JP2023128425A - 美容装置及び電気かみそり - Google Patents

美容装置及び電気かみそり Download PDF

Info

Publication number
JP2023128425A
JP2023128425A JP2022032763A JP2022032763A JP2023128425A JP 2023128425 A JP2023128425 A JP 2023128425A JP 2022032763 A JP2022032763 A JP 2022032763A JP 2022032763 A JP2022032763 A JP 2022032763A JP 2023128425 A JP2023128425 A JP 2023128425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current value
user
beauty device
skin
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022032763A
Other languages
English (en)
Inventor
美咲 近藤
Misaki Kondo
宏明 清水
Hiroaki Shimizu
武大 中川
Takehiro Nakagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2022032763A priority Critical patent/JP2023128425A/ja
Priority to PCT/JP2023/007200 priority patent/WO2023167163A1/ja
Publication of JP2023128425A publication Critical patent/JP2023128425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/48Accessory implements for carrying out a function other than cutting hair, e.g. attachable appliances for manicuring

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

【課題】使用者に対して、適切な電流値で肌に通電することが可能な美容装置を提供する。【解決手段】美容装置1は、使用者の肌に通電する美容装置である。美容装置1は、使用者の肌に当接させ、前記使用者の肌に通電させる電極部30を備える。また、美容装置1は、電極部30から使用者の肌に通電させる電流値を切り替える電流値切替部を備える。また、美容装置1は、電流値切替部12で切り替えられた電流値に基づいて、電極部30から通電させる電流値を制御する電流値制御部を備える。電流値制御部は、電極部30から通電される電流値の通電レベルが100μAから700μAとなるように電流値を制御する。【選択図】図2

Description

本開示は、美容装置及び電気かみそりに関する。
使用者の肌に電極部を接触させて、電極部から使用者の肌に電気を通電させる美容装置が提案されている。特許文献1には、凸状に形成された電極を使用者の肌に接触して通電させる美容装置が開示されている。特許文献1に開示された美容装置は、使用者の好みに応じて弱、中、及び強の3つのレベルで通電することで、使用者の肌の細部への施術を行う。
特開2016-32516号公報
特許文献1に開示された美容装置は、3つの電極通電モードにおいて、電極部を介して肌に通電させる電気の強さを変化させることができる。しかし、人体における抵抗値は使用者によって異なるため、同じ強度の電圧を印加した場合の感じ方が使用者によって変わる。すなわち、通電させる電気の電流値が大きいほど、美容装置の効果は上がるが、人によっては、通電による刺激が不快感となる場合がある。そのため、使用者にとって、刺激と効果とのバランスの良い美容装置が求められる。
本開示は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本開示の目的は、使用者に対して、適切な電流値で肌に通電することが可能な美容装置を提供することにある。
本開示の態様に係る美容装置は、使用者の肌に通電する美容装置であって、使用者の肌に当接させ、使用者の肌に通電させる電極部と、電極部から使用者の肌に通電させる電流値を切り替える電流値切替部と、電流値切替部で切り替えられた電流値に基づいて、電極部から通電させる電流値を制御する電流値制御部と、を備え、電流値制御部は、電極部から通電される電流値の通電レベルが100μAから700μAとなるように電流値を制御する。
本開示の他の態様に係る電気かみそりは、上述の美容装置を備える。
本開示によれば、使用者に対して、適切な電流値で肌に通電することが可能な美容装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る美容装置の概略構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る美容装置の概略構成を示す正面図である。 第1の実施形態に係る美容装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る美容装置の制御基板における機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る美容装置の抵抗について説明するための図である。 第1の実施形態に係る美容装置の電流値について説明するための図である。 第1の実施形態に係る美容装置の電流値と通電によるスキンケア効果との関係について説明するための図である。 第1の実施形態に係る美容装置の電流値と刺激との関係について説明するための図である。 第2の実施形態に係る美容装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る美容装置の抵抗について説明するための図である。 第2の実施形態に係る美容装置の抵抗について説明するための図である。 他の実施形態に係る美容装置の概略構成を示す正面図である。
以下、図面を参照しながら実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、又は、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(美容装置1の概略構成)
本実施形態に係る美容装置1は、使用者が把持し、美容装置1の一部を使用者の肌に接触させ、使用者の肌に対して通電させることで、使用者のスキンケアを行うための装置である。以下に、美容装置1について幾つかの具体的な実施形態を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1Aは、第1の実施形態に係る美容装置1の概略構成を示す斜視図である。また、図1Bは、第1の実施形態に係る美容装置1の概略構成を示す正面図である。
図1A及び図1Bに示すように、美容装置1は、モード切替部10と、温度切替部11と、電流値切替部12と、を含んで構成される。第1の実施形態において、モード切替部10、温度切替部11、及び電流値切替部12は、美容装置1の外郭に存在し、それぞれ各種スイッチで構成される。また、美容装置1は、使用者の肌に接触して、使用者の肌に通電させる電極部30を備える。また、美容装置1は、内部に制御基板100を備える。
電極部30は、導電性材料である金属を用いて形成することができる。この場合、人体に対する影響が低い金属を用いて形成するのが好ましい。第1の実施形態では、金属アレルギーの問題が生じてしまうのを抑制することが可能なチタンを用いて電極部30を形成している。
モード切替部10は、美容装置1の動作モードを切り替えることができるスイッチで構成される。また、温度切替部11及び電流値切替部12は、所定のモードが選択された場合に、使用者の好みに合わせた温度及び電流値の設定を行うことができるスイッチである。
第1の実施形態に係る美容装置1は、モードとしてクレンジングモード、保湿モード、及び振動モードが設けられている。これらの各種モードは、モード切替部10であるスイッチを押圧することで切り替わる。
クレンジングモードは、美容液を浸透させたコットンシートなどの施術用部材(図示なし)で電極部30を覆い、施術用部材で覆われた電極部30を肌に当接させることで、イオン導出によるクレンジングを行うモードである。
保湿モードは、電極部30に所定の電圧を印加させ、肌と電極部30との間に電位差を生じさせ、美容液を肌に浸透させるためのモードである。
振動モードは、美容液等を肌に塗布したのち、電極部30を振動させることで、肌を施術するためのモードである。
温度切替部11は、モード切替部10で切り替えられた各モードにおいて、温度を制御するためのスイッチである。各モードにおいて、使用者が温度切替部11であるスイッチを押圧することにより、電極部30の温度が低、高、及び切で切り替わる。
電流値切替部12は、モード切替部10で切り替えられた各モードにおいて、電極部30から肌に通電させる電流値を切り替えるためのスイッチである。本実施形態において、電極部30から肌に通電させる電流値の通電レベルは、100μA(マイクロアンペア)から700μAであるとする。すなわち、電流値切替部12は、電極部30から流れる電流値の通電レベルに対し、100μAから700μAの範囲を使用者が自由に設定することができるスイッチである。
第1の実施形態において電流値切替部12で用いられるスイッチは、ボタンスイッチで構成されてもよい。この場合、使用者が当該スイッチを押圧している状態において、電流値が100μAから700μAまで増加し、700μAに到達した後は、再び100μAから電流値が増加する。また、電流値切替部12で用いられるスイッチは、つまみを回転させ所定の電流値に調整するロータリースイッチで構成されてもよい。この場合、使用者はロータリースイッチが示す値を所望の電流値に合わせることで、電極部30から肌に通電させる電流値を切り替えることができる。また、電流値切替部12で用いられるスイッチは、スライドスイッチで構成され、所望の電流値にスイッチをスライドさせる構成としてもよい。
各モードにおいて、使用者が電流値切替部12であるスイッチを押圧又は調整することにより、電極部30から肌に通電される電流値が所定の値に切り替わる。第1の実施形態における電流値の切り替えの詳細については後述する。
(美容装置1の構成及び機能)
図2は、第1の実施形態に係る美容装置1の構成を示すブロック図である。美容装置1は、上述の通り、モード切替部10、温度切替部11、及び電流値切替部12をスイッチとして備える。また、美容装置1は、電極部30を備える。さらに、美容装置1は、図2に示すように、制御基板100、電池200、及び加熱部20を備える。
制御基板100は、制御部110と、記憶部120と、入出力IF140(インタフェース、Interface)とを含んで構成される。制御基板100は、CPU(制御部110)、メモリ(記憶部120)、及び入出力IF140を含む汎用のマイクロコンピュータを備える基板として構成してもよい。この場合、マイクロコンピュータには、美容装置1として機能させるためのコンピュータプログラムがインストールされていてもよい。コンピュータプログラムを実行することにより、マイクロコンピュータは、美容装置1が備える複数の情報処理回路として機能する。
なお、本実施形態では、ソフトウェアによって美容装置1が備える複数の情報処理回路を実現する例を示すが、もちろん、以下に示す各情報処理を実行するための専用のハードウェアを用意して、情報処理回路を構成することも可能である。また、複数の情報処理回路を個別のハードウェアにより構成してもよい。
制御部110は、記憶部120に格納されたプログラム(図示なし)に基づいて動作し、美容装置1が備える各機能を実行する。なお、プログラムは、記憶部120に格納される形態に限定されず、例えば、制御基板100内の、ROM等(図示なし)に記憶された構成としてもよい。制御部110は、図3に示すような、モード情報取得部111、温度情報取得部112、電流値取得部113、モード制御部114、温度制御部115、及び電流値制御部116を機能として備える。
記憶部120は、各スイッチの押圧で指定されたモード、温度、及び電流値に関する情報を、入出力IF140を介して取得し、図3に示すように、モード情報DB121、温度情報DB122、電流値情報DB123として、記憶部120に記憶する。また、記憶部120は、上述の通り、制御部110において実行される各機能に対するプログラムを記憶してもよい。なお、記憶部120に格納される各スイッチの押圧に関する情報やプログラムは、一つのストレージデバイスの中に物理的又は論理的に分けて設けられた領域として構成されていてもよい。あるいは、物理的に異なる複数のストレージデバイスに各データの記憶部120を設ける構成としてもよい。
入出力IF140は、制御基板100と、美容装置1の各種スイッチとの間におけるデータ、制御信号等を送受信するためのインタフェースである。また、入出力IF140は、ユーザが美容装置1との間においてデータをやり取りするための構成要素(インタフェース)として機能してもよい。例えば、ユーザは、入出力IF140を介して、美容装置1に備える機能のアップデートを行うことが可能となる。
加熱部20は、上述の温度切替部11によって設定された温度に応じて、電極部30の温度を切り替える。具体的には、加熱部20は、ヒータ(図示なし)と、伝熱板(図示なし)と、温度検知素子(図示なし)と、を備えている。第1の実施形態では、電極部30の内側に、電極部30の内面形状と略同じ形状をした伝熱板が伝熱材を介して配置されており、電極部30の内側と伝熱板との間には、温度を検知する温度検知素子が挟み込まれる構成となる。
また、伝熱板は、電極部30側とは反対側の面が平坦面となっており、この平坦面にヒータが隙間なく当接できるように構成される。さらに、ヒータは、電極保持板に形成されたヒータ押さえバネ収容部(図示なし)に収容されたヒータ押さえバネ(図示なし)の反力によって、前方(電極部30側)に付勢されるように構成される。
このヒータ押さえバネは、例えば、コイルスプリングであり、ヒータ押さえバネ収容部に形成された突部(図示なし)に挿通された状態で、ヒータを前方(電極部30側)に付勢するように構成される。
電極部30は、上述の通り、使用者の肌に当接し、通電させるための機能を備える。第1の実施形態において、電極部30は、図4に示すように抵抗31として可変抵抗を備える。第1の実施形態において、電極部30は、電流値切替部12の押圧によって設定された電流値に対し、制御部110が可変抵抗の抵抗値を変えることにより、電極部30から使用者の肌に通電される電流の値を切り替える。
図5は、電極部30から使用者の肌に通電される電流の例を示す。第1の実施形態において、電極部30は、所定の電流値である電流Cを、所定の周期のパルス電流又は正弦波電流として、使用者の肌に通電させる。ここで、本実施形態において、所定の電流値である電流Cは、100μAから700μAまで設定することが可能な電流値であるとする。
図6Aは、電極部30に対して設定された電流値と、通電におけるスキンケア効果との関係を説明するための図である。また、図6Bは、電極部30に対して設定された電流値と、肌に対する刺激との関係を説明するための図である。図6Aに示すように、電極部30に対して設定され、使用者の肌に通電される電流の値が大きくなればなるほど、通電におけるスキンケア効果は高まる。同様に、図6Bに示すように、電極部30に対して設定され、使用者の肌に通電される電流の値が大きくなればなるほど、通電における刺激は高まる。
すなわち、図6A及び図6Bに示す例において、肌に通電させる電流値が100μAから300μAの場合には、スキンケアの効果は低いものの、刺激は抑えられる。すなわち、肌に通電させる電流値が100μAから300μAの場合は、通電による弱い刺激に適した使用者にとって適切な電流値となる。
また、図6A及び図6Bに示す例において、肌に通電させる電流値が300μAから500μAの場合には、スキンケアの効果及び、刺激のバランスがよいものとなる。すなわち、肌に通電させる電流値が300μAから500μAの場合は、通電による刺激とスキンケア効果とをバランスよく得たい使用者にとって適切な電流値となる。
さらに、図6A及び図6Bに示す例において、肌に通電させる電流値が500μAから700μAの場合には、スキンケアの効果が高いものとなる。すなわち、肌に通電させる電流値が500μAから700μAの場合は、使用者によっては通電による不快感は大きくなる場合があるものの、通電による高いスキンケア効果を得たい使用者にとっては適切な電流値となる。
電池200は、制御基板100、加熱部20、及び電極部30に所定の電力を供給する。すなわち、制御基板100、加熱部20、及び電極部30は、電池200から供給される電力に基づいて各種動作を行う。また、電池200は、モード切替部10、温度切替部11、及び/又は電流値切替部12に対して電力を供給する構成としてもよい。
(美容装置1の機能的構成)
次に、美容装置1の機能的構成について説明する。制御部110は、上述の通り、モード情報取得部111、温度情報取得部112、電流値取得部113、モード制御部114、温度制御部115、及び電流値制御部116を機能として備える。
モード情報取得部111は、モード切替部10の押圧によって設定されたモード情報を取得し、記憶部120のモード情報DB121に格納する。
温度情報取得部112は、温度切替部11の押圧によって設定された温度情報を取得し、記憶部120の温度情報DB122に格納する。
電流値取得部113は、電流値切替部12の押圧によって設定された電流値を取得し、記憶部120の電流値情報DB123に格納する。
モード制御部114は、モード情報DB121に格納されたモード情報に基づいて、美容装置1を、クレンジングモード、保湿モード、及び振動モードのいずれかに切り替える。
温度制御部115は、温度情報DB122に格納された温度情報に基づいて、加熱部20を制御し、美容装置1の電極部30の温度を切り替える。
電流値制御部116は、電流値情報DB123に格納された電流値に基づいて、電極部30から肌に通電させる電流値の通電レベルを切り替える。第1の実施形態において、電流値制御部116は、電極部30の可変抵抗を制御することにより、電極部30から肌に通電させる電流値の通電レベルとして、100μAから700μAまでの電流を設定可能とする。すなわち、電流値制御部116は、電極部30から通電される電流値の通電レベルが100μAから700μAとなるように電流値を制御する。
また、電流値情報DB123には、使用者が前回、美容装置1を使用したときの電流値が記憶されている。また、美容装置1を起動した際には、電流値制御部116は、前回使用した電流値であって、電流値情報DB123に記憶された電流値情報に基づいて、電極部30の電流値を設定する。これにより、使用者は施術の度に適切な電流値を設定する必要がなく、最適な電流値で美容装置1を動作することが可能となる。
上述の通り、第1の実施形態に係る美容装置1は、使用者の肌に通電する美容装置である。美容装置1は、使用者の肌に当接させ、使用者の肌に通電させる電極部30を備える。また、美容装置1は、電極部30から使用者の肌に通電させる電流値を切り替える電流値切替部12を備える。また、美容装置1は、電流値切替部12で切り替えられた電流値に基づいて、電極部30から通電させる電流値を制御する制御部110を備える。制御部110は、電極部30から通電される電流値の通電レベルが100μAから700μAとなるように電流値を制御する。
これにより、美容装置1は、電極部30から通電される電流値の通電レベルが100μAから700μAとなるように電流値を制御することで、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
また、電流値切替部12は、美容装置1の外郭に存在し、使用者が電流値を変更することが可能な構成としてもよい。これにより、美容装置1は、使用者の好みに応じて、電流値を変更することが可能となり、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
また、第1の実施形態において、記憶部120は、前回使用した電流値を記憶してもよい。これにより、美容装置1は、使用者は施術の度に適切な電流値を設定する必要がなく、最適な電流値で美容装置1を動作することが可能となる。
また、電流値切替部12は、電極部30から流れる電流値の通電レベルに対し、100μAから700μAの範囲を、使用者が自由に設定することができるスイッチであってもよい。これにより、美容装置1は、100μAから700μAまでの広範囲の通電レベルに対して、使用者の好みに応じて、電流値を変更することが可能となり、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
また、第1の実施形態において、使用者の肌に通電させる電流値は、100μAから300μAの間の値としてもよい。これにより、美容装置1は、肌に通電させる電流値が100μAから300μAの場合には、スキンケアの効果は低いものの、刺激は抑えられる。すなわち、肌に通電させる電流値が100μAから300μAの場合は、通電による弱い刺激に適した使用者にとって適切な電流値となる。よって、美容装置1は、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
また、第1の実施形態において、使用者の肌に通電させる電流値は、300μAから500μAの間の値としてもよい。これにより、美容装置1は、肌に通電させる電流値が300μAから500μAの場合は、通電による刺激とスキンケア効果とをバランスよく得たい使用者にとって適切な電流値となる。よって、美容装置1は、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
また、第1の実施形態において、使用者の肌に通電させる電流値は、500μAから700μAの間の値としてもよい。この場合、使用者の肌に対しては高いスキンケア効果が期待できる。これにより、美容装置1は、肌に通電させる電流値が500μAから700μAの場合は、使用者によっては通電による不快感は大きくなる場合があるものの、通電による高いスキンケア効果を得たい使用者にとって適切な電流値となる。よって、美容装置1は、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
(第2の実施形態)
以上の通り、具体的な実施形態を一つ説明したが、上述した実施形態は例示であって実施形態を限定するものではない。例えば、上述の実施形態では、電流値切替部12が、美容装置1の外郭に備えられたスイッチであり、使用者が電流値を設定可能となる形態を例示した。ここではさらに、美容装置1において、美容装置1の外郭に電流値切替部12をスイッチとして設けず、美容装置1のハウジングの内部で電流値を設定する第2の実施形態に係る美容装置1について、第1の実施形態と異なる構成について説明する。
図7は、第2の実施形態に係る美容装置1の構成を示すブロック図である。図7に示すように、第2の実施形態に係る美容装置1は、制御基板100に電流値設定部150が備えられている点で、第1の実施形態に係る美容装置1とは異なる。なお、第2の実施形態において、電流値設定部150が電流値切替部に相当する。
第2の実施形態において電流値設定部150は、美容装置1の出荷時等に、工場等で所定の電流値を設定する。例えば、第2の実施形態においては、電極部30の抵抗31に複数の抵抗を備え、電流値設定部150で設定された内容に応じて、所定の電流値になるように、抵抗を切断することで、電流値を制御する。
図8A及び図8Bは、抵抗31における抵抗の制御について説明するための図である。図8Aにおいて、抵抗31aの抵抗値をaΩ(オーム)とし、抵抗31bの抵抗値をbΩであるとする。例えば、抵抗31a及び抵抗31bに対して切断が無い場合、抵抗31の抵抗値をXΩとすると、1/X=(1/a)+(1/b)で示すことができる。また、抵抗31bを切断した場合には、抵抗31の抵抗値はaΩとなり、抵抗31aを切断した場合には、抵抗31の抵抗値はbΩとなる。
同様に、図8Bにおいては、図8Aの構成に加え、抵抗値がcΩの抵抗31cが抵抗31a及び抵抗31bと並列に接続されているものとする。この図8Bにおける例においても図8Aの例と同様に、例えば、抵抗31a、抵抗31b及び抵抗31cに対して切断が無い場合、抵抗31の抵抗値をXΩとすると、1/X=(1/a)+(1/b)+(1/c)で示すことができる。また、抵抗31cを切断した場合には、抵抗31の抵抗値をXΩとすると、1/X=(1/a)+(1/b)で示すことができる。同様に、抵抗31bを切断した場合には、抵抗31の抵抗値をXΩとすると、1/X=(1/a)+(1/c)オームで示すことができる。同様に、抵抗31aを切断した場合には、抵抗31の抵抗値をXΩとすると、1/X=(1/b)+(1/c)で示すことができる。
さらに、図8Bに示す例においては、抵抗31b及び抵抗31cを切断した場合には、抵抗31の抵抗値は、aΩで示すことがでる。同様に、抵抗31a及び抵抗31cを切断した場合には、抵抗31の抵抗値は、bΩで示すことができる。また、抵抗31a及び抵抗31bを切断した場合には、抵抗31の抵抗値は、cΩで示すことができる。
なお、図8A及び図8Bに示す抵抗の数は、2又は3に限定されるものではなく、抵抗の数を増やすことで、より詳細な電流値を設定することが可能となる。
なお、図8A及び図8Bに示す例においては、電極部30に備えられた抵抗を切断する例を示したが、この抵抗31は、電極部30に備えられる構成に限定されるものではない。例えば、抵抗31は、制御基板100の電流値設定部150の内部に備えられる構成としてもよい。あるいは、抵抗31は、制御基板100の電流値設定部150とは異なる構成で実現してもよい。
上述の通り、第2の実施形態における美容装置1は、電極部30から肌に通電する電流値を切り替える電流値切替部12を美容装置1の外郭には設けず、電流値切替部12に相当する電流値設定部150を美容装置1のハウジングの内部に設ける例を示した。これにより、例えば、美容装置1の出荷時に所定の電流値に設定することが可能となり、製品のバリエーションの増加や特定のユーザに対する美容装置1として構成することが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本実施形態を説明したが、実施形態はこれらに限定されるものではなく、実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。また、さまざまな実施形態の一部又は全部を組み合わせて新たな実施形態とすることも可能である。すなわち、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲、又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
上述の第1及び第2の実施形態において、美容装置1はスキンケア機器である例を示した。例えば、美容装置1は、電気かみそり(電気シェーバー)等の使用者の肌に当接させて使用する機器に適用してもよい。図9は、美容装置1を電気かみそりに適用した場合の例を示す。図9に示す例において、モード切替部10、温度切替部11、電流値切替部12、電極部30、及び制御基板100は、図1A及び図1Bに示すものと同じであるとする。このように、美容装置1を使用者の肌に当接させて使用する機器に適用することで、もともと機器が有する機能に加え、美容機能を備えることが可能となる。
以下に、本実施形態に係る美容装置1及び電気かみそりの特徴について記載する。
(1)使用者の肌に通電する美容装置1は、以下の構成を有する。
(i)使用者の肌に当接させ、使用者の肌に通電させる電極部30を含む。
(ii)電極部30から使用者の肌に通電させる電流値を切り替える電流値切替部12を含む。
(iii)電流値切替部12で切り替えられた電流値に基づいて、電極部30から通電させる電流値を制御する電流値制御部116を含む。
(iv)電流値制御部116は、電極部30から通電される電流値の通電レベルが100μAから700μAとなるように電流値を制御する。
本開示によれば、美容装置1は、電極部30から通電される電流値の通電レベルが100μAから700μAとなるように電流値を制御することで、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
(2)美容装置1は、以下の構成をさらに有する。
(v)使用した電流値を記憶する記憶部120をさらに備えてもよい。
本開示によれば、美容装置1は、使用者は施術の度に適切な電流値を設定する必要がなく、最適な電流値で美容装置1を動作することが可能となる。
(3)美容装置1は、以下の構成をさらに有する。
(vi)使用者の肌に通電させる電流値は、100μAから300μAの間の値であってもよい。
本開示によれば、美容装置1は、肌に通電させる電流値が100μAから300μAの場合には、スキンケアの効果は低いものの、刺激は抑えられる。すなわち、肌に通電させる電流値が100μAから300μAの場合は、通電による弱い刺激に適した使用者にとって適切な電流値となる。よって、美容装置1は、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
(4)美容装置1は、以下の構成をさらに有する。
(vii)使用者の肌に通電させる電流値は、300μAから500μAの間の値であってもよい。
本開示によれば、美容装置1は、肌に通電させる電流値が300μAから500μAの場合は、通電による刺激とスキンケア効果とをバランスよく得たい使用者にとって適切な電流値となる。よって、美容装置1は、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
(5)美容装置1は、以下の構成をさらに有する。
(viii)使用者の肌に通電させる電流値は、500μAから700μAの間の値であってもよい。
本開示によれば、美容装置1は、肌に通電させる電流値が500μAから700μAの場合は、使用者によっては通電による不快感は大きくなる場合があるものの、通電による高いスキンケア効果を得たい使用者にとって適切な電流値となる。よって、美容装置1は、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
(6)美容装置1は、以下の構成をさらに有する。
(ix)電流値切替部12は、美容装置1の外郭に存在し、使用者が電流値を変更することが可能であってもよい。
本開示によれば、美容装置1は、使用者の好みに応じて、電流値を変更することが可能となり、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
(7)美容装置1は、以下の構成をさらに有する。
(x)電流値切替部12は、電極部30から流れる電流値の通電レベルに対し、100μAから700μAの範囲を使用者が自由に設定することができるスイッチであってもよい。
本開示によれば、美容装置1は、100μAから700μAまでの広範囲の通電レベルに対して、使用者の好みに応じて、電流値を変更することが可能となり、使用者に応じて適切な電流値で、使用者の肌に通電することが可能となる。
(8)美容装置1は、以下の構成をさらに有する。
(xi)電流値切替部12は、美容装置1のハウジングの内部に存在してもよい。
本開示によれば、美容装置1は、美容装置1の出荷時に所定の電流値に設定することが可能となり、製品のバリエーションの増加や特定のユーザに対する美容装置1として構成することが可能となる。
(9)電気かみそりは、上述の美容装置1を備える。
本開示によれば、電気かみそりは、美容装置1を使用者の肌に当接させて使用する機器に適用することで、もともと機器が有する機能に加え、美容機能を備えることが可能となる。
本開示は、使用者の肌に接触させ、使用者の肌に通電させることによりスキンケアを行う美容装置に適用可能である。具体的には、業務用及び家庭用のスキンケア機器、電気かみそりなどに、本開示は適用可能である。
1 美容装置
10 モード切替部
11 温度切替部
12 電流値切替部
20 加熱部
30 電極部
31、31a、31b、31c 抵抗
100 制御基板
110 制御部
111 モード情報取得部
112 温度情報取得部
113 電流値取得部
114 モード制御部
115 温度制御部
116 電流値制御部
120 記憶部
121 モード情報DB
122 温度情報DB
123 電流値情報DB
140 入出力IF

Claims (9)

  1. 使用者の肌に通電する美容装置であって、
    前記使用者の肌に当接させ、前記使用者の肌に通電させる電極部と、
    前記電極部から前記使用者の肌に通電させる電流値を切り替える電流値切替部と、
    前記電流値切替部で切り替えられた前記電流値に基づいて、前記電極部から通電させる前記電流値を制御する電流値制御部と、を備え、
    前記電流値制御部は、前記電極部から通電される前記電流値の通電レベルが100μAから700μAとなるように前記電流値を制御する、美容装置。
  2. 前回使用した前記電流値を記憶する記憶部をさらに備える、請求項1に記載の美容装置。
  3. 前記使用者の肌に通電させる前記電流値は、100μAから300μAの間の値である、請求項1又は2に記載の美容装置。
  4. 前記使用者の肌に通電させる前記電流値は、300μAから500μAの間の値である、請求項1又は2に記載の美容装置。
  5. 前記使用者の肌に通電させる前記電流値は、500μAから700μAの間の値である、請求項1又は2に記載の美容装置。
  6. 前記電流値切替部は、前記美容装置の外郭に存在し、前記使用者が前記電流値を変更することが可能である、請求項1から5のいずれか一項に記載の美容装置。
  7. 前記電流値切替部は、前記電極部から流れる前記電流値の前記通電レベルに対し、100μAから700μAの範囲を、前記使用者が自由に設定することができるスイッチである、請求項6に記載の美容装置。
  8. 前記電流値切替部は、前記美容装置のハウジングの内部に存在する請求項1から5のいずれか一項に記載の美容装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の前記美容装置を備える、電気かみそり。
JP2022032763A 2022-03-03 2022-03-03 美容装置及び電気かみそり Pending JP2023128425A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022032763A JP2023128425A (ja) 2022-03-03 2022-03-03 美容装置及び電気かみそり
PCT/JP2023/007200 WO2023167163A1 (ja) 2022-03-03 2023-02-28 美容装置及び電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022032763A JP2023128425A (ja) 2022-03-03 2022-03-03 美容装置及び電気かみそり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023128425A true JP2023128425A (ja) 2023-09-14

Family

ID=87883752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022032763A Pending JP2023128425A (ja) 2022-03-03 2022-03-03 美容装置及び電気かみそり

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023128425A (ja)
WO (1) WO2023167163A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008539051A (ja) * 2005-04-28 2008-11-13 キャロル コール カンパニー マイクロダーマルトーン皮膚刺激装置
JP6264693B2 (ja) 2014-07-31 2018-01-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 美容装置
JP7365169B2 (ja) * 2019-09-06 2023-10-19 マクセル株式会社 美容器具
JP7422357B2 (ja) * 2020-02-04 2024-01-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 美容機器および電気かみそり
CN213347462U (zh) * 2020-08-10 2021-06-04 清醒猫(广东)科技有限公司 一种微电流美容仪

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023167163A1 (ja) 2023-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015029844A (ja) 美容装置
TWI353859B (en) A low frequency therapy equipment and control meth
JP7012228B2 (ja) 美容器具
JP2023128425A (ja) 美容装置及び電気かみそり
JP2013094176A (ja) 低周波刺激美容ローラー
JP5922455B2 (ja) 美容器具
KR101469871B1 (ko) 휴대형 미용기
KR101254141B1 (ko) 피부 마사지용 진동모듈
JP6440493B2 (ja) 刺激付与装置
US6021353A (en) Electronic massaging device
TW200831150A (en) Low-frequency electric therapy apparatus
JP5739049B2 (ja) 美容器具
EP4101608A1 (en) Beauty instrument and electric razor
JP5922445B2 (ja) 美容器具
JP5739050B2 (ja) 美容器具
CN112932955A (zh) 艾灸控制方法、艾灸控制系统及可读存储介质
JP5893446B2 (ja) 美容器具
JP7289573B1 (ja) 美容器具
KR100895050B1 (ko) 이온, 초음파 및 저주파 동시작동 피부미용기 및 그의동시작동방법
CN111248997A (zh) 美容器
WO2022259804A1 (ja) 肌処理装置
JP3243109U (ja) 美容機器
JP7449976B2 (ja) 肌処理装置
EP4295795A1 (en) A hair cutting device and an attachment therefore
JP5476253B2 (ja) 電気治療器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20230621