JP2023137619A - コンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車のユーザに対して、より有益な情報又はコンテンツを提供することができるコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、及びプログラムを提供することである。【解決手段】コンテンツ提供装置は、目的地に至るまでの複数の経路の中から、自転車で通行可能な経路である自転車経路を選択し、前記自転車経路を含む地図に気象データを重畳させてディスプレイに表示させる処理部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、及びプログラムに関する。
車両が遭遇する天候を予測し、その予測した天候を車両の運転者に報知する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-51974号公報
しかしながら、従来の技術では、雨風などに曝される自動車のユーザに対して、有益な情報を十分に提供できていない場合があった
本発明は、このような事情が考慮されたものであり、自動車のユーザに対して、より有益な情報又はコンテンツを提供することができるコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、目的地に至るまでの複数の経路の中から、自転車で通行可能な経路である自転車経路を選択し、前記自転車経路を含む地図に気象データを重畳させてディスプレイに表示させる処理部を備えるコンテンツ提供装置である。
本発明の一態様によれば、自動車のユーザに対して、より有益な情報又はコンテンツを提供することができる。
第1実施形態に係るコンテンツ提供装置50を含むコンテンツ提供システム1の機能構成図である。 第1実施形態に係る処理部54の一連の処理の流れを示すフローチャートである。 POI画面の一例を表すである。 雨雲表示がオフのルート探索画面の一例を表すである。 雨雲表示がオンのルート探索画面の一例を表すである。 ナビ画面の一例を表すである。
以下、図面を参照し、本発明のコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
[概要]
本実施形態の一態様のコンテンツ提供装置は、目的地に至るまでの複数の経路の中から、自転車で通行可能な経路(以下、自転車経路という)を選択し、その自転車経路が含まれる地図に気象データを重畳させてディスプレイに表示させる。ディスプレイは、例えば、自転車を利用するユーザが操作可能な端末装置(スマートフォン等)である。この端末装置は、ユーザが携行していてもよいし、自転車のハンドルなどにホルダーを介して取り付けられていてもよい。これによって、自転車のユーザに対して、より有益な情報又はコンテンツを提供することができる。
<第1実施形態>
[コンテンツ提供システム]
図1は、第1実施形態に係るコンテンツ提供装置50を含むコンテンツ提供システム1の機能構成図である。コンテンツ提供システム1は、例えば、一以上の端末装置10と、コンテンツ提供装置50とを備える。コンテンツ提供装置50と、端末装置10とは、ネットワークNWを介して互いに通信する。ネットワークNWは、インターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、セルラー網などを含む。
[端末装置]
コンテンツ提供装置50は、端末装置10を利用するユーザに、端末装置10のUA(User Agent)12と協働して地図コンテンツを提供する。地図コンテンツは、地図そのものや、地図に関連する情報であり、例えば、POI(Point of Interest)などが含まれる。
端末装置10は、スマートフォンやパーソナルコンピュータ、タブレット端末などの通信機能と表示機能を有するコンピュータ装置である。具体的には、端末装置10は、ネットワークNWを介してコンテンツ提供装置50などの外部装置を通信するための通信インタフェースと、ディスプレイと、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機とを備える。
通信インタフェースは、例えば、NIC(Network Interface Card)等のネットワークカード、無線通信モジュールを含む。ディスプレイは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を含む。これらディスプレイには、ユーザからの各種の入力操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)が表示される。GNSS受信機は、端末装置10の位置を測位する。
更に、端末装置10は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを備えており、そのCPUがUA12を実行することで、地図コンテンツやGUIなどがディスプレイに表示される。
[コンテンツ提供装置]
コンテンツ提供装置50は、例えば、UAとして起動されたウェブブラウザからのリクエストに応じてウェブページを端末装置10に提供するウェブサーバである。また、コンテンツ提供装置50は、UAとして起動されたアプリケーションからのリクエストに応じてコンテンツを端末装置10に提供することで、各種ウェブサイトと同様のサービスを提供するアプリケーションサーバであってもよい。
例えば、コンテンツ提供装置50は、通信部52と、処理部54と、記憶部60とを備える。
通信部52は、例えば、ネットワークNWに接続するためのネットワークカード等の通信インターフェースである。
処理部54は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。処理部54の各機能のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部60は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置により実現される。記憶部130には、プロセッサによって実行されるファームウェアやアプリケーションプログラムなどが格納される。プログラムは、予め記憶部60に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶部60にインストールされてもよい。
また記憶部60には、地図情報62や後述の気象データなどが記憶されている。地図情報62は、地図コンテンツ64と、POIコンテンツ66とを含む。地図コンテンツ64は、道路の位置情報やPOIなどの地点情報が含まれる汎用の地図である。POIコンテンツ66は、地点情報に関連する情報を含む。POIコンテンツ66は、例えば、地点情報の住所や連絡先、特徴、店舗の評価、地点情報に対してユーザが投稿したコメント等である。例えば、地点情報が店舗である場合、店舗の住所や連絡先、店舗で提供しているサービスまたは商品、店舗の評価、店舗に対するコメントなどがPOIコンテンツに含まれる。
[コンテンツ提供装置の処理フロー]
以下、フローチャートに即して処理部54の処理内容についてフローチャートを用いて説明する。図2は、第1実施形態に係る処理部54の一連の処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、自転車を利用するユーザが端末装置10を利用してナビアプリケーションを起動し、所望のPOIを検索した場合に実行されてよい。ナビアプリケーションとは、地図を用いてナビゲーションを行うアプリケーションである。
まず、処理部54は、ユーザにより検索されたPOIを地図に重畳させた画面(以下、POI画面という)を、端末装置10に表示させる(ステップS100)。
図3は、POI画面の一例を表すである。例えば、ユーザが検索窓Wに「XYZタワー」というクエリを入力したとする。この場合、処理部54は、地図情報62の中から「XYZタワー」のPOIを探し出し、地図上で座標Pを記号や図形などでハイライトさせたPOI画面を表示させる。更に、処理部54は、POIコンテンツ66の中から「XYZタワー」に関するPOIコンテンツ(画像や評価、住所等)を探し出し、POI画面下部などに表示させるとともに、ナビゲーションを開始するためのナビ開始ボタンB1や、ユーザ所望のPOIである「XYZタワー」までの経路を探索するためのルート探索ボタンB2などをPOI画面上に表示させる。
例えば、処理部54は、ナビ開始ボタンB1が操作(押下)されたか否かを判定し(ステップS102)、ナビ開始ボタンB1が操作されない場合、更にルート探索ボタンB2が操作(押下)されたか否かを判定する(ステップS104)。処理部54は、いずれかのボタンが操作されるまで端末装置10にPOI画面を表示させたまま待機する。
ルート探索ボタンB2が操作されるよりも先にナビ開始ボタンB1が操作された場合、処理部54は、後述のS118に処理を進める。
一方、ナビ開始ボタンB1が操作されるよりも先にルート探索ボタンB2が操作された場合、処理部54は、端末装置10に表示させる画面を、POI画面からルート探索画面へと遷移させる(ステップS106)。このルート探索画面では、後述の雨雲が地図に重畳表示されない。つまり、処理部54は、雨雲表示がオフのルート探索画面を端末装置10に表示させる。
図4は、雨雲表示がオフのルート探索画面の一例を表すである。図示のように、例えば、雨雲表示がオフのルート探索画面には、現在地Sと目的地Gとが表示される。現在地Sは、典型には、GNSS受信機によって測位された端末装置10の位置であるがこれに限られず、ユーザが任意に設定してもよい。目的地Gは、ユーザ所望のPOIである「XYZタワー」である。
例えば、処理部54は、電車や徒歩、自転車といった様々な移動手段を利用したときの現在地Sから目的地Gに至るまでの複数の経路を探索し、移動手段ごとの経路の所要時間を算出する。そして、処理部54は、図中のR1のように、移動手段を示すアイコンと、その移動手段による経路の所要時間とをルート探索画面上に表示させる。図示の例では、現在地Sから目的地Gまでの移動に電車を使うと40分程度かかり、徒歩で行くと2時間30分程度かかり、自転車を使うと1時間10分程度かかるということを表している。例えば、これらいずれかの移動手段が選択されると、その選択された手段で移動することを想定した経路が地図上に表示される。本実施形態では、ユーザが自転車を利用しているため、ここでは自転車を使う経路が選択されるものとする。
自転車を使う経路には、道路の幅員が狭く四輪自動車が通行できないような経路や、階段のように一時的に自転車を持ち上げれば通れるような経路などが含まれていてよい。
処理部54は、いずれかの移動手段の経路が選択されると、画面下部などに経路の所要時間や距離を表示させるとともに、ナビ開始ボタンB3を表示させる。更に、処理部54は、ルート探索画面上に、雨雲表示のオンオフを切り替えるための雨雲レーダーボタンB4を表示させる。
例えば、処理部54は、図4のルート探索画面上でナビ開始ボタンB3が操作されたか否かを判定し(ステップS108)、ナビ開始ボタンB3が操作されない場合、更に雨雲レーダーボタンB4が操作されたか否かを判定する(ステップS110)。処理部54は、いずれかのボタンが操作されるまで端末装置10に雨雲表示がオフのルート探索画面を表示させたまま待機する。
雨雲レーダーボタンB4が操作されるよりも先にナビ開始ボタンB3が操作された場合、処理部54は、後述のS118に処理を進める。
一方、ナビ開始ボタンB3が操作されるよりも先に雨雲レーダーボタンB4が操作された場合、処理部54は、ルート探索画面の雨雲表示をオンに切り替えて、ルート探索画面上に雨雲を重畳表示する(ステップS112)。
図5は、雨雲表示がオンのルート探索画面の一例を表すである。図示のように、雨雲表示がオンのルート探索画面において、雨雲による降水量が多い位置にはより色が濃く、雨雲による降水量が少ない位置にはより色が薄いレイヤ画像が重畳される。例えば、画面中央よりも右側の領域はレイヤ画像の色が薄いため降水量が少ないことを表しており、左側の領域はレイヤ画像の色が濃いため降水量が多いことを表している。
レイヤ画像の濃淡は、典型的には、経路が探索された時刻(つまり現時刻)において、気象観測装置により経路周辺で観測された降水量に基づいて決定されるがこれに限られない。気象観測装置は、例えば、気象レーダやラジオゾンデなどであり、観測範囲内の気象を観測し、その観測結果を表すデータ(以下、気象観測データという)を生成する。気象観測データには、雨雲による降水量に加えて、更に、風速、風向、気温、湿度等が含まれる。
例えば、レイヤ画像の濃淡は、気象観測装置により過去のある時刻において経路周辺で観測された降水量に基づいて決定されてもよい。
また、レイヤ画像の濃淡は、気象予測装置により将来ある時刻において経路周辺で観測されるであろうと予測された降水量に基づいて決定されてもよい。気象予測装置は、気象予測モデル(数値予報モデルともいう)に基づいて、気象観測装置によって生成された気象観測データから、気象観測装置による観測範囲内の将来の気象を予測し、その予測結果を表すデータ(以下、気象予測データという)を生成する。気象予測データには、気象観測データ同様に、雨降水量、風速、風向、気温、湿度等が含まれる。
このように、処理部54は、ルート探索画面上に重畳表示させるレイヤ画像の濃淡を、気象観測データ又は気象予測データをもとに決定してよい。
気象観測データ又は気象予測データの時刻は、ユーザが任意に設定することができる。言い換えれば、ユーザは、ルート探索画面に、現時刻に観測された降水量を重畳させるのか、過去のある時刻に観測された降水量を重畳させるのか、又は将来のある時刻に観測されることが予測される降水量を重畳させるのかを決定することができる。
例えば、処理部54は、図中のR2で示すように、雨雲表示がオンのルート探索画面上に、どの時刻の降水量を表示させるのかを調整するためのスライドバーや再生ボタンを表示させる。R2に示すこれらのスライドバーや再生ボタンは、非表示ボタンB5を操作することで非表示にすることができる。
例えば、ユーザがスライドバーを画面中央から右側にスライドさせると、1時間後や2時間後、3時間後、といったように将来の時刻に観測されることが予測される降水量に応じて濃淡が決められたレイヤ画像が地図上に重畳される。一方、ユーザがスライドバーを画面中央から左側にスライドさせると、1時間前のように過去のある時刻までに観測された降水量に応じて濃淡が決められたレイヤ画像が地図上に重畳される。
また再生ボタンが操作されると、処理部54は、現時刻から将来のある時刻までの各時刻に対応したレイヤ画像を、ある一定の間隔で切り替えながら時系列に表示させてよい。
なお図示の関係上、降水量の多い少ないは濃淡で区別しているがこれに限られず、例えば、色相や色彩で区別してもよい。例えば、降水量が多い位置は暖色系の色とし、降水量が少ない位置は寒色系の色としてもよい。
例えば、処理部54は、図5のルート探索画面上でナビ開始ボタンB3が操作されたか否かを判定し(ステップS114)、ナビ開始ボタンB3が操作されない場合、更に雨雲レーダーボタンB4が再操作されたか否かを判定する(ステップS116)。処理部54は、いずれかのボタンが操作されるまで端末装置10に雨雲表示がオンのルート探索画面を表示させたまま待機する。
雨雲レーダーボタンB4が再操作されるよりも先にナビ開始ボタンB3が操作された場合、処理部54は、後述のS118に処理を進める。
一方、ナビ開始ボタンB3が操作されるよりも先に雨雲レーダーボタンB4が再操作された場合、処理部54は、ルート探索画面の雨雲表示をオフに切り替えて、S106に処理を戻す。これによって、端末装置10のディスプレイの画面は、雨雲表示がオンのルート探索画面から、雨雲表示がオフのルート探索画面に遷移する。
S102の処理でナビ開始ボタンB1が操作された場合、又はS108、S114の各処理でナビ開始ボタンB3が操作された場合、処理部54は、ユーザにより選択された経路(例えば自転車の経路)に沿ってナビゲーションを行う画面(以下、ナビ画面という)を、端末装置10に表示させる(ステップS118)。
図6は、ナビ画面の一例を表すである。図示のように、ナビ画面では、現在地から、右折や左折といった進路変更が必要となる中継地点までの経路と、その中継地点から更に先の地点までの経路とが地図上でハイライトされる。また、ナビ画面では、中継地点までの距離や時間が表示される。GNSS受信機によって測位された端末装置10の位置に応じて、現在位置が更新されてよい。
例えば、処理部54は、図6のナビ画面上で終了ボタンB6が操作されたか否かを判定し(ステップS120)、終了ボタンB6が操作された場合、端末装置10にナビアプリケーションのトップ画面を表示させて(ステップS122)、本フローチャートの処理を終了させる。また、処理部54は、GNSS受信機によって測位された端末装置10の位置が目的地周辺に近づいたことを条件に、端末装置10にトップ画面を表示させてもよい。これによって本フローチャートの処理が終了する。
以上説明した第1実施形態によれば、コンテンツ提供装置50は、ユーザの操作に基づいて、目的地に至るまでの複数の経路の中から、自転車で通行可能な経路を選択し、その自転車の経路を含む地図に降水量などの気象データを重畳させて端末装置10に表示させる。これによって、自転車のユーザに対して、より有益な情報又はコンテンツを提供することができる。特に、雨風などに曝される自動車のユーザは、往路だけでなく復路の天候も考慮して行動するため、このような自転車の経路に沿って降水量などを表示することで、自転車移動を効果的に支援することができる。
<第1実施形態の変形例>
以下、第1実施形態の変形例について説明する。第1実施形態では、ルート探索画面に、気象観測データ又は気象予測データに含まれる雨雲の降水量を重畳表示させるものとして説明したがこれに限られない。例えば、処理部54は、風向風速や、積雪量、花粉飛散量、黄砂飛来量といった気象観測データ又は気象予測データに含まれるその他の指標をルート探索画面に重畳表示させてもよい。また、処理部54は、路面の凍結位置や路面の冠水位置といった道路交通情報に含まれる各情報をルート探索画面に重畳表示させてもよい。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、ユーザが自転車の経路を選択した場合、ルート探索画面に重畳させる気象データ(気象観測データ又は気象予測データ)に基づいて、ユーザに自転車の経路をそれ以上進まないよう促すための所定情報を、端末装置10に表示させる点で上述した第1実施形態と相違する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する点については説明を省略する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同じ部分については同一符号を付して説明する。
例えば、自転車の経路周辺の天候が雷雨や大雨などの悪天候であり、その自転車の経路を進行するのを推奨できない場合がある。そのような場合、第2実施形態に係る処理部54は、地図コンテンツ64とPOIコンテンツ66に基づいて、自転車の経路沿いの店舗を探し出し、その店舗で利用可能な特典をユーザに付与する。そして、処理部54は、特典が利用可能な店舗の位置と、ユーザに特典が付与されたという情報とを、所定情報として端末装置10に表示させる。特典は、例えば、商品又はサービスの購入金額を割り引くことが可能な割引クーポンや、商品又はサービスを無料で引き換えることが可能な引き換えクーポン、商品又はサービスの購入に利用可能な電子マネーやポイントなどであってよい。このように、探索された自転車の経路周辺が悪天候である場合、その経路沿いの店舗で利用可能な特典を付与することで、自転車のユーザを一時的に屋内に退避させるように促すことができる。
また、処理部54は、店舗のような商業施設に限られず、単に雨風を防げる建物の位置を端末装置10に表示させてもよい。
また、処理部54は、自転車の経路周辺が悪天候である場合、ユーザに注意喚起を促すアラートを、所定情報として端末装置10に表示させてもよい。例えば、ユーザが雨雲表示がオンのルート探索画面を見て、経路周辺が悪天候であることを認識し、ナビ開始ボタンB3を操作せずに、自転車の経路を別の経路に変更する操作を行ったとする。この場合、処理部54は、アラートを表示しないでよい。
一方、ユーザが雨雲表示がオンのルート探索画面を見て、経路周辺が悪天候であることを認識したにも関わらず、自転車の経路を変更せずにナビ開始ボタンB3を操作したとする。この場合、処理部54は、ナビ画面を表示する際に、自転車の経路を進行するのを推奨できないということを意図するアラートを表示させてよい。これによって、ユーザに経路を見直すよう促すことができる。自転車の経路を変更する操作は「第1操作」の一例であり、ナビ開始ボタンB3を操作することは「第2操作」の一例である。
<第2実施形態の変形例>
以下、第2実施形態の変形例について説明する。第2実施形態では、ユーザに注意喚起を促すアラートを表示し、ユーザに経路変更を促すようにしたがこれに限られない。例えば、処理部54は、ユーザ操作に依らずに、気象データに基づいて自転車の経路周辺が悪天候か否かを判定し、自転車の経路周辺が悪天候であれば自動で経路を変更するようにしてもよい。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、コンテンツ提供装置50は、ユーザの操作に基づいて、目的地に至るまでの複数の経路の中から、自転車で通行可能な経路を選択し、その自転車の経路を含む地図に降水量などの気象データを重畳させて端末装置10に表示させる。これによって、自転車のユーザに対して、より有益な情報又はコンテンツを提供することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1‥コンテンツ提供システム
10‥端末装置
50‥コンテンツ提供装置
52‥通信部
54‥処理部
60‥記憶部
62‥地図情報
64‥地図コンテンツ

Claims (11)

  1. 目的地に至るまでの複数の経路の中から、自転車で通行可能な経路である自転車経路を選択し、前記自転車経路を含む地図に気象データを重畳させてディスプレイに表示させる処理部を備える、
    コンテンツ提供装置。
  2. 前記気象データには、雨、風、雪、花粉、及び黄砂のうち少なくとも一つに関する情報が含まれる、
    請求項1に記載のコンテンツ提供装置。
  3. 前記気象データには、過去のある時刻において前記自転車経路周辺で観測された気象観測データと、将来のある時刻において前記自転車経路周辺で観測されることが予測される気象予測データとが含まれ、
    前記処理部は、前記気象観測データ又は前記気象予測データを前記地図に重畳させて前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1又は2に記載のコンテンツ提供装置。
  4. 前記処理部は、ユーザの操作に応じて、前記地図に重畳させる前記気象観測データ又は前記気象予測データの時刻を変更する、
    請求項3に記載のコンテンツ提供装置。
  5. 前記処理部は、前記地図に重畳させる前記気象データに基づいて、ユーザに前記自転車経路を進まないよう促すための所定情報を、前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載のコンテンツ提供装置。
  6. 前記処理部は、前記自転車経路沿いの商業施設の位置と、前記商業施設において利用可能な特典が前記ユーザに付与されたことを示す情報を前記所定情報として前記ディスプレイに表示させる、
    請求項5に記載のコンテンツ提供装置。
  7. 前記処理部は、前記ユーザに注意喚起を促すアラートを前記所定情報として前記ディスプレイに表示させる、
    請求項5又は6に記載のコンテンツ提供装置。
  8. 前記処理部は、
    前記ユーザが前記自転車経路を変更する第1操作を行った場合、前記ディスプレイに前記アラートを表示させず、
    前記ユーザが前記第1操作を行わなわずに、前記自転車経路のナビゲーションを開始させる第2操作を行った場合、前記ディスプレイに前記アラートを表示させる、
    請求項7に記載のコンテンツ提供装置。
  9. 前記処理部は、前記地図に重畳させる前記気象データに基づいて、前記自転車経路を変更する、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載のコンテンツ提供装置。
  10. コンピュータが、
    目的地に至るまでの複数の経路の中から、自転車で通行可能な経路である自転車経路を選択し、
    前記自転車経路を含む地図に気象データを重畳させてディスプレイに表示させる、
    コンテンツ提供方法。
  11. コンピュータに、
    目的地に至るまでの複数の経路の中から、自転車で通行可能な経路である自転車経路を選択すること、
    前記自転車経路を含む地図に気象データを重畳させてディスプレイに表示させること、
    を実行させるためのプログラム。
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