JP2023119178A - バックドアロック構造 - Google Patents

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大睦 藤八
Hiromutsu Tohachi
誠一郎 永野
Seiichiro Nagano
広喜 浅野
Hiroki Asano
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【課題】車両の後面衝突時にロックとストライカとの係合が解除されることを抑制することができるバックドアロック構造を提供する。【解決手段】バックドアロック構造10は、互いに係合可能なロック20及びストライカ30のうちの一方である第1ロック部材が設けられたバックドア2と、ロック20及びストライカ30のうちの他方である第2ロック部材が設けられた車体1とを備える。バックドア2は、インナパネル2bと、アウタパネル2aと、インナパネル2bとアウタパネル2aとの間に設けられた補強パネル6と、インナパネル2bにおける補強パネル6側の面に配置され、インナパネル2bに第1ロック部材と共に結合された取付部材40とを有する。取付部材40は、補強パネル6に、第1ロック部材への所定荷重の入力により分離可能に固定される。【選択図】図4

Description

本発明は、バックドアロック構造に関するものである。
従来、互いに係合可能なロック及びストライカのうちの一方が設けられたバックドアと、ロック及びストライカのうちの他方が設けられた車体とを備えるバックドア構造が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、車体に回動開閉可能に支持された開閉体と、開閉体と車体とのいずれか一方に固定されたストライカと、開閉体と車体との他方に設けられたロック装置とを具備する自動車が開示されている。この特許文献1では、ストライカとロック装置との係合を解除したときに開閉体が受ける衝撃によって開閉体に発生する振動を抑えるための補強部材が、開閉体に固定される。
特開2010-106504号公報
しかし、特許文献1の構造では、ストライカが補強部材と共締めされてバックドアのインナパネルに固定されているため、バックドアの下端よりも低い位置で車両の後面衝突が生じた場合には、バックドアに下端を車体前方へ移動させようとする力が作用する。このため、バックドアが変形しにくい場合には、ロックとストライカとの係合が解除され得る。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、車両の後面衝突時にロックとストライカとの係合が解除されることを抑制することができるバックドアロック構造を提供することである。
本発明の一態様に係わるバックドアロック構造は、互いに係合可能なロック及びストライカのうちの一方である第1ロック部材が設けられたバックドアと、ロック及びストライカのうちの他方である第2ロック部材が設けられた車体とを備える。バックドアは、インナパネルとアウタパネルとの間に設けられた補強パネルと、インナパネルにおける補強パネル側の面に配置され、インナパネルに第1ロック部材と共に結合された取付部材とを有する。取付部材は、補強パネルに、第1ロック部材への所定荷重の入力により分離可能に固定される。
本発明によれば、車両の後面衝突時にロックとストライカとの係合が解除されることを抑制することができるバックドアロック構造を提供することができる。
図1は、一実施形態に係わるバックドアロック構造が適用される車両後部を示す概略的な斜視図である。 図2は、図1に示す車両後部の概略的な側断面図である。 図3は、バックドアの概略的な分解斜視図である。 図4は、図3の要部拡大図である。 図5は、図4のA線矢視に相当する平面図である。 図6は、バックドアの要部拡大の側断面図である。 図7は、図6のB-B線による断面図である。 図8は、取付部材が補強パネルから分離した状態を示すバックドアの要部拡大の側断面図である。 図9は、図8のC-C線による断面図である。 図10は、衝突直前の状態を示す車両後部の概略的な断面図である。 図11は、衝突後の状態を示す車両後部の概略的な断面図である。
図面を参照して、実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
[バックドアロック構造の構成]
図1~図11を参照して、本実施形態に係わるバックドアロック構造10の構成を説明する。なお、図面において、車両前側をFR、車両後側をRR、車幅方向右側をRH、車幅方向左側をLHと示す。
図1~図7に示すように、バックドアロック構造10は、車体1と、バックドア2と、ロック20と、ストライカ30とを備える。
車体1の後部には、車体1の開口部3の一部を形成するリヤエンドクロスメンバ4が配置されている。リヤエンドクロスメンバ4は、アウタパネル4aと、インナパネル4bとを有して閉断面を形成している。リヤエンドクロスメンバ4の前方側面部には、ロック20を取り付けるためのロックプレート5がボルト51及びナット52を用いて取り付けられている。
バックドア2は、前方側端部に設けられたヒンジ部(図示せず)を回動中心として、車体1の開口部3に対して開閉可能に車体1に取り付けられている。バックドア2は、アウタパネル2aと、インナパネル2bとを有して閉断面を形成している。
バックドア2におけるアウタパネル2aとインナパネル2bとの間には、補強パネル6が配置されている。補強パネル6は、アッパパネル6aと、ロアパネル6bとを有して閉断面を形成している。補強パネル6のロアパネル6bには、後述するストライカ30の固定に用いるボルト53の軸部及びナット54が挿通される挿通孔部6cが設けられている。
図3に示す補強パネル6の他にも補強パネルが配置されるが、これら他の補強パネルは図示省略している。
ロック20は、車体1の開口部3に設けられたロックプレート5にボルト及びナット(図示せず)を用いて取り付けられており、バックドアを閉じたときにストライカ30と係合する。
バックドア2のインナパネル2bにおける補強パネル6側とは反対側の面には、ストライカ30のベースプレート31が配置されている。その一方、バックドア2のインナパネル2bにおける補強パネル6側の面には、取付部材40の取付部材本体41が配置されている。ベースプレート31と取付部材本体41とが、ボルト53及びナット54によってインナパネル2bに共締めされている。すなわち、ストライカ30は、インナパネル2bに取付部材40と共に結合されている。
取付部材40は、補強パネル6に、ストライカ30への所定荷重の入力により分離可能に固定されている。
取付部材40の取付部材本体41が、補強パネル6のロアパネル6bに接着シート42により固定されている。接着シート42は、所定荷重の入力により容易に分離可能な易分離部を構成する。この易分離部は、接着シート42には限定はされず、リベット、クリップ等により構成されてもよい。
また、取付部材40は、取付部材本体41の左右両端部から車体幅方向外側に向けてそれぞれ延在する一対の取付片部43,43と、取付部材本体41と取付片部43との間に形成され、所定荷重の入力により容易に破断可能な易破断部44とを有する。取付片部43は、補強パネル6のロアパネル6bにリベット57を用いて固定されている。
本実施形態では、互いに係合可能なロック20及びストライカ30のうち、ロック20を車体1の開口部3に設け、ストライカ30をバックドア2に設けている。しかしながら、これとは反対に、ロック20をバックドア2に設け、ストライカ30を車体1の開口部3に設けてもよい。
[車両の後面衝突時におけるバックドアロック構造の動作]
次に、図8~図11を参照して、路面等の干渉物(例えば、バリア7)に車両後部が衝突したときのバックドアロック構造10の動作を説明する。
図10に示すように、車両(車体1)が図中右側から図中左側(後方側)に移動して、バリア7に対して、車体1の後部がバックドア2の下端BEよりも下方の箇所において衝突したとする。
バックドア2の下端BEよりも低い位置で車両の後面衝突が生じると、ストライカ30を介してバックドア2の下端BEを前方側へ移動させようとする力が作用する。この場合には、ストライカ30及びバックドア2のインナパネル2bが前方側へ移動することに伴い、取付部材40が補強パネル6から分離する。
図8及び図9に示すように、所定荷重の入力により、易分離部を構成する接着シート42が剥離すると共に、易破断部44が破断するため、取付部材40の取付部材本体41が補強パネル6のロアパネル6bから分離する。
取付部材40の取付部材本体41が補強パネル6のロアパネル6bから分離することにより、図11に示すように、ストライカ30がバックドア2のインナパネル2bの変形を伴って前方側へ移動することが許容される。このため、ロック20とストライカ30との係合が解除されてバックドア2が開くことを抑制することができる。
[作用効果等]
以下に、本実施形態に係わる作用効果を説明する。
(1)バックドアロック構造10は、互いに係合可能なロック20及びストライカ30のうちの一方である第1ロック部材が設けられたバックドア2と、ロック20及びストライカ30のうちの他方である第2ロック部材が設けられた車体1とを備える。バックドア2は、インナパネル2bと、アウタパネル2aと、インナパネル2bとアウタパネル2aとの間に設けられた補強パネル6とを有する。また、バックドア2は、インナパネル2bにおける補強パネル6側の面に配置され、インナパネル2bに第1ロック部材(本実施形態では、ストライカ30)と共に結合された取付部材40とを有する。取付部材40は、補強パネル6に、第1ロック部材(ストライカ30)への所定荷重の入力により分離可能に固定される。
本実施形態では、ストライカ30が、インナパネル2bにおける補強パネル6側の面に配置される取付部材40と共にインナパネル2bに結合され、取付部材40は、補強パネル6に、ストライカ30への所定荷重の入力により分離可能に固定される。バックドア2の下端BEよりも低い位置で車両の後面衝突が生じると、ストライカ30を介してバックドア2の下端BEを前方側へ移動させようとする力が作用する。この場合には、ストライカ30及びバックドア2のインナパネル2bが前方側へ移動することに伴い、取付部材40が補強パネル6から分離する。よって、ストライカ30がバックドア2のインナパネル2bの変形を伴って前方側へ移動することが許容され、ロック20とストライカ30との係合が解除されてバックドア2が開くことを抑制することができる。
(2)取付部材40は、補強パネル6に接着シート42により固定される。
取付部材40が接着シート42により固定されるため、接着シート42に用いる接着剤の特性により取付部材40を補強パネル6から分離させる力を極力弱くすることができる。また、接着シート42の接着面積等を適宜に設定することにより、前述の取付部材40を補強パネル6から分離させる力の調整が容易である。さらに、接着シート42による取付部材40と補強パネル6との接合(接着)には、接合の作業が溶接等と比較して容易であるという利点もある。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
1 車体
2 バックドア
2a アウタパネル
2b インナパネル
6 補強パネル
10 バックドアロック構造
20 ロック
30 ストライカ
40 取付部材
42 接着シート

Claims (2)

  1. 互いに係合可能なロック及びストライカのうちの一方である第1ロック部材が設けられたバックドアと、
    前記ロック及び前記ストライカのうちの他方である第2ロック部材が設けられた車体と、を備え、
    前記バックドアは、
    インナパネルと、
    アウタパネルと、
    前記インナパネルと前記アウタパネルとの間に設けられた補強パネルと、
    前記インナパネルにおける前記補強パネル側の面に配置され、前記インナパネルに前記第1ロック部材と共に結合された取付部材と、を有し、
    前記取付部材は、前記補強パネルに、前記第1ロック部材への所定荷重の入力により分離可能に固定されている、
    バックドアロック構造。
  2. 前記取付部材は、前記補強パネルに接着シートにより固定されている、
    請求項1に記載のバックドアロック構造。
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