JP2023124965A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷装置において、媒体の供給効率の低下を防ぎながら重送の発生を抑制する。【解決手段】印刷装置1の制御部81は、外部給紙部10(供給部の一例)が用紙P(媒体の一例)を印刷部40に連続的に供給する場合(例えば、片面印刷の場合)と比較して媒体供給間隔を広げて印刷部40に供給する場合(例えば、両面印刷の場合)、媒体供給間隔に基づいて、用紙Pの搬送速度を遅くする調整(例えば、速度v1から速度v2)と、用紙Pの加速度を小さくする調整(例えば、加速度Aから加速度B)とのうち少なくとも一方を行うように外部給紙部10を制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、媒体に印刷を行う印刷装置に関する。
従来、搬送過程における用紙の斜め送りによる用紙の傾きを解消するため、或いは、印刷用紙における印刷開始位置と印刷部による印刷開始位置とを同期させるために、給紙された用紙の先端をレジストローラ対に当接させて一旦停止させることによって弛みを持たせ、所定のタイミングで印刷部に向けて搬送する給紙装置が知られている。
このような給紙装置において、給紙ピックアップローラの負荷電流に基づいて、搬送される用紙が1枚であるか複数枚であるかを判定し、複数枚であれば1枚の搬送時よりも遅い速度で給紙ピックアップローラを駆動する給紙装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-076155号公報
ところで、印刷装置においては、給紙時に重送が生じる場合がある。重送が生じると、排紙用紙に白紙が含まれてページ順が変わったり、用紙が厚くなることでインクジェットヘッドなどの印刷部に用紙が接触し、印刷部の損傷や搬送用紙が汚れたり、或いは、印刷動作を停止するためジャム解除・エラークリアの作業が生じ給紙効率(生産性)が低下したりする。
上述の給紙装置のように給紙ピックアップローラ(給紙部)の搬送速度を遅くすることで重送を抑制することができるが、この場合、その後のレジストローラ対による印刷部への用紙の取り込み時間が遅れる。そのため、この観点でも、給紙効率が低下する。なお、用紙以外の他の媒体についても、供給(給紙)時の供給効率が低下する。
本発明は、媒体の供給効率の低下を防ぎながら重送の発生を抑制することができる印刷装置を提供することである。
1つの態様では、印刷装置は、媒体を供給する供給部と、前記供給部によって供給された前記媒体に印刷を行う印刷部と、前記供給部が前記媒体を前記印刷部に連続的に供給する場合と比較して媒体供給間隔を広げて前記印刷部に供給する場合、前記媒体供給間隔に基づいて、前記媒体の搬送速度を遅くする調整と、前記媒体の加速度を小さくする調整とのうち少なくとも一方を行うように前記供給部を制御する制御部とを備える。
前記態様によれば、媒体の供給効率の低下を防ぎながら重送の発生を抑制することができる。
一実施の形態における印刷装置の内部構造を示す図である。 一実施の形態における印刷装置の制御構成を示す図である。 一実施の形態における加速度に対応するレジストセンサ到達時間を説明するための図(その1)である。 一実施の形態における加速度に対応するレジストセンサ到達時間を説明するための図(その2)である。 一実施の形態における片面印刷時の外部給紙部及びレジストローラ対の動作を説明するための図である。 一実施の形態における両面印刷時の外部給紙部、再給紙部、及びレジストローラ対の動作を説明するための図である。 一実施の形態における外部給紙部の搬送速度を遅くし、且つ、加速度を小さくする例を説明するための図である。 一実施の形態における外部給紙部の搬送速度を遅くする例を説明するための図である。 一実施の形態における外部給紙部の加速度を小さくする例を説明するための図である。 一実施の形態におけるレジストセンサの検知結果又は用紙情報に基づいて外部給紙部の加速度を変更する例を説明するための図である。 一実施の形態におけるレジストセンサの検知結果又は用紙情報に基づいて外部給紙部の搬送速度を変更する例を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態の形態に係る印刷装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態における印刷装置1の内部構造を示す図である。
図2は、印刷装置1の制御構成を示す図である。
図1及び図2に示すように、印刷装置1は、外部給紙部10と、内部給紙部20と、印刷部40と、印刷搬送部50と、排紙部60と、レジストセンサSとを備える。また、図1に示すように、印刷装置1は、レジストローラ対31、加速搬送部32、等速搬送部33、反転搬送部34、再給紙部35、排紙搬送部36、直進搬送部37、経路切り替え部38,39とを備える。また、図2に示すように、印刷装置1は、搬送駆動部70と、制御部81と、記憶部82と、インターフェース部83とを備える。
なお、本実施の形態における用紙Pは、媒体の一例であり、この媒体としては、紙以外の素材からなるシート状のものや、封筒などの折り返し部分を有するものなどであってもよい。そのため、本明細書において、給紙は供給の一例であり、排紙は排出の一例である。したがって、給紙は供給(例えば、再給紙部は再供給部)に、排紙は排出に、用紙は媒体に、それぞれ置き換えることができる。
図1には、外部給紙部10又は内部給紙部20から続く用紙Pの直進搬送路R1を実線で、印刷部40の上方に位置する両面印刷用の循環搬送路R2から排紙搬送路R3へ続く経路を2点鎖線で、循環搬送路R2の反転搬送路R2aを破線で示す。
外部給紙部10は、印刷装置1の外部に露出するように配置されている。外部給紙部10は、印刷前の用紙Pが積載される給紙トレイ11と、この給紙トレイ11に積載された複数枚の用紙Pのうち最上位に位置する用紙Pを繰り出して搬送する給紙ローラ(例えば、スクレーパローラ及びその下流側に位置するピックアップローラ)12と、用紙Pを給紙ローラ12(ピックアップローラ)との間に挟み込んで1枚ずつに分離させる捌き板13とを有する。図示はしないが、外部給紙部10には、給紙トレイ11や給紙ローラ12を駆動するモータ等のアクチュエータなども配置されている。外部給紙部10は、用紙P(媒体)を供給する供給部の一例である。また、給紙ローラ12は、供給部材の一例であり、この供給部材は、ローラではなくベルトなどであってもよい。
内部給紙部20は、第1給紙部21と、第2給紙部22と、第3給紙部23とを有する。
第1給紙部21、第2給紙部22、及び第3給紙部23は、この順に上から並んで、印刷装置1の内部に配置されている。第1給紙部21、第2給紙部22、及び第3給紙部23のそれぞれは、印刷前の用紙Pが積載される給紙トレイ21a,22a,23aと、この給紙トレイ21a,22a,23aに積載された複数枚の用紙Pのうち最上位に位置する用紙Pを繰り出して搬送する供給部材の一例である給紙ローラ21b,22b,23bとを有する。図示はしないが、内部給紙部20には、給紙ローラ21b,22b,23bを駆動するモータ等のアクチュエータなども配置されている。
レジストローラ対31は、外部給紙部10又は内部給紙部20から続く直進搬送路R1において、印刷部40及び印刷搬送部50の搬送方向上流側に配置されている。レジストローラ対31は、外部給紙部10、内部給紙部20、又は再給紙部35から印刷部40に向けて搬送される用紙Pが突き当てられる。これにより、レジストローラ対31は、用紙Pの斜行を補正し、用紙Pをニップしつつ搬送する。なお、レジストローラ対31は、供給部(外部給紙部10)によって供給される媒体及び再供給部(再給紙部35)によって再供給される媒体を印刷部40に取り込む取り込み搬送部の一例である。
加速搬送部32は、循環搬送路R2において用紙Pを加速搬送可能である。加速搬送部32は、用紙Pをニップしつつ搬送する加速ローラ対32a,32b,32cを有する。
等速搬送部33は、循環搬送路R2の加速搬送部32よりも搬送方向下流側において、用紙Pを可変の搬送速度で等速搬送する。等速搬送部33は、用紙Pをニップしつつ搬送する等速ローラ対33a,33b,33cを有する。
反転搬送部34は、循環搬送路R2の等速搬送部33よりも搬送方向下流側に設けられた反転搬送路R2aにおいて、用紙Pをニップしつつスイッチバック搬送することにより用紙Pの表裏を反転させるスイッチバックローラ対である。
再給紙部35は、循環搬送路R2の等速搬送部33よりも搬送方向下流側において、用紙Pを印刷部40に向けて再給紙する再給紙ローラ対である。再給紙部35は、用紙Pのレジストローラ対31への突き当て時に用紙Pを減速搬送する。なお、再給紙部35は、循環搬送路R2から印刷部40に媒体を供給する再供給部の一例である。
排紙搬送部36は、反転搬送路R2aよりも搬送方向上流側で循環搬送路R2に連結された排紙搬送路R3において、用紙Pを排紙部60に向けてニップしつつ搬送する排紙ローラ対である。
直進搬送部37は、直進搬送路R1の搬送方向下流側端部に配置され、印刷装置1に連結される図示しない排紙部、搬送部、あるいは後処理装置などに向けて、用紙Pをニップしつつ搬送する直進ローラ対である。
経路切り替え部38は、印刷部40によって印刷が行われた直進搬送路R1の用紙Pの搬送経路を、直進搬送路R1と循環搬送路R2とに切り替える。経路切り替え部38は、例えばフリッパである。
経路切り替え部39は、循環搬送路R2を搬送される用紙Pの搬送経路を、反転搬送路R2aと排紙搬送路R3とに切り替える。経路切り替え部39は、例えばフリッパである。
印刷部40は、例えば、印刷に用いられる各色分の図示しないラインヘッド型インクジェットヘッドを有する。なお、印刷部40の印刷方式は、インクジェット印刷方式以外の印刷方式であってもよい。
印刷搬送部50は、印刷部40に対向するように配置され、印刷部40において用紙Pを搬送する。印刷搬送部50は、複数のプーリ51と、これらのプーリ51に掛け渡されたベルト52と、このベルト52に設けられた複数の孔を通してエアを吸引することによって用紙Pをベルト52に吸着させる吸引ファン53と、印刷搬送部50の搬送方向上流側端部のプーリ51に対向するように配置されたガイドローラ54と、印刷搬送部50の搬送方向下流側端部のプーリ51に対向するように配置されたガイドローラ55とを有する。なお、印刷搬送部50は、用紙Pを吸着しながら搬送するものに限定されない。
排紙部60は、印刷装置1の外部に露出するように配置されている。排紙部60は、印刷後の用紙Pが積載される排紙トレイ61と、この排紙トレイ61に向けて用紙Pを搬送する排紙ローラ対62とを有する。
レジストセンサSは、直進搬送路R1において、用紙Pの搬送方向における外部給紙部10よりも下流側で且つレジストローラ対31よりも上流側に配置されている。レジストセンサSは、外部給紙部10及び再給紙部35によって供給された用紙Pを検知する。なお、レジストセンサSは、媒体検知センサの一例である。
図2に示す搬送駆動部70は、レジストローラ対31を駆動するレジスト駆動部71と、加速搬送部32を駆動する加速駆動部72と、等速搬送部33を駆動する等速駆動部73と、反転搬送部34を駆動する反転駆動部74と、再給紙部35を駆動する再給紙駆動部75と、排紙搬送部36を駆動する排紙駆動部76と、直進搬送部37を駆動する直進駆動部77と、経路切り替え部38,39を駆動する切り替え駆動部78,79とを有する。各駆動部は、モータ等のアクチュエータを1つ又は複数含む。なお、単一のアクチュエータが複数の駆動部を兼ねてもよい。
制御部81は、印刷装置1全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit)を有する。詳しくは後述するが、制御部81は、用紙Pの搬送速度や加速度の調整を行うように外部給紙部10を制御する。なお、本実施の形態では、外部給紙部10の加速度や搬送速度の調整について説明するが、これらは、外部給紙部10を駆動するモータ等のアクチュエータの加速度及び搬送速度であり、実際に搬送される用紙Pの加速度及び搬送速度は、用紙Pと給紙ローラ12との滑りなどによって、アクチュエータの値よりも小さく又は遅くなる。
記憶部82は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)などのメモリ、ハードディスク装置などを有する。
インターフェース部83は、外部機器との各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース部83は、ユーザ端末から印刷データを含む印刷ジョブを受信する。
次に、図3及び図4を参照しながら加速度ごとの外部給紙部10からレジストセンサSまでの到達時間について説明する。
まず、図3に示すように、外部給紙部10の加速度が、例えば片面印刷時に設定される標準の加速度A[m/s]である場合について説明する。
外部給紙部10による用紙Pの給紙が開始してから、用紙PがレジストセンサSに到達するまでの到達時間は、図3に示す安定範囲にあることが望ましく、この安定範囲よりも早い(図3のドットが下側に位置する)と用紙Pが重送気味になっているといえ、安定範囲よりも遅い(図3のドットが上側に位置する)と用紙Pが空送気味になっているといえる。
図3には、搬送される用紙Pのうち約10枚目から約55枚目の用紙Pの到達時間を示すが、一部の用紙Pの到達時間が安定範囲よりも早く、用紙Pが重送気味になっているといえる。但し、このように用紙Pが重送気味になっていることは直ちに重送を引き起こすとは限らず、重送を回避するために到達時間を延ばす(遅くする)と、その分、1枚の用紙Pの給紙に時間を要するため、給紙効率を高める観点では、図3のように重送気味となっていることは許容し得る。
次に、図4に示すように、外部給紙部10の加速度が、印刷装置1において設定される標準の加速度A[m/s]を加速度B[m/s]まで小さくした場合について説明する。
図4には、搬送される用紙Pのうち約7枚目から約95枚目の用紙Pの到達時間を示すが、すべての用紙Pの到達時間が安定範囲に収まっている。
したがって、用紙Pの重送や空送の発生を抑制する観点では、加速度は、加速度B[m/s]に設定することが望ましい。また、図示はしないが、外部給紙部10の搬送速度を遅くすることによっても、加速度を小さく場合と同様に、用紙Pの重送や空送の発生を抑制することができる。しかしながら、すべての用紙Pの加速度を十分に小さくしたり搬送速度を十分に遅くしたりすると、1枚の用紙Pの給紙に要する時間が長くなるため、用紙Pの給紙効率が低下する。
そこで、本実施の形態では、外部給紙部10が用紙Pを連続的に給紙する片面印刷時には、外部給紙部10の加速度を標準の加速度A[m/s]に設定し、外部給紙部10と再給紙部35とが交互に用紙Pを印刷部40に搬送する両面印刷時には、レジストローラ対31の制御を片面印刷時と同じタイミングで行う場合、外部給紙部10による各用紙Pの給紙開始タイミングの間隔は、片面印刷時よりも広げることができるので、外部給紙部10の加速度を上述のレジストセンサSへの到達時間が安定範囲に収まる加速度B[m/s]に小さくする例(及び搬送速度を遅くする例)について説明する。
図5は、片面印刷時の外部給紙部10及びレジストローラ対31の動作を説明するための図である。なお、図5及び後述する図6において、各動作の水平の点線は、動作停止状態(搬送速度ゼロ)を表し、縦軸が搬送速度を表し、横軸が時間経過を表す。
図5に示すように、外部給紙部10は、まず1枚目の用紙Pについて、給紙動作を規定の加速度(上述の加速度A)で開始し、搬送速度が規定搬送速度に到達すると、この規定搬送速度を一定期間維持し、その後、レジストローラ対31への突き当て速度になるまで減速し、一定期間経過後に再び減速する。
一方、レジストローラ対31は、外部給紙部10の給紙によって1枚目の用紙Pが突き当てられて用紙Pに規定量の弛みが形成された後、用紙Pの印刷部40への取り込みを、規定の加速度で開始し、搬送速度が規定の搬送速度に到達すると、この速度を一定期間維持し、その後、低速の搬送速度まで減速し、一定期間経過後に再び減速する。
外部給紙部10は、2枚目の用紙Pを給紙する場合、レジストローラ対31が1枚目の用紙Pの取り込み搬送を行っている間に給紙を開始し、1枚目の用紙Pと同様に給紙を行う。以降、外部給紙部10及びレジストローラ対31は、同様に用紙Pの給紙及び取り込み搬送を行う。
このように外部給紙部10が用紙Pを連続的に供給する片面印刷時には、用紙Pの給紙間隔T1を長くすると給紙効率が低下する(単位時間当たりの用紙Pの給紙枚数が減る)ため、給紙間隔T1は、レジストローラ対31や印刷部40の搬送速度や、用紙Pの紙間などに基づいて可能な範囲で短く設定されている。したがって、片面印刷時には、外部給紙部10の加速度を、上述のレジストセンサSへの到達時間が安定範囲に収まる加速度B[m/s]ではなく、標準の加速度A[m/s]に設定される。
図6は、両面印刷時の外部給紙部10、再給紙部35、及びレジストローラ対31の動作を説明するための図である。
外部給紙部10は、まず1枚目の用紙Pについて、図7に拡大して示すように、片面印刷時(破線で図示)の加速度Aよりも小さい加速度Bで給紙動作を開始し、搬送速度が片面印刷時の規定搬送速度(速度v1)よりも遅い規定搬送速度(速度v2)に到達すると、この規定搬送速度を一定期間維持し、その後、レジストローラ対31への突き当て速度になるまで減速し、一定期間経過後に再び減速する。
なお、このように加速度を小さくしたり搬送速度を遅くしたりする調整を行う場合でも、用紙Pがレジストローラ対31を取り込むタイミングが両面印刷時においても片面印刷時と同じ時間間隔を維持することで給紙効率を維持することが望ましい。そのため、加速度を小さくしたり搬送速度を遅くしたりする調整を行う場合には、給紙開始時間が、片面印刷時(破線で図示)の給紙開始時間よりも早く設定されることによって、外部給紙部10による用紙Pの搬送終了時間が規定タイミング(例えば所定の終了期間内)に収まるとよい。また、給紙開始時間は、再給紙部35によって再給紙される先行する用紙Pとの接触が生じない範囲で早く設定することが望ましいが、給紙開始時間を早く設定すると加速度を小さくしすぎたり搬送速度を遅くしすぎたりすることにつながって、逆に空送が生じやすくなる。そのため、加速度を小さくする調整や搬送速度を遅くする調整は、例えば、図3及び図4に示すレジストセンサSへの到達時間が安定範囲となる範囲で行うとよい。また、加速度を小さくしたり搬送速度を遅くしたりする調整を行う場合でも、外部給紙部10の搬送量(1枚の用紙Pを搬送するための外部給紙部10の駆動量)が少なくならないように、給紙開始時間が設定されるとよい。また、斜行補正を同様に行うために、一定の弛み量となるように搬送速度や加速度が決められる。
図6に示すように、レジストローラ対31は、外部給紙部10の給紙によって1枚目の用紙Pが突き当てられて用紙Pに規定量の弛みが形成された後、用紙Pの印刷部40への取り込みを、規定の加速度で開始し、搬送速度が規定の搬送速度に到達すると、この搬送速度を一定期間維持し、その後、低速の搬送速度まで減速し、一定期間経過後に再び減速する。
再給紙部35は、循環搬送路R2を搬送された1枚目の用紙Pの再給紙を行う前から規定の搬送速度で動作し、1枚目の用紙Pの再給紙を行うときには、レジストローラ対31への突き当て速度になるまで減速し、一定期間経過後に再び減速し、規定期間経過後に規定の搬送速度に復帰する。
レジストローラ対31は、再給紙部35から再給紙された1枚目の用紙Pについても、外部給紙部10から給紙された1枚目の用紙Pと同様に取り込み搬送を行う。
外部給紙部10は、2枚目の用紙Pを給紙する場合、再給紙部35の再給紙時に給紙を行わないため、図5に示す片面印刷時の3枚目の用紙Pの給紙と同じタイミングで2枚目の用紙Pの給紙を行う。したがって、両面印刷時における外部給紙部10の給紙間隔T2は、片面印刷時における外部給紙部10の給紙間隔T1の倍の長さとなる。なお、給紙間隔T1,T2は、媒体供給間隔の一例である。
制御部81は、このように給紙間隔T2を給紙間隔T1よりも広げて印刷部40に供給する両面印刷時に、給紙間隔T2に基づいて、上述のように外部給紙部10の加速度を小さくしたり搬送速度を遅くしたりする調整を行うように外部給紙部10を制御する。なお、外部給紙部10が循環搬送路R2に収容可能な枚数分の複数枚の用紙Pを連続的に印刷部40に給紙し、その後、再給紙部35が、この複数枚の用紙Pを連続的に印刷部40に再供給する場合もある。この場合、制御部81は、再給紙部35が用紙Pを印刷部40に再給紙した次に外部給紙部10が用紙Pを印刷部40に供給する場合に限って、加速度を小さくする調整及び搬送速度を遅くする調整を行うように外部給紙部10を制御するとよい。また、両面印刷時の1枚目の用紙Pについては、加速度を小さくする調整や搬送速度を遅くする調整によって用紙Pの給紙に要する時間が長くなると給紙効率の低下を招くため、制御部81は、両面印刷時には、2枚目以降に給紙される用紙Pに限って、加速度を小さくする調整及び搬送速度を遅くする調整を行ってもよい。ただし、重送や空送抑制を優先する場合には、制御部81は、両面印刷時に、1枚目以降に給紙される用紙Pに対して、加速度を小さくする調整及び搬送速度を遅くする調整を行ってもよい。なお、外部給紙部10が用紙Pを印刷部40に連続的に給紙する場合(片面印刷)と比較して給紙間隔を広げて印刷部40に給紙を行う場合は、両面印刷時に限られず、例えば、外部給紙部10と印刷部40との間に前処理部が存在し、前処理液塗布後に少し乾燥させてから、給紙間隔を広げて印刷部40に給紙を行う場合や、一部又は全部の用紙Pに検査などの印刷後の後処理を行うために、後処理が行われる用紙Pの次の用紙Pの給紙間隔を広げて印刷部40に給紙を行う場合などもある。
なお、図7に示す例では、制御部81は、両面印刷時に、片面印刷時(破線で図示)よりも外部給紙部10の搬送速度を遅くし(速度v1から速度v2)、且つ、外部給紙部10の加速度を小さくする(加速度Aから加速度B)例であるが、搬送速度を遅くする調整と加速度を小さくする調整とのうち一方のみが行われてもよい。
例えば、図8に示すように、両面印刷時に、片面印刷時(破線で図示)よりも外部給紙部10の搬送速度を遅くし(速度v1から速度v2)、外部給紙部10の加速度は同一(加速度A)であってもよいし、或いは、図9に示すように、両面印刷時に、片面印刷時(破線で図示)と外部給紙部10の搬送速度が同一(速度v1)で、外部給紙部10の加速度を小さく(加速度Aから加速度B)してもよい。
また、上述の説明では、制御部81は、外部給紙部10の搬送速度及び加速度を調整する例について説明したが、外部給紙部10に代えて内部給紙部20の第1給紙部21、第2給紙部22、及び第3給紙部23のうち少なくとも1つの搬送速度及び加速度を調整してもよい。
制御部81は、レジストセンサSが用紙Pを検知する検知時間(検知結果)に基づいて、後続の用紙Pの搬送速度及び加速度のうち少なくとも一方を変更するように外部給紙部10を制御してもよい。
例えば、制御部81は、レジストセンサSが用紙Pを検知する検知時間が規定の予定時間よりも遅れた場合、図10に示すように後続の用紙Pの加速度Bを加速度B-1(1点鎖線で図示)に大きくする変更と、図11に示すように搬送速度を速度v2から速度v2-1(1点鎖線で図示)に速くする変更とのうち少なくとも一方を行うとよい。また、制御部81は、例えば、レジストセンサSが用紙Pを検知する検知時間が規定の予定時間よりも早い場合、後続の用紙Pの搬送速度を遅くする変更と加速度を小さくする変更とのうち少なくとも一方を行うとよい。なお、レジストセンサSの検知結果及び後述する用紙情報に基づく外部給紙部10の搬送速度及び加速度の変更は、図10及び図11に示すように給紙開始タイミングも変更するなどして外部給紙部10の搬送量を一定にするものであってもよいが、後述する用紙情報に対応する用紙種類ごとに搬送率(上述の外部給紙部10の搬送量に対する実際の用紙Pの搬送距離)が異なるため、外部給紙部10の搬送量を変更するものであってもよい。
また、制御部81は、用紙Pの厚さ、サイズ、材質(摩擦)などの用紙種類の上方である用紙情報(媒体情報の一例)に基づいて、用紙Pの外部給紙部10の搬送速度(速度v1,v2)及び加速度A,Bのうち少なくとも一方を変更するように外部給紙部10を制御してもよい。
例えば、制御部81は、外部給紙部10に設けられたツマミ、印刷装置1に設けられた表示パネルなどにおいて、給紙に用いられる用紙Pが厚紙・普通紙・薄紙のいずれであるかをユーザによって選択される場合、用紙Pが厚紙であれば、空送が生じやすくなるため、図10及び図11に示すように用紙Pの搬送速度を速くする変更と加速度を大きくする変更とのうち少なくとも一方を行い、用紙Pが薄紙であれば、重送が生じやすくなるため搬送速度を遅くする変更と加速度を小さくする変更とのうち少なくとも一方を行うとよい。
また、制御部81は、例えば、外部給紙部10に設けられた用紙Pのサイズ検知センサの検知結果などに基づいて、サイズが相対的に大きい用紙Pであれば、空送が生じやすくなるため上述の図10及び図11に示すように搬送速度を速くする変更と加速度を大きくする変更とのうち少なくとも一方を行い、サイズが相対的に小さい用紙Pであれば、重送が生じやすくなるため搬送速度を遅くする変更と加速度を小さくする変更とのうち少なくとも一方を行うとよい。
また、制御部81は、例えば、摩擦が相対的に生じにくい用紙Pであれば、空送が生じやすくなるため上述の図10及び図11に示すように搬送速度を速くする変更と加速度を大きくする変更とのうち少なくとも一方を行い、摩擦が相対的に生じやすい用紙Pであれば、重送が生じやすくなるため搬送速度を遅くする変更と加速度を小さくする変更とのうち少なくとも一方を行うとよい。
なお、変更対象の加速度や搬送速度は、片面印刷時の加速度Aや搬送速度(速度v1)であってもよい。この場合、片面印刷時においても、給紙間隔T1(図5参照)を延ばさない範囲で、搬送速度を遅くする変更や加速度を小さくする変更を行うことによって、給紙効率の低下を防ぎながら重送の発生を抑制することができる。
また、制御部81は、印刷装置1に設置される湿度センサ、温度センサなどの環境センサ、或いは印刷装置1の外部に設置される湿度センサ、温度センサなどの環境センサから取得される湿度、温度などの環境情報に基づいて、外部給紙部10の搬送速度(速度v1,v2)及び加速度A,Bのうち少なくとも一方を変更して外部給紙部10を制御してもよい。この場合には、制御部81は、例えば、湿度が相対的に高かったり或いは静電気が生じやすくなるほどに低かったりする場合に、空送が生じやすくなるため搬送速度を速くする変更と加速度を大きくする変更とのうち少なくとも一方を行い、静電気が生じにくい程度に湿度が相対的に低い場合に、重送が生じやすくなるため搬送速度を遅くする変更と加速度を小さくする変更とのうち少なくとも一方を行うとよい。
以上説明した本実施の形態では、印刷装置1は、用紙P(媒体の一例)を給紙(供給)する外部給紙部10(供給部の一例)と、この外部給紙部10によって給紙された用紙Pに印刷を行う印刷部40と、制御部81とを備える。この制御部81は、外部給紙部10が用紙Pを印刷部40に連続的に給紙を行う場合(例えば、片面印刷の場合)と比較して給紙間隔T2(媒体供給間隔の一例)を広げて印刷部40に給紙する場合(例えば、両面印刷の場合)、給紙間隔T2に基づいて、用紙Pの搬送速度を遅くする調整(例えば、速度v1から速度v2)と、用紙Pの加速度を小さくする調整(例えば、加速度Aから加速度B)とのうち少なくとも一方を行うように外部給紙部10を制御する。
まず、給紙時に重送が生じると、用紙Pに白紙が含まれてページ順が変わったり、用紙Pが厚くなることでインクジェットヘッドなどの印刷部40に用紙Pが接触し、印刷部40の損傷や用紙Pが汚れたり、或いは、印刷動作を停止するためジャム解除・エラークリアの作業が生じ給紙効率(生産性)が低下したりする。この点、本実施の形態では、外部給紙部10が搬送速度を遅くしたり加速度を小さくしたりする場合には、用紙Pの重送の発生を抑制することができる。また、給紙間隔T2を広げて給紙を行う場合、外部給紙部10の給紙開始タイミングを早めることができる。そのため、この場合に、外部給紙部10が搬送速度を遅くしたり加速度を小さくしたりすることによって用紙Pの重送の発生を抑制しても、給紙間隔T2が延びて給紙効率が低下するのを回避することができる。よって、本実施の形態によれば、用紙Pの給紙効率の低下を防ぎながら重送の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態では、印刷装置1は、印刷部40によって印刷が行われた用紙Pを印刷部40に再給紙(再供給)するための循環搬送路R2と、この循環搬送路R2から印刷部40に用紙Pを再給紙する再給紙部35(再供給部の一例)とを更に備える。制御部81は、再給紙部35が用紙Pを印刷部40に再給紙した次に外部給紙部10が用紙Pを印刷部40に給紙する場合(例えば、両面印刷の場合)、用紙Pの搬送速度を遅くする調整(例えば、速度v1から速度v2)と、用紙Pの加速度を小さくする調整(例えば、加速度Aから加速度B)とのうち少なくとも一方を行うように外部給紙部10を制御する。
これにより、再給紙部35が用紙Pを印刷部40に再給紙した次に外部給紙部10が用紙Pを印刷部40に供給する場合、再給紙部35が再給紙を行っている間、外部給紙部10の給紙間隔T2(図6参照)を例えば1枚の用紙P分広げることができる。そのため、外部給紙部10の給紙開始タイミングを十分に早め、用紙Pの給紙効率の低下を防ぎながら、外部給紙部10が搬送速度を遅くしたり加速度を小さくしたりすることによって用紙Pの重送の発生を十分に抑制することができる。
また、本実施の形態では、印刷装置1は、外部給紙部10によって給紙される用紙Pを印刷部40に取り込む取り込み搬送部の一例であるレジストローラ対31と、用紙Pの搬送方向における外部給紙部10よりも下流側で且つレジストローラ対31よりも上流側において、外部給紙部10によって給紙された用紙Pを検知する媒体検知センサの一例であるレジストセンサSとを更に備える。制御部81は、レジストセンサSの検知結果に基づいて、後続の用紙Pの搬送速度及び加速度のうち少なくとも一方を変更するように外部給紙部10を制御する。
これにより、レジストセンサSの検知結果に基づいて、用紙Pがレジストローラ対31に突き当てられる突き当てタイミングやレジストローラ対31による用紙Pの取り込みタイミングを一定に保つことができるため、用紙Pの給紙遅れに起因する用紙Pの給紙効率の低下も防ぐことができる。また、レジストセンサSの検知結果に基づいて用紙Pの到達時間が予定時間よりも早ければ重送気味であることを検出することができるため、重送気味である場合に用紙Pの搬送速度を遅くしたり加速度を小さくしたりすることで、重送の発生をより一層抑制することができる。
また、本実施の形態では、制御部81は、用紙Pの用紙情報(媒体情報の一例)に基づいて、用紙Pの搬送速度及び加速度のうち少なくとも一方を変更するように外部給紙部10を制御する。
これにより、用紙情報に応じて用紙Pの重送(及び空送)の発生のしやすさを識別することができるため、例えば、重送の発生のしやすい用紙Pについて、搬送速度を遅くする変更や加速度を小さくする変更を行うことによって、重送の発生をより一層抑制することができる。また、空送の発生のしやすい用紙Pについて、搬送速度を速くする変更や加速度を大きくする変更を行うことによって、空送の発生を抑制することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
媒体を供給する供給部と、
前記供給部によって供給された前記媒体に印刷を行う印刷部と、
前記供給部が前記媒体を前記印刷部に連続的に供給する場合と比較して媒体供給間隔を広げて前記印刷部に供給する場合、前記媒体供給間隔に基づいて、前記媒体の搬送速度を遅くする調整と、前記媒体の加速度を小さくする調整とのうち少なくとも一方を行うように前記供給部を制御する制御部と
を備えることを特徴とする印刷装置。
[付記2]
前記印刷部によって印刷が行われた前記媒体を前記印刷部に再供給するための循環搬送路と、
前記循環搬送路から前記印刷部に前記媒体を再供給する再供給部とを更に備え、
前記制御部は、前記再供給部が前記媒体を前記印刷部に再供給した次に前記供給部が前記媒体を前記印刷部に供給する場合、前記媒体の搬送速度を遅くする調整と、前記媒体の加速度を小さくする調整とのうち少なくとも一方を行うように前記供給部を制御する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
[付記3]
前記供給部によって供給される前記媒体を前記印刷部に取り込む取り込み搬送部と、
前記媒体の搬送方向における前記供給部よりも下流側で且つ前記取り込み搬送部よりも上流側において、前記供給部によって供給された前記媒体を検知する媒体検知センサとを更に備え、
前記制御部は、前記媒体検知センサの検知結果に基づいて、後続の前記媒体の搬送速度及び加速度のうち少なくとも一方を変更するように前記供給部を制御する
ことを特徴とする付記1又は2記載の印刷装置。
[付記4]
前記制御部は、前記媒体の媒体情報に基づいて、前記媒体の搬送速度及び加速度のうち少なくとも一方を変更するように前記供給部を制御する
ことを特徴とする付記1から3のいずれか記載の印刷装置。
1 印刷装置
10 外部給紙部
11 給紙トレイ
12 給紙ローラ
13 捌き板
20 内部給紙部
21 第1給紙部
22 第2給紙部
23 第3給紙部
21a,22a,23a 給紙トレイ
21b,22b,23b 給紙ローラ
31 レジストローラ対
32 加速搬送部
32a,32b,32c 加速ローラ対
33 等速搬送部
33a,33b,33c 等速ローラ対
34 反転搬送部(スイッチバックローラ対)
35 再給紙部(再給紙ローラ対)
36 排紙搬送部(排紙ローラ対)
37 直進搬送部(直進ローラ対)
38,39 経路切り替え部
40 印刷部
50 印刷搬送部
51 プーリ
52 ベルト
53 吸引ファン
54,55 ガイドローラ
60 排紙部
61 排紙トレイ
62 排紙ローラ対
70 搬送駆動部
71 レジスト駆動部
72 加速駆動部
73 等速駆動部
74 反転駆動部
75 再給紙駆動部
76 排紙駆動部
77 直進駆動部
78,79 切り替え駆動部
81 制御部
82 記憶部
83 インターフェース部
P 用紙
R1 直進搬送路
R2 循環搬送路
R2a 反転搬送路
R3 排紙搬送路
S レジストセンサ

Claims (4)

  1. 媒体を供給する供給部と、
    前記供給部によって供給された前記媒体に印刷を行う印刷部と、
    前記供給部が前記媒体を前記印刷部に連続的に供給する場合と比較して媒体供給間隔を広げて前記印刷部に供給する場合、前記媒体供給間隔に基づいて、前記媒体の搬送速度を遅くする調整と、前記媒体の加速度を小さくする調整とのうち少なくとも一方を行うように前記供給部を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷部によって印刷が行われた前記媒体を前記印刷部に再供給するための循環搬送路と、
    前記循環搬送路から前記印刷部に前記媒体を再供給する再供給部とを更に備え、
    前記制御部は、前記再供給部が前記媒体を前記印刷部に再供給した次に前記供給部が前記媒体を前記印刷部に供給する場合、前記媒体の搬送速度を遅くする調整と、前記媒体の加速度を小さくする調整とのうち少なくとも一方を行うように前記供給部を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記供給部によって供給される前記媒体を前記印刷部に取り込む取り込み搬送部と、
    前記媒体の搬送方向における前記供給部よりも下流側で且つ前記取り込み搬送部よりも上流側において、前記供給部によって供給された前記媒体を検知する媒体検知センサとを更に備え、
    前記制御部は、前記媒体検知センサの検知結果に基づいて、後続の前記媒体の搬送速度及び加速度のうち少なくとも一方を変更するように前記供給部を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、前記媒体の媒体情報に基づいて、前記媒体の搬送速度及び加速度のうち少なくとも一方を変更するように前記供給部を制御する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の印刷装置。
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