JP2023131405A - 遠隔操作システムおよびトイレユニット - Google Patents

遠隔操作システムおよびトイレユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2023131405A
JP2023131405A JP2022036148A JP2022036148A JP2023131405A JP 2023131405 A JP2023131405 A JP 2023131405A JP 2022036148 A JP2022036148 A JP 2022036148A JP 2022036148 A JP2022036148 A JP 2022036148A JP 2023131405 A JP2023131405 A JP 2023131405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
unit
communication
toilet
request signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022036148A
Other languages
English (en)
Inventor
和成 吉川
Kazunari Yoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2022036148A priority Critical patent/JP2023131405A/ja
Publication of JP2023131405A publication Critical patent/JP2023131405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】複数の携帯端末でトイレユニットの機能部を操作できる場合にトイレユニットの使い勝手を向上できる遠隔操作システムを提供する。【解決手段】機能部を有するトイレユニットと、前記機能部を作動させるために前記トイレユニットと通信可能な複数の携帯端末と、を備えた遠隔操作システムであって、前記トイレユニットは、前記複数の携帯端末と通信可能な通信部と、前記通信部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、携帯端末が前記通信部と通信接続されている場合に前記通信部が他の携帯端末からの接続要求信号を受信したときには、前記携帯端末または前記他の携帯端末のいずれか一方の通信接続を切断させるための切断要求信号を前記通信部に送信することを特徴とする遠隔操作システム。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、遠隔操作システムおよびトイレユニットに関する。
スマートフォンなどの携帯端末を使ってトイレユニットの機能部を遠隔操作することができる遠隔操作システムが知られている(特許文献1、2)。
特開2013-23913号公報 特開2020―120306号公報
例えば、使用者がトイレ室に入室する前に、トイレ室外から携帯端末を使って便座温めや脱臭装置などの機能部を作動させたい場合がある。このような場合に、他の携帯端末がトイレユニットと通信接続されていると、使用者が機能部を作動させることができないおそれがある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、複数の携帯端末でトイレユニットの機能部を操作できる場合にトイレユニットの使い勝手を向上できる遠隔操作システムおよびトイレユニットを提供することを目的とする。
第1の発明は、機能部を有するトイレユニットと、前記機能部を作動させるために前記トイレユニットと通信可能な複数の携帯端末と、を備えた遠隔操作システムであって、前記トイレユニットは、前記複数の携帯端末と通信可能な通信部と、前記通信部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、携帯端末が前記通信部と通信接続されている場合に前記通信部が他の携帯端末からの接続要求信号を受信したときには、前記携帯端末または前記他の携帯端末のいずれか一方の通信接続を切断させるための切断要求信号を前記通信部に送信することを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、トイレ室外からトイレユニットの情報を得ることができる。また、トイレユニットを使用する前に、トイレユニットの機能部を作動させることができる。その結果、複数の携帯端末でトイレユニットの機能部を操作できる場合に、トイレユニットの使い勝手を向上できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御部は、前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続が切断される前に前記他の携帯端末から前記機能部を作動させるための設定操作信号を受信した場合には、前記設定操作信号を記憶させ、前記携帯端末の通信接続が切断されたときに、記憶された前記設定操作信号に基づく前記機能部の作動を実行させることを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、先に通信接続されていた携帯端末の通信切断がされたら、早期に機能部を作動させることができる。これにより、トイレユニットの使い勝手を向上できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記切断要求信号は、前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、前記他の携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、を有し、前記制御部は、前記通信部と、前記携帯端末と、の間の通信接続時間に基づき、前記第1切断要求信号または前記第2切断要求信号を選択することを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、例えば携帯端末とトイレユニットとの間の通信切断をし忘れた場合でも、他の携帯端末がトイレユニットに通信接続できなくなるのを抑制できる。また、携帯端末がトイレユニットに通信接続した直後に他の携帯端末の接続要求があっても、携帯端末の通信切断がなされるのを抑制できる。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記切断要求信号は、前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、前記他の携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、を有し、前記制御部は、前記携帯端末がトイレ室にあるか否かに基づき、前記第1切断要求信号または前記第2切断要求信号を選択することを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、携帯端末がトイレ室にある場合には、使用者がトイレユニットの機能部を使用している可能性が高いので、そのような場合の通信切断を抑制できる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記切断要求信号は、前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、前記他の携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、を有し、前記トイレユニットは、人体検知センサをさらに有し、前記制御部は、前記人体検知センサが人体を検知しているか否かに基づき、前記第1切断要求信号または前記第2切断要求信号を選択することを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、例えば使用者がトイレ室にいる場合や、使用者が便座に着座している場合などに、他の携帯端末の通信接続が継続するのを抑制できる。
第6の発明は、第1~第5のいずれか1つの発明において、前記通信部は、前記制御部から前記切断要求信号を受信した場合に、前記通信部と前記携帯端末との間の通信接続または前記通信部と前記他の携帯端末との間の通信接続のいずれか一方の通信接続を切断することを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、通信部が強制的に一方の携帯端末の通信切断を実行するので、通信状態を早期に安定させることができる。
第7の発明は、第1~第5のいずれか1つの発明において、前記切断要求信号は、前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、前記他の携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、を有し、前記通信部は、前記第1切断要求信号を受信した場合に、前記携帯端末に切断確認を行う切断確認信号を送信することを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、先に通信接続がなされている携帯端末に通信切断を実行してもよいか否かを確認することができる。これにより、例えば携帯端末からトイレユニットの機能部を使用しているときに、通信切断がなされるのを抑制できる。
第8の発明は、機能部を有するトイレユニットと、前記機能部を作動させるために前記トイレユニットと通信可能な複数の携帯端末と、を備えた遠隔操作システムであって、前記トイレユニットは、前記複数の携帯端末と通信可能な通信部と、前記通信部を制御する制御部と、を有し、前記通信部は、前記複数の携帯端末との間での通信接続に最大接続台数が設定されており、前記通信部と、前記携帯端末と、の間の通信接続台数が前記最大接続台数に達した場合には、少なくとも1台の携帯端末の通信接続を切断させることを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、常時において、通信接続に1台以上の空き容量を確保することができる。これにより、他の携帯端末が接続要求した場合に、通信接続ができないことを抑制できる。
第9の発明は、複数の携帯端末と通信可能な通信部と、前記通信部を制御する制御部と、を備え、前記通信部は、前記複数の携帯端末との間での通信接続に最大接続台数が設定されており、前記制御部は、前記通信部と、前記携帯端末と、の間の通信接続台数が前記最大接続台数に達した場合には、少なくとも1台の携帯端末の通信接続を切断させることを特徴とするトイレユニットである。
このトイレユニットによれば、常時において、通信接続に1台以上の空き容量を確保することができる。これにより、他の携帯端末が接続要求した場合に、通信接続ができないことを抑制できる。
本発明の態様によれば、複数の携帯端末でトイレユニットの機能部を操作できる場合にトイレユニットの使い勝手を向上できる遠隔操作システムおよびトイレユニットを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る遠隔操作システムを用いた家屋を示す簡易図である。 図1中のトイレ室および遠隔操作システムを示す斜視図である。 便座装置の制御系を示すブロック図である。 携帯端末の制御系を示すブロック図である。 トイレユニットと携帯端末との通信切断を時間系列で示す説明図である。 第1携帯端末および第2携帯端末の通信切断制御を示す流れ図である。 本発明の第2実施形態に係る遠隔操作システムの通信切断制御を示す流れ図である。 トイレユニットと携帯端末との通信切断を時間系列で示す説明図である。 携帯端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。 変形例によるトイレ室および遠隔操作システムを示す図2と同様の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遠隔操作システムを用いた家屋を示す簡易図である。
図2は、図1中のトイレ室および遠隔操作システムを示す斜視図である。
図3は、便座装置の制御系を示すブロック図である。
図4は、携帯端末の制御系を示すブロック図である。
図1に示すように、家屋1は、例えば部屋2、3、リビング4、浴室5、洗面所6、およびトイレ室7を備えた住宅となっている。トイレ室7には、トイレユニット20が設置されている。なお、トイレ室7は、住宅に設けられたものに限らず、例えばビルや公共施設などのパブリックトイレなどに設けられるトイレ室でもよい。
図1,図2に示すように、遠隔操作システム10は、トイレユニット20と、複数の携帯端末(例えば、第1携帯端末100、第2携帯端末105)と、を備える。遠隔操作システム10は、家屋1内から第1,第2携帯端末100、105を用いて、トイレユニット20の種々の機能部を作動させることができるようになっている。
図2に示すように、トイレユニット20は、腰掛け大便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)25と、便座装置30と、リモコン40と、を備える。便座装置30は、便器25の上部に設置される。便座装置30は、便器25に対して一体的に取り付けてもよいし、便器25に対して着脱可能に取り付けてもよい。
便座装置30は、本体部32と、便座34と、便蓋36と、ノズル38と、を備える。便蓋36は、便座装置30に必要に応じて設けられ、省略可能である。便座34と便蓋36とは、本体部32に対して回転可能に軸支されている。
なお、本願明細書において、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「左側方」および「右側方」のそれぞれは、開いた便蓋36に背を向けて便座34に座った使用者から見た方向である。
便器25は、ボウル部25aを有する。ボウル部25aは、下方に凹む凹状である。便器25は、ボウル部25aにおいて使用者の尿や便などの排泄物を受ける。便座装置30の本体部32は、便器25のボウル部25aよりも後方の部分の上に取り付けられる。便座34は、使用者が着座する部分となっている。使用者は、便座34に座った状態でボウル部25aに排泄を行うことができる。
ノズル38は、本体部32に設けられている。ノズル38は、本体部32内に収納された位置と、本体部32から前方に突出し、ボウル部25a内に進出した位置と、に進退移動する。なお、図2では、ノズル38がボウル部25a内に進出した状態を表している。
便座装置30は、ノズル38をボウル部25a内に進出させた状態で、使用者の「おしり」などの局部に向けてノズル38から洗浄水を吐水することにより、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄機能部を有する。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
リモコン40は、例えば複数のスイッチやセンサなどを有し、使用者からの操作指示を受け付ける。また、リモコン40は、有線または無線を介して便座装置30と接続され、使用者から入力された操作指示を便座装置30に送信する。便座装置30は、リモコン40から入力された操作指示に応じて所定の作動を実行する。なお、便座装置30への操作指示の入力は、例えば本体部32に設けられた操作パネルなどを介して行ってもよい。
リモコン40は、例えば洗浄ボタンや停止ボタンなど、局部洗浄機能の作動を操作するための複数の操作部材を有する。便座装置30は、例えばリモコン40から入力される操作指示に基づいて、局部洗浄機能の作動を実行する。これにより、使用者は、リモコン40の操作に応じて、局部の洗浄を行うことができる。
第1携帯端末100および第2携帯端末105は、例えば使用者の所有するスマートフォンやタブレット端末などである。但し、第1,第2携帯端末100,105は、これらに限ることなく、使用者が携帯可能な任意の端末でよい。第1携帯端末100と第2携帯端末105とは、同様の構成および機能を有しているので、以下第1携帯端末100について説明し、第2携帯端末105についての説明を省略する。
第1携帯端末100には、トイレユニット20の機能部を遠隔操作するための遠隔操作プログラム(アプリケーションソフトウェア)が予めインストールされている。第1携帯端末100は、遠隔操作プログラムに基づいて、機能部を遠隔操作する遠隔操作モードを実行する。遠隔操作システム10では、第1携帯端末100において上記の遠隔操作プログラムを起動させ、第1携帯端末100を遠隔操作モードで作動させることにより、第1携帯端末100によって機能部の作動を遠隔操作することができる。
遠隔操作システム10では、例えば第1携帯端末100によってトイレユニット20の機能部を作動させることができる。トイレユニット20の機能部は、後で説明する。例えば、便座34に着座した使用者は、第1携帯端末100を操作して、便座装置30の衛生洗浄機能部の作動を遠隔操作することができる。
すなわち、遠隔操作システム10では、リモコン40、第1携帯端末100、および第2携帯端末105のいずれかを操作することにより、衛生洗浄機能部の作動などを遠隔操作することができる。遠隔操作されるトイレユニット20の機能部は、衛生洗浄機能部の作動に限ることなく、便座34の温度や脱臭機能部などの任意の作動でよい。
また、遠隔操作システム10は、部屋2やリビング4などからトイレユニット20の機能部を作動させたり、トイレユニット20の状態(温度設定やメンテナンス)を受信したりすることができるようになっている。例えば、使用者は、トイレ室7に入室する前に、便座34の設定温度を変化させたり、脱臭機能を作動させたりすることができる。
図3は、便座装置の制御系を示すブロック図である。
図3に示すように、便座装置30は、制御部50と、記憶部52と、入室検知センサ54と、着座検知センサ55と、第1無線通信部61と、第2無線通信部62と、を有する。また、便座装置30は、便蓋開閉装置70と、便座開閉装置71と、便座ヒータ72と、電磁弁73と、温水ヒータ74と、ノズル駆動装置75と、脱臭装置76と、室内暖房装置77と、照明装置78と、便器洗浄装置79と、温風送風機80と、を備える。
便蓋開閉装置70と、便座開閉装置71と、便座ヒータ72と、電磁弁73と、温水ヒータ74と、ノズル駆動装置75と、脱臭装置76と、室内暖房装置77と、照明装置78と、便器洗浄装置79と、温風送風機80とは、トイレユニット20(便座装置30)の機能部を構成している。なお、トイレユニット20の機能部は、これに限らず、例えばトイレ室7内に設置されているその他の装置でもよい。トイレユニット20の機能部は、例えばトイレ室7内に音楽を流す音響装置やトイレ室7内に設置されたディスプレイなどでもよい。
記憶部52は、便座装置30の各部の作動を制御するための各種の制御プログラムや各種のデータを記憶する。制御部50は、記憶部52に記憶された各種のプログラムやデータを読み出し、逐次処理することにより、便座装置30の各部の作動を統括的に制御する。
また、記憶部52には、ペアリングされた複数の携帯端末(例えば、第1携帯端末100および第2携帯端末105)の識別番号が記憶されている。そして、記憶部52には、複数の携帯端末と、トイレユニット20と、を通信接続するためのプログラムが記憶されている。複数の携帯端末と、トイレユニット20と、の間の通信接続については、後で説明する。
入室検知センサ54は、便座装置30に近づく人体を検知する。換言すれば、入室検知センサ54は、トイレ室7に入室した人体を検知する。入室検知センサ54には、例えば、焦電センサや電波センサ、赤外線センサなどが用いられる。入室検知センサ54は、制御部50と接続されている。入室検知センサ54は、人体の検知結果を制御部50に向けて出力する。
着座検知センサ55は、便座34への着座を検知する。着座検知センサ55は、便座34への着座を検知した検知状態と、便座34への着座を検知していない非検知状態と、を有する。着座検知センサ55には、例えば機械的なスイッチや静電センサなどが用いられる。着座検知センサ55は、制御部50と接続されている。着座検知センサ55は、人体の検知結果を制御部50に向けて出力する。入室検知センサ54と着座検知センサ55とは、本発明の人体検知センサを構成している。
第1無線通信部61は、リモコン40との無線通信を行う。第1無線通信部61は、例えばリモコン40から送信された赤外線信号を受光する赤外線受光装置である。第1無線通信部61は、制御部50と接続されている。第1無線通信部61は、リモコン40から送信された指令信号を制御部50に向けて出力する。なお、リモコン40と第1無線通信部61は、電波信号によって無線通信を行ってもよい。
第2無線通信部62は、第1携帯端末100および第2携帯端末105との無線通信を行う。第2無線通信部62は、例えば第1携帯端末100および第2携帯端末105と双方向の無線通信を行う。第2無線通信部62には、例えばBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Thread(登録商標)、WiFi(登録商標)などの通信規格に準拠した無線通信装置が用いられる。以下では、第2無線通信部62にBluetoothやWiFiの直接接続機能を用いた場合など、他の機器を介することなく、便座装置30と携帯端末100とが無線通信によって直接的に接続される場合を例に説明を行う。
第2無線通信部62は、制御部50と接続されている。第2無線通信部62は、本発明の通信部を構成している。第2無線通信部62は、第1携帯端末100から送信された指令信号を制御部50に向けて出力するとともに、制御部50の指示に基づき指令信号を第1携帯端末100に送信する。また、第2無線通信部62は、第2携帯端末105から送信された指令信号を制御部50に向けて出力するとともに、制御部50の指示に基づき指令信号を第2携帯端末105に送信する。
第2無線通信部62は、複数の携帯端末と通信可能になっている。この場合、第2通信部62は、同時に通信接続可能な最大接続台数が設定されている。この例では、最大接続台数が2台となっている。第1,第2携帯情報端末100,105と、第2無線通信部62との通信接続制御については、後で説明する。
なお、第1無線通信部61と第2無線通信部62は、それぞれ別ユニットとして設けてもよいし、第1無線通信部61と第2無線通信部62を同一基板上に設ける構成や同一のユニット内に設ける構成のように、一体的なユニットとして設けてもよい。
便蓋開閉装置70は、制御部50と接続されており、制御部50の制御に基づいて便蓋36を自動的に開閉する。制御部50は、例えば入室検知センサ54による人体の検知に基づいて便蓋36を開き、入室検知センサ54による人体の非検知に基づいて便蓋36を閉じる。また、制御部50は、例えばリモコン40または第1,第2携帯端末100,105の操作に応じて便蓋開閉装置70を駆動することにより、便蓋36を開閉する。
便座開閉装置71は、制御部50と接続されており、制御部50の制御に基づいて便座34を自動的に開閉する。制御部50は、例えばリモコン40または第1,第2携帯端末100,105の操作に応じて便座開閉装置71を駆動することにより、便座34を開閉する。
便座ヒータ72は、便座34の内部に設けられ、便座34の座面を内側から温める。便座ヒータ72は、制御部50と接続され、制御部50の制御に基づいて便座34の座面を温める。制御部50は、例えば便座34の座面の温度が、リモコン40または第1,第2携帯端末100,105の操作によって設定された温度となるように、便座ヒータ72の駆動を制御する。
電磁弁73は、給水源とノズル38との間に設けられる。電磁弁73を開くことにより、ノズル38に洗浄水が供給される。電磁弁73を閉じることにより、ノズル38への洗浄水の供給が停止される。電磁弁73は、制御部50と接続されている。電磁弁73は、制御部50の制御に基づいて、ノズル38への洗浄水の供給およびノズル38への洗浄水の供給の停止を切り替える。
温水ヒータ74は、電磁弁73の下流に設けられている。温水ヒータ74は、制御部50と接続されている。温水ヒータ74は、制御部50の制御に基づいて、給水源から供給された洗浄水を加熱し、例えば規定の温度まで昇温させる。温水ヒータ74は、給水源から供給された洗浄水を、設定された温度の温水に変換する。温水ヒータ74は、例えばセラミックヒータなどを用いた瞬間加熱式(瞬間式)の熱交換器でもよいし、貯湯タンクを用いた貯湯加熱式の熱交換器でもよい。
また、制御部50は、例えばリモコン40または第1,第2携帯端末100,105の操作によって、温水温度を設定可能とする。使用者は、リモコン40または第1,第2携帯端末100,105を操作することにより、温水温度を所望の温度に設定することができる。
ノズル駆動装置75は、本体部32内に収納された位置と、本体部32から前方に突出し、ボウル部25a内に進出した位置と、にノズル38を進退移動させる。ノズル駆動装置75は、制御部50と接続されている。ノズル駆動装置75は、制御部50の制御に基づいて、ノズル38を進退移動させる。
また、制御部50は、例えばリモコン40または第1,第2携帯端末100,105の操作によって、ボウル部25a内に進出した状態におけるノズル38の位置を調整可能とする。使用者は、ノズル38がボウル部25a内に進出した状態において、リモコン40または第1,第2携帯端末100,105を操作することにより、ノズル38の前後方向の位置などを所望の位置に調整することができる。ノズル38、電磁弁73、およびノズル駆動装置75は、使用者の局部を洗浄するための衛生洗浄機能部となっている。
脱臭装置76は、便器25のボウル部25a内の空気を吸引し、吸引した空気に含まれる悪臭成分などを低減させた後、本体部32の外に排出することにより、ボウル部25a内の空気を脱臭する。脱臭装置76は、制御部50に接続され、制御部50の制御に基づいて、ボウル部25a内の空気の脱臭を行う。制御部50は、例えば使用者が便座34から離れたことを着座検知センサ55が検知した場合に、脱臭装置76を所定時間作動させる。また、制御部50は、例えばリモコン40または第1,第2携帯端末100,105の操作によって、脱臭装置76を作動させる。
室内暖房装置77は、本体部32の外に温風を吹き出すことにより、トイレ室7内の暖房を行う。室内暖房装置77は、制御部50に接続され、制御部50の制御に基づいて、トイレ室7内の暖房を行う。制御部50は、例えばリモコン40または第1,第2携帯端末100,105の操作によって、室内温度を設定可能とする。使用者は、リモコン40または第1,第2携帯端末100,105を操作することにより、トイレ室7内の設定温度を所望の温度に設定することができる。
照明装置78は、便器25のボウル部25a内を照明する。照明装置78は、制御部50に接続され、制御部50の制御に基づいて、ボウル部25a内の照明を行う。制御部50は、例えば入室検知センサ54による人体の検知に基づいて照明装置78を点灯させることにより、夜間などにボウル部25aを見易くする。また、使用者は、リモコン40または第1,第2携帯端末100,105を操作することにより、照明装置78の点灯および消灯を行うことができる。
便器洗浄装置79は、便器25に洗浄水を供給して便器25を洗浄する。便器洗浄装置79は、例えば便器25への給水タンクや便器25への給水管などに設けられ、便器25の洗浄を自動的に行えるようにする。便器洗浄装置79は、制御部50に接続され、制御部50の制御に基づいて、便器25の洗浄を行う。制御部50は、例えば入室検知センサ54または着座検知センサ55によって、便座34から使用者が離れたことが検知されたことに応じて、便器洗浄装置79を作動させることにより、便器25の洗浄を行う。また、使用者は、リモコン40または第1,第2携帯端末100,105を操作することにより、便器洗浄装置79を作動させることができる。
温風送風機80は、使用者の局部に向けて温風を送風する。温風送風機80は、例えば局部洗浄などで濡れた使用者の局部に温風を送風することにより、使用者の局部を乾燥させる。温風送風機80は、制御部50と接続されている。温風送風機80は、制御部50の制御に基づいて、使用者の局部への温風の送風および送風の停止を切り替える。使用者は、リモコン40または第1,第2携帯端末100,105を操作することにより、温風送風機80を作動させることができる。
このように、トイレユニット20(便座装置30)は、例えば便蓋開閉装置70、便座開閉装置71、便座ヒータ72、電磁弁73、温水ヒータ74、ノズル駆動装置75、脱臭装置76、室内暖房装置77、照明装置78、便器洗浄装置79、および温風送風機80など、便器25の利用に関連する所定の作動を行う機能部を有する。トイレユニット20は、例えば複数の機能部を有する。なお、機能部は、上記のものに限ることなく、トイレユニット20の利用に関連する所定の作動を行う任意の機能部でよい。トイレユニット20に設けられる機能部の数は、任意の数でよい。トイレユニット20に設けられる機能部の数は、例えば1つでもよい。
前述のように、遠隔操作システム10では、リモコン40および第1,第2携帯端末100,105のいずれかを操作することにより、トイレユニット20の機能部の作動を遠隔操作することができる。遠隔操作システム10は、例えばトイレ室7外からでもトイレユニット20の機能部を作動させることができるようになっている。
便座装置30の制御部50は、第1無線通信部61を介してリモコン40から受信した信号に基づいて複数の機能部の作動を制御する。また、制御部50は、第2無線通信部62を介して第1,第2携帯端末100,105から受信した信号に基づいて複数の機能部の作動を制御する。制御部50は、第2無線通信部62を介して第1,第2携帯端末100,105から受信した信号に基づいて複数の機能部の作動を制御する携帯端末作動モードを実行可能である。
図4は、携帯端末の制御系を示すブロック図である。
図4に示すように、第1,第2携帯端末100,105は、制御部110と、記憶部112と、無線通信部114と、操作部116と、表示部118と、スピーカ120と、マイクロフォン122と、を備える。
記憶部112は、第1,第2携帯端末100,105の各部の作動を制御するための各種の制御プログラムや各種のデータを記憶する。制御部110は、記憶部112に記憶された各種のプログラムやデータを読み出し、逐次処理することにより、第1,第2携帯端末100,105の各部の作動を統括的に制御する。
記憶部112には、第1,第2携帯端末100,105によってトイレユニット20の機能部を遠隔操作するための遠隔操作プログラム200が記憶されている。換言すれば、第1,第2携帯端末100,105には、遠隔操作プログラム200がインストールされている。
無線通信部114は、便座装置30の第2無線通信部62との無線通信を行う。無線通信部114には、第2無線通信部62と同じ通信規格に準拠した無線通信装置が用いられる。無線通信部114は、制御部110と接続されている。無線通信部114は、便座装置30の第2無線通信部62から送信された指令信号を制御部110に向けて出力するとともに、制御部110から出力された指令信号を便座装置30の第2無線通信部62に送信する。
操作部116は、使用者などからの操作指示の入力を受け付ける。操作部116には、例えばタッチパネルが用いられる。操作部116は、例えば機械式のスイッチや他のセンサなどでもよいし、これらを組み合わせて構成してもよい。操作部116は、制御部110と接続されている。操作部116は、入力された操作指示を制御部110に向けて出力する。
制御部110は、例えば操作部116から入力された操作指示に応じて、無線通信部114などの各部の作動を制御する。操作部116は、例えばトイレユニット20の機能部を作動させるための入力部である。
表示部118は、種々の操作画面などの表示を行う。表示部118には、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置が用いられる。表示部118は、制御部110と接続され、制御部110の制御に基づいて各種の表示を行う。例えば、操作部116がタッチパネルである場合には、操作部116は、表示部118の上に重ねて設けられる。
スピーカ120は、種々の音の出力を行う。スピーカ120は、制御部110と接続され、制御部110の制御に基づいて各種の音の出力を行う。
マイクロフォン122は、入力された音を電気信号に変換する。マイクロフォン122は、制御部110と接続され変換した電気信号を制御部110に向けて出力する。なお、第1,第2携帯端末100,105でのトイレユニット20の操作は、マイクロフォン122により取得された音声情報によって操作されてもよい。
制御部110は、例えば操作部116から遠隔操作プログラム200の起動を指示されることにより、記憶部112から遠隔操作プログラム200を読み出す。そして、制御部110は、遠隔操作プログラム200に基づいて遠隔操作モードの作動を実行することにより、トイレユニット20の機能部の遠隔操作を可能にする。
次に、トイレユニット20(便座装置30)の第2無線通信部62と、第1,第2携帯端末100,105との間の通信接続制御について、説明する。
第2無線通信部62と複数の携帯端末との間では、常時において最大接続台数よりも少なくとも1台少ない状態で通信接続が継続されるようになっている。換言すると、第2無線通信部62は、常時において携帯端末との通信接続に少なくとも1台の空き容量を確保している。この例では、第2無線通信部62の最大接続台数が2台となっているので、常時においては第1携帯端末100または第2携帯端末105のいずれか一方の携帯端末の通信接続が継続されるようになっている。
これにより、第2無線通信部62や制御部50の制御負担が増大するのを抑制するとともに、不必要に複数の携帯端末がトイレユニット20に通信接続されるのを抑制している。また、第2無線通信部62に1台の空き容量を確保することで、携帯端末から第2無線通信部62に接続要求信号を送信した場合に、即座に通信接続が拒否されるのを抑制できる。
以下、第1携帯端末100が第2無線通信部62と通信接続中に、第2携帯端末105が第2無線通信部62に接続要求をした場合について説明する。この場合、第1携帯端末100は、本発明の携帯端末を構成し、第2携帯端末105は、本発明の他の携帯端末を構成している。
図5は、トイレユニットと携帯端末との通信切断を時間系列で示す説明図である。図5(a)は、第1携帯端末100の通信切断がなされる場合を示している。図5(b)は、第2携帯端末105の通信切断がなされる場合を示している。
図5に示すように、時刻t1~時刻t2では、第1携帯端末100と第2無線通信部62とが通信接続されている。時刻t2では、使用者が第2携帯端末105の操作部116を操作して、接続要求信号を送信させる。接続要求信号には、例えば第2携帯端末105の識別番号などが含まれている。第2無線通信部62は、第2携帯端末105から送信された接続要求信号を受信する。
制御部50は、第2無線通信部62が受信した接続要求信号が記憶部52に記憶された識別番号と一致するか否かを判定する。識別番号が一致されていると判定された場合には、時刻t3で第2携帯端末105と第2無線通信部62との通信接続がなされる。一方、識別番号が一致されていないと判定された場合には、第2携帯端末105と第2無線通信部62との通信接続がなされない。
時刻t3で第2携帯端末105が第2無線通信部62に接続されると、携帯端末と第2無線通信部62との間の通信接続台数が最大接続台数(2台)となる。制御部50は、第2無線通信部62の通信接続台数が最大接続台数に達した場合には、第1携帯端末100または第2携帯端末105のいずれか一方の携帯端末の通信接続を切断させるための通信切断制御処理を実行する。
時刻t3~時刻t4では、切断制御処理が実行される。後から第2無線通信部105に通信接続された第2携帯端末105は、時刻t3~時刻t4の間は仮接続の状態となっている。この仮接続の状態では、トイレユニット20の機能部を作動させるための操作が制限されていてもよい。なお、仮接続では、制限される機能部と制限されない機能部とを有していてもよい。一方、最初に通信接続されている第1携帯端末100は、時刻t3~時刻t4間での制限はなされないようになっている。
制御部50は、所定条件に基づいて、第1携帯端末100または第2携帯端末105のいずれか一方の携帯端末の通信接続を切断させる。所定条件は、例えば第1携帯端末100の通信接続時間、第1,第2携帯端末100,105と第2無線通信部62との間の距離、トイレ室7に使用者が存在しているか否かなどとなっている。所定条件の詳細については、後で説明する。
図5(a)に示すように、第1携帯端末100の通信切断が決定された場合には、時刻t4で第1携帯端末100と第2無線通信部62との間の通信接続が切断される。この場合、第2携帯端末105と第2無線通信部62との間の通信接続は、仮接続から本接続に移行する。
一方、図5(b)に示すように、第2携帯端末105の通信切断が決定された場合には、時刻t4で第2携帯端末105と第2無線通信部62との間の通信接続(仮接続)が切断される。これにより、時刻t4以降では、第2無線通信部62の通信接続台数に1台分の容量が確保されることになる。
図6は、第1携帯端末および第2携帯端末の通信切断制御を示す流れ図である。図6では、第1携帯端末100が第2無線通信部62に通信接続中の場合の制御処理を示している。なお、図6では、各ステップを「S」で示している。
まず、S1では、第2携帯端末105が通信接続されたか否かを判定する。すなわち、制御部50は、第2無線通信部62と第2携帯端末105との通信接続がなされたか否かを判定する。S1は、図5中の時刻t3に対応している。
そして、S1で「YES」、すなわち第2携帯端末105が通信接続されたと判定された場合には、S2に進む。一方、S1で「NO」、すなわち第2携帯端末105が通信接続されていないと判定された場合には、第2携帯端末105の通信接続を監視する。
S2では、第2携帯端末105から設定操作信号を受信したか否かを判定する。設定操作信号は、トイレユニット20の機能部を作動させるための信号となっている。制御部50は、仮接続中(図5中の時刻t3~時刻t4)に第2無線通信部62が第2携帯端末105から設定操作信号を受信したか否かを判定する。
なお、設定操作信号は、接続要求信号に付帯されていてもよい。例えば、第2携帯端末105で接続要求信号を送信すると、同時に所定の機能部を作動させる設定操作信号が自動で送信されるように使用者が設定していてもよい。これにより、例えば第2無線通信部62に第1携帯端末105が通信接続されていない場合に、第2携帯端末105から接続要求信号を送信したときに、早期に所定の機能部を作動させることができる。また、使用者は、接続要求信号の操作を行うだけで、機能部を作動させることができる。
そして、S2で「YES」、すなわち第2携帯端末105から設定操作信号を受信したと判定された場合には、S3に進む。一方、S2で「NO」、すなわち第2携帯端末105から設定操作信号を受信していないと判定された場合には、S4に進む。
S3では、設定操作信号を記憶する。すなわち、制御部50は、設定操作信号に基づく機能部の作動を実行せずに、第2携帯端末105から送信された設定操作信号を記憶部52に記憶させる。
次のS4~S6は、第1携帯端末100または第2携帯端末105のいずれかの通信切断を決定するための所定条件を例示している。この例では、所定条件としてS4~S6の3つの条件に基づいて通信切断の決定を行っている。しかし、S4~S6のうち、少なくとも1つの所定条件に基づいて通信切断の決定がなされてもよい。S4~S6は、少なくとも1つが適宜選択されて実行されてもよい。また、S4~S6は、順不同である。S4~S6は、図5中の時刻t3~t4の期間に実行される。
S4では、第1携帯端末100の接続時間が所定時間以内か否かを判定する。制御部50は、第2無線通信部62と第1携帯端末100との間の通信継続時間を計測している。制御部50は、第1携帯端末100が第2無線通信部62と通信接続されてから、第2無線通信部62が第2携帯端末105からの接続要求信号を受信したまでの接続時間が所定時間以内か否かを判定する。所定時間は、記憶部52にあらかじめ記憶されており、数十分(例えば、30分)に設定されている。所定時間は、使用者が設定できるようになっていてもよい。
そして、S4で「YES」、すなわち第1携帯端末100の接続時間が所定時間以内であると判定された場合には、S5に進む。一方、S4で「NO」、すなわち第1携帯端末100の接続時間が所定時間を超えていると判定された場合には、S9に進む。
S5では、第1携帯端末100がトイレ室7内にあるか否かを判定する。制御部50は、例えば第1携帯端末100と第2無線通信部62との間の電波強度から第1携帯端末100がトイレ室7内にあるか否かを判定できる。例えば、第1携帯端末100がトイレ室7内にある場合には、トイレ室7外にある場合よりも電波強度が強くなる。なお、電波強度に加えて、第1携帯端末100の加速度センサを用いてもよい。電波強度と加速度センサとを用いることにより、第1携帯端末100の位置情報を精度よく検出することができる。
そして、S5で「YES」、すなわち第1携帯端末100がトイレ室7内にあると判定された場合には、S6に進む。一方、S5で「NO」、すなわち第1携帯端末100がトイレ室7内にないと判定された場合には、S9に進む。
S6では、人体検知センサ(入室検知センサ54または着座検知センサ55)が人体検知中か否かを判定する。すなわち、制御部50は、トイレ室7内に使用者がいるか否かを判定する。また、制御部50は、使用者が便座34に着座しているか否かを判定する。この場合、制御部50は、入室検知センサ54または着座検知センサ55のうち、少なくともいずれか一方のセンサの検知結果に基づいて判定を行う。
そして、S6で「YES」、すなわち人体検知センサが人体検知中であると判定された場合には、S7に進む。一方、S6で「NO」、すなわち人体検知センサが人体検知中でないと判定された場合には、S9に進む。例えば、第1携帯端末100がトイレ室7内に置き忘れられた場合などには、S6で「NO」となる。
S7では、第2携帯端末105の通信切断処理を実行する。このS7は、図5(b)中の時刻t4に実行される。すなわち、第1携帯端末100の接続時間が所定時間以内であり(S4で「YES」)、第1携帯端末100がトイレ室7内にあり(S5で「YES」)、人体検知センサが人体検知中である(S6で「YES」)場合には、第1携帯端末100を所有する使用者がトイレユニット20の機能部を使用しているまたは使用する場合であると想定される。
このような場合には、最初に第2無線通信部62に通信接続されている第1携帯端末100の通信接続の継続を優先させて、第2携帯端末105の仮接続を切断させる。これにより、トイレユニット20の機能部を使用している第1携帯端末100の通信接続が不用意に切断されるのを抑制できる。
この場合、制御部50は、切断要求信号を第2無線通信部62に送信する。切断要求信号は、第1携帯端末100の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、第2携帯端末105の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、を有している。S7では、制御部50は、第2切断要求信号を選択して第2無線通信部62に送信する。第2無線通信部62は、制御部50から第2切断要求信号を受信すると、第2携帯端末105との間の通信接続を切断する。
S8では、記憶された設定操作信号を削除する。すなわち、制御部50は、S3で記憶された第2携帯端末105から送信された設定操作信号を削除して、エンドとなる。
S9では、第1携帯端末100の通信切断処理を実行する。このS7は、図5(a)中の時刻t4に実行される。すなわち、第1携帯端末100の接続時間が所定時間を超えている場合(S4で「NO」)には、第1携帯端末100と第2無線通信部62との間の通信接続を切断し忘れた場合であると想定される。
また、第1携帯端末100がトイレ室7内にない場合(S5で「NO」)には、第1携帯端末100を所有する使用者がトイレユニット20の機能部を使用していない場合であると想定される。また、人体検知センサが人体検知中でない場合(S6で「NO」)には、第1携帯端末100を所有する使用者がトイレユニット20の機能部を使用していない場合や第1携帯端末100をトイレ室7内に置き忘れた場合であると想定される。
このような場合には、最初に第2無線通信部62に通信接続されている第1携帯端末100の通信接続を切断させて、第2携帯端末105の仮接続を本接続にする。S9では、制御部50は、第1切断要求信号を選択して第2無線通信部62に送信する。第2無線通信部62は、制御部50から第1切断要求信号を受信すると、第1携帯端末100との間の通信接続を切断する。これにより、第2携帯端末105を所有する使用者は、第2携帯端末105の操作部116を操作して、トイレユニット20の機能部を作動させることができる。
S10では、記憶された設定操作信号を実行する。すなわち、制御部50は、第1携帯端末100の通信接続が切断されたときに、S3で記憶された設定操作信号に基づく機能部の作動を実行させて、エンドとなる。これにより、第2携帯端末105が本接続されたときに、速やかに機能部の作動が実行されるので、使い勝手のよいトイレユニット20とすることができる。
なお、この例では、S4~S6の全ての条件が「YES」の場合に、S7に進んで、第2携帯端末105の通信接続を切断させ、S4~S6のいずれか1つが「NO」の場合に、S9に進んで、第1携帯端末100の通信接続を切断させた場合を例に挙げて説明した。
しかし、例えばS4~S6のいずれか1つが「YES」の場合に、S7に進んでもよいし、S4~S6の全ての条件が「NO」の場合に、S9に進んでもよい。また、所定条件は、S4~S6のいずれか1つで判断してもよいし、2つで判断してもよい。例えば、S5、S6は省略されて、S4が「YES」の場合でS7に進み、S4で「NO」の場合でS9に進んでもよい。
また、第1実施形態では、便座装置30の制御部50が通信接続の切断を実行した場合を例に挙げて説明した。しかし、例えば制御部50から第1携帯端末100または第2携帯端末105に向けて通信切断の指定信号を送信して、第1,第2携帯端末100,105の制御部110が通信切断を実行してもよい。
次に、図7~図9は、本発明の第2実施形態に係る遠隔操作システムを示している。
図8は、トイレユニットと携帯端末との通信切断を時間系列で示す説明図である。図8(a)は、第1携帯端末100の通信切断がなされる場合を示している。図8(b)は、第2携帯端末105の通信切断がなされる場合を示している。
図9は、携帯端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
第2実施形態に係る遠隔操作システムでは、第1携帯端末100が通信接続中である場合に第2携帯端末105から接続要求信号がなされたときには、第1携帯端末100に通信の接続継続をさせるか否かを選択させるようになっている。第1携帯端末100は、本発明の携帯端末であり、第2携帯端末105は、本発明の他の携帯端末を構成している。また、第2実施形態では、第1,第2携帯端末100,105の制御部110が通信接続の切断を実行している。
図7は、本発明の第2実施形態に係る遠隔操作システムの通信切断制御を示す流れ図である。図7では、第1携帯端末100が第2無線通信部62に通信接続中の場合の制御処理を示している。なお、図7では、各ステップを「S」で示している。
S11~S13は、図6中のS1~S3と同じ制御処理が実行される。S11~S13は、図8中の時刻t11~時刻t13の間に対応している。次のS14では、第1携帯端末100に切断確認信号を送信する。S14は、図8中の時刻t14に対応している。
制御部50は、第2携帯端末105から接続要求がなされた場合に、第2無線通信部62に切断要求信号を送信する。切断要求信号は、第1携帯端末100の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、第2携帯端末105の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、を有している。
この例では、制御部50は、第1切断要求信号を第2無線通信部62に送信する。この場合での第1切断要求信号は、第1携帯端末100と第2無線通信部62との間の通信接続の切断が決定された信号ではなく、通信切断してもよいか否かの信号(切断確認信号)を含んでいる。制御部50は、最初に通信接続されている携帯端末に、切断確認信号を含む切断要求信号を第2無線通信部62に送信する。
第2無線通信部62は、第1切断要求信号を受信した場合には第1携帯端末100に向けて切断確認信号を送信する。第1携帯端末100は、切断確認信号を受信すると、通信切断をしてもよいか否かの報知を行う。
例えば、図9に示すように、第1携帯端末100は、表示部118に「他の携帯端末が接続しようとしています。切断してもよいですか?選択がない場合は、30秒後に切断します。」を表示させる。なお、第1携帯端末100は、スピーカ120から音声で報知させてもよい。
S15では、第1携帯端末100が接続継続をしたか否かを判定する。S15は、図8中の時刻t15に対応している。第1携帯端末100は、操作部116の「いいえ」が操作された場合(図9参照)に、第2無線通信部62に向けて接続継続信号を送信する。
一方、第1携帯端末100は、操作部116の「はい」が操作された場合(図9参照)には接続継続信号を送信しない。制御部50は、第2無線通信部62が第1携帯端末100からの接続継続信号を受信したか否かにより、第1携帯端末100の接続継続を監視する。
そして、S15で「YES」、すなわち第1携帯端末100が接続継続をしたと判定された場合には、S16に進む。一方、S15で「NO」、すなわち第1携帯端末100が接続継続をしていないと判定された場合には、S19に進む。
S16では、第2携帯端末105に第1携帯端末100の接続継続を送信する。この場合、制御部50は、第1携帯端末100からの接続継続信号を確認した場合には第2切断要求信号を第2無線通信部62に送信する。この第2切断要求信号には、第2携帯端末105と第2無線通信部62との間の通信接続の切断指示が含まれている。
第2無線通信部62は、制御部50からの第2切断要求信号を受信すると、第2携帯端末105に向けて通信切断信号を送信する。この通信切断信号の送信は、図8(b)中の時刻t15から時刻t16の間に実行される。換言すると、制御部50は、第2無線通信部62に第1携帯端末100から通信接続の切断が拒否されたことを第2携帯端末105に向けて送信させる。
S17では、第2携帯端末105の通信切断を実行する。このS17は、図8(b)中の時刻t16に実行される。すなわち、第2携帯端末105の制御部110は、通信切断信号を受信した場合には無線通信部114に切断信号を送信する。無線通信部114は、切断信号を受信すると、第2無線通信部62との間の通信接続を切断する。この場合、第2携帯端末105の表示部118に、通信接続が拒否されたことが表示されてもよい。そして、次のS18では、図6中のS8と同じ制御処理が実行され、エンドとなる。
S19では、第1携帯端末100の通信切断を実行する。このS19は、図8(a)中の時刻t15で実行される。すなわち、第1携帯端末100の制御部110は、操作部116で「はい」が操作された場合や、切断確認信号を受信してから所定の時間(例えば、30秒)が経過した場合に、無線通信部114に切断信号を送信する。無線通信部114は、切断信号を受信すると、第2無線通信部62との間の通信接続を切断する。そして、S20では、図6中のS10と同じ制御処理が実行され、エンドとなる。
第2実施形態による遠隔操作システムにおいても、上述した第1実施形態と同様に、第2無線通信部62は、常時において携帯端末との通信接続に少なくとも1台の空き容量を確保することができる。従って、携帯端末から第2無線通信部62に接続要求信号を送信した場合に、即座に通信接続が拒否されるのを抑制できる。また、第2無線通信部62や制御部50の制御負担が増大するのを抑制するとともに、不必要に複数の携帯端末がトイレユニット20に通信接続されるのを抑制することができる。
なお、第2実施形態では、第1,第2携帯端末100,105が通信接続の切断を実行した場合を例に挙げて説明した。しかし、便座装置30の制御部50が通信接続の切断を実行してもよい。
また、上述した第1実施形態では、所定条件に基づいて自動的に第1携帯端末100の通信接続または第2携帯端末105の通信接続を切断させた場合を例に挙げて説明した。しかし、第1実施形態で第2実施形態のように、第1携帯端末100の使用者に通信切断の確認を行ってもよい。
例えば、図6中のS9の前に図9に示すような表示を第1携帯端末100にさせて、使用者に通信接続の切断確認を行ってもよい。このような場合には、第1携帯端末100の通信接続を継続させて、第2携帯端末105の通信切断を行う。これにより、所定条件で第1携帯端末100の通信切断が決定しても、第1携帯端末100の使用者の意思を確認させることができる。
図10は、変形例によるトイレ室および遠隔操作システムを示す図2と同様の斜視図である。
上述した実施形態によれば、第1,第2携帯端末100,105は、便座装置30の第2無線通信部62と通信させた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば図10に示す変形例のように、トイレユニット20は、便座装置30の外部に携帯端末と通信可能な通信機器90を有していてもよい。
第1,第2携帯端末100,105は、通信機器90との間で無線通信を行う。そして、通信機器90は、第1,第2携帯端末100,105との間の通信接続を制御する制御部(図示せず)を有している。第1,第2携帯端末100,105で操作された操作指示は、通信機器90を介して便座装置30に送信される。通信機器90と便座装置30との間の通信は、双方向通信でもよいし、通信機器90から便座装置30への一方向通信でもよい。なお、図10では、通信機器90がトイレ室7の外部に設置されているが、通信機器90がトイレ室7の内部に設置されていてもよい。また、リモコン40に携帯端末との通信機能をもたせてもよい。
なお、上述した実施形態では、機能部を制御する制御部50が第2無線通信部62と第1,第2携帯端末100,105との間の通信接続制御を実行した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば通信接続制御を実行する制御部は、機能部を制御する制御部とは別個でもよい。
上述した実施形態では、第2無線通信部62の最大接続台数が2台である場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば最大接続台数は3台以上でもよい。この場合、通信接続が継続されている1台の携帯端末にのみ通信切断制御がなされてもよいし、2台以上の携帯端末に通信切断制御がなされてもよい。すなわち、新たな携帯端末の接続要求により、通信接続台数が最大接続台数に達した場合には、少なくとも1台の空き容量を確保するように通信切断制御がなされればよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、遠隔操作システムやトイレユニットなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 家屋
2、3 部屋
4 リビング
5 浴室
6 洗面所
7 トイレ室
10 遠隔操作システム
20 トイレユニット
25 便器
25a ボウル部
30 便座装置
32 本体部
34 便座
36 便蓋
38 ノズル
40 リモコン
50 制御部
52 記憶部
54 入室検知センサ(人体検知センサ)
55 着座検知センサ(人体検知センサ)
61 第1無線通信部
62 第2無線通信部(通信部)
70 便蓋開閉装置
71 便座開閉装置
72 便座ヒータ
73 電磁弁
74 温水ヒータ
75 ノズル駆動装置
76 脱臭装置
77 室内暖房装置
78 照明装置
79 便器洗浄装置
80 温風送風機
90 通信機器
100 第1携帯端末(携帯端末)
105 第2携帯端末(他の携帯端末)
110 制御部
112 記憶部
114 無線通信部
116 操作部
118 表示部
120 スピーカ
122 マイクロフォン
200 遠隔操作プログラム

Claims (9)

  1. 機能部を有するトイレユニットと、
    前記機能部を作動させるために前記トイレユニットと通信可能な複数の携帯端末と、
    を備えた遠隔操作システムであって、
    前記トイレユニットは、
    前記複数の携帯端末と通信可能な通信部と、
    前記通信部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、携帯端末が前記通信部と通信接続されている場合に前記通信部が他の携帯端末からの接続要求信号を受信したときには、前記携帯端末または前記他の携帯端末のいずれか一方の通信接続を切断させるための切断要求信号を前記通信部に送信することを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記制御部は、
    前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続が切断される前に前記他の携帯端末から前記機能部を作動させるための設定操作信号を受信した場合には、前記設定操作信号を記憶させ、
    前記携帯端末の通信接続が切断されたときに、記憶された前記設定操作信号に基づく前記機能部の作動を実行させることを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記切断要求信号は、
    前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、
    前記他の携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、
    を有し、
    前記制御部は、前記通信部と、前記携帯端末と、の間の通信接続時間に基づき、前記第1切断要求信号または前記第2切断要求信号を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記切断要求信号は、
    前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、
    前記他の携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、
    を有し、
    前記制御部は、前記携帯端末がトイレ室にあるか否かに基づき、前記第1切断要求信号または前記第2切断要求信号を選択することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の遠隔操作システム。
  5. 前記切断要求信号は、
    前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、
    前記他の携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、
    を有し、
    前記トイレユニットは、人体検知センサをさらに有し、
    前記制御部は、前記人体検知センサが人体を検知しているか否かに基づき、前記第1切断要求信号または前記第2切断要求信号を選択することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の遠隔操作システム。
  6. 前記通信部は、前記制御部から前記切断要求信号を受信した場合に、前記通信部と前記携帯端末との間の通信接続または前記通信部と前記他の携帯端末との間の通信接続のいずれか一方の通信接続を切断することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の遠隔操作システム。
  7. 前記切断要求信号は、
    前記携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第1切断要求信号と、
    前記他の携帯端末と前記通信部との間の通信接続を切断させるための第2切断要求信号と、
    を有し、
    前記通信部は、前記第1切断要求信号を受信した場合に、前記携帯端末に切断確認を行う切断確認信号を送信することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の遠隔操作システム。
  8. 機能部を有するトイレユニットと、
    前記機能部を作動させるために前記トイレユニットと通信可能な複数の携帯端末と、
    を備えた遠隔操作システムであって、
    前記トイレユニットは、
    前記複数の携帯端末と通信可能な通信部と、
    前記通信部を制御する制御部と、を有し、
    前記通信部は、前記複数の携帯端末との間での通信接続に最大接続台数が設定されており、
    前記通信部と、前記携帯端末と、の間の通信接続台数が前記最大接続台数に達した場合には、少なくとも1台の携帯端末の通信接続を切断させることを特徴とする遠隔操作システム。
  9. 複数の携帯端末と通信可能な通信部と、
    前記通信部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記通信部は、前記複数の携帯端末との間での通信接続に最大接続台数が設定されており、
    前記制御部は、前記通信部と、前記携帯端末と、の間の通信接続台数が前記最大接続台数に達した場合には、少なくとも1台の携帯端末の通信接続を切断させることを特徴とするトイレユニット。

JP2022036148A 2022-03-09 2022-03-09 遠隔操作システムおよびトイレユニット Pending JP2023131405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022036148A JP2023131405A (ja) 2022-03-09 2022-03-09 遠隔操作システムおよびトイレユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022036148A JP2023131405A (ja) 2022-03-09 2022-03-09 遠隔操作システムおよびトイレユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023131405A true JP2023131405A (ja) 2023-09-22

Family

ID=88064792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022036148A Pending JP2023131405A (ja) 2022-03-09 2022-03-09 遠隔操作システムおよびトイレユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023131405A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5721665B2 (ja) ビデの便座温度制御方法
JP2009002033A (ja) トイレ利用装置
JP7216908B2 (ja) 便座装置遠隔操作プログラム及び便座装置
JP2023131405A (ja) 遠隔操作システムおよびトイレユニット
JP2010196447A (ja) トイレ装置
JP7432167B2 (ja) 便座装置
JP2023103207A (ja) 水周り機器及び料金表示プログラム
JP2023032788A (ja) 遠隔操作システムおよびプログラム
JP2023032787A (ja) 遠隔操作システム、プログラム、およびトイレ装置
JP2023032786A (ja) プログラムおよび遠隔操作システム
JP7135891B2 (ja) 便座装置及び便座装置遠隔操作プログラム
JP2023124053A (ja) トイレシステム及び通信機器
CN211243132U (zh) 马桶
JP2002339430A (ja) 便器洗浄装置
JP2021031916A (ja) 手洗い器付き便器装置
JP7137787B2 (ja) 便座装置遠隔操作プログラム
JP2001348936A (ja) トイレ用機器
JP2015137478A (ja) 温水洗浄便座装置
JP2015086632A (ja) 温水洗浄便座装置
JP2023131866A (ja) リモコン装置及びトイレシステム
JPH0776869A (ja) 温水洗浄便座
JP2023131865A (ja) リモコン装置及びトイレシステム
JP2020053757A (ja) 便座装置遠隔操作プログラム
KR101242621B1 (ko) 비데의 대기전력 제어방법
JP6814973B1 (ja) 洋風便器装置および便座装置