JP2023140092A - ヘッダプレートレス型熱交換器 - Google Patents

ヘッダプレートレス型熱交換器 Download PDF

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Tetsuaki Tokoro
将之 吉田
Masayuki Yoshida
康平 山田
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【課題】 ヘッダプレートレス型熱交換器におけるセパレータの構造を簡略化すること。【解決手段】 端部1dが径方向に膨出する膨出部1eを含む偏平チューブ1と、多数の偏平チューブ1がそれらの膨出部1aを互いに合わせて積層されてなるコア2と、コア2の少なくとも一端に設けられたヘッダ3と、を具備し、ヘッダ3を介して各偏平チューブ1内に第1流体4が流通する熱交換器において、ヘッダ3が、平面状の積層部3bを有する複数の筒状部品3aからなり、筒状部品3aのコア2側には、コア2の端部2dの外周を被嵌する枠部3cが形成されており、各筒状部品3aが積層部3bで偏平チューブ1の積層方向と同じ方向へ積層されたものとする。【選択図】図4A

Description

ヘッダプレートレス型熱交換器における部品形状の簡易化に関する。
従来のヘッダプレートレス型熱交換器として、下記特許文献1が知られている。
図7は、従来のヘッダプレートレス型熱交換器の分解斜視図であり、図8Aは、同熱交換器を組み立てた状態の断面図であり、図8Bは図8AのB部拡大図である。
この熱交換器は、EGRクーラ等に利用されるものであり、偏平チューブ21を積層したコア22が形成され、そのコア22の端部22dにヘッダ23が被嵌されている。
この熱交換器のコア22は、図7及び図8Aに示す如く、その流路を折り返す多パス構造が採用されており、ヘッダ23にセパレータ27が取付けられ、そのセパレータ27の先端が偏平チューブ21の積層方向の中間位置に接触し、接合されているものである。
特許第6276054号公報
図7及び図8Aに示すような流路を折り返す熱交換器を採用する場合、セパレータ27が必要となり、流路を折り返さない熱交換器に対し、部品点数が増加する。また、ヘッダ23にセパレータ27を取付けるため、図8Bに示す如く、座面23aを設ける必要があり、ヘッダ23の構造が複雑になり、加工性が悪化する。さらに、ヘッダ23内の座面23aにより、第1流体24の流路が狭くなり、圧力損失が増大する。
なお、ヘッダ23に接合するフランジ31の形状は、ヘッダ23の形状に合わせる必要がある。例えば、ヘッダ23の形状が座面23a等の追加により複雑になった場合、図7に記載の如く、フランジ31の形状も座面23aに整合する構成の追加により複雑になり、フランジ31の成形性の低下、品質の低下、製造コストの増加を招く。
また、熱交換器のコア22内に高温流体を流通させる際、ヘッダ23の熱応力の対策のため、ヘッダ23に橋渡しなどの補強形状を追加する場合がある。ヘッダ23に補強形状を追加した場合、ヘッダ23の形状が複雑になり、成型性が低下し、品質が低下し、製造コストがかかる。
本願の各発明は、上記問題点を解決するため、ヘッダプレートレス型熱交換器のヘッダ23の形状の簡素化、及びその熱交換器の品質向上、コスト低減が可能な構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、端部1dが径方向に膨出する膨出部1eを含む偏平チューブ1と、
多数の偏平チューブ1が、それらの膨出部1eを互いに合わせて積層されてなるコア2と、
コア2の少なくとも一端に設けられたヘッダ3と、
を具備し、
ヘッダ3を介して各偏平チューブ1内に第1流体4が流通するヘッダプレートレス型熱交換器において、
前記ヘッダ3は、平面状の積層部3bを有する複数の筒状部品3aからなり、
筒状部品3aのコア2側には、コア2の端部2dに接する枠部3cが形成されており、
各筒状部品3aが前記積層部3bで偏平チューブ1の積層方向と同じ方向へ積層されたヘッダプレートレス型熱交換器である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のヘッダプレートレス型熱交換器において、
積層された筒状部品3aの隣接する各積層部3bがヘッダ3のセパレータ7を形成し、
コア2の他端にUターン部5aを有するタンク5が配置され、
第1流体4が、複数のうちの少なくとも1つの前記筒状部品3aを通ってコア2内に流入し、前記タンク5のUターン部5aを介して、他の筒状部品3aを通ってコア2から流出するヘッダプレートレス型熱交換器である。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のヘッダプレートレス型熱交換器において、
筒状部品3aのうち、少なくとも2つは同一の形状であるヘッダプレートレス型熱交換器である。
請求項4に記載の本発明は、請求項1~請求項3のいずれかに記載のヘッダプレートレス型熱交換器において、
隣接された各筒状部品3aの積層部3bの端部3dと、偏平チューブ1の膨出部1eで積層されている部分の端部1dとが接合しているヘッダプレートレス型熱交換器である。
請求項5に記載の本発明は、請求項1~請求項3のいずれかに記載のヘッダプレートレス型熱交換器において、
並列された各筒状部品3aの積層部3bの端部3dと、偏平チューブ1の端部1dとの間にラビリンスシール6が形成され、それにより少なくとも1つの筒状部品3aに接続された偏平チューブ1の流路と、他の筒状部品3aに接続された偏平チューブ1の流路とが仕切られたヘッダプレートレス型熱交換器である。
請求項1に記載の発明のヘッダプレートレス型熱交換器は、ヘッダ3が平面状の積層部3bを有する複数の筒状部品3aからなり、筒状部品3aのコア2側に、コア2の端部2dに接する枠部3cが形成されており、各筒状部品3aが前記積層部3bで偏平チューブ1の積層方向と同じ方向へ積層されたものである。
この構成により、各筒状部品3aが積層部3bで積層されているため、筒状部品3aのつなぎ目からヘッダ3の外側への第1流体4の洩れを防止することができる。また、隣接する積層部3bにより、ヘッダ3の剛性を容易に高めることができる。
さらには、ヘッダ3の構成を複雑化せずに、筒状部品3aの組み合わせにより、適宜大きさのヘッダ3を形成できる。
請求項1に記載のヘッダプレートレス型熱交換器の構成は、第1流体4がUターンしない(熱交換器が多パス構造を有しない)熱交換器にも適用できる構成である。また、同一でない筒状部品3aからなる場合にも、適用できる。
なお、請求項1に記載されたコア2の端部2dに接する枠部3cの状態には、コア2の端部2dが、ヘッダ3の枠部3cに被嵌される状態、コア2の端部2dとヘッダ3の枠部3cとが当接される状態が含まれる。
請求項2に記載のヘッダプレートレス型熱交換器のように、積層された筒状部品3aの隣接する各積層部3bがヘッダ3のセパレータ7を形成し、コア2の他端にUターン部5aを有するタンク5を有し、第1流体4が、複数のうちの少なくとも1つの前記筒状部品3aを通ってコア2内に流入し、前記タンク5のUターン部5aを介して、他の筒状部品3aを通ってコア2から流出するものとした場合には、第1流体4がUターンする(熱交換器が多パス構造を有する)構造において、従来の別体のセパレータ27を廃止でき、部品種数を低減できる。また、ヘッダ3にセパレータ27用の座面23aを形成する必要がないため、ヘッダ3の形状の簡素化ができる。さらに、セパレータ27用の座面23aを形成する必要がないため、第1流体4の圧力損失を低減することができる。そして、ヘッダ3の構成が簡素化するため、ヘッダ3のセパレータ27用の座面23aに、フランジ11の形状を合わせる必要がなく、簡素化することが可能となる。
請求項3に記載のヘッダプレートレス型熱交換器のように、筒状部品3aのうち、少なくとも2つは同一の形状である場合には、筒状部品3aの統一が可能であり、部品種数を低減できる。
請求項4に記載のヘッダプレートレス型熱交換器のように、隣接された各筒状部品3aの積層部3bの端部3dと、偏平チューブ1の膨出部1eで積層されている部分の端部1dとが接合している場合には、第1の筒状部品に接続された多数の偏平チューブ群(第1コア2a)の内部の流路と、第2の筒状部品に接続された偏平チューブ群(第2コア2b)の内部の流路とが互いに分離され、各流路間の短絡を起こすことがない。
請求項5に記載のヘッダプレートレス型熱交換器のように、並列された各筒状部品3aの積層部3bの端部3dと、偏平チューブ1の端部1dとの間にラビリンスシール6が形成され、それにより少なくとも1つの筒状部品3aに接続された偏平チューブ1の流路と、他の筒状部品3aに接続された偏平チューブ1の流路とが仕切られた場合には、第1の筒状部品に接続された多数の偏平チューブ群(第1のコア2a)の内部の流路と、第2の筒状部品に接続された偏平チューブ群(第2のコア2b)の内部の流路とが互いに分離される。
本発明の第1実施例のヘッダプレートレス型熱交換器の分解斜視図。 同ヘッダプレートレス型熱交換器の構造を示す斜視図。 同ヘッダプレートレス型熱交換器のヘッダ3の構造を示す説明図であって、ヘッダ3を構成する筒状部品3aの斜視図。 図3AのB-B矢視図。 筒状部品3aの積層状態を示す斜視図。 図3CのD-D断面図。 同ヘッダプレートレス型熱交換器の構造を示す説明図であって、図2のIV-IV矢視断面図。 図4AのB部拡大図。 同第1実施例の他の例を示す断面図。 本発明の第2実施例のヘッダプレートレス型熱交換器の要部拡大断面図。 従来のヘッダプレートレス型熱交換器の分解斜視図。 同熱交換器を組み立てた状態の断面図。 図8AのB部拡大図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施例のヘッダプレートレス型熱交換器の分解斜視図であり、図2は同熱交換器の構造を示す斜視図である。図3Aは同熱交換器のヘッダ3を構成する筒状部品3aの斜視図であり、図3Bは図3AのB-B矢視図であり、図3Cは筒状部品3aの積層状態を示す斜視図であり、図3Dは図3CのD-D断面図である。
図4Aは図2のIV-IV矢視断面図であり、図4Bは図4AのB部拡大図である。
この実施例の熱交換器は、図1に示す如く、端部1dが径方向に膨出する膨出部1eを含む偏平チューブ1と、多数の偏平チューブ1が、それらの膨出部1eを互いに合わせて積層されてなるコア2と、コア2の一端に配置されたヘッダ3を有する。
この例では、図1に示す如く、コア2の他端には、Uターン部5aを構成するタンク5が配置されている。
各偏平チューブ1内には、第1流体4が流通する。
本発明のヘッダ3は、2つの筒状部品3aからなる。
筒状部品3aは、図1及び図3A~図3Dに示す如く、平面状の積層部3bと、コア2の端部を被嵌する枠部3cと、フランジ取付部3eと、を有する。
筒状部品3aのフランジ取付部3e側は、図3Aに示す如く、フランジ取付部3eと積層部3bが環状に形成されている。筒状部品3aの枠部3cは、フランジ取付部3eからコア2の被嵌しろW(図3B,図3D)の分だけ、コア2側に延在されて形成されている(この例では、枠部3cの側面部分がフランジ取付部3eの側面部分より拡開する段付きに形成されている。ただし、段付きに形成しない設計とすることもできる。)。枠部3cは、積層部3bの端部3dからは延在していない。
このヘッダ3の枠部3cは、図3C,図3Dに示す如く、積層された状態で、コア2側の開口端が方形に形成されている。
また、ヘッダ3は、図3C,図3Dに示す如く、各筒状部品3aの積層部3bを対向させた状態で、それらの積層部3bどうしの平面で積層される。
ヘッダ3の積層部3bが積層された部位は、ヘッダ3のセパレータ7を形成している。
この例では、熱交換器のヘッダ3のフランジ取付部3eの外周は、図3A,図3Cに記載の如く、方形に形成されている。そのフランジ取付部3eの外周の大きさは、フランジ11の内周の大きさに整合している。
このようにヘッダ3を形成することにより、ヘッダ3の構造が図7、図8A,図8Bに示す従来構造より簡素化するため、フランジ11の形状も本発明のヘッダ3の構造に合わせて簡素化することが可能となる。
この熱交換器のコア2は、図4Aに示す如く、セパレータ7により、第1コア2aと第2コア2bに分割されている。
コア2の端部2dがヘッダ3の枠部3cに被嵌された状態で、ヘッダ3のセパレータ7を構成する積層部3bの端部3dは、図4Bに示す如く、第1コア2aと第2コアbの境界を構成する偏平チューブ1cの膨出部1eの各端部1dとが当接している。
図3Bに示す如く、各積層部3bの端部3dは、枠部3cの端部からコア2の被嵌しろWの分だけ、オフセットされている。コア2の端部2dの外周にヘッダ3の枠部3cを被嵌する場合は、筒状部品3aの積層部3bがオフセットしている状態が好適である。
その当接部分は、ろう付または溶接により接合されている。
この例では、図4Bに示す如く、セパレータ7を構成する積層部3bの平面は、偏平チューブ1の当接位置の平面と平行となっている。
上記熱交換器に流入した第1流体4は、ヘッダ3の第1の筒状部品3aを通って第1コア2a内に流入し、タンク5のUターン部5aを介して、第2の筒状部品3aを通って第2コア2bから流出する。
なお、熱交換器のコア2の外周には、図1に示す如く、ケーシング10が被嵌されている。このケーシング10は、ケーシング10の本体となる深溝形の第1部材10aと、浅い溝形の第2部材10bとで形成することができる。また、各偏平チューブ1内には、図1,図4A,図4Bに記載のごとく、インナフィン13を内装してもよい。
そして、第2流体12は、各偏平チューブ1の外面とケーシング10の内面との間に流通し、第1流体4と熱交換をする。
図5は、第1実施例の他の例を示す断面図である。
この実施例のように、コア2の端部2dをヘッダ3の枠部3cに被嵌する形態だけでなく、枠部3cの端部3dとコア2の端部2dとを当接するようにしてもよい。この場合、各筒状部品3aの積層部3bは、第1実施例と異なり、オフセットされていない。
この形態では、枠部3cの端部3dとコア2の端部2dとを当接するとともに、積層部3bの端部3dと前述の境界を構成する偏平チューブ1cの膨出部1eの各端部1dとが当接している。
図6は、本発明の第2実施例の熱交換器の要部拡大断面図である。
この例が、第1実施例と異なる点は、セパレータ7を構成する積層部3bの端部3dの形状である。
各筒状部品3aの積層部3bの端部3dは僅かに曲折されており、筒状部品3aが積層された状態で、図6に示す如く、セパレータ7の先端はその断面がY字状に形成される。
第1コア2aと第2コアbの境界を構成する偏平チューブ1cの各端部1dは、同図のように、セパレータ7のY字状の端部3dに挟まれる状態になる。
このようにしてなる各筒状部品3aの積層部3bの端部3dと各偏平チューブ1cの端部1dとの間には、図6に示す如く、ラビリンスシール6が形成される。
第1コア2aを構成する偏平チューブ1a、第2コア2bを構成する偏平チューブ1bは、第1実施例、第2実施例の図示の如く、それぞれ複数積層されて構成されていることが好ましいが、それに限らず、いずれかのコアが単体の偏平チューブ1で構成されていても良く、また、どちらのコア2a、2bも単体の偏平チューブ1で構成されていてもよい。この場合、ヘッダ3を構成する筒状部品3aの寸法は、各コア2a、2bの寸法に合わせて変化する。筒状部品3aを3つ以上積層する場合、ヘッダ3の枠部3cの寸法とコア2の端部2dの偏平チューブ1の積層の寸法に整合するようにする。
また、セパレータ7は1つだけでなく、ヘッダ3に複数形成することができる。
さらに、第1実施例では、コア2の他端側にタンク5を配置しているが、それに替えて、他端側にもヘッダ3を設けることもできる。
本願に係る各発明の構成は、EGRクーラ等の熱交換器に利用できる。
1 偏平チューブ
1a 第1コア2aを構成する偏平チューブ
1b 第2コア2bを構成する偏平チューブ
1c 境界を構成する偏平チューブ
1d 端部
1e 膨出部
2 コア
2a 第1コア
2b 第2コア
2d 端部
3 ヘッダ
3a 筒状部品
3b 積層部
3c 枠部
3d 端部
3e フランジ取付部
4 第1流体
5 タンク
5a Uターン部
6 ラビリンスシール
7 セパレータ
10 ケーシング
10a 第1部材
10b 第2部材
11 フランジ
12 第2流体
13 インナフィン
21 偏平チューブ
22 コア
22d 端部
23 ヘッダ
23a 座面
24 第1流体
27 セパレータ
31 フランジ
W 被嵌しろ

Claims (5)

  1. 端部(1d)が径方向に膨出する膨出部(1e)を含む偏平チューブ(1)と、
    多数の偏平チューブ(1)が、それらの膨出部(1e)を互いに合わせて積層されてなるコア(2)と、
    コア(2)の少なくとも一端に設けられたヘッダ(3)と、
    を具備し、
    ヘッダ(3)を介して各偏平チューブ(1)内に第1流体(4)が流通するヘッダプレートレス型熱交換器において、
    前記ヘッダ(3)は、平面状の積層部(3b)を有する複数の筒状部品(3a)からなり、
    筒状部品(3a)のコア(2)側には、コア(2)の端部(2d)に接する枠部(3c)が形成されており、
    各筒状部品(3a)が前記積層部(3b)で偏平チューブ(1)の積層方向と同じ方向へ積層されたヘッダプレートレス型熱交換器。
  2. 請求項1に記載のヘッダプレートレス型熱交換器において、
    積層された筒状部品(3a)の隣接する各積層部(3b)が、ヘッダ(3)のセパレータ(7)を形成し、
    コア(2)の他端にUターン部(5a)を有するタンク(5)が配置され、
    第1流体(4)が、複数のうちの少なくとも1つの前記筒状部品(3a)を通ってコア(2)内に流入し、前記タンク(5)のUターン部(5a)を介して、他の筒状部品(3a)を通ってコア(2)から流出するヘッダプレートレス型熱交換器。
  3. 請求項1または請求項2に記載のヘッダプレートレス型熱交換器において、
    筒状部品(3a)のうち、少なくとも2つは同一の形状であるヘッダプレートレス型熱交換器。
  4. 請求項1~請求項3のいずれかに記載のヘッダプレートレス型熱交換器において、
    隣接された各筒状部品(3a)の積層部(3b)の端部(3d)と、偏平チューブ(1)の膨出部(1e)で積層されている部分の端部(1d)とが接合しているヘッダプレートレス型熱交換器。
  5. 請求項1~請求項3のいずれかに記載のヘッダプレートレス型熱交換器において、
    積層された各筒状部品(3a)の積層部(3b)の端部(3d)と、偏平チューブ(1)の端部(1d)との間にラビリンスシール(6)が形成され、それにより少なくとも1つの筒状部品(3a)に接続された偏平チューブ(1)の流路と、他の筒状部品(3a)に接続された偏平チューブ(1)の流路とが仕切られたヘッダプレートレス型熱交換器。
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