JP2017083278A - 情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが詳細な天気の移り変わりを把握したい状況で、天気の移り変わりの詳細な内容を案内することを可能にした情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】所定の設定時間間隔で複数の案内時刻tを設定し、複数の案内時刻tにおける車両の位置を、該車両の位置を含む地図画像に重畳して案内時刻tの経時順に切り替えて液晶ディスプレイ15に順次表示するとともに、案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の地図画像に重畳して表示する。また、予測される今後の車両の位置において天気が変化する時刻である天気変化時刻を特定し、天気変化時刻に近い時刻程、案内時刻tの設定時間間隔を短くするように構成する。【選択図】図10

Description

本発明は、地図画像と天気情報を組み合わせて情報の提供を行う情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。また、近年は携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等においても上記ナビゲーション装置と同様の機能を有するものがある。
ここで、上記ナビゲーション装置等では、地図画像を表示するのみではなく、地図画像と組み合わせることによって、ユーザにとって有用となる様々な情報を提供することについても行われている。そのような情報の一つとして天気情報がある。例えば、特開2003−121172号公報には、車両の現在位置周辺の地図画像を表示する場合に、地図画像に重畳して地図画像の表示されている領域の降水量や降水確率を示す画像を表示する技術について提案されている。また、画面に表示されたメニューバーが操作された場合に、今後に予測される降水量や降水確率を示す画像を経時順に切り替えて表示することによって、今後の天気の移り変わりを案内することについても提案されている。
2003−121172号公報(第6−7頁、図7)
ここで、経時順に天気画像を切り替えることによって今後の天気の移り変わりを案内する場合には、天気の案内対象となる時刻(以下、案内時刻という)をどの適度の間隔に設定するかが重要である。ここで、案内時刻の間隔を広く(例えば30分間隔)すれば、より短い時間で広い時間帯の天気の案内を行うことが可能であるが、詳細な天気の移り変わりの状況を案内することができない。一方で、案内時刻の間隔を狭く(例えば5分間隔)すれば、より詳細な天気の移り変わりの状況を案内することが可能であるが、案内に時間がかかる問題がある。
そして、上記特許文献1の技術では天気が今後どのように変化するかに関わらず、案内時刻の間隔は常に固定であった。具体的には、案内時刻を1時間間隔で設定しており、1時間毎の天気情報を示す天気画像が経時順に表示されていた。その結果、例えば近い将来において天気が急変する場合等のユーザが詳細な天気の移り変わりを把握したい状況においても、1時間単位で天気画像が切り替わる為、ユーザに対して適切な案内を行うことができない問題があった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、地図画像に今後の天気の移り変わりを示す天気画像を重畳して表示する場合において、ユーザが詳細な天気の移り変わりを把握したい状況では天気の移り変わりの詳細な内容を案内可能となる一方で、案内時間が長時間化することについても防止した情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る情報提供システムは、今後の時間経過に伴う移動体の位置を予測する位置予測手段と、所定の設定時間間隔で複数の案内時刻を設定する案内時刻設定手段と、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置の内、前記複数の案内時刻における前記移動体の位置を、該移動体の位置を含む地図画像に重畳して前記案内時刻の経時順に切り替えて表示装置に順次表示する地図画像表示手段と、前記表示装置に前記地図画像が表示された領域である表示対象領域に関する天気情報を取得する天気情報取得手段と、前記案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の前記地図画像に重畳して表示する天気画像表示手段と、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定する天気変化時刻特定手段と、を有し、前記案内時刻設定手段は、前記天気変化時刻に近い時刻程、前記設定時間間隔を短くして前記案内時刻を設定する。
尚、「移動体」としては、車両以外に、歩行者や二輪車も含む。
また、「天気が変化」とは、『晴』から『雨』、『雨』から『曇』といった天候区分が変わる場合に加えて、降水量、気温、湿度、花粉の量等の天気に関するパラメータが変わる場合についても含む。
また、本発明に係る情報提供方法は、地図画像と天気情報を組み合わせて情報を提供する方法である。具体的には、位置予測手段が、今後の時間経過に伴う移動体の位置を予測するステップと、案内時刻設定手段が、所定の設定時間間隔で複数の案内時刻を設定するステップと、地図画像表示手段が、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置の内、前記複数の案内時刻における前記移動体の位置を、該移動体の位置を含む地図画像に重畳して前記案内時刻の経時順に切り替えて表示装置に順次表示するステップと、天気情報取得手段が、前記表示装置に前記地図画像が表示された領域である表示対象領域に関する天気情報を取得するステップと、天気画像表示手段が、前記案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の前記地図画像に重畳して表示するステップと、天気変化時刻特定手段が、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定するステップと、を有し、前記案内時刻設定手段は、前記天気変化時刻に近い時刻程、前記設定時間間隔を短くして前記案内時刻を設定する。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、地図画像と天気情報を組み合わせて情報を提供するプログラムである。具体的には、コンピュータを、今後の時間経過に伴う移動体の位置を予測する位置予測手段と、所定の設定時間間隔で複数の案内時刻を設定する案内時刻設定手段と、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置の内、前記複数の案内時刻における前記移動体の位置を、該移動体の位置を含む地図画像に重畳して前記案内時刻の経時順に切り替えて表示装置に順次表示する地図画像表示手段と、前記表示装置に前記地図画像が表示された領域である表示対象領域に関する天気情報を取得する天気情報取得手段と、前記案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の前記地図画像に重畳して表示する天気画像表示手段と、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定する天気変化時刻特定手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、前記案内時刻設定手段は、前記天気変化時刻に近い時刻程、前記設定時間間隔を短くして前記案内時刻を設定する。
前記構成を有する本発明に係る情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラムによれば、地図画像に今後の天気の移り変わりを示す天気画像を重畳して表示する場合において、移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定し、天気変化時刻に近い時刻程、案内時刻の設定時間間隔を短くするので、ユーザが詳細な天気の移り変わりを把握したい状況では、天気の移り変わりの詳細な内容を案内することが可能となる。一方で、ユーザが詳細な天気の移り変わりの把握を必要としない状況、例えば晴天や雨天が継続し、天気画像の変化がない状況では、案内時刻の設定時間間隔が長くなるので、案内に必要な時間を短縮化することが可能となる。
本実施形態に係る情報提供システムを示した概略構成図である。 天気情報DBに記憶される天気情報を示した図である。 本実施形態に係るナビゲーション装置の制御系を模式的に示すブロック図である。 地図情報DBに記憶される施設データの一例を示した図である。 本実施形態に係る天気情報案内処理プログラムのフローチャートである。 液晶ディスプレイに表示される経路案内画面の一例を示した図である。 降水量毎の天気画像の表示色について示した図である。 液晶ディスプレイに表示される車両の予測位置と天気画像を含む経路案内画面の一例を示した図である。 液晶ディスプレイに表示される車両の予測位置と天気画像を含む経路案内画面の一例を示した図である。 車両の予測位置周辺にある屋内型施設に関する情報を含む経路案内画面の一例を示した図である。 天気情報の案内態様の具体例を示した図である。 天気変化リスト作成処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 走行予定経路に対して設定される通過点を示した図である。 天気変化リストの一例を示した図である。
以下、本発明に係る情報提供システムについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る情報提供システム1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係る情報提供システム1を示した概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報提供システム1は、情報管理センタ2が有する情報サーバ3と、ユーザ4が乗車する車両に搭載されたナビゲーション装置5とを基本的に有している。尚、ナビゲーション装置5は、ナビ機能を備えた情報端末であれば良く、ナビゲーション装置以外に携帯電話機、PDA、タブレット型端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等としても良い。また、情報管理センタ2とナビゲーション装置5とは通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。
ここで、情報サーバ3は、全国各地の道路網や施設に関する地図情報を地図情報DB7に記憶する。また、全国各地の天気情報を天気情報DB8に記憶する。そして、ナビゲーション装置5の要求に応じてDBに記憶された天気情報を提供するサーバ装置である。ここで、天気情報DB8に記憶される天気情報は、例えば天候(晴、曇、雨等)、降水量、降水確率、最高気温、最低気温、紫外線強度、花粉飛散量等があり、それらの情報がメッシュ単位で区分されて管理される。また、現在の天気に加えて今後の予測される天気の天気情報についても記憶される。
ここで、図2は天気情報DB8に記憶される天気情報の内、特に降水量を示した図である。図2に示すように、情報サーバ3は地図情報DB7に記憶された地図情報を100m四方のメッシュ単位で区分し、各メッシュに対して該メッシュの天気情報を対応付けて管理している。例えば、図2に示す例では、メッシュAは現在の降水量が0mm/hであり、10分後の予想される降水量が0mm/hであり、20分後の予想される降水量が2mm/hであることを示す。以下同様に10分単位で所定時間後(例えば6時間後)までの予測降水量が記憶されている。また、天気情報DB8に記憶される天気情報は管理者によって随時更新される。
一方、ナビゲーション装置5は、目的地までの推奨経路を探索したり、サーバから取得したりメモリに格納された地図データに基づいてユーザ4の現在位置周辺や任意のエリアの地図画像を所定の縮尺で表示したり、表示された地図画像中においてユーザ4の現在位置を表示したり、設定された案内経路に沿った移動案内を行う機能を有する。尚、上記機能の全てをナビゲーション装置5が備えている必要はなく、少なくともユーザ4の現在位置周辺や任意のエリアの地図画像を表示する機能を有していれば本願発明を構成することが可能である。
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。ここで、基地局はナビゲーション装置5との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にあるナビゲーション装置5の通信を情報サーバ3との間で中継する役割を持つ。
次に、情報提供システム1が有するナビゲーション装置5の概略構成について図3を用いて説明する。図3は本実施形態に係るナビゲーション装置5の制御系を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置5は、ナビゲーション装置5が搭載された車両の現在位置を検出する現在位置検出部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU13と、ユーザからの操作を受け付ける操作部14と、ユーザに対して車両周辺の地図や施設に関する案内情報を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ17と、情報管理センタ2やVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール18と、を有している。
以下に、ナビゲーション装置5が有する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置5が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置5が有する構成としても良い。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB31や走行履歴DB32や所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部12をハードディスクの代わりにメモリーカードやCDやDVD等の光ディスクにより構成しても良い。また、ナビゲーション装置5は、地図情報DB31を有さずに情報サーバ3から地図情報を通信により取得する構成としても良い。
ここで、地図情報DB31は、経路案内や地図表示に必要な各種情報が記憶された記憶媒体である。具体的には、道路(リンク)に関するリンクデータ33、ノード点に関するノードデータ34、施設に関する施設データ35、地図を表示するための地図表示データ、経路の探索に係る処理に用いられる探索データ、各交差点に関する交差点データ、地点を検索するための検索データ等が記憶される。
リンクデータ33としては、例えば、該リンクを識別するリンクID、該リンクの端部に位置するノードを特定する端部ノード情報、該リンクを構成する道路の道路種別(リンク種別)、該リンクを構成する道路の道路属性(リンク属性)、リンク方位、ノード間のリンク形状(例えばカーブ道路ではカーブの形状)を特定する為の形状補完点データ等が記憶される。
また、ノードデータ34としては、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)や各道路に曲率半径等に応じて所定の距離毎に設定されたノード点の座標(位置)、ノードが交差点に対応するノードであるか等を表すノード属性、ノードに接続するリンクのリンク番号のリストである接続リンク番号リスト、ノードにリンクを介して隣接するノードのノード番号のリストである隣接ノード番号リスト、各ノード点の高さ(高度)等に関するデータ等が記録される。
また、施設データ35としては、ナビゲーション装置5において出発地、目的地、案内対象等となる施設に関する情報が記憶される。例えば、ホテル、旅館等の宿泊施設、ガソリンスタンド等の給油施設、ショッピングモール、スーパーマーケット、ショッピングセンタ、コンビニエンスストア等の商業施設、テーマパーク、ゲームセンタ等の娯楽施設、レストラン、バー、居酒屋等の飲食施設、公共駐車場等の駐車施設、交通施設、寺院、教会等の宗教施設、美術館、博物館等の公共施設等の施設に関する情報が該当する。
また、施設データ35は、施設毎に、施設の識別子である施設番号、施設の名称を示す施設名称、施設のジャンル(「駐車場」、「郵便局」、「レストラン」等)を示す施設ジャンル、施設の位置を示す位置座標、屋内型施設であるか屋外型施設であるかを特定する情報等から構成されている。
ここで、図4は施設データ35の一例を示した図である。
例えば、図2に示す施設データ35の例では、座標(x1,y1)の地点において屋内型施設である施設番号:「10001」に該当する『○○デパート(ジャンル:デパート)』が存在することを示している。また、座標(x3,y3)の地点において屋外型施設である施設番号:「10003」に該当する『○×公園(ジャンル:公園)』が存在することを示している。同様に他の施設に関する情報についても記憶されている。
また、走行履歴DB32は、車両の走行履歴を記憶するDBである。具体的には、過去に車両が走行したリンクが走行時刻とともに累積的に記憶される。そして、ナビゲーションECU13は走行履歴DB32に記憶された走行履歴情報に基づいて、後述するように今後に車両が走行する走行予定経路を予測する。尚、走行履歴DB32は外部のサーバ(例えば情報サーバ3)が有する構成としても良い。
また、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)13は、ナビゲーション装置5の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラムのほか、後述の天気情報案内処理プログラム(図5)等が記録されたROM43、後述の天気変化リストやROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置を備えている。尚、ナビゲーションECU13は、処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、位置予測手段は、今後の時間経過に伴う車両の位置を予測する。案内時刻設定手段は、所定の設定時間間隔で複数の案内時刻を設定する。地図画像表示手段は、位置予測手段により予測された車両の位置の内、複数の案内時刻における車両の位置を、該車両の位置を含む地図画像に重畳して案内時刻の経時順に切り替えて液晶ディスプレイ15に順次表示する。天気情報取得手段は、液晶ディスプレイ15に地図画像が表示された領域である表示対象領域に関する天気情報を取得する。天気画像表示手段は、案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の地図画像に重畳して表示する。天気変化時刻特定手段は、位置予測手段により予測された車両の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定する。
操作部14は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)を有する。そして、ナビゲーションECU13は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部14としては液晶ディスプレイ15の前面に設けたタッチパネルを有する構成としても良い。また、マイクと音声認識装置を有する構成としても良い。
また、液晶ディスプレイ15には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。また、本実施形態では、後述のように情報サーバ3から取得した天気情報に基づいて、今後の車両の位置周辺において予測される天気情報を案内する際にも用いられる。尚、液晶ディスプレイ15の代わりに、HUDやHMDを用いても良い。
また、スピーカ16は、ナビゲーションECU13からの指示に基づいて走行予定経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。
また、DVDドライブ17は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB31の更新等が行われる。尚、DVDドライブ17に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール18は、交通情報センタ、例えば、VICSセンタやプローブセンタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。また、本実施形態では情報サーバ3から天気情報DB8に格納された天気情報を受信するのにも用いられる。
続いて、前記構成を有するナビゲーション装置5においてCPU41が実行する天気情報案内処理プログラムについて図5に基づき説明する。図5は本実施形態に係る天気情報案内処理プログラムのフローチャートである。ここで、天気情報案内処理プログラムはナビゲーション装置5において案内経路が設定された時点、或いはユーザの所定の操作を受け付けた場合に実行され、今後の車両の位置周辺において予測される天気情報を経時順に案内するプログラムである。尚、以下の図5及び図12にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置5が備えているRAM42やROM43に記憶されており、CPU41により実行される。
先ず、天気情報案内処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU41は、車両が今後走行する予定にある経路(以下、走行予定経路という)を取得する。尚、車両の走行予定経路は、ナビゲーション装置5において案内経路が設定されている場合には、ナビゲーション装置5において現在設定されている案内経路の内、車両の現在位置から目的地までの経路を走行予定経路とする。尚、案内経路はナビゲーション装置5によって設定された出発地から目的地までの推奨経路であり、例えば公知のダイクストラ法を用いて探索される。
一方、ナビゲーション装置5において案内経路が設定されていない場合には、CPU41は走行履歴DB32に記憶された車両の過去の走行履歴に基づいて走行予定経路を予測する。例えば、CPU41は走行履歴DB32に記憶された走行履歴の内、現在車両が走行する道路と同一の道路を走行した走行履歴を抽出する。そして、抽出した走行履歴においてその後の走行比率の最も高い道路を走行予定経路とする。尚、現在車両が走行する道路と同一の道路を走行した走行履歴が無い場合には、現在車両が走行する道路と道なりの関係にある道路を走行予定経路と予測しても良い。
次に、S2においてCPU41は、後述の天気変化リスト作成処理(図12)を実行する。尚、天気変化リスト作成処理は、後述のように前記S1で取得した車両の走行予定経路に基づいて今後の時間経過に伴う車両の位置を予測するとともに、予測された車両の位置において天気が変化する時刻(即ち車両が天気の変化に遭遇すると予想される時刻であり、以下、天気変化時刻という)を特定する処理である。尚、本実施形態では『天気』を“降水量が0mm/h(降水無し)”と“降水量が0mm/h以外(降水有り)”のいずれかで定義する。
続いて、S3においてCPU41は、液晶ディスプレイ15に対して前記S1で取得された車両の走行予定経路を案内する経路案内画面50を表示する。ここで、経路案内画面50には地図画像51が含まれ、地図画像51上に重畳して走行予定経路が描画される。また、本実施形態では前記S3で経路案内画面50において表示される地図画像51は、前記S1で取得された車両の走行予定経路をすべて含む最大縮尺の地図画像とする。
具体的に、前記S3においてCPU41は、先ず前記S1で取得した走行予定経路に基づいて地図画像51の表示対象となる領域(以下、表示対象領域という)を特定する。尚、上記したように表示対象領域は、前記S1で取得された車両の走行予定経路をすべて含む領域とする。その後、表示対象領域の地図情報を地図情報DBから読み出し、読み出した地図情報に基づいて生成した地図画像51を液晶ディスプレイ15に対して描画する。また、地図画像51には車両の現在位置を示すマーク、走行予定経路を示す画像、POIマーク、地名、施設名、水域や森林領域を示す背景画像等についても必要に応じて描画される。
ここで、図6は前記S3において液晶ディスプレイ15に表示される経路案内画面50の一例を示した図である。図6に示すように経路案内画面50は、走行予定経路周辺の地図画像51と、車両の走行予定経路52と、地図上にマッチングされた車両の現在位置を示す自車位置マーク53と、目的地を示す目的地マーク54(ナビゲーション装置5において目的地が設定されている場合のみ)とが表示される。また、経路案内画面50の下方縁部には後述する現在の案内時刻tを示す時刻ゲージ55についても表示される。更に、後述のS7においては現在の案内時刻tの天気情報を示す天気画像についても地図画像51に重畳して表示される。そして、ユーザは経路案内画面50を参照することによって、車両が今後に走行する予定となる経路の形状や周辺の地図情報等を把握することが可能となる。
尚、本実施形態では前記S3において表示される地図画像51は、前記S1で取得された車両の走行予定経路をすべて含む最大縮尺の地図画像としているが、走行予定経路をすべて含む地図画像である必要は無く、一部の走行予定経路のみを含む地図画像としても良い。例えば、表示開始時点では車両の現在位置の周辺の走行予定経路を含む地図画像を表示し、その後に案内経路沿いに車両の進行方向へと地図画像をスクロール表示するように構成しても良い。
続いて、S4においてCPU41は、液晶ディスプレイ15において地図画像が表示される対象となる表示対象領域を特定する。
その後、S5においてCPU41は、情報サーバ3と通信を行うことによって、情報サーバ3が有する天気情報DB8から前記S4で特定された表示対象領域を含む領域の天気情報を取得する。尚、天気情報を取得する領域単位はメッシュ単位でも良いし市区町村等の行政区画単位でも良い。
また、天気情報DB8に記憶される天気情報は、前述したように100m四方のメッシュ単位で管理され、現在の天気に加えて今後の予測される天気(例えば10分単位で6時間後まで)の天気情報についても記憶される(図2参照)。また、天気情報としては、例えば天候(晴、曇、雨等)、降水量、降水確率、最高気温、最低気温、紫外線強度、花粉飛散量等があるが、以下の説明ではナビゲーション装置5は特に降水量(mm/h)を情報サーバ3から取得し、案内を行う例について説明する。
次に、S6においてCPU41は、パラメータとして案内時刻tを規定し、案内時刻tに初期値として現在時刻を設定する。尚、案内時刻tはRAM42等に格納され、後述のように所定時間単位(例えば1秒ごと)で所定の設定時間間隔Δtが加算されることにより更新される(S15)。また、現在時刻はGPS21により取得される。
続いて、S7においてCPU41は、前記S1で取得された車両の走行予定経路、地図情報DB31に記憶された地図情報、外部サーバから取得した交通情報等に基づいて、案内時刻tにおける車両の位置を予測する。例えば、走行予定経路に含まれる各リンクの平均車速を取得し、平均車速で車両が走行予定経路に沿って走行すると仮定して車両の位置を予測する。
更に、前記S7においてCPU41は、予測された案内時刻tにおける車両の位置を前記S3で表示された地図画像51に重畳して表示するとともに、更に案内時刻tの天気情報を示す天気画像を地図画像51に重畳して表示する。具体的には、先ずCPU41は前記S5で取得された表示対象領域の天気情報の内、案内時刻tに対応する天気情報を抽出する。尚、案内時刻tと同時刻の天気情報が無い場合には、案内時刻tに最も近い時刻(例えば9:30と9:40の天気情報が存在する場合において案内時刻tが9:37である場合には9:40)の天気情報を抽出する。続いて、抽出された天気情報に基づいて、100m四方のメッシュ単位で天気画像の表示色を設定する。ここで、天気画像は、文字や記号を含まず、降水量が0mm/h以外の領域を降水量(mm/h)に対応した表示色で覆うことによって、領域毎の降水量を示す画像となっている。従って、表示対象領域に含まれるメッシュの内、降水量が0mm/h以外のメッシュに対して天気画像の表示色をそれぞれ設定する。具体的には、図7に示すように降水量が50mm/h以上の領域については赤色の表示色を設定する。また、30mm/h以上50mm/h未満の領域については橙色の表示色を設定する。また、20mm/h以上30mm/h未満の領域については黄色の表示色を設定する。また、10mm/h以上20mm/h未満の領域については緑色の表示色を設定する。また、1mm/h以上10mm/h未満の領域については青色の表示色を設定する。また、0mm/h以上1mm/h未満の領域については水色の表示色を設定する。そして、設定された表示色の画像を、表示対象領域に含まれるメッシュの内、降水量が0mm/h以外のメッシュ上に描画する。その結果、地図画像51に重畳して、表示色によって降水量を識別して示す天気画像が表示されることとなり、地図画像の表示される領域の天気を直感的に分かり易い態様で案内することが可能となる。また、表示色は100m四方のメッシュ単位で設定されるので、メッシュ単位で詳細に降水量を識別して案内することが可能となる。
例えば、図8は前記S7において天気画像が表示された経路案内画面50の一例を示した図である。図8に示すように経路案内画面50には、案内時刻tにおいて予測される車両の予測位置59と天気画像60とが、車両の走行予定経路52周辺の地図画像51に重畳して表示される。天気画像60は表示色によって重複される領域の降水量を示す。例えば、赤色で表示された領域は降水量が50mm/h以上であることを示し、橙色で表示された領域は降水量が30mm/h以上50mm/h未満であることを示し、黄色で表示された領域は降水量が20mm/h以上30mm/h未満であることを示し、緑色で表示された領域は降水量が10mm/h以上20mm/h未満であることを示し、青色で表示された領域は降水量が1mm/h以上10mm/h未満であることを示し、水色で表示された領域は降水量が0mm/h以上1mm/h未満であることを示す。また、天気画像60が重複していない領域は降水量が0mm/hであることを示す。
また、後述のように所定時間単位(例えば1秒ごと)で案内時刻tが更新されるので(S15)、案内時刻tの更新に応じて地図画像51に表示される車両の予測位置59と天気画像60についても更新される(S7)。例えば図9は案内時刻tが現在時刻から1時間後の場合における車両の予測位置59と天気画像60を示した図である。尚、車両の予測位置59と天気画像60を切り替える時間単位(即ち案内時刻tの更新を行う時間単位)は基本的に固定とする。また、地図画像51が車両の走行予定経路をすべて含む地図画像でない場合については、車両の予測位置に応じて地図画像51の表示対象領域についても更新する。具体的には車両の予測位置が常に地図画像上に含まれるように表示対象領域を更新する。そして、ユーザは経路案内画面50を参照することによって、今後の時間経過に伴う車両の予測位置とその周辺の天気情報を把握することが可能となる。尚、地図画像51の視認性を向上させる為に、道路や施設が密集する地域に重複する天気画像60については半透過状態で表示してもよい。
続いて、S8においてCPU41は、現在の案内時刻tの前後所定時間以内、具体的にはt−Tからt+Tまでの間に天気変化時刻があるか否かを判定する。尚、天気変化時刻は、今後の予測される車両の位置において天気が変化する時刻、即ち車両が天気の変化に遭遇すると予想される時刻であり、前記S2で特定される。また、本実施形態では『天気』を“降水量が0mm/h(降水無し)”と“降水量が0mm/h以外(降水有り)”のいずれかで定義する。尚、Tは案内時刻tの最小の設定時間間隔の1/2より長い時間とし、例えば15分とする。
そして、現在の案内時刻tの前後所定時間以内に天気変化時刻があると判定された場合(S8:YES)には、S10へと移行する。それに対して、現在の案内時刻tの前後所定時間以内に天気変化時刻がないと判定された場合(S8:NO)には、S9へと移行する。
S9においてCPU41は、案内時刻tの設定時間間隔Δtを30分(第1時間間隔)に設定する。尚、第1時間間隔は必ずしも30分である必要は無く、適宜変更可能である。その後、S15へと移行する。
一方、S10においてCPU41は、前回実行されたS8の判定結果を読み出し、前回実行されたS8の判定結果がNOであったかを判定する。尚、前回実行されたS8の判定結果がNOの場合とは、具体的に前回のS8実行時の案内時刻tの前後所定時間以内には天気変化時刻がなかったが、今回のS8実行時の案内時刻tの前後所定時間以内には天気変化時刻がある場合である。
そして、前回実行されたS8の判定結果がNOの場合(S10:YES)、即ち前回のS8実行時の案内時刻tの前後所定時間以内には天気変化時刻がなかったが、今回のS8実行時の案内時刻tの前後所定時間以内には天気変化時刻がある場合には、S11へと移行する。それに対して、前回実行されたS8の判定結果がYESの場合(S10:NO)、即ち前回のS8実行時の案内時刻tの前後所定時間以内においても天気変化時刻があった場合には、S14へと移行する。
S11においてCPU41は、液晶ディスプレイ15において表示される経路案内画面50の画像の更新を一定時間(例えば3秒)停止する。尚、前記S11において経路案内画面50の画像の更新を一定時間停止する時刻は、案内時刻tの設定時間間隔Δtが第1時間間隔から第2時間間隔へと変更される時刻に相当する。即ち、案内時刻tの設定時間間隔が短くなる直前に経路案内画面50の画像の更新が一定時間停止されることとなる。それによって、車両の予測位置において天気が変化する直前の天気画像をユーザに確実に視認させるとともに、これから天気の移り変わりについて詳細な内容を開始することをユーザに予告することが可能となる。
続いて、S12においてCPU41は、案内時刻tの車両の予測位置の天気が“降水量が0mm/h以外(降水有り)”であるか否か判定する。
そして、案内時刻tの車両の予測位置の天気が“降水量が0mm/h以外(降水有り)”であると判定された場合(S12:YES)、即ち案内時刻tの前後所定時間以内において天気が“降水量が0mm/h(降水無し)”から“降水量が0mm/h以外(降水有り)”に変わる場合には、S13へと移行する。
一方、案内時刻tの車両の予測位置の天気が“降水量が0mm/h(降水無し)”であると判定された場合(S12:NO)、即ち案内時刻tの前後所定時間以内において天気が“降水量が0mm/h以外(降水有り)”から“降水量が0mm/h(降水無し)”に変わる場合には、S14へと移行する。
S13においてCPU41は、地図情報DB31の施設データ35(図4)を用いて、案内時刻tの車両の予測位置の周辺に位置する施設の内、特に屋内型施設を探索し、探索された施設を案内する。具体的には、図10に示すように地図画像51上において施設の位置とジャンルを示すPOIマーク61を表示する。尚、該当する施設が多数ある場合には優先度の高い施設を優先してPOIマーク61を表示する。ここで、優先度は、走行予定経路沿いにある施設をそれ以外の施設よりも高く設定する。同様に、車両の現在位置から近い施設、車両の進行方向側にある施設について優先度を高く設定する。その結果、ユーザは経路案内画面50を参照することによって、天候が悪化する状況での運転を回避する為に立ち寄るべき施設を把握することが可能となる。尚、POIマーク61の表示はその後に車両の予測位置の天気が“降水量が0mm/h(降水無し)”となるまで継続して表示される。尚、POIマーク61に加えて施設に関する情報(施設名称、施設までの所要時間等)を表示しても良い。また、探索された施設を経由地に設定しても良い。その後、S14へと移行する。
S14においてCPU41は、案内時刻tの設定時間間隔Δtを10分(第2時間間隔)に設定する。尚、第2時間間隔は必ずしも10分である必要は無く、適宜変更可能である。但し、前記S9で設定される第1時間間隔よりも短い間隔に設定する。その後、S15へと移行する。
S15においてCPU41は、案内時刻tを更新する。具体的には前記S14又は前記S15で設定された設定時間間隔Δtを加算して新たな案内時刻tとする。
その後、S16においてCPU41は、案内時刻tが上限に到達したか否か判定する。ここで、案内時刻の上限はナビゲーション装置5において目的地が設定されている場合には、目的地の到着予定時刻とする。また、目的地が設定されていない場合については天気情報が取得できた最終時刻(例えば6時間後)とする。
そして、案内時刻tが上限に到達したと判定された場合(S16:YES)には、当該天気情報案内処理プログラムを終了する。それに対して、案内時刻tが上限に到達していないと判定された場合(S16:NO)にはS7へと戻り、更新された案内時刻tに基づいて車両の位置や天気情報の案内を継続して行う。
本実施形態では上記S7〜S16の処理を案内時刻tが上限に到達するまで繰り返し実行することによって、今後の車両の位置周辺において予測される天気情報が経時順に案内されることとなる。また、天気変化時刻に近い時刻程、案内時刻tの設定時間間隔が短くなるので、ユーザが詳細な天気の移り変わりを把握したい状況では、天気の移り変わりの詳細な内容を案内することが可能となる。一方で、ユーザが詳細な天気の移り変わりの把握を必要としない状況、例えば晴天や雨天が継続し、天気画像の変化がない状況では、案内時刻の設定時間間隔が長くなるので、案内に必要な時間を短縮化することが可能となる。例えば図11に示すように9:00〜10:30まで車両の予想位置の天気が“降水量が0mm/h(降水無し)”であり、10:30〜12:00まで車両の予想位置の天気が“降水量が0mm/h以外(降水有り)”であり、12:00以降の車両の予想位置の天気が“降水量が0mm/h(降水無し)”である場合を例に挙げて説明する。
図11に示す例では、案内時刻tが9:00〜10:15までは案内時刻tの設定時間間隔Δtが30分となる(S9)ので、経路案内画面50においては先ず30分間隔の車両の予測位置や天気画像が表示されることとなる。その後、案内時刻tが天気変化時刻に近い10:15となった時点で画像の更新が一時的に停止される(S11)。そして、一時停止が解除されてから10:45までは案内時刻tの設定時間間隔Δtが10分となる(S14)ので、経路案内画面50においては10分間隔の車両の予測位置や天気画像が表示されることとなる。その後、案内時刻tが10:45〜11:45までは再び案内時刻tの設定時間間隔Δtが30分となり、以下同様にして11:45〜12:15までは設定時間間隔Δtが10分、12:15以降は設定時間間隔Δtが30分となる。
次に、前記S2において実行される天気変化リスト作成処理のサブ処理について図12に基づき説明する。図12は天気変化リスト作成処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S21においてCPU41は、前記S1で取得した車両の走行予定経路上にN個の通過点P〜Pを設定する。尚、本実施形態では、図13に示すように走行予定経路65を構成するリンクの端点であるノード66と、リンクの形状を特定する為の形状補完点67をそれぞれ通過点として設定する。従って、Nは走行予定経路65上にあるノード66と形状補完点67の合計数となる。また、設定された通過点は車両の現在位置から近い順にP、P、P、・・・、Pとする。
次に、S22においてCPU41は、パラメータnに初期値である『1』を代入する。尚、パラメータnはRAM42等に格納される。
続いて、S23においてCPU41は、通過点Pの位置座標Qと通過予定時刻Tをそれぞれ取得する。尚、位置座標Qについては地図情報DB31のリンクデータ33やノードデータ34から特定する。一方、通過予定時刻Tについては、前記S1で取得された車両の走行予定経路、地図情報DB31に記憶された地図情報、外部サーバから取得した交通情報等に基づいて予測する。例えば、走行予定経路に含まれる各リンクの平均車速を取得し、平均車速で車両が走行予定経路に沿って走行すると仮定して通過予定時刻Tを特定する。
その後、S24においてCPU41は、情報サーバ3と通信を行うことによって、情報サーバ3が有する天気情報DB8から位置座標Qにおける通過予定時刻Tの天気情報を取得する。尚、天気情報DB8に記憶される天気情報は、前述したように100m四方のメッシュ単位で管理されているので(図2参照)、前記S24では位置座標Qを含むメッシュの天気情報が取得される。そして、CPU41は取得した天気情報に基づいて位置座標Qにおける通過予定時刻Tの天気Wを特定する。尚、本実施形態では天気Wを“降水量が0mm/h(降水無し)”と“降水量が0mm/h以外(降水有り)”のいずれかで特定する。
次に、S25においてCPU41は、天気Wと天気Wn−1を比較し、天気Wと天気Wn−1が同一の天気であるか否か判定する。
そして、天気Wと天気Wn−1が同一の天気であると判定された場合(S25:YES)には、車両が通過点Pを通過するタイミングでは天気が変化しないと判定し、天気変化時刻を記憶することなくS27へと移行する。一方、天気Wと天気Wn−1が同一の天気でないと判定された場合(S25:NO)には、車両が通過点Pを通過するタイミングで天気が変化すると判定し、S26へと移行する。
S26においてCPU41は、位置座標Q、通過予定時刻T、天気Wの組み合わせを図14に示すように天気変化リストとして記憶する。尚、天気変化リストはフラッシュメモリ44等に格納される。尚、天気変化リストに記憶される通過予定時刻は、通過点P〜Pの車両の通過予定時刻における天気を経時順に配列した場合に天気が変化する時刻、即ち天気変化時刻となる。
続いて、S27においてCPU41は、パラメータnが『N』であるか否か、即ち前記S1で設定された全ての通過点P〜Pを対象として上記S23〜S26の処理を実行したか否かが判定される。
そして、パラメータnが『N』である、即ち前記S1で設定された全ての通過点P〜Pを対象として上記S23〜S26の処理を実行したと判定された場合(S27:YES)には、S3へと移行する。一方、パラメータnが『N』以外である、即ち前記S1で設定された全ての通過点P〜Pを対象として上記S23〜S26の処理を実行していないと判定された場合(S27:NO)には、パラメータnを+1加算し(S28)、S23へと戻る。以下同様に、前記S1で設定された通過点P〜Pを対象としてS23〜S26の処理を実行し、全ての天気変化時刻を特定する。その後S3へと移行し、特定された天気変化時刻を用いて天気情報の案内を行う。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る情報提供システム1、情報提供システム1による情報提供方法及び情報提供システム1で実行されるコンピュータプログラムでは、所定の設定時間間隔で複数の案内時刻tを設定し(S8、S9、S14、S15)、複数の案内時刻tにおける車両の位置を、該車両の位置を含む地図画像に重畳して案内時刻tの経時順に切り替えて液晶ディスプレイ15に順次表示するとともに、案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の地図画像に重畳して表示する(S7)。また、予測される今後の車両の位置において天気が変化する時刻である天気変化時刻を特定し、天気変化時刻に近い時刻程、案内時刻tの設定時間間隔を短くするので、ユーザが詳細な天気の移り変わりを把握したい状況では、天気の移り変わりの詳細な内容を案内することが可能となる。一方で、ユーザが詳細な天気の移り変わりの把握を必要としない状況、例えば晴天や雨天が継続し、天気画像の変化がない状況では、案内時刻の設定時間間隔が長くなるので、案内に必要な時間を短縮化することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、ナビゲーション装置5で案内対象となる天気情報を情報サーバ3のDBから取得する構成としているが、天気情報は予めナビゲーション装置5のDBに格納する構成としても良い。その場合には、ナビゲーション装置5単体で情報提供システム1を構成することも可能である。
また、本実施形態では、天気情報を100m四方のメッシュ単位で管理しているが、天気情報を管理する領域単位は200m四方や400m四方のメッシュ単位としても良い。尚、その場合には天気画像の表示色の設定単位も天気情報の管理単位と合わせた単位とするのが望ましい。
また、本実施形態では、天気情報として特に降水量(mm/h)を情報サーバ3から取得し、案内を行う構成としているが、その他の天気情報(例えば天候区分(晴、曇、雨等)、降水確率、最高気温、最低気温、紫外線強度、花粉飛散量等)を情報サーバ3から取得し、案内を行う構成としても良い。
更に、本実施形態では『天気』を“降水量が0mm/h(降水無し)”と“降水量が0mm/h以外(降水有り)”のいずれかで定義する構成としているが、より細分化して定義しても良い。例えば、“降水量が0mm/h”、“降水量が10mm/h未満”、“降水量が10mm/h以上”で定義する構成としても良い。また、降水量ではなく気温、湿度、花粉の量等の天気に関する他のパラメータで定義しても良い。更に『晴』、『曇』、『雨』、『雪』等の天候区分で定義しても良い。
更に、本実施形態では車両の予測位置の天気が“降水量が0mm/h以外(降水有り)”である場合に、車両の予測位置の周辺に位置する屋内型施設を探索し、案内する(S13)構成としているが、屋内型施設を案内する条件として他の条件を設定しても良い。例えば、“降水量が10mm/h以上”や天候区分が『雨』や『雪』の場合等の車両の予測位置の天気が天候不順であることを示す他の条件としても良い。
また、本実施形態では、ナビゲーション装置5のCPU41が天気情報案内処理プログラム(図5)の各ステップを実行する構成としているが、情報サーバ3のCPUやその他の外部サーバが一部または全部の処理を実行する構成としても良い。
また、本発明は情報提供システム1を構成するナビゲーション装置5の代わりに、地図画像を表示する機能を有する各種情報端末を適用することが可能である。例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等に適用することも可能である。また、ナビゲーション装置5の代わりに、他の情報端末を用いる場合には、仮想位置は車両以外の移動体(例えば歩行者や自転車等)の仮想位置を定義するように構成しても良い。
また、本発明に係る情報提供システムを具体化した実施例について上記に説明したが、情報提供システムは以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
今後の時間経過に伴う移動体の位置を予測する位置予測手段(41)と、所定の設定時間間隔で複数の案内時刻を設定する案内時刻設定手段(41)と、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置の内、前記複数の案内時刻における前記移動体の位置を、該移動体の位置を含む地図画像(51)に重畳して前記案内時刻の経時順に切り替えて表示装置(15)に順次表示する地図画像表示手段(41)と、前記表示装置に前記地図画像が表示された領域である表示対象領域に関する天気情報を取得する天気情報取得手段(41)と、前記案内時刻における天気情報を示す天気画像(60)を、対応する案内時刻の前記地図画像に重畳して表示する天気画像表示手段(41)と、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定する天気変化時刻特定手段(41)と、を有し、前記案内時刻設定手段は、前記天気変化時刻に近い時刻程、前記設定時間間隔を短くして前記案内時刻を設定する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、地図画像に今後の天気の移り変わりを示す天気画像を重畳して表示する場合において、移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定し、天気変化時刻に近い時刻程、案内時刻の設定時間間隔を短くするので、ユーザが詳細な天気の移り変わりを把握したい状況では、天気の移り変わりの詳細な内容を案内することが可能となる。一方で、ユーザが詳細な天気の移り変わりの把握を必要としない状況、例えば晴天や雨天が継続し、天気画像の変化がない状況では、案内時刻の設定時間間隔が長くなるので、案内に必要な時間を短縮化することが可能となる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
前記案内時刻設定手段(41)は、前記天気変化時刻の前後所定時間以内を除いて第1時間間隔で前記案内時刻を設定し、前記天気変化時刻の前後所定時間以内では第1時間間隔より短い第2時間間隔で前記案内時刻を設定する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、今後の移動体の位置において天気が変化すると予想される時刻、即ち移動体が天気の変化に遭遇すると予想される時刻周辺では、案内時刻の設定時間間隔を短くするので、ユーザが詳細な天気の移り変わりを把握したい状況において天気の移り変わりの詳細な内容を案内することが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記地図画像表示手段(41)は、前記設定時間間隔が前記第1時間間隔から前記第2時間間隔へと変更される案内時刻における前記移動体の位置を表示する際に、前記表示装置(15)における画像の切り替えを一定時間停止する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、案内時刻の設定時間間隔が短くなる直前に表示装置における画像の更新が一定時間停止されることとなる。それによって、移動体の予測位置において天気が変化する直前の天気画像をユーザに確実に視認させるとともに、これから天気の移り変わりについて詳細な内容を開始することをユーザに予告することが可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記天気変化時刻特定手段(41)は、前記位置予測手段(41)により予測された前記移動体の各位置において前記移動体が到達する時刻の天気情報を取得し、取得された前記天気情報に基づいて特定される天気を経時順に配列した場合に、天気が変化する時刻を前記天気変化時刻に特定する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、今後の移動体の位置において天気が変化する時刻、即ち移動体が天気の変化に遭遇すると予想される時刻を天気情報から正確に特定することが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記地図画像表示手段(41)によって表示される前記移動体の位置の天気が天候不順である場合に、前記移動体の位置周辺にある施設を案内する施設案内手段(41)を有する。
上記構成を有する情報提供システムによれば、ユーザは天候が悪化する状況での運転を回避する為に立ち寄るべき施設を把握することが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記施設案内手段(41)は、前記移動体の位置周辺にある施設の内、屋内型の施設を案内対象とする。
上記構成を有する情報提供システムによれば、ユーザは天候が悪化する状況での運転を回避するとともに、天候に左右されることなく滞在可能な施設を把握することが可能となる。
1 情報提供システム
2 情報管理センタ
3 情報サーバ
4 ユーザ
5 ナビゲーション装置
8 天気情報DB
15 液晶ディスプレイ
41 CPU
42 RAM
43 ROM
50 経路案内画面
51 地図画像
52 走行予定経路
59 車両の予測位置
60 天気画像

Claims (8)

  1. 今後の時間経過に伴う移動体の位置を予測する位置予測手段と、
    所定の設定時間間隔で複数の案内時刻を設定する案内時刻設定手段と、
    前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置の内、前記複数の案内時刻における前記移動体の位置を、該移動体の位置を含む地図画像に重畳して前記案内時刻の経時順に切り替えて表示装置に順次表示する地図画像表示手段と、
    前記表示装置に前記地図画像が表示された領域である表示対象領域に関する天気情報を取得する天気情報取得手段と、
    前記案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の前記地図画像に重畳して表示する天気画像表示手段と、
    前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定する天気変化時刻特定手段と、を有し、
    前記案内時刻設定手段は、前記天気変化時刻に近い時刻程、前記設定時間間隔を短くして前記案内時刻を設定する情報提供システム。
  2. 前記案内時刻設定手段は、
    前記天気変化時刻の前後所定時間以内を除いて第1時間間隔で前記案内時刻を設定し、
    前記天気変化時刻の前後所定時間以内では第1時間間隔より短い第2時間間隔で前記案内時刻を設定する請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記地図画像表示手段は、前記設定時間間隔が前記第1時間間隔から前記第2時間間隔へと変更される案内時刻における前記移動体の位置を表示する際に、前記表示装置における画像の切り替えを一定時間停止する請求項2に記載の情報提供システム。
  4. 前記天気変化時刻特定手段は、
    前記位置予測手段により予測された前記移動体の各位置において前記移動体が到達する時刻の天気情報を取得し、
    取得された前記天気情報に基づいて特定される天気を経時順に配列した場合に、天気が変化する時刻を前記天気変化時刻に特定する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報提供システム。
  5. 前記地図画像表示手段によって表示される前記移動体の位置の天気が天候不順である場合に、前記移動体の位置周辺にある施設を案内する施設案内手段を有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報提供システム。
  6. 前記施設案内手段は、前記移動体の位置周辺にある施設の内、屋内型の施設を案内対象とする請求項5に記載の情報提供システム。
  7. 位置予測手段が、今後の時間経過に伴う移動体の位置を予測するステップと、
    案内時刻設定手段が、所定の設定時間間隔で複数の案内時刻を設定するステップと、
    地図画像表示手段が、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置の内、前記複数の案内時刻における前記移動体の位置を、該移動体の位置を含む地図画像に重畳して前記案内時刻の経時順に切り替えて表示装置に順次表示するステップと、
    天気情報取得手段が、前記表示装置に前記地図画像が表示された領域である表示対象領域に関する天気情報を取得するステップと、
    天気画像表示手段が、前記案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の前記地図画像に重畳して表示するステップと、
    天気変化時刻特定手段が、前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定するステップと、を有し、
    前記案内時刻設定手段は、前記天気変化時刻に近い時刻程、前記設定時間間隔を短くして前記案内時刻を設定する情報提供方法。
  8. コンピュータを、
    今後の時間経過に伴う移動体の位置を予測する位置予測手段と、
    所定の設定時間間隔で複数の案内時刻を設定する案内時刻設定手段と、
    前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置の内、前記複数の案内時刻における前記移動体の位置を、該移動体の位置を含む地図画像に重畳して前記案内時刻の経時順に切り替えて表示装置に順次表示する地図画像表示手段と、
    前記表示装置に前記地図画像が表示された領域である表示対象領域に関する天気情報を取得する天気情報取得手段と、
    前記案内時刻における天気情報を示す天気画像を、対応する案内時刻の前記地図画像に重畳して表示する天気画像表示手段と、
    前記位置予測手段により予測された前記移動体の位置において天気が変化する天気変化時刻を特定する天気変化時刻特定手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、
    前記案内時刻設定手段は、前記天気変化時刻に近い時刻程、前記設定時間間隔を短くして前記案内時刻を設定するコンピュータプログラム。
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