JP2023131553A - 車両 - Google Patents

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Kazuyuki Ochiai
修 西岡
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    • B62K23/00Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips
    • B62K23/02Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips hand actuated

Abstract

【課題】車両の機能の操作を受け付けるスイッチ類を車両の操舵部に設ける場合に、スイッチ類の配置スペースの増加を抑制しつつ、より多くの種類の操作を受付可能な車両を提供すること【解決手段】 車両は、車両を操舵するための操舵部と、操舵部に設けられ、運転者の操作を受け付ける複数の受付部を含む方向キーと、を備える。複数の受付部のそれぞれは、押下可能である。複数の受付部の少なくとも一部は、回動可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、車両に関する。
自動二輪車や自動四輪車等の車両において、車両の各種機能の操作を受け付けるスイッチ類が設けられることがある。スイッチ類の一例としては、所定の方向を指示可能な方向キーが挙げられる(例えば特許文献1、2)。
特開平10-295937号公報 特開2006-107170号公報
車両においては、スイッチ類を、運転中に操作しやすいように車両の操舵部(例えばハンドルのグリップ付近)に設けることがある。このような場合、レイアウトの都合上、より少ないスペースでより多くの種類の操作を受付可能であることが望ましい。
本発明は、車両の機能の操作を受け付けるスイッチ類を車両の操舵部に設ける場合に、スイッチ類の配置スペースの増加を抑制しつつ、より多くの種類の操作を受付可能な車両を提供する。
本発明によれば、
車両であって、
前記車両を操舵するための操舵部と、
前記操舵部に設けられ、運転者の操作を受け付ける複数の受付部を含む方向キーと、を備え、
前記複数の受付部のそれぞれは、押下可能であり、
前記複数の受付部の少なくとも一部は、回動可能である、
ことを特徴とする車両が提供される。
本発明によれば、車両の機能の操作を受け付けるスイッチ類を車両の操舵部に設ける場合に、スイッチ類の配置スペースの増加を抑制しつつ、より多くの種類の操作を受付可能な車両を提供することができる。
一実施形態に係る車両の右側の側面図。 操舵部周辺の拡大図。 方向キーの回動動作を説明するための図。 方向キーの内部構造を説明するための平面図。 (A)及び(B)は図4のI-I線断面図。 (A)及び(B)は方向キーの構造を模式的に示す下面図。 方向キーの内部構造を説明するための平面図。 (A)及び(B)は図7のII-II線断面図。 (A)及び(B)は方向キーの構造を模式的に示す下面図。 四輪車のハンドルの構成を示す模式図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1実施形態]
<車両1の概要>
図1は、一実施形態に係る車両1の右側の側面図である。車両1は、長距離の移動に適したツアラー系の自動二輪車である。しかしながら、本実施形態の構成は他の形式の自動二輪車を含む各種の鞍乗型車両に適用可能であり、また、内燃機関を駆動源とする車両のほか、モータを駆動源とする電動車両にも適用可能である。
車両1は、前輪FWと後輪RWとの間にパワーユニット102を備える。パワーユニット102は本実施形態の場合、水平対向六気筒のエンジン121と変速機122を含む。変速機122の駆動力は不図示のドライブシャフトを介して後輪RWに伝達され、後輪RWを回転する。
パワーユニット102は、車体フレーム103に支持されている。車体フレーム103は、X方向に延設された左右一対のメインフレーム131を含む。メインフレーム131の上方には、燃料タンク105やエアクリーナボックス(不図示)が配置されている。燃料タンク105の前方には、ライダに対して各種の情報を表示するメーターパネルMPが設けられている。
メインフレーム131の前側端部には、後述する操舵部8のハンドル81によって回動される操向軸(不図示)を回動自在に支持するヘッドパイプ132が設けられている。メインフレーム131の後端部には、左右一対のピボットプレート133が設けられている。ピボットプレート133の下端部とメインフレーム131の前端部とは左右一対のロアアーム(不図示)により接続され、パワーユニット102はメインフレーム131とロアアームとに支持される。メインフレーム131の後端部には、また、後方へ延びる左右一対のシートレール(不図示)が設けられており、シートレール(不図示)はライダが着座するシート104aや同乗者が着座するシート104b及びリアトランク107b等を支持する。
ピボットプレート133には、前後方向に延びるリアスイングアーム(不図示)の前端部が揺動自在に支持されている。リアスイングアームは、上下方向に揺動可能とされ、その後端部において後輪RWを支持している。後輪RWの下部側方には、エンジン121の排気を消音する排気マフラ106がX方向に延設されている。後輪RWの上部側方には左右のサドルバック107aが設けられている。
メインフレーム131の前端部には、前輪FWを支持するフロントサスペンション機構109が構成されている。フロントサスペンション機構109はフロントフォーク195を含み、前輪FWはフロントフォーク195に回転自在に支持されている。
車両1の前部構造について説明する。車両1の前部には、車両1の前方に光を照射するヘッドライトユニット111が配置されている。また、車両1の前部はフロントカバー112で覆われ、車両1の前側の側部は左右一対のサイドカバー114で覆われている。フロントカバー112の上方にはスクリーン113が配置されている。スクリーン113は走行中にライダが受ける風圧を軽減する風防であり、例えば、透明な樹脂部材で形成されている。フロントカバー112の側方には左右一対のサイドミラーユニット115が配置されている。サイドミラーユニット115にはライダが後方を視認するためのサイドミラー(不図示)が支持されている。
図2は、操舵部8周辺の拡大図である。操舵部8は、車両1の前輪FWを操舵する。操舵部8は、ハンドル81と、グリップ82と、を含む。
ハンドル81は、運転者が車両1を操舵するためのものである。ハンドル81は、金属材料で形成されるパイプ状の部材である。ハンドル81は、不図示のトップブリッジに支持される。ハンドル81は、ここではセパレートタイプのハンドルであるが、バータイプのハンドルであってもよい。
グリップ82は、ハンドル81に設けられ、運転者によって把持される。詳細には、グリップ82は、ハンドル81の車幅方向外側において、ハンドル81の外周を覆うように設けられる。
また、操舵部8の周辺には、ブレーキレバー84と、ブレーキマスターシリンダ85と、クラッチレバー86と、クラッチマスターシリンダ87と、左右のスイッチボックス88と、が設けられている。
ブレーキレバー84は、前輪FWのブレーキを操作するためのレバーであり、右のグリップ82に近接して設けられる。ブレーキマスターシリンダ85は、ブレーキレバー84の操作力を油圧に変換する。クラッチレバー86は、クラッチを操作するためのレバーであり、左のグリップ82に近接して設けられる。クラッチマスターシリンダ87は、クラッチレバー86の操作力を油圧に変換する。
左右のスイッチボックス88には、車両1の各種の機能を実行するためのスイッチ類が設けられる。スイッチボックス88は、ハンドル81に設けられている。詳細には、スイッチボックス88は、グリップ82に隣接してグリップ82よりも車幅方向内側に位置するように、ハンドル81に設けられている。したがって、運転者は、グリップ82を把持しながら、親指或いは人差し指でスイッチボックス88に設けられた各種のキー(ボタン)を操作することができる。図2に示されるように、左のスイッチボックス88は、方向キー20と、エンターキー22と、その他の各種のボタン31~34を含む。すなわち、方向キー20は、グリップ82に近接して配置されるスイッチボックス88に設けられる。なお、一部のボタンについては本実施形態の特徴との関連性が低いため参照符号の付与を省略している。
さて、操舵部8にスイッチ類が設けられる場合、レイアウトの都合上、より少ない配置スペースでより多くの種類の操作を受付可能であることが望ましい。そこで、本実施形態では、方向キー20が押下可能であるとともに回動可能であることにより、スイッチ類の配置スペースの増加を抑制しつつ、より多くの種類の操作を受け付ける。以下、具体的に説明する。
<方向キー20>
方向キー20の構成について説明する。図3は、方向キー20の回動動作を説明するための図である。
方向キー20は、複数の方向に対応する入力を受け付ける。本実施形態では、方向キー20は、上下左右の4方向に対応する入力を受付可能である。ただし、方向キー20上下或いは左右の2方向のみに対応する入力を受付可能であってもよいし、他の数の方向に対応する入力を受付可能であってもよい。方向キー20は、複数の受付部201~204を含む。
受付部201は、上方向の入力を受け付ける。受付部202は、下方向の入力を受け付ける。受付部203は、左方向の入力を受け付ける。受付部204は、右方向の入力を受け付ける。受付部201~204は、運転者によって押下可能であり、押下により各方向に対応する入力を受け付ける。
例えば、方向キー20は、受付部201、202により、オートクルーズの速度やグリップヒーターの設定温度等についての数字の単数入力を受付可能である。また、方向キー20は、受付部203、204により、オーディオ再生における曲選択や音楽ジャンルの切り替え等を受付可能である。
本実施形態では、方向キー20は、一つのキー(一つの部材)で運転者とのインタフェースが構成される。換言すれば、方向キー20は、スイッチボックス88の配置面88aから露出する部分が一体的に形成されている。そして、一つのキーである方向キー20において、互いに異なる位置に複数の受付部201~204が配置されている。
また、方向キー20の中央部には、エンターキー22が配置される。エンターキー22は、中央に位置し、押下により入力を受け付ける。例えば、運転者は、各種設定において、方向キー20により設定値の上下や選択肢の選択を行い、エンターキー22により確定させる。エンターキー22は、決定ボタン等と呼ばれることがある。
本実施形態では、方向キー20は、複数の受付部201~204が運転者の押下による入力を受け付けるほか、方向キー20の全体が回動することにより運転者の入力を受け付ける(図3の状態ST1→状態ST2)。詳細には、一つのキーで構成される方向キー20は、方向キー20の中心、すなわちエンターキー22の中心を通り、スイッチボックス88の配置面88aに交差する方向を軸方向として、所定の範囲で回動する。方向キー20が回動動作によっても運転者の入力を受付可能なことにより、新たなスイッチ等を配置することなく受付可能な操作の種類を増やすことができる。また、複数の受付部201~204のどれを操作しても回動での入力ができるため、操作性をより向上することができる。例えば、方向キー20は、回動動作により、オーディオ再生における曲送り等を受け付ける。
なお、方向キー20は、状態ST1から反時計回りにも回動可能である。すなわち、方向キー20は、時計回りの回動動作及び反時計回りの回動動作により2系統の入力を受け付けることができる。
また、方向キー20は、所定の角度範囲で回動可能に設けられている。例えば、方向キー20は、状態ST1から時計回り及び反時計回りにそれぞれ10度まで回動可能であり、10度まで回動したところで運転者の入力を受け付けるように構成されてもよい。なお、所定の角度範囲は適宜変更可能であり例えば、5度、15度、20度、25度、30度、35度、40度、45度等、5~45度の範囲で設定されてもよい。このように、方向キー20は、上下左右のキーの位置関係が変わらない範囲で(例えば上方向の指示を受け付ける受付部201が右方向を向かない範囲で)に回動可能に構成されることにより、より少ないスペースで方向キー20の受け付ける入力数を増やすことができる。
また、方向キー20は、回動による入力を受け付ける位置(例えば回動可能な最大角度の位置)で維持された場合に、連続入力を受け付けるように構成されてもよい。例えば、方向キー20が回動動作によりオーディオ再生における曲送りを受け付ける場合、回動による入力を受け付ける位置で維持されている間は所定の時間間隔で曲を送り続けてもよい。これにより、入力操作を何度も繰り返す必要がなくなるので、操作性が向上する。
例えば、エンターキー22は、スイッチボックス88に対して押下可能であるとともにその中心を軸方向として所定の範囲で回動可能に設けられる。そして、方向キー20は、エンターキー22に対して押下方向に相対移動可能であるとともに、エンターキー22の回動方向には相対移動不能に設けられる。図3の例ではエンターキー22に対して方向キー20が外嵌めされている。このような構成により、例えば運転者が方向キー20の側面を押すと、方向キー20はエンターキー22とともに回動する。
方向キー20のより具体的な構造について説明する。図4は、方向キー20の内部構造を説明するための平面図である。図5(A)及び図5(B)は、図4のI-I線断面図である。図5(A)は方向キー20が中立である状態を示しており、図5(B)は方向キー20の受付部201が押下された状態を示している。図6(A)及び図6(B)は、方向キー20の構造を模式的に示す下面図である。図6(A)は方向キー20が中立にある状態を示しており、図6(B)は方向キー20が回動操作された状態を示している。なお、各図においては、スイッチボックス88内における方向キー20の構造を中心に示すため、スイッチボックス88内部の構成を実線で示し、外部に露出している構成を一点鎖線で示している。また、各図において、理解を容易にするため、一部の要素を省略したり、複数設けられる要素についてその一部にのみ符号を付したりしている場合がある。
方向キー20は、複数の互いに離間して設けられる複数の受付部201~204を含む。複数の受付部201~204はそれぞれ、運転者によって押下可能な押下部211と、押下部211に交差する方向に延びる側面部212と、押下部211に対向して設けられる底面部213と、を含む。底面部213には、後述の可動接点242が相対的に移動可能な溝213aが形成されている。
なお、受付部201~204は、不図示のバネ等の弾性部材により、押下された状態から解放されると元の状態に戻るように構成されている。また、方向キー20は、不図示のバネ等の弾性部材により、回動された状態(状態ST2)から解放されると元の状態(状態ST1))に戻るように構成されている。なお、弾性部材については公知の技術を用いることができるため説明を省略する。
また、スイッチボックス88には、運転者が押下部211を押下したことを検出するための複数の検出器24が、複数の受付部201~204に対応して設けられる。検出器24は、スイッチボックス88の基板88bに設けられる固定接点241と、固定接点241の上に設けられる可動接点242と、を含む。検出器24は、押下部211が押下されることにより可動接点242が押しつぶされることにより、固定接点241及び可動接点242内の不図示の回路がつながることで、押下部211の押下を検出する。具体的には、押下部211が運転者により押下されたことに応じて底面213に形成された溝213aの上面と可動接点242とが当接することで、可動接点242が押しつぶされる(図5(B))。
なお、検出器24の構成は例示であって公知の技術を適宜用いることができる。例えば、感圧センサやフォトセンサ等が用いられ得る。ただし、接触式の検出器24を用いることにより、より簡易な構成で方向キー20の回動を検出することができる。
また、スイッチボックス88には、運転者が方向キー20を回動したことを検出するための検出器26、27が設けられる。
検出器26は、方向キー20の時計回りの回動を検出する。検出器26は、スイッチボックス88の基板88bに設けられる固定接点261と、固定接点261に隣接して設けられる可動接点262とを含む。検出器26は、方向キー20の回動動作により側面部212が変位することに応じて可動接点262を押しつぶすことにより固定接点261及び可動接点262内の不図示の回路がつながることで、方向キー20の回動を検出する(図6(B))。ここで、本実施形態では、底面部213に形成される溝213aが、方向キー20の回動方向(回動軸を基準とした周方向)に長く形成されている。これにより、方向キー20が回動した場合に溝213aに沿って検出器24の可動接点242が相対的に移動するので、溝213aの壁部と検出器24の可動接点242とが接触するのを抑制することができる。また、本実施形態では、溝213aが十字形に形成されている。すなわち、方向キー20の回動軸を基準とした径方向にも溝213aが長く形成されているので、方向キー20が押下される場合及び回動される場合の両方において、溝213aと可動接点242の接触が抑制される。
また、検出器27は、方向キー20の反時計回りの回動を検出する。検出器27は、固定接点271及び可動接点272を含み、これらはそれぞれ検出器26の固定接点261及び可動接点262と同様の構成を有し得る。なお、検出器26、27の構成は例示であって公知の技術を適宜用いることができる。例えば、感圧センサやフォトセンサ等が用いられ得る。ここで、方向キー20の回動の検出には、方向キー20の回動角度(位相)を検出するエンコーダ等を用いることも可能である。しかし、本実施形態では、接触式の検出器27により受付部201の側面部212の変位を検出するので、方向キー20の回転軸に検出器を用いる必要がなく、レイアウト効率を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、押下による操作を受け付ける方向キー20が回動可能に構成されることで、スイッチ等を追加することなく受付可能な入力数を増やすことができる。したがって、操舵部8においてスイッチ類の配置スペースの増加を抑制しつつ、より多くの種類の操作を受け付けることができる。
[第2実施形態]
図7は、一実施形態に係る方向キー50の内部構造を説明するための平面図である。図8(A)及び図8(B)は、図7のII―II線断面図である。図8(A)は方向キー50が中立である状態を示しており、図8(B)は方向キー50の受付部503が回動操作された状態を示している。図9(A)及び図9(B)は、方向キー50の構造を模式的に示す下面図である。図9(A)は方向キー50が中立である状態を示しており、図9(B)は方向キー50の受付部503が回動操作された状態を示している。第2実施形態は、主として方向キー50がそれぞれ別部材の複数のキーで構成されており、複数のキーのうちの一つのキー(受付部503)のみが回動操作可能な点で第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付して説明を省略する。
方向キー50は、複数の受付部501~504を含む。複数の受付部501~504はそれぞれ別部材のキーで構成されている。受付部501は、上方向の入力を受け付ける。受付部502は、下方向の入力を受け付ける。受付部503は、左方向の入力を受け付ける。受付部504は、右方向の入力を受け付ける。受付部501~504は、運転者によって押下可能であり、押下により各方向に対応する入力を受け付ける。
複数の受付部501~504はそれぞれ、運転者によって押下可能な押下部511と、押下部511に交差する方向に延びる側面部512と、押下部511に対向して設けられる底面部513と、を含む。底面部513には、可動接点242が相対的に移動可能な溝513aが形成されている。なお、本実施形態では、受付部503の底面513に形成される溝513aのみが、他の受付部の底面513に形成される溝513aよりも受付部503の回動方向(回動軸を基準とした周方向)に長く形成されている。
また、スイッチボックス88には、運転者が方向キー50を回動したことを検出するための検出器56、57が設けられる。
検出器56は、方向キー50の時計回りの回動を検出する。検出器56は、スイッチボックス88の基板88bに設けられる固定接点561と、固定接点561に隣接して設けられる可動接点562とを含む。検出器56は、受付部503の回動動作により受付部503の側面部212が変位することに応じて可動接点562を押しつぶすことにより固定接点561及び可動接点562内の不図示の回路がつながることで、受付部503の回動を検出する。本実施形態では、受付部503の底面513に形成される溝513aが、回動方向(回動軸を基準とした周方向)に長く形成されている。よって、方向キー50が回動した場合に溝513aに沿って検出器56の可動接点562が相対的に移動するので、溝513aの壁部と可動接点562とが接触するのを抑制することができる。
また、検出器57は、方向キー50の反時計回りの回動を検出する。検出器57は、スイッチボックス88の基板88b側の固定接点571と、固定接点571に隣接して設けられる可動接点572を含み、これらはそれぞれ検出器56の固定接点561及び可動接点562と同様の構成を有し得る。なお、検出器56、57の構成は例示であって公知の技術を適宜用いることができる。例えば、感圧センサやフォトセンサ等が用いられ得る。
本実施形態によれば、複数のキーで構成される方向キー50において、一つのキー(一つの受付部503)のみが回動可能であるので、方向キー全体が回動する場合と比べて方向キー50の配置スペースを低減することができる。
また、本実施形態によれば、複数のキーのうち、グリップ82に最も近いキー(受付部503を構成するキー)が回動する。よって、運転者の指が届きやすいキーが回動するので、操作性が向上する。また、本実施形態によれば、受付部503の中立位置からの回動し始めの移動方向がハンドル81の軸方向に交差する方向のため、運転者が親指で回動動作をしやすく、操作性が向上する。
なお、ここでは方向キー50のうちの一つの受付部503を構成するキーのみが回動可能であるが、複数のキーのうちの二つ以上のキーが回動可能であってもよい。このような態様であっても、複数の受付部が一つのキーで形成され、その一つのキーが回動する場合と比べて各キーの配置スペースを低減することができる。また、複数の受付部のいくつかが独立して回動可能であることにより、方向キー50の受付可能な入力の数をより増やすことができる。また、回動可能な複数のキーに、グリップ82に最も近いキー(受付部503を構成するキー)が含まれることで、キーの操作性と配置スペースの低減の両立を図ることができる。
[変形例]
上記実施形態の特徴は、四輪車にも適用可能である。図10は、四輪車のハンドルの構成を示す模式図である。ハンドル7のスポークには、方向キー70及びエンターキー72が設けられている。方向キー70は、上方向の入力を受け付ける受付部701と、下方向の入力を受け付ける受付部702と、左方向の入力を受け付ける受付部703と、右方向の入力を受け付ける受付部704とを含む。受付部701~704は、運転者によって押下可能であり、押下により各方向に対応する入力を受け付ける。また、ハンドルのグリップ部分であるリムに最も近い受付部704は、回動可能に構成される。本実施形態によれば、四輪車においても、スイッチ類を車両の操舵部(ハンドル)に設ける場合に、スイッチ類の配置スペースの増加を抑制しつつ、より多くの種類の操作を受け付けることができる。
[実施形態のまとめ]
上記実施形態によれば、以下の車両が少なくとも提供される。
1.上記実施形態によれば、
車両(1)であって、
前記車両を操舵するための操舵部(8)と、
前記操舵部に設けられ、運転者の操作を受け付ける複数の受付部(201-204)を含む方向キー(20)と、を備え、
前記複数の受付部のそれぞれは、押下可能であり、
前記複数の受付部の少なくとも一部は、回動可能である、
車両が提供される。
この実施形態によれば、押下に加えて回動により入力が可能なので、車両の機能の操作を受け付けるスイッチ類を車両の操舵部に設ける場合に、スイッチ類の配置スペースの増加を抑制しつつ、より多くの種類の操作を受付可能な車両を提供することができる。
2.上記実施形態によれば、
車両であって、
前記複数の受付部は、それぞれ別部材の複数のキー(50,501-504)であり、
前記複数のキーのうちの少なくとも一つのキー(503)が回動可能である、
車両が提供される。
この実施形態によれば、一つのキーで構成された方向キー全体が回動する場合と比べて方向キーの配置スペースを低減することができる。
3.上記実施形態によれば、
車両であって、
前記操舵部は、運転者が把持するためのグリップ(82)を含み、
前記複数のキーのうちの前記グリップに最も近いキー(503)が回動可能である、
車両が提供される。
この実施形態によれば、複数のキーのうち、グリップに最も近く運転者の指が届きやすいキーが回動するので、キーの操作性を向上することができる。
4.上記実施形態によれば、
車両であって、
前記方向キーは、一つのキー(20)であり、
前記複数の受付部は、前記一つのキーの異なる位置に互いに離間して配置され、
前記一つのキーは、回動可能である、
車両が提供される。
この実施形態によれば、複数の受付部のどれを操作しても回動での入力ができるので、操作性をより向上させることができる。
5.上記実施形態によれば、
車両であって、
前記複数の受付部の少なくとも一部の回動動作を検出する検出器(26,27)をさらに備え、
前記方向キーは、押下可能な押下部(211)と、前記押下部と交差する方向に延びる側面部(212)とを含み、
前記検出器は、前記側面部の変位に基づいて前記回動動作を検出する、
車両が提供される。
この実施形態によれば、検出器により受付部の側面部の変位を検出するので、方向キーの回転軸に検出器を用いる必要がなく、レイアウト効率を向上させることができる。
6.上記実施形態によれば、
車両であって、
前記検出器は、前記側面部の変位により前記側面部側の接点(262,272)と前記方向キーが配置される側の接点(261,271)とが接触することにより、前記回動動作を検出する、
車両が提供される。
この実施形態によれば、接触式の検出器により受付部の側面部の変位を検出するので、より簡易な構成で方向キーの回動を検出することができる。
7.上記実施形態によれば、
車両であって、
前記車両は鞍乗型車両である、
車両が提供される。
この実施形態によれば、鞍乗型車両において、スイッチ類の配置スペースの増加を抑制しつつ、より多くの種類の操作を受付可能に構成することができる。
8.上記実施形態によれば、
車両であって、
前記車両は鞍乗型車両であり、
前記操舵部は、運転者が把持するためのグリップ(82)を含み、
前記方向キーは、前記グリップに近接して配置されるスイッチボックス(88)に設けられる、
車両が提供される。
この実施形態によれば、鞍乗型車両において、グリップの近くに配置されるスイッチボックスに配置される方向キーが回動可能であるので、運転者の指の近くの操作しやすい領域において受付可能な入力数を増やすことができる。
9.上記実施形態によれば、
車両であって、
前記複数の受付部の少なくとも一部は、所定の角度範囲で回動可能である、
車両が提供される。
この実施形態によれば、回動範囲に制限がない場合と比べてより少ないスペースで方向キーの受け付ける入力数を増やすことができる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1:車両、8:操舵部、20:方向キー、201~204:受付部

Claims (9)

  1. 車両であって、
    前記車両を操舵するための操舵部と、
    前記操舵部に設けられ、運転者の操作を受け付ける複数の受付部を含む方向キーと、を備え、
    前記複数の受付部のそれぞれは、押下可能であり、
    前記複数の受付部の少なくとも一部は、回動可能である、
    ことを特徴とする車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記複数の受付部は、それぞれ別部材の複数のキーであり、
    前記複数のキーのうちの少なくとも一つのキーが回動可能である、
    ことを特徴とする車両。
  3. 請求項2に記載の車両であって、
    前記操舵部は、運転者が把持するためのグリップを含み、
    前記複数のキーのうちの前記グリップに最も近いキーが回動可能である、
    ことを特徴とする車両。
  4. 請求項1に記載の車両であって、
    前記方向キーは、一つのキーであり、
    前記複数の受付部は、前記一つのキーの異なる位置に互いに離間して配置され、
    前記一つのキーは、回動可能である、
    ことを特徴とする車両。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の車両であって、
    前記複数の受付部の少なくとも一部の回動動作を検出する検出器をさらに備え、
    前記方向キーは、押下可能な押下部と、前記押下部と交差する方向に延びる側面部とを含み、
    前記検出器は、前記側面部の変位に基づいて前記回動動作を検出する、
    ことを特徴とする車両。
  6. 請求項5に記載の車両であって、
    前記検出器は、前記側面部の変位により前記側面部側の接点と前記方向キーが配置される側の接点とが接触することにより、前記回動動作を検出する、
    ことを特徴とする車両。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記車両は鞍乗型車両である、
    ことを特徴とする車両。
  8. 請求項1に記載の車両であって、
    前記車両は鞍乗型車両であり、
    前記操舵部は、運転者が把持するためのグリップを含み、
    前記方向キーは、前記グリップに近接して配置されるスイッチボックスに設けられる、
    ことを特徴とする車両。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項に記載の車両であって、
    前記複数の受付部の少なくとも一部は、所定の角度範囲で回動可能である、
    ことを特徴とする車両。
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