JP3181245U - 降水予測装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自転車などで移動する際に、移動経路地や目的地における降水の予測情報を地図上に画面表示することができる降水予測装置を提供する。
【解決手段】降水予測装置1は、GPS2から降水予測装置1の位置情報を受信し、記憶装置Mに現在位置を記録する。また、降水予測装置1に設けられたジャイロセンサー・磁気コンパス等のセンター群3から、降水予測装置1の所持者の姿勢情報またはヘディング情報と移動速度情報を随時取得し、記憶装置Mに記録する。演算処理部10降水情報取得手段4では、気象情報サーバー21に接続し、前記現在位置を中心とする半径が最大範囲の領域内における降水情報を取得する。降水予測装置1は、地図情報の画像に、同心状のフレーム区切り線を重ね、該フレーム区切り線で内外に区切られるエリアに、外側のフレーム区切り線に関連づけられた降水予測情報の対応個所の画像情報をトリミングして重ね合わせ、ディスプレイに表示する。
【選択図】図1
【解決手段】降水予測装置1は、GPS2から降水予測装置1の位置情報を受信し、記憶装置Mに現在位置を記録する。また、降水予測装置1に設けられたジャイロセンサー・磁気コンパス等のセンター群3から、降水予測装置1の所持者の姿勢情報またはヘディング情報と移動速度情報を随時取得し、記憶装置Mに記録する。演算処理部10降水情報取得手段4では、気象情報サーバー21に接続し、前記現在位置を中心とする半径が最大範囲の領域内における降水情報を取得する。降水予測装置1は、地図情報の画像に、同心状のフレーム区切り線を重ね、該フレーム区切り線で内外に区切られるエリアに、外側のフレーム区切り線に関連づけられた降水予測情報の対応個所の画像情報をトリミングして重ね合わせ、ディスプレイに表示する。
【選択図】図1
Description
本考案は、自転車などで移動する際に、移動経路地や目的地における降水の予測情報を地図上に画面表示することができる降水予測装置に関するものである。
従来、例えば特開2009−224898号の移動通信装置では、装置の所持者に適したジョギングの支援を行うため、ジョギング支援部は、ジョギング経路中の所在地の天気予報を受信し、受信された天気予報の報知、更に、予報された天候がジョギングに適するか否かを判断し、適さないと判断された場合、適さない理由を報知する移動通信装置が提案されている。
しかし、上記構成では、天気予報がジョギングに適するか否かを判定するものであり、経路の各所在地における天気予報を取得して順番に報知するものであり、途中の経路地を自由に変更することはできず、再度、経路を指定する必要がある。
また、経路を決めずに自由にジョギングする場合には利用することができない。
特開2000−193469号のナビゲーション装置では、現在位置検出手段と、地図情報供給手段と、気象情報供給手段と、時刻設定手段と、表示手段とを有し、前記気象情報供給手段は、天気種別、有効領域、有効時間帯の情報を格納し、前記時刻設定手段で指定した時刻が含まれる有効時間帯における前記現在位置検出手段で検出した現在位置に関連する地点の天気種別及び有効領域の画像情報を地図上に重複して表示するようにした構成からなっている。
この構成では、自動車のナビゲーション装置のように長距離移動の場合には効果的であるが、サイクリング等の比較的短距離の移動においては、現在位置に関連する地点の天気種別を取得する必要があり、また気象情報供給手段は有効時間帯の情報を必要とし、時刻設定手段で有効時間帯における天気情報を表示するもので、構成が複雑となり、また情報の取得の費用が高額になるおそれがあった。
しかし、上記構成では、天気予報がジョギングに適するか否かを判定するものであり、経路の各所在地における天気予報を取得して順番に報知するものであり、途中の経路地を自由に変更することはできず、再度、経路を指定する必要がある。
また、経路を決めずに自由にジョギングする場合には利用することができない。
特開2000−193469号のナビゲーション装置では、現在位置検出手段と、地図情報供給手段と、気象情報供給手段と、時刻設定手段と、表示手段とを有し、前記気象情報供給手段は、天気種別、有効領域、有効時間帯の情報を格納し、前記時刻設定手段で指定した時刻が含まれる有効時間帯における前記現在位置検出手段で検出した現在位置に関連する地点の天気種別及び有効領域の画像情報を地図上に重複して表示するようにした構成からなっている。
この構成では、自動車のナビゲーション装置のように長距離移動の場合には効果的であるが、サイクリング等の比較的短距離の移動においては、現在位置に関連する地点の天気種別を取得する必要があり、また気象情報供給手段は有効時間帯の情報を必要とし、時刻設定手段で有効時間帯における天気情報を表示するもので、構成が複雑となり、また情報の取得の費用が高額になるおそれがあった。
この考案は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、1回のアクセスで同時に取得できる所定時間間隔毎の複数の降水の予測情報を有効に活用すると共に、時間と距離を組み合わせた天気予測図を同時に地図情報に重ねて表示することができる降水予測装置を提供するものである。
本考案は、上記課題を解決するために、請求項1の考案では、
入力手段と記憶装置と演算処理部とディスプレイとを有する携帯型通信装置において、
記憶装置に、GPSから受信した位置情報と、予測される移動速度情報と、気象情報サーバーから取得した短時間間隔で一定時間先までの複数のフレームからなる降水予測情報と、地図情報とが記録され、
予測される移動速度情報を基に、各降水予測情報毎の予測の短時間間隔の積算値から、出発点からの離間位置又は離間距離を算出する時空処理手段と、
地図情報を基に、出発点から前記算出された離間位置までの距離又は離間距離を半径として同心に配置される円又は円弧状のフレーム区切り線を形成するフレーム区切り線形成手段と、
内外に隣接する一対のフレーム区切り線で囲まれる範囲を決定するエリア決定手段と、
各エリアに対応する降水予測情報のフレームを、エリアの範囲に対応してトリミングするトリミング手段と、
各エリア毎にトリミングされた降水予測情報を組み合わせて画像情報とし、地図情報の地図画像情報と重ね合わせてディスプレイに表示する画像処理手段とからなることを特徴とする。
入力手段と記憶装置と演算処理部とディスプレイとを有する携帯型通信装置において、
記憶装置に、GPSから受信した位置情報と、予測される移動速度情報と、気象情報サーバーから取得した短時間間隔で一定時間先までの複数のフレームからなる降水予測情報と、地図情報とが記録され、
予測される移動速度情報を基に、各降水予測情報毎の予測の短時間間隔の積算値から、出発点からの離間位置又は離間距離を算出する時空処理手段と、
地図情報を基に、出発点から前記算出された離間位置までの距離又は離間距離を半径として同心に配置される円又は円弧状のフレーム区切り線を形成するフレーム区切り線形成手段と、
内外に隣接する一対のフレーム区切り線で囲まれる範囲を決定するエリア決定手段と、
各エリアに対応する降水予測情報のフレームを、エリアの範囲に対応してトリミングするトリミング手段と、
各エリア毎にトリミングされた降水予測情報を組み合わせて画像情報とし、地図情報の地図画像情報と重ね合わせてディスプレイに表示する画像処理手段とからなることを特徴とする。
請求項2の考案では、
予測される移動速度情報が、入力手段により入力され、又は移動速度情報の履歴中から選択しまたは自動計算されて決定されることを特徴とする請求項1に記載の携帯型通信装置。
請求項3の考案では、
降水分布情報が、5分毎で60分先までの12フレームの降水予報情報からなっており、出発点から目的地点までの距離が地図情報の道路情報に基づいて算出されてなることを特徴とする。
請求項4の考案では、
降水分布情報が、5分毎で60分先までの12フレームの降水予報情報からなっており、最も外側のフレーム区切り線が、予測される移動速度の時速の距離を半径とする円又は円弧からなり、残りのフレーム区切り線が出発点から等間隔の距離を半径とした円又は円弧で表示されてなることを特徴とする。
予測される移動速度情報が、入力手段により入力され、又は移動速度情報の履歴中から選択しまたは自動計算されて決定されることを特徴とする請求項1に記載の携帯型通信装置。
請求項3の考案では、
降水分布情報が、5分毎で60分先までの12フレームの降水予報情報からなっており、出発点から目的地点までの距離が地図情報の道路情報に基づいて算出されてなることを特徴とする。
請求項4の考案では、
降水分布情報が、5分毎で60分先までの12フレームの降水予報情報からなっており、最も外側のフレーム区切り線が、予測される移動速度の時速の距離を半径とする円又は円弧からなり、残りのフレーム区切り線が出発点から等間隔の距離を半径とした円又は円弧で表示されてなることを特徴とする。
この考案の降水予測装置では、1回のアクセスで同時に取得できる降水ナウキャスト等の短時間間隔毎の複数の降水の予測情報を取得して、上記短時間間隔を積算した比較的長時間の降水分布予測を、使用者の移動速度を基に時間と距離を組み合わせた降水分布を地図情報上に重ねて、使用者の出発点、経由地点、目的地点の降水予測をディスプレイに表示し、雨具の準備の要否や、移動ルートの変更、雨宿り地点の決定などの支援を行うことができる。
以下に、この考案の降水予測装置をサイクリング用の降水予測に適用した実施例について図面を参照しながら説明する。
本実施例の降水予測装置1には、図1に示すように、ディスプレイDと、記憶装置Mと、演算処理部20と、入力手段Kとを有するiphone(登録商標)やスマートフォンなどの公知の携帯型通信装置が用いられる。
降水予測装置1は、GPS2から降水予測装置1の位置情報を受信し、記憶装置Mに現在位置を記録する。
また、降水予測装置1に設けられたジャイロセンサー・磁気コンパス等のセンター群3から、降水予測装置1の所持者の姿勢情報またはヘディング情報と移動速度情報を随時取得し、記憶装置Mに記録する。
移動速度情報は、平均移動速度を算出して同時に記録してもよい。
また、降水予測装置1に設けられたジャイロセンサー・磁気コンパス等のセンター群3から、降水予測装置1の所持者の姿勢情報またはヘディング情報と移動速度情報を随時取得し、記憶装置Mに記録する。
移動速度情報は、平均移動速度を算出して同時に記録してもよい。
次に、演算処理部10降水情報取得手段4では、気象情報サーバー21に接続し、前記現在位置を中心とする半径が最大範囲の領域内における降水情報を取得する。
本実施例では、気象庁が提供する降水ナウキャスト情報を受信して、記憶装置Mに記録する。
本実施例では、気象庁が提供する降水ナウキャスト情報を受信して、記憶装置Mに記録する。
ここで降水ナウキャストの降水情報は、気象レーダーによる5分毎の降水強度分布観測と、降水ナウキャストによる5分毎の60分先までの降水強度分布予測からなっており、現在の降水強度分布の1フレームの降水情報F0と、5分間隔で60分先までの12フレームの降水予測情報F1〜F12が記憶装置Mに記録される。
また、地図情報取得手段5は、記憶装置Mに予め記録されている地図情報、または地図配信サーバーに接続し、現在位置を中心とする地図情報をダウンロードして記憶装置Mに記録する。
これにより、現在の位置情報、姿勢情報またはヘディング情報、(平均)移動速度情報、降水情報、地図情報などが記憶装置Mに記録され、これらの情報を基に、時空処理手段6にて降水情報の時空処理が施される。
時空処理手段6は、地図情報と降水情報を同時に重ね合わせて表示するための処理であり、平均移動速度情報によって降水情報に距離を付与するものである。
平均移動速度(時速)情報は、前記センサー群3により、過去の一定区間の移動履歴から平均移動速度を選択し、あるいは自動的に一定区間の平均値を算出するものでもよいし、入力手段によって所持者が入力した予測値でもよい。
平均移動速度(時速)情報は、前記センサー群3により、過去の一定区間の移動履歴から平均移動速度を選択し、あるいは自動的に一定区間の平均値を算出するものでもよいし、入力手段によって所持者が入力した予測値でもよい。
本実施例で示す一例では、まず、現在位置を含む地図情報(画像)をディスプレイDに呼び出し、該地図画像を基に、現在位置を出発点Psとし、目的地点Pgを入力手段により入力する。
出発点Psから目的地点Pgまでの経路は、公知のルート検索手段により決定し又は、入力手段から手動により、中継路を決定する(図2(a)参照)。
出発点Psから目的地点Pgまでの経路は、公知のルート検索手段により決定し又は、入力手段から手動により、中継路を決定する(図2(a)参照)。
これにより、出発点Psから所定経路を経て目的地点Pgまでの距離を地図情報に基づいて算出する。
次に、前記平均移動速度を用いて、フレーム間隔(5分間隔)の各時間(5分)における経路中の中継地点Pt1〜12の位置(出発地点からの角度と直線距離)を求める。
次に、前記平均移動速度を用いて、フレーム間隔(5分間隔)の各時間(5分)における経路中の中継地点Pt1〜12の位置(出発地点からの角度と直線距離)を求める。
次に、フレーム区切り線形成手段7により、出発点Psと、前記各中継地点Pt1〜12とを直線で結んだ距離を半径とし、地図情報上に出発点Psを中心にした同心の円又は円弧からなるフレーム区切り線G1〜G12を算出する(図2(c)参照)。
このフレーム区切り線G1〜G12は、地図情報の画像上に重ね合わせて表示しうるように形成される。
このフレーム区切り線G1〜G12は、地図情報の画像上に重ね合わせて表示しうるように形成される。
また、上記構成では、出発点Psからの離間距離を半径としてフレーム区切り線G1〜12を形成するので、中継地点Pt1〜12の位置によっては後述の1つのエリアE内に複数のフレームの降水予測情報が含まれる場合がある。
その場合には、安全性を考慮して、該当する複数のフレームから得られた情報の中で最悪の降水予測情報を用い、1つのフレーム区切り線で処理すればよい。
また、目的地点Pgが60分以内で移動できる場合には、目的地点が含まれるフレーム区切り線まで形成し、それ以降は算出しない。
また、目的地点Pgが60分以内で移動できる場合には、目的地点が含まれるフレーム区切り線まで形成し、それ以降は算出しない。
前記フレーム区切り線G1〜G12で区切られた範囲には、前記12のフレームF1〜F12の降水予測情報を画像とした画像情報が割り振られる(図3参照)。
エリア決定手段8で、現在位置を中心として出発までの時間を想定した所定範囲のフレーム区切り線G0で囲まれたエリアE0を決定してもよい。
そして、トリミング手段9により、該エリアE0に対応する範囲で、現時点の降水情報のフレームF0の画像情報がトリミングされる(図示せず)。
本実施例では、フレーム区切り線G0は設けず、出発点を基準として説明する。
エリア決定手段8で、現在位置を中心として出発までの時間を想定した所定範囲のフレーム区切り線G0で囲まれたエリアE0を決定してもよい。
そして、トリミング手段9により、該エリアE0に対応する範囲で、現時点の降水情報のフレームF0の画像情報がトリミングされる(図示せず)。
本実施例では、フレーム区切り線G0は設けず、出発点を基準として説明する。
エリア決定手段8で、出発点Ps(フレーム区切り線G0でもよい)から5分後の第1のフレーム区切り線G1までのエリアE1を決定し、該エリアE1には、トリミング手段9により、5分後の降水予測情報のフレームF1の画像情報がトリミングされる(図3(a)参照)。
同様に、エリア決定手段8で、第1のフレーム区切り線G1から5分後(出発点から10分後)の第2のフレーム区切り線G2までのエリアE2を決定し、トリミング手段9により該エリアE2に対応する範囲で、10分後の降水予測情報のフレームF2の画像情報がトリミングされる(図3(b)参照)。
同様に、エリア決定手段8で、第1のフレーム区切り線G1から5分後(出発点から10分後)の第2のフレーム区切り線G2までのエリアE2を決定し、トリミング手段9により該エリアE2に対応する範囲で、10分後の降水予測情報のフレームF2の画像情報がトリミングされる(図3(b)参照)。
同様に繰り返した状態を、図3(c)〜図4(c)に図示する。
このようにして、エリア決定手段8で、第11のフレーム区切り線G11から5分後(出発点から60分後)の第12のフレーム区切り線G12までのエリアE12を決定し、トリミング手段9により、該エリアE12に対応する範囲で、60分後の降水予測情報のフレームF12の画像情報がトリミングされる(図示せず)。
このようにして、エリア決定手段8で、第11のフレーム区切り線G11から5分後(出発点から60分後)の第12のフレーム区切り線G12までのエリアE12を決定し、トリミング手段9により、該エリアE12に対応する範囲で、60分後の降水予測情報のフレームF12の画像情報がトリミングされる(図示せず)。
このように前記各エリアに対応してトリミングされた降水予測情報の画像情報は、画像処理手段10によって、前記地図画像情報に重ねて、フレーム区切り線と共に表示される。
これにより、サイクリングに際して、雨具が必要な場所と時間の確認や、雨を避けるための移動ルートの変更、雨宿り地点の決定などの支援を行うことができる。
また、前記降水ナウキャストの情報は60分先までの予測であるので、降水ナウキャストは5分間隔で情報を更新しているが、1回の情報取得で60分先まで使用することができる。
また、前記降水ナウキャストの情報は60分先までの予測であるので、降水ナウキャストは5分間隔で情報を更新しているが、1回の情報取得で60分先まで使用することができる。
従って、60分間隔で情報を更新することで少ない情報使用料で長時間の降水予測を行うことができる。
降水予測の精度を上げるためには、60分より短い適宜間隔で、更新される新しい降水ナウキャストの情報を取得し、これに基づいて各エリアの降水予測情報を更新し、あるいは現在地点を中心として新たに設定しなおした各エリアの降水予測情報を使用してもよい。
降水予測の精度を上げるためには、60分より短い適宜間隔で、更新される新しい降水ナウキャストの情報を取得し、これに基づいて各エリアの降水予測情報を更新し、あるいは現在地点を中心として新たに設定しなおした各エリアの降水予測情報を使用してもよい。
上記実施例では、出発点と目的地点を指定し、経由地点を決めて道路に沿って移動するものとして移動距離から移動時間を推測してフレーム区切り線を作成したが、簡易的にフレーム区切り線を作成してもよい。
即ち、目的地点を指定した場合、経路の経由地点を一定の距離以上の直線の連続に置き換える経路直線変更手段を設け、それに基づいて移動速度による経路地点の移動時間の算出を容易に行うことができる。
移動時間と距離に基づき降水分布予測境界線を形成し、境界線で囲まれたエリア内に該当する降水予測情報の画像情報を地図に組み合わせる構成は同様である。
即ち、目的地点を指定した場合、経路の経由地点を一定の距離以上の直線の連続に置き換える経路直線変更手段を設け、それに基づいて移動速度による経路地点の移動時間の算出を容易に行うことができる。
移動時間と距離に基づき降水分布予測境界線を形成し、境界線で囲まれたエリア内に該当する降水予測情報の画像情報を地図に組み合わせる構成は同様である。
上記実施例1では、出発点と目的地点を指定し、経由地点を決めて道路に沿って移動するものとして移動距離から移動時間を推測してフレーム区切り線を作成したが、簡易的にフレーム区切り線を作成してもよい。
即ち、出発点Psである現在位置から、移動速度を基に60分で移動できる直線距離Lを算出する(図5(a)参照)。
その距離Lを半径とする第12のフレーム区切り線G12を作成する。
即ち、出発点Psである現在位置から、移動速度を基に60分で移動できる直線距離Lを算出する(図5(a)参照)。
その距離Lを半径とする第12のフレーム区切り線G12を作成する。
出発点Psから第12のフレーム区切り線G12までの半径の距離を12等分し、出発点から各等分点までを半径とする同心の第1〜第11のフレーム区切り線を形成する(図5(b)参照))。
これにより、各フレーム区切り線G1〜G12が確定するので、前記実施例と同様に隣接するフレーム区切り線間のエリアEに、対応する降水ナウキャストの12フレームの情報をトリミングして割り当て、地図情報に重ねて降水予測の画像情報を表示する。
これにより、各フレーム区切り線G1〜G12が確定するので、前記実施例と同様に隣接するフレーム区切り線間のエリアEに、対応する降水ナウキャストの12フレームの情報をトリミングして割り当て、地図情報に重ねて降水予測の画像情報を表示する。
この場合は、目的地点を決めずに自由に移動する場合であっても、降水予測情報を利用することができる。
正確性を高めるには、移動中の現在位置を基に、短時間で更新される前記降水ナウキャストの最新の予測情報を取得し、現在位置を出発点とした降水分布予測境界線と、エリア内の最新の予測情報とを更新していけばよい。
その他の構成は前記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
正確性を高めるには、移動中の現在位置を基に、短時間で更新される前記降水ナウキャストの最新の予測情報を取得し、現在位置を出発点とした降水分布予測境界線と、エリア内の最新の予測情報とを更新していけばよい。
その他の構成は前記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
前記各実施例において、画像作成手段6では、降水予測情報の画像情報について見やすさを重視した場合、例えば降水の段階を数段階(例えば3段階)だけに絞り、色と明度を調整した半透明色として地図情報が見える表現とすることができる。
また、地図情報に多色が使用されている場合には、地図画像を脱色したり、地図画像自体をシンプルなものや白地図に変更するなどの対応をしてもよい。
また、地図情報に多色が使用されている場合には、地図画像を脱色したり、地図画像自体をシンプルなものや白地図に変更するなどの対応をしてもよい。
また、降水予測装置1のディスプレイDは、使用者の姿勢情報、ヘディング情報を基に現在の進行方向を示すヘディングゲージが表示されるようにしてもよい。
ディスプレイDに表示される地図画像の真上中央を北として0度とし、時計回りに測定された角度によって方位が表示され、使用者の移動に対応してディスプレイに表示される地図画面の範囲を変化しうるようにしてもよいし、比較的広域の地図画像を固定して表示するもの、指定個所を拡大しうるもの等、適宜公知の地図画像の表現方法を用いてもよい。
また、地図画像についても、現在位置を原点とする正矩方位図法が好ましいが、その他公知の地図の図法を用いて表現することができる。
ディスプレイDに表示される地図画像の真上中央を北として0度とし、時計回りに測定された角度によって方位が表示され、使用者の移動に対応してディスプレイに表示される地図画面の範囲を変化しうるようにしてもよいし、比較的広域の地図画像を固定して表示するもの、指定個所を拡大しうるもの等、適宜公知の地図画像の表現方法を用いてもよい。
また、地図画像についても、現在位置を原点とする正矩方位図法が好ましいが、その他公知の地図の図法を用いて表現することができる。
上記各実施例では、降水ナウキャストの情報を用いたが、降水短時間予報の情報を用いてもよい。
この場合、降水短時間予報は、降水の分布を1km四方の細かさで予測するもので、6時間先までの各1時間降水量を予報するもので、6フレームの情報からなる。
従って、1時間の移動距離において6つのフレーム区切り線を形成することができ、降水の分布を1km四方の細かさで予測できるので、降水地域を避けて移動する際に、余分に迂回する必要もなく有益である。
この場合、降水短時間予報は、降水の分布を1km四方の細かさで予測するもので、6時間先までの各1時間降水量を予報するもので、6フレームの情報からなる。
従って、1時間の移動距離において6つのフレーム区切り線を形成することができ、降水の分布を1km四方の細かさで予測できるので、降水地域を避けて移動する際に、余分に迂回する必要もなく有益である。
上記実施例では、既存の降水ナウキャストの情報や、降水短時間予報の情報を用いた場合を例示したが、異なる短時間間隔で一定時間先の予測を行う降水予測情報であれば、同様に適用することができる。
また降水情報と共に、風速情報や、災害情報などの気象情報を取得することができれば、これらを同様に境界線で囲まれたエリア内に表示してもよい。
また、気象情報は、画像と共に、あるいは画像を示さずに文字や数値だけを表示するものであってもよい。
その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
また降水情報と共に、風速情報や、災害情報などの気象情報を取得することができれば、これらを同様に境界線で囲まれたエリア内に表示してもよい。
また、気象情報は、画像と共に、あるいは画像を示さずに文字や数値だけを表示するものであってもよい。
その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1 降水予測装置
2 GPS
3 センサー群 使用者の姿勢情報、ヘディング情報、移動する速度情報
4 降水情報取得手段
5 地図情報取得手段
6 時空処理手段
7 入力手段
6 画像作成手段
10 時空算出手段
M 記憶装置
G1〜G12 フレーム区切り線
E1〜E12 フレームに対応するエリア
2 GPS
3 センサー群 使用者の姿勢情報、ヘディング情報、移動する速度情報
4 降水情報取得手段
5 地図情報取得手段
6 時空処理手段
7 入力手段
6 画像作成手段
10 時空算出手段
M 記憶装置
G1〜G12 フレーム区切り線
E1〜E12 フレームに対応するエリア
Claims (4)
- 入力手段と記憶装置と演算処理部とディスプレイとを有する携帯型通信装置において、
記憶装置に、GPSから受信した位置情報と、予測される移動速度情報と、気象情報サーバーから取得した短時間間隔で一定時間先までの複数のフレームからなる降水予測情報と、地図情報とが記録され、
予測される移動速度情報を基に、各降水予測情報毎の予測の短時間間隔の積算値から、出発点からの離間位置又は離間距離を算出する時空処理手段と、
地図情報を基に、出発点から前記算出された離間位置までの距離又は離間距離を半径として同心に配置される円又は円弧状のフレーム区切り線を形成するフレーム区切り線形成手段と、
内外に隣接する一対のフレーム区切り線で囲まれる範囲を決定するエリア決定手段と、
各エリアに対応する降水予測情報のフレームを、エリアの範囲に対応してトリミングするトリミング手段と、
各エリア毎にトリミングされた降水予測情報を組み合わせて画像情報とし、地図情報の地図画像情報と重ね合わせてディスプレイに表示する画像処理手段とからなることを特徴とする携帯型通信装置。 - 予測される移動速度情報が、入力手段により入力され、又は移動速度情報の履歴中から選択しまたは自動計算されて決定されることを特徴とする請求項1に記載の携帯型通信装置。
- 降水分布情報が、5分毎で60分先までの12フレームの降水予報情報からなっており、出発点から目的地点までの距離が地図情報の道路情報に基づいて算出されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯型通信装置。
- 降水分布情報が、5分毎で60分先までの12フレームの降水予報情報からなっており、最も外側のフレーム区切り線が、予測される移動速度の時速の距離を半径とする円又は円弧からなり、残りのフレーム区切り線が出発点から等間隔の距離を半径とした円又は円弧で表示されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の降水予測装置。
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
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2012
- 2012-11-13 JP JP2012006906U patent/JP3181245U/ja not_active Expired - Lifetime
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