JP2023032788A - 遠隔操作システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯情報端末とトイレ装置との間の通信状態の安全性を向上できる遠隔操作システムおよびプログラムを提供する。【解決手段】機能部を有するトイレ装置と、前記機能部の作動に関する指令信号を無線通信により送信可能な携帯情報端末と、を備えた遠隔操作システムであって、前記無線通信の接続状態は、最初に設定される第1接続状態と、前記第1接続状態から移行する第2接続状態と、を有し、前記第2接続状態は、前記携帯情報端末から送信された暗号化パスを前記トイレ装置が受信することにより設定されることを特徴とする遠隔操作システム。【選択図】図2

Description

本発明の態様は、一般的に、遠隔操作システムおよびプログラムに関する。
スマートフォンなどの携帯情報端末を使ってトイレ装置の機能部を遠隔操作する遠隔操作システムが知られている。このような遠隔操作システムは、トイレ装置のリモコンに触れずに機能部を操作できる(特許文献1)。
特開2020-120306号公報
携帯情報端末でトイレ装置の機能部を操作させるには、携帯情報端末とトイレ装置とを通信接続させる必要がある。例えば、トイレ装置から出力されている接続確認信号(アドバタイズ)の検知範囲がトイレ室外にまで及んでいると、トイレ室外から携帯情報端末がトイレ装置に接続されてしまうおそれがある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、携帯情報端末とトイレ装置との間の通信状態の安全性を向上できる遠隔操作システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
第1の発明は、機能部を有するトイレ装置と、前記機能部の作動に関する指令信号を無線通信により送信可能な携帯情報端末と、を備えた遠隔操作システムであって、前記無線通信の接続状態は、最初に設定される第1接続状態と、前記第1接続状態から移行する第2接続状態と、を有し、前記第2接続状態は、前記携帯情報端末から送信された暗号化パスを前記トイレ装置が受信することにより設定されることを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、携帯情報端末によりトイレ装置の機能部を操作することができるので、衛生性を向上できる。また、暗号化パスを有している使用者のみ通信状態を第1接続状態から第2接続状態に移行させることができるので、通信状態の安全性を向上できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第2接続状態は、前記第1接続状態に設定されてから所定時間以内に前記トイレ装置が前記暗号化パスを受信することにより設定され、前記所定時間以内に前記トイレ装置が前記暗号化パスを受信しなかった場合には、前記第1接続状態の通信を切断することを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、トイレ装置が所定時間以内に暗号化パスを受信しなければ、携帯情報端末とトイレ装置との間の通信が切断されるので、通信状態の安全性を向上できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記携帯情報端末により操作可能な前記機能部は、前記第1接続状態よりも前記第2接続状態の方が多くなっていることを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、第1接続状態の場合に携帯情報端末で操作可能な機能部が制限されるので、暗号化パスを有していない使用者が不必要にトイレ装置の機能部を作動させてしまうことを抑制できる。また、暗号化パスを有している使用者のみ機能部の使用制限が解除されるので、トイレ装置の安全性を向上できる。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記第2接続状態は、継続時間が時間閾値以上となった場合に所定条件が満たされているときには継続され、前記継続時間が前記時間閾値以上となった場合に前記所定条件が満たされていないときには通信が切断されることを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、第2接続状態が不必要に継続するのを抑制できるので、通信状態の安全性を向上できる。例えば、使用者が切断操作をせずにトイレ室から退室したような場合でも、第2接続状態が継続してしまうのを抑制できる。
第5の発明は、第4の発明において、前記トイレ装置は、トイレ室への入室を検知する人体検知センサまたは便座への着座を検知する着座検知センサをさらに備え、前記所定条件は、前記人体検知センサまたは前記着座検知センサが人体を検知していることを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、使用者がトイレ室に存在している場合や便座に着座している場合に第2接続状態が切断されてしまうことを抑制できるので、使い勝手のよいトイレ装置とすることができる。
第6の発明は、第4の発明において、前記所定条件は、前記携帯情報端末により延長操作がなされていることを特徴とする遠隔操作システムである。
この遠隔操作システムによれば、使用者は携帯情報端末により通信接続の延長操作ができるので、使い勝手のよいトイレ装置とすることができる。
第7の発明は、接続確認信号を送信するとともに携帯情報端末から送信される指令信号を受信する無線通信部と、前記無線通信部の通信を制御する制御部と、を備えたトイレ装置にインストール可能に構成されるプログラムであって、前記トイレ装置に、前記接続確認信号を受信した前記携帯情報端末から送信された接続要求信号を受信することにより第1接続状態を設定する第1工程と、前記第1接続状態にある場合に前記携帯情報端末から送信された暗号化パスを受信することにより第2接続状態を設定する第2工程と、を実行させることを特徴とするプログラムである。
このプログラムによれば、トイレ装置は、暗号化パスを受信した場合に通信状態を第1接続状態から第2接続状態に移行させているので、通信状態の安全性を向上できる。
本発明の態様によれば、携帯情報端末とトイレ装置との間の通信状態の安全性を向上できる遠隔操作システムおよびプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る遠隔操作システムを用いたパブリックトイレを示す平面図である。 図1中のトイレ室および遠隔操作システムを示す斜視図である。 トイレ装置の制御系を示すブロック図である。 携帯情報端末の制御系を示すブロック図である。 携帯情報端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。 トイレ装置と携帯情報端末とを通信接続させる場合を示す説明図である。 通信状態が第2接続状態にある場合の流れ図である。 通信切断が決定した場合の流れ図である。 機能部の作動を停止させる場合の流れ図である。 第1変形例による通信切断が決定した場合の流れ図である。 第2変形例による通信切断がなされた場合の流れ図である。 第3変形例によるトイレ室および遠隔操作システムを示す図2と同様の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る遠隔操作システムを用いたパブリックトイレを示す平面図である。
図2は、図1中のトイレ室および遠隔操作システムを示す斜視図である。
図1に示すように、パブリックトイレ1は、手洗場2、手乾燥装置3、および複数のトイレ室TRを備えている。パブリックトイレ1は、その他に小便器などが備えられていてもよい。パブリックトイレ1は、例えば不特定多数の使用者が利用可能なトイレとなっている。
図2に示すように、遠隔操作システム5は、トイレ装置10と、携帯情報端末100と、を備える。トイレ装置10は、各トイレ室TRに設置される。なお、トイレ室TRは、パブリックトイレ1に設けられたものに限らず、例えば住宅などに設けられるトイレ室でもよい。住宅では、例えば1階と2階など複数のトイレ室TRが設置される場合がある。また、各トイレ室TRには、例えば各トイレ室TR(トイレ装置10)専用の暗号化パス150が壁面に設けられている。この暗号化パス150は、トイレ装置10と携帯情報端末とを通信接続するためのものであり、例えばQRコード(登録商標)や識別番号などの情報となっている。各トイレ室TRに設けられた暗号化パス150は、同じトイレ室TRの便座装置20と紐付けられている。例えば、暗号化パス150は、後述するリモコン28や通信機器4、または、その近傍などに設けてもよい。
トイレ装置10は、腰掛け大便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)12と、便座装置20と、を備える。便座装置20は、便器12の上部に設置される。便座装置20は、便器12に対して一体的に取り付けてもよいし、便器12に対して着脱可能に取り付けてもよい。
便座装置20は、本体部22と、便座24と、便蓋26と、リモコン28と、ノズル30と、を備える。便蓋26は、便座装置20に必要に応じて設けられ、省略可能である。便座24と便蓋26とは、本体部22に対して回転可能に軸支されている。
なお、本願明細書において、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「左側方」および「右側方」のそれぞれは、開いた便蓋26に背を向けて便座24に座った使用者から見た方向である。
便器12は、ボウル部12aを有する。ボウル部12aは、下方に凹む凹状である。便器12は、ボウル部12aにおいて使用者の尿や便などの排泄物を受ける。便座装置20の本体部22は、便器12のボウル部12aよりも後方の部分の上に取り付けられる。
使用者が着座するための便座24は、ボウル部12aを露呈させる開口部24aを有する。便座24は、下げた状態において、ボウル部12aの外縁を囲むように便器12の上に設けられ、開口部24aを介してボウル部12aを露呈させる。これにより、使用者は、便座24に座った状態でボウル部12aに排泄を行うことができる。この例では、貫通孔状の開口部24aが形成された、いわゆるO型の便座24を示している。便座24は、O型に限ることなく、U字型などでもよい。開口部24aは、貫通孔状に限ることなく、切り欠き状でもよい。使用状態(使用者が着座可能な状態)の便座24を上方から見た形状は、環状またはU字状である。
リモコン28は、例えば複数のスイッチやセンサなどを有し、使用者からの操作指示を受け付ける。また、リモコン28は、有線または無線を介して本体部22と接続され、使用者から入力された操作指示を本体部22に送信する。本体部22は、リモコン28から入力された操作指示に応じて所定の作動を実行する。なお、本体部22への操作指示の入力は、例えば本体部22に設けられた操作パネルなどを介して行ってもよい。
ノズル30は、本体部22に設けられている。ノズル30は、本体部22内に収納された位置と、本体部22から前方に突出し、ボウル部12a内に進出した位置と、に進退移動する。なお、図2は、ノズル30がボウル部12a内に進出した状態を表している。
便座装置20は、ノズル30をボウル部12a内に進出させた状態で、使用者の「おしり」などの局部に向けてノズル30から洗浄水を吐水することにより、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄機能部を有する。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
リモコン28は、例えば、洗浄ボタンや停止ボタンなど、局部洗浄機能の作動を操作するための複数の操作部材を有する。便座装置20は、例えばリモコン28から入力される操作指示に基づいて、局部洗浄機能の作動を実行する。これにより、使用者は、リモコン28の操作に応じて、局部の洗浄を行うことができる。
携帯情報端末100は、例えば使用者の所有するスマートフォンやタブレット端末などである。但し、携帯情報端末100は、これらに限ることなく、使用者が携帯可能な任意の端末でよい。
携帯情報端末100には、トイレ装置10の機能部を遠隔操作するための遠隔操作プログラム(アプリケーションソフトウェア)が予めインストールされている。携帯情報端末100は、遠隔操作プログラムに基づいて、機能部を遠隔操作する遠隔操作モードを実行する。遠隔操作システム5では、携帯情報端末100において上記の遠隔操作プログラムを起動させ、携帯情報端末100を遠隔操作モードで作動させることにより、携帯情報端末100によって機能部の作動を遠隔操作することができる。
遠隔操作システム5では、例えば携帯情報端末100によって便座装置20の衛生洗浄機能部の作動を遠隔操作することができる。すなわち、遠隔操作システム5では、リモコン28および携帯情報端末100のいずれかを操作することにより、衛生洗浄機能部の作動などを遠隔操作することができる。リモコン28および携帯情報端末100によって遠隔操作されるトイレ装置10の機能部は、衛生洗浄機能部の作動に限ることなく、便座24の温度や脱臭機能部などの任意の作動でよい。
図3は、トイレ装置の制御系を示すブロック図である。
図3に示すように、便座装置20は、制御部40と、記憶部42と、人体検知センサ51と、着座検知センサ53と、第1無線通信部61と、第2無線通信部62と、便蓋開閉装置70と、便座開閉装置71と、便座ヒータ72と、電磁弁73と、温水ヒータ74と、ノズル駆動装置75と、脱臭装置76と、室内暖房装置77と、照明装置78と、便器洗浄装置79と、温風送風機80と、を備える。
記憶部42は、便座装置20の各部の作動を制御するための各種の制御プログラムや各種のデータを記憶する。制御部40は、記憶部42に記憶された各種のプログラムやデータを読み出し、逐次処理することにより、便座装置20の各部の作動を統括的に制御する。また、記憶部42には、携帯情報端末100とトイレ装置10とを通信接続するためのプログラムが記憶されている。
人体検知センサ51は、便座装置20に近づく人体を検知する。換言すれば、人体検知センサ51は、トイレ室TRに入室した人体を検知する。人体検知センサ51には、例えば、焦電センサや電波センサ、赤外線センサなどが用いられる。人体検知センサ51は、制御部40と接続されている。人体検知センサ51は、人体の検知結果を制御部40に向けて出力する。
着座検知センサ53は、便座24への着座を検知する。着座検知センサ53は、便座24への着座を検知した検知状態と、便座24への着座を検知していない非検知状態と、を有する。着座検知センサ53には、例えば機械的なスイッチや静電センサなどが用いられる。着座検知センサ53は、制御部40と接続されている。着座検知センサ53は、人体の検知結果を制御部40に向けて出力する。
第1無線通信部61は、リモコン28との無線通信を行う。第1無線通信部61は、例えばリモコン28から送信された赤外線信号を受光する赤外線受光装置である。第1無線通信部61は、制御部40と接続されている。第1無線通信部61は、リモコン28から送信された指令信号を制御部40に向けて出力する。なお、リモコン28と第1無線通信部61は、電波信号によって無線通信を行ってもよい。
第2無線通信部62は、携帯情報端末100との無線通信を行う。第2無線通信部62は、例えば携帯情報端末100と双方向の無線通信を行う。第2無線通信部62には、例えばBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Thread(登録商標)、WiFi(登録商標)などの通信規格に準拠した無線通信装置が用いられる。以下では、第2無線通信部62にBluetoothやWiFiの直接接続機能を用いた場合など、他の機器を介することなく、便座装置20と携帯情報端末100とが無線通信によって直接的に接続される場合を例に説明を行う。第2無線通信部62は、制御部40と接続されている。第2無線通信部62は、携帯情報端末100から送信された指令信号を制御部40に向けて出力するとともに、制御部40の指示に基づき指令信号を携帯情報端末100に送信する。なお、第1無線通信部61と第2無線通信部62は、それぞれ別ユニットとして設けてもよいし、第1無線通信部61と第2無線通信部62を同一基板上に設ける構成や同一のユニット内に設ける構成のように、一体的なユニットとして設けてもよい。
便蓋開閉装置70は、制御部40と接続されており、制御部40の制御に基づいて便蓋26を自動的に開閉する。制御部40は、例えば人体検知センサ51による人体の検知に基づいて便蓋26を開き、人体検知センサ51による人体の非検知に基づいて便蓋26を閉じる。また、制御部40は、例えばリモコン28または携帯情報端末100の操作に応じて便蓋開閉装置70を駆動することにより、便蓋26を開閉する。
便座開閉装置71は、制御部40と接続されており、制御部40の制御に基づいて便座24を自動的に開閉する。制御部40は、例えばリモコン28または携帯情報端末100の操作に応じて便座開閉装置71を駆動することにより、便座24を開閉する。
便座ヒータ72は、便座24の内部に設けられ、便座24の座面を内側から温める。便座ヒータ72は、制御部40と接続され、制御部40の制御に基づいて便座24の座面を温める。制御部40は、例えば便座24の座面の温度が、リモコン28または携帯情報端末100の操作によって設定された温度となるように、便座ヒータ72の駆動を制御する。
電磁弁73は、給水源とノズル30との間に設けられる。電磁弁73を開くことにより、ノズル30に洗浄水が供給される。電磁弁73を閉じることにより、ノズル30への洗浄水の供給が停止される。電磁弁73は、制御部40と接続されている。電磁弁73は、制御部40の制御に基づいて、ノズル30への洗浄水の供給およびノズル30への洗浄水の供給の停止を切り替える。
温水ヒータ74は、電磁弁73の下流に設けられている。温水ヒータ74は、制御部40と接続されている。温水ヒータ74は、制御部40の制御に基づいて、給水源から供給された洗浄水を加熱し、例えば規定の温度まで昇温させる。温水ヒータ74は、給水源から供給された洗浄水を、設定された温度の温水に変換する。温水ヒータ74は、例えばセラミックヒータなどを用いた瞬間加熱式(瞬間式)の熱交換器でもよいし、貯湯タンクを用いた貯湯加熱式の熱交換器でもよい。
また、制御部40は、例えばリモコン28または携帯情報端末100の操作によって、温水温度を設定可能とする。使用者は、リモコン28または携帯情報端末100を操作することにより、温水温度を所望の温度に設定することができる。
ノズル駆動装置75は、本体部22内に収納された位置と、本体部22から前方に突出し、ボウル部12a内に進出した位置と、にノズル30を進退移動させる。ノズル駆動装置75は、制御部40と接続されている。ノズル駆動装置75は、制御部40の制御に基づいて、ノズル30を進退移動させる。
また、制御部40は、例えばリモコン28または携帯情報端末100の操作によって、ボウル部12a内に進出した状態におけるノズル30の位置を調整可能とする。使用者は、ノズル30がボウル部12a内に進出した状態において、リモコン28または携帯情報端末100を操作することにより、ノズル30の前後方向の位置などを所望の位置に調整することができる。ノズル30、電磁弁73、およびノズル駆動装置75は、使用者の局部を洗浄するための衛生洗浄機能部となっている。
脱臭装置76は、便器12のボウル部12a内の空気を吸引し、吸引した空気に含まれる悪臭成分などを低減させた後、本体部22の外に排出することにより、ボウル部12a内の空気を脱臭する。脱臭装置76は、制御部40に接続され、制御部40の制御に基づいて、ボウル部12a内の空気の脱臭を行う。制御部40は、例えば使用者が便座24から離れたことを着座検知センサ53が検知した場合に、脱臭装置76を所定時間作動させる。また、制御部40は、例えばリモコン28または携帯情報端末100の操作によって、脱臭装置76を作動させる。
室内暖房装置77は、本体部22の外に温風を吹き出すことにより、トイレ室TR内の暖房を行う。室内暖房装置77は、制御部40に接続され、制御部40の制御に基づいて、トイレ室TR内の暖房を行う。制御部40は、例えばリモコン28または携帯情報端末100の操作によって、室内温度を設定可能とする。使用者は、リモコン28または携帯情報端末100を操作することにより、トイレ室TR内の設定温度を所望の温度に設定することができる。
照明装置78は、便器12のボウル部12a内を照明する。照明装置78は、制御部40に接続され、制御部40の制御に基づいて、ボウル部12a内の照明を行う。制御部40は、例えば人体検知センサ51による人体の検知に基づいて照明装置78を点灯させることにより、夜間などにボウル部12aを見易くする。また、使用者は、リモコン28または携帯情報端末100を操作することにより、照明装置78の点灯および消灯を行うことができる。
便器洗浄装置79は、便器12に洗浄水を供給して便器12を洗浄する。便器洗浄装置79は、例えば便器12への給水タンクや便器12への給水管などに設けられ、便器12の洗浄を自動的に行えるようにする。便器洗浄装置79は、制御部40に接続され、制御部40の制御に基づいて、便器12の洗浄を行う。制御部40は、例えば人体検知センサ51または着座検知センサ53によって、便座24から使用者が離れたことが検知されたことに応じて、便器洗浄装置79を作動させることにより、便器12の洗浄を行う。また、使用者は、リモコン28または携帯情報端末100を操作することにより、便器洗浄装置79を作動させることができる。
温風送風機80は、使用者の局部に向けて温風を送風する。温風送風機80は、例えば局部洗浄などで濡れた使用者の局部に温風を送風することにより、使用者の局部を乾燥させる。温風送風機80は、制御部40と接続されている。温風送風機80は、制御部40の制御に基づいて、使用者の局部への温風の送風および送風の停止を切り替える。使用者は、リモコン28または携帯情報端末100を操作することにより、温風送風機80を作動させることができる。
このように、トイレ装置10(便座装置20)は、例えば便蓋開閉装置70、便座開閉装置71、便座ヒータ72、電磁弁73、温水ヒータ74、ノズル駆動装置75、脱臭装置76、室内暖房装置77、照明装置78、便器洗浄装置79、および温風送風機80など、便器12の利用に関連する所定の作動を行う機能部を有する。トイレ装置10は、例えば複数の機能部を有する。なお、機能部は、上記のものに限ることなく、便器12の利用に関連する所定の作動を行う任意の機能部でよい。トイレ装置10に設けられる機能部の数は、任意の数でよい。トイレ装置10に設けられる機能部の数は、例えば1つでもよい。
前述のように、遠隔操作システム5では、リモコン28および携帯情報端末100のいずれかを操作することにより、便座装置20の機能部の作動を遠隔操作することができる。便座装置20の制御部40は、第1無線通信部61を介してリモコン28から受信した信号に基づいて複数の機能部の作動を制御するとともに、第2無線通信部62を介して携帯情報端末100から受信した信号に基づいて複数の機能部の作動を制御する。制御部40は、第2無線通信部62を介して携帯情報端末100から受信した信号に基づいて複数の機能部の作動を制御する携帯情報端末作動モードを実行可能である。
図4は、携帯情報端末の制御系を示すブロック図である。
図4に示すように、携帯情報端末100は、制御部110と、記憶部112と、無線通信部114と、操作部116、117と、表示部118と、スピーカ120と、マイクロフォン122と、を備える。
記憶部112は、携帯情報端末100の各部の作動を制御するための各種の制御プログラムや各種のデータを記憶する。制御部110は、記憶部42に記憶された各種のプログラムやデータを読み出し、逐次処理することにより、携帯情報端末100の各部の作動を統括的に制御する。
無線通信部114は、便座装置20の第2無線通信部62との無線通信を行う。無線通信部114には、第2無線通信部62と同じ通信規格に準拠した無線通信装置が用いられる。無線通信部114は、制御部110と接続されている。無線通信部114は、便座装置20の第2無線通信部62から送信された指令信号を制御部110に向けて出力するとともに、制御部110から出力された指令信号を便座装置20の第2無線通信部62に送信する。
操作部116、117は、使用者などからの操作指示の入力を受け付ける。操作部116、操作部117には、例えばタッチパネルが用いられる。操作部116、117は、例えば機械式のスイッチや他のセンサなどでもよいし、これらを組み合わせて構成してもよい。操作部116、117は、制御部110と接続されている。操作部116、117は、入力された操作指示を制御部110に向けて出力する。制御部110は、例えば操作部116、117から入力された操作指示に応じて、無線通信部114などの各部の作動を制御する。操作部116は、便座装置20の機能部を作動させるための入力部である。操作部117は、携帯情報端末100とトイレ装置10との通信接続に関する入力部である。
表示部118は、種々の操作画面などの表示を行う。表示部118には、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置が用いられる。表示部118は、制御部110と接続され、制御部110の制御に基づいて各種の表示を行う。例えば、操作部116、117がタッチパネルである場合には、操作部116、117は、表示部118の上に重ねて設けられる。
スピーカ120は、種々の音の出力を行う。スピーカ120は、制御部110と接続され、制御部110の制御に基づいて各種の音の出力を行う。
マイクロフォン122は、入力された音を電気信号に変換する。マイクロフォン122は、制御部110と接続され変換した電気信号を制御部110に向けて出力する。なお、携帯情報端末100でのトイレ装置10の操作は、マイクロフォン122により取得された音声情報によって操作されてもよい。
記憶部112には、携帯情報端末100によってトイレ装置10の機能部を遠隔操作するための遠隔操作プログラム200が記憶されている。換言すれば、携帯情報端末100には、遠隔操作プログラム200がインストールされている。
制御部110は、例えば操作部116から遠隔操作プログラム200の起動を指示されることにより、記憶部112から遠隔操作プログラム200を読み出す。そして、制御部110は、遠隔操作プログラム200に基づいて遠隔操作モードの作動を実行することにより、トイレ装置10の機能部の遠隔操作を可能にする。
図5は、携帯情報端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
図5に示すように、携帯情報端末100の制御部110は、便座装置20と通信接続された状態において、機能部を操作するための操作画面OSを表示部118に表示させる。操作画面OSには、例えば機能部を操作するための複数の操作部116や便座装置20との通信接続に関する操作部117などが表示される。
表示部118には、機能部を操作するための複数の操作部116が表示される。複数の操作部116は、おしり洗浄の実行を指示するためのおしり洗浄ボタン116a、ビデ洗浄の実行を指示するためのビデ洗浄ボタン116b、温水温度や便座温度などを設定するための設定ボタン116c、機能部の作動を停止させるための停止ボタン116dなどである。
通信接続に関する操作部117は、携帯情報端末100と便座装置20との間の無線通信の接続を切断するための切断ボタン117aや通信時間を延長させるための延長ボタン117bなどとなっている。使用者は、操作部116、117を介して各種のボタンを操作することにより、所望の操作指示を制御部110に入力する。
制御部110は、おしり洗浄ボタン116aなどの操作によって便座装置20の操作に関する操作指示が操作部116から入力されると、無線通信部114から便座装置20に信号を送信し、該当する操作に対応する作動の実行を便座装置20に指示する。
便座装置20の制御部40は、携帯情報端末100から送信された指令信号を受信すると、その指令信号に対応する作動を実行する。制御部40は、携帯情報端末100から指令信号を受信すると、その指令信号に対応して、便蓋開閉装置70、便座開閉装置71、便座ヒータ72、電磁弁73、温水ヒータ74、ノズル駆動装置75、脱臭装置76、室内暖房装置77、照明装置78、便器洗浄装置79、および温風送風機80のいずれかを作動させる。これにより、携帯情報端末100の操作に基づいて、トイレ装置10の機能部を遠隔操作させることができる。
一方、制御部110は、切断ボタン117aの操作によって通信接続(無線通信)の切断の操作指示がなされると、便座装置20との通信接続を切断する処理を実行する。これにより、携帯情報端末100の制御部110および便座装置20の制御部40は、互いに通信接続を切断する。
このように、便座装置20の制御部40は、携帯情報端末100から通信接続の切断を指示する信号を受信した場合、携帯情報端末100からの指示に応答して携帯情報端末100との通信接続を切断する。また、制御部40は、第2無線通信部62の通信範囲から携帯情報端末100が出た場合にも、携帯情報端末100との通信接続を切断する。
次に、携帯情報端末100でトイレ装置10の機能部を遠隔操作するために行われる携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信接続処理について説明する。
図6は、トイレ装置と携帯情報端末とを通信接続させる場合を示す説明図である。
図6では、紙面の上から下に向けて時間が流れるようになっている。
まず、携帯情報端末100を所持している使用者がトイレ室TRに入室することにより、人体検知センサ51が人体(使用者)を検知する。制御部40は、人体検知センサ51から人体検知ありの信号を受信すると、第2無線通信部62から接続確認信号を送信させる。なお、第2無線通信部62は、人体検知センサ51による人体検知の有無に限らず、接続確認信号を常時送信していてもよい。しかし、接続確認信号の送信を人体検知の有無にすることで、安全性を向上させたり、他のトイレ装置10から送信される接続確認信号との錯綜を回避させたりすることができる。
携帯情報端末100は、接続確認信号を受信すると遠隔操作システム5のアプリケーションを起動させる。このアプリケーションは、使用者が手動で起動させてもよい。また、例えば接続確認信号の電波強度が所定値以上の範囲に携帯情報端末100が入った場合に、自動でアプリケーションが起動してもよい。
次に、携帯情報端末100は、暗号化パス150を取得する。この暗号化パス150は、例えば携帯情報端末100のカメラ(図示せず)で読み込んでもよいし、使用者が手動で打ち込んでもよい。制御部110は、暗号化パスを記憶部112に記憶させる。なお、暗号化パス150の取得は、アプリケーションの起動から後述する暗号化パスの送信の間で行われていればよい。
アプリケーション起動後の表示部118には、通信接続可能なトイレ装置10の情報が表示される。例えば、無線通信部114の通信圏内に通信接続可能なトイレ装置10が複数存在する場合には、複数のトイレ装置10の情報が、表示部118に表示される。
各トイレ室TRには、トイレ装置10に通信接続するための情報が表示されている。使用者は、その表示を確認して、表示部118に表示されたトイレ装置10の情報の中から通信接続を所望するトイレ装置10を選択する。制御部110は、選択されたトイレ装置10に向けて接続要求信号を送信する。
制御部40は、接続要求信号の受信を確認することにより、携帯情報端末100との第1接続許可を行う。これにより、携帯情報端末100と便座装置20との通信接続(無線通信の接続状態)は、第1接続状態に設定される。制御部40は、接続確認信号を受信した携帯情報端末100から送信された接続要求信号を受信することにより、第1接続状態を設定する第1工程を実行する。そして、制御部40は、第1接続許可信号を携帯情報端末100に送信する。
携帯情報端末100の制御部110は、第1接続許可信号を受信すると、表示部118に表示された通信接続可能な複数のトイレ装置10の情報表示を第1状態表示に切り替える。第1状態表示は、例えばトイレ装置10の複数の機能部のうちの一部の機能部を操作可能な表示がなされる。第1状態表示は、例えば他のトイレ室TRから操作されても支障のない機能部の操作表示となっている。従って、第1状態表示では、例えば図5に示すようなおしり洗浄ボタン116aやビデ洗浄ボタン116bなどは表示されない。なお、第1状態表示は、通信接続を切断するための切断ボタン117aのみが表示(有効)となっていてもよい。すなわち、第1状態表示は、少なくとも一部の機能部を作動させるための操作部116が無効状態となっている。なお、第1状態表示において、機能部を操作可能な表示が行われなくてもよい。その場合、機器の性能や広告などを表示してもよい。
これにより、第1接続状態では、例えば使用者が存在するトイレ室TRとは異なるトイレ室TRのトイレ装置10に通信接続がなされた場合でも、制限された一定の作動しかできないようになっている。従って、他のトイレ室TRのトイレ装置10を誤作動させてしまうことやいたずらを抑制することができる。
次に、携帯情報端末100の制御部110は、暗号化パス150をトイレ装置10に向けて送信する。暗号化パス150の送信は、第1接続許可信号の受信により自動でなされてもよいし、使用者が手動で行ってもよい。使用者が暗号化パス150を手動で送信する場合には、例えば第1状態表示に「暗号化パス送信」の操作ボタン(図示せず)が表示される。
トイレ装置10の制御部40は、暗号化パス150の受信を確認すると、この暗号化パス150が正当なものであるか否かを判定する。制御部40は、暗号化パス150が正当なものであると判定したならば、携帯情報端末100との第2接続許可を行う。すなわち、通信接続は、第1接続状態から第2接続状態に移行する。制御部40は、第1接続状態にある場合に携帯情報端末100から送信された暗号化パス150を受信することにより第2接続状態を設定する第2工程を実行する。
一方、制御部40は、暗号化パス150が正当なものでないと判定したならば、携帯情報端末100との第1接続状態の通信を切断する。暗号化パス150は、各トイレ室TRで異なっている。これにより、使用者が存在するトイレ室TRから他のトイレ室TRのトイレ装置10との通信状態を第1接続状態から第2接続状態に移行できないようになっている。
ここで、制御部40は、第1接続状態に設定されてから所定時間以内に暗号化パス150を受信することにより第2接続状態を設定する。制御部40は、第1接続状態に設定されてから所定時間以内に暗号化パス150を受信しなければ第1接続状態の通信を切断する。所定時間は、数秒程度(例えば、1~30秒程度)となっている。これにより、携帯情報端末100とトイレ装置10との通信の切断がなされないままの状態が長く継続するのを抑制できる。例えば、第1接続状態がなされた状態で使用者がトイレ室TRから退室した場合でも通信切断がなされるので、次の使用者の通信接続を安定して行うことができる。なお、ここでは、制御部40は、第1接続状態に設定されてから所定時間以内に暗号化パス150を受信しなければ第1接続状態の通信を切断する構成を説明したが、例えば第1接続状態に設定された後、人体検知情報などに基づいて、第1接続状態の通信を切断してもよい。
トイレ装置10の制御部40は、第2接続許可を行うと第2接続許可信号を携帯情報端末100に送信する。携帯情報端末100の制御部110は、第2接続許可信号を受信すると、表示部118に表示された第1状態表示を第2状態表示に切り替える。第2状態表示は、第1状態表示よりも多くの機能部を操作可能な表示がなされる。第2状態表示は、例えばリモコン28で操作可能な機能部と同じ機能部が操作可能となる。第2状態表示では、例えば図5に示すようなおしり洗浄ボタン116aやビデ洗浄ボタン116bなどが表示される。
これにより、使用者は、トイレ室TRに設けられたリモコン28に触れることなく、携帯情報端末100を用いてトイレ装置10(便座装置20)の機能部を作動させることができる。携帯情報端末100とトイレ装置10との間の無線通信の状態は、暗号化パス150により第1接続状態から第2接続状態に移行可能となっている。暗号化パス150は、各トイレ室TRに個別に設けられたものであるので、他のトイレ室TRのトイレ装置10と第2接続状態になることを抑制できる。
これにより、遠隔操作システム5は、他のトイレ室TRのトイレ装置10の誤作動やいたずらを抑制できる。また、遠隔操作システム5は、アプリケーションソフト領域で暗号化パス150を設定できることで、暗号化パス150の桁数、文字種等の自由度が高く、セキュリティ性を確保しやすい。また、遠隔操作システム5は、通信規格に依存せずに同じセキュリティパスの構成で展開できる。従って、例えば使用する通信規格を変えた場合でも、通信接続の手順を変える必要がない。
なお、トイレ装置10から送信される接続確認信号に付帯情報を付加していてもよい。この付帯情報は、例えば、トイレ装置10の機種情報や品番情報、トイレ装置10の状態情報などとなっている。これにより、携帯情報端末100で接続要求信号の送信を行うか否かの判断をさせてもよい。その結果、誤接続をより抑制することができる。また、トイレ装置10の状態情報を付帯情報とすることで、例えば便器内の自動洗浄中の状態などにおいては接続要求信号を送信しないなど、トイレ装置10の状態に合わせて、使用者が使用できるようになる。また、この付帯情報を用いて、例えば機種や品番ごとに携帯情報端末に表示する操作画面を変更してもよい。
次に、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信状態が第2接続状態にある場合について説明する。
図7は、通信状態が第2接続状態にある場合の流れ図である。
図7に示す制御処理は、第2接続状態に設定されてから所定の周期で繰り返し実行される。図7の制御処理は、例えばトイレ装置10の記憶部42に記憶されている。なお、図7では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ1」を「S1」と示している。
まず、S1では、第2接続状態の継続時間が時間閾値以上か否かを判定する。第2接続状態の継続時間は、例えば第2接続許可が設定されてから計測される。時間閾値は、例えば使用者がトイレ室TRを使用している時間となっており、実験、シミュレーションにより設定されている。時間閾値は、例えば数分(5分~15分程度)となっており、記憶部42にあらかじめ記憶されている。
そして、S1で「YES」、すなわち第2接続状態の継続時間が時間閾値以上と判定された場合には、S2に進む。一方、S1で「NO」、すなわち第2接続状態の継続時間が時間閾値未満と判定された場合には、継続時間を監視する。
S2では、所定条件を満たすか否かを判定する。所定条件は、人体検知センサ51または着座検知センサ53が人体を検知していることとすることができる。人体検知センサ51が人体を検知している場合には、トイレ室TRに使用者が存在していることを意味する。着座検知センサ53が人体を検知している場合には、使用者が便座24に着座していることを意味する。
また、所定条件は、携帯情報端末100により延長操作がなされていることとしてもよい。図5に示すように、表示部118には、例えば「残り5分」などの第2接続状態が継続される残り時間が表示されている。携帯情報端末100の制御部110は、延長ボタン117bが操作されると、無線通信部114からトイレ装置10に向けて時間延長の指令信号を送信する。トイレ装置10の制御部40は、この指令信号を受信することにより延長操作がなされたことを認識できる。なお、延長ボタン117bは、残り時間が所定の値となった場合に有効としてもよい。例えば、上述の時間閾値が10分に設定されていた場合には、「残り10分」~「残り2分」までは延長ボタン117bが無効であり、「残り2分」以下になったときに延長ボタン117bが有効とすることができる。
そして、S2で「YES」、すなわち所定条件を満たすと判定された場合には、S3に進み、第2接続状態を継続させて、エンドとする。S3で追加される延長時間は、例えばS1での時間閾値よりも短い時間としていてもよい。例えば、時間閾値が10分に設定されていた場合には、延長時間を3~5分などに設定してもよい。これにより、第2接続状態を必要以上に延長させることを抑制できる。制御部40は、第2接続状態の延長が決定した場合には、携帯情報端末100に延長時間に基づく指令信号を送信する。携帯情報端末100の制御部110は、受信した指令信号に基づき表示部118の残り時間を更新させる。
一方、S2で「NO」、すなわち所定条件を満たさないと判定された場合には、S4に進み、通信切断を行い、エンドとする。例えば、携帯情報端末100とトイレ装置10とが1対1でのみ通信接続されるような場合には、使用者が通信切断を行わずにトイレ室TRから退室すると、次の使用者がトイレ装置10と通信接続できないおそれがある。しかし、本実施形態では、使用者が通信切断を行わずにトイレ室TRから退室した場合でも自動で通信切断がなされるので、次の使用者に安定して遠隔操作システム5を使用させることができる。また、所定条件を満たすことにより、第2接続状態の通信状態が自動で切断されないので、使い勝手を向上させることができる。なお、S4で通信切断とせずに第1接続状態に移行させてもよい。
なお、図7の制御処理は、トイレ装置10の制御部40で実行された場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば携帯情報端末100の制御部110で実行されてもよい。この場合、例えば人体検知センサ51または着座検知センサ53が人体を検知していることが所定条件となっている場合には、携帯情報端末100はトイレ装置10から人体検知の情報を受信する。一方、携帯情報端末100により延長操作がなされることが所定条件となっている場合には、無線通信部114からトイレ装置10に向けて時間延長の指令信号を送信しなくてもよい。また、例えばトイレ装置10の制御部40もしくは携帯情報端末100の制御部110の何れか一方にて、判定(例えばS1やS2)を実行し、その後、トイレ装置10の制御部40もしくは携帯情報端末100の制御部110の何れか他方にて、判定(例えばS2やS3、S4)を実行するようにしてもよい。換言すると、図7の制御処理において、各工程の判定を、トイレ装置10の制御部40と携帯情報端末100の制御部110で分けてもよい。
次に、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断が決定した場合の制御処理について説明する。
図8は、通信切断が決定した場合の流れ図である。
図8に示す制御処理(プログラム)は、例えば携帯情報端末100とトイレ装置10とが通信接続されてから所定の周期で繰り返し実行される。図8の制御処理は、例えば携帯情報端末100の記憶部112に記憶されている。なお、図8では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ11」を「S11」と示している。
まず、S11では、携帯情報端末100とトイレ装置10との通信切断が決定したか否かを判定する。携帯情報端末100の制御部110は、例えば図7中のS2で所定条件を満たしていない場合に通信切断が決定したと判定することができる。なお、通信切断の決定は、S2での所定条件に限らず、例えば切断ボタン117aが操作された場合などの任意の条件でよい。
そして、S11で「YES」、すなわち携帯情報端末100とトイレ装置10との通信切断が決定したと判定された場合には、S12に進む。一方、S11で「NO」、すなわち携帯情報端末100とトイレ装置10との通信切断が決定していないと判定された場合には、エンドとする。
S12では、停止信号を送信する。制御部110は、トイレ装置10の機能部の作動を停止させるための停止信号を無線通信部114から送信させる。この停止信号は、例えば携帯情報端末100で操作可能なトイレ装置10の機能部の作動を停止させる信号となっている。なお、停止信号は、携帯情報端末100で操作可能な機能部のうち一部の機能部の作動を停止させるための信号でもよい。例えば、作動してから所定時間経過で自動で停止するような機能部などは、停止信号が送信されなくてもよい。また、停止信号は、機能部が作動しているか否かにかかわらず送信されてもよい。停止信号は、機能部が作動している場合にのみ送信されてもよい。トイレ装置10の制御部40は、停止信号を受信したことを確認すると、作動している機能部を停止させる。
S13では、通信切断を行う。すなわち制御部110は、機能部の停止信号を送信した後に、トイレ装置10との間の通信切断を実行し、エンドとする。このように、本実施形態では、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の無線通信を切断することが決定された場合には、無線通信の切断前にトイレ装置10の機能部の作動を停止させる。これにより、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断後にトイレ装置10の機能部が作動したままの状態になることを抑制できる。例えば、衛生洗浄機能部が作動しているときに通信切断がなされた場合でも、ノズル30から吐水状態が継続するのを抑制できる。
次に、通信切断を実行する場合に、リモコン28で機能部を作動させた場合と、携帯情報端末100で機能部を作動させた場合との違いについて説明する。
図9は、機能部の作動を停止させる場合の流れ図である。
図9に示す制御処理は、例えば携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断が決定された場合に実行される。図9の制御処理は、例えばトイレ装置10の記憶部42に記憶されている。なお、図9では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ21」を「S21」と示している。
まず、S21では、機能部が作動中か否かを判定する。すなわちトイレ装置10の制御部40は、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断が決定した場合に、トイレ装置10のいずれかの機能部が作動中であるか否かを判定する。そして、S21で「YES」、すなわち機能部が作動中であると判定された場合には、S22に進む。一方、S21で「NO」、すなわち機能部が作動中でないと判定された場合には、エンドとする。
S22では、機能部の作動がリモコン28でなされたものか否かを判定する。記憶部42には、リモコン28から送信された指令信号と、携帯情報端末100から送信された指令信号とを区別して記憶している。制御部40は、記憶部42に記憶された指令信号を参照して、作動している機能部がリモコン28で指示されたものか携帯情報端末100で指示されたものであるのかを判定する。そして、S22で「NO」、すなわち機能部の作動が携帯情報端末100でなされたものであると判定された場合には、S23に進む。一方、S22で「YES」、すなわち機能部の作動がリモコン28でなされたものであると判定された場合には、S24に進む。
S23では、機能部の作動を停止させる。すなわちトイレ装置10の制御部40は、作動している機能部が携帯情報端末100によりなされたものである場合には通信切断が決定したときに機能部の作動を停止させて、エンドとする。
S24では、機能部の作動を継続させる。すなわちトイレ装置10の制御部40は、作動している機能部がリモコン28によりなされたものである場合には通信切断が決定したときでも機能部の作動を停止させることなく、エンドとする。制御部40は、例えば携帯情報端末100から送信された停止信号を無視する。
このように、制御部40は、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断がなされるときに、リモコン28で指示されたものであるか携帯情報端末100で指示されたものであるかにより、機能部の作動を停止させるか否かを判断してもよい。例えば、機能部の作動をリモコン28で指示した使用者は、リモコン28で機能部の停止操作をすることが考えられる。このような場合に、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断とともに、機能部が停止してしまうとトイレ装置10の使い勝手が悪くなるおそれがある。そこで、機能部の作動がリモコン28でなされている場合には、通信切断とともに機能部の作動を停止させないことで、トイレ装置10の使い勝手を向上できる。
なお、図9の制御処理は、トイレ装置10の制御部40で実行された場合を例に挙げて説明した。しかし、図9の制御処理は、携帯情報端末100の制御部110が実行してもよい。この場合、例えば携帯情報端末100は、トイレ装置10から機能部の作動状態を受信していてもよい。このような場合に、携帯情報端末100は、機能部の作動がリモコン28でなされている場合を確認しているときには停止信号を送信しなくてもよい。
また、携帯情報端末100は、機能部を作動させるための指令信号を送信したことにより、機能部の作動が携帯情報端末100でなされたものであると認識することができる。従って、携帯情報端末100は、機能部の作動をさせるための指令信号を送信していた場合に、機能部の停止信号を送信してもよい。
次に、通信切断を実行する場合に機能部の作動を停止させる制御処理の第1変形例について説明する。
図10は、第1変形例による通信切断が決定した場合の流れ図である。
図10に示す制御処理は、トイレ装置10の制御部40が実行する。図10に示す制御処理は、例えばトイレ装置10の電源が投入されてから所定の周期で繰り返し実行される。図10の制御処理は、例えばトイレ装置10の記憶部42に記憶されている。なお、図10では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ31」を「S31」と示している。
S31では、携帯情報端末100とトイレ装置10との通信切断が決定したか否かを判定する。トイレ装置10の制御部40は、例えば携帯情報端末100から通信切断決定信号を受信したことを確認することにより、携帯情報端末100とトイレ装置10との通信切断が決定したことを認識できる。通信切断決定信号は、例えば携帯情報端末100で切断ボタン117aが操作された場合や、図7中のS2で所定条件を満たさなかった場合などに送信される。
そして、S31で「YES」、すなわち携帯情報端末100とトイレ装置10との通信切断が決定したと判定された場合には、S32に進む。一方、S31で「NO」、すなわち携帯情報端末100とトイレ装置10との通信切断が決定していないと判定された場合には、エンドとする。
S32では、機能部が作動中か否かを判定する。制御部40は、トイレ装置10の機能部が作動しているか否かを判定する。そして、S32で「YES」、すなわち機能部が作動中であると判定された場合には、S33に進む。一方、S32で「NO」、すなわち機能部が作動中でないと判定された場合には、エンドとする。
S33では、機能部の作動を停止させる。制御部40は、通信切断が決定した場合には作動中の機能部を停止させて、エンドとする。このように、トイレ装置10は、無線通信の切断が決定された場合には機能部の作動を停止させてもよい。これにより、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断後にトイレ装置10の機能部が作動したままの状態になることを抑制できる。
次に、通信切断を実行する場合に機能部の作動を停止させる制御処理の第2変形例について説明する。
図11は、第2変形例による通信切断がなされた場合の流れ図である。
図11に示す制御処理は、トイレ装置10の制御部40が実行する。図11に示す制御処理は、例えばトイレ装置10の電源が投入されてから所定の周期で繰り返し実行される。図11の制御処理は、例えばトイレ装置10の記憶部42に記憶されている。なお、図11では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ41」を「S41」と示している。
まず、S41では、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断がなされたか否かを判定する。トイレ装置10の制御部40は、携帯情報端末100との通信状態を監視している。そして、S41で「YES」、すなわち携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断がなされたと判定された場合には、S42に進む。一方、S41で「NO」、すなわち携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断がなされていないと判定された場合には、エンドとする。
S42では、機能部が作動中か否かを判定する。制御部40は、トイレ装置10の機能部が作動しているか否かを判定する。そして、S42で「YES」、すなわち機能部が作動中であると判定された場合には、S43に進む。一方、S42で「NO」、すなわち機能部が作動中でないと判定された場合には、エンドとする。
S43では、機能部の作動を停止させる。制御部40は、通信切断がなされた場合には作動中の機能部を停止させて、エンドとする。このように、トイレ装置10は、無線通信の切断がなされた場合には機能部の作動を停止させてもよい。これにより、携帯情報端末100とトイレ装置10との間の通信切断後にトイレ装置10の機能部が作動したままの状態になることを抑制できる。
第2変形例によれば、トイレ装置10が携帯情報端末100との通信状態を監視している。そして、制御部40は、通信切断がなされた場合に機能部の作動を停止させている。従って、制御部40は、例えば携帯情報端末100から停止信号や通信切断決定信号を受信することなく、無線通信が切断されたときに機能部の作動を停止させることができる。第2変形例によれば、例えば使用者がトイレ室TRから退室して、トイレ装置10との通信範囲から出たような場合に、機能部を自動で停止させることができる。
図12は、第3変形例によるトイレ室および遠隔操作システムを示す図2と同様の斜視図である。
上述した実施形態によれば、携帯情報端末100は、便座装置20の第2無線通信部62と通信させた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば図12に示す第3変形例のように、トイレ装置10は、外部に通信機器4を有していてもよい。この場合、携帯情報端末100は、通信機器4との間で無線通信を行う。携帯情報端末100で操作された操作指示は、通信機器4を介して便座装置20に送信される。通信機器4と便座装置20との間の通信は、双方向通信でもよいし、通信機器4から便座装置20への一方向通信でもよい。なお、図12では、通信機器4がトイレ室TRの外部に設置されているが、通信機器4がトイレ室TRの内部に設置されていてもよい。
通信機器4の制御部は、携帯情報端末100から送信された暗号化パス150を受信したときに、通信機器4と携帯情報端末100との通信状態を第1接続状態から第2接続状態に移行させてもよい。また、通信機器4の制御部(図示せず)は、上述した図7~図11の制御処理を実行してもよい。例えば、通信切断が決定した場合や通信切断がなされた場合には、通信機器4から便座装置20に向けて停止信号が送信されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、遠隔操作システム5などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 パブリックトイレ
2 手洗場
3 手乾燥装置
4 通信機器
5 遠隔操作システム
10 トイレ装置
12 便器
12a ボウル部
20 便座装置
22 本体部
24 便座
24a 開口部
26 便蓋
28 リモコン
30 ノズル
40 制御部
42 記憶部
51 人体検知センサ
53 着座検知センサ
61 第1無線通信部
62 第2無線通信部
70 便蓋開閉装置
71 便座開閉装置
72 便座ヒータ
73 電磁弁
74 温水ヒータ
75 ノズル駆動装置
76 脱臭装置
77 室内暖房装置
78 照明装置
79 便器洗浄装置
80 温風送風機
100 携帯情報端末
110 制御部
112 記憶部
114 無線通信部
116 操作部
116a おしり洗浄ボタン
116b ビデ洗浄ボタン
116c 設定ボタン
116d 停止ボタン
117 操作部
117a 切断ボタン
117b 延長ボタン
118 表示部
120 スピーカ
122 マイクロフォン
150 暗号化パス
200 遠隔操作プログラム
OS 操作画面
TR トイレ室

Claims (7)

  1. 機能部を有するトイレ装置と、前記機能部の作動に関する指令信号を無線通信により送信可能な携帯情報端末と、を備えた遠隔操作システムであって、
    前記無線通信の接続状態は、
    最初に設定される第1接続状態と、
    前記第1接続状態から移行する第2接続状態と、
    を有し、
    前記第2接続状態は、前記携帯情報端末から送信された暗号化パスを前記トイレ装置が受信することにより設定されることを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記第2接続状態は、前記第1接続状態に設定されてから所定時間以内に前記トイレ装置が前記暗号化パスを受信することにより設定され、
    前記所定時間以内に前記トイレ装置が前記暗号化パスを受信しなかった場合には、前記第1接続状態の通信を切断することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記携帯情報端末により操作可能な前記機能部は、
    前記第1接続状態よりも前記第2接続状態の方が多くなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記第2接続状態は、継続時間が時間閾値以上となった場合に所定条件が満たされているときには継続され、前記継続時間が前記時間閾値以上となった場合に前記所定条件が満たされていないときには通信が切断されることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の遠隔操作システム。
  5. 前記トイレ装置は、トイレ室への入室を検知する人体検知センサまたは便座への着座を検知する着座検知センサをさらに備え、
    前記所定条件は、前記人体検知センサまたは前記着座検知センサが人体を検知していることを特徴とする請求項4に記載の遠隔操作システム。
  6. 前記所定条件は、前記携帯情報端末により延長操作がなされていることを特徴とする請求項4に記載の遠隔操作システム。
  7. 接続確認信号を送信するとともに携帯情報端末から送信される指令信号を受信する無線通信部と、前記無線通信部の通信を制御する制御部と、を備えたトイレ装置にインストール可能に構成されるプログラムであって、
    前記トイレ装置に、
    前記接続確認信号を受信した前記携帯情報端末から送信された接続要求信号を受信することにより第1接続状態を設定する第1工程と、
    前記第1接続状態にある場合に前記携帯情報端末から送信された暗号化パスを受信することにより第2接続状態を設定する第2工程と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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