JP2023032811A - 加飾シート製造システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザのスマートフォンに合わせた加飾シートをオンデマンドに製造できる加飾シート製造システムを提供する。【解決手段】加飾シート製造システムは、複数のデザイン画像を記憶する記憶部と、スマートフォンの加飾面の画像を取得する画像取得部と、前記画像から、加飾領域の寸法を算出する寸法算出部と、前記複数のデザイン画像からデザイン画像の選択を受け付けるデザイン選択部と、前記選択されたデザイン画像を受像シートに形成するプリンタと、前記デザイン画像が形成された前記受像シートを、前記加飾領域の周縁に対応するカットラインに沿って切断し、加飾シートを切り出す切断部と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、加飾シート製造システムに関する。
スマートフォンを落下等の外からの衝撃から保護するスマートフォンケースが広く用いられている。スマートフォンケースは、スマートフォンを装飾することもでき、様々なデザインのスマートフォンケースが販売されている。しかし、販売されているスマートフォンケースの種類は限られており、好みのデザインが見つからないことがあった。
スマートフォンは、メーカーや機種によってサイズやカメラレンズ位置が異なっており、ユーザは自分が持っている機種に合ったスマートフォンケースを購入する必要がある。しかし、スマートフォンは次々と新しい機種(モデル)が発売されており、自分が所有しているスマートフォンのモデル名が分からず、スマートフォンケースに適合するか判断が難しいことがあった。
また、販売数の多い人気機種は色々なスマートフォンケースが販売されているが、販売数の少ない機種はスマートフォンケースが販売されていないことがあった。
本発明は、ユーザのスマートフォンに合わせた加飾シートをオンデマンドに製造できる加飾シート製造システムを提供することを課題とする。
本発明による加飾シート製造システムは、複数のデザイン画像を記憶する記憶部と、スマートフォンの加飾面の画像を取得する画像取得部と、前記画像から、加飾領域の寸法を算出する寸法算出部と、前記複数のデザイン画像からデザイン画像の選択を受け付けるデザイン選択部と、前記選択されたデザイン画像を受像シートに形成するプリンタと、前記デザイン画像が形成された前記受像シートを、前記加飾領域の周縁に対応するカットラインに沿って切断し、加飾シートを切り出す切断部と、を備えるものである
本発明によれば、ユーザのスマートフォンに合わせた加飾シートをオンデマンドに製造できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図面の縮尺は説明の便宜上のものであり、実際の寸法関係を示すものではない。
図1、図2に示すように、本発明の実施形態に係る加飾シート製造システムDは、制御部1、撮影部2、プリンタ3及び切断部4を備え、ユーザのスマートフォンSに合った加飾シート5を製造するものである。
撮影部2は、例えばデジタルカメラである。撮影部2は、複数台のカメラを有していてもよい。
プリンタ3は、例えば、図4aに示すような、基材31上に受容層32が積層された受像シート30と、染料や顔料等の色材が設けられた熱転写シート(図示略)とがセットされ、熱転写シートを加熱して受容層32に色材を転写して画像を形成する従来公知の熱転写プリンタである。プリンタ3は、金属光沢顔料、真珠光沢(パール)顔料、蛍光顔料、蓄光顔料等の特色顔料を転写するものでもよいし、ホログラムを転写するものでもよい。
切断部4は、画像が形成された受像シート30を所望のサイズに切断するものであり、例えばカッティングプロッタやレーザーカッターを用いることができる。
制御部1は、CPU、記憶部等を備え、撮影部2、プリンタ3及び切断部4と通信可能に接続されたコンピュータである。制御部1のCPUが加飾シート製造プログラムを実行することで、図3に示すように、画像取得部11、寸法算出部12、デザイン選択部13、編集部14、プリント制御部15及び切断制御部16の機能が実現される。
制御部1の記憶部10には、加飾シート用の複数のデザイン画像(テンプレート画像)が格納されている。デザイン画像は、キャラクターやゲーム画面等のコンテンツ画像、模様等である。また、別の撮影手段でユーザを撮影したユーザ画像を含んでいてもよい。
このような加飾シート製造システムDを用いた加飾シートの製造方法を説明する。まず、ユーザ(顧客)のスマートフォンSを、加飾シート製造システムDの載置面Pに置く。オペレータ(店員)が加飾シート製造システムDを操作し、処理を開始すると、撮影部2がスマートフォンSの加飾面を撮影する。加飾面は、タッチパネルとは反対側の背面である。撮影部2が、複数のカメラを用いて、複数の角度からスマートフォンSを撮影してもよい。
画像取得部11が、撮影部2から撮影画像を取得する。
寸法算出部12が、撮影画像から、スマートフォンSの加飾領域の寸法(形状)を算出する。通常、スマートフォンSは、周縁部が湾曲した構造となっており、寸法算出部12は、湾曲した部分を除いた平坦な領域を加飾領域として特定し、寸法(形状)を算出する。また、スマートフォンSの背面にはカメラレンズが設けられていることが多く、寸法算出部12は、カメラレンズを検出し、カメラレンズの部分を除いた領域を加飾領域として、寸法(形状)を算出する。
デザイン選択部13が、デザイン画像(テンプレート画像)の選択を受け付ける。例えば、選択可能な複数のデザイン画像を加飾シート製造システムDのタッチパネルに表示し、ユーザの好みのデザイン画像を選択する。
編集部14が、選択されたデザイン画像を加飾領域の寸法に合わせて編集する。例えば、加飾領域の寸法に基づいてデザイン画像の拡縮、回転、トリミング等を行う。編集は、自動で行ってもよいし、オペレータが編集操作を行ってもよい。編集処理により、プリント用画像が生成される。
プリント制御部15が、プリント用画像をプリンタ3へ送信し、受像シート30に画像を形成するようにプリンタ3を制御する。
プリンタ3の熱転写シートが色材層に加えて表面保護層を有している場合は、図4bに示すように、受容層32に画像を形成した後、受容層32上に保護層33を転写する。
切断制御部16が、加飾領域の周縁に対応するカットライン情報を切断部4へ送信し、画像が形成された受像シート30をカットライン情報に基づいて切断するように制御する。切断部4が、カットライン情報に基づいて受像シート30を切断することで、図1、図5に示すような加飾シート5が切り出され、加飾シート製造システムDから排出される。
図6に示すように、製造された加飾シート5をスマートフォンSの背面に位置合わせし、シリコンバンパー等のラバーバンド6を用いて、加飾シート5及びスマートフォンSを周縁から押さえつけて固定する。このようにして、カメラレンズの位置を含むユーザのスマートフォンSの形状に合わせた加飾シート5をオンデマンドに製造することができる。また、ラバーバンド6を外すことで、加飾シート5を容易に交換することができる。
デザインの異なる複数の加飾シート5を重ね合わせてラバーバンド6で固定してもよい。例えば、1枚の加飾シート5に選択したデザイン画像を形成し、別の加飾シート5にユーザ画像を形成してもよい。あるいはまた、複数のデザイン画像を選択し、選択したデザイン画像を1つずつ別の加飾シート5に印画してもよい。この場合、受像シート30の基材31は透明基材であることが好ましい。複数の加飾シート5を重ねることで、合成したような画像が得られる。
図4cに示すように、受像シート30は、基材31の受容層32とは反対側の面に、粘着層34及び離型紙35が順に積層されたもの(シール紙)を用いてもよい。加飾シート5の製造後、離型紙35を剥がして、粘着層34をスマートフォンSの背面に貼り合わせることで、スマートフォンSに対し受像シート30を固定することができる。この場合、ラバーバンド6は使用しなくてもよい。また、切断部4は、加飾シート5を切り出すのではなく、保護層33の表面から離型紙35の表面まで達するハーフカットを形成するものでもよい。
図4dに示すように、受像シート30は、基材31の受容層32とは反対側の面に、さらに受容層36を有するものであってもよい。この場合、基材31は透明基材を用いる。受容層36は、事前に画像が形成されていてもよいし、プリンタ3が両面に画像を形成するものであってもよい。
次に、受像シート30の各層について説明する。
基材31の材料は、特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリアミド、ポリメチルペンテン等のプラスチックの延伸または未延伸フィルムを挙げることができる。基材31の厚みは特に限定されず、例えば0.5μm以上100μm以下である。
受容層32は、熱転写プリンタの熱転写シートから移行してくる昇華染料を受容し、形成された画像を維持するためのものである。受容層32を形成するための樹脂としては、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアミド、アクリル樹脂、セルロース樹脂、ポリスルフォン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアセタール、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、およびエポキシ樹脂等が挙げられる。受容層32の厚みは特に限定されず、例えば0.5μm以上10μm以下である。
粘着層34に用いられる樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリイミド、シリコーン樹脂等、一般に粘着剤の主剤として用いられる樹脂が挙げられる。
離型紙35は、離型フィルム、セパレート紙、セパレートフィルム、セパ紙、剥離フィルム、剥離紙等の従来公知のセパレータを用いることができる。具体的には、ポリプロピレンやポリエチレン、フッ素フィルムなどが挙げられる。また、セパレータは、単層で離型性を有していてもよいが、上質紙、コート紙、含浸紙、プラスチックフィルムなどの離型紙用基材の片面または両面に離型層を形成した積層体を用いてもよい。
基材31と受容層32との間に接着層が設けられていてもよい。
上記実施形態では、撮影部2でスマートフォンSの加飾面を撮影する構成について説明したが、スキャナーを用いて加飾面をスキャンしてもよい。
上記実施形態では、撮影画像から加飾領域の寸法(形状)を算出する例について説明したが、機種毎の加飾領域の寸法を規定した機種別寸法情報を予め記憶部10に格納してもいてもよい。スマートフォンSから機種データを加飾シート製造システムDへ送信し、機種別寸法情報を参照して、スマートフォンSの加飾領域の寸法を決定する。
スマートフォンSのカメラ機能を用いて、鏡越しに自機を撮影し、撮影画像をサーバへ送信してもよい。サーバは、様々なスマートフォンの外観画像と機種データとを対応付けたデータベースを有しており、スマートフォンSから受信した撮影画像からスマートフォンSの機種を特定し、機種データをスマートフォンSに通知する。スマートフォンSは、サーバから通知された機種データを加飾シート製造システムDへ送信する。
上記実施形態では、画像形成した受像シートを、スマートフォンSの形状に合わせたサイズに切断して加飾シートを作製する例について説明したが、受像シートを透明基材に接着したものをスマートフォンSの形状に合わせたサイズに切断して、加飾シートを作製してもよい。また、中間転写媒体の転写層に画像を形成し、中間転写媒体から透明基材に転写層を転写し、転写層が転写された透明基材をスマートフォンSの形状に合わせたサイズに切断して、加飾シートを作製してもよい。透明基材の厚みは、0.5μm以上100μm以下程度が好ましい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 制御部
2 撮影部
3 プリンタ
4 切断部
5 加飾シート
2 撮影部
3 プリンタ
4 切断部
5 加飾シート
Claims (5)
- 複数のデザイン画像を記憶する記憶部と、
スマートフォンの加飾面の画像を取得する画像取得部と、
前記画像から、加飾領域の寸法を算出する寸法算出部と、
前記複数のデザイン画像からデザイン画像の選択を受け付けるデザイン選択部と、
前記選択されたデザイン画像を受像シートに形成するプリンタと、
前記デザイン画像が形成された前記受像シートを、前記加飾領域の周縁に対応するカットラインに沿って切断し、加飾シートを切り出す切断部と、
を備える加飾シート製造システム。 - 前記スマートフォンの加飾面を撮影する撮影部をさらに備え、
前記画像取得部は、前記撮影部から撮影画像を取得する、請求項1に記載の加飾シート製造システム。 - 前記撮影部は、前記スマートフォンの加飾面を複数の角度から撮影する、請求項2に記載の加飾シート製造システム。
- 前記寸法算出部は、前記画像から、前記スマートフォンの加飾面の平坦な領域を前記加飾領域として特定し、前記寸法を算出する、請求項1乃至3のいずれかに記載の加飾シート製造システム。
- 前記受像シートは、
基材と、
前記基材の一方の面に積層された受容層と、
前記基材の他方の面に順に積層された粘着層及び離型紙と、
を備える、請求項1乃至4のいずれかに記載の加飾シート製造システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021139126A JP2023032811A (ja) | 2021-08-27 | 2021-08-27 | 加飾シート製造システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021139126A JP2023032811A (ja) | 2021-08-27 | 2021-08-27 | 加飾シート製造システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023032811A true JP2023032811A (ja) | 2023-03-09 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021139126A Pending JP2023032811A (ja) | 2021-08-27 | 2021-08-27 | 加飾シート製造システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023032811A (ja) |
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2021
- 2021-08-27 JP JP2021139126A patent/JP2023032811A/ja active Pending
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