JP2023122294A - 車載カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】フロントガラスの下部中央に配置されてもデフロスタの性能を確保できる車両前方撮影用の車載カメラを提供する。【解決手段】車載カメラ1は、カメラ本体と、カメラ本体を収容するケース11とにより構成され、フロントガラス2の下部中央の車室側に取り付けられる車載カメラ1であって、車載カメラ1は、ケース11の側面の下端がデフロスタ送風口7と隣接する位置に配置されており、ケース11は、デフロスタ送風口7から流れる空調風を車載カメラ1の上方へ導くように側面11e、11fから上面11cにかけて整流部11g、11hを設けていることを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は車載カメラに関する。
近年、車両の予防安全技術が重要視されており、フロントガラスの車室側に車両前方を撮影するカメラを取り付けることが増えている(特許文献1参照)。
さて、トラックやバスなどの商用車において、このような車両前方を撮影するカメラを搭載する場合、乗用車よりも車高が高いため、フロントガラスの下部中央に配置することが好適である。しかしながら、フロントガラスの下部には、ダッシュボード上面にフロントガラス用のデフロスタの送風口が設けられていることから、デフロスタの送風口から流れる空調風を遮ることがないようカメラを搭載することが必要となる(特にカメラの上方部分へ空調風を送る必要がある)。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、フロントガラスの下部中央に配置されてもデフロスタの性能を確保できる車両前方撮影用の車載カメラを提供することを目的とする。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することができる。
本適用例に係る車載カメラは、カメラ本体と、前記カメラ本体を収容するケースとにより構成され、フロントガラスの下部中央の車室側に取り付けられる車載カメラであって、前記車載カメラは、前記ケースの側面の下端がデフロスタ送風口と隣接する位置に配置されており、前記ケースは、前記デフロスタ送風口から流れる空調風を前記車載カメラの上方へ導くように側面から上面にかけて整流部を設けていることを特徴とする。
上記適用例に係る車載カメラは、ケースの側面から上面にかけて設けられた整流部に沿って空調風が車載カメラの上方に流れるため、車載カメラの上部にもデフロスタから送風される空調風が導かれて、デフロスタの性能が確保される。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。なお、前後とは車両の進行方向、上下とは車両の鉛直方向(垂直方向)、左右とは車両の車幅方向を示しているものとして、以下説明する。
図1は、本発明の一実施形態の車載カメラが搭載される車室前部を示す概略構成図である。図2は、図1のA-A’における側断面図である。図3は、車載カメラとデフロスタ送風口についての正面視図である。
図1に示すように、車載カメラ1は、車両のフロントガラス2の下部中央かつワイピングエリア(フロントガラス2がワイパー(図示せず)で払拭される領域)内の車室側に取り付けられている。車載カメラ1は、ケース11と、ケース11の内部に収容されたカメラ本体及び配線から構成される。車両は例えばトラックである。
フロントガラス2の下方には、フロントガラス2の下端から下方にフロントパネル(図示せず)が延在する。フロントガラス2及びフロントパネルと座席(図示せず)との間にはダッシュボード3が配置されている。ダッシュボード3とフロントパネルとの間に形成される空間には、空調ユニット4とデフロスタダクト5(以下単にダクト5という)が配置されている。図1において、ダッシュボード3に隠れている空調ユニット4、ダクト5、車載カメラ1の一部、フロントガラス2の一部は点線で表示されている。
空調ユニット4は、車室内空気又は外気を取り込み、温調した温風(空調風)を送出する。
ダクト5は、中空で、図1に示すように外形がY字形状であり、下方に開口するダクト入口5aと、左右に分岐しそれぞれ上方に開口する2つのダクト出口5bを有する。ダクト5は、空調ユニット4から送出される空調風が、ダクト5を介してフロントガラス2の車室側の面に沿って導出され、フロントガラス2の凍結や曇り等を解消させる。
ダッシュボード3は、図2に示すように、フロントガラス2の下端を保持するウェザストリップ6まで前下方に向かって傾斜したダッシュボード前面3aを有する。そして、車載カメラ1は、フロントガラス2と、ダッシュボード3のダッシュボード前面3aと、の間に形成される空間に配置されている。ダッシュボード前面3aは、図3に示すように、ケース11の左右にそれぞれ左右方向に延在して設けられるデフロスタ左送風口7a及びデフロスタ右送風口7bを有する(以下単にそれぞれ左送風口7a、右送風口7bと表記する)。以下、左送風口7a及び右送風口7bをまとめて送風口7a、7bと表記する場合がある。送風口7a、7bは、図2に示すようにダッシュボード前面3aの下部のフロントガラス2との境界付近に、上斜め前方に向かって開口している(図2では左送風口7aのみ表示されている)。ダクト出口5bは、送風口7a、7bに接続されている。なお、送風口7a、7bは、ダッシュボード3の中央からそれぞれの左右端に亘って開口していても、断続的に開口していても良い。
ケース11は、図2及び図3に示すように、フロントガラス2に面するケース前面11a、ケース後面11b、ケース上面11c、ケース下面11d、ケース左側面11e、ケース右側面11fから構成される左右対称の箱型の形状をなし、樹脂等を成型して形成される。ケース前面11aは、ケース11から取り外し可能なブラケット形状で、フロントガラス2の車室側の面に取り付けられる。以下、ケース左側面11e及びケース右側面11fを、まとめてケース側面11e、11fと表記する場合がある。
ケース11は、図3に示すように、正面視及び背面視において(すなわちケース11のフロントガラス2に沿った垂直断面が)、上部の左右の角部に丸みを持たせた形状をなす。具体的には、ケース11は、ケース左側面11eからケース上面11cにかけてR曲面に形成されるケース左整流部11gと、ケース右側面11fからケース上面11cにかけてR曲面に形成されるケース右整流部11hとを有する。以下、ケース左整流部11g及びケース右整流部11hを、まとめてケース整流部11g、11hと表記する場合がある。ケース整流部11g、11hは、送風口7a、7bからの空調風を車載カメラ1の上方へ導くために設けられている。
ケース整流部11g、11hの丸みは、送風口7a、7bにおける空調風の速度及びケース側面11e、11fの上下方向の長さに応じて、コアンダ効果が発生するのに必要な丸み(曲率)に設定される。ケース側面11e、11fの上下方向の長さは、送風口7a、7bにおける空調風の速度に応じて、ケース整流部11g、11hにおいてコアンダ効果が発生するのに必要な長さに設定される。
また、ケース11は、図2に示すように、ケース後面11bの下部が前方に向かって傾斜している。さらに、ケース11は、ケース下面11dもケース後面11bとの境界からケース前面11aとの境界に向かって下方に傾斜している。
ケース側面11e、11fの下端は、それぞれ送風口7a、7bと隣接する位置に配置される。具体的には、ケース左側面11eの下端は、左送風口7aの右端部と左右方向においてほぼ同じ位置、つまりケース左側面11eの下方延長線上に左送風口7aの右端部が位置するように配置されている。同様にケース右側面11fの下端は、右送風口7bとの左端部と左右方向においてほぼ同じ位置、つまりケース右側面11fの下方延長線上に右送風口7bの左端部が位置するように配置されている。即ち、ケース11の下方には、送風口7a、7bが配置されず、ケース下面11dは送風口7a、7bに面していない。
以上のように構成された車載カメラ1は、ケース側面11e、11fの下端が、左右方向において、それぞれ送風口7a、7bの内側端部の位置にあるため、送風口7a、7bから上方に送出された空調風が、送風口7a、7bの内側端部付近において、ケース下面11dに衝突することなく、ケース側面11e、11fにそって上昇する。そして、ケース11の上部の角部をR形状としたことで、コアンダ効果により、図4の矢印で示すように、ケース側面11e、11fからケース上面11cへの曲線に沿って空調風が進む流れを形成することができる。これにより、車載カメラ1の上方に空調風を送ることができ、デフロスタの性能が確保できる。即ち、フロントガラス2の下部中央に配置されてもデフロスタの性能を確保できる車載カメラ1を提供することができる。
以上で本発明に係る車載カメラ1の実施形態についての説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態においては、ダクト5は左右対称のY字形状であったが、ダクト入口5aが中央から左右にずれた変形Y字形状であっても良い。これにより、空調ユニット4の配置場所の自由度を高めることができる。
1 :車載カメラ
2 :フロントガラス
3 :ダッシュボード
4 :空調ユニット
5 :デフロスタダクト(ダクト)
6 :ウェザストリップ
7a、7b :デフロスタ送風口(送風口)
11 :ケース
11a :ケース前面
11b :ケース後面
11c :ケース上面
11d :ケース下面
11e、11f :ケース側面
11g、11h :ケース整流部
2 :フロントガラス
3 :ダッシュボード
4 :空調ユニット
5 :デフロスタダクト(ダクト)
6 :ウェザストリップ
7a、7b :デフロスタ送風口(送風口)
11 :ケース
11a :ケース前面
11b :ケース後面
11c :ケース上面
11d :ケース下面
11e、11f :ケース側面
11g、11h :ケース整流部
Claims (1)
- カメラ本体と、前記カメラ本体を収容するケースとにより構成され、フロントガラスの下部中央の車室側に取り付けられる車載カメラであって、
前記車載カメラは、前記ケースの側面の下端がデフロスタ送風口と隣接する位置に配置されており、
前記ケースは、前記デフロスタ送風口から流れる空調風を前記車載カメラの上方へ導くように側面から上面にかけて整流部を設けていることを特徴とする、車載カメラ。
Priority Applications (1)
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JP2022025917A JP2023122294A (ja) | 2022-02-22 | 2022-02-22 | 車載カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022025917A JP2023122294A (ja) | 2022-02-22 | 2022-02-22 | 車載カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023122294A true JP2023122294A (ja) | 2023-09-01 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022025917A Pending JP2023122294A (ja) | 2022-02-22 | 2022-02-22 | 車載カメラ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2023122294A (ja) |
-
2022
- 2022-02-22 JP JP2022025917A patent/JP2023122294A/ja active Pending
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