JP2019212020A - 避難誘導サーバ、避難誘導システムおよび避難誘導方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効果的な避難誘導を実現し得る避難誘導システムを提供する。【解決手段】避難誘導サーバ20は、滞在情報特定部250bと、経路特定部250cとを具備する。滞在情報特定部250bは、建物における人の分布を示す滞在情報を特定する。経路特定部250cは、建物における避難誘導経路を、滞在情報に基づいて特定する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、避難誘導サーバ、避難誘導システムおよび避難誘導方法に関する。
誘導灯や非常灯、表示器などが、建物内の人を安全な場所へ誘導し避難させるために用いられている。しかしながら、火災や地震などが実際に起こったとき、肝心な場面で人がこれらの設備に気づくかどうかは心もとない。加えて、既存の技術では、建物が損壊した場合に管理者が現場に行って避難状況を確認することも難しい。
特開平8−124064号公報 特開2010−44685号公報 特開平6−325264号公報
火災や地震などの有事の際、離れた場所から人々の避難状況を確認したり、避難誘導を行いたいといったニーズがある。すなわち、誘導灯や表示器のみに頼るのではなく、より積極的に、建物内の人を安全な場所に誘導するための技術が求められている。
そこで、目的は、効果的な避難誘導を実現し得る避難誘導サーバ、避難誘導システムおよび避難誘導方法を提供することにある。
実施形態によれば、避難誘導サーバは、滞在情報特定部と、経路特定部とを具備する。滞在情報特定部は、建物における人の分布を示す滞在情報を特定する。経路特定部は、建物における避難誘導経路を、滞在情報に基づいて特定する。
図1は、オフィスビルの内部空間の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係わる避難誘導システムの一例を示すブロック図である。 図3は、避難誘導サーバ20の第1の実施形態における一例を示す機能ブロック図である。 図4は、第1の実施形態における処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。 図5は、避難誘導サーバ20の第2の実施形態における一例を示す機能ブロック図である。 図6は、第2の実施形態における処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。
以下、図面を参照して実施形態に係わる避難誘導システムについて説明する。実施形態に係わる避難誘導システムは、例えばオフィスビル等に滞在する人を、安全に避難誘導するために適用される。
図1は、実施形態に係わる対象空間の一例としての、オフィスビルの内部空間を示す模式図である。図1に示されるように、フロアの天井に照明機器1、空調機器2の吹き出し口、および画像センサ3が配設される。また、例えば出入口の真上に非常灯4が配設される。画像センサ3は、監視対象とされるエリアごとに設けられ、ビル100の各所に多数、設置される。
図2は、実施形態に係わる避難誘導システムの一例を示すブロック図である。図2において、ビル100は、空調管理サーバ10、避難誘導サーバ20、中央監視装置30、照明管理サーバ50、入退室管理サーバ60、および緊急地震速報装置70を備える。これらは、いずれも基幹ネットワーク101に接続されて相互に通信可能である。基幹ネットワーク101における通信プロトコルは、例えばBACnet(登録商標)、DALI、ZigBee(登録商標)、ECHONET Lite(登録商標)等である。
基幹ネットワーク101は、ファイヤウォール40を介して公衆網200に接続される。ノートパソコン400やタブレットなどの可搬型端末が、不正アクセスをブロックする認証手続き処理を経て、ファイヤウォール40経由で基幹ネットワーク101にアクセス可能である。
ビル100において、空調管理サーバ10は、空調機器2のタスク・アンビエント制御等の、ビル内空調全般に係わる制御を司る。
避難誘導サーバ20は、中央監視装置30、照明管理サーバ50等と連携して、ビル100内の人の避難誘導に係わる制御を司る。
中央監視装置30は、例えばBEMS(Building Energy Management System)に代表される中央監視システムであり、ビル監視に係わる機能を統括する。
照明管理サーバ50は、ビル100内の照明機器1の点灯、消灯、あるいは、中央監視装置30と連携したエネルギー管理などの制御を司る。ここで、照明管理サーバ50は、フィールドバス102を介して、ビル壁面の壁スイッチ51、照明制御ユニット52、および画像センサ3に接続される。照明制御ユニット52は、照明機器1のオン/オフ、時刻に基づく制御、照度管理などを司る。
画像センサ3は、ビル100における対象空間の画像データを取得する。取得された画像データは、フィールドバス102経由で照明管理サーバ50に送られ、対象空間における人の分布の解析、人流解析、照明制御等に利用される。画像センサ3自体でこれらの解析を行うことも可能である。
すなわち、画像データを所定のアルゴリズムで解析することにより、画像センサ3の視野内に捕捉された対象に係わる特徴量を抽出することができる。例えば、画像データに含まれるフレームの輝度の変化をピクセルごとにトレースし、その時系列を分析することで動き特徴量を計算することができる。このほか、輝度勾配方向ヒストグラム(histograms of oriented gradients:HOG)、輝度勾配方向共起ヒストグラム(Co-occurrence HOG:Co−HOG)、Haar-Like特徴量、コントラスト、解像度、S/N比、および色調などの特徴量が知られている。
入退室管理サーバ60は、ビル100における監視エリアへの人の入室/退室を、入退室記録としてデータベース化し、管理する。入退室記録を参照すれば、監視エリアとしての各部屋(ゾーン)ごとの人の有無/人数を把握することができる。このような、ビル100における人の分布を示す情報を滞在情報と称する。
ここで、入退室管理サーバ60は、フィールドバス103を介して、火報装置61、コントローラ62、カードリーダ63、セキュリティゲート64、扉65、および防犯カメラ66に接続される。火報装置61は例えばCO2センサを備え、燃焼ガスなどを検知するとそのことを入退室管理サーバ60に通知する。
コントローラ62は、入退室管理サーバ60の制御のもとで、カードリーダ63の読み取り制御、セキュリティゲート64および扉の開閉制御、防犯カメラ66の運用制御等を実行する。例えば、ビル100内におけるテナントオフィスの勤務者の社員証(セキュリティカード)をカードリーダ63で読み取り、その結果をデータベースに纏めることで、ビル100における人の滞在情報を構築することができる。
防犯カメラ66もセンサの一つであり、例えば赤外線領域で撮影された画像データを取得することが可能である。防犯カメラ66も、監視対象とされるエリアごとに設けられ、ビル100の各所に多数、設置される。
緊急地震速報装置70は、例えば気象庁や専門の機関から有線または無線で配信される緊急地震速報を取得すると、そのことをビル100内の関連部署や中央監視装置30に通知する。次に、上記のシステム構成を基礎として、本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、入退室記録に基づいて人の滞在情報を特定し、その結果をもとに避難誘導経路を算出する形態について説明する。
図3は、避難誘導サーバ20の第1の実施形態における一例を示す機能ブロック図である。避難誘導サーバ20は、コンピュータであり、CPUやMPU等のプロセッサ250と、ROM(Read Only Memory)220およびRAM(Random Access Memory)230を備える。避難誘導サーバ20は、さらに、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)などの記憶部240、光学メディアドライブ260、および通信部270を備える。
ROM220は、BIOS(Basic Input Output System)やUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)などの基本プログラム、および各種の設定データ等を記憶する。RAM230は、記憶部240からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶する。
光学メディアドライブ260は、CD−ROM280などの記録媒体に記録されたディジタルデータを読み取る。避難誘導サーバ20で実行される各種プログラムは、例えばCD−ROM280に記録されて頒布される。このCD−ROM280に格納されたプログラムは光学メディアドライブ260により読み取られ、記憶部240にインストールされる。
通信部270は、通信機能を備え、中央監視装置30、照明管理サーバ50、入退室管理サーバ60、ファイヤウォール40経由での公衆網200およびノートパソコン400等との通信を制御する。なお、避難誘導サーバ20で実行される各種プログラムを、例えば通信部270を介してサーバからダウンロードし、記憶部240にインストールすることもできる。通信部270を介してクラウドサーバから最新のプログラムをダウンロードし、インストール済みのプログラムをアップデートすることもできる。
記憶部240は、プロセッサ250により実行されるプログラム240aを記憶する。また記憶部240は、入退室管理サーバ60から取得した入退室記録240b、特定された滞在情報240c、および、算出された避難誘導経路情報240dを記憶する。
プロセッサ250は、OS(Operating System)および各種のプログラムを実行する。
ところで、プロセッサ250は、第1の実施形態に係る処理機能として、入退室記録取得部250a、滞在情報特定部250b、経路特定部250c、通知部250d、および、ゲート制御部250eを備える。これらの機能ブロックは、例えば、プログラム240aがRAM230にロードされ、当該プログラムの実行とともに生成されるプロセスである。
入退室記録取得部250aは、入退室管理サーバ60から基幹ネットワーク101経由で入退室記録を取得し、記憶部240に記憶する(入退室記録240b)。
滞在情報特定部250bは、入退室記録240bに基づいて滞在情報を特定し、記憶部240に記憶する(滞在情報240c)。
経路特定部250cは、ビル100における避難誘導経路を、滞在情報240cに基づいて特定し、得られた避難誘導経路情報240dを記憶部240に記憶する。
通知部250dは、特定された避難誘導経路情報240dをビル100の管理者に通知する。例えば中央監視装置30のモニタに避難誘導経路を表示しても良いし、管理者の所持するノートパソコン400やタブレットに避難誘導経路を表示しても良い。
ゲート制御部250eは、セキュリティゲート64(図2)の開閉を制御する入退室管理サーバ60に、避難誘導経路情報240dを通知する。そして、避難誘導経路に沿って退出を促すセキュリティゲート64を開放するように入退室管理サーバ60に指示を出し、制御する。言い換えれば、ビル100の内部へと進入する方向へのセキュリティゲート64は、閉じられる(インターロック)。次に、上記構成における作用を説明する。
図4は、第1の実施形態における処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。図4において、例えば地震や火災などの、避難誘導を求められる事象が発生すると、避難誘導サーバ20は、入退室記録の取得要求を入退室管理サーバ60に送信する(ステップS1)。これを受けた入退室管理サーバ60は、入退室記録を避難誘導サーバ20に返信する(ステップS2)。
次に、避難誘導サーバ20は、取得した入退室記録を記憶部240に記憶し(ステップS3)、ビル100の各部屋における人の分布(対象とするエリアごとの人の有無および人数)を示す滞在情報を、特定する(ステップS4)。滞在情報240cが特定されると、これをもとに避難誘導サーバ20は、その時点における最善の避難誘導経路を特定する(ステップS5)。そして避難誘導サーバ20は、中央監視装置30および入退室管理サーバ60に避難誘導経路情報を通知する(ステップS6)とともに、入退室管理サーバ60に制御指示を送信する(ステップ8)。
中央監視装置30は、ディスプレイに避難誘導経路を表示する(ステップS7)。入退室管理サーバ60は、避難誘導経路に沿って退出を促すセキュリティゲートを開放し、進入を阻止すべきセキュリティゲートを閉じるべく、各セキュリティゲート64を制御する。
以上説明したように第1の実施形態では、セキュリティゲートを制御する入退室管理サーバ60から、ビル100への人の入退室記録を取得し、各エリアごとの人の分布を示す滞在情報を特定する。そして災害事象が発生すると、滞在情報に基づいて危険を回避可能な避難誘導経路を特定し、中央監視装置30および入退室管理サーバ60に通知する。中央監視装置30においては避難誘導経路を表示することで、建物管理者が避難状況をリアルタイムで確認することができる。また、入退室管理サーバ60により個々のセキュリティゲートを個別に開閉制御して、人の適切な経路での退出を促し、安全が確保できるまでビル100の外部からの入場をできないようにする。
誘導灯や表示器のみに頼った既存のシステムでは、事前に設定された避難誘導経路を使用するしかなく、臨機応変の対応が難しい。
これに対し第1の実施形態によれば、人の滞在情報から有事の際の避難誘導経路が特定され、管理者に通知されることで、建物管理者は安全な場所から避難状況の確認や誘導を行うことができる。また、セキュリティゲートの開閉により、積極的に人の退出が促される。
これらのことから、第1の実施形態によれば、効果的な避難誘導を実現し得る避難誘導サーバ、避難誘導システムおよび避難誘導方法を提供することが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、画像データに基づいて人の滞在情報を特定し、その結果をもとに避難誘導経路を算出する形態について説明する。
図5は、避難誘導サーバ20の第2の実施形態における一例を示す機能ブロック図である。図5において図3と共通するブロックには同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図5において、プロセッサ250は、第2の実施形態に係る処理機能として、画像データ取得部250f、滞在情報特定部250b、損壊箇所特定部250g、経路特定部250c、通知部250d、および、照明制御部250hを備える。これらの機能ブロックは、例えば、RAM230にロードされたプログラム240aの実行とともに生成されるプロセスである。
画像データ取得部250fは、画像センサ3、および防犯カメラ66から個別に画像データを取得し、記憶部240に記憶する(画像データ240e)。
滞在情報特定部250bは、画像データ240eに基づいて滞在情報を特定し、記憶部に記憶する(滞在情報240c)。
損壊箇所特定部250gは、例えば、予め作成された辞書データと画像データ240eとの比較などの手法により、ビル100の損壊箇所を特定する。
経路特定部250cは、特定された損壊箇所を回避可能な避難誘導経路を、滞在情報240cに基づいて特定し、避難誘導経路情報240dを記憶部240に記憶する。
照明制御部250hは、照明管理サーバ50に避難誘導経路情報240dを通知し、照明管理サーバ50を制御して、避難誘導経路情報240dに沿って照明機器1をガイド点灯させる。
ガイド点灯とは、避難誘導経路を明示できるように照明機器1を点灯/消灯することを指す。例えば、全ての照明機器1を一旦消灯し、そののち、避難誘導経路に沿った照明機器1だけを点灯させることでガイド点灯が実現される。その際、航空機の滑走路の誘導灯のように、ビル100からの退出方向に向かって光が流れるようなパターンで照明機器1を点滅させても良い。
あるいは、人が倒れていたり、倒壊物等が有るエリアの照明機器1を、赤や黄色などの色で点灯させるようにしても良い。このようにすれば、外部からのレスキュー隊員の現場へのアプローチをアシストすることができる。また、高層ビル等において、火災時に危険な階段や吹き抜け領域を避けるようなルートで、照明機器1を点滅させても良い。次に、上記構成における作用を説明する。
図6は、第2の実施形態における処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。図6において図4と共通する処理手順には同じ符号を付して示す。
図6において、避難誘導サーバ20は、各画像センサ3および防犯カメラ66から定期的、あるいは不定期に画像データを取得し、記憶部240に記憶する(ステップS21)。ここで、災害事象が発生すると、避難誘導サーバ20は画像データ240eに基づいて滞在情報を特定する(ステップS22)とともに、ビル100における損壊箇所を特定する(ステップS23)。
次に、避難誘導サーバ20は、滞在情報240cおよび画像データ240eに基づいて、損壊箇所を回避可能な避難誘導経路を特定する(ステップS24)。そして避難誘導サーバ20は、中央監視装置30および照明管理サーバ50に避難誘導経路情報を通知する(ステップS25)とともに、照明管理サーバ50に制御指示を送信する(ステップS26)。
中央監視装置30は、ディスプレイに避難誘導経路を表示する(ステップS7)。照明管理サーバ50は、避難誘導経路に沿って各照明機器1を特定のパターンで点灯/消灯すべく制御し(ステップS27)、避難誘導経路を明示する。
以上説明したように第2の実施形態では、画像センサ3および防犯カメラ66から画像データを取得し、ビル100内における人の滞在情報、および損壊箇所を特定する。災害事象が発生すると、滞在情報に基づいて、損壊箇所を回避可能な避難誘導経路を特定し、中央監視装置30および照明管理サーバ50に通知する。中央監視装置30においては避難誘導経路を表示することで、建物管理者が避難状況をリアルタイムで確認することができる。また、照明管理サーバ50の制御により、照明機器1を積極的に利用して避難誘導経路を明示するようにしているので、人を安全なルートに沿って誘導することが可能になる。
従って、第2の実施形態によっても、効果的な避難誘導を実現し得る避難誘導サーバ、避難誘導システムおよび避難誘導方法を提供することが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ノートパソコン400に、図3、および図5の各機能ブロックを実装しても良い。このようにすれば、非常時に安全圏に退避したビル管理者が、自身のノートパソコン400公衆網200経由でビル100にアクセスすることで、ビル100の状況及び人の避難状況を確認することができる。また、画像センサ3、防犯カメラ66の画像データをノートパソコン400により遠隔から取得し、建物破損状況と避難経路の安全(落下物等で塞がっていないか)等を確認することができる。ひいては建物ダメージ情報を把握することも可能になる。
また、照明機器1の点灯パターンを設定するには、点灯/消灯だけでなく、照明の色、グラデーションなども組み合わせて利用することができる。
また、画像センサ3により人がいる場所を検知し、その場所からの避難ルートを照明機器1で明示し、避難誘導してもよい。
本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示するものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…照明機器、2…空調機器、3…画像センサ、4…非常灯、10…空調管理サーバ、20…避難誘導サーバ、30…中央監視装置、40…ファイヤウォール、50…照明管理サーバ、51…壁スイッチ、52…照明制御ユニット、60…入退室管理サーバ、61…火報装置、62…コントローラ、63…カードリーダ、64…セキュリティゲート、65…扉、66…防犯カメラ、70…緊急地震速報装置、100…ビル、101…基幹ネットワーク、102,103…フィールドバス、200…公衆網、220…ROM、230…RAM、240…記憶部、240a…プログラム、240b…入退室記録、240c…滞在情報、240d…避難誘導経路情報、240e…画像データ、250…プロセッサ、250a…入退室記録取得部、250b…滞在情報特定部、250c…経路特定部、250d…通知部、250e…ゲート制御部、250f…画像データ取得部、250g…損壊箇所特定部、250h…照明制御部、260…光学メディアドライブ、270…通信部、280…CD−ROM、400…ノートパソコン。

Claims (12)

  1. 建物における人の分布を示す滞在情報を特定する滞在情報特定部と、
    前記建物における避難誘導経路を、前記滞在情報に基づいて特定する経路特定部とを具備する、避難誘導サーバ。
  2. さらに、前記避難誘導経路を前記建物の管理者に通知する通知部を具備する、請求項1に記載の避難誘導サーバ。
  3. さらに、前記建物における対象空間への入退室記録を管理する入退室管理サーバから前記入退室記録を取得する取得部を具備し、
    前記滞在情報特定部は、前記取得された入退室記録に基づいて前記滞在情報を特定する、請求項1に記載の避難誘導サーバ。
  4. さらに、前記建物における対象空間の画像データを取得するセンサから前記画像データを取得する取得部を具備し、
    前記滞在情報特定部は、前記取得された画像データに基づいて前記滞在情報を特定する、請求項1に記載の避難誘導サーバ。
  5. さらに、前記建物における対象空間の画像データを取得するセンサから前記画像データを取得する取得部と、
    前記取得された画像データに基づいて前記建物の損壊箇所を特定する損壊箇所特定部とを具備し、
    前記経路特定部は、前記損壊箇所を回避可能な避難誘導経路を特定する、請求項1に記載の避難誘導サーバ。
  6. さらに、照明制御部を具備し、
    前記照明制御部は、
    前記建物の照明を制御する照明制御サーバに前記避難誘導経路を通知し、
    前記照明制御サーバを制御して、当該通知した避難誘導経路に沿って前記照明をガイド点灯させる、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の避難誘導サーバ。
  7. さらに、ゲート制御部を具備し、
    前記ゲート制御部は、
    前記建物に備わるセキュリティゲートの開閉を制御する入退室管理サーバに前記避難誘導経路を通知し、
    前記入退室管理サーバを制御して、当該通知した避難誘導経路に沿って退出を促すセキュリティゲートを開かせる、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の避難誘導サーバ。
  8. 建物の避難誘導に係わる避難誘導サーバと、前記建物の照明を制御する照明制御サーバとを具備し、
    前記避難誘導サーバは、
    前記建物における人の分布を示す滞在情報を特定する滞在情報特定部と、
    前記建物における避難誘導経路を、前記滞在情報に基づいて特定する経路特定部と、
    前記照明制御サーバに前記避難誘導経路を通知する手段とを備え、
    前記照明制御サーバは、
    前記通知された避難誘導経路に沿って前記照明をガイド点灯させる手段を備える、避難誘導システム。
  9. 建物の避難誘導に係わる避難誘導サーバと、前記建物に備わるセキュリティゲートの開閉を制御する入退室管理サーバとを具備し、
    前記避難誘導サーバは、
    前記建物における人の分布を示す滞在情報を特定する滞在情報特定部と、
    前記建物における避難誘導経路を、前記滞在情報に基づいて特定する経路特定部と、
    前記入退室管理サーバに前記避難誘導経路を通知する手段とを備え、
    前記入退室管理サーバは、
    前記通知された避難誘導経路に沿って退出を促すセキュリティゲートを開く手段を備える、避難誘導システム。
  10. 建物の避難誘導に係わるコンピュータにより実施される避難誘導方法であって、
    前記コンピュータが、前記建物における人の分布を示す滞在情報を特定する過程と、
    前記コンピュータが、前記建物における避難誘導経路を、前記滞在情報に基づいて特定する過程とを具備する、避難誘導方法。
  11. 前記コンピュータが、前記建物における対象空間への入退室記録を管理する入退室管理サーバから前記入退室記録を取得する過程と、
    前記コンピュータが、当該取得した入退室記録に基づいて前記滞在情報を特定する過程とをさらに具備する、請求項10に記載の避難誘導方法。
  12. 前記コンピュータが、前記建物における対象空間の画像データを取得するセンサから前記画像データを取得する過程と、
    前記コンピュータが、当該取得した画像データに基づいて前記滞在情報を特定する過程とをさらに具備する、請求項10に記載の避難誘導方法。
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