JP5172753B2 - ナビサーバおよびナビシステム - Google Patents

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Description

本発明は、移動体に搭載されているナビ装置との通信に基づきこのナビ装置による移動体のナビゲーションを補助するナビサーバおよびナビ装置に関する。
従来、高速道路におけるETC(登録商標。以下同じ)割引に代表されるような有料道路の割引情報を活用したシステムとしては、次の2つのシステムが提案されている。
第1のシステムは、下記特許文献1に示すように、予めサーバからナビ装置にETC関連情報を送信し、この情報をナビ装置に記憶保持させ、該ナビ装置が目的地までのルート検索を行う際にその情報を利用してETC割引が適用されるルートを設定させる。
第2のシステムは、下記特許文献2に示すように、ナビサーバにETC関連情報を記憶保持させ、ナビ装置からナビサーバへ車両の現在位置および目的位置が送信された際に、これら2つの位置を結ぶ領域およびその近傍の有料道路のETC関連情報をナビサーバに抽出させ、抽出されたETC関連情報をナビ装置にダウンロードする。そして、ナビ装置に、ETC関連情報に鑑みて現在位置から目的位置までの有料道路の料金がもっとも安くなるルートを検索・設定させる。
特開2007−101302号公報 特開2006−302205号公報
しかし、従来のシステムでは、有料道路における割引情報をナビ装置に記憶保持させた上で、かかる割引情報をナビ装置側で地図情報と整合させる参照処理を行い、現在位置から目的位置までのルート検索を行わなければならず、ナビ装置における処理負荷が大きいという問題があった。
以上の事情に鑑みて、本発明は、ナビ装置における割引情報の出力に要する演算処理の負荷を軽減しながら該割引情報の少なくとも一部をユーザに認識させることができるナビサーバ、およびこれとナビ装置とから構成されるナビシステムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、第1発明のナビサーバは、移動体に搭載されているナビ装置との通信を通じて、該移動体に情報を提供するナビサーバであって、有料道路における走行時間帯並びに乗り口および降り口により表わされる該有料道路の利用料金の割引条件に関する割引情報を、所定の情報源から受信して記憶する支援情報記憶手段と、前記ナビ装置から受信した、前記移動体の現在位置または出発位置と現在時刻または出発時刻と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した支援マップ情報とに基づいて、該移動体の現在位置または出発位置から目的位置までの支援ルートを探索する支援ルート探索手段と、前記移動体の現在時刻または出発時刻と、前記支援ルート探索手段により探索された支援ルートとに基づいて前記割引条件を満たす有料道路の前記割引情報を、前記支援情報記憶手段から検索する支援情報検索手段と、前記支援情報検索手段によって検索された前記割引情報のうち少なくとも一部を出力させうる割引通知データを当該ナビ装置に送信する支援データ送信手段とを備え、前記支援データ送信手段は、前記割引情報から前記割引条件を満たす前記有料道路の乗り口および降り口と経路上必要となるジャンクションとの名称を抽出し、抽出した名称から、座標情報を含まないテキストファイルであって、前記ナビ装置が有するナビマップ記憶部に保存されているナビマップ情報を利用する情報演算処理を当該ナビ装置に省略させて前記ナビ装置に文字情報としてそのまま出力させるテキストファイルを前記割引通知データとして作成すると共に、作成したテキストファイルを前記ナビ装置に送信することを特徴とする。
第1発明のナビサーバによれば、ナビ装置が有するナビマップ記憶部に保存されているナビマップ情報を利用する情報演算処理を当該ナビ装置に省略させながらも前記割引情報のうち少なくとも一部を出力させうる割引通知データが、ナビサーバからナビ装置に送信される。
ここで、ナビマップ情報を利用する情報演算処理には、ナビマップ情報の読出処理、検索処理、書込処理等の情報演算処理およびこれに付随する一連の処理が含まれる。具体的には、ナビマップ情報を利用する情報演算処理には、ナビマップ情報を利用したルート検索処理、ルート上に存在する有料道路や該有料道路の乗り口および降り口等の位置を特定するためにナビマップ情報に含まれる位置を認識する処理、さらに施設や名所等をナビマップ情報を利用して検索する処理や単に現在位置や目的位置としてナビマップ情報を表示させる処理等が含まれる。さらに、ナビマップ情報を利用する情報演算処理に付随する処理としては、ナビマップ情報を利用したルートの検索結果をユーザに報知する処理等が含まれる。
また、出力とは、視覚、聴覚その他の五感を通じてユーザが知覚または認識し得る形態で出力することを意味する。
ナビマップ情報を利用する情報演算処理をナビ装置に省略させるので、ナビ装置における割引情報の出力に要する演算処理の負荷を軽減しながら該割引情報の少なくとも一部をユーザに認識させることができる。
加えて、発明のナビサーバによれば、割引通知データは、割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口と経路上必要となるジャンクションとの情報をナビ装置に出力させうるものである。そのため、ナビ装置は、割引通知データで指定された有料道路の乗り口および降り口の位置(座標値)を特定するためにナビマップ情報を利用することなく出力することができ、ナビ装置における割引情報の出力に要する演算処理の負荷を軽減しながら該割引情報の少なくとも一部をユーザに認識させることができる。
発明のナビ装置は、第発明のナビサーバと、前記ナビ装置とから構成されることを特徴とする。
発明のナビシステムによれば、ナビ装置が有するナビマップ記憶部に保存されているナビマップ情報を利用する情報演算処理を当該ナビ装置に省略させながらも前記割引情報のうち少なくとも一部を出力させうる割引通知データが、ナビサーバからナビ装置に送信される。これにより、ナビマップ情報を利用する情報演算処理をナビ装置に省略させるので、ナビ装置における割引情報の出力に要する演算処理の負荷を軽減しながら該割引情報の少なくとも一部をユーザに認識させることができる。
本発明の一実施形態としてのナビサーバ及びナビ装置の構成を示す説明図。 図1におけるナビサーバ及びナビ装置での処理を示す説明図。 液晶パネルに表示される割引情報の例を示す説明図。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
まず、図1を用いて、ナビサーバ100及び移動体に搭載されたカーナビ(ナビ装置)200の構成について説明する。
ナビサーバ100は、支援マップ情報DB101と、支援情報DB102と、サーバDB103と、支援ルート探索手段110と、支援情報検索手段120と、支援データ作成手段130とを備えている。尚、各処理部は、CPU,ROM、RAM等のハードウェアにより構成され、これらの各処理部が共通のハードウェアによって構成されていてもよく、これらの各処理部の一部又は全部が異なるハードウェアによって構成されていてもよい。
支援マップ情報DB101は、地図情報(マップ情報)を記憶する。また、支援マップ情報DB101の地図情報は、新規道路の開通等に合わせて定期的に更新され、最新の地図情報となっている。
支援情報DB102は、有料道路における走行時間帯並びに乗り口および降り口(必要に応じてジャンクションを含む)により表わされる前記有料道路の利用料金の割引条件に関する割引情報を記憶する。支援情報DB102の割引情報は、例えば、主要道路会社から最新のETC割引の内容を取得することにより、有料道路における最新の割引情報となっている。
ここで、割引情報には、割引条件として、割引対象料金所通過時刻、割引時間帯(割引対象日、割引対象曜日)、割引対象走行距離、割引対象区間、割引対象車種などが含まれ、有料道路の利用料金として、通常料金に対する割引率、割引額などが含まれる。
サーバDB103は、移動体Mのカーナビ200に関する情報が記憶される。具体的には、カーナビ200の識別情報やバージョン情報のほか、カーナビ200からナビサーバ100に送信された移動体Mの現在位置または出発位置と、目的位置と、現在時刻または出発時刻とを含む旅行計画を記憶する。
尚、支援マップ情報DB101に記憶されている地図情報および支援情報DB102に記憶されている割引情報には、情報源としての外部コンピュータ(図示略)から、インターネット等のネットワークを通じてナビサーバ100に送信されたものが含まれている。
支援ルート探索手段110は、支援マップ情報DB101に記憶されている地図情報に基づいて、移動体Mのカーナビ200からナビサーバ100に送信された移動体Mの旅行計画で規定された現在位置または出発位置から目的位置までの支援ルートを探索する。なお、支援ルートの探索に際しては、情報源から取得したVICS(登録商標)情報等の道路交通情報を考慮した支援ルートの探索を行うようにしてもよい。
支援情報検索手段120は、支援ルート探索手段110で探索された支援ルートに対して、移動体の現在時刻または出発時刻に基づいて、支援情報DB102に記憶された割引情報の中から割引条件を満たす割引情報を検索する。
支援データ作成手段130は、支援情報検索手段120によって検索された割引条件を満たす割引情報の内容を、ナビ装置が有するナビマップ情報を利用する情報演算処理をカーナビ200に省略させながらも、カーナビ200を出力させうる割引通知データにしてカーナビ200に送信する。
具体的に、本実施形態の割引通知データは、(1)割引の名称、(2)割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口(必要に応じてジャンクションを含む)のそれぞれの名称、(3)割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)のそれぞれの通過時刻、(4)通常料金に対する割引額(割引率)の割引情報を文字または文字コードとしたテキストファイルとなっている。
なお、割引通知データにより送信される割引情報は、少なくとも(2)割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)のそれぞれの名称を含み、これに、上記(1)および(3)および(4)の情報の一部または全部を組み合わせたものであってもよい。
また、割引通知データは、テキストファイルに限らず、割引情報の内容を文字または文字コードとしたファイル(データ)形式であれば、テキストファイル以外の形式であってもよい。
一方、移動体Mのカーナビ200は、ナビマップ情報DB201と、旅行計画認識手段210と、表示制御手段220と、ナビルート設定手段230と、これらの手段による演算処理結果を画像で表示する液晶パネル240と、該処理結果を音声で報知するスピーカ250と、ユーザによる入力および操作を行わしめる操作ボタン260とを備える。
ナビマップ情報DB201は、地図情報(ナビマップ情報)を記憶する。尚、ナビマップ情報DB201の地図情報は、支援マップ情報DB101の地図情報と一致することが望ましいが、一致しない場合にも、後述する有料道路における割引情報の利用が可能である。
旅行計画認識手段210は、移動体MのGPSを利用して、移動体Mの現在位置、またはユーザによって操作ボタン260を通じて入力された出発位置と、目的位置とを含む旅行計画を認識する。
また、旅行計画認識手段210は、ユーザがカーナビ200の操作ボタン260を通じて出発時刻を個別に指定した場合には、移動体Mの現在時刻に加えて、指定された出発時刻を旅行計画として認識する。
なお、旅行計画認識手段210は、液晶パネル240がタッチパネルである場合には、ユーザによる液晶パネル240へのタッチ操作に基づく入力により旅行計画を認識する。
ここで、本発明の構成要素が情報を「認識する」とは、当該構成要素が情報をデータベースから検索すること、メモリ等の記憶装置から情報を読み取ること、センサ等の出力信号に基づき情報を測定、算定、推定、判定すること、測定等された情報をメモリに格納すること等、当該情報をさらなる情報処理のために準備または用意するために必要なあらゆる情報処理を実行することを意味する。
表示制御手段220は、ナビサーバから送信されたテキストファイルの内容の液晶パネル240への表示のほか、移動体Mの位置や、現在位置または出発位置から目的地までのルートやルートの予測交通情報等の液晶パネル240への表示を制御する。
ナビルート設定手段230は、ナビマップ情報DB201のナビマップ情報と、旅行計画認識手段210により認識された旅行計画と、ナビサーバから送信された割引通知データによる割引情報とに基づいて、割引情報を考慮した現在位置または出発位置から目的位置までナビルートを設定する。
前記構成のナビサーバ100及びカーナビ200の機能について図2を用いて説明する。
まず、図2に示すように、移動体Mのカーナビ200の旅行計画認識手段210が、ユーザによって操作ボタン260を通じて目的位置を設定した等のタイミングで、移動体Mの現在位置または出発位置と目的位置と現在時刻または出発時刻とを含む旅行計画を認識する(図2/S210)。
続いて、カーナビ200は、ユーザの操作ボタン260の操作により、通常のルート検索に代えて有料道路における割引情報の検索が選択されると、ナビサーバ100に旅行計画を送信する。そして、ナビサーバ100は、移動体Mのカーナビ200からナビサーバ100に送信された旅行計画を、ネットワークを介して受信する。
カーナビ200は、有料道路における割引情報の検索が選択されない場合にも、旅行計画を認識したこととトリガとして、自動的に該旅行計画をナビサーバ100に送信するようにしてもよい。
次に、ナビサーバ100の支援ルート探索手段110は、支援マップ情報DB101に記憶されている地図情報に基づいて、現在位置または出発位置と目的位置とを結ぶ1または複数の支援ルートを探索する(図2/S110)。
続いて、ナビサーバ100の支援情報検索手段120が、支援ルート探索手段110により探索された支援ルートに対して、有料道路における走行時間帯並びに乗り口および降り口(ジャンクション)により表わされる有料道路の利用料金の割引条件に関する割引情報を、支援情報DB102に記憶された割引情報に基づいて検索する(図2/S120)。
例えば、支援情報検索手段120は、支援ルート上に存在する有料道路区間を抽出した上で、該区間へ乗り入れるための乗り口(料金所やETC車専用料金所(ETC専用出入口))と、該区間で乗り口以降に存在する降り口(料金所やETC車専用料金所(ETC専用出入口))を特定し、割引対象走行距離、割引対象区間の割引条件を満たす割引情報を検索する。ここで、割引対象区間は、支援ルート上の有料道路区間の全部または一部のいずれでもよく、一度、有料道路を降りた後、隣接する乗り口から再度有料道路の別の区間へ乗り入れてもよい。
さらに、支援情報検索手段120は、現在時刻または出発時刻から予測される上記乗り口および降り口(必要に応じてジャンクションを含む)のそれぞれの乗り口通過時刻および降り口通過時刻(ジャンクション通過時刻)から、割引対象料金所通過時刻、割引時間帯の割引条件を満たす割引情報を検索する。
そして、支援情報検索手段120は、以上の割引条件を満たす割引情報が存在する場合には、(1)割引の名称、(2)割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)のそれぞれの名称、(3)割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)のそれぞれの通過時刻、(4)通常料金に対する割引額(割引率)の情報を含む検索結果を支援データ作成手段130に出力する。
次いで、ナビサーバ100の支援データ作成手段130は、支援情報検索手段120で検索された上記(1)〜(4)の情報を文字または文字コードとしたテキストファイルからなる割引通知データを作成し、カーナビ200へ送信する(図2/S130)。
ナビサーバ100から割引通知データを受信したカーナビ200は、表示制御手段220を介して、割引通知データによる割引情報の内容を液晶パネル240へ表示する(図2/S220)。
ここで、割引通知データは、上記(1)〜(4)を文字情報で構成したテキストファイル形式であり、有料道路の乗り口および降り口等の座標情報を含まないことから、カーナビ200のナビマップ情報DB201の地図情報との参照処理(ナビマップ情報を利用する情報演算処理)を不要として、割引通知データによる割引情報の内容を文字情報としてそのまま液晶パネル240へ表示することができる。
図3に示すように、具体的に液晶パネル240には、次のメッセージが表示される。すなわち、(1)割引の名称である『通勤割引』が表示され、その下に(2)割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)のそれぞれの名称である、『中野長者橋IC』(乗り口),『川口JCT』(ジャンクション),『鹿沼IC』(降り口),『宇都宮IC』(乗り口),『須賀川IC』(降り口)が支援ルートの走行順に表示される。
さらに、(3)通勤割引の(割引対象料金所通過時刻)の条件を満たすための前記乗り口および降り口(ジャンクション)の通過時刻が割引条件である、『川口JCT(通過)および鹿沼IC(降り)を6時〜9時に通過』、『宇都宮IC(乗り)および須賀川IC(降り)のICを6時〜9時に通過』が表示され、この場合の(4)通常料金(¥5500)に対する割引額¥1650が表示される。
ここで、割引通知データによる割引情報は、図3に示すように、ナビサーバ100から送信された割引通知データをなんら加工することなくそのまま表示してもよいが、有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)を編集して表示してもよい。例えば、現在位置から、乗り口および降り口(ジャンクション)、そして目的位置を、液晶パネル240の下側から上側に向かって、進行方向として表示するようにしてもよい。逆に、これらを液晶パネル240の上側から下側に向かって表示するようにしてもよい。
次いで、ユーザの操作ボタン260の操作により、割引通知データによる割引情報の内容を利用したコース設定が選択されると、ナビルート設定手段230は、割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)のそれぞれの名称を経由地名とする、現在位置または出発位置から目的位置までのナビルートを検索・設定する(図2/S230)。
このとき、ナビサーバ100から送信された割引通知データは、テキストファイル形式で、そのフォーマットが経由地情報を認識できるファイルフォーマットとなっているため、ナビルート設定手段230は、割引通知データの割引情報で指定された有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)のそれぞれの名称をそのまま経由地情報として認識することができ、これらを経由地とする検索をすることができる。
かかるナビルート検索および設定は、通常行われるルート設定と同程度の処理負荷であることから、割引条件を満たしたナビルートの設定を簡易且つ確実に行うことができると共に、経由地を設定するときのアプリケーションソフトを変更することなく、そのままカーナビ200のアプリケーションソフトを利用することができる。
このようにして設定されたナビルートは、表示制御手段220を介して液晶パネル240に表示される(図2/S235)。
以上、詳しく説明したように、本実施形態のナビサーバ100およびカーナビ200によれば、カーナビ200に処理負荷を掛けることなく有料道路における割引情報をカーナビ200で利用することができる。
なお、本実施形態では、割引情報についての割引通知データによる割引情報の表示(図2/S220)が行われるが、かかる表示に加えて又は表示に代えて、スピーカ250を介して割引情報の内容を読み上げ、割引情報の内容をユーザに聴覚的に認識させるようにしてもよい。また、かかる表示に加えて又は表示に代えて、割引情報の内容を予め設定されたメールアドレスへ送信するようにしてもよい。
また、本実施形態において、ユーザの操作ボタン260の操作により、通常のルート検索が選択された場合(有料道路における割引情報の検索が選択されない場合)には、図2に破線で示すように、カーナビ200からナビサーバ100への旅行計画の送信を行うことなく、該旅行計画に基づくナビルートの設定を行うようにしてもよい。
さらに、本実施形態において、ナビマップ情報DB201の地図情報と、支援マップ情報DB101の地図情報とが一致しない場合に、カーナビ200は、割引情報を利用したナビルートの検索・設定を行わず、その旨を液晶パネル240に表示するようにしてもよい。この場合、割引通知データのファイルフォーマット内に経由地情報の利用判断フラグを立てること等により、ナビマップ情報DB201の地図バージョンから、ナビルートの検索・設定が可能か否かを判断するようにすることが好ましい。これにより、ナビマップ情報が最新の有料道路等に対応していない場合に、支援ルートと異なるナビルートが設定されることを回避することができる。
また、本実施形態において、ナビルート設定手段230により、ナビルートの位置と名称との位置関係に鑑みてユーザがルートの再探索を希望する場合には、ナビマップ情報に基づいて、ナビルート設定手段230がリルートを行ってもよく、ナビサーバ100の支援ルート探索手段110で探索された支援ルートの情報(少なくとも割引条件を満たす有料道路の乗り口および降り口(ジャンクション)の座標情報を含む)をカーナビ200から取得し、かかる支援ルートの情報に基づいて、ナビルート設定手段230がリルートの設定を行うようにしてもよい。
100…ナビサーバ、 101…支援マップ情報DB、 102…支援マップ情報DB、 103…サーバDB、 110…支援ルート探索手段、 120…支援情報検索手段、 130…支援データ作成手段、 200…カーナビ(ナビ装置)、 201…ナビマップ情報DB、 210…旅行計画認識手段、 220…表示制御手段、 230…ナビルート設定手段、 240…液晶パネル、 250…スピーカ、 260…操作ボタン。

Claims (2)

  1. 移動体に搭載されているナビ装置との通信を通じて、該移動体に情報を提供するナビサーバであって、
    有料道路における走行時間帯並びに乗り口および降り口により表わされる該有料道路の利用料金の割引条件に関する割引情報を、所定の情報源から受信して記憶する支援情報記憶手段と、
    前記ナビ装置から受信した、前記移動体の現在位置または出発位置と現在時刻または出発時刻と目的位置とを含む旅行計画と、所定の記憶手段から読み出した支援マップ情報とに基づいて、該移動体の現在位置または出発位置から目的位置までの支援ルートを探索する支援ルート探索手段と、
    前記移動体の現在時刻または出発時刻と、前記支援ルート探索手段により探索された支援ルートとに基づいて前記割引条件を満たす有料道路の前記割引情報を、前記支援情報記憶手段から検索する支援情報検索手段と
    記支援情報検索手段によって検索された前記割引情報のうち少なくとも一部を出力させうる割引通知データを当該ナビ装置に送信する支援データ送信手段と
    を備え、
    前記支援データ送信手段は、前記割引情報から前記割引条件を満たす前記有料道路の乗り口および降り口と経路上必要となるジャンクションとの名称を抽出し、抽出した名称から、座標情報を含まないテキストファイルであって、前記ナビ装置が有するナビマップ記憶部に保存されているナビマップ情報を利用する情報演算処理を当該ナビ装置に省略させて前記ナビ装置に文字情報としてそのまま出力させるテキストファイルを前記割引通知データとして作成すると共に、作成したテキストファイルを前記ナビ装置に送信することを特徴とするナビサーバ。
  2. 請求項1記載のナビサーバと、前記ナビ装置とから構成されることを特徴とするナビシステム。
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