容用開口38を塞ぐ板状部分を含む。蓋本体部52は、収容用開口38の全体を塞ぐ必要は無く、収容用開口38から第1電線22が脱することを防ぐ程度で、収容用開口38を塞いでいればよい。本実施形態では、蓋本体部52は、内向き突出部45が存在する部分で、収容用開口38を塞ぐ。
より具体的には、蓋本体部52は、長方形板状部分を含む。蓋本体部52の幅は、一対の側片40の間隔よりも大きく設定されている。蓋本体部52の長さは、内向き突出部45を覆うことができる程度の長さに設定されている。蓋本体部52は、一対の内向き突出部45の支持面45f上に載置された状態で、収容用開口38を覆うことができる。
蓋本体部52は、一対の側片40の他側縁外向き面上に延びる位置決め補助突部53を有する。蓋本体部52が収容用開口38を塞いだ状態で、一対の位置決め補助突部53が一対の側片40の外向き面に接触して、蓋本体部52の幅方向の位置決めがなされる。
蓋本体部52は、ロック突部48が形成する被ロック部としてロック孔部54を有する。本実施形態では、蓋本体部52のうち支持面45f上に載置される部分から位置決め補助突部53に至るコーナー部にロック孔部54が形成されている。ロック孔部54のうち位置決め補助突部53に形成された縁部53aは、ロック突部48の突出方向を向いている。このため、上記ロック突部48の突部48bが当該縁部53aに係止することで、蓋本体部52が側片40の他側縁から離脱しないようにロックされる。
ロック孔部54は、蓋本体部52のうち支持面45f上に載置される部分にも広がっている。ロック突部48は、ロック孔部54のうち支持面45f上に広がる部分を利用して、板部48aの厚み方向に弾性変形することができる。
そして、一対のロック突部48が一対のロック孔部54に抜止め係止することで、取付部品50が本体部品32に取付けられる。なお、本体部品にロック孔部が形成され、取付部品にロック突部が形成されてもよい。
蓋本体部52は、内向き突出部45の先端部の内側で、底片34に向けて延びる一対の補助片55を有する。取付部品50が本体部品32に取付けられた状態で、一対の補助片55が内向き突出部45の先端部に接触することで、本体部品32に対する蓋本体部52のがたつきが抑制される。
追加囲い部60は、第2電線24を貫通状態で収容する第2電線収容空間68を形成する部分である。第2電線収容空間68は、第1電線収容空間36に対して前記蓋本体部52によって仕切られた空間である。
追加囲い部60は、第2電線収容空間68の周りを囲んだ状態と、第2電線収容空間68の周りの少なくとも一部を開放させた開状態との間で、開閉可能な追加蓋部64を含む。
本実施形態では、追加囲い部60は、一対の追加側壁部61と、追加蓋部64とを有する。
一対の追加側壁部61は、一対のロック孔部54の内側に位置している。一対の追加側壁部61は、側片40の長手方向に沿って長い板状であり、蓋本体部52に対して本体部品32とは反対側に突出している。追加側壁部61の長手方向における寸法は、蓋本体部52から遠ざかるにつれて徐々に小さくなるように形成されている。
追加蓋部64は、蓋本体部52から離れた位置で一対の追加側壁部61の先端部間を繋いでいる。本実施形態では、追加蓋部64は、方形板状である。追加蓋部64の幅は、一対の追加側壁部61間の間隔よりも大きい。追加側壁部61の長手方向に沿った追加蓋部64の長さは、追加側壁部61の先端部の長さに応じた大きさに設定されている。
なお、追加蓋部64が方形板状であることは必須ではない。追加蓋部は、例えば、追加側壁部61の長手方向に沿って見て外向きに凸となるU字板状又はV字板状をなしていてもよい。
一対の追加側壁部61の一方と先端部と追加側壁部61の一側部とがヒンジ部63によって連結されている。このヒンジ部63によって、追加側壁部61がその一側で揺動可能に支持されている。
本実施形態では、上記ヒンジ部63は、当該ヒンジ部63に連なる一対の隣接部分よりも薄く形成された薄肉ヒンジである。本実施形態では、ヒンジ部63に連なる一対の隣接部分は、一方の追加側壁部61と、追加蓋部64の一側部であり、これらの部分よりもヒンジ部63が薄肉に形成されている。
上記薄肉ヒンジは、追加側壁部61及び追加蓋部64と共に金型一体形成される部分である。よって、追加蓋部64は、取付部品50のうち追加蓋部64以外の部分と共に、容易に同じ樹脂によって金型一体形成され得る。
ヒンジ部63が上記構成であることは必須ではない。例えば、ヒンジ部は、一方の追加側壁部61及び追加蓋部64の一側部のうちの一方に突設されたピン状の軸部が、他方に形成された凹部に回転可能に嵌る構成であってもよい。そして、軸部が凹部内で回動することによって、追加蓋部64が開閉可能とされてもよい。
追加蓋部64の他側に追加蓋用ロック部65が設けられている。取付部品50は、当該追加蓋用ロック部65を係止可能な追加蓋用相手側ロック部61pを有する。
本実施形態では、追加蓋用ロック部65は、追加蓋部64の他側部から一方の追加側壁部61の外面に沿ってその基端部に向う板形状に形成されている。追加蓋用ロック部65に、追加蓋用相手側ロック部61pが係止する係止孔65hが形成されている。
追加蓋用相手側ロック部61pは、一方の追加側壁部61の外面に突設された係止用の突部である。追加蓋用相手側ロック部61pは、追加側壁部61の先端側に向うに連れて徐々に突出長さが小さくなる形状に形成されている。
そして、ヒンジ部63周りに追加蓋部64を回動させて追加蓋部64を閉じようとすると、追加蓋用ロック部65が一方の追加側壁部61に沿ってその基端側に向う。すると、追加蓋用ロック部65の先端縁が追加蓋用相手側ロック部61pの傾斜面に接触し、一方の追加側壁部61が内側に弾性変形すること、及び、追加蓋用ロック部65が外側に弾性変形することの少なくとも一方が生じる。この弾性変形を利用して、追加蓋用相手側ロック部61pが係止孔65h内に係止する。これにより、追加蓋部64が閉状態に保たれる。
なお、追加蓋部64の他側に係止孔が形成され、追加側壁部61側に係止用の突起が形成されてもよい。
なお、追加蓋部64が追加蓋部64に対して開閉可能に支持されることは必須ではない。例えば、追加蓋部が蓋本体部に対してヒンジ部を介して開閉可能に支持されていてもよい。この場合において、追加蓋部に第2電線を収容するための凹みを形成するため、当該追加蓋部が上記追加側壁部61に対応する側壁部を有していてもよい。よって、蓋本体部52に追加側壁部61が一体形成されていることは必須ではない。換言すれば、追加囲い部の全体が追加蓋部であってもよい。
また、追加蓋部64は、蓋本体部52に対して別部品であってもよい。例えば、上記追加蓋部64と一対の追加側壁部61とに対応する部分が同じ樹脂で金型一体形成された部品であり、これとは別に、追加蓋部64に対応する部分が同じ樹脂で金型一体形成された部品であってもよい。この場合、追加蓋部64に対応する部分の両側部が、上記係止のための構成と同様構成によって、一対の追加側壁部61に対応する部分に係止されてもよい。
上記追加囲い部60は、一対のロック孔部54の内側で金型形成可能な位置に形成されている。本実施形態では、追加蓋部64が開かれた状態で、追加蓋部64は、他方の追加側壁部61の先端側延長上に位置している。この形態では、一対の追加側壁部61及び追加蓋部64を、一対のロック孔部54の内側で金型形成することができる。
上記蓋本体部52、一対の追加側壁部61及び追加蓋部64によって囲まれた空間が、第2電線24を収容する第2電線収容空間68である。第2電線収容空間68は、一対の追加側壁部61の長手方向に沿って両側に開口している。第2電線収容空間68の貫通方向は、側片40の長手方向に沿っている。第2電線24は、側片40及び一対の追加側壁部61の長手方向に沿って貫通状態で第2電線収容空間68内に収容される。第2電線収容空間68は、蓋本体部52によって、第1電線収容空間36に対して仕切られている。
このため、第1電線22が第1電線収容空間36内に収容され、これとは別に、第2電線24が第2電線収容空間68内に収容される。第1電線22が第2電線収容空間68内に入り込んだり、第2電線24が第1電線収容空間36に入り込んだりすることが抑制される。
上記したように、第2電線24は、第1電線22よりも少ないことが想定される。このため、第1電線22及び第2電線24の長手方向に沿って見て、第2電線収容空間68は、第1電線収容空間36は小さくてもよい。これにより、より少ない本数の第2電線24をより狭い空間内で収容し、より大きい本数の第1電線収容空間36をより広い収容空間内で収容することができる。
上記本体部品32及び取付部品50の素材は任意であるが、本体部品32は、取付部品50よりも硬質であってもよい。ここで、2つの部品間でいずれが硬質(又は軟質)か否かの評価は、例えば、ISO/TS 19278:2019による硬さ試験によって求められる値によってなされてもよい。例えば、本体部品32がポリアミド66(PA66)によって形成され、取付部品50がポリプロピレン(PP)によって形成されてもよい。本体部品32は、ガラス繊維を含んでいてもよい。
本体部品32が硬質であれば、電線用可動経路規制部品30同士の連結が外れ難く、かつ、電線用可動経路規制部品30間の回動範囲の規制がしっかりとなされる。このため、経路規制ワイヤハーネス20の経路規制がしっかりとなされる。そして、取付部品50が軟質であることを利用して、ロック突部48をロック孔部54に形成させる作業、追加蓋用相手側ロック部61pを係止孔65hに係止させる作業を容易に行うことができる。
上記取付部品50は、その幅方向に対して直交する面に対する規制形状面対称性を有する。また、取付部品50は、第2電線収容空間68の貫通方向に対して直交する面に対する規制形状面対称性を有する。
なお、ここで規制形状面対称性とは、電線22、24を経路規制するための形状に関して面対称性を有すること、つまり、取付部品50が第1電線22及び第2電線24を所定範囲内に保つ規制面(例えば、第1電線収容空間36又は第2電線収容空間68を規定する面)及び電線用可動経路規制部品30が回動する範囲を規制することに関する機能部分に関して面対称性であることを意味する。このため、例えば、上記ヒンジ部63及び追加蓋用ロック部65及び追加蓋用相手側ロック部61pは、電線22、24を所定範囲に保つ規制面ではなく、また、回動範囲の規制に影響を与えないため、上記面対称性を有さなくてもよい。また、取付部品50のデザイン上の形状部分であって、上記規制面、及び機能に影響を与えない形状部分に関しても上記面対称性を有さなくてもよい。
本実施形態では、蓋本体部52の内面が、第1電線収容空間36を規定する面の一部として第1電線22の収容範囲を規制している。また、蓋本体部52の外面の幅方向中央部、一対の追加側壁部61の内面及び追加蓋部64の内向き面が、第2電線収容空間68を規定している。これらの各面は、幅方向に沿った左右に対称形状に形成される。また、これらの各面は、第2電線収容空間68の貫通方向である前後方向に対称形状に形成される。
また、隣合う電線用可動経路規制部品30を曲げた状態で、隣合う取付部品50同士は接触しないように設定されている。
このように、本実施形態に係る取付部品50は、左右方向及び前後方向において規制形状面対称性を有する。このため、取付部品50の取付向きを左右入替えても、第1電線収容空間36による第1電線22の収容範囲及び第2電線収容空間68による第2電線24の収容範囲は変らない。また、隣合う電線用可動経路規制部品30間での回動範囲も変らない。よって、このため、本体部品32に対する取付部品50の取付向きを左右入替えても、第1電線22及び第2電線24を同じように経路規制できる。
経路規制ワイヤハーネス20は、例えば、次のようにして製造される。
まず、複数の電線用可動経路規制部品30が一列に連結されたものを準備する。この状態で、各電線用可動経路規制部品30の第1電線収容空間36は、一列に並ぶように配置される。また、第1電線収容空間36は、収容用開口38を通じて開口している。収容用開口38も一列に並んでいる。
第1電線22が収容用開口38を通じて、一対の側片40間に配置される。次に、一対のロック突部48が一対のロック孔部54に挿入されて、突部48bがロック孔部54に係止する。これにより、蓋本体部52が収容用開口38を塞いだ状態で、取付部品50が本体部品32に取付けられる。この状態で、第1電線22は、一列に並ぶ第1電線収容空間36内に収容された状態に保たれる。
取付部品50の取付後の状態で、複数のヒンジ部63は、本体部品32のいずれか一側寄りに一列に並ぶように配置されていてもよい。この場合、次工程において、複数の追加蓋部64を同じ方向に回動させて閉じればよいため、当該複数の追加蓋部64を閉じる作業が容易である。本体部品32の一側寄りに位置するヒンジ部63と、他側寄りに位置するヒンジ部63とが混在していてもよい。取付部品50を本体部品32に取付けた後の状態では、追加蓋用相手側ロック部61pは係止孔65hに係合せず、追加蓋部64は開いた状態となっている。
次に、第2電線24が一対の追加側壁部61間に配置される。この後、追加蓋部64が閉じられ、追加蓋用相手側ロック部61pが係止孔65hに係合する。これにより、第2電線24は、一列に並ぶ第2電線収容空間68内に収容された状態に保たれる。
追加蓋部64を開いた状態で、第2電線24を蓋本体部52上に配設し、その後、追加蓋部64を閉じればよい。このため、第2電線24を、第2電線収容空間68に通すといった作業を行わなくてもよい。これにより、第2電線24の保持作業を容易に行える。
なお、一列に連結された複数の電線用可動経路規制部品30は、ゴム等によって筒状に形成された外装部材70によって覆われてもよい(図1及び図5参照)。外装部材は、例えば、ゴムブーツとも呼ばれる部材であってもよい。
<経路規制ワイヤハーネスの動作>
経路規制ワイヤハーネス20の動作例について説明する。
経路規制ワイヤハーネス20は、車体本体10とスライドドア14との間に掛渡すように配設される。この状態で、一列に連結された複数の電線用可動経路規制部品30のうちの一端の電線用可動経路規制部品30が車体本体10に連結される。複数の電線用可動経路規制部品30のうちの他端の電線用可動経路規制部品30がスライドドア14に連結さされる。これにより、複数の電線用可動経路規制部品30は、スライドドア14の開閉動作に伴って曲るように動く。隣合う電線用可動経路規制部品30間では、一対の連結突部44の軸周りに回転するように規制される。また、隣合う電線用可動経路規制部品30間で、第1規制縁46a及び第2規制縁46bの形状によって、回動範囲が規制される。このため、複数の電線用可動経路規制部品30は、予め設定された曲げ形態で曲るように経路規制される。
第1電線22及び第2電線24は、スライドドア14の開閉に伴って複数の電線用可動経路規制部品30によって経路規制されつつ曲ることができる。この際、第1電線22は、一列に連なる複数の第1電線収容空間36によって経路規制される。第2電線24は、第1電線22の隣で、一列に連なる複数の第2電線収容空間68によって経路規制される。
仮に、第1電線収容空間36と第2電線収容空間68とが相互に連続する空間であるとすると、第1電線22は第2電線収容空間68側に移動し、第2電線24が第2電線収容空間68に移動する可能性がある。その場合、電線用可動経路規制部品30内における第1電線22及び第2電線24の位置の自由度が増す。このため、経路規制ワイヤハーネス20が曲った状態で、第1電線22が内周側に位置したり、第2電線24が内周側に位置したりするといった不安定な状態となる。そうすると、第1電線22及び第2電線24のそれぞれについて、経路規制ワイヤハーネス20の経路の変化に応じた経路長の変化が大きくなる可能性がある。
本実施形態では、第1電線22は、第1電線収容空間36によって経路規制され、第2電線24は、第1電線22の隣で、第2電線収容空間68によって経路規制される。よって、第1電線22及び第2電線24は、第1電線収容空間36及び第2電線収容空間68が相互に連続している場合と比較して、限定された範囲で経路規制される。このため、経路規制ワイヤハーネス20の経路の変化による、第1電線22及び第2電線24の経路長の変化を小さくすることができる。
このため、第1電線22及び第2電線24の必要長を予測し易い。また、経路規制ワイヤハーネス20内における第1電線22及び第2電線24の曲り方も予測し易い。このため、第1電線22及び第2電線24の曲げ性能の予測が容易となる。なお、曲げ性能は、例えば、電線用可動経路規制部品30によって経路規制された条件下において繰返し曲げがなされた場合に、第1電線22及び第2電線24が断線に至る迄の曲げ回数等によって評価され得る。
<利用例>
上記経路規制ワイヤハーネス20は、例えば、次のような場面に利用することができる。
例えば、基本設計において、少なくとも1つの第1電線22を含み、第2電線24を含まない経路規制ワイヤハーネスが設計されるとする。基本設計とは、例えば、自動車の初期モデルに関する設計である。基本設計において、スライドドア14に組込まれる電気部品が設定される。基本設計に応じた経路規制ワイヤハーネスとしては、スライドドア14に組込まれる電気部品に接続される第1電線22の曲げを経路規制するための経路設計がなされる。この経路規制ワイヤハーネスとして、上記経路規制ワイヤハーネス20において追加囲い部60を省略した電線用可動経路規制部品が採用される。
この後、スライドドア14に電気部品を追加する追加設計がなされるとする。この場合、追加電気部品に接続される第2電線24を追加で経路規制することとなる。第1電線収容空間36は、基本設計における第1電線22の経路規制を行うように設計されている。このため、第1電線収容空間36には、第2電線24を収容する空間が残っていない可能性がある。また、第1電線収容空間36に第2電線24を追加すると、第1電線収容空間36内における第1電線22の挙動が変り、第1電線22の曲げ性能が変ってしまう可能性がある。
そこで、上記のように、追加囲い部60を追加した取付部品50を設定する。基本設計において採用されていた取付部品に代えて、追加囲い部60を有する当該取付部品50を本体部品32に取付ける。本体部品32は、基本設計における本体部品32と同じである。
この場合、第1電線22については、基本設計と同様に経路規制される。このため、第2電線24について、曲げ性能を予測すればよいことになる。第2電線24は、第1電線収容空間36に対して仕切られた第2電線収容空間68内で経路規制されるため、第2電線24の曲げ挙動は安定し、曲げに伴う経路長の変動も少ない。このため、第2電線24の追加による曲げ性能の予測を容易に行える。
<効果等>
以上のように構成された電線用可動経路規制部品30及び経路規制ワイヤハーネス20によると、基本設計に基づく経路規制ワイヤハーネスに、第2電線24が追加されても、第1電線22は、基本設計に基づく第1電線収容空間36内で経路規制される。このため、第2電線24の追加は、第1電線22の動きに影響を及し難い。また、第2電線24は、第1電線収容空間36に対して仕切られた第2電線収容空間68内で経路規制される。第1電線22が第1電線収容空間36内で経路規制され、第2電線24が第2電線収容空間68内で経路規制されるため、経路変化時の第1電線22及び第2電線24の範囲が限定される。このため、第1電線22及び第2電線24の経路の変化に応じた経路長の変化が低減される。これにより、第1電線22及び第2電線24の経路変化時に、第1電線22及び第2電線24に作用する負荷のばらつきが低減される。結果、第1電線22及び第2電線24の曲げ性能の予測が容易となる。
また、追加蓋部64が開閉可能であるため、電線22を第2電線収容空間68内に先通ししておくといった作業が不要である。これにより、第2電線24の保持作業が容易となる。また、第2電線24に予めコネクタを取付けておいたり、複数の第2電線を結束しておいたりするといった作業を事前に実施しておくことができる。第2電線24が電線用可動経路規制部品30によって保持される前の状態では、複数の第2電線を自動設備によって自動で仮結束しておくといった作業も容易である。
また、本体部品32については、基本設計時のものを流用できるので、新たな金型を起工しなくてもよい。蓋本体部52についても、基本設計時の形状に追加囲い部60を追加すればよいので、設計が容易である。
また、追加蓋部64は、その一側で揺動可能に支持されている。追加蓋用相手側ロック部61pが、追加蓋部64の他側の追加蓋用ロック部65の係止孔65hに係止することで、追加蓋部64が閉じられた状態に維持される。このため、追加蓋部64をヒンジ部63周りに回転させて追加蓋部64を閉じることで、追加蓋用ロック部65を追加蓋用相手側ロック部61pに容易にロックさせることができる。追加蓋部64をヒンジ部63周りに回転させる作業は、自動設備による機械作業が容易である。
また、ヒンジ部63が薄肉ヒンジであると、追加蓋部64を含む追加蓋部64と、蓋本体部52とを、同じ樹脂による金型一体形成部品とすることができる。これにより、部品点数を少なくしつつ、ヒンジ部63を容易に形成することができる。
また、本体部品32が取付部品50よりも硬質であれば、より硬質である本体部品32によって、経路規制及び電線22、24の保護のために好ましい電線用可動経路規制部品30の強度を確保することができる。また、本体部品32よりも軟質である取付部品50には、追加蓋部64を蓋本体部52に対して開閉可能にするための構造としてヒンジ部63形成するのに適する。また、弾性変形を利用して閉状態に保つためのロック構造として追加蓋用ロック部65及び追加蓋用相手側ロック部61pを形成するのに適する。
また、追加囲い部60が一対のロック孔部54よりも内側で金型形成可能な位置に形成されているため、追加囲い部60を金型成形する際に、一対のロック孔部54を容易に金型形成できる。
また、第2電線24が第1電線22よりも少なければ、第2電線24を容易に追加することができる。また、追加された第2電線24が、第1電線収容空間36よりも小さい第2電線収容空間68に収容されることで、第2電線24の経路規制時の可動範囲が限定される。これにより、第2電線24の曲げ性能の予測がより容易となる。
また、取付部品50が左右方向の規制形状面対称性及び前後方向の規制形状面対称性を有するため、向きを気にしないで、取付部品50を本体部品32に取付けることができる。
[変形例]
上記実施形態を前提として変形例について説明する。図6は変形例に係る取付部品150を示す斜視図である。図7は変形例に係る取付部品150を示す断面図である。
本実施形態では、追加蓋部64に対応する追加蓋部164は、蓋本体部52から離れた位置で一対の追加側壁部61の先端部間に配置される。追加蓋部164は、追加側壁部61の長手方向(第2電線収容空間68の貫通方向)に沿って見て、底片34とは反対側に凸となる弧状を描く板状に形成されている。よって、本実施形態では、追加囲い部に対応する追加囲い部160は、追加側壁部61の長手方向に沿って見て、追加蓋部164の両端部に一対の追加側壁部61が連なるU字状をなしている。
追加蓋部164の一側部と一方の追加側壁部61との間に薄肉とされたヒンジ部63が形成される。追加蓋部164は、当該ヒンジ部63周りに回転して開閉することができる。追加蓋部164の他側部に板状の追加蓋用ロック部165が形成され、この追加蓋用ロック部165に係止孔165hが形成されている。
そして、追加蓋部164を閉じると、追加側壁部61の外面に突出する追加蓋用相手側ロック部61pが係止孔165hに係止する。これにより、追加蓋部164が閉状態に保たれる。
第2電線収容空間68の貫通方向における追加囲い部160の長さは、本体部品32から遠ざかるにつれて徐々に小さくなるように形成されている。本変形例では、一対の追加側壁部61が蓋本体部52から遠ざかるにつれて徐々に幅狭になるように形成されている。追加蓋部64も蓋本体部52から遠ざかるにつれて長さが徐々に短くなるように形成されている。このため、蓋本体部52の幅方向に沿って追加囲い部160を見ると、当該追加囲い部160は、蓋本体部52から遠ざかるにつれて徐々に幅狭となる台形状をなしている。
このため、追加囲い部160を近づける方向に、隣合う電線用可動経路規制部品30を回動させた場合に、隣合う追加囲い部160同士が干渉し難くなる。これにより、隣合う電線用可動経路規制部品30の回動範囲を大きく設定することができる。
また、追加囲い部160のうち本体部品32とは反対側の部分は、第2電線収容空間68の貫通方向に沿って見て弧状形状であるため、電線用可動経路規制部品30にゴムブーツ等の外装部品を被せる際に、追加囲い部160が外装部材70に引っ掛り難い。このため、外装部材70を電線用可動経路規制部品30に被せ易い。また、第1電線22を追加囲い部160の幅方向中央に維持し易い。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。
10 車体本体
11 乗車口
12 ガイドレール
14 スライドドア
20 経路規制ワイヤハーネス
22 第1電線
22a 芯線
22b 絶縁被覆
24 第2電線
24a 芯線
24b 絶縁被覆
30 電線用可動経路規制部品
32 本体部品
34 底片
36 第1電線収容空間
38 収容用開口
40 側片
41 連結凹部
42 弧状縁
44 連結突部
44g ガイド面
45 内向き突出部
45f 支持面
45g 孔部
46a 第1規制縁
46b 第2規制縁
48 ロック突部
48a 板部
48b 突部
48g ガイド面
50、150 取付部品
52 蓋本体部
53 位置決め補助突部
53a 縁部
54 ロック孔部
55 補助片
60、160 追加囲い部
61 追加側壁部
61p 追加蓋用相手側ロック部
63 ヒンジ部
64、164 追加蓋部
65、165 追加蓋用ロック部
65h、164h 係止孔
68 第2電線収容空間
70 外装部材
P1 閉位置
P2 開位置

Claims (10)

  1. 第1部品と前記第1部品に対して相対移動する第2部品との間に掛渡される少なくとも1つの第1電線及び少なくとも1つの第2電線の可動経路を規制する電線用可動経路規制部品であって、
    他の電線用可動経路規制部品に回動可能に連結される本体部品と、
    前記本体部品とは別体であり、前記本体部品に取付けられた取付部品と、
    を備え、
    前記本体部品が、前記第1電線の収容用開口と、前記収容用開口の奥側で前記少なくとも1つの第1電線を貫通状態で収容する第1電線収容空間とを有し、
    前記取付部品が、前記収容用開口を塞ぐ蓋本体部と、前記少なくとも1つの第2電線を貫通状態で収容する第2電線収容空間を形成する追加囲い部とを有し、前記第2電線収容空間は、前記第1電線収容空間に対して前記蓋本体部によって仕切られており、
    前記追加囲い部が、前記第2電線収容空間の周りを囲んだ状態と、前記第2電線収容空間の周りの少なくとも一部を開放させた開状態との間で、開閉可能な追加蓋部を含む、電線用可動経路規制部品。
  2. 請求項1に記載の電線用可動経路規制部品であって、
    前記取付部品は、
    前記追加蓋部の一側で前記追加蓋部を揺動可能に支持するヒンジ部と、
    前記追加蓋部の他側に設けられた追加蓋用ロック部と、
    前記追加蓋用ロック部と係止可能な追加蓋用相手側ロック部と、
    を有する、電線用可動経路規制部品。
  3. 請求項2に記載の電線用可動経路規制部品であって、
    前記ヒンジ部は、前記ヒンジ部に連なる一対の隣接部分よりも薄く形成された薄肉ヒンジ部である、電線用可動経路規制部品。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電線用可動経路規制部品であって、
    前記本体部品は、前記取付部品よりも硬質である、電線用可動経路規制部品。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電線用可動経路規制部品であって、
    前記本体部品が、前記収容用開口の両側部に位置するロック部を有し、
    前記蓋本体部が、前記ロック部が係止する被ロック部を有し、
    前記追加囲い部が前記被ロック部よりも内側で金型形成可能な位置に形成されている、電線用可動経路規制部品。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電線用可動経路規制部品であって、
    前記第2電線収容空間内に収容される前記少なくとも1つの第2電線の数は、前記第1電線収容空間内に収容される前記少なくとも1つの第1電線の数よりも少ない、電線用可動経路規制部品。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電線用可動経路規制部品であって、
    前記取付部品は、幅方向に対して直交する面に対する規制形状面対称性、及び、前記第2電線収容空間の貫通方向に対して直交する面に対する規制形状面対称性を有している、電線用可動経路規制部品。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電線用可動経路規制部品であって、
    前記第2電線収容空間の貫通方向における前記追加囲い部の長さは、前記本体部品から遠ざかるにつれて徐々に小さい、電線用可動経路規制部品。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電線用可動経路規制部品であって、
    前記追加囲い部のうち前記本体部品とは反対側の部分は、前記第2電線収容空間の貫通方向に沿って見て弧状形状に形成されている、電線用可動経路規制部品。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電線用可動経路規制部品と、
    前記少なくとも1つの第1電線と、
    前記少なくとも1つの第2電線と、
    を備え、
    前記複数の電線用可動経路規制部品が相互に回動可能に一列に連結されており、前記少なくとも1つの第1電線が、前記複数の電線用可動経路規制部品に前記第1電線収容空間を通って収容され、前記少なくとも1つの第2電線が、前記複数の電線用可動経路規制部品に前記第2電線収容空間を通って収容されている、経路規制ワイヤハーネス。
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