JP2023134254A - 印刷制御装置及び印刷制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】重ね合わせたときのオブジェクト配置の組み合わせをユーザの意図通りにすることができる。
【解決手段】S15の手順で1枚目と2枚目の重ね貼りラベル印刷データを取得し、S20の手順で1枚目と2枚目の重ね貼りラベル印刷データがそれぞれ印字ラベルLを厚み方向に重ね合わせて使用される重ね貼りラベルLSであることに関係する重ね貼り情報を取得し、S80~S95の手順で1枚目のレイアウトを2枚目の印字オブジェクトに適用した新たな印字オブジェクトを配置した新たな重ね貼りラベル印刷データを生成し、S35の手順で、1枚目の重ね貼りラベル印刷データを1枚目の基材テープに印刷し、新たな重ね貼りラベル印刷データを2枚目の基材テープに印刷する。
【選択図】図4

Description

本発明は、重ね貼りラベルを作成するための印刷制御装置及び印刷制御プログラムに関する。
従来、例えば特許文献1には、複数の印刷画像をそれぞれ編集し、それら印刷画像をテープ印刷装置にて複数のテープにそれぞれ印刷し、それら複数のテープを重ね合わせて1つのラベルとして使用することについて記載されている。
特開2010-17937号公報
一般に、テープ印刷装置においては、文字サイズ等を含むデフォルトのレイアウトが、使用するテープ幅ごとに当該テープ幅に適したものに設定されている。しかし、ユーザが、デフォルトのレイアウトがテープ幅により異なること知らずに複数の印刷画像を用いて複数の印刷ラベルを作成すると、それらを重ね合わせたときに、オブジェクト配置の組み合わせが意図通りにならない場合がある。
本発明の目的は、互いにテープ幅が異なる複数のテープを用いて複数の印刷ラベルを作成する場合でも、重ね合わせたときのオブジェクト配置の組み合わせをユーザの意図通りにすることができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、制御部を有する印刷制御装置であって、前記制御部は、第1テープ幅の第1テープに対し第1レイアウト情報で表されるレイアウトで第1オブジェクトを印刷するための第1ラベルデータを取得する第1ラベルデータ取得処理と、第2テープ幅の第2テープに対し第2レイアウト情報で表されるレイアウトで第2オブジェクトを印刷するための第2ラベルデータを取得する第2ラベルデータ取得処理と、前記第1ラベルデータ及び前記第2ラベルデータが、前記第1テープ及び第2テープを厚み方向に重ね合わせて使用される重ね貼りラベルであることに関係する重ね貼り情報を取得する重ね貼り情報取得処理と、前記第1レイアウト情報で表されるレイアウトを前記第2オブジェクトに適用した第3オブジェクトを配置した第3ラベルデータを生成する第3ラベルデータ生成処理と、前記第1ラベルデータを前記第1テープに印刷し、前記第3ラベルデータを前記第2テープに印刷する、第1印刷制御処理と、を実行する。
また、上記目的を達成するために、本願発明は、コンピュータに対し、第1テープ幅の第1テープに対し第1レイアウト情報で表されるレイアウトで第1オブジェクトを印刷するための第1ラベルデータを取得する第1ラベルデータ取得処理と、第2テープ幅の第2テープに対し第2レイアウト情報で表されるレイアウトで第2オブジェクトを印刷するための第2ラベルデータを取得する第2ラベルデータ取得処理と、前記第1ラベルデータ及び前記第2ラベルデータが、前記第1テープ及び第2テープを厚み方向に重ね合わせて使用される重ね貼りラベルであることに関係する重ね貼り情報を取得する重ね貼り情報取得処理と、前記第1レイアウト情報で表されるレイアウトを前記第2オブジェクトに適用して第3オブジェクトに変更し、その変更後の前記第3オブジェクトを配置した第3ラベルデータを生成する第3ラベルデータ生成処理と、前記第1ラベルデータを前記第1テープに印刷させ、前記第3ラベルデータを前記第2テープに印刷させるための印刷指示を送信する、第1印刷制御処理と、を実行させる。
本願発明において、第3ラベルデータ生成処理では、前記第1レイアウト情報で表されるレイアウトを前記第2オブジェクトに適用した第3オブジェクトを配置した第3ラベルデータが生成される。
第1印刷制御処理では、前記第1ラベルデータを前記第1テープに印刷し、前記第3ラベルデータを前記第2テープに印刷する。
本願発明においては、第1及び第2テープ幅の違いに由来し第2テープへのデフォルトのレイアウトが第1テープとは異なる場合でも、第3ラベルデータによる第2テープへの印刷内容は、第1テープへの印刷と同じレイアウトとなる。
本願発明によれば、互いにテープ幅が異なる第1及び第2テープに重ね貼りラベル用の印刷を行って2つの印刷ラベルを作成した場合でも、共通のレイアウトに基づく印刷とすることができる。この結果、2つの印刷ラベルを重ね合わせたときのオブジェクト配置の組み合わせを、ユーザの意図通りにすることができる。
なお、本願発明は、印刷制御装置や印刷制御プログラムに限らず、例えば印刷制御装置により実行される印刷制御方法や、印刷処理システム等、適宜適用可能である。
本発明によれば、互いにテープ幅が異なる複数のテープを用いて複数の印刷ラベルを作成する場合でも、重ね合わせたときのオブジェクト配置の組み合わせをユーザの意図通りにすることができる。
本発明の一実施の形態に係わるラベルプリンタを含む印刷システム全体の機能的構成を表す機能ブロック図である。 正規テープ幅だけで意図通りに重ね合わせる重ね貼りラベルの作成工程を表す図である。 非正規テープ幅があることで意図通りに重ね合わせられない重ね貼りラベルの作成工程を表す図である。 非正規テープ幅に対する重ね貼りラベル印刷データの修正手法を説明する図である。 非正規テープ幅に対応してデータ修正した場合の重ね貼りラベルの作成工程を表す図である。 制御回路が実行する制御手順の一例を表すフローチャートである。 制御回路が実行する制御手順の一例を表すフローチャートである。
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照しつつ説明する。
<システム全体構成>
本実施形態に係わるラベルプリンタを含む印刷システム全体の構成を図1に示す。図1において、印刷システム1は、例えばラベルプリンタ2と、汎用パーソナルコンピュータで構成された操作端末3と、を有している。操作端末3は、それぞれラベルプリンタ2と相互に情報送受可能に接続されており、図示する例では操作端末3が有線通信を介して接続されている。なお特に図示しないが、操作端末3がラベルプリンタ2と無線通信を介して接続されてもよい。なお、操作端末3は、上述した汎用パーソナルコンピュータ以外でも、例えばスマートフォンやタブレットPCのような携帯端末であってもよい。また、有線通信はETHERNET(登録商標)などの有線LANやUSB接続であってもよいし、無線通信は例えばWiFi(登録商標)などの無線LANやBluetooth(登録商標)であってもよい。ラベルプリンタ2は、操作端末3でのユーザの操作に基づき、印字ラベルLを作成する。
<操作端末>
操作端末3は、図2に示すように、CPU31と、例えばRAMやROM等からなるメモリ32と、操作部33と、表示部34と、通信制御部35と、大容量記憶装置36と、を備えている。
操作部33は、ユーザからの指示や情報等が入力される例えばマウスおよびキーボード等により構成される。表示部34は、例えば液晶ディスプレイ等により構成されて、各種情報やメッセージを表示する。通信制御部35は、この例では上記有線通信を介してラベルプリンタ2との信号の授受の制御を行う。大容量記憶装置36は、各種のプログラムや情報を記憶する。CPU31は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMや大容量記憶装置36に予め記憶されたプログラムに従って、各種の処理やラベルプリンタ2との間で各種の信号の送受を行う。この例では、上記のメモリ32又は大容量記憶装置36にあらかじめ後述する編集アプリ、プリンタドライバ、及び重ね貼りラベル印刷データなどが記憶されている。
<ラベルプリンタ>
ラベルプリンタ2は、図示するように、制御回路21と、カートリッジ101を着脱可能なカートリッジホルダ22と、カートリッジセンサ23と、印刷ヘッド24と、大容量記憶装置25と、表示部26と、入力部27と、通信制御部28と、搬送ローラ29とを有する。
大容量記憶装置25は、あらかじめ後述する印刷プログラムなどの各種のプログラムや重ね貼りラベルデータなどの情報を記憶する。制御回路21は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMや大容量記憶装置25に予め記憶されたプログラムに従って、当該ラベルプリンタ2における各種の処理を行う。
表示部26は、ユーザに対して各種情報を表示する例えば液晶ディスプレイなどで構成され、印字内容を表示する。入力部27は、ユーザが手作業で操作可能な例えばハードスイッチなどで構成される。なお、以上の表示部26と入力部27は、それぞれ液晶ディスプレイとタッチパッドを一体的に組み合わせたタッチパネルで構成されてもよい。
カートリッジホルダ22はカートリッジ101を着脱可能に構成されており、カートリッジセンサ23はその装着されたカートリッジ101自体に記録されているカートリッジ情報を機械的または電気的な構成によって読み出すセンサである。カートリッジ101は、特に図示しないが、その内部に特定のテープ幅にある帯状の基材テープと、この基材テープと同じテープ幅で無色透明な帯状のカバーフィルムと、特定の色のインクリボンと、を備えている。
制御回路21は、上記カートリッジセンサ23を介して装着中のカートリッジ101の仕様情報を読み取り、この読み取った仕様情報から当該カートリッジ101が備える基材テープのテープ幅の情報を取得する。そして制御回路21は、搬送ローラ29も含めた駆動機構を駆動するモータに対する機械的な制御と、印刷ヘッド24に対する電気的な制御により、インクリボンの色を印字色とした所定の印刷データに基づく印字をカバーフィルム上に形成する。このカバーフィルムが基材テープに貼り合わされ、適宜の長さで切断されることで印字ラベルLが作成される。本実施形態の例における上記の印刷データは、上述した編集アプリでの編集作業により編集された印字内容に基づいて生成される。
なお、以上におけるラベルプリンタ2が印刷制御装置の一例であり、制御回路21が制御部の一例であり、印刷プログラムが印刷制御プログラムの一例であり、基材テープおよびカバーフィルムが印刷媒体及びテープの一例である。
<重ね貼りラベルの編集及び作成について>
上記構成のラベルプリンタ2が作成する印字ラベルLは、カートリッジ101の筺体に収容される基材テープとインクリボンの色とで、背景色とオブジェクト色とが決まる。つまり、1枚の印字ラベルLでは、基材テープのテープ色が背景色となり、インクリボンの色がオブジェクトの印字色となって、最大2色の色表現しかできない。しかしこの1枚目の印字ラベルLの表面に対して、さらにテープ色が透明(クリア)であってオブジェクトを新たな印字色で印刷した2枚目の印字ラベルLを重ねて貼り合わせることにより、下層の背景色と印字色が透けて見えて3色表現された印字ラベルLを作成できる。
本実施形態においては、このように複数の印字ラベルLを厚み方向に相互に重ね合わせるよう貼り合わせることで3色以上の複数色表現を可能とした1組の積層ラベル体を重ね貼りラベルLSという。例えば図2に示すように、ユーザは、操作端末3上で作動する編集アプリでの編集操作により、それぞれ印字色の異なる複数の印字オブジェクト(図示する例では「D s g N . 」と「 e i n o 1」の2つのテキストオブジェクト)をそれぞれ個別の重ね貼りラベル印字データとしてあらかじめ生成しておく。そして操作端末3の編集アプリで印刷実行処理を指示することで、操作端末3上のプリンタドライバが各重ね貼りラベル印字データをラベルプリンタ2へ送信し、ラベルプリンタ2上の印刷プログラムが受信した複数の重ね貼りラベル印字データにそれぞれ基づいて複数の印字ラベルL1,L2を実際に印刷し作成する。その後にユーザは手作業によってそれら複数の印字ラベルL1,L2を相互に重ね合わせて貼り合わせることで、異なる印字色を組み合わせた表現での印字内容(図示する例では「Design No.1」)にある重ね貼りラベルLSを作成できる。なお、印字オブジェクトのテキストが文字列の一例である。
以上のような重ね貼りを適正に行うためには、重ね貼りする対象の複数の印字ラベルLに印字される印字オブジェクトのレイアウトが同じである必要がある。これに対して、例えば図3に示すように、複数生成された重ね貼りラベル印字データのうちの一方の実際に使用するカートリッジ101の基材テープの実テープ幅(24mm)が、データ上の想定テープ幅(12mm)と相違した場合には、印字ラベルLに印字される印字オブジェクトのレイアウトが変わってしまい、実際に印刷された複数の印字ラベルL1,L2どうしを適正に重ね貼りできなくなる。これは一般に、ラベルプリンタ2において、文字サイズ等を含むデフォルトのレイアウトが、使用するテープ幅ごとに当該テープ幅に適したものに設定されるためである。つまり、ユーザが、デフォルトのレイアウトがテープ幅により異なること知らずに複数の重ね貼りラベル印字データを用いて複数の印字ラベルLを作成すると、それらを重ね合わせたときに、オブジェクト配置の組み合わせが意図通りにならない。
そしてカートリッジ101は、テープ幅、テープ色、及び印字色の仕様の違いごとに独立した製品として製造、販売されており、本来は重ね貼りラベル印字データで想定されている仕様に正確に対応したカートリッジ101を使用することが望まれている。しかし、重ね貼り用に複数の印字ラベルLを作成するにあたって、その時点でユーザが保有しているカートリッジ101の不足などにより、どうしても本来の重ね貼りラベル印字データで想定されている想定テープ幅とは異なる実テープ幅(以下、非正規テープ幅という)のカートリッジ101を使用したい場合がある。
なお、1枚目の基材テープが第1テープの一例であり、1枚目の基材テープのテープ幅が第1テープ幅の一例であり、2枚目の基材テープが第2テープの一例であり、2枚目の基材テープのテープ幅が第2テープ幅の一例である。
<非正規テープ幅に対する重ね貼りラベル印字データの修正手法>
これに対し本実施形態では、ラベルプリンタ2で作動する印刷プログラムにおいて、図4に示す手順のように非正規テープ幅に対応させた重ね貼りラベル印字データのデータ修正処理が行われる。これは、その時点で印刷対象としている印字ラベルLの重ね貼りラベル印字データと照合し、ラベルプリンタ2側のカートリッジセンサ23で検出したその時点で装着中のカートリッジ101の仕様情報としての実テープ幅が非正規テープ幅にあると判断された場合に実行される。なお図4においては、上記図3中で想定テープ幅が12mmであるところ実テープ幅が24mmの非正規テープ幅である場合の印刷データ(図示する例では「 e i n o 1」のテキストオブジェクトからなるデータ)を修正する場合の例を示している。
まず図4(a)に示すように、この時点で非正規テープ幅と判定された実テープ幅(この例の24mm)を確認する。なお、この実テープ幅が非正規テープ幅と知らずにそのまま当初の重ね貼りラベル印字データを印刷して印字ラベルLを作成した場合には、図示するように当該非正規テープ幅に応じた誤った印字大きさ(フォントサイズ)でテキストオブジェクトが印字されてしまう。具体的には、図示するように想定テープ幅より大きい非正規テープ幅に対して想定ポイントよりも大きい非正規ポイントで印字され、特に図示しないが想定テープ幅より小さい非正規テープ幅に対しては想定ポイントよりも小さい非正規ポイントで印字されてしまう。また場合によっては、印字オブジェクトの印字配置位置も非正規テープ幅の違いに応じて変化することもある(特に図示せず)。なお、フォントサイズが文字サイズの一例である。
これに対し図4(b)に示すように、この非正規テープ幅(24mm)の基材テープに対して、本来の想定テープ幅(12mm)での重ね貼りラベル印刷データを印刷する場合の当該基材テープ上における仮想的な印字領域R(図中の点線枠参照)を設定する。具体的には、想定テープ長さ×想定テープ幅の矩形領域で、非正規テープの左寄せ・幅方向中央合わせの印字配置位置で印字領域Rを設定する。
次に図4(c)に示すように、上記印字領域R中に本来の想定ポイントかつ想定印字配置位置で印字オブジェクトの印字内容(画像ドットパターン)を設定する。なお、この印字オブジェクトの印字内容はもちろん、上記印字領域Rを規定する想定テープ長さや想定テープ幅、及び想定ポイントや想定印字配置位置は、重ね貼りラベル印字データ中に記録されているものを参照する。
そして最後に図4(d)に示すように、テープ幅方向における上記印字領域Rの両縁部に対応する2本のカットラインCL(図中の2本の破線参照)を設定する。つまりこれら2つのカットラインCLは、非正規テープ幅と想定テープ幅との差に対応した部位にテープ長さ方向に沿ったマークとして付加される。なお、特に図示しないが、上記印字領域Rの外周枠に相当するカットラインを設定してもよい。上記の2本のカットラインCLが、テープ長さ方向に沿ったマークの一例である。
以上のように本来の想定テープ幅(12mm)に対応して用意されていた重ね貼りラベル印刷データを修正することで、その時点で装着されている非正規テープ幅(24mm)の基材テープに対して印刷すべき新たな印刷データを生成できる。このように新たに生成した印刷データを非正規テープ幅に印刷して作成した印字ラベルL2は、図5に示すように他方の正規テープ幅で作成された印字ラベルL1に対して適正に重ね貼りさせることができる。図示する例では、正規テープ幅で作成された印字ラベルL1を下層ラベルとし、非正規テープ幅で作成された印字ラベルL2を上層ラベル(テープ色が透明)として重ね貼りしている。この場合に、上層ラベルL2に印字されている2本のカットラインCLを参照して下層ラベルL1を適切な配置に正確に重ね合わせることが容易となり、その重ね貼り作業後には2本のカットラインCLに沿って上層ラベルL2を切断することでその全体が本来の重ね貼りラベルと同等な大きさとなり完成する。
なお本実施形態の例において、ラベルプリンタ2は、重ね貼りする複数の印字ラベルLのうちの下層側から上層側へ向かう順でそれぞれ対応する個別の印字ラベルLを作成するものとする。また、印字配置位置とフォントサイズの情報がレイアウトの一例であり、1枚目の印字ラベルL1に印刷する重ね貼りラベル印刷データが第1ラベルデータの一例であり、1枚目に対応する重ね貼りラベル印刷データに含まれる印字オブジェクトが第1オブジェクトの一例であり、1枚目に対応する重ね貼りラベル印刷データに含まれるレイアウト情報が第1レイアウト情報の一例であり、2枚目の印字ラベルL2に印刷する重ね貼りラベル印刷データが第2ラベルデータの一例であり、2枚目に対応する重ね貼りラベル印刷データに含まれる印字オブジェクトが第2オブジェクトの一例であり、2枚目に対応する重ね貼りラベル印刷データに含まれるレイアウト情報が第2レイアウト情報の一例であり、図4(c)に示したように印字領域R中に本来の想定ポイントかつ想定印字配置位置で設定した印字オブジェクトが第3オブジェクトの一例であり、図4(c)に示した内容の印刷データが第3ラベルデータの一例である。
<制御手順>
本実施形態における上記の手法を実現するために、ラベルプリンタ2の制御回路21が実行する制御手順の一例を、図6、図7のフローチャートにより説明する。まず、ラベルプリンタ2の電源がONされると、図6に示す以下の手順が開始される。
S5では、重ね貼り用の印字ラベルLを作成するための重ね貼りモードが設定されていないか(重ね貼りモード設定OFFであるか)を判断する。重ね貼りモードの設定は、例えば、重ね貼り用の印字ラベルLを作成(すなわち印刷データを印刷)したいと思ったタイミングで、ユーザにより重ね貼りモード設定ONに設定される。そして、例えば、重ね貼り用の印字ラベルLすべてを作成(印刷)し終えたタイミングで、ユーザにより重ね貼りモード設定OFFに設定される。ユーザによる設定は、例えば、入力部27を操作して行われてもよいし、操作部33を操作して行われた設定を、通信制御部28を介して受信してもよい。重ね貼りモードが設定されていると判断された場合(重ね貼りモード設定ONの場合)にはNO判定となり、そのままS15へ移行する。一方、重ね貼りモード設定OFFであると判断された際にはYES判定となり、S10へ移行する。S10では、過去に保存していた重ね貼りラベル印字データを削除し、その後にS15へ移行する。
S15では、操作端末3から新たな印刷データを受信する。ここで受信する印刷データは、印刷するオブジェクトの種類(例えば印刷する文字列)、印字配置位置(左寄せ、中央寄せ、右寄せ等)を示す情報を含む。また、制御回路21は、上記カートリッジセンサ23を介して装着中のカートリッジ101の仕様情報を読み取り、この読み取った仕様情報から当該カートリッジ101が備える基材テープのテープ幅の情報を取得する。次にS20では、重ね貼りモード設定ONであるかを判断する。なお、このときの判断で参照すべく取得される情報が重ね貼り情報の一例である。重ね貼りモード設定OFFであると判断された場合にはNO判定となり、S35へ移行する。一方、重ね貼りモード設定ONであると判断された場合にはYES判定となり、S25へ移行する。
S25では、重ね貼りラベル印刷データが保存されているかを判断する。重ね貼りラベル印刷データは、重ね貼りラベルを作成するために印刷された印刷データである。重ね貼りモード設定がONとなってから最初に印刷データを受信した場合は、まだ印刷を行っていないため、NO判定となり、重ね貼りモード設定がONとなってからすでに印刷データを印刷している場合は、過去に印刷した印刷データが保存されているためYES判定となる。重ね貼りラベル印刷データが保存されていないと判断された場合にはNO判定となり、S30へ移行する。S30では、S15で受信した印刷データを重ね貼りラベル印刷データとして保存する。この重ね貼りラベル印刷データにはカートリッジセンサ23を介して取得した装着中のカートリッジ101が備えるテープ幅の情報である想定テープ幅、そのテープ幅に応じたフォントサイズ、印刷データに含まれる印字配置位置などの各種レイアウト情報が含まれている。そしてS35へ移行する。
S35では、S15で受信した印刷データに基づいて印刷を実行し印字ラベルLを作成する。次のS40で、操作端末3からユーザ指示データを受信するまで待機し、受信した際に上記S5へ戻る。なお、このときに受信するユーザ指示データとしては、次に印刷すべき印刷データ、又は重ね貼りモード設定をOFFに解除する指示のいずれかである。なお、S35で印刷実行し印字ラベルLを作成した後、ユーザは、カートリッジホルダ22に装着されているカートリッジ101を次の印刷データの印刷のために使用するカートリッジ101に適宜変更する。
一方、上記S25において、過去に印刷した重ね貼りラベル印刷データが保存されていると判断された場合にはYES判定となり、S45へ移行する。
S45では、S15で受信した印刷データの印刷に使用されるカートリッジ101のテープ幅が、保存されている重ね貼りラベル印刷データに含まれている想定テープ幅より大きいかを判断する。受信した印刷データのテープ幅が、保存されていた印刷データの想定テープ幅以下であると判断された場合にはNO判定となり、S50へ移行する。
S50では、受信した印刷データのテープ幅と、保存された重ね貼りラベル印刷データに含まれている想定テープ幅が一致するかを判断する。受信した印刷データのテープ幅と、保存されている重ね貼りラベル印刷データの想定テープ幅とが一致すると判断された場合にはYES判定となり、S35へ移行して印刷を実行する。言い換えると、重ね貼りラベルとして作成される印字ラベルのテープ幅が同じであるため、重ね貼りに問題がないとしてS35の印刷実行に移行する。
一方、S50において、受信した印刷データのテープ幅と、保存されている重ね貼りラベル印刷データの想定テープ幅とが一致しないと判断された場合にはNO判定となり、S55へ移行する。言い換えると、受信した印刷データのテープ幅が、保存されている重ね貼りラベル印刷データの想定テープ幅よりも小さいと判定されて、S55移行の処理に移行する。
S55では、受信した印刷データのテープ幅が小さいことをユーザに対して通知するための通知データを作成し、表示部26して通知する。通知データには、受信した印刷データが重ね貼りラベルの下層側のラベルL1であり、印刷データ印刷後に、上層側のラベルL2を印刷するかを問い合わせるメッセージを含む。そして入力部27を介してユーザから応答操作があるまでループ待機し、応答操作が行われた際にS65へ移行する。S65では、問い合わせメッセージに対し、受信した印刷データが重ね貼りにおける下層側のラベルL1であり、受信した印刷データ印刷後に、上層側のラベルL2を印刷するか判断する。受信した印刷データが下層ラベルL1であり、受信した印刷データ印刷後に、上層側のラベルL2を印刷すると判断された場合にはYES判定となり、重ね貼りでの仕様に問題ないとしてS35へ移行し印刷を実行する。ただし、この受信した印刷データを基準に上層側のラベルL2を作成することになるため、保存している重ね貼りラベル印刷データの情報を、受信した印刷データに書き換える。一方、受信した印刷データが下層ラベルL1でないと判断された場合にはNO判定となり、S70で表示部26にエラー出力し、重ね貼りモード設定OFF,保存データを削除した後にS5に戻る。
一方、上記S45において、受信した印刷データのテープ幅が、保存されている重ね貼りラベル印刷データの想定テープ幅より大きいと判断された場合にはYES判定となり、S75(図7参照)へ移行する。
S75では、受信した印刷データのテープ幅での画像イメージを発生できるようイメージバッファ上のドットパターンを準備する。次にS80で、保存されている重ね貼りラベル印刷データの想定テープ幅に応じた印字領域Rを設定する(上記図4(b)参照)。次にS85で、受信した印刷データにおけるフォントサイズを、保存している重ね貼りラベル印刷データに含まれるフォントサイズに変更して一致させる。次にS90で、重ね貼りラベル印刷データにおける印字オブジェクトの印字配置位置に応じて、受信した印刷データにおける印字オブジェクトの印字配置位置を再配置するようデータ加工する(上記図4(c)参照)。次にS95で、再設定された印字領域Rの外周にカットラインCLを付与して印刷データを生成する。そしてS35へ移行し、この印刷データで印刷実行して印字ラベルLを作成する。
以上において、S15の手順が第1ラベルデータ取得処理及び第2ラベルデータ取得処理の一例であり、S20の手順が重ね貼り情報取得処理の一例であり、S80~S95の手順が第3ラベルデータ生成処理の一例であり、S35の手順が第1印刷制御処理、及び第2印刷制御処理の一例であり、S45、S50の手順がレイアウト判断処理の一例であり、S75の手順がイメージ展開処理の一例である。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態のラベルプリンタ2の制御回路21は、印刷プログラムを実行することにより、下層側の印字ラベルL1、及び、上層側の印字ラベルL2、が厚み方向に重ね合わされた重ね貼りラベルLSが作成される。
S15の手順では1枚目と2枚目の重ね貼りラベルを作成するための印刷データが取得される。1枚目の印字ラベルL1は、受信した印刷データに対し、装着されたカートリッジ101のテープ幅に対応するフォントサイズで、印刷データに含まれるレイアウト情報に従い、1枚目の基材テープに対し印字オブジェクトが印刷されることで作成される。
S20の手順では、上記のように取得された1枚目及び2枚目の重ね貼りラベル印刷データが、重ね貼りラベルを作成するためのデータであることを表す情報が取得される。
本実施形態のラベルプリンタ2では、上記のように互いに重ね合わされる1枚目の印字ラベルL1及び2枚目の印字ラベルL2それぞれの実テープ幅が異なる場合に対応し、S80~S95の手順が実行される。
S80~S95の手順では、2枚目の印字ラベルL2のための印刷データ上の印字オブジェクトに対し、1枚目に作成した印字ラベルL1の印刷データにおけるレイアウト情報のレイアウトを適用することで、新たな重ね貼りラベル用の印刷データが生成される。新たな重ね貼りラベル用の印刷データ上の印字オブジェクトは、2枚目の印字ラベルL2のための印刷データ上の印字オブジェクトが、1枚目に作成した印字ラベルL1の印刷データのレイアウト情報のレイアウトに対応して変更されたものである。
本実施形態においては、1枚目及び2枚目のそれぞれの実テープ幅の違いに由来し2枚目の基材テープへのデフォルトのレイアウトが1枚目の基材テープとは異なる場合でも、新たな重ね貼りラベル印刷データによる2枚目の基材テープへの印刷内容は、1枚目の印刷と同じレイアウトとなる。
本実施形態によれば、互いにテープ幅が異なる1枚目及び2枚目それぞれの基材テープに重ね貼りラベルLS用の印刷を行って2つの印字ラベルL1,L2を作成した際、それらへの印刷を共通のレイアウトに基づく印刷とすることができる。この結果、2つの印字ラベルL1,L2を重ね合わせたときのオブジェクト配置の組み合わせを、ユーザの当初の意図通りにすることができる。
なお、上記実施形態においては、1枚目と2枚目のそれぞれの重ね貼りラベル印刷データを逐次印刷前のタイミングで個別に操作端末3から受信していたが、一度にまとめて受信してよもいし、当該ラベルプリンタ2から能動的に取得してもよい。また、操作端末3から受信した印刷データを当該ラベルプリンタ2が印刷していたが、ラベルプリンタ2で作成した印刷データを、重ね貼りラベルのための印刷データとしてそれぞれ印刷してもよい。
また、本実施形態では特に、下層側に位置する1枚目の基材テープの実テープ幅は、上層側に位置する2枚目の基材テープの実テープ幅よりも小さい。このように本実施形態においては、実テープ幅の小さい1枚目の基材テープ、及び実テープ幅の大きい2枚目の基材テープそれぞれに印刷を行い印刷後にそれらを貼り合わせる場合において、それら2つの基材テープに対し共通のレイアウトに基づく印刷を実行することができる。
また、本実施形態では特に、S95の手順で、2枚目の重ね貼りラベル印刷データのうち2枚目の実テープ幅と1枚目の実テープ幅との差に対応した部位にテープ長さ方向に沿ったカットラインCLを付加して新たな重ね貼りラベル印刷データを生成する。
1枚目の基材テープよりも幅広の2枚目の基材テープを1枚目の基材テープに重ねる場合、重ね合わせた後にはみ出した部分を切除する必要がある。本実施形態においては、新たな重ね貼りラベル印刷データにおいて、1枚目及び2枚目それぞれの実テープ幅の差に応じて上記はみ出し部分に対応するカットラインCLが含まれることにより、ユーザが適宜の器具を用いて手動にて上記切除を円滑に行うことができる。なお、カットラインは破線にて説明したが、ユーザが切除を行うことができればよく、例えば実線であってもよい。なお、本実施形態では、テープ幅方向上側と下側にカットラインCLを付加したが、2枚目のテープ幅方向上側寄せ、または下側寄せで、1枚目と同じレイアウトで印字オブジェクトを配置して印字ラベルL2を作成してもよい。例えば、下側寄せで配置した場合、カットラインCLは印字オブジェクトの上側に付加される。下側寄せで配置した場合、テープ端部で位置合わせしつつ2枚のラベルを重ね合わせることができる。
また、本実施形態では特に、レイアウトに、テキストである各オブジェクトのフォントサイズが含まれる。本実施形態によれば、実テープ幅が異なる1枚目及び2枚目の基材テープそれぞれに印刷を行い印刷後にそれらを貼り合わせる場合において、それら2つの基材テープに対し共通のフォントサイズで印刷を実行することができる。
また、本実施形態では特に、レイアウトに、各印字オブジェクトの印字配置位置情報が含まれる。本実施形態によれば、実テープ幅が異なる1枚目及び2枚目の基材テープそれぞれに印刷を行い印刷後にそれらを貼り合わせる場合において、それら2つの基材テープにおける各印字オブジェクトの印字配置位置を共通の態様で揃えて印刷を実行することができる。
また、本実施形態では特に、S45、S50の手順において、1枚目及び2枚目の基材テープのテープ幅を用いて、1枚目及び2枚目それぞれのレイアウト情報が互いに一致するか否かが判断される。1枚目及び2枚目のレイアウトが一致しない場合は、前述のS80~S95の手順で生成された印刷データに基づくS35の手順によって2枚目の基材テープへの印刷が行われることで、2つの基材テープに対し共通のレイアウトに基づく印刷を実行することができる。1枚目及び2枚目のレイアウトが一致した場合は、受信した2枚目の重ね貼りラベル印刷データをそのまま2枚目の基材テープへと印刷することで、2つの基材テープに対し共通のレイアウトに基づく印刷を実行することができる。
また、本実施形態では特に、S75の手順において、イメージバッファ上に2枚目の印刷データを展開する。イメージバッファ上の2枚目のラベルイメージのサイズが1枚目のラベルイメージのサイズとなるようにデータ加工されることで、新たなラベルイメージが生成される。
本実施形態によれば、イメージバッファ上のラベルイメージ同士のサイズ比較に基づきデータ加工が施されて新たなラベルイメージが生成されることで、1枚目及び2枚目の基材テープに対し共通のレイアウトに基づく印刷を確実に実行することができる。
また、本実施形態では特に、ラベルプリンタ2が搬送ローラ29と印刷ヘッド24とを連携制御してS35の手順の印刷を実行することで、1枚目及び2枚目の2つの基材テープに対し共通のレイアウトに基づく印刷を確実に実行できる。
なお、上記実施形態においては、ラベルプリンタ2の制御回路21が実行する印刷プログラムにおいて、操作端末3から取得した複数の重ね貼りラベル印刷データの間での印字内容を整合させる処理を行っていた。他にも、操作端末3での編集アプリ又はプリンタドライバにて、複数の重ね貼りラベル印刷データの間での印字内容の整合処理を行ってもよい。これらの場合には、1枚目及び2枚目それぞれの印字ラベルL1,L2に対応する実テープ幅について、その時点でラベルプリンタ2に装着されているカートリッジ101の仕様情報としてカートリッジセンサ23から取得してもよい。またはユーザからの手作業入力によって取得してもよい。この場合において、操作端末3のCPU31が制御部の一例であり、操作端末3が印刷制御装置の一例であり、編集アプリまたはプリンタドライバが印刷制御プログラムの一例である。
また、図6、図7に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印刷システム
2 ラベルプリンタ(印刷制御装置の一例)
3 操作端末(印刷制御装置の一例)
21 制御回路(制御部の一例)
23 カートリッジセンサ
24 印刷ヘッド
25 大容量記憶装置
26 表示部
27 入力部
101 カートリッジ
L 印字ラベル
L1 1枚目の印字ラベル
L2 2枚目の印字ラベル
LS 重ね貼りラベル
R 印字領域
CL カットライン(マークの一例)

Claims (9)

  1. 制御部を有する印刷制御装置であって、
    前記制御部は、
    第1テープ幅の第1テープに対し第1レイアウト情報で表されるレイアウトで第1オブジェクトを印刷するための第1ラベルデータを取得する第1ラベルデータ取得処理と、
    第2テープ幅の第2テープに対し第2レイアウト情報で表されるレイアウトで第2オブジェクトを印刷するための第2ラベルデータを取得する第2ラベルデータ取得処理と、
    前記第1ラベルデータ及び前記第2ラベルデータが、前記第1テープ及び第2テープを厚み方向に重ね合わせて使用される重ね貼りラベルであることに関係する重ね貼り情報を取得する重ね貼り情報取得処理と、
    前記第1レイアウト情報で表されるレイアウトを前記第2オブジェクトに適用した第3オブジェクトを配置した第3ラベルデータを生成する第3ラベルデータ生成処理と、
    前記第1ラベルデータを前記第1テープに印刷し、前記第3ラベルデータを前記第2テープに印刷する、第1印刷制御処理と、
    を実行する印刷制御装置。
  2. 前記第1テープの前記第1テープ幅は、前記第2テープの前記第2テープ幅よりも小さい、請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記第3ラベルデータ生成処理では、
    第2ラベルデータのうち前記第2テープ幅と前記第1テープ幅との差に対応した部位にテープ長さ方向に沿ったマークを付加した、前記第3ラベルデータを生成する、
    請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 前記第1~第3オブジェクトのそれぞれは、文字列であり、
    前記レイアウトは、前記文字列の文字サイズを含む、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の印刷制御装置。
  5. 前記レイアウトは、
    前記第1~第3オブジェクトの配置位置を含む、
    請求項1乃至4のいずれか1項記載の印刷制御装置。
  6. 前記第1ラベルデータ取得処理で取得された前記第1ラベルデータに係る前記第1レイアウト情報と、前記第2ラベルデータ取得処理で取得された前記第2ラベルデータに係る前記第2レイアウト情報と、が一致するか否かを判断するレイアウト判断処理を実行し、
    前記レイアウト判断処理において前記第1レイアウト情報と前記第2レイアウト情報とが一致すると判断された場合には、前記第1ラベルデータを前記第1テープに印刷し、前記第2ラベルデータを前記第2テープに印刷する、第2印刷制御処理を実行し、
    前記レイアウト判断処理において前記第1レイアウト情報と前記第2レイアウト情報とが一致すると判断されなかった場合には、第3ラベルデータ生成処理及び前記第1印刷制御処理を実行する、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷制御装置。
  7. 前記第1レイアウト情報に基づき前記第1ラベルデータを第1ラベルイメージを生成し、前記第2レイアウト情報に基づき前記第2ラベルデータを第2ラベルイメージを生成する、イメージ展開処理
    を実行し、
    前記第3ラベルデータ生成処理は、前記第2ラベルイメージのサイズを前記第1ラベルイメージのサイズに合わせてデータ加工した前記第3ラベルデータを生成する、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の印刷制御装置。
  8. 印刷媒体となるテープを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラにより搬送される前記テープに印刷を行う印刷ヘッドと、を有し、
    前記制御部は、前記第1印刷制御処理により、前記搬送ローラに対し前記第1テープを搬送させ且つ前記印刷ヘッドに対し前記第1ラベルデータを印刷させ、前記搬送ローラに対し前記第2テープを搬送させ且つ前記印刷ヘッドに対し前記第3ラベルデータを印刷させる、
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の印刷制御装置。
  9. コンピュータに対し、
    第1テープ幅の第1テープに対し第1レイアウト情報で表されるレイアウトで第1オブジェクトを印刷するための第1ラベルデータを取得する第1ラベルデータ取得処理と、
    第2テープ幅の第2テープに対し第2レイアウト情報で表されるレイアウトで第2オブジェクトを印刷するための第2ラベルデータを取得する第2ラベルデータ取得処理と、
    前記第1ラベルデータ及び前記第2ラベルデータが、前記第1テープ及び第2テープを厚み方向に重ね合わせて使用される重ね貼りラベルであることに関係する重ね貼り情報を取得する重ね貼り情報取得処理と、
    前記第1レイアウト情報で表されるレイアウトを前記第2オブジェクトに適用して第3オブジェクトに変更し、その変更後の前記第3オブジェクトを配置した第3ラベルデータを生成する第3ラベルデータ生成処理と、
    前記第1ラベルデータを前記第1テープに印刷させ、前記第3ラベルデータを前記第2テープに印刷させるための印刷指示を送信する、第1印刷制御処理と、
    を実行させるための、印刷制御プログラム。
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