JP2023121928A - スロットル装置及びインテークアセンブリ - Google Patents

スロットル装置及びインテークアセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP2023121928A
JP2023121928A JP2022025291A JP2022025291A JP2023121928A JP 2023121928 A JP2023121928 A JP 2023121928A JP 2022025291 A JP2022025291 A JP 2022025291A JP 2022025291 A JP2022025291 A JP 2022025291A JP 2023121928 A JP2023121928 A JP 2023121928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
bore
intake
face
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022025291A
Other languages
English (en)
Inventor
准 清野
Jun Kiyono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP2022025291A priority Critical patent/JP2023121928A/ja
Priority to EP22213104.7A priority patent/EP4230857A1/en
Publication of JP2023121928A publication Critical patent/JP2023121928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/08Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
    • F02D9/1035Details of the valve housing
    • F02D9/104Shaping of the flow path in the vicinity of the flap, e.g. having inserts in the housing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/08Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
    • F02D9/107Manufacturing or mounting details

Abstract

【課題】スロットルバルブの組付けが容易であり、かつ、ボア内における流路抵抗の増加を抑制可能なスロットル装置及びインテークアセンブリを提供する。【解決手段】スロットル装置10は、第1端面21および第2端面22に開口するボア12を有するスロットルボデー20と、ボア12内にて回動可能に設けられるスロットルシャフト40と、ボア12内に少なくとも部分的に位置するようにスロットルシャフト40に固定されるスロットルバルブ50と、を備える。ボア12は、第1開口端14から第2開口端16に向かって流路断面積が少なくとも部分的に減少する吸気流路13を画定する内面を有する。ボア12の内面には、スロットルシャフト40が貫通する一対の貫通穴18と、各々の貫通穴18から第2開口端16の縁まで連続する一対の溝24と、が形成される。【選択図】図2

Description

本開示は、スロットル装置及びインテークアセンブリに関する。
従来から、内燃機関の吸気通路に設けられて吸気流量を調整するためのスロットル装置が知られている。
典型的なスロットル装置は、スロットルボデーのボアに回動可能にスロットルシャフトが設けられ、このスロットルシャフトにスロットルバルブが固定される。スロットルバルブは、スロットルシャフトの回動に伴って開閉される。
特許文献1には、スロットルボデーの下流側にディフューザを設けたスロットル装置が記載されている。ディフューザは、下流側に向かって拡大する流路断面積を有する。スロットルシャフトの下流側には、スロットルボデーの内面が内側に突出して形成される整流凸部が設けられる。整流凸部には、ディフューザ側からスロットルバルブを挿通可能なバルブ挿通溝が形成される。
なお、スロットル装置の組立ては、スロットルシャフトをスロットルボデーに回動可能に取り付けた後、ボアの上流側又は下流側からスロットルバルブをスロットルシャフトに取り付けることで行われる。
特開2000-179364号公報
ところで、スロットルバルブのスロットルシャフトへの組付け時、スロットルバルブをボア内に侵入させ、スロットルシャフトに向かってスロットルバルブをボア内で移動させる必要がある。このとき、スロットルバルブの最大径の部分がボアの内面と接触する可能性があり、スロットルバルブの組付け作業を効率的に行うことが難しい。
特に、ボアの第1開口端から第2開口端に向かって少なくとも部分的に吸気流路の流路断面積が減少する場合、第2開口端側からスロットルバルブをスロットルシャフトに組み付けることは難しい。
この点、特許文献1記載のスロットルの装置のようにボアの内面にバルブ挿通溝を設ければ、スロットルバルブの組付け作業は容易になるが、バルブ挿通溝によってボア内の流路抵抗が増加してしまう。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、スロットルバルブの組付けが容易であり、かつ、ボア内における流路抵抗の増加を抑制可能なスロットル装置及びインテークアセンブリを提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係るスロットル装置は、
第1端面、第1端面とは反対側の第2端面、および、第1端面および第2端面に開口するボアを有するスロットルボデーと、
ボア内にて回動可能に設けられるスロットルシャフトと、
ボア内に少なくとも部分的に位置するようにスロットルシャフトに固定されるスロットルバルブと、
を備え、
ボアは、第1端面におけるボアの第1開口端から、第2端面におけるボアの第2開口端に向かって流路断面積が少なくとも部分的に減少する吸気流路を画定する内面を有し、
ボアの内面には、
スロットルシャフトが貫通する一対の貫通穴と、
各々の貫通穴から第2開口端の縁まで連続する一対の溝と、
が形成される。
(2)幾つかの実施形態において、上記(1)の構成において、
一対の溝は、ボアの中心軸及びスロットルシャフトの回動中心軸を含む平面とボアの内面とが交わる線分に沿って延在する。
(3)幾つかの実施形態において、上記(1)又は(2)の構成において、
スロットルシャフトの延在方向に沿ったスロットルバルブの最大寸法をDmaxとし、第2端面における一対の溝の底面間の距離をLとし、第2端面における一対の溝の合計深さをdとしたとき、
L-d<Dmax<L
を満たす。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)~(3)の何れかの構成において、
スロットルバルブは、
スロットルバルブの全開状態においてスロットルシャフトに対して第1端面側に位置する第1部分と、
スロットルバルブの全開状態においてスロットルシャフトに対して第2端面側に位置し、第1部分よりも厚い第2部分と、
を含み、
各々の溝の幅は、第2部分のスロットルシャフト側の端部の厚さよりも大きい。
(5)一実施形態において、上記(4)の構成において、
第2部分は、スロットルシャフトからの距離の増加に伴い厚さが減少する流線形状の輪郭を有する。
(6)本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係るインテークアセンブリは、
上記(1)~(5)の何れかのスロットル装置と、
第2端面側においてスロットルボデーに接続され、ボアが形成する吸気流路に連通する吸気通路を有するインテーク部品と、
を備え、
インテーク部品は、スロットルボデー側に突出する一対の凸部を含み、
一対の凸部は、インテーク部品がスロットルボデーの第2端面に接続された状態で、一対の溝にそれぞれ嵌合するように構成される。
(7)幾つかの実施形態では、上記(6)の構成において、
凸部は、各々の溝の周辺のボアの内面に沿って吸気流路の流路壁を形成する流路形成面を有する。
(8)幾つかの実施形態では、上記(6)又は(7)の構成において、
各々の凸部は、第2端面から貫通穴に向かって溝幅が減少する各々の溝に対応した先細形状を有する。
本発明の少なくとも幾つかの実施形態によれば、スロットルシャフトが貫通する貫通穴からボアの第2開口端の縁まで連続した溝に沿ってスロットルバルブをボア内にて移動させることで、スロットルボデーの第2端面側からのスロットルバルブの組付け作業を容易に行うことができる。
また、第2端面側においてスロットル装置に接続されるインテーク部品に設けられた凸部によって溝を塞ぐことで、ボア内における流路抵抗の増加を抑制できる。
一実施形態に係るインテークアセンブリの構成を示す図である。 一実施形態に係るスロットル装置の断面図である。 一実施形態に係るスロットル装置の部分断面図である。 一実施形態に係るスロットルボデーの部分断面図である。 一実施形態に係るスロットル装置の斜視図である。 一実施形態に係るスロットル装置のボア内部の構造を示す部分断面図である。 他の実施形態に係るスロットル装置のボア内部の構造を示す部分断面図である。 一実施形態に係るインテーク部品の斜視図である。 一実施形態に係るインテーク部品及びスロットルボデーの内部構造を示す斜視図である。 一実施形態に係るインテーク部品及びスロットルボデーの断面を模式的に示した図である。 一実施形態に係るバルブアセンブリを示す斜視図である。 一実施形態に係るスロットル装置のボア内部の構造を示す部分断面図である。 他の実施形態に係るスロットル装置のボア内部の構造を示す部分断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、一実施形態に係るインテークアセンブリの構成を示す図である。
同図に示すように、インテークアセンブリ100は、吸気流路13を形成するボア12を有するスロットル装置10と、吸気流路13に連通する吸気通路113を有するインテーク部品110とを含む。吸気通路113は、インテーク部品110の内部流路112によって形成される。
インテーク部品110は、インテークブーツ又はインテークマニホールドであってもよい。インテーク部品110の材料は、樹脂、ゴム又は金属であってもよい。ゴム製のインテーク部品110は、スロットル装置10に伝わる振動を抑制可能である。
なお、図1に示す例示的な実施形態では、インテークアセンブリ100は、スロットル装置10及びインテーク部品110に加えて、スロットル装置10を挟んでインテーク部品110とは反対側に位置する他のインテーク部品150も含む。
インテークアセンブリ100は、エンジン300のための吸気系統を構成する。
図1に示す実施形態では、エンジン300は、シリンダ302と、シリンダ302内を往復動するピストン304を含む。シリンダ302を有するシリンダブロックには、吸気バルブ320が設けられ、吸気バルブ320がピストン304の往復動に連動して開閉することで、シリンダ302への混合気の供給状態を切り替え可能になっている。吸気バルブ320の上流側、かつ、後述するバルブアセンブリ30の下流側には、吸気通路113に燃料を噴射するための燃料噴射装置310が設けられる。燃料噴射装置310から噴射された燃料は、インテークアセンブリ100を流れる吸気と混合され、混合気としてシリンダ302に供給される。
ピストン304は、吸気バルブ320を介してシリンダ302内に取り込まれた混合気の燃焼によって生じるエネルギーによって押し下げられる。ピストン304の往復動は、コンロッド306を介してクランクシャフト308に伝達される。
スロットル装置10は、ボア12を有するスロットルボデー20と、ボア12内に配置されるバルブアセンブリ30とを含む。
スロットルボデー20は、ボア12が開口する第1端面21及び第2端面22を有する。第1端面21及び第2端面22は、吸気流れ方向(ボア12の中心軸方向)におけるスロットルボデー20の両端面であり、第2端面22は第1端面21の反対側に位置する。
バルブアセンブリ30は、インテーク部品110の吸気通路113と連通する吸気流路13内に設けられ、吸気量を調整するために用いられる。
バルブアセンブリ30は、ボア12内にて回動可能に設けられるスロットルシャフト40と、ボア12内に少なくとも部分的に位置するようにスロットルシャフト40に固定されるスロットルバルブ50とを含む。スロットルバルブ50は、スロットルシャフト40の回動に伴い、スロットルシャフト40の中心軸回りに回動することで開閉される。具体的には、スロットルバルブ50は、スロットルシャフト40の回動により、吸気流れに直交する方向に配向される閉状態から、矢印A方向に略90度回動し、吸気流れ方向に沿って配向される開状態へと切り替え可能である。図1には、スロットルバルブ50の略閉状態を示している。
なお、バルブアセンブリ30の具体的構成については後で詳述する。
スロットル装置10には、インテーク部品110が接続される。スロットルボデー20の第2端面22は、インテーク部品110との当接面である。すなわち、インテーク部品110は、第2端面22側においてスロットルボデー20に接続される。
詳細は後述するが、スロットルボデー20のボア12の内面には溝24が形成される。スロットルボデー20の溝24は、インテーク部品110に設けられた凸部114に対して相補的な形状を有していてもよい。この場合、スロットル装置10に対してインテーク部品110を組み付けたとき、インテーク部品110の凸部114が溝24に嵌合するようになっていてもよい。
図1に示す例示的な実施形態では、スロットル装置10の上流側には他のインテーク部品150が設けられ、スロットル装置10の下流側にインテーク部品110が設けられる。
この場合、他のインテーク部品150が接続される第1端面21は、吸気流れ方向におけるスロットルボデー20の上流側端面であり、インテーク部品110が接続される第2端面22は、吸気流れ方向におけるスロットルボデー20の下流側端面である。
以下、図2~図6Bを参照し、幾つかの実施形態に係るスロットル装置10について詳述する。
図2は、一実施形態に係るスロットル装置10の断面図であり、スロットルシャフト40の延在方向に沿ったスロットル装置10の断面を示す図である。図3は、一実施形態に係るスロットル装置10の部分断面図であり、スロットルボデー20の一部を切り開いてバルブアセンブリ30を露出させた状態を示す。図4は、一実施形態に係るスロットルボデー20の部分断面図であり、図3からバルブアセンブリ30を取り外した状態を示す。図5は、一実施形態に係るスロットル装置10の斜視図であり、第2端面22側から視た図である。
図6Aは、一実施形態に係るスロットル装置10のボア内部の構造を示す部分断面図であり、スロットルシャフト40の延在方向に直交する平面に沿ったスロットル装置10の断面をスロットルシャフト40の延在方向から視た図である。図6Bは、他の実施形態に係るスロットル装置10のボア内部の構造を示す部分断面図であり、スロットルシャフト40の延在方向に直交する平面に沿ったスロットル装置10の断面をスロットルシャフト40の延在方向から視た図である。
図2~図5に示すように、幾つかの実施形態では、スロットル装置10は、スロットルボデー20と、スロットルボデー20に形成される吸気流路13を通過する吸気の流量を調整するためのバルブアセンブリ30とを含む。
スロットルボデー20は、ボア12を有する。ボア12は、スロットルボデー20の第1端面21における第1開口端14と、スロットルボデー20の第2端面22における第2開口端16とを有する。
ボア12の断面形状は特に限定されないが、円形、楕円形、または、複数の円弧を組み合わせた曲線によって規定される輪郭を有する形状であってもよい。
ボア12の内面によって形成される吸気流路13は、ボア12の第1開口端14から第2開口端16に向かって少なくとも部分的に流路断面積が減少する。
一実施形態では、吸気流路13の流路断面積は、第1開口端14から第2開口端16に至る吸気流路13の全区間に亘って連続的に減少する。他の実施形態では、吸気流路13は、吸気流路13の流路断面積が一定である区間と、第1開口端14から第2開口端16に向かって吸気流路13の流路断面積が減少する他の区間とを有する。
ボア12の内面は、少なくとも部分的に、ボア12の中心軸O(図2及び図4参照)に対して傾斜したテーパ形状を有していてもよい。具体的には、ボア12は、第1開口端14から第2開口端16に向かってボア12の内径が縮小するように、中心軸Oに対して傾斜したテーパ形状の内面を有していてもよい。
図3及び図4に示した例示的な実施形態では、ボア12は、第1開口端14から第2開口端16に至るボア12の全長に亘って、上述したテーパ形状の内面を有する。他の実施形態では、ボア12の内面は、内径が一定であるストレート形状の部分と、内径が変化する上述のテーパ形状の部分と含む。
図2に示すように、スロットルボデー20は、スロットルシャフト40の延在方向にスロットルボデー20を貫通する一対の貫通穴18を有する。一対の貫通穴18には、スロットルシャフト40の両端部がそれぞれ挿入される。
図3~図5に示すように、各々の貫通穴18はボア12の内面に開口する。
幾つかの実施形態では、ボア12の内面には、一対の貫通穴18に加えて、各々の貫通穴18に繋がる一対の溝24も形成される。
各々の溝24は、対応する貫通穴18からボア12の第2開口端16の縁まで連続して設けられる。すなわち、溝24の一端は貫通穴18に開口しており、溝24の他端はスロットルボデー20の第2端面22に開口している。
図3、図4、図6A及び図6Bに示すように、一対の溝24は、ボア12の中心軸O及びスロットルシャフト40の回動中心軸Rを含む平面Pとボア12の内面とが交わる線分19に沿って延在する。換言すれば、各々の溝24は平面P上に設けられる。
幾つかの実施形態では、図3、図6A及び図6Bに示すように、全開状態のスロットルバルブ50は平面P上に存在する。この場合、一対の溝24は、全開状態のスロットルバルブ50に沿って、貫通穴18から第2開口端16の縁まで連続的に延在する。
溝24の深さは、スロットルシャフト40の延在方向に沿ったスロットルバルブ50の最大寸法Dmaxを考慮して決定される。具体的には、図2に示すように、一対の溝24の深さは、第2端面22における各溝24の深さd1,d2の合計d(=d1+d2)が、第2端面22における一対の溝24の底面25間の距離をLとしたとき、L-d<Dmax<Lを満たすように決定される。
幾つかの実施形態では、ボア12の中心軸Oに沿った溝24の任意の長さ方向位置xにおいて、当該位置における各溝24の合計深さd(x)は、当該位置における一対の溝24の底面25間の距離をL(x)としたとき、L(x)-d<Dmax<L(x)を満たす。ここで、d(x)及びL(x)は、何れも、溝24の長さ方向位置xの関数であることを意味する。
なお、図2に示す例示的な実施形態では、各溝24の底面25はボア12の中心軸Oに沿った平面であり、一対の溝24の底面25間の距離L(x)は長さ方向位置xによらず一定である。
幾つかの実施形態では、図3及び図5~図6Bに示すように、スロットルシャフト40は、スロットルバルブ50を挿通可能なスリット41と、スリット41に挿通されたスロットルバルブ50を締結するための締結具42とを含む。
スリット41の形状はスロットルバルブ50が挿通可能な形状であれば特に限定されない。図3及び図5~図6Bに示す例では、スリット41は断面矩形状であり、スリット41のスリット幅がスロットルバルブ50の厚さに対応しており、スリット41のスリット長はスロットルバルブ50の最大寸法Dmaxより大きい。ここで、スリット41のスリット長とは、スロットルシャフト40の延在方向におけるスリット41の長さを意味する。
締結具42は、スロットルバルブ50に設けられた貫通穴(不図示)を貫通するボルトやねじを含んでいてもよい。この場合、スロットルシャフト40には、ボルト又はねじであってもよい締結具42が螺合する雌ねじが切られたねじ穴が形成されていてもよい。
幾つかの実施形態では、スロットルシャフト40は、図3及び図5に示すように、少なくとも締結具42によるスロットルバルブ50の締結位置において平坦面44を有する。
平坦面44は、スロットルバルブ50の延在方向に沿った平面であってもよい。この場合、平坦面44は、図6A及び図6Bに示すように、スロットルバルブ50が全開状態のときに平面Pと平行であってもよい。
図3及び図5~図6Bに示す例示的な実施形態では、スロットルシャフト40のうち、ボア12によって形成される吸気流路13内に露出する部位が平坦面44を有する。これに対し、スロットルシャフト40のうち、スロットルボデー20に形成された貫通穴18に挿入される部位は円柱状である。
スロットルバルブ50の厚さは、一対の溝24の溝の幅と所定の関係を満たすように設定される。
幾つかの実施形態では、図6A及び図6Bに示すように、各々の溝24の幅wはスロットルバルブ50の厚さtよりも大きい。図6Aに示す例では、各々の溝24の幅wは、ボア12の中心軸Oに沿った溝24の任意の長さ方向位置xによらず一定である。これに対し、図6Bに示す例では、各々の溝24の幅wは、第1端面21から第2端面22に向かって単調増加する。図6Bに示す例の場合、貫通穴18との接続位置における溝24の幅w(即ち、溝24の幅wの最小値)はスロットルバルブ50の厚さtよりも大きい。
なお、図3~図6Bには、場所によらず厚さtが一定であるスロットルバルブ50の例を示したが、スロットルバルブ50の厚さは場所によって変化してもよい。この場合、各々の溝24の幅wは、スロットルシャフト40の延在方向におけるスロットルバルブ50の外縁部の厚さtを基準として決定されてもよい。すなわち、各々の溝24の幅wは、スロットルバルブ50のうち各々の溝24に侵入する部位(外縁部)、又は、スロットルバルブ50のうち各々の溝24に最も近い部位(外縁部)の厚さtよりも大きくなるように設定されてもよい。
図2~図6Bを参照して上述した実施形態に係るスロットル装置10によれば、吸気流路13の流路断面積が相対的に小さいボア12の第2開口端16側において、各々の貫通穴18から第2開口端16の縁まで連続する溝24を設けたので、第2端面22側からのスロットルバルブ50のスロットルシャフト40への組付けが容易になる。すなわち、スロットルシャフト40が貫通する貫通穴18からボア12の第2開口端16の縁まで連続した溝24に沿って、スロットルバルブ50をボア12内にて移動させることで、スロットルボデー20の第2端面22側からのスロットルバルブ50の組付け作業を容易に行うことができる。
また、ボア12の内面に設けた溝24は、貫通穴18からボア12の第2開口端16の縁まで連続している。このため、第2端面22側においてスロットル装置10に接続されるインテーク部品110に設けられた凸部114(図1参照)によって溝24を塞ぐことで、ボア12内における流路抵抗の増加を抑制できる。
また、一対の溝24は、ボア12の中心軸O及びスロットルシャフト40の回動中心軸Rを含む平面Pとボア12の内面とが交わる線分19に沿って延在する。このため、全開状態におけるスロットルバルブ50の配向(図3及び図5~図6B)を維持しながら、溝24に沿って(平面Pに沿って)スロットルバルブ50をボア12内にて直線状に移動させることで、スロットルバルブ50のスロットルシャフト40への組付け作業を容易に行うことができる。
さらに、図2を参照して述べた実施形態では、スロットルシャフト40の延在方向に沿ったスロットルバルブ50の最大寸法をDmaxとし、第2端面22における一対の溝24の底面25間の距離をLとし、第2端面22における一対の溝24の合計深さをdとしたとき、
L-d<Dmax<L
を満たす。
この場合、ボア12の内面に設けた溝24にスロットルバルブ50の外縁部を侵入させることで、スロットルバルブ50の組付け時にボア12の内面とスロットルバルブ50との接触を回避できる。
続けて、図7~図9を参照して、幾つかの実施形態に係るスロットル装置10とインテーク部品110との接続構造について説明する。
図7は、一実施形態に係るインテーク部品110の斜視図である。図8は、一実施形態に係るインテーク部品110及びスロットルボデー20の内部構造を示す斜視図であり、インテーク部品110及びスロットルボデー20を切り開いて吸気流路13及び吸気通路113の内部を示したものである。図9は、一実施形態に係るインテーク部品110及びスロットルボデー20の断面を模式的に示した図である。
幾つかの実施形態では、図7に示すように、インテーク部品110は、スロットルボデー20の第2端面22と当接する当接面116と、上述した平面Pに沿って当接面116からスロットルボデー20側に突出する一対の凸部114とを含む。
各々の凸部114は、吸気通路113を形成するインテーク部品110の内部流路112の流路壁に連続的に繋がる流路形成面115を有する。一対の凸部114の流路形成面115は、吸気通路113を隔てて互いに対向して配置される。
各々の凸部114は、図7に示すように、インテーク部品110のスロットル装置10への組付け状態において、ボア12の中心軸O及びスロットルシャフト40の回動中心軸Rを含む平面P(図3、図4、図6A及び図6B参照)と当接面116との交線117上に位置する。
このため、図8及び図9に示すように、一対の凸部114は、インテーク部品110のスロットル装置10への組付け状態において、それぞれ、スロットルボデー20の溝24に嵌合する。
このように、スロットルボデー20の第2端面22側に接続されるインテーク部品110の凸部114がボア12の内面の溝24に嵌合することで、溝24に起因した流路壁の段差を小さくし、ボア12内における流路抵抗の増加を抑制できる。
幾つかの実施形態において、各々の凸部114の流路形成面115は、図8及び図9に示すように、各々の溝24の周辺のボア12の内面に沿って吸気流路13の流路壁を形成する。
この場合、吸気流路13における吸気流れの乱れをより効果的に抑制でき、ボア12内における流路抵抗を低減できる。
各々の凸部114は、嵌合すべき溝24に対応した形状を有する。
図7及び図8に示す例示的な実施形態では、各々の凸部114は、第2端面22から貫通穴18に向かって溝幅wが減少する各々の溝24(図6B参照)に対応した先細形状を有する。
この場合、スロットル装置10に対するインテーク部品110の組付け時において、先細形状の凸部114の溝24への嵌合が容易になる。
他の実施形態では、各々の凸部114は、第2端面22から貫通穴18に至る溝24の全長に亘り溝幅wが一定である溝24に対応したストレート形状である。
以上、幾つかの実施形態について述べたが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、上述の実施形態に変更を加えてもよい。
例えば、上述の実施形態では、主に、厚さが場所によらず略一定である平板状のスロットルバルブ50を備えるスロットル装置10について説明したが、スロットルバルブの形状はこの例に限定されない。
図10は、一実施形態に係るバルブアセンブリ400を示す斜視図である。
図11Aは、一実施形態に係るスロットル装置500のボア内部の構造を示す部分断面図であり、スロットルシャフト40の延在方向に直交する平面に沿ったスロットル装置500の断面をスロットルシャフト40の延在方向から視た図である。図11Bは、他の実施形態に係るスロットル装置600のボア内部の構造を示す部分断面図であり、スロットルシャフト40の延在方向に直交する平面に沿ったスロットル装置600の断面をスロットルシャフト40の延在方向から視た図である。
なお、図10~図11Bにおいて、スロットルボデー20及びスロットルシャフト40の構成は図2~図6Bを参照して上述したものと同様であるし、スロットル装置500,600とインテーク部品110との接続構造は図7~9を参照して上述したものと同様である。
このため、以下では、主にスロットルバルブ450の構成について説明する。
幾つかの実施形態では、図10~図11Bに示すように、スロットルバルブ450は、第1部分452と、第1部分452よりも厚い第2部分454とを含む。
図10~図11Bに示す例示的な実施形態では、スロットルバルブ450の第2部分454は、スロットルシャフト40からの距離の増加に伴い厚さが減少する流線形状の輪郭を有する。
この場合、スロットルシャフト40及びスロットルバルブ450に起因したボア12内の吸気流れの乱れを抑制し、ボア12内の吸気流路の抵抗を減少させることができる。
第1部分452は、スロットルシャフト40のスリット41を通過可能な厚さに設定される。即ち、第1部分452の厚さは、スリット41のスリット幅以下である。
これに対し、第2部分454は、スリット41のスリット幅よりも大きい最大厚さを有する。図10~図11Bに示すように、第2部分454の輪郭がスロットルシャフト40からの距離の増加に伴い厚さが減少する流線形状である場合、スロットルシャフト40側の端部において第2部分454の厚さは最大値(=tmax)となる。この例では、第2部分454のスロットルシャフト40側の端部の厚さ(=tmax)はスリット41のスリット幅よりも大きい。
第1開口端14から第2開口端16に向かうボア12内の吸気流れを前提とすれば、スロットルシャフト40の下流側に生じる吸気流れの乱れを抑制するためには、流線形状の輪郭を有する第2部分454はスロットルシャフト40の下流側に配置することが望ましい。
特に、スロットルバルブ450の全開状態における流れの損失を低減することが重要であるから、スロットルバルブ450は、全開状態において、平面P上においてスロットルシャフト40に対して第2端面22側に第2部分454が位置するような配向を採ることが望まれる。
そこで、幾つかの実施形態では、図11A及び図11Bに示すように、スロットルバルブ450の全開状態において、第1部分452がスロットルシャフト40に対して第1端面21側に位置し、第2部分454がスロットルシャフト40に対して第2端面22側に位置する。
他方、スロットルシャフト40に対して第2端面22側に相対的に厚い第2部分454を配置するためには、スロットルシャフト40に対するスロットルバルブ450の取り付けは第2端面22側から行う必要がある。この場合、流路断面積が狭い第2開口端16側からスロットルバルブ450をボア12内に侵入させ、スロットルシャフト40のスリット41に第1部分452を挿入することになる。
このとき、スロットルバルブ450とボア12の内面との接触が問題になり得るが、ボア12の内面には貫通穴18から第2開口端16の縁まで連続する溝24が設けられているため、溝24によってスロットルバルブ450とボア12の内面との接触を回避できる。
幾つかの実施形態では、図11A及び図11Bに示すように、スロットルボデー20の一対の溝24の幅wはスロットルバルブ450の第2部分454の最大厚さtmaxよりも大きい。
図11Aに示す例では、各々の溝24の幅wは、ボア12の中心軸Oに沿った溝24の任意の長さ方向位置xによらず一定である。これに対し、図11Bに示す例では、各々の溝24の幅wは、第1端面21から第2端面22に向かって単調増加する。図11Bに示す例の場合、貫通穴18との接続位置における溝24の幅w(即ち、溝24の幅wの最小値)はスロットルバルブ50の第2部分454の最大厚さtmaxよりも大きい。
上記構成によれば、第1部分452よりも第2部分454の厚さが大きいスロットルバルブ450をボア12の第2開口端16側からスロットルシャフト40に組み付ける際、スロットルバルブ450の第2部分454の端部(外縁部)が溝24に侵入可能となり、スロットルバルブ450とボア12の内面との接触を回避しやすくなる。
本明細書において、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
10,500,600 スロットル装置
12 ボア
13 吸気流路
14 第1開口端
16 第2開口端
18 貫通穴
19 線分
20 スロットルボデー
21 第1端面
22 第2端面
24 溝
25 底面
40 スロットルシャフト
50,450 スロットルバルブ
100 インテークアセンブリ
110,150 インテーク部品
113 吸気通路
114 凸部
115 流路形成面
452 第1部分
454 第2部分
Dmax 最大寸法

Claims (8)

  1. 第1端面、該第1端面とは反対側の第2端面、および、前記第1端面および前記第2端面に開口するボアを有するスロットルボデーと、
    前記ボア内にて回動可能に設けられるスロットルシャフトと、
    前記ボア内に少なくとも部分的に位置するように前記スロットルシャフトに固定されるスロットルバルブと、
    を備え、
    前記ボアは、前記第1端面における前記ボアの第1開口端から、前記第2端面における前記ボアの第2開口端に向かって少なくとも部分的に流路断面積が減少する吸気流路を画定する内面を有し、
    前記ボアの前記内面には、
    前記スロットルシャフトが貫通する一対の貫通穴と、
    各々の前記貫通穴から前記第2開口端の縁まで連続する一対の溝と、
    が形成された
    スロットル装置。
  2. 前記一対の溝は、前記ボアの中心軸及び前記スロットルシャフトの回動中心軸を含む平面と前記ボアの前記内面とが交わる線分に沿って延在する
    請求項1に記載のスロットル装置。
  3. 前記スロットルシャフトの延在方向に沿った前記スロットルバルブの最大寸法をDmaxとし、前記第2端面における前記一対の溝の底面間の距離をLとし、前記第2端面における前記一対の溝の合計深さをdとしたとき、
    L-d<Dmax<L
    を満たす
    請求項1又は2に記載のスロットル装置。
  4. 前記スロットルバルブは、
    前記スロットルバルブの全開状態において前記スロットルシャフトに対して前記第1端面側に位置する第1部分と、
    前記スロットルバルブの全開状態において前記スロットルシャフトに対して前記第2端面側に位置し、前記第1部分よりも厚い第2部分と、
    を含み、
    各々の前記溝の幅は、前記第2部分の前記スロットルシャフト側の端部の厚さよりも大きい
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のスロットル装置。
  5. 前記第2部分は、前記スロットルシャフトからの距離の増加に伴い厚さが減少する流線形状の輪郭を有する
    請求項4に記載のスロットル装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載のスロットル装置と、
    前記第2端面側において前記スロットルボデーに接続され、前記ボアが形成する前記吸気流路に連通する吸気通路を有するインテーク部品と、
    を備え、
    前記インテーク部品は、前記スロットルボデー側に突出する一対の凸部を含み、
    前記一対の凸部は、前記インテーク部品が前記スロットルボデーの前記第2端面に接続された状態で、前記一対の溝にそれぞれ嵌合するように構成された
    インテークアセンブリ。
  7. 前記凸部は、各々の前記溝の周辺の前記ボアの前記内面に沿って前記吸気流路の流路壁を形成する流路形成面を有する
    請求項6に記載のインテークアセンブリ。
  8. 各々の前記凸部は、前記第2端面から前記貫通穴に向かって溝幅が減少する各々の前記溝に対応した先細形状を有する
    請求項6又は7に記載のインテークアセンブリ。
JP2022025291A 2022-02-22 2022-02-22 スロットル装置及びインテークアセンブリ Pending JP2023121928A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022025291A JP2023121928A (ja) 2022-02-22 2022-02-22 スロットル装置及びインテークアセンブリ
EP22213104.7A EP4230857A1 (en) 2022-02-22 2022-12-13 Throttle device and intake assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022025291A JP2023121928A (ja) 2022-02-22 2022-02-22 スロットル装置及びインテークアセンブリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023121928A true JP2023121928A (ja) 2023-09-01

Family

ID=84519735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022025291A Pending JP2023121928A (ja) 2022-02-22 2022-02-22 スロットル装置及びインテークアセンブリ

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP4230857A1 (ja)
JP (1) JP2023121928A (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2784472B2 (ja) * 1990-09-27 1998-08-06 フジオーゼックス株式会社 バタフライ式排気バルブ
DE9113727U1 (ja) * 1991-11-05 1992-01-02 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh, 7140 Ludwigsburg, De
JP3078734B2 (ja) * 1995-11-02 2000-08-21 日本碍子株式会社 高温流体用バタフライ弁
JP3629366B2 (ja) * 1998-06-12 2005-03-16 愛三工業株式会社 バタフライバルブ装置とそのバタフライバルブの組付方法
JP3650537B2 (ja) 1998-12-15 2005-05-18 愛三工業株式会社 ディフューザ付スロットルボデー
DE10060291A1 (de) * 2000-12-05 2002-06-06 Bosch Gmbh Robert Strömungstelleinheit
ITBO20130676A1 (it) * 2013-12-04 2015-06-05 Magneti Marelli Spa Valvola a farfalla per un motore a combustione interna provvista di una sede valvola metallica costampata all'interno di un corpo valvola in materiale plastico

Also Published As

Publication number Publication date
EP4230857A1 (en) 2023-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0875676B1 (en) Method of reducing suction noise of an engine and air intake system with noise reducing diffuser
US7051702B2 (en) Intake apparatus for internal combustion engine
US8522741B2 (en) Air-intake duct and air-intake structure
US9863292B2 (en) Structure of air flow control valve and intake device
US10539103B2 (en) Air intake device for internal combustion engine
WO2005086635A2 (en) Air management systems
US20140096734A1 (en) Intake air control system for multi-cylinder combustion engine
WO2015130932A1 (en) Carburetor with scavenging fluid flow
JP2011231688A (ja) 内燃機関の吸気装置
JP6432081B2 (ja) 層状掃気エンジンの吸入管ユニット
JP2023121928A (ja) スロットル装置及びインテークアセンブリ
CN100473808C (zh) 发动机用进气控制装置
US9903314B2 (en) Carburetor for stratified scavenging two-stroke engine
US11225930B2 (en) Engine
CN107642442B (zh) 层状扫气式发动机的吸入管
US20220163119A1 (en) Butterfly valve device
JP4971242B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
US11053839B2 (en) Intake device of internal combustion engine
JP7189681B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
WO2007057034A1 (en) Flow control device
JPH02223635A (ja) シリンダ当り2つの給気弁を有する内燃機関
JP2007187044A (ja) バルブ構造
WO2011048674A1 (ja) 層状掃気2サイクルエンジン
JP2002227663A (ja) 気体流量制御装置
US7373956B2 (en) Passageway having non-linear flow path