JP2003279359A - ナビゲーションシステム - Google Patents

ナビゲーションシステム

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JP2003279359A
JP2003279359A JP2002084568A JP2002084568A JP2003279359A JP 2003279359 A JP2003279359 A JP 2003279359A JP 2002084568 A JP2002084568 A JP 2002084568A JP 2002084568 A JP2002084568 A JP 2002084568A JP 2003279359 A JP2003279359 A JP 2003279359A
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Japan
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weather
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JP2002084568A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Sugiura
博昭 杉浦
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施設を検索した場合に、該施設への到着予想時
刻を算出して、施設における到着予想時刻での気象情報
を検索結果とともに出力することによって、操作者が適
切な施設を選択することができるようにする。 【解決手段】施設を検索する検索手段と、検索された施
設までの経路に基づいて、該検索された施設への到着予
想時刻を算出する到着予想時刻算出手段と、気象情報を
格納する気象情報データベース63と、前記検索された
施設における到着予想時刻での気象情報を前記気象情報
データベース63から取得する気象情報取得手段と、前
記検索された施設を、該検索された施設における到着予
想時刻での気象情報とともに表示させる表示情報を作成
する表示制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーションシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に搭載されたナビ
ゲーション装置においては、運転者等の操作者が所定の
入力部を操作して目的地を設定すると、該目的地、及
び、現在地検出処理部によって検出された車両の現在地
に基づいて、該現在地から目的地までの経路が探索さ
れ、探索された経路が案内される。この場合、前記現在
地から目的地までの距離が最短となるように経路を探索
したり、所要時間が最短となるように経路を探索するよ
うになっている。
【0003】また、地図データに基づいて、レストラ
ン、遊園地、テーマパーク等の施設を検索し、該施設の
位置、名称、利用料金等の情報を案内する機能も有して
いる。この場合、検索された施設の中から所望の施設を
選択すると、該施設までの経路を探索するようになって
いる。
【0004】これにより、車両の運転者等の操作者は、
所望の施設を容易に検索することができ、また、該施設
までの経路が探索されて案内されるので、所望の施設に
容易に到着することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のナビゲーション装置においては、施設を検索する場
合に気象条件が反映されておらず、特に気象状況による
影響を受けやすい施設を検索する場合、操作者は施設の
存在する地域の気象状況を考慮して施設を選択すること
ができないという問題がある。
【0006】例えば、休日に遊園地、テーマパーク等の
屋外の施設に出かけようとする場合であっても、前記施
設の存在する地域の気象状況が雨天であることが分かっ
ていれば、前記施設に出かけるのを取りやめたり、他の
施設に出かけようと考える操作者が多い。また、釣り、
ゴルフ、ハイキング等の屋外でのスポーツ等の活動に出
かける場合、該活動を行うための複数の施設の中から、
前記活動に適した気象状況にある施設を選択したいと考
える操作者も多い。しかし、従来のナビゲーション装置
においては、検索した施設の存在する地域の気象状況を
提供することができなかった。このため、操作者は、検
索された施設の中から所望の施設を選択する際に、気象
状況を考慮して、適切な施設を選択することができなか
った。
【0007】もっとも、車両に搭載されたカーラジオ等
によって、現時点における各地の気象状況や今後の天気
予報等、気象に関する情報を取得することは可能であ
る。しかし、施設の存在する場所が現在地から離れてい
る場合、前記施設に到達するまでに時間がかかってしま
う。そのため、現時点における施設の存在する地域の気
象状況を取得しても、前記施設に到着するまでの間に気
象状況が変わった場合には、役に立たなくなってしま
う。また、施設の存在する地域の今後の天気予報を取得
することができても、前記施設に到着する時刻が不明で
あると、有効に利用することができない。
【0008】本発明は、前記従来のナビゲーション装置
における問題点を解決して、施設を検索した場合に、該
施設への到着予想時刻を算出して、施設における到着予
想時刻での気象情報を検索結果とともに出力することに
よって、操作者が適切な施設を確認することができるナ
ビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のナ
ビゲーションシステムにおいては、施設を検索する検索
手段と、検索された施設までの経路に基づいて、該検索
された施設への到着予想時刻を算出する到着予想時刻算
出手段と、気象情報を格納する気象情報データベース
と、前記検索された施設における到着予想時刻での気象
情報を前記気象情報データベースから取得する気象情報
取得手段と、前記検索された施設を、該検索された施設
における到着予想時刻での気象情報とともに表示させる
表示情報を作成する表示制御手段とを有する。
【0010】本発明の他のナビゲーションシステムにお
いては、さらに、前記気象情報は、時系列的に整理され
た各地における現時点での気象状況及び今後の天気予報
を含むものである。
【0011】本発明の更に他のナビゲーションシステム
においては、さらに、前記表示制御手段は、検索された
施設のリストを、該リスト中に含まれる施設における到
着予想時刻での気象情報とともに表示させる表示情報を
作成する。
【0012】本発明の更に他のナビゲーションシステム
においては、さらに、前記表示制御手段は、検索された
施設を前記気象情報に基づいてソートする。
【0013】本発明のナビゲーション装置においては、
施設を検索する検索手段と、検索された施設までの経路
に基づいて、該検索された施設への到着予想時刻を算出
する到着予想時刻算出手段と、前記検索された施設にお
ける到着予想時刻での気象情報を取得する気象情報取得
手段と、前記検索された施設を、該検索された施設にお
ける到着予想時刻での気象情報とともに表示させる表示
情報を作成する表示制御手段とを有する。
【0014】本発明の情報センタにおいては、受信した
各地における現時点での気象状況及び今後の天気予報を
統合して編集し、気象情報を作成する気象情報編集作成
手段と、作成された気象情報を格納する気象情報データ
ベースと、受信した要求信号に含まれる地点及び時刻に
対応する気象情報を前記気象情報データベースから取得
する取得手段と、該取得手段が取得した気象情報を送信
する送信手段とを有する。
【0015】本発明の他の情報センタにおいては、施設
を検索する検索手段と、検索された施設までの経路に基
づいて、該検索された施設への到着予想時刻を算出する
到着予想時刻算出手段と、気象情報を格納する気象情報
データベースと、前記検索された施設における到着予想
時刻での気象情報を前記気象情報データベースから取得
する気象情報取得手段と、前記検索された施設を、該検
索された施設における到着予想時刻での気象情報ととも
に表示させる表示情報を作成する表示制御手段とを有す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態における
ナビゲーションシステムの構成を示す概念図、図2は本
発明の第1の実施の形態におけるナビゲーションシステ
ムの車載装置の概念図、図3は本発明の第1の実施の形
態におけるナビゲーションシステムの機能を示す図であ
る。
【0018】図1において、60は情報センタとして機
能する気象情報提供装置であり、CPU、MPU等の演
算手段、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の
記憶手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュー
タの中に構成される。なお、該コンピュータは単一のコ
ンピュータではなく、複数のコンピュータが有機的に結
合された、いわゆる、分散型サーバであってもよい。ま
た、前記コンピュータの中に他のシステムが構築されて
いてもよい。さらに、前記気象情報提供装置60は、他
のコンピュータの中に構築されたシステムの一つであっ
てもよい。
【0019】また、12は乗用車、トラック、バス、オ
ートバイ等の車両であり、車載装置14を備える。本実
施の形態において、該車載装置14は、地図を表示する
画像表示手段とGPS(Global Positio
ning System)受信手段を備えるナビゲーシ
ョン装置である。ここで、前記車載装置14と、気象情
報提供装置60との間の通信は、有線又は無線の公衆通
信回線網、専用通信回線網、インターネット、携帯電話
網、イントラネット等のいかなる通信回線網を経由する
ものであってもよく、また、これら通信回線網を適宜組
み合わせたものであってもよい。例えば、放送衛星によ
るCS放送やBS放送を利用して通信してもよく、地上
波デジタルテレビ放送を利用して通信してもよく、FM
多重放送を利用して通信してもよく、道路脇に設置され
ている光ビーコンや電波ビーコンを利用して通信しても
よい。そして、前記車載装置14と、気象情報提供装置
60との間の通信は、双方向通信であってもよい。
【0020】本実施の形態において、前記気象情報提供
装置60は、各地における現時点での気象状況や今後の
天気予報等の情報、すなわち、気象情報を作成する気象
情報編集作成手段61、気象情報を作成するために必要
な情報や車載装置14からの信号を受信する受信手段6
2、各地の気象情報が格納されている気象情報データベ
ース63、該気象情報データベース63にアクセスして
気象情報を取得する取得手段64、及び、該取得手段6
4が取得した気象情報を車載装置14に送信するための
送信手段65を備える。
【0021】そして、前記気象情報提供装置60におい
て、受信手段62は、気象庁、各地の測候所、気象予報
会社、気象衛星等から、各地における現時点での天候、
風向、風力、気温、湿度、降雨量、積雪量、波浪等の気
象状況、各地における天気予報等を含む気象情報を受信
するようになっている。なお、該気象情報は、有償のも
のであってもよいし、無償のものであってもよい。
【0022】また、気象情報編集作成手段61は、前記
受信手段62が受信した各地の気象情報を統合して編集
し、車載装置14において利用することができるような
データ形式に変換して、本実施の形態におけるナビゲー
ションシステムに適した気象情報を作成する。該気象情
報は、各地における現時点での気象状況及び今後の天気
予報が時系列的に整理された状態となっている。そのた
め、位置及び時刻を特定することによって、該当する位
置における該当する時刻での気象情報を得ることができ
る。そして、前記気象情報編集作成手段61が作成した
気象情報は、気象情報データベース63に格納される。
なお、前記気象情報編集作成手段61は、気象情報デー
タベース63に格納された気象情報を常時更新すること
が望ましい。これにより、気象情報データベース63に
格納された気象情報の精度を向上させることができる。
【0023】そして、前記受信手段62が車載装置14
から気象情報を要求する要求信号を受信すると、取得手
段64は、気象情報データベース63にアクセスして、
前記要求信号に含まれる位置及び時刻に対応する気象情
報を取得するようになっている。また、送信手段65
は、前記取得手段64が取得した気象情報を前記車載装
置14に送信する。
【0024】また、本実施の形態において、前記車載装
置14は、ナビゲーション装置として機能する一種のコ
ンピュータであり、図2に示されるように、現在地を検
出する現在地検出処理部15、道路データ等が記録され
た記録媒体としてのデータ記録部16、入力された情報
に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を
行うナビゲーション処理部17、入力部34、表示部3
5、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38を
有し、前記ナビゲーション処理部17に車速センサ41
が接続される。
【0025】そして、前記現在地検出処理部15は、G
PSセンサ21、地磁気センサ22、距離センサ23、
ステアリングセンサ24、ビーコンセンサ25、ジャイ
ロセンサ26、図示されない高度計等から成る。なお、
前記GPSセンサ21、地磁気センサ22、距離センサ
23、ステアリングセンサ24、ビーコンセンサ25、
ジャイロセンサ26、高度計等の中のいくつかは、製造
コスト等の観点から、適宜省略することもできる。
【0026】そして、前記GPSセンサ21は、人工衛
星によって発生させられた電波を受信することによって
地球上における現在地を検出し、前記地磁気センサ22
は、地磁気を測定することによって車両が向いている方
位を検出し、前記距離センサ23は、道路上の所定の位
置間の距離等を検出する。前記距離センサ23として
は、例えば、図示されない車輪の回転数を測定し、該回
転数に基づいて距離を検出するもの、加速度を測定し、
該加速度を2回積分して距離を検出するもの等を使用す
ることができる。
【0027】また、前記ステアリングセンサ24は、舵
(だ)角を検出し、前記ステアリングセンサ24として
は、例えば、図示されないステアリングホイールの回転
部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗セン
サ、車輪に取り付けられた角度センサ等が使用される。
【0028】そして、前記ビーコンセンサ25は、道路
に沿って配設されたビーコンからの位置情報を受信して
現在地を検出する。前記ジャイロセンサ26は、車両の
回転角速度、すなわち、旋回角を検出し、前記ジャイロ
センサ26としては、例えば、ガスレートジャイロ、振
動ジャイロ等が使用される。そして、前記ジャイロセン
サ26によって検出された旋回角を積分することによっ
て、車両が向いている方位を検出することができる。
【0029】なお、前記GPSセンサ21及びビーコン
センサ25は、それぞれ単独で現在地を検出することが
できる。そして、距離センサ23によって検出された距
離と、地磁気センサ22及びジャイロセンサ26によっ
て検出された方位とを組み合わせることによって現在地
を検出することもできる。また、距離センサ23によっ
て検出された距離と、ステアリングセンサ24によって
検出された舵角とを組み合わせることによって現在地を
検出することもできる。
【0030】前記データ記録部16は、地図データファ
イル、交差点データファイル、ノードデータファイル、
道路データファイル、写真データファイル、及び、各地
域のホテル、ガソリンスタンド、観光地案内所等の施設
の情報が記録された施設情報データファイルから成るデ
ータベースを備える。そして、前記データ記録部16に
は、経路を探索するためのデータの他、前記表示部35
の画面に、探索された経路に沿って案内図を表示した
り、交差点又は経路における特徴的な写真、コマ図等を
表示したり、次の交差点までの距離、次の交差点におけ
る進行方向等を表示したり、他の案内情報を表示したり
するための各種のデータが記録される。なお、前記デー
タ記録部16には、所定の情報を音声出力部37によっ
て出力するための各種のデータも記録される。
【0031】ところで、前記交差点データファイルには
交差点データが、ノードデータファイルにはノードデー
タが、道路データファイルには道路データがそれぞれ記
録され、前記交差点データ、ノードデータ及び道路デー
タによって道路状況が画面に表示される。なお、前記交
差点データには、交差点の種類、すなわち、交通信号灯
器の設置されている交差点であるか又は交通信号灯器の
設置されていない交差点であるが含まれる。また、前記
ノードデータは、前記地図データファイルに記録された
地図データにおける少なくとも道路の位置及び形状を構
成するものであり、実際の道路の分岐点(交差点、T字
路等を含む)、ノード点、及び、各ノード点間を連結す
るリンクを示すデータから成る。さらに、前記ノード点
は、少なくとも道路の屈曲点の位置を示す。
【0032】そして、前記道路データには、道路自体に
ついて、幅員、勾(こう)配、カント、高度、バンク、
路面の状態、道路の車線数、該車線数の減少する地点、
幅員の狭くなる地点等のデータが含まれる。なお、高速
道路や幹線道路の場合、対向方向の車線のそれぞれが別
個の道路データとして格納され、2条化道路として処理
される。例えば、片側二車線以上の幹線道路の場合、2
条化道路として処理され、上り方向の車線と下り方向の
車線は、それぞれ、独立した道路として道路データに格
納される。また、コーナについては、曲率半径、交差
点、T字路、コーナの入口等のデータが含まれる。さら
に、道路属性については、踏切、高速道路出入口ランプ
ウェイ、高速道路の料金所、降坂路、登坂路、道路種別
(国道、主要地方道、一般道、高速道路等)等のデータ
が含まれる。
【0033】また、前記ナビゲーション処理部17は、
車載装置14の全体の制御を行うCPU31、該CPU
31が各種の演算処理を行うに当たりワーキングメモリ
として使用されるRAM32、及び、制御プログラムの
他、目的地までの経路の探索、経路中の走行案内、特定
区間の決定、地点、施設等の検索等を行うための各種の
プログラムが記録された記録媒体としてのROM33か
ら成る。そして、前記ナビゲーション処理部17には、
前記入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出
力部37及び通信部38が接続される。そして、経路の
探索、経路中の走行案内、特定区間の決定、地点、施設
等の検索等の各種処理を実行する。なお、前記音声入力
部36、音声出力部37及び通信部38の中のいくつか
は、製造コスト等の観点から、適宜省略することもでき
る。
【0034】また、前記ナビゲーションプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、半導体
メモリだけでなく、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ド
ラム、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディス
ク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等、あ
らゆる形態の記録媒体を含むものである。
【0035】なお、前記データ記録部16及びROM3
3は、図示されない磁気コア、半導体メモリ等によって
構成される。また、前記データ記録部16及びROM3
3として、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、C
D−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、M
O、ICカード、光カード、メモリカード等の各種の記
憶媒体を使用することもできる。該記憶媒体は、車載装
置14にあらかじめ据え付けられたものであってもよ
く、運転者等によって適宜交換可能なものであってもよ
い。
【0036】本実施の形態においては、前記ROM33
に各種のプログラムが記録され、前記データ記録部16
に各種のデータが記録されるようになっているが、プロ
グラム及びデータを同じように外部記憶媒体に記録する
こともできる。この場合、例えば、前記ナビゲーション
処理部17に図示されないフラッシュメモリ等の記憶媒
体を配設し、前記外部記憶媒体から前記プログラム及び
データを読み出して前記記憶媒体に書き込むこともでき
る。したがって、外部記憶媒体を交換することによって
前記プログラム及びデータを更新することができる。ま
た、図示されない自動変速機制御装置の制御プログラム
等も前記外部記憶媒体に記録させることができる。この
ように、各種の記憶媒体に記録されたプログラムを起動
し、データに基づいて各種の処理を行うことができる。
なお、前記外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディス
ク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−RO
M、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリ
カード等いかなる種類のものであってもよい。
【0037】さらに、前記通信部38は、FM送信装
置、電話回線、インターネット、携帯電話網等の通信回
線網との間で各種のデータの送受信を行うためのもので
あり、気象情報提供装置60との間で通信を行うように
なっている。なお、例えば、図示されない情報センサ等
によって受信した渋滞等の道路情報、交通事故情報、G
PSセンサ21の検出誤差を検出するD−GPS情報等
の各種のデータを受信することもできる。また、本発明
の機能を実現するためのプログラム、車載装置14を作
動させるためのプログラム、データ等を、情報センタ
(インターネットサーバ、ナビゲーション用サーバ等)
から複数の基地局(インターネットのプロバイダ端末、
前記通信部38と電話回線、通信回線等を介して接続さ
れた通信局等)に送信し、さらに各基地局から通信部3
8に送信することもできる。このようなシステムを使用
する場合、各基地局から送信された前記プログラム及び
データの少なくとも一部が受信されると、前記CPU3
1は、読み書き可能なメモリ、例えば、RAM32、フ
ラッシュメモリ、ハードディスク等の記録媒体にダウン
ロードし、前記プログラムを起動し、データに基づいて
各種の処理を行うことができる。
【0038】この場合、例えば、プログラム及びデータ
を異なる記録媒体に記録したり、同じ記録媒体に記録し
たりすることもできる。
【0039】また、家庭用のパーソナルコンピュータを
使用し、前記情報センタから送信されたプログラム、デ
ータ等をパーソナルコンピュータに対して脱着自在なメ
モリカード、CD−R等の記録媒体にダウンロードし、
前記プログラムを起動し、データに基づいて各種の処理
を行うこともできる。
【0040】そして、前記入力部34は、走行開始時の
位置を修正したり、目的地を入力したりするためのもの
であり、車載装置14の本体に配設された操作キー、押
しボタン、ジョグダイヤル、十字キー等から成るもので
あるが、リモートコントローラであってもよい。なお、
表示部35がタッチパネルである場合には、該表示部3
5の画面に表示された操作キー、操作メニュー等の操作
スイッチから成るものであることが望ましい。この場
合、通常のタッチパネルのように前記操作スイッチを押
す(タッチする)ことによって、入力を行うことができ
る。
【0041】そして、前記表示部35の画面には、操作
案内、操作メニュー、操作キーの案内、現在地から目的
地までの経路、該経路に沿った案内情報等が表示され
る。前記表示部35としては、CRTディスプレイ、液
晶ディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディス
プレイ、フロントガラスにホログラムを投影するホログ
ラム装置等を使用することができる。
【0042】また、音声入力部36は、図示されないマ
イクロホン等によって構成され、音声によって必要な情
報を入力することができる。さらに、音声出力部37
は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音
声情報、例えば、音声合成装置によって合成された音声
から成る案内情報、変速情報等をスピーカから出力し、
操作者に知らせる。なお、音声合成装置によって合成さ
れた音声の他に、各種の音、あらかじめテープ、メモリ
等に録音された各種の案内情報をスピーカから出力する
こともできる。
【0043】本実施の形態において、ナビゲーション装
置14は、図3に示されるように、機能の観点から、施
設を検索する検索手段27、経路を探索する探索手段2
8、施設への到着予想時刻を算出する到着予想時刻算出
手段29、気象情報を取得する気象情報取得手段43、
及び、表示情報を作成する表示制御手段44を有するも
のである。
【0044】ここで、前記検索手段27は、操作者が入
力部34から施設の名称の一部又は全部、ジャンル、所
在地等の検索条件を入力すると、前記施設情報データフ
ァイルにアクセスして施設を検索する。なお、本実施の
形態において、検索の対象となる施設には、山、海岸、
交差点、通り、広場等の地点や区間も含まれる。また、
前記施設データファイルには、各地域のホテル、ガソリ
ンスタンド、観光地案内所等の他に、デパート、スーパ
ーマーケット、ショッピングセンタ、ホームセンタ、コ
ンビニエンスストア、ショッピングモール等の商業施
設、パチンコ、ゲームセンタ、映画館、テーマパーク、
遊園地、水族館、動物園等の娯楽施設、レストラン、食
堂等の飲食施設、駐車場、パーキングスペース、パーキ
ングタワー等の駐車施設、鉄道の駅、バスターミナル、
タクシー乗り場等の交通施設、神社、寺院、墓地等の宗
教施設、税務署、市役所、学校、病院等の公共施設等の
各種施設に関する位置情報、営業日情報、営業時間帯
(営業開始時刻及び営業終了時刻)情報、祭事開催情
報、提供されるサービスの内容、利用料金等の各種情報
が格納されることが望ましい。
【0045】そして、前記探索手段28は、通常の方法
によって、出発地又は車両の現在地から設定された目的
地までの経路を探索する。この場合、取得した渋滞情報
のような道路情報、交通事故情報等に基づいて、目的地
に最も短時間で到着することができる経路を探索するこ
とが望ましい。なお、本実施の形態においては、前記検
索手段27によって施設が検索されると、前記探索手段
28は、前記施設を自動的に目的地として設定して経路
を探索するようになっている。
【0046】また、前記到着予想時刻算出手段29は、
前記探索手段28によって探索された経路に沿って目的
地としての前記施設に到着することが予想される時刻、
すなわち、施設への到着予想時刻を算出する。この場
合、前記到着予想時刻算出手段29は、前記経路に沿っ
た出発地又は車両の現在地から目的地までの距離、前記
経路における制限速度、渋滞情報のような道路情報、交
通事故情報等に基づく予想走行速度等に基づいて、前記
目的地までの所要走行時間を算出して、施設への到着予
想時刻を算出するようになっている。
【0047】さらに、前記気象情報取得手段43は、気
象情報を要求する要求信号を作成し、通信部38から気
象情報提供装置60に送信するようになっている。な
お、前記要求信号には、前記施設の存在する位置及び施
設への到着予想時刻が含まれている。そして、前記気象
情報取得手段43は、前記施設における到着予想時刻で
の気象情報を前記気象情報提供装置60から受信して取
得する。なお、前記気象情報取得手段43は、操作者が
設定した場合、前記施設における現時点での気象情報を
要求する要求信号を作成することもできる。
【0048】また、前記表示制御手段44は、表示処理
を行うことによって、表示部35の表示画面上に、検索
された施設のリストを、該リスト中に含まれる施設にお
ける到着予想時刻での気象情報とともに表示させる表示
情報を作成するようになっている。したがって、操作者
は、到着予想時刻での施設における気象情報を参考にし
て施設を選択し、該施設を目的地として設定し、経路案
内を実行させることができる。なお、前記表示制御手段
44は、表示情報を作成する際に、検索された施設を、
気象情報に基づいてソートするようにしてもよい。例え
ば、予想される天候の良い順に施設をソートしても良い
し、予想される気温の高い順に施設をソートしても良
い。そして、ソートの基準は、操作者があらかじめ設定
することができることが望ましい。
【0049】次に、前記構成のナビゲーションシステム
の動作について説明する。
【0050】図4は本発明の第1の実施の形態における
ナビゲーションシステムの動作を示すフローチャートで
ある。
【0051】まず、操作者が、入力部34を操作して、
例えば、施設のジャンル、施設の名称の全部又は一部の
文字等の検索条件を入力すると、検索手段27は施設の
検索を開始する。そして、該検索手段27は、施設情報
データファイルにアクセスして施設を検索して、前記検
索条件に適合する施設のリストを取得する。なお、検索
の対象となる前記施設には地点や区間も含まれる。さら
に、前記検索手段27は、地図データファイルにアクセ
スして、前記リストに含まれる各施設の位置を正確に示
すための座標を取得する。
【0052】続いて、探索手段28は、前記各施設を自
動的に目的地として設定して経路を探索する。そして、
到着予想時刻算出手段29は、前記探索手段28によっ
て探索された経路に沿って目的地としての前記各施設に
到着することが予想される時刻、すなわち、各施設への
到着予想時刻を算出する。この場合、前記到着予想時刻
算出手段29は、前記経路に沿った出発地又は車両の現
在地から目的地までの距離、前記経路における制限速
度、渋滞情報のような道路情報、交通事故情報等に基づ
く予想走行速度等に基づいて、前記目的地としての各施
設までの所要走行時間を算出して、各施設への到着予想
時刻を算出する。
【0053】続いて、前記気象情報取得手段43は、気
象情報を要求するための要求信号を作成する。なお、該
要求信号には、検索手段27が取得した各施設の位置を
正確に示すための座標、及び、到着予想時刻算出手段2
9が算出した各施設への到着予想時刻が含まれている。
そして、通信部38は、前記要求信号を気象情報提供装
置60に送信する。
【0054】なお、前記気象情報取得手段43は、施設
情報データファイルにアクセスして施設の営業時間帯情
報を取得することによって、各施設の営業時間を前記要
求信号に含ませることもできる。この場合、各施設の営
業時間における気象情報を要求することができる。
【0055】一方、前記気象情報提供装置60において
は、受信手段62が車載装置14から気象情報を要求す
る要求信号を受信すると、取得手段64が、気象情報デ
ータベース63にアクセスして、前記要求信号に含まれ
る各施設の存在する位置及び到着予想時刻に対応する気
象情報を取得する。そして、送信手段65が、前記取得
手段64が取得した気象情報を前記車載装置14に送信
する。
【0056】そして、前記気象情報は、前記通信部38
によって受信されると、表示制御手段44に送信され
る。すると、該表示制御手段44は、検索手段27の取
得した前記施設のリストと、気象情報提供装置60から
受信した各施設の存在する位置における到着予想時刻で
の気象情報とを結合させて表示部35の表示画面上に表
示させるための表示処理を行う。この場合、前記施設の
リストを、該リスト中に含まれる施設における到着予想
時刻での気象情報とともに表示させる。
【0057】また、前記施設の表示順は、例えば、予想
される天候の良い順や、予想される気温の高い順にソー
トされている。なお、ソートの基準は、表示制御手段4
4が自動的に設定してもよいし、操作者があらかじめ設
定することができるようにしてもよい。前記表示制御手
段44が自動的に設定する場合、該表示制御手段44は
施設情報データファイルにアクセスして施設の種類(属
性)を取得し、例えば、屋外の施設の場合には予想され
る天候の良い順にソートするように設定することができ
る。また、操作者はあらかじめ任意の基準を設定し、例
えば、スキー場の場合には積雪量の順に施設が表示さ
れ、サーフィンをする海の場合には波の高い順に施設が
表示されるように設定することができる。
【0058】続いて、表示部35の表示画面上に、所定
の基準でソートされた施設のリストが各施設における到
着予想時刻での気象情報とともに表示される。これによ
り、操作者は、気象情報を参照して、所望の施設を選択
することができる。
【0059】そして、操作者が、入力部34を操作し
て、所望の施設を選択し、該施設までの経路案内を開始
させると、前記探索手段28によって探索された経路に
沿った経路案内が実行される。なお、経路案内は通常の
方法によって実行されるので、その説明は省略する。
【0060】次に、本実施の形態におけるフローチャー
トについて説明する。 ステップS1 検索手段27は、施設の検索を開始す
る。 ステップS2 検索手段27は、検索条件に適合する施
設のリストを取得する。 ステップS3 検索手段27は、各施設の座標を取得す
る。 ステップS4 到着予想時刻算出手段29は、各施設の
到着予想時刻を算出する。 ステップS5 気象情報取得手段43は、各施設の座標
と到着予想時刻を含む要求信号を作成して気象情報提供
装置60に送信する。 ステップS6 気象情報提供装置60は、気象情報を取
得して車載装置14に送信する。 ステップS7 車載装置14は、気象情報を受信する。 ステップS8 表示制御手段44は、施設のリストの表
示処理を行う。
【0061】このように、本実施の形態においては、検
索手段27が検索した各施設について、探索手段28が
前記各施設までの経路を探索し、該経路に基づいて、到
着予想時刻算出手段29が到着予想時刻を算出し、各施
設における到着予想時刻での気象情報を気象情報提供装
置60から取得する。そして、表示制御手段44は、検
索された施設のリストを、該リスト中に含まれる施設に
おける到着予想時刻での気象情報とともに表示させる表
示情報を作成する。
【0062】これにより、操作者は、施設における到着
予想時刻での気象情報を参照して所望の施設を選択する
ことができるので、適切な施設を容易に選択することが
できる。
【0063】また、前記リスト中に含まれる施設は、気
象情報に基づいてソートされて、表示される。そして、
ソートの基準を表示制御手段44が自動的に設定する場
合には、施設の種類に応じて通常の基準が採用され、例
えば、屋外の施設の場合には予想される天候の良い順に
ソートされるので、操作者は格別な操作を行うことな
く、適切な施設を容易に選択することができる。また、
ソートの基準は、操作者があらかじめ設定することがで
きるようにもなっているので、各施設が、例えば、積雪
量の順や波の高い順のように、操作者の所望する順で表
示されるので、操作者は適切な施設を容易に選択するこ
とができる。
【0064】さらに、気象情報取得手段43は、各施設
の営業時間を要求信号に含ませることもできるので、各
施設の営業時間における気象情報を取得することができ
る。この場合、操作者は、施設に到着してから施設が営
業を終了するまでの時間帯の気象情報を参照して、施設
を選択することができる。
【0065】そして、前記気象情報提供装置60におい
ては、気象庁、各地の測候所、気象予報会社、気象衛星
等から、各地における現時点での天候、風向、風力、気
温、湿度等の気象に関する種々の情報、各地における天
気予報等を含む気象情報を受信し、気象情報編集作成手
段61が前記受信した気象情報を統合して編集するの
で、各地における現時点での気象状況及び天気予報が時
系列的に整理された状態となっている。そのため、位置
及び時刻を特定すると、該当する位置における該当する
時刻での精度の高い気象情報を得ることができる。ま
た、気象情報データベース63に格納された気象情報
は、常時更新されるので、精度がさらに向上する。
【0066】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0067】図5は本発明の第2の実施の形態における
ナビゲーションシステムの構成を示す概念図である。
【0068】図において、40はサーバとしての情報セ
ンタであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモ
リ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス
等を備えるコンピュータの中に構成される。なお、該コ
ンピュータは単一のコンピュータではなく、複数のコン
ピュータが有機的に結合された、いわゆる、分散型サー
バであってもよい。さらに、前記コンピュータの中に他
のシステムが構築されていてもよい。
【0069】そして、14は操作者によって操作される
車載装置である。該車載装置14は、実際には多数であ
るが、本実施の形態においては、説明の都合上、一つの
車載装置14で代表する。なお、該車載装置14は、前
記第1の実施の形態における車載装置14と同様のもの
であるが、本実施の形態においては機能を大幅に省略し
たものであってもよく、CPU、MPU等の演算部、半
導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、液晶ディスプ
レイ、LEDディスプレイ、CRT等の表示部、キーボ
ード、リモートコントローラ、タッチパネル等の入力
部、及び、通信インターフェイス等を備えるものであれ
ばよい。前記車載装置14は、例えば、乗用車、トラッ
ク、バス、オートバイ等の車両に搭載されるナビゲーシ
ョン装置であるが、携帯電話機、携帯情報端末、PDA
(Personal Digital Assista
nt)、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、デジタル
テレビ等いかなるものであってもよい。
【0070】さらに、前記車載装置14は、ナビゲーシ
ョン装置である場合、前記第1の実施の形態における車
載装置14と同様に、現在地検出処理部15によって現
在地を検出するが、例えば、携帯電話機、携帯情報端末
等である場合、該携帯電話機、携帯情報端末等が在圏す
る基地局との通信に基づいて、該基地局の位置を現在地
として検出することもできる。
【0071】ここで、前記情報センタ40及び車載装置
14はネットワーク57を介して互いに通信可能に接続
される。なお、前記ネットワーク57は、有線又は無線
の公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット、
イントラネット、LAN(Local Area Ne
twork)、WAN(Wide Area Netw
ork)、衛星通信回線網等いかなる通信回線であって
もよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよ
い。また、放送衛星によるCS放送やBS放送を利用し
て通信してもよく、地上波デジタルテレビ放送を利用し
て通信してもよく、FM多重放送を利用して通信しても
よく、また、道路脇に設置されている光ビーコンや電波
ビーコンを利用して通信してもよい。
【0072】なお、前記情報センタ40は、前記車載装
置14から送信された出発地情報及び目的地情報に基づ
いて目的地までの経路等の情報を前記車載装置14に提
供するための情報提供部44、前記情報を逐次、前記車
載装置14毎に格納する端末情報格納部45、及び、前
記車載装置14をIDキー等に基づいて特定するための
端末特定部46を有する。
【0073】そして、前記情報提供部44は、地図情報
記憶手段としての地図データベース47、POI(Po
int of Interest)データベース48、
道路データベース49、気象情報データベース63、交
通情報データベース51等を有する。
【0074】ここで、前記地図データベース47は、地
図を描画するためのノード、リンク、座標、施設名称等
の地図情報を格納する。また、POIデータベース48
は、出発地、目的地、通過点等となる地点を検索するた
めの施設データ、タウンページデータ等を格納する。さ
らに、前記道路データベース49は、道路の探索コス
ト、道路の種別等の経路を探索するための探索データ等
を格納する。さらに、前記気象情報データベース63
は、前記第1の実施の形態における気象情報データベー
ス63と同一のものであり、同様の気象情報を格納す
る。
【0075】なお、前記情報センタ40は、図示されて
いないが、前記第1の実施の形態において説明した気象
情報を作成する気象情報編集作成手段61、各地の気象
情報が格納されている気象情報データベース63、及
び、該気象情報データベース63にアクセスして気象情
報を取得する取得手段64と同一のものを備えている。
【0076】さらに、前記交通情報データベース51
は、例えば、VICSと称される道路交通情報通信シス
テムにおいて、警察、日本道路公団等の交通管制システ
ムの情報を収集して作成した道路の渋滞等に関する道路
交通情報を格納する。
【0077】なお、前記地図データベース47、POI
データベース48、道路データベース49、気象情報デ
ータベース63、交通情報データベース51等が格納さ
れる情報センタ40の記憶手段は、情報センタ40内部
の内部記憶媒体であってもよいし、外部記憶媒体であっ
てもよい。この場合、前記内部記憶媒体及び外部記憶媒
体は、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−
ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、I
Cカード、光カード、メモリカード等いかなる種類のも
のであってもよい。
【0078】また、前記情報提供部44は、前記地図情
報に基づいて地図を描画する地図作成部52、前記PO
Iデータベース48に格納された情報に基づいて目的地
のような所定の地点の座標情報、名称、住所等の地点情
報を検索するPOI検索部53、及び、前記道路データ
ベース49、気象情報データベース63、交通情報デー
タベース51等に格納された情報に基づいて現在地から
目的地までの経路を探索する経路探索部54を有する。
【0079】さらに、前記情報提供部44は、前記車載
装置14と情報の送受信を行う送受信部56、及び、受
信した情報の中から地点の名称等のキーワードを抽出す
るキーワード抽出部55とを有する。
【0080】そして、前記情報提供部44は、図示され
ない目的地設定部、到着予想時刻算出部を有する。
【0081】ここで、目的地設定部は、前記車載装置1
4から目的地、通過地点等の位置情報を受信した時に、
前記位置情報に基づいて目的地設定を行う手段である。
また、到着予想時刻算出部は、経路探索部54によって
探索された経路の情報、例えば、道路区間毎の所要時間
データの和に基づいて、前記目的地に到着するであろう
時刻、すなわち、到着予想時刻を算出する手段である。
なお、前記到着予想時刻算出部は、一定時間毎に到着予
想時刻を更新するものであってもよい。この際、交通情
報データベース51に格納された最新の渋滞情報、規制
情報なども加味して、到着予想時刻を算出し直すように
してもよい。
【0082】一方、前記車載装置14は、前述されたよ
うに、前記情報センタ40と情報の送受信を行う通信部
38及び表示部35を有する。ここで、該表示部35
は、表示手段に前記情報センタ40から送信された地図
を表示させ、該地図上に前記車載装置14の現在地、目
的地等を表示させる。さらに、前記到着予想時刻、目的
地の名称、住所等の情報も表示させるようになってい
る。
【0083】ここで、本実施の形態において、情報セン
タ40は、機能の観点から、前記第1の実施の形態にお
いて説明した検索手段27、探索手段28、到着予想時
刻算出手段29、気象情報取得手段43、及び、表示制
御手段44と同一のものを有する。これにより、前記情
報センタ40は、前記車載装置14が送信した現在地、
検索条件等を受信すると、前記第1の実施の形態におい
て説明した方法と同様の方法で、施設を検索し、検索し
た各施設までの経路を探索し、該経路に基づいて、到着
予想時刻を算出し、各施設の存在する地点における到着
予想時刻での気象情報を取得し、検索された施設のリス
トを、該リスト中に含まれる施設の存在する地点におけ
る到着予想時刻での気象情報とともに表示させるような
表示情報を作成する。そして、該表示情報を前記車載装
置14に送信する。
【0084】このように、本実施の形態においては、前
記車載装置14のデータ記録部16は、地図データファ
イル、道路データファイル等からなるデータベースを備
える必要がないので、前記車載装置14の構成を簡素化
することができる。そのため、前記車載装置14を小型
軽量化することが可能となり、製造コストも低くするこ
とができる。また、情報センタ40においては、各種デ
ータの更新が頻繁に行われるので、最新のデータに基づ
いた経路探索の結果を得ることができる。
【0085】なお、前記車載装置14が前記地図データ
ファイル、道路データファイル等からなるデータベース
を備える場合、例えば、第1の実施の形態におけるリス
トの取得の処理までを前記車載装置14において行い、
前記処理の結果を情報センタ40に送信して、以降の処
理を前記情報センタ40において行うようにすることも
できる。この場合、前記情報センタ40における処理負
担を低減することができ、前記情報センタ40の構成を
簡素化することができ、運営コストを低くすることがで
きる。
【0086】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0087】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、施設を検索した場合に、施設への到着予想時刻を
算出して、施設における到着予想時刻での気象情報を検
索結果とともに出力するので、操作者が適切な施設を確
認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョンシステムの構成を示す概念図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョンシステムの車載装置の概念図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョンシステムの機能を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョンシステムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲーシ
ョンシステムの構成を示す概念図である。
【符号の説明】
14 車載装置 27 検索手段 29 到着予想時刻算出手段 40 情報センタ 43 気象情報取得手段 44 表示制御手段 60 気象情報提供装置 61 気象情報編集作成手段 63 気象情報データベース 64 取得手段 65 送信手段
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB15 HB22 HB23 HB24 HB25 HC08 HC11 HC14 HC15 HC16 HC23 HC27 HC31 HD13 HD16 HD23 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC06 AC13 AC18 5H180 AA01 BB02 BB04 BB05 BB12 BB13 BB15 EE18 FF04 FF05 FF11 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)施設を検索する検索手段と、
    (b)検索された施設までの経路に基づいて、該検索さ
    れた施設への到着予想時刻を算出する到着予想時刻算出
    手段と、(c)気象情報を格納する気象情報データベー
    スと、(d)前記検索された施設における到着予想時刻
    での気象情報を前記気象情報データベースから取得する
    気象情報取得手段と、(e)前記検索された施設を、該
    検索された施設における到着予想時刻での気象情報とと
    もに表示させる表示情報を作成する表示制御手段とを有
    することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記気象情報は、時系列的に整理された
    各地における現時点での気象状況及び今後の天気予報を
    含むものである請求項1に記載のナビゲーションシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、検索された施設の
    リストを、該リスト中に含まれる施設における到着予想
    時刻での気象情報とともに表示させる表示情報を作成す
    る請求項1又は2に記載のナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、検索された施設を
    前記気象情報に基づいてソートする請求項3に記載のナ
    ビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】 (a)施設を検索する検索手段と、
    (b)検索された施設までの経路に基づいて、該検索さ
    れた施設への到着予想時刻を算出する到着予想時刻算出
    手段と、(c)前記検索された施設における到着予想時
    刻での気象情報を取得する気象情報取得手段と、(d)
    前記検索された施設を、該検索された施設における到着
    予想時刻での気象情報とともに表示させる表示情報を作
    成する表示制御手段とを有することを特徴とするナビゲ
    ーション装置。
  6. 【請求項6】 (a)受信した各地における現時点での
    気象状況及び今後の天気予報を統合して編集し、気象情
    報を作成する気象情報編集作成手段と、(b)作成され
    た気象情報を格納する気象情報データベースと、(c)
    受信した要求信号に含まれる地点及び時刻に対応する気
    象情報を前記気象情報データベースから取得する取得手
    段と、(d)該取得手段が取得した気象情報を送信する
    送信手段とを有することを特徴とする情報センタ。
  7. 【請求項7】 (a)施設を検索する検索手段と、
    (b)検索された施設までの経路に基づいて、該検索さ
    れた施設への到着予想時刻を算出する到着予想時刻算出
    手段と、(c)気象情報を格納する気象情報データベー
    スと、(d)前記検索された施設における到着予想時刻
    での気象情報を前記気象情報データベースから取得する
    気象情報取得手段と、(e)前記検索された施設を、該
    検索された施設における到着予想時刻での気象情報とと
    もに表示させる表示情報を作成する表示制御手段とを有
    することを特徴とする情報センタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145167A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Toyota Motor Corp ナビゲーション装置、ナビゲーション方法およびナビゲーションプログラム
JP2017084269A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 東芝テック株式会社 読取装置および読取方法
JP2017083278A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム

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