JP2023119907A - 熱転写シート、受像シートと熱転写シートとの組合せ、肌意匠シート製造システム及び肌意匠シートの製造方法 - Google Patents

熱転写シート、受像シートと熱転写シートとの組合せ、肌意匠シート製造システム及び肌意匠シートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの地肌の色調に合わせた肌意匠シートを、生産コストを抑えて製造できるようにする熱転写シート、受像シートと熱転写シートとの組合せ、肌意匠シート製造システム及び肌意匠シートの製造方法を提供する。【解決手段】本開示の熱転写シートは、肌意匠印刷用の熱転写シートであって、基材シートの一方の面に、受容層、第1染料層、第2染料層及び保護層が面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置されたものである。【選択図】図1

Description

本開示は、熱転写シート、受像シートと熱転写シートとの組合せ、肌意匠シート製造システム及び肌意匠シートの製造方法に関する。
肌に貼り付けて使用するタトゥーシールや肌隠蔽シート等の肌意匠シートが知られている。タトゥーシールは、様々な絵柄が印刷されたものが、バラエティストア、スポーツや音楽のイベント会場、アミューズメントパーク等で販売されており、雰囲気の盛り上げに使用されている。
肌隠蔽シートは、基材に予めスクリーン印刷等で所定の色を着色したシートであり、肌の傷やシミ等の変色部の隠蔽に使用されている。使用者は、自分の肌の色に合ったものを選んで使用する。例えば、肌隠蔽シートは、剥離シート、粘着層、伸縮性基材、カバーシートが順に積層されたものであり、剥離シートを剥離して粘着層を肌に貼り付け、その後カバーシートを剥がすという手順で使用者の肌に貼り付けられる。
使用者は、販売されている複数色の肌隠蔽シートから、自身の地肌の色に近いものを選択する。しかし、販売されている肌隠蔽シートの色は限られており、肌隠蔽シートと地肌との色差が気になり、不満を抱くことがあった。
使用者の地肌に合わせた色をオンデマンド印刷して肌隠蔽シートを作製することが考えられる。印刷には、色再現性及び階調性に優れた、昇華型の熱転写プリンタが好適である。熱転写プリンタは、熱転写シートを加熱し、染料を移行して画像を形成するものであるため、肌隠蔽シートに、染料を受容するための受容層を設ける必要がある。伸縮性基材上に事前に受容層を設ける場合、伸縮性基材上に受容層用塗工液を塗布、乾燥する工程で、塗工液に含まれる溶剤によって伸縮性基材が溶融破損したり、変性・変形したりするおそれがあった。そのため、熱転写により伸縮性基材上に受容層を転写することが好ましく、熱転写シートは、受容層パネル、イエロー染料層パネル、マゼンタ染料層パネル、シアン染料層パネル及び保護層パネルを含む少なくとも5パネルを1組とし、この1組が繰り返し配置された構成となる。
1枚の肌隠蔽シートの作製に、1組分の熱転写シートが使用されるため、1組を構成するパネル数が多い程、肌隠蔽シートの作製速度が遅くなったり、1本の熱転写シートから作製可能な肌隠蔽シートの数量が低下したりするなど、生産コストを増加させるという問題があった。
特開2009-100851号公報
本開示は、ユーザの地肌の色調に合わせた肌意匠シートを、生産コストを抑えて製造できるようにする熱転写シート、受像シートと熱転写シートとの組合せ、肌意匠シート製造システム及び肌意匠シートの製造方法を提供することを課題とする。
本開示の熱転写シートは、肌意匠印刷用の熱転写シートであって、基材シートの一方の面に、受容層、第1染料層、第2染料層及び保護層が面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置されたものである。
本開示の受像シートと熱転写シートとの組合せは、剥離シート、粘着剤層及び伸縮性シートがこの順に積層された受像シートと、上記熱転写シートと、を備えるものである。
本開示の肌意匠シート製造システムは、変色部を含むユーザの肌を撮影し、撮影画像を生成する撮影装置と、前記撮影画像から、前記変色部の色相を解析する解析部と、前記解析部の解析結果を用いて、前記変色部を隠蔽する肌意匠シートのデータを生成する肌意匠シートデータ生成部と、前記肌意匠シートのデータに基づいて、熱転写シートから受容層に染料を移行して画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層を含む肌意匠シートを作製するプリンタと、を備え、前記プリンタは、上記熱転写シートを加熱し、剥離シート、粘着剤層及び伸縮性シートがこの順に積層された受像シートの前記伸縮性シート上に前記受容層を転写し、転写した前記受容層に前記第1染料層及び前記第2染料層から染料を移行して前記画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層上に前記保護層を転写して前記肌意匠シートを作製するものである。
本開示の肌意匠シートの製造方法は、撮影装置を用いて、変色部を含むユーザの肌を撮影し、撮影画像を生成する工程と、演算制御装置を用いて、前記撮影画像から、前記変色部の色相を解析し、解析結果に基づいて、前記変色部を隠蔽する肌意匠シートのデータを生成する工程と、プリンタを用いて、前記肌意匠シートのデータに基づいて、熱転写シートから受容層に染料を移行して画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層を含む肌意匠シートを作製する工程と、を備え、前記プリンタは、上記熱転写シートを加熱し、剥離シート、粘着剤層及び伸縮性シートがこの順に積層された受像シートの前記伸縮性シート上に前記受容層を転写し、転写した前記受容層に前記第1染料層及び前記第2染料層から染料を移行して前記画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層上に前記保護層を転写して前記肌意匠シートを作製するものである。
本開示によれば、ユーザの地肌の色調に合わせた肌意匠シートを、生産コストを抑えて製造できる。
本開示の実施形態に係る肌意匠シート製造システムの概略構成図である。 演算制御装置の機能ブロック図である。 図3aは撮影画像を示す図であり、図3bは肌意匠シート画像を示す図であり、図3cはシミュレーション画像を示す図である。 プリンタの概略構成図である。 熱転写シートの平面図である。 受像シートの断面図である。 図7a~図7cは肌意匠シートの製造方法を説明する工程断面図である。 肌意匠シートの使用例を示す図である。 熱転写シートの平面図である。 図10a~図10cは肌意匠シートの製造方法を説明する工程断面図である。 肌意匠シートの使用例を示す図である。 プリンタの概略構成図である。 熱転写シートの平面図である。 中間転写媒体の断面図である。 中間転写媒体の断面図である。 肌意匠シートの断面図である。 肌意匠シートの使用例を示す図である。 プリンタの概略構成図である。 カバーシートの断面図である。 肌意匠シートの断面図である。 熱転写シートの平面図である。 熱転写シートの平面図である。 熱転写シートの平面図である。
図1は本開示の実施の形態に係る肌意匠シート製造システムの概略構成図である。図1に示すように、肌意匠シート製造システムは、撮影装置1、演算制御装置2、表示装置3及びプリンタ4を備え、ユーザPの肌に貼り付けることで、シミや傷等の変色部を隠蔽する肌意匠シート5を製造するものである。肌意匠シート5は、ユーザPの肌に貼り付けた際に変色部の直上に位置し、変色部を隠蔽する隠蔽部(高光透過濃度部)、及び隠蔽部を囲み、ユーザの地肌との色差を低減して肌意匠シートを目立たなくさせる周辺部を含む。
撮影装置1は、デジタルカメラ等を用いることができ、ユーザPを撮影する。撮影装置1には、撮像機器以外に、照明機器や背景機材等、ユーザPの肌の色を適切に撮影するための機材を含む。撮影装置1は、証明写真撮影ボックスのようなものでもよい。以下の実施形態では、撮影装置1がユーザPの顔を撮影するものとして説明する。ユーザが予め地肌に化粧を施している場合、撮影した顔画像における地肌とは、地肌に化粧を施した状態を指す。撮影装置1は、ユーザPの顔画像を演算制御装置2へ送信する。
演算制御装置2は、例えばCPUやメモリ等を有するコンピュータであり、CPUが、メモリに格納されている肌意匠シート製造プログラムを実行することで、図2に示すように、画像受信部201、解析部202、肌意匠シートデータ生成部203、肌意匠シート画像生成部204、シミュレーション画像生成部205、表示処理部206及びプリント制御部207の機能が実現される。システム毎にCPUやメモリ内に全てのプログラムを格納せず、サーバと各システムのCPUをネットワークでリンクして、プログラムを実行し、サーバ側でユーザPの情報、撮影画像、出力画像等のデータ登録管理を行ってもよい。
また、演算制御装置2の記憶部200には、後述するプリンタ4で使用される熱転写シート10に設けられるイエロー染料層12が含有するイエロー染料及びマゼンタ染料層13が含有するマゼンタ染料の転写濃度比率と、作成される色(混合色)との対応関係を定義した色相テーブルが格納されている。転写濃度比率は、イエロー染料層12及びマゼンタ染料層13のそれぞれの加熱エネルギーであってもよい。
イエローとマゼンタとを混合することで肌色が作成可能であり、イエロー染料とマゼンタ染料の転写濃度比率を変えることで、色相の異なる肌色が表現できる。例えば、表1に示すような、色相の異なる複数種の肌色があり、それぞれの色相に対応したイエロー染料とマゼンタ染料の転写濃度比率を事前に測定しておき、色相テーブルに定義する。
Figure 2023119907000002
演算制御装置2の画像受信部201は、撮影装置1から、ユーザPの顔画像を受信する。
解析部202は、顔画像を解析し、シミや傷等の変色部を特定し、変色部の位置、形状、寸法等を算出する。また、解析部22は、(変色部以外の)地肌の色相や、変色部の色相を解析する。
肌意匠シートデータ生成部203は、変色部の位置、形状、寸法等や地肌・変色部の色相等の解析結果に基づいて、変色部の隠蔽に適した肌意匠シートのデータ(設計データ)を生成する。肌意匠シートのデータは、例えば、隠蔽部の色、形状、寸法、周辺部の色等を含む。周辺部の色はグラデーション(濃度諧調)を含んでもよい。隠蔽部と周辺部とは色が異なっていてもよいし、同色かつ隠蔽部の方が高光透過濃度であってもよい。隠蔽部や周辺部の色は、流行やユーザPの年齢を考慮して決定してもよい。
また、肌意匠シートデータ生成部203は、記憶部200に格納された色相テーブルを参照し、隠蔽部及び周辺部の色を表現するためのイエロー染料及びマゼンタ染料の転写濃度比率を決定する。例えば、色相テーブルから、隠蔽部の色に最も近い肌色の転写濃度比率、及び周辺部の色に最も近い肌色の転写濃度比率を抽出する。肌意匠シートのデータは、イエロー染料及びマゼンタ染料の転写濃度比率を含む。
肌意匠シートデータ生成部203は、通常、隠蔽部が肌意匠シートの中央に位置するように設定する。しかし、隠蔽部が鼻や目に近い場合に、隠蔽部が中央に位置する肌意匠シートを貼ると、シートが鼻や目にかかってしまう。そのため、肌意匠シート生成部203は、変色部と、鼻や目との位置関係に基づいて、肌意匠シートのサイズを調整したり、シート上での隠蔽部の位置を調整したりする。肌意匠シートのデータは、シートサイズやシート上での隠蔽部の位置等の情報を含む。
肌意匠シート画像生成部204は、肌意匠シートのデータに基づいて、製造される肌意匠シートの画像を生成する。
シミュレーション画像生成部205は、ユーザPの顔に、肌意匠シートのデータに基づく肌意匠シートを貼り付けた場合のシミュレーション画像を生成する。例えば、ユーザPの顔画像に対し、変色部の位置に基づいて肌意匠シートの画像を合成して、シミュレーション画像を生成する。
表示処理部206は、ユーザPの顔画像、肌意匠シートの画像及びシミュレーション画像を表示装置3に表示する。例えば、図3aに示すようなユーザPの顔画像、図3bに示すような肌意匠シート5の画像、及び図3cに示すようなシミュレーション画像が表示装置3に表示される。ユーザPは、表示装置3に表示された、顔にある変色部Sが隠蔽されたシミュレーション画像を確認すると、図示しない操作部を操作して、肌意匠シートの作製開始を指示する。
ユーザPが、シミュレーション画像を確認しながら操作部を操作して、肌意匠シートの色や濃度、隠蔽部の位置や大きさ等を調整できるようにしてもよい。調整結果が肌意匠シートのデータに反映される。
プリント制御部207は、作製開始の指示を受け付けると、肌意匠シートのデータをプリンタ4へ転送する。プリンタ4は、肌意匠シートのデータに基づいてプリント処理を行い、肌意匠シート5を出力する。
図4はプリンタ4の概略構成図であり、図5はプリンタ4で使用される熱転写シート10の平面図であり、図6はプリンタ4で使用される受像シート20の断面図である。
熱転写シート10は供給部33に巻き付けられており、供給部33から繰り出され、サーマルヘッド31を通って、回収部34に巻き取られて回収されるようになっている。
熱転写シート10は、長尺帯状の基材シート(図示略)の一方の面に、回収部34側から、転写型の受容層11、イエロー染料層12、マゼンタ染料層13、及び保護層15の4つのパネル(領域)が面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置される。受容層11は、熱転写シート10から移行してくる染料を受容する層であり、透明である。イエロー染料層12及びマゼンタ染料層13は、バインダ樹脂及び昇華性染料を含有する。受容層11には公知の材料を用いることができる。
イエロー染料層12に含有される昇華性染料は特に限定されることはなく、従来公知の昇華性染料から適宜選択して用いることができるが、スチリル系染料が好ましい。マゼンタ染料層13に含有される昇華性染料は特に限定されることはなく、従来公知の昇華性染料から適宜選択して用いることができるが、アゾ系染料が好ましい。
保護層15には、透明な樹脂材料を用いることができる。また、保護層15は、肌に貼り付けた際のテカリを抑制するため、表面反射率が低いマット状のものであることが好ましい。ここで、マット状とは、光沢度が40%以下の状態をいう。光沢度は、グロスメータを用いて測定時入射角45°で計測した値である。
受像シート20は、受像シート20を巻回した受像シートロール35から繰り出される。受像シートロール35は図示しない巻軸部品に取り付けられており、巻軸部品を回転(正転/逆転)させると、受像シートロール35が回転し、受像シート20の繰り出しや巻取りが行われる。
受像シート20は、順に積層された剥離シート21、粘着剤層22及び伸縮性シート23を有する。剥離シート21は、シリコン離型処理等を施した公知の離型紙を用いることができる。粘着剤層22に用いる粘着剤は、皮膚にかぶれや炎症を生じさせにくいウレタン系、アクリル系の粘着剤が好ましい。また、皮膚との密着性を確保するため、ジェルタイプの粘着剤であることが好ましい。
伸縮性シート23は、例えばウレタン膜を用いることができる。伸縮性シート23は、貼り付けた際の皮膚の伸縮に追従するために、伸び率が30%以上100%以下程度であることが好ましく、60%程度であることがより好ましい。
伸縮性シートの伸び率は、JIS―K-7127(1999)に準拠した試験方法で得られる伸び率である。伸び率は、下式(1)で算出できる。式(1)のLは引張試験機を使用し、速度200mm/minで伸縮性シートを引っ張り、伸縮性シートが切断(破断)したときの長さである。Lは、引張試験機で引っ張る前の長さである。引張試験機は、テンシロン万能材料試験機等を使用できる。
伸び率(%)=100×(L-L)/L ・・・(1)
伸縮性シート23は、皮膚からの汗の水蒸気を透過させるために、1000g/(m・24hr)以上の透湿性を有することが好ましい。
また、伸縮性シート23は、貼り付けの際に皺が生じないようにし、かつ作業性を良くするために、厚さが5μm以上であることが好ましい。また、貼り付け時の違和感を抑えるため、伸縮性シート23の厚さは30μm以下であることが好ましい。
プリンタ4において、熱転写シート10を挟んでサーマルヘッド31と反対側には、回転自在なプラテンロール32が設けられている。サーマルヘッド31及びプラテンロール32は、受像シート20及び熱転写シート10を挟み込み、熱転写シート10を加熱する。
まず、サーマルヘッド31は、転写型の受容層11を加熱して、図7aに示すように、受像シート20の伸縮性シート23上に受容層11を転写する。次に、肌意匠シートのデータに含まれる転写濃度比率に基づいて、イエロー染料層12及びマゼンタ染料層13を順に加熱し、受像シート20上の受容層11に染料を移行して、図7bに示すように、肌意匠シート画像Gを形成する。肌意匠シート画像Gは、隠蔽部及び周辺部を含む。
続いて、熱転写シート10の保護層15を加熱し、図7cに示すように、肌意匠シート画像G上に保護層15を転写する。画像形成及び保護層転写が行われた受像シート20は、肌意匠シートのデータに基づいて、下流側に設けられたカッター38(図4参照)により切断されて、肌意匠シート5が作製される。
図8に示すように、ユーザPは、作製された肌意匠シート5の剥離シート21を剥がし、隠蔽部が肌の変色部Sを覆うように位置合わせし、粘着剤層22を用いて肌意匠シート5を肌に貼り付ける。ユーザPの情報がサーバに登録されている場合、肌意匠シートの貼り付け位置が分かるようにユーザPの顔画像と肌意匠シートとの合成画像を、ユーザPのパソコンやスマートフォン等のユーザ端末に送付表示し、肌意匠シートの貼り付け位置を確認できるようにしてもよい。合成画像を表示装置3に表示して、その場での貼り付けを促してもよいし、合成画像を印画紙にプリントして出力してもよい。
このように、本実施形態によれば、ユーザPを撮影した撮影画像から肌意匠シート5をオンデマンドに作製するため、肌意匠シート5の隠蔽部の位置、大きさ、形状が肌の変色部の位置、大きさ、形状に対応したものとなり、また、肌意匠シート5の周辺部の色がユーザPの地肌の色に合ったものとなるため、肌意匠シート5を肌に貼り付けた際の違和感を抑制し、自然な仕上がりとなる。
また、肌意匠シート5における隠蔽部の位置を調整し、隠蔽部を肌の変色部に位置合わせして貼り付けた際に、肌意匠シート5が目や鼻などに接触することを抑制できる。
また、熱転写シート10は、受容層11、イエロー染料層12、マゼンタ染料層13、及び保護層15の4つのパネル(領域)が面順次に形成されたものを1組としている。シアン染料層のパネルを省略しているため、従来の熱転写シートと比較して、1組を構成するパネル数が少なく、肌意匠シートの作製速度を速くすることができると共に、1本の熱転写シートから作製可能な肌意匠シートの数量を増やすことができ、生産コストを抑えることができる。
上記実施形態において、プリンタ4で使用される熱転写シート10に設けられる転写型の受容層11は、図9に示すように、白色受容層11Aと透明受容層11Bとを有するものとしてもよい。白色受容層11Aは、酸化チタン等の白色顔料を含むプライマー層と透明受容層とを積層したものである。
図10aに示すように、受像シート20上の、隠蔽部の形成予定領域に、白色受容層11Aを転写する。隠蔽部以外の領域、すなわち周辺部の形成予定領域に、透明受容層11Bを転写する。
図10bに示すように、白色受容層11A及び透明受容層11Bに熱転写シート10から染料を移行して、肌意匠シート画像Gを形成する。白色受容層11Aには、隠蔽部の画像を形成する。透明受容層11Bには、周辺部の画像を形成する。その後、図10cに示すように、肌意匠シート画像Gを覆うように保護層15を転写して、肌意匠シート5を作製する。
図11に示すように、作製された肌意匠シート5の剥離シート21を剥がし、白色受容層11Aに形成された隠蔽部が肌の変色部Sを覆うように位置合わせして、粘着剤層22を用いて肌意匠シート5を肌に貼り付ける。白色受容層11Aを用いることで、変色部Sからの反射光を抑制し、変色部Sの隠蔽性を高め、所望の肌の色の再現度を向上させることができる。周辺部には透明受容層11Bを用いるため、地肌の色の透過性が高く、肌意匠シート5と周囲の地肌との色差を抑えることができる。
透明受容層に光を散乱させる粒子を含有させてもよい。
図12は別の実施形態に係るプリンタ4の概略構成図である。図13は、このプリンタ4で使用される熱転写シート40の平面図であり、図14は中間転写媒体50の断面図である。
熱転写シート40では、イエロー染料層42及びマゼンタ染料層43の2つのパネル(領域)が面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置される。熱転写シート10は供給部63に巻き付けられており、供給部63から繰り出され、サーマルヘッド61を通って、回収部64に巻き取られて回収されるようになっている。
中間転写媒体50は、順に積層されたカバーシート51、保護層52及び受容層53を有する。カバーシート51は、基材51aと、基材51a上に設けられた離型層51bとを有し、離型層51bが保護層52に接触している。保護層52及び受容層53は、上述の保護層15及び受容層11と同様のものを用いることができる。
基材51aとして、例えばポリエチレンテレフタレート等のプラスチックの基材を用いることができる。離型層51bは、保護層52からのカバーシート51の剥離性を向上させるものであり、ワックス類等の離型性を有する成分を用いることができる。
サーマルヘッド61及びプラテンロール62が、中間転写媒体50及び熱転写シート40を挟み込み、サーマルヘッド61が、肌意匠シートのデータの転写濃度比率に基づいて、イエロー染料層42及びマゼンタ染料層43を順に加熱し、図15に示すように、中間転写媒体50の受容層53に染料を移行して、肌意匠シート画像Gを形成する。
肌意匠シート画像Gが形成された中間転写媒体50は、受像シートロール66から繰り出された受像シート20と重ね合わされて、ヒートローラ67へ搬送される。図16に示すように、受像シート20の伸縮性シート23と、中間転写媒体50の受容層53とが対向するように重ね合わされた受像シート20及び中間転写媒体50が、ヒートローラ67で挟圧加熱されて一体化する。その後、一体化した受像シート20及び中間転写媒体50がカッター68で切断されて、カバーシート付の肌意匠シート5Aが作製される。
図17に示すように、ユーザPは、作製された肌意匠シート5Aの剥離シート21を剥がし、隠蔽部が肌の変色部Sを覆うように位置合わせして、粘着剤層22を用いて肌意匠シート5Aを肌に貼り付ける。その後、カバーシート51を剥離する。
このように、中間転写媒体50を用いても肌意匠シート5Aを作製できる。
図4に示すプリンタ4では、受像シート20の伸縮性シート23上に受容層11を転写し、受容層11に肌意匠シート画像Gを形成し、肌意匠シート画像G上に保護層15を転写し、その後、カッターで切断していたが、図18に示すように、保護層15の転写後、カバーシートロール69から繰り出されるカバーシート51と、受像シート20とを、ヒートローラ67で挟圧加熱して一体化し、カッター68で切断してカバーシート付の肌意匠シート5Bを作製してもよい。
図19は、カバーシートロール69から繰り出されるカバーシート51の断面図である。図20は、カバーシート付の肌意匠シート5Bの断面図である。
上記実施形態では、イエロー染料とマゼンタ染料を用いてユーザの肌の色調に合わせた肌意匠シート画像を形成する例について説明したが、図21に示すように、イエロー染料層及びマゼンタ染料層に代えて、イエロー染料及びマゼンタ染料を含有する肌色層16と、肌色の明度を調整する明度調整層17とを備えた熱転写シート10Aを用いて肌意匠シート画像を形成してもよい。肌色層16は、例えば、表1に示す複数種の肌色のいずれかが表現可能なようにイエロー染料及びマゼンタ染料を含有する。
肌色層16に含有されるイエロー染料とは、aが-24~-5、bが9~100の染料をいい、肌色層16に含有されるマゼンタ染料(Mg)とは、aが11~81、bが-13~13の染料をいう。肌色層16は、L値92~96のイエロー染料(Ye)と、L値44~92のマゼンタ染料(Mg)とを、混合比Ye:Mg=0.5~0.6:0.4~0.5(但し、Ye+Mg=1)となるように含有することが好ましい。
熱転写シート10Aでは、基材シート(図示略)の一方の面に、受容層11、肌色層16、明度調整層17、及び保護層15の4つのパネル(領域)が面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置される。
明度調整層17は、例えばグレー染料を含有する層である。このグレー染料は、Lを15以上下げられる染料である。この場合、演算制御装置2の記憶部200の色相テーブルには、複数種の肌色のそれぞれの色相に対応した、肌色層16と明度調整層17の転写濃度比率が定義される。色相テーブルに定義された転写濃度比率に基づいて、肌色層16から受容層に肌色の染料(イエロー染料とマゼンタ染料とを混合した染料)を移行し、明度調整層17から受容層にグレー染料を移行することで、所望の色調の肌色を表現した肌意匠シート画像を形成することができる。
明度調整層17は、グレー染料に代えて、黒顔料を含有する層であってもよい。明度調整層17から転写する黒顔料の微細網点の密度あるいは網点の大きさを調整することで、肌色の明度を調整できる。
明度調整層17は、グレー染料に代えて、濃い肌色の染料を含有する層、すなわち明度の小さい肌色層であってもよい。
明度の小さい肌色層は、シアン染料(Cy)を含有することがより好ましい。この場合、演算制御装置2の記憶部200の色相テーブルには、複数種の肌色のそれぞれの色相及び明度に対応した、肌色層16(明度の大きい肌色)と明度調整層17(明度の小さい肌色)の転写濃度比率が定義される。色相テーブルに定義された転写濃度比率に基づいて、肌色層16から受容層に肌色染料(イエロー染料(Ye)とマゼンダ染料(Mg)とを混合した染料)を移行し、明度調整層17から受容層に明度の小さい肌色染料(イエロー染料(Ye)とマゼンダ染料(Mg)とシアン染料(Cy)とを混合した染料)を移行することで、所望の色調の肌色を表現した肌意匠シート画像を形成することができる。
ここで明度調整層(明度の小さい肌色層)に含有されるイエロー染料(Ye)とは、aが-24~-5、bが9~100の染料をいい、明度調整層に含有されるマゼンダ染料(Mg)とは、aが11~81、bが-13~13の染料をいい、明度調整層に含有されるシアン染料(Cy)とは、aが-23~-1、bが-42~-5の染料をいう。明度調整層は、L値92~96のイエロー染料(Ye)、L値44~92のマゼンダ染料(Mg)、L値54~95のシアン染料(Cy)を、混合比Ye:Mg=0.3~0.4:0.28~0.32(但し、Ye+Mg+Cy=1)となるように含有することが好ましい。
図22に示すように、熱転写シート10Aの受容層11は、白色受容層11Aと透明受容層11Bとを有するものとしてもよい。
図12に示すプリンタ4では、熱転写シート40に代えて、図23に示すような、肌色層46及び明度調整層47の2つのパネル(領域)が面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置された熱転写シート40Aを使用してもよい。肌色層46及び明度調整47は、上述の肌色層16及び明度調整層17と同じものである。
上記実施形態において、保護層15、52がカテキン、銅、銀、チタン等を含む抗菌剤を含有していてもよい。
上記実施形態では、剥離シート21を剥がし、粘着剤層22を用いて肌意匠シート5を肌に貼り付ける例について説明したが、肌意匠シート5が肌に貼り付けられる構成であればよく、例えば、粘着剤層22を、水に濡らすことで粘着性が発現する材料としてもよい。この場合、剥離シート21に代えて、水溶性のシートを設けてもよい。
上記実施形態では、解析部202が、変色部及び地肌の色相を解析し、変色部の位置、形状、寸法等を算出する例について説明したが、解析部202は少なくとも変色部及び地肌の色相を解析すればよい。色相の解析結果から、変色部の隠蔽に適した肌意匠シートを製造できる。この場合、ユーザは、必要に応じて肌意匠シートをカットして使用する。解析部22が、変色部の寸法及び/又は形状をさらに算出することで、製造される肌意匠シートの隠蔽部の大きさ及び形状が、肌の変色部の大きさ及び形状に対応したものとなり、ユーザが使用しやすい肌意匠シートとなる。解析部202が、変色部の位置をさらに算出することで、肌意匠シートにおける隠蔽部の位置を調整し、目や鼻などへの接触を抑制した肌意匠シートを製造できる。
上記実施形態において、撮影装置1が撮影する部位は顔以外であってもよい。
上記実施形態では、撮影装置1がユーザPを撮影して顔画像を生成する例について説明したが、ユーザPが顔画像データを事前に準備し、スマートフォン等の携帯端末やUSBメモリ等の可搬記憶媒体に格納しておき、顔画像データを演算制御装置2に入力するようにしてもよい。
本開示を特定の態様を用いて詳細に説明したが、本開示の意図と範囲を離れることなく様々な変更が可能であることは当業者に明らかである。
1 撮影装置
2 演算制御装置
3 表示装置
4 プリンタ
10、40 熱転写シート
11 受容層
12 イエロー染料層
13 マゼンタ染料層
15 保護層
16 肌色層
17 明度調整層
20 受像シート
50 中間転写媒体
200記憶部
201 画像受信部
202 解析部
203 肌意匠シートデータ生成部
204 肌意匠シート画像生成部
205 シミュレーション画像生成部
206 表示処理部
207 プリント制御部

Claims (11)

  1. 肌意匠印刷用の熱転写シートであって、
    基材シートの一方の面に、受容層、第1染料層、第2染料層及び保護層が面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置された、熱転写シート。
  2. 前記第1染料層はイエロー染料層であり、前記第2染料層はマゼンタ染料層である、請求項1に記載の熱転写シート。
  3. 前記第1染料層は、イエロー染料及びマゼンタ染料を含有する肌色層であり、前記第2染料層はグレー染料層である、請求項1に記載の熱転写シート。
  4. 前記受容層は、白色受容層及び透明受容層が面順次に形成されている、請求項1乃至3のいずれかに記載の熱転写シート。
  5. 剥離シート、粘着剤層及び伸縮性シートがこの順に積層された受像シートと、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の熱転写シートと、
    を備える受像シートと熱転写シートとの組合せ。
  6. 変色部を含むユーザの肌を撮影し、撮影画像を生成する撮影装置と、
    前記撮影画像から、前記変色部の色相を解析する解析部と、
    前記解析部の解析結果を用いて、前記変色部を隠蔽する肌意匠シートのデータを生成する肌意匠シートデータ生成部と、
    前記肌意匠シートのデータに基づいて、熱転写シートから受容層に染料を移行して画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層を含む肌意匠シートを作製するプリンタと、
    を備え、
    前記プリンタは、請求項1乃至4のいずれかに記載の熱転写シートを加熱し、
    剥離シート、粘着剤層及び伸縮性シートがこの順に積層された受像シートの前記伸縮性シート上に前記受容層を転写し、
    転写した前記受容層に前記第1染料層及び前記第2染料層から染料を移行して前記画像を形成し、
    前記画像が形成された前記受容層上に前記保護層を転写して前記肌意匠シートを作製する、肌意匠シート製造システム。
  7. 変色部を含むユーザの肌を撮影し、撮影画像を生成する撮影装置と、
    前記撮影画像から、前記変色部の色相を解析する解析部と、
    前記解析部の解析結果を用いて、前記変色部を隠蔽する肌意匠シートのデータを生成する肌意匠シートデータ生成部と、
    前記肌意匠シートのデータに基づいて、熱転写シートから受容層に染料を移行して画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層を含む肌意匠シートを作製するプリンタと、
    を備え、
    前記プリンタは、第1染料層及び第2染料層の2つのパネルが面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置された熱転写シートを加熱し、
    カバーシート、保護層及び前記受容層がこの順に積層され、前記カバーシートが前記保護層から剥離可能となっている中間転写媒体の前記受容層に、前記第1染料層及び前記第2染料層から染料を移行して前記画像を形成し、
    前記受容層に画像が形成された中間転写媒体と、剥離シート、粘着剤層及び伸縮性シートがこの順に積層された受像シートとを重ね合わせて一体化し、前記肌意匠シートを作製する、肌意匠シート製造システム。
  8. 色相の異なる複数種の肌色と、それぞれの色相に対応した前記第1染料層及び前記第2染料層の転写濃度比率とを定義した色相テーブルを格納する記憶部をさらに備え、
    前記肌意匠シートデータ生成部は、前記色相テーブルを参照して、前記第1染料層及び前記第2染料層の転写濃度比率を決定し、決定した転写濃度比率を含む前記肌意匠シートのデータを生成し、
    前記プリンタは、前記肌意匠シートのデータに含まれる前記転写濃度比率に基づいて前記第1染料層及び前記第2染料層を加熱する、請求項6又は7に記載の肌意匠シート製造システム。
  9. 撮影装置を用いて、変色部を含むユーザの肌を撮影し、撮影画像を生成する工程と、
    演算制御装置を用いて、前記撮影画像から、前記変色部の色相を解析し、解析結果に基づいて、前記変色部を隠蔽する肌意匠シートのデータを生成する工程と、
    プリンタを用いて、前記肌意匠シートのデータに基づいて、熱転写シートから受容層に染料を移行して画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層を含む肌意匠シートを作製する工程と、
    を備え、
    前記プリンタは、請求項1乃至4のいずれかに記載の熱転写シートを加熱し、剥離シート、粘着剤層及び伸縮性シートがこの順に積層された受像シートの前記伸縮性シート上に前記受容層を転写し、転写した前記受容層に前記第1染料層及び前記第2染料層から染料を移行して前記画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層上に前記保護層を転写して前記肌意匠シートを作製する、肌意匠シートの製造方法。
  10. 撮影装置を用いて、変色部を含むユーザの肌を撮影し、撮影画像を生成する工程と、
    演算制御装置を用いて、前記撮影画像から、前記変色部の色相を解析し、解析結果に基づいて、前記変色部を隠蔽する肌意匠シートのデータを生成する工程と、
    プリンタを用いて、前記肌意匠シートのデータに基づいて、熱転写シートから受容層に染料を移行して画像を形成し、前記画像が形成された前記受容層を含む肌意匠シートを作製する工程と、
    を備え、
    前記プリンタは、第1染料層及び第2染料層の2つのパネルが面順次に形成されたものを1組とし、この1組が繰り返し配置された前記熱転写シートを加熱し、
    カバーシート、保護層及び前記受容層がこの順に積層され、前記カバーシートが前記保護層から剥離可能となっている中間転写媒体の前記受容層に、前記第1染料層パネル及び前記第2染料層パネルから染料を移行して前記画像を形成し、
    前記受容層に画像が形成された中間転写媒体と、剥離シート、粘着剤層及び伸縮性シートがこの順に積層された受像シートとを重ね合わせて一体化し、前記肌意匠シートを作製する、肌意匠シートの製造方法。
  11. 前記演算制御装置は、色相の異なる複数種の肌色と、それぞれの色相に対応した前記第1染料層及び前記第2染料層の転写濃度比率とを定義した色相テーブルを参照して、前記第1染料層及び前記第2染料層の転写濃度比率を決定し、決定した転写濃度比率を含む前記肌意匠シートのデータを生成し、
    前記プリンタは、前記肌意匠シートのデータに含まれる前記転写濃度比率に基づいて前記第1染料層及び前記第2染料層を加熱する、請求9又は10に記載の肌意匠シート製造方法。
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