JP2023141349A - 映像表示システム、映像表示方法、及びプログラム - Google Patents

映像表示システム、映像表示方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023141349A
JP2023141349A JP2022047628A JP2022047628A JP2023141349A JP 2023141349 A JP2023141349 A JP 2023141349A JP 2022047628 A JP2022047628 A JP 2022047628A JP 2022047628 A JP2022047628 A JP 2022047628A JP 2023141349 A JP2023141349 A JP 2023141349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cameras
display
event
unit
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2022047628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7564147B2 (ja
Inventor
太 吉田
Futoshi Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Net Solutions Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Net Solutions Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Net Solutions Co Ltd filed Critical Panasonic Net Solutions Co Ltd
Priority to JP2022047628A priority Critical patent/JP7564147B2/ja
Publication of JP2023141349A publication Critical patent/JP2023141349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7564147B2 publication Critical patent/JP7564147B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

Figure 2023141349000001
【課題】監視対象の事象が発生したときの画像を見逃す可能性を低減すること。
【解決手段】映像表示システム1は、第1取得部11と、第2取得部12と、選択部13と、表示制御部14と、を備える。第2取得部12は、複数のカメラ40の各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する検知システムから、監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。選択部13は、第2取得部12が取得した1以上の通知情報に基づいて、複数のカメラ40から表示対象とする1以上のカメラ40を対象カメラとして選択する。表示制御部14は、第1取得部11が取得した複数のカメラ40の画像を第1表示部31に表示させ、選択部13が選択した対象カメラの画像を第2表示部32に表示させる。表示制御部14は、選択部13が対象カメラとして選択した2以上のカメラ40の画像を第2表示部32に表示可能である。
【選択図】図1

Description

本開示は、映像表示システム、映像表示方法、及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、複数のカメラの映像を表示する映像表示システム、映像表示方法、及びプログラムに関する。
特許文献1は、複数のネットワークカメラの画像監視を行うための監視システムを開示する。この監視システムでは、複数のネットワークカメラをグループ分けし、複数のネットワークカメラの画像をグループごとに表示画面に表示し、定周期で表示画面に表示するグループを切り替えている。
特開2005-129999号公報
上記の監視システムでは、複数のネットワークカメラの画像をグループごとに表示画面にまとめて表示しているだけなので、監視対象の事象が発生したときの画像を見落とす可能性があった。
本開示の目的は、監視対象の事象が発生したときの画像を見逃す可能性を低減した映像表示システム、映像表示方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様の映像表示システムは、第1取得部と、第2取得部と、選択部と、表示制御部と、を備える。前記第1取得部は、複数のカメラの各々から画像データを取得する。前記第2取得部は、前記複数のカメラの各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する検知システムから、前記監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。前記選択部は、前記第2取得部が取得した1以上の前記通知情報に基づいて、前記複数のカメラから表示対象とする1以上のカメラを対象カメラとして選択する。前記表示制御部は、前記第1取得部が取得した前記複数のカメラの画像データに基づいて前記複数のカメラの画像を第1表示部に表示させ、前記選択部によって選択された前記対象カメラの画像データに基づいて前記対象カメラの画像を第2表示部に表示させる。前記表示制御部は、前記選択部が前記対象カメラとして選択した2以上のカメラの画像を前記第2表示部に表示可能である。
本開示の一態様の映像表示方法は、第1取得処理と、第2取得処理と、選択処理と、表示制御処理と、を含む。前記第1取得処理では、複数のカメラの各々から画像データを取得する。前記第2取得処理では、前記複数のカメラの各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する検知システムから、前記監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。前記選択処理では、前記第2取得処理で取得した1以上の前記通知情報に基づいて、前記複数のカメラから表示対象とする1以上のカメラを対象カメラとして選択する。前記表示制御処理では、前記第1取得処理で取得した前記複数のカメラの画像を第1表示部に表示させ、前記選択処理で選択した前記対象カメラの画像を第2表示部に表示させている。前記表示制御処理では、前記選択処理で前記対象カメラとして選択した2以上のカメラの画像を前記第2表示部に表示可能である。
本開示の一態様のプログラムは、コンピュータシステムに、前記映像表示方法を実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、監視対象の事象が発生したときの画像を見逃す可能性を低減することができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る映像表示システムのブロック図である。 図2は、同上の映像表示システムが第1表示部に表示する表示画面の説明図である。 図3は、同上の映像表示システムが第2表示部に表示する表示画面の説明図である。 図4は、同上の映像表示システムが第2表示部に表示する表示画面の説明図である。 図5は、同上の映像表示システムが第2表示部に表示する表示画面の説明図である。 図6は、同上の映像表示システムが第2表示部に表示する表示画面の説明図である。 図7は、同上の映像表示システムの動作を説明するフローチャートである。
(実施形態)
(1)概要
以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
本実施形態の映像表示システム1は、第1取得部11と、第2取得部12と、選択部13と、表示制御部14と、を備える。
第1取得部11は、複数のカメラ40の各々から画像データを取得する。
第2取得部12は、検知システム50から、監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。検知システム50は、複数のカメラ40の各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する。
選択部13は、第2取得部12が取得した1以上の通知情報に基づいて、複数のカメラ40から表示対象とする1以上のカメラ40を対象カメラとして選択する。
表示制御部14は、第1取得部11が取得した複数のカメラ40の画像データに基づいて、複数のカメラ40の画像を第1表示部31に表示させる。
表示制御部14は、選択部13が選択した対象カメラの画像データに基づいて、対象カメラの画像を第2表示部32に表示させる。表示制御部14は、選択部13が対象カメラとして選択した2以上のカメラ40の画像を第2表示部32に表示可能である。
本実施形態の映像表示システム1では、表示制御部14が、複数のカメラ40の画像を第1表示部31に表示させているので、ユーザは、第1表示部31に表示された複数のカメラ40の画像を視認することができる。
また、表示制御部14は、対象カメラの画像を第2表示部32に表示させており、対象カメラとして選択された2以上のカメラ40の画像を第2表示部32に表示可能である。したがって、監視員は、第2表示部32に表示される1又は複数の対象カメラの画像を視認することで、監視対象の事象が発生した場所の状況を確認することができ、監視対象の事象が発生したときの画像の見落としを抑制できる。また、監視員は、第2表示部32の画像を確認することで、監視対象の事象が発生したときの画像を確認できるから、第1表示部31に表示される全てのカメラ40の画像を視認する必要がなく、監視員の負担を軽減できるという利点もある。
(2)詳細
以下、本実施形態に係る映像表示システムについて図1~図7を参照して詳しく説明する。
(2.1)構成
図1は、本実施形態に係る映像表示システム1のブロック図である。
映像表示システム1は、例えば、施設の複数の場所にそれぞれ設置された複数のカメラ40の映像を、施設に設けられた監視室のモニタ装置(第1表示部31及び第2表示部32)の画面に表示するために用いられる。監視室に駐在している監視員は、モニタ装置の画面に表示されるカメラの画像を目視することで、施設内で異常が発生しているか否かを監視する。
ここにおいて、施設は、例えば、オフィスビル、商業施設、宿泊施設、工場、物流倉庫、公共施設、教育施設等の建物である。施設内で、監視対象となる複数の場所(例えば、出入口、廊下、部屋、設備室、倉庫、駐車場等)には、それぞれ、1台以上のカメラ40が設置されている。つまり、施設内には監視対象となる複数の場所があり、複数の場所の各々には1台以上のカメラ40が設置されている。
施設内に設けられた監視室には第1表示部31及び第2表示部32が設けられている。第1表示部31及び第2表示部32は例えば液晶ディスプレイなどのディスプレイ装置であり、監視員は、第1表示部31及び第2表示部32に表示されるカメラ40の画像を目視することで、カメラ40の撮影範囲において監視対象の事象が発生しているか否かを確認する。
ここで、本実施形態では施設に複数のカメラ40が設置されている。複数のカメラ40は、施設内で互いに異なる場所に設置された第1~第5カメラ40A~40Eを含む。
第1~第5カメラ40A~40Eは施設内で監視が必要な複数の場所に設置されており、例えば、施設の出入口、部屋(店舗又は居室などに使用される部屋)、廊下、階段、エレベータホール、トイレ、設備室、倉庫、駐車場等を含み得る。第1カメラ40Aは、例えば、施設内で、監視対象の事象を検知するセンサシステム51のセンサが設置された場所を撮影可能な位置に配置されている。第2カメラ40Bは、例えば、入退管理システム52によって人の出入りが管理されている出入口(部屋又は施設の出入口)の周辺を撮影可能な位置に配置されている。第3カメラ40Cは、例えば、施設の境界に設置されたフェンスの周辺、又は、施設内のロビー等の空間を撮影可能な位置に配置されている。第4カメラ40Dは、例えば、施設内で火災感知器、窓の開閉検知センサ等の防災、防犯用途のセンサが設置された場所の周辺を撮影可能な位置に配置されている。第5カメラ40Eは、例えば、駐車場のゲート付近で、駐車場のゲートを通過する車両を撮影可能な位置に配置されている。なお、第1~第5カメラ40A~40Eの各々の数は1つでもよいが、本実施形態では各々の数が複数である場合を例に説明する。第1~第5カメラ40A~40Eの数は、監視が必要な場所の数に応じて適宜変更が可能である。
また、施設には、複数のカメラ40の各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知するための検知システム50が設けられている。検知システム50は、監視対象の事象の発生を検知すると、発生した監視対象の事象の種類、及び、監視対象の事象が発生した場所等の情報を含む通知情報を処理装置10に出力する。検知システム50は、それぞれ監視対象の事象を検知する複数のサブシステムを含んでいる。本実施形態では、検知システム50が、サブシステムとして、センサシステム51、入退管理システム52、画像解析システム53、管理システム54、及び車両番号認識システム55を含んでいる。なお、施設に、センサシステム51、入退管理システム52、画像解析システム53、管理システム54、及び車両番号認識システム55が全て設置されることは必須ではなく、適宜省略が可能である。また、検知システム50は、サブシステムとして、他の事象を検知する1又は複数のシステムを更に含んでいてもよい。
センサシステム51は、複数の第1カメラ40Aの各々の撮影範囲において、監視対象の事象を検知するシステムである。センサシステム51は、複数の第1カメラ40Aの各々の撮影範囲に配置されたセンサを含み、センサの検知結果に基づいて監視対象の事象を検知する。
ここにおいて、センサシステム51が検知する「監視対象の事象」は、例えば、室内環境に関連する事象、及び、施設において人が存在している又は不在にしているとの事象の少なくとも一方を含む。監視対象の事象が室内環境に関連する事象であれば、センサシステム51は、温度、湿度、照度、気圧、CO濃度、及び騒音のうち少なくとも1つを検知する環境センサの検知結果に基づいて、監視対象の事象を検知する。また、監視対象の事象が人の存否に関する事象であれば、人の存否を検知する人感センサの検知結果に基づいて、人が存在している状態から不在になる状態へと切り替わる事象、又は、人が不在にしている状態から存在している状態へと切り替わる事象を検知する。
環境センサ及び人感センサは、インターネット等の通信ネットワークを介して処理装置10と通信可能なIoT(Internet of Things)センサであり、センサシステム51は、環境センサ及び人感センサから通信ネットワークを介して検知結果を収集する。なお、環境センサ及び人感センサは通信機能を有していないセンサでもよい。環境センサ及び人感センサが通信機能を有していない場合、通信ネットワークを介して処理装置10と通信可能な通信アダプタを環境センサ及び人感センサに接続すればよい。センサシステム51は、環境センサ及び人感センサから通信アダプタ及び通信ネットワークを介して検知結果を収集する。
入退管理システム52は、例えば施設又は部屋の出入口において、人が入場又は退場する事象が発生しているか否かを検知する。つまり、入退管理システム52が検知する監視対象の事象は、人の入場又は退場である。入退管理システム52は、入場又は退場の際に人が提示したIDカードから識別情報を読み取り、認証に成功すると出入口を解錠して入場又は退場を許可する。なお入退管理システム52は、入場又は退場しようとする人から、指紋、虹彩等の生体情報を取得して認証を行い、認証に成功すると出入口を解錠して入場又は退場を許可するようにしてもよい。
画像解析システム53は、複数の第3カメラ40Cによって撮影された画像データを画像解析することによって、複数の第3カメラ40Cの撮影範囲で検知対象の事象が発生しているか否かを検知する。検知対象の事象とは、例えば、施設の境界に設置されたフェンスを人が乗り越える事案、一般人の立入りが禁止されたエリアへの人の進入、人の転倒等の事故の発生、人の異常な行動(例えば、器物を破損したり、物品を持ち去ったり、不審物を置き去りにしたりする行為)等を含み得る。なお、画像解析システム53には、第3カメラ40C以外のカメラ40の画像データが入力されてもよい。画像解析システム53は、第3カメラ40C以外のカメラ40の画像データに基づいて、カメラ40の撮影範囲で監視対象の事象が発生しているか否かを検知してもよい。
管理システム54は、複数の第4カメラ40Cの撮影範囲を含む複数の場所に設置された防災・防犯関連のセンサの検出結果をもとに、複数の第4カメラ40Cの撮影範囲を含む複数の場所で防災・防犯関連の事象が発生しているか否かを検知する。ここで、防災・防犯関連の事象とは、火災、ガス漏れ、外部から施設内への侵入、非常通報ボタンの発報のうちの少なくとも1つを含む。また、防災・防犯関連のセンサとは、火災感知器、ガス漏れ感知器、ボタンの押操作を検知して発報する非常通報ボタン、扉や窓などの開閉を検知する開閉検知センサ、ガラス窓の破壊を検知するガラス破壊センサ等のうちの少なくとも1つを含む。
車両番号認識システム55は、第5カメラ40Eから入力される画像データを画像解析することにより、第5カメラ40Eによって撮影された車両(自動車又は二輪車)の車両番号を読み取る。車両番号認識システム55は、読み取った車両番号を、予め設定された探索対象の車両の車両番号と照合することによって、探索対象の車両が施設の駐車場に出入りしたか否かを検出する。
ここにおいて、複数のカメラ40のうちの少なくとも一部では、カメラ40の撮影範囲において監視対象の事象の発生が、複数の検知システム50によって検知されている。例えば、一部の第1カメラ40Aの撮影範囲では、監視対象の事象の発生が、センサシステム51と、カメラ40の画像データを画像処理することによって事象の有無を検知する画像解析システム53によって検知される。また、第2カメラ40Bの撮影範囲では、監視対象の事象(人の入場又は退場)が、入退管理システム52と、第2カメラ40Bの画像データを解析する画像解析システム53によって検知される。また、第4カメラ40Dの撮影範囲では、監視対象の事象が、管理システム54と、第4カメラ40Dの画像データを解析する画像解析システム53によって検知される。
映像表示システム1は、処理装置10と、画像記憶部20と、を備えている。
処理装置10は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが処理装置10として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
処理装置10は、例えば、第1取得部11、第2取得部12、選択部13、表示制御部14、及び操作入力部15の機能を有している。なお、第1取得部11、第2取得部12、選択部13、表示制御部14、及び操作入力部15は、処理装置10によって実現される機能を示しているに過ぎず、必ずしも実体のある構成を示しているわけではない。
第1取得部11は、施設に設置された複数のカメラ40から画像データを取得する。第1取得部11が取得した複数のカメラ40の画像データは画像記憶部20に保存される。なお、画像記憶部20は、複数のカメラ40の画像データを所定の保存期間保存していればよい。画像データの保存期間は、例えば数日~数ヶ月の期間であり、映像表示システム1のユーザによって適宜変更が可能である。
第2取得部12は、検知システム50から監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。具体的には、第2取得部12は、検知システム50に含まれる複数のサブシステム(センサシステム51、入退管理システム52、画像解析システム53、管理システム54、及び車両番号認識システム55)から、監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。通知情報には、監視対象の事象の種類を示す情報、監視対象の事象が発生した場所の情報、等が少なくとも含まれる。
選択部13は、第2取得部12が検知システム50から取得した1以上の通知情報に基づいて、複数のカメラ40から、第2表示部32に表示させる表示対象の1以上のカメラ40を対象カメラとして選択する。処理装置10には、複数のカメラ40の設置場所に関する情報が予め登録されており、選択部13は、通知情報に含まれる監視対象の事象が発生した場所の情報、及び、複数のカメラ40の設置場所の情報等に基づいて対象カメラを選択する。選択部13は、例えば、第2取得部12が、監視対象の事象が発生したとの通知情報を取得すると、選択部13は、通知情報から監視対象の事象が発生した場所を特定し、監視対象の事象が発生した場所を撮影する1以上のカメラ40を対象カメラとして選択する。
操作入力部15は、キーボード、マウス、表示画面と一体化されたタッチパネル等の入力デバイスを用いて監視員が入力した操作情報を受け付ける。
表示制御部14は、例えば、施設の監視室に設置された第1表示部31及び第2表示部32の表示を制御する。第1表示部31及び第2表示部32は例えば液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置である。第1表示部31及び第2表示部32は、それぞれ、1つの画面に画像を表示するように構成されていてもよいし、複数の画面に画像を表示するように構成されていてもよい。
表示制御部14は、第1取得部11が取得した複数のカメラ40の画像データを第1表示部31に表示させる。図2は、第1表示部31の画面P1を3×3で9分割した9個の子画面に1番から9番のカメラ40の画像を表示した状態を示している。図2では、画面P1を9分割した9個の子画面に表示される画像の図示を省略しているが、実際には各子画面にカメラ40の画像が表示されている。図2において、各小画面に記載した括弧内の数字が、各小画面に表示中のカメラ40の識別番号を示している。なお、カメラ40の台数が9台よりも多い場合、所定の表示時間(例えば10秒間)が経過するごとに、画面P1に表示するカメラ40を所定の順番で切り替えて表示すればよい。また、画面P1の分割数は9分割に限定されず、2×2の4分割でもよいし、4×4の16分割でもよく、適宜変更が可能である。
また、表示制御部14は、選択部13によって選択された対象カメラの画像を第2表示部32に表示させる。選択部13が2以上のカメラ40を対象カメラとして選択した場合、表示制御部14は、対象カメラとして選択した2以上のカメラ40の映像を第2表示部32に表示させる。
また、表示制御部14は、第1時点から第2時点までの対象カメラの画像を第2表示部32に表示させている。第1時点は、事象発生時点より第1時間だけ前の時点であり、第2時点は、事象発生時点より第2時間だけ後の時点である。事象発生時点は、対象カメラの撮影範囲で監視対象の事象が検知された時点である。第1時間は例えば10秒である。つまり、第2表示部32には、事象発生時点よりも第1時間(例えば10秒)だけ前の第1時点から対象カメラの画像が表示されるので、監視員は、監視対象の事象が発生したときの画像を視認しやすくなる。第2時間は例えば数分程度の時間である。つまり、第2表示部32には、事象発生時点から第2時間だけあとの第2時点まで対象カメラの画像が表示されるので、監視員は、監視対象の事象が発生した後の状況を視認しやすくなる。表示制御部14は、事象発生時点から第2時間が経過すると、対象カメラの画像の表示を停止するので、新たな対象カメラの画像を第2表示部32に表示することが可能になる。なお、監視員が入力デバイスを用いて所望の対象カメラの表示を停止させる操作を行った場合、表示制御部14は、操作入力部15の受け付けた操作情報に基づいて、第2時点が来る前に対象カメラの画像の表示を停止させてもよい。
図3~図6は第2表示部32に表示される画面P2の一例を示している。画面P2は例えば3×3で9分割されており、画面P2を9分割した個々の子画面に対象カメラの画像が表示される。つまり、本実施形態では第2表示部32の画面P2に最大で9台の対象カメラの画像を表示することができる。第2表示部32の画面P2は9個の子画面に分割されており、複数の対象カメラの画像は、監視対象の事象が発生した順番で例えば左上から右下に並べて表示されている。
画像記憶部20は、例えば、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置を含み得る。画像記憶部20は、第1取得部11が複数のカメラ40から取得した画像データを記憶する。画像記憶部20は、複数のカメラ40の画像データを所定の保存期間(例えば数日~数ヶ月程度の期間)保持しており、保存期間が過ぎると新たな画像データを上書きする。なお、処理装置10に付随して画像記憶部20が設けられることは必須ではなく、複数のカメラ40の画像データはクラウド上の画像サーバに記憶されていてもよい。
(2.2)動作説明
本実施形態の映像表示システム1の動作を図7等に基づいて説明する。なお、図7に示すフローチャートは、本実施形態に係る映像表示方法の一例に過ぎず、処理の順序が適宜変更されてもよいし、処理が適宜追加又は省略されてもよい。
映像表示システム1の第1取得部11は、施設内に設置された複数のカメラ40から画像データを取得する第1取得処理を逐次行う(ステップST1)。第1取得部11は、複数のカメラ40から取得した画像データを画像記憶部20に記憶する。
第2取得部12は、検知システム50が備える複数のサブシステムから通知情報を取得する第2取得処理を行う(ステップST2)。
第2取得部12に検知システム50から通知情報が入力されていない場合、つまり監視対象の事象が発生していない場合(ステップST3:No)、表示制御部14は、第1取得部11が取得した複数のカメラ40の画像を第1表示部31に表示させる表示処理を行う(ステップST6)。
一方、第2取得部12に検知システム50から通知情報が入力された場合、つまり監視対象の事象が発生した場合(ステップST3:Yes)、選択部13は、第2取得部12が取得した通知情報に基づいて、複数のカメラ40から対象カメラを選択する選択処理を行う(ステップST4)。選択部13は、通知情報に含まれる監視対象の事象の発生場所の情報に基づいて、事象の発生場所を撮影するカメラ40を対象カメラとして選択する。そして、表示制御部14は、第1取得部11が取得した複数のカメラ40の画像を第1表示部31に表示させるとともに、選択部13が対象カメラとして選択した1又は複数のカメラ40の画像を第2表示部32に表示させる表示処理を行う(ステップST5)。ここで、選択部13によって2以上のカメラ40が対象カメラとして選択されている場合、表示制御部14は、対象カメラとして選択された2以上のカメラ40の画像を第2表示部32に並べて表示する。
映像表示システム1は、ステップST1~ST5までの処理を所定の周期で繰り返し実行する。これにより、第1表示部31には、複数のカメラ40の画像がリアルタイムで表示される。また、第2表示部32には、監視対象の事象が発生したとき(第1時点から第2時点まで)の1又は複数の対象カメラの画像が表示される。
ここで、表示制御部14が、対象カメラとして選択された2つのカメラ40の画像を第2表示部32に表示する動作を図3~図6を参照して説明する。
ある時点で、入退管理システム52が人の入場を検知して通知情報を処理装置10に出力すると、選択部13は、入退管理システム52から入力される通知情報に基づいて、入退管理システム52が入場及び退場を管理する出入口を撮影する第2カメラ40Bを対象カメラとして選択する。表示制御部14は、第2カメラ40Bの画像G40Bを、監視対象の事象(ここでは人の入場)が発生した事象発生時点よりも前の第1時点から、事象発生時点よりも後の第2時点まで、第2表示部32の画面P2に表示させる。図3は、第2表示部32の画面P2に、第1時点における第2カメラ40Bの画像G40Bが表示された状態を示し、画面P2の左上の子画面に第2カメラ40Bの画像G40Bが表示されている。また、図4は、第2表示部32の画面P2に、事象発生時点における第2カメラ40Bの画像G40Bが表示された状態を示し、図5は、第2表示部32の画面P2に、第2時点における第2カメラ40Bの画像G40Bが表示された状態を示している。このように、監視対象の事象(人の入場)が発生した事象発生時点よりも第1時間だけ前の第1時点から、事象発生時点よりも第2時間だけ後の第2時点まで、第2カメラ40Bの画像G40Bが表示されるので、出入口を通って人が入場する様子を監視員が確認しやすくなる。よって、人の入場が発生したときの第2カメラ40Bの画像G40Bを監視員が見落とす可能性を低減できる。
なお、第2カメラ40Bの画像G40Bを第2表示部32に表示している間に、新たな監視対象の事象が発生した場合、表示制御部14は、新たな監視対象の事象の発生場所を撮影するカメラ40の画像を第2表示部32の画面P2に並べて表示する。例えば、画像解析システム53が、通路を撮影する第3カメラ40Cの画像を解析することによって人の通行の有無を検知している場合に、人の通行を検知して通知情報を処理装置10に出力すると、選択部13は、画像解析システム53から入力された通知情報に基づいて、この通路を撮影する第3カメラ40Cを対象カメラとして選択する。このとき、表示制御部14は、第3カメラ40Cの画像G40Cを、監視対象の事象(ここでは人の通行)が発生した事象発生時点よりも前の第1時点から、事象発生時点よりも後の第2時点まで、第2表示部32の画面P2に表示させる。図5は、第2表示部32の画面P2に、第1時点における第3カメラ40Cの画像G40Cが表示された状態を示している。図5では、先に表示している第2カメラ40Bの画像G40Bが第2表示部32の画面P2の左上に表示され、画像G40Bの右側に第3カメラ40Cの画像G40Cが表示されている。
また、図6は、人の通行が発生した事象発生時点での第3カメラ40Cの画像G40Cが第2表示部32の画面P2に表示された状態を示している。図6の画面例では、先に表示していた第2カメラ40Bの画像G40Bの表示が終了しているので、第3カメラ40Cの画像G40Cのみが第2表示部32の画面P2に表示されている。第2表示部32の画面P2において第3カメラ40Cの画像G40Cは同じ位置に表示されているが、画面P2の左上に詰めて表示されてもよい。その後、監視対象の事象(ここでは人の通行)が発生した事象発生時点よりも後の第2時点がくると、表示制御部14は、第3カメラ40Cの画像G40Cの表示を停止させる。
本実施形態では、検知システム50に含まれる複数のサブシステムによって複数種類の事象の発生を検知しており、複数種類の事象の発生に起因した複数の対象カメラの画像が第2表示部32の画面P2にまとめて表示される。したがって、第2表示部32の画面P2を監視する監視員は、複数のサブシステムによって複数種類の事象が検知されたときの対象カメラの画像を第2表示部32の画面P2で確認することができ、監視作業を効率的に行うことができ、また監視員の負担を軽減することもできる。
(3)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、映像表示システム1と同様の機能は、映像表示方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る映像表示方法は、第1取得処理と、第2取得処理と、選択処理と、表示制御処理と、を含む。第1取得処理では、複数のカメラ40の各々から画像データを取得する。第2取得処理では、複数のカメラ40の各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する検知システム50から、監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。選択処理では、第2取得処理で取得した1以上の通知情報に基づいて、複数のカメラ40から表示対象とする1以上のカメラ40を対象カメラとして選択する。表示制御処理では、第1取得処理で取得した複数のカメラ40の画像に基づいて複数のカメラ40の画像を第1表示部31に表示させ、選択処理で選択した対象カメラの画像データに基づいて対象カメラの画像を第2表示部32に表示させる。表示制御処理では、選択処理で対象カメラとして選択した2以上のカメラ40の画像を第2表示部32に表示可能である。また、一態様に係る(コンピュータ)プログラムは、コンピュータシステムに、上記の映像表示方法を実行させるためのプログラムである。
以下、上記の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における映像表示システム1又は映像表示方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における映像表示システム1又は映像表示方法の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1又は複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1又は複数の電子回路で構成される。
また、映像表示システム1における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは映像表示システム1に必須の構成ではなく、映像表示システム1の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、映像表示システム1の少なくとも一部の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
反対に、上記の実施形態において、複数の装置に分散されている映像表示システム1の少なくとも一部の機能が、1つの筐体内に集約されていてもよい。また、映像表示システム1と検知システム50の一部の機能が、1つの筐体内に集約されていてもよい。
上記の実施形態では、検知システム50が、複数のカメラ40のうちの1つである表示候補カメラの撮影範囲において、監視対象の事象の発生をそれぞれ検知する2以上のサブシステムを含んでいてもよい。この場合、選択部13は、2以上のサブシステムの検知結果に基づいて、表示候補カメラを対象カメラとするか否かを選択すればよい。
例えば、入退管理システム52が人の入場を検知して通知信号を処理装置10に出力した場合、入退管理システム52が人の入場及び退場を管理する出入口を撮影する第2カメラ40Bの画像を画像解析システム53が解析し、複数人が入場(所謂共連れ入場)したと判断すると、選択部13が第2カメラ40Bを対象カメラとして選択し、第2カメラ40Bの画像を第2表示部32に表示させてもよい。一方、出入口を撮影する第2カメラ40Bの画像を画像解析システム53が解析した結果、入場した人が1人であった場合、入場を許可された人物のみが入場しているため、選択部13は、異常な事象であるとは判断せず、第2カメラ40Bの画像を第2表示部32に表示させない。これにより、異常な事象ではない場合は、第2表示部32に画像を表示させないことによって、第2表示部32を監視する監視員の負担を低減することができる。
また、管理システム54が、重要な物品を保管している保管場所への人の侵入を侵入センサにより検知し、人の侵入を通知する通知情報を処理装置10に出力した場合に、保管場所を撮影するカメラ(例えば第4カメラ40D)の画像を画像解析システム53が画像解析して、人の存在を検知すると、選択部13が第4カメラ40Dを対象カメラとして選択し、第4カメラ40Dの画像を第2表示部32に表示させてもよい。一方、保管場所を撮影する第4カメラ40Dの画像を画像解析システム53が解析した結果、人が検知されなかった場合、選択部13は、異常な事象であるとは判断せず、第4カメラ40Dの画像を第2表示部32に表示させない。これにより、第2表示部32を監視する監視員の負担を低減することができる。
なお、人の侵入を通知する通知情報を処理装置10に出力した場合に、選択部13が第4カメラ40Dを対象カメラとして選択し、第4カメラ40Dの画像を第2表示部32の画面に表示させるのであるが、第4カメラ40Dの画像を画像解析システム53が画像解析した結果に基づいて、表示態様を変化させてもよい。例えば、侵入センサが人の侵入を検知したときに第4カメラ40Dの画像を画像解析システム53が画像解析して人を検知できれば、異常な事象である確度が高いと判断して、第2表示部32の画面P2に第4カメラ40Dの画像を表示して、第1段階のアラート表示を行う。一方、侵入センサが人の侵入を検知したときに第4カメラ40Dの画像を画像解析システム53が画像解析して人を検知できなければ、異常な事象である確度が低いと判断して、第2表示部32の画面P2に第4カメラ40Dの画像を表示し、第1段階よりも異常レベルが低い第2段階のアラート表示を行う。なお、表示制御部14は、異常レベルが高いほど、より目立つ表示態様で対象カメラの画像を第2表示部32の画面P2に表示している。したがって、異常な事象である確度が高い場合には、より目立つ表示態様で対象カメラの画像が第2表示部32の画面P2に表示されるので、監視員の見落としが発生する可能性を低減できる。
なお、第2取得部12が、あるカメラ40の撮影場所で発生した事象に関して、2以上のサブシステムから通知情報を受け取った場合、選択部13は、このカメラ40を対象カメラとするか否かを以下のような判定方法で判定してもよい。2以上のサブシステムから受け取った2以上の通知情報に、事象の発生確率を示す判定値がそれぞれ含まれている場合、選択部13は、2以上の通知情報にそれぞれ含まれる判定値にサブシステムごとに設定された重み係数をかけ、その総和を求めることで合計値を算出する。そして、選択部13は、この合計値と閾値との高低を比較し、合計値が閾値よりも高ければ、カメラ40を対象カメラとするように判定する。なお、通知情報に含まれる判定値は、人感センサ等のセンサの検出結果に基づく通知情報の場合は0又は1であるが、画像解析システム53などから入力される通知情報の場合は事象の発生確率(例えば百分率)となる。
また、選択部13は、機械学習で生成された学習済みモデルに第2取得部12が取得した通知情報を入力することによって、表示候補カメラを対象カメラとするか否かを判断してもよい。なお、処理装置10は、通知情報が入力されると表示候補カメラを対象カメラとするか否かを判断する学習済みモデルを生成する学習部を備えていてもよい。例えば、監視員が、第2表示部32に表示されている対象カメラの画像を拡大表示する操作を行った場合は、対象カメラとして選択する処理が正解であるとして学習部が学習済みモデルを再学習する。また、監視員が、対象カメラの画像を確認することなく表示を停止する操作を行った場合、対象カメラとして選択する処理が不正解であるとして学習部が学習済みモデルを再学習する。このように、監視員が第2表示部32に表示された対象カメラの画像に対して行う操作等をもとに学習部が学習済みモデルを再学習することで、学習済みモデルの改善を図ることができる。
また、表示制御部14は、選択部13が対象カメラとして選択した2以上のカメラの画像を、2以上のカメラの設置場所、通知情報により通知される監視対象の事象の種類、及び監視対象の事象の継続時間の少なくとも一つに基づく優先順位に応じた順番で並べて表示してもよい。例えば、複数のカメラ40がそれぞれ設置されている複数の設置場所には、その場所の重要度に応じた第1優先度が設定されている。具体的には施設の安全上重要な場所ほど高い第1優先度が設定されるように、複数の設置場所のそれぞれに第1優先度が設定されている。また、監視対象の事象にも複数の種類があり、監視対象の事象には種類に応じた第2優先度が設定されている。例えば、防災又は防犯の観点で危険度が高い事象ほど高い第2優先度が設定されるように、複数の事象のそれぞれに第2優先度が設定されている。また、2以上のカメラの画像に対して、監視対象の事象が継続している継続時間が所定の基準時間より短い場合に比べて、継続時間が基準時間以上となる場合の方が優先度が高くなるような第3優先度が設定される。表示制御部14は、2以上のカメラ40の画像を、第1~第3優先度に基づく優先順位に応じた順番で第2表示部32に表示しており、第1~第3優先度が高い画像ほど先頭に近い位置に表示する。これにより、第2表示部32の画面を監視する監視員は、第2表示部32に表示される2以上のカメラ40の画像のうち、より重要な画像の見分けがつけやすくなるという利点がある。
また、表示制御部14は、対象カメラの画像を、通知情報により通知される監視対象の事象の種類に応じた表示態様で、第2表示部32に表示してもよい。例えば、第2表示部32の画面P2は9分割されており、画面P2を9分割した子画面に対象カメラの画像が表示されるのであるが、表示制御部14は、監視対象の事象の種類に応じて、子画面の枠線の表示色を変更している。これにより、監視員は、対象カメラの画像を囲む枠線の色で監視対象の事象の種類を把握することができる。なお、監視対象の事象の種類に応じた表示態様とは、対象カメラの画像を囲む枠線の色を監視対象の事象の種類に応じた色とすることに限定されず、監視対象の事象の種類に応じて、対象カメラの画像を囲む枠線の形状を変更したり、枠線を点滅表示させたりしてもよい。また、表示制御部14は、対象カメラの画像を第2表示部32の画面に表示させるときに、監視対象の事象の種類に応じた報知音を、第2表示部32の周囲に配置されたスピーカ等から出力してもよい。また、表示制御部14は、対象カメラの画像を、上記の優先順位に応じた表示態様で第2表示部32に表示してもよい。例えば、表示制御部14は、対象カメラの優先順位に応じて、画像を囲む枠線の色、明度、枠線の形状及び太さ等を変化させてもよく、優先順位が高い対象カメラほど目立ちやすい表示態様で表示させることができる。
また、表示制御部14は、複数のカメラ40のうち、対象カメラに関連する1以上の関連カメラの画像を第2表示部32に表示してもよい。1以上の関連カメラは、対象カメラとして選択されたカメラ40に関連がある1以上のカメラ40である。1以上の関連カメラは、例えば、対象カメラとして選択されたカメラ40の設置場所で発生した監視対象の事象が波及していくと予測される場所に設置されている1以上のカメラ40である。監視対象の事象が火災である場合、関連カメラは、火災が延焼していくと予測される1又は複数の場所に設置されている1又は複数のカメラである。監視対象の事象が不審者の検知である場合、関連カメラは、不審者が移動すると予測される場所に設置されている1又は複数のカメラである。監視員は、第2表示部32に表示された対象カメラ及び関連カメラの画像を視認することで、監視対象の事象が発生している状況をより詳細に把握できる。
上記実施形態の映像表示システム1では、第1表示部31の画面P1が一つのディスプレイ装置の画面で構成されているが、複数のディスプレイ装置の画面で構成されていてもよい。また、第2表示部32の画面P2が一つのディスプレイ装置の画面で構成されているが、複数のディスプレイ装置の画面で構成されていてもよい。
上記実施形態の映像表示システム1では、監視する対象の施設が1つの建物であったが、監視する対象の施設は1つの建物に限定されず、複数の建物を含んでもよい。つまり、映像表示システム1は、複数の建物にそれぞれ設置された複数のカメラ40の映像を表示させてもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の映像表示システム(1)は、第1取得部(11)と、第2取得部(12)と、選択部(13)と、表示制御部(14)と、を備える。第1取得部(11)は、複数のカメラ(40)の各々から画像データを取得する。第2取得部(12)は、複数のカメラ(40)の各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する検知システム(50)から、監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。選択部(13)は、第2取得部(12)が取得した1以上の通知情報に基づいて、複数のカメラ(40)から表示対象とする1以上のカメラ(40)を対象カメラとして選択する。表示制御部(14)は、第1取得部(11)が取得した複数のカメラ(40)の画像データに基づいて複数のカメラ(40)の画像を第1表示部(31)に表示させ、選択部(13)によって選択された対象カメラの画像データに基づいて対象カメラの画像を第2表示部(32)に表示させる。表示制御部(14)は、選択部(13)が対象カメラとして選択した2以上のカメラ(40)の画像を第2表示部(32)に表示可能である。
この態様によれば、選択部(13)が対象カメラとして選択した2以上のカメラ(40)の画像を第2表示部(32)に表示可能であるので、監視対象の事象が発生したときの画像を見逃す可能性を低減することができる。
第2の態様の映像表示システム(1)では、第1の態様において、検知システム(50)は、複数のカメラ(40)のうちの1つである表示候補カメラの撮影範囲において、監視対象の事象の発生をそれぞれ検知する2以上のサブシステム(51~55)を含む。選択部(13)は、2以上のサブシステム(51~55)の検知結果に基づいて、表示候補カメラを対象カメラとするか否かを選択する。
この態様によれば、選択部(13)は、2以上のサブシステム(51~55)の検知結果に基づいて、撮影場所で監視対象の事象が発生した表示候補カメラを確実に対象カメラとして選択することができる。
第3の態様の映像表示システム(1)では、第1又は第2の態様において、表示制御部(14)は、第1時点から第2時点までの対象カメラの画像を第2表示部(32)に表示させている。第1時点は、対象カメラの撮影範囲で監視対象の事象の発生が検知された事象発生時点より第1時間だけ前の時点であり、第2時点は、事象発生時点より第2時間だけ後の時点である。
この態様によれば、第2表示部(32)の画面を監視する監視員は、事象発生時点の前後の画像を視認することができる。
第4の態様の映像表示システム(1)では、第1~第3のいずれかの態様において、表示制御部(14)は、選択部(13)が対象カメラとして選択した2以上のカメラ(40)の画像を、2以上のカメラ(40)の画像にそれぞれ設定される優先順位に応じた順番で並べて表示する。優先順位は、2以上のカメラ(40)のそれぞれの設置場所、通知情報により通知される監視対象の事象の種類、及び監視対象の事象の継続時間の少なくとも一つに基づいている。
この態様によれば、優先順位の高い対象カメラの画像の見落としが発生する可能性を低減することができる。
第5の態様の映像表示システム(1)では、第1~第4のいずれかの態様において、表示制御部(14)は、対象カメラの画像を、通知情報により通知される監視対象の事象の種類に応じた表示態様で、第2表示部(32)に表示する。
この態様によれば、対象カメラの画像を種類別の表示態様で見やすく表示することができる。
第6の態様の映像表示システム(1)では、第1~第5のいずれかの態様において、表示制御部(14)は、複数のカメラ(40)のうち、対象カメラに関連する1以上の関連カメラの画像を第2表示部(32)に表示する。
この態様によれば、第2表示部(32)に表示された1以上の関連カメラの画像をもとに、監視対象の事象の発生状況をより詳細に把握することができる。
第7の態様の映像表示方法は、第1取得処理と、第2取得処理と、選択処理と、表示制御処理と、を含む。第1取得処理では、複数のカメラ(40)の各々から画像データを取得する。第2取得処理では、複数のカメラ(40)の各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する検知システム(50)から、監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する。選択処理では、第2取得処理で取得した1以上の通知情報に基づいて、複数のカメラ(40)から表示対象とする1以上のカメラ(40)を対象カメラとして選択する。表示制御処理では、第1取得処理で取得した複数のカメラ(40)の画像を第1表示部(31)に表示させ、選択処理で選択した対象カメラの画像を第2表示部(32)に表示させる。表示制御処理では、選択処理で対象カメラとして選択した2以上のカメラ(40)の画像を第2表示部(32)に表示可能である。
この態様によれば、選択処理で対象カメラとして選択した2以上のカメラ(40)の画像を第2表示部(32)に表示可能であるので、監視対象の事象が発生したときの画像を見逃す可能性を低減することができる。
第8の態様のプログラムは、コンピュータシステムに、第7の態様の映像表示方法を実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、監視対象の事象が発生したときの画像を見逃す可能性を低減することができる。
上記態様に限らず、実施形態に係る映像表示システム(1)の種々の構成(変形例を含む)は、映像表示システム(1)の映像表示方法、(コンピュータ)プログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化可能である。
第2~第6の態様に係る構成については、映像表示システム(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 映像表示システム
11 第1取得部
12 第2取得部
13 選択部
14 表示制御部
31 第1表示部
32 第2表示部
40 カメラ
50 検知システム
51 センサシステム(サブシステム)
52 入退管理システム(サブシステム)
53 画像解析システム(サブシステム)
54 管理システム(サブシステム)
55 車両番号確認システム(サブシステム)

Claims (8)

  1. 複数のカメラの各々から画像データを取得する第1取得部と、
    前記複数のカメラの各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する検知システムから、前記監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する第2取得部と、
    前記第2取得部が取得した1以上の前記通知情報に基づいて、前記複数のカメラから表示対象とする1以上のカメラを対象カメラとして選択する選択部と、
    表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、
    前記第1取得部が取得した前記複数のカメラの画像データに基づいて前記複数のカメラの画像を第1表示部に表示させ、
    前記選択部が選択した前記対象カメラの画像データに基づいて前記対象カメラの画像を第2表示部に表示させており、
    前記表示制御部は、前記選択部が前記対象カメラとして選択した2以上のカメラの画像を前記第2表示部に表示可能である、
    映像表示システム。
  2. 前記検知システムは、前記複数のカメラのうちの1つである表示候補カメラの撮影範囲において、前記監視対象の事象の発生をそれぞれ検知する2以上のサブシステムを含み、
    前記選択部は、前記2以上のサブシステムの検知結果に基づいて、前記表示候補カメラを前記対象カメラとするか否かを選択する、
    請求項1に記載の映像表示システム。
  3. 前記表示制御部は、第1時点から第2時点までの前記対象カメラの画像を前記第2表示部に表示させており、
    前記第1時点は、前記対象カメラの撮影範囲で前記監視対象の事象の発生が検知された事象発生時点より第1時間だけ前の時点であり、
    前記第2時点は、前記事象発生時点より第2時間だけ後の時点である、
    請求項1又は2に記載の映像表示システム。
  4. 前記表示制御部は、前記選択部が前記対象カメラとして選択した前記2以上のカメラの画像を、前記2以上のカメラの画像にそれぞれ設定される優先順位に応じた順番で並べて表示し、
    前記優先順位は、前記2以上のカメラのそれぞれの設置場所、前記通知情報により通知される前記監視対象の事象の種類、及び前記監視対象の事象の継続時間の少なくとも一つに基づいている、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の映像表示システム。
  5. 前記表示制御部は、前記対象カメラの画像を、前記通知情報により通知される前記監視対象の事象の種類に応じた表示態様で、前記第2表示部に表示する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の映像表示システム。
  6. 前記表示制御部は、前記複数のカメラのうち、前記対象カメラに関連する1以上の関連カメラの画像を前記第2表示部に表示する、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の映像表示システム。
  7. 複数のカメラの各々から画像データを取得する第1取得処理と、
    前記複数のカメラの各々の撮影範囲で監視対象の事象の発生を検知する検知システムから、前記監視対象の事象の発生を通知する通知情報を取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理で取得した1以上の前記通知情報に基づいて、前記複数のカメラから表示対象とする1以上のカメラを対象カメラとして選択する選択処理と、
    表示制御処理と、を含み、
    前記表示制御処理では、
    前記第1取得処理で取得した前記複数のカメラの画像を第1表示部に表示させ、
    前記選択処理で選択した前記対象カメラの画像を第2表示部に表示させており、
    前記表示制御処理では、前記選択処理で前記対象カメラとして選択した2以上のカメラの画像を前記第2表示部に表示可能である、
    映像表示方法。
  8. コンピュータシステムに、
    請求項7に記載の映像表示方法を実行させるための
    プログラム。
JP2022047628A 2022-03-23 2022-03-23 映像表示システム、映像表示方法、及びプログラム Active JP7564147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022047628A JP7564147B2 (ja) 2022-03-23 2022-03-23 映像表示システム、映像表示方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022047628A JP7564147B2 (ja) 2022-03-23 2022-03-23 映像表示システム、映像表示方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023141349A true JP2023141349A (ja) 2023-10-05
JP7564147B2 JP7564147B2 (ja) 2024-10-08

Family

ID=88205704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022047628A Active JP7564147B2 (ja) 2022-03-23 2022-03-23 映像表示システム、映像表示方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7564147B2 (ja)

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000295600A (ja) 1999-04-08 2000-10-20 Toshiba Corp 監視装置
JP2002094971A (ja) 2000-09-14 2002-03-29 Omron Corp 表示切替装置および表示切替システム
JP3467774B2 (ja) 2001-04-27 2003-11-17 住友電気工業株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び車両監視システム
JP2007243342A (ja) 2006-03-06 2007-09-20 Yokogawa Electric Corp 画像監視装置及び画像監視システム
JP4680126B2 (ja) 2006-05-10 2011-05-11 三菱電機株式会社 監視表示システム
JP2008245150A (ja) 2007-03-28 2008-10-09 Canon Inc 映像表示装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP4937016B2 (ja) 2007-07-09 2012-05-23 三菱電機株式会社 監視装置及び監視方法及びプログラム
JP5940853B2 (ja) 2012-03-23 2016-06-29 株式会社日立国際電気 火災検知システム及び火災検知方法
JP2015070401A (ja) 2013-09-27 2015-04-13 日本電気株式会社 映像処理装置、映像処理方法および映像処理プログラム
JP6376742B2 (ja) 2013-10-15 2018-08-22 富士通株式会社 監視プログラム、監視方法および監視装置
JP2018151753A (ja) 2017-03-10 2018-09-27 大日本印刷株式会社 火災監視装置
JP7099809B2 (ja) 2017-07-27 2022-07-12 セコム株式会社 画像監視システム
JP7108395B2 (ja) 2017-11-27 2022-07-28 ホーチキ株式会社 行動監視システム
CN110063784A (zh) 2018-01-22 2019-07-30 心诺普医疗技术(北京)有限公司 一种环形标测导管
JP7271105B2 (ja) 2018-07-31 2023-05-11 キヤノン株式会社 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム
JP7325735B2 (ja) 2019-05-17 2023-08-15 株式会社クリエイティブ・デザイン 工事現場の録画装置
JP2021072475A (ja) 2019-10-29 2021-05-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 監視システムおよび監視システム設定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7564147B2 (ja) 2024-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230419760A1 (en) Methods and systems for maintaining a healthy building
US20210391089A1 (en) Methods and systems for reducing a risk of spread of an illness in a building
US11625964B2 (en) Methods and systems for temperature screening using a mobile device
KR101610657B1 (ko) 출입통제 데이터를 기반으로 하는 3차원 공간정보 출입통제 및 방역 시스템 및 방법
US9342223B2 (en) System and method for virtual region based access control operations using BIM
KR102145144B1 (ko) 인공지능 기계학습 이상탐지 기반 승강기 안전사고 예방 및 유지보수를 위한 지능형 원격방재 시스템
CN105450983B (zh) 产生虚拟全景缩略图的装置
KR102300640B1 (ko) 재실자 인원 실시간 모니터링을 위한 cctv 영상정보 분석 시스템 및 그 방법
US20070182540A1 (en) Local verification systems and methods for security monitoring
US20210117693A1 (en) Space Management Monitoring and Reporting Using Video Analytics
US20130293718A1 (en) System and method of post event/alarm analysis in cctv and integrated security systems
WO2006101472A1 (en) Context-aware alarm system
KR101492799B1 (ko) 감시영역 입퇴실자 추적을 통한 출입 통제 기능을 가지는 출입 통제 통합 영상 저장 시스템 및 그 방법
CN107122743A (zh) 安防监控方法、装置和电子设备
EA038293B1 (ru) Способ и система выявления тревожных событий при взаимодействии с устройством самообслуживания
CN110544312A (zh) 虚拟场景中的视频显示方法、装置、电子设备与存储装置
EP3163521A1 (en) Method and system of adaptive building layout/efficiency optimization
CN115367583A (zh) 一种基于边缘计算的电梯安全保证系统
JP7564147B2 (ja) 映像表示システム、映像表示方法、及びプログラム
JP2024124461A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
EP3109837A1 (en) System and method of smart incident analysis in control system using floor maps
JPH0460880A (ja) 動体識別解析管理システム
US11087615B2 (en) Video/sensor based system for protecting artwork against touch incidents
JP2019212020A (ja) 避難誘導サーバ、避難誘導システムおよび避難誘導方法
EP3065397A1 (en) Method of restoring camera position for playing video scenario

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7564147

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150