JP2023116891A - 油圧センサの設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】転倒時の油圧センサの破損を抑えると共に油圧センサのメンテナンス性を向上できる油圧センサの設置構造を提供する。【解決手段】油圧センサ(85)の設置構造は、一方向に長いメインギャラリ(38)が形成されたクランクケース(22)と、前記クランクケースの外面に着脱可能に設置された油圧センサと、を備えている。前記油圧センサは前記メインギャラリの一端部から分岐した分岐通路の油圧を検出している。車両下面視にて、前記油圧センサのコネクタ(86)が車両外側に向けられており、前記油圧センサのコネクタが前記クランクケースに重なっている。【選択図】図7

Description

本発明は、油圧センサの設置構造に関する。
高出力、低燃費、低排気ガスを目的として、エンジンの運転状態に応じて可変動弁装置によってバルブの開閉タイミングを制御する可変バルブタイミングシステムが採用されている。可変バルブタイミングシステムとして、シリンダヘッドの外面に設置したオイルコントロールバルブによって可変動弁装置に対する油圧を制御するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。オイルの供給元からオイルコントロールバルブに向かうオイル通路の途中に油圧センサが取り付けられ、オイルコントロールバルブから可変動弁装置に供給される油圧が検出されている。
特許第5345448号公報
ところで、エンジンに対する油圧センサの設置個所によっては転倒時に油圧センサが破損するおそれがある。また、油圧センサにオイル中のコンタミが付着すると検出精度が低下するが、油圧センサの設置個所によっては定期的なメンテナンスが困難になっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、転倒時の油圧センサの破損を抑えると共に油圧センサのメンテナンス性を向上できる油圧センサの設置構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様の油圧センサの設置構造は、一方向に長いメインギャラリが形成されたクランクケースと、前記クランクケースの外面に着脱可能に設置された油圧センサと、を備え、前記油圧センサは前記メインギャラリの一端部から分岐した分岐通路の油圧を検出し、車両下面視にて、前記油圧センサのコネクタが車両外側に向けられており、前記油圧センサのコネクタが前記クランクケースに重なっていることで上記課題を解決する。
本発明の一態様の油圧センサの設置構造によれば、メインギャラリの一端部側でコネクタが車両外側に向けられているため、クランクケースから油圧センサを容易に取り外すことができる。油圧センサに付着したコンタミを定期的に取り除いて、油圧センサの検出精度を向上させることができる。また、油圧センサのコネクタがクランクケースに重なっているため、車両の転倒時に油圧センサが破損することを防止することができる。
本実施例の車両前部の右側面図である。 本実施例のエンジン周辺の右側面図である。 本実施例のエンジン周辺の前面図である。 本実施例のオイルコントロールバルブの正面図及び背面図である。 本実施例のオイル通路の模式図である。 本実施例の外部配管及び油圧センサの設置個所の側面図である。 本実施例の外部配管及び油圧センサの設置個所の下面図である。 本実施例のクランクケースの内部のオイル通路の模式図である。 本実施例の可変バルブタイミングシステムの模式図である。 変形例の油圧センサの斜視図である。 変形例のクランクケースの内部のオイル通路の模式図である。
本発明の一態様の油圧センサの設置構造では、クランクケースに一方向に長いメインギャラリが形成されている。クランクケースの外面に油圧センサが着脱可能に設置されており、油圧センサによってメインギャラリの一端部から分岐した分岐通路の油圧が検出されている。車両下面視にてメインギャラリの一端部側で油圧センサのコネクタが車両外側に向けられており、クランクケースから油圧センサを容易に取り外すことができる。油圧センサに付着したコンタミを定期的に取り除いて、油圧センサの検出精度を向上させることができる。また、油圧センサのコネクタがクランクケースに重なっているため、車両の転倒時に油圧センサが破損することを防止することができる。
以下、添付図面を参照して、本実施例について詳細に説明する。図1は本実施例の車両前部の右側面図である。また、以下の図では、矢印FRは車両前方、矢印REは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
図1に示すように、鞍乗型車両1は、ツインスパー型の車体フレーム10にエンジン21や電装系等の各種部品を搭載して構成されている。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11から左右に分岐して後方に延びる一対のメインフレーム12と、一対のメインフレーム12の前部から下方に延びる一対のダウンフレーム13と、を有している。一対のメインフレーム12は、エンジン21の上方を通ってエンジン21の後方に回り込むように湾曲している。一対のメインフレーム12によってエンジン21の上側及び後側が懸架され、一対のダウンフレーム13によってエンジン21の前側が懸架されている。
ヘッドパイプ11にはステアリングシャフト(不図示)を介してフロントフォーク14が操舵可能に支持されている。フロントフォーク14の下部には前輪15が回転可能に支持されている。エンジン21の前方には、エンジン21の冷却水を放熱するラジエータ(熱交換器)16が設けられている。ラジエータ16の上部はアッパブラケット17を介してメインフレーム12に支持され、ラジエータ16の下部はロアブラケット18を介してエンジン21に支持されている。ラジエータ16の背面には、車両の停止時等にラジエータ16の熱気を吸い込む冷却ファン19が取り付けられている。
エンジン21は、左右方向に4本の気筒を並べた並列4気筒エンジンであり、クランクシャフト(不図示)を収納したクランクケース22を有している。クランクケース22の上部には、シリンダ25、シリンダヘッド26、シリンダヘッドカバー27を積層したシリンダアッセンブリが取り付けられている。クランクケース22の下部には、潤滑及び冷却用のオイルが貯留されるオイルパン28が取り付けられている。クランクケース22の左側面には、クラッチカバー31やスタータギアカバー32、33等のエンジンカバーが取り付けられている。エンジン21の前面からは下方に複数の排気管34が延びている。
エンジン21には吸気バルブ(不図示)の開閉タイミングを制御する油圧制御式の可変バルブタイミングシステムが搭載されている。シリンダヘッド26及びシリンダヘッドカバー27の内側には可変動弁装置60(図9参照)が収容されており、シリンダ25の外面にはオイルコントロールバルブ40が設置されている。可変動弁装置60及びオイルコントロールバルブ40はエンジン21内の各種オイル通路を通じて接続されている。オイルコントロールバルブ40によって可変動弁装置60に対する油圧が制御されることで、可変動弁装置60に対する油圧よって吸気バルブの開閉タイミングが変化される。
このようなエンジン21のクランクケース22には油圧センサ85が設置されており、油圧センサ85によってクランクケース22のオイル通路の油圧が検出されている。オイル通路のオイル中にはコンタミが含まれており、油圧センサ85にコンタミが付着すると検出精度が低下する。油圧センサ85を定期的に取り外して洗浄するために、クランクケースで取り外し易い箇所に油圧センサ85を設置する必要がある。また、油圧センサ85の取り外し易さだけでなく、車両の転倒時の破損を考慮した位置に油圧センサ85を設置しなければならない。
そこで、本実施例の油圧センサ85の設置構造では、クランクケース22の下部に形成されたデッドスペースを利用して油圧センサ85が着脱可能に設置されている。油圧センサ85が車両外側に向けられているため、油圧センサ85が取り外し易くなってメンテナンス性が向上される。また、油圧センサ85がクランクケース22から車幅方向外側に大きくはみ出さないように設置されて、車両の転倒時の油圧センサ85の破損が防止されている。このように、クランクケース22において、着脱性と保護性を考慮した位置に油圧センサ85が設置されている。
図2及び図3を参照して、オイルコントロールバルブのレイアウトについて説明する。図2は本実施例のエンジン周辺の右側面図である。図3は本実施例のエンジン周辺の前面図である。
図2に示すように、エンジン21のクランクケース22は、アッパケース23及びロアケース24を含む上下割構造になっている。アッパケース23及びロアケース24の合わせ面には、クランクシャフト等の各種シャフトが支持されている。ロアケース24の下面にはオイルパン28が固定され、アッパケース23の上面にはシリンダ25が固定されている。シリンダ25の上面にはシリンダヘッド26が固定され、シリンダヘッド26の上面にはシリンダヘッドカバー27が固定されている。シリンダヘッド26及びクランクケース22が車体フレーム10に懸架されている。
車体フレーム10の前側部分はメインフレーム12とダウンフレーム13に分岐している。メインフレーム12はシリンダヘッド26の側方を上面から後面に向かって斜めに横切っており、ダウンフレーム13は下方に向かって前後幅が狭まるように側面視略三角形状に形成されている。メインフレーム12によってシリンダヘッド26の後側が側方から覆われ、ダウンフレーム13によってシリンダヘッド26の前側が側方から覆われている。メインフレーム12の延在方向の途中部分にシリンダヘッド26の後側が懸架され、ダウンフレーム13の下頂部にシリンダヘッド26の前側が懸架されている。
車両側面視にて、シリンダヘッド26の側面には、メインフレーム12の下縁、ダウンフレーム13の後縁、シリンダヘッド26の下面に囲まれた三角領域(領域)が形成されている。シリンダヘッド26の三角領域はメインフレーム12及びダウンフレーム13の間から側方に露出しているが、オイルコントロールバルブ40に対して三角領域の広さが足りていない。このため、シリンダヘッド26の三角領域の下方であるシリンダ25の右側面(外面)にオイルコントロールバルブ40が設置されている。なお、このシリンダ25の側面はカムチェーン室58(図6参照)の外壁によって形成されている。
シリンダヘッド26の三角領域には、後述する一対のオイルパイプ64、65(図5参照)用の挿入口を塞ぐ一対のプラグキャップ66、67が設置されている。車両側面視にてプラグキャップ66、67は車体フレーム10を避けているため、車体フレーム10にエンジン21が懸架された状態でもプラグキャップ66、67を介してオイルパイプ64、65が着脱可能になってメンテナンス性が向上される。プラグキャップ66、67がダウンフレーム13の後縁に沿って設置されるためダウンフレーム13を形状変更する必要がない。このとき、車両後方のプラグキャップ67が車両前方のプラグキャップ66よりも上方に位置し、プラグキャップ66、67が上下方向で一部が重なることでプラグキャップ66、67の設置領域が狭められている。
オイルコントロールバルブ40は、バルブスプール(不図示)が収容されたバルブハウジング41と、バルブスプールを進退するソレノイド42と、によって略円筒状に形成されている。ソレノイド42によってバルブスプールが進退されることで、オイルコントロールバルブ40内のオイル通路が切り替えられている。オイルコントロールバルブ40の軸方向がシリンダヘッド26とシリンダ25の合わせ面と平行になるようにオイルコントロールバルブ40が傾けられている。バルブハウジング41の後側にソレノイド42が設けられており、ソレノイド42がバルブハウジング41よりも上方に位置している。
バルブハウジング41の内側には金属粉等のコンタミが発生するおそれがあるが、バルブハウジング41からソレノイド42にコンタミが入り込み難くなっている。すなわち、バルブハウジング41よりもソレノイド42が上方になるようにオイルコントロールバルブ40が傾けられているため、オイルによってコンタミがバルブハウジング41からソレノイド42に運ばれることが防止されている。ソレノイド42側にコンタミが溜まることがないため、コンタミによってオイルコントロールバルブ40が破損することが防止されている。なお、オイルコントロールバルブ40の詳細については後述する。
シリンダ25の外面にオイルコントロールバルブ40が設置されるため、シリンダヘッド26を懸架する車体フレーム10にオイルコントロールバルブ40が干渉することがない。よって、車体フレーム10が車幅方向外側に張り出すことがなく、鞍乗型車両1の大型化が抑えられている。また、エンジン21の重心がクランクケース22に位置しているため、オイルコントロールバルブ40がエンジン21の重心に近づけられている。このため、クランクケース22からオイルコントロールバルブ40への振動の伝搬が小さくなって、オイルコントロールバルブ40の耐久性が向上される。
車両側面視にて、シリンダヘッド26とシリンダ25がシリンダ軸線を挟んだ両側で2本のボルト36によって固定され、シリンダ25とクランクケース22がシリンダ軸線を挟んだ両側で2本のボルト37によって固定されている。これら4本のボルト36、37に重ならないようにオイルコントロールバルブ40が設置されて、オイルコントロールバルブ40が車幅方向外側に突き出されることが防止されている。この場合、上側の2本のボルト36の間隔が下側の2本のボルト37の間隔よりも広く、オイルコントロールバルブ40はシリンダヘッド26寄りに位置付けられている。
オイルコントロールバルブ40の下方には、スタータギア(不図示)を側方から覆うスタータギアカバー32、33が設けられている。スタータギアカバー32、33の後方には、クラッチ(不図示)を側方から覆うクラッチカバー31が設けられている。スタータギアカバー32の上部はシリンダ25側にはみ出しているが、スタータギアカバー33とソレノイド42の干渉は抑えられている。なお、スタータギアカバー32、33とクラッチカバー31が別々のエンジンカバーとして形成されているが、スタータギアカバー32、33とクラッチカバー31が1つのエンジンカバーとして形成されていてもよい。
図2及び図3に示すように、スタータギアカバー32、33及びクラッチカバー31はシリンダ25の側面よりも車幅方向外側に膨出している。車両前面視にて、オイルコントロールバルブ40がスタータギアカバー32、33、クラッチカバー31、ダウンフレーム13よりも車幅方向内側に位置付けられている。また、オイルコントロールバルブ40がスタータギアカバー32、33とダウンフレーム13の間に位置付けられている。車両の転倒時にはスタータギアカバー32、33、クラッチカバー31、ダウンフレーム13によってオイルコントロールバルブ40が保護される。
クランクケース22の下部には車幅方向に長いメインギャラリ38が形成されている。メインギャラリ38は、オイルポンプ(不図示)からのオイルをクランクシャフトのジャーナル軸受(不図示)等のエンジン21の各部に向けて供給している。メインギャラリ38とオイルコントロールバルブ40が外部配管39によって接続されている。メインギャラリ38の右側(車幅方向一方側)に外部配管39の一端部(下端部)が接続され、エンジン21(シリンダ25)の右側面に設置されたオイルコントロールバルブ40に外部配管39の他端部(上端部)が接続されている。
バルブタイミングの制御用のオイルには高い油圧が必要であるため、外部配管39を通じてメインギャラリ38からオイルコントロールバルブ40にダイレクトにオイルが供給されている。メインギャラリ38からクランクケース22内のオイル通路を通らずに、メインギャラリ38からオイルコントロールバルブ40にオイルが送り込まれている。これにより、オイル通路の圧力損失が抑えられて、オイルコントロールバルブ40に高い油圧のオイルが供給される。なお、外部配管39は、パイプで構成されてもよいし、パイプ及びチューブで構成されてもよい。
車両側面視にて、外部配管39の一端部がクランクケース22の下部にユニオンボルトを介して固定されている(図2参照)。外部配管39は、メインギャラリ38から車両前方に延出して、排気管34の後方でクランクケース22を下側から回り込んで上方に延び、ダウンフレーム13の下方で車両後方に曲げられている。そして、外部配管39の他端部がオイルコントロールバルブ40にユニオンボルトを介して固定されている。このように、外部配管39がエンジン21の右側でダウンフレーム13よりも下方に位置付けられている。外部配管39が短くなって、圧力損失が低減されて可変動弁装置60の作動精度を向上されると共にバンク角等にも対応し易くなる。
車両前面視にて、クランクケース22の右側面にスタータギアカバー32、33、クラッチカバー31等のエンジンカバーが取り付けられている(図3参照)。クランクケース22の上方のシリンダヘッド26の前面から下方に排気管34が延出しており、外部配管39の一端部(下端部)が排気管34によって前方から覆われている。外部配管39が排気管34の裏側から右側(車幅方向一方側)に突き出しており、各種エンジンカバーと排気管34の間を通って外部配管39がオイルコントロールバルブ40に向かって延びている。
外部配管39が各種エンジンカバーよりも車幅方向内側に位置しているため、車両の転倒時には各種エンジンカバー及びダウンフレーム13によって外部配管39が保護される。また、外部配管39の一端部は路面に近づけられているが、排気管34によって外部配管39の一端部が保護されている。さらに、各種エンジンカバーから右側に外部配管39がはみ出さずに排気管34から外部配管39が離されている。外部配管39に対する排気管34の熱の影響が抑えられ、走行風によって外部配管39が冷却されるため、外部配管39内の油温の上昇を抑えることができる。
クランクケース22の外面には油圧センサ85が着脱可能に設置されている。油圧センサ85は、クランクケース22に形成されたオイル通路の油圧を検出している。油圧センサ85は外部配管39の一端部付近で油圧を検出して、可変バルブタイミングを制御するために外部配管39内の油圧を監視するだけでなく、エンジン21各部に潤滑用にオイルを供給するためにエンジン21内の油圧を監視している。油圧センサ85は各種エンジンカバーよりも車幅方向内側に位置しているため、車両の転倒時には各種エンジンカバー及びダウンフレーム13によって油圧センサ85が保護される。
シリンダヘッド26の前方には、前面視矩形状のラジエータ16が設けられている。ラジエータ16は、上部が下部よりも前方に位置するように傾けられている。ラジエータ16は、上面視アーチ状に湾曲したラウンドタイプのラジエータであり、ラジエータ16の背面には車幅方向でオイルコントロールバルブ40側(右側)に冷却ファン19が取り付けられている。車両前面視にて、ラジエータ16よりも車幅方向外側でダウンフレーム13よりも下方にオイルコントロールバルブ40が設置され、オイルコントロールバルブ40の前方で走行風がラジエータ16及びダウンフレーム13に遮られ難くなっている。
オイルコントロールバルブ40はソレノイドバルブであるため、ソレノイド42の通電によってオイルコントロールバルブ40が発熱し易くなっている。このため、オイルコントロールバルブ40が走行風によって冷却されることで、オイルコントロールバルブ40とオイルの温度上昇に起因した可変動弁装置60の作動性の悪化が抑えられている。上記したように、ソレノイド42がバルブハウジング41の後側に位置付けられて、ラジエータ16からソレノイド42が離されている。ラジエータ16からの熱がソレノイド42に伝わり難くなってソレノイド42の温度上昇が抑えられている。
車両側面視にて、ダウンフレーム13の下端が冷却ファン19の下端を送風方向に延ばした延長線L上に位置付けられており、この延長線Lよりも下方にオイルコントロールバルブ40が位置付けられている。ラジエータ16の排風がオイルコントロールバルブ40に当り難くなって、オイルコントロールバルブ40とオイルの温度上昇に起因した可変動弁装置60の作動性の悪化が抑えられる。また、車両前面視にて、ダウンフレーム13によってオイルコントロールバルブ40のソレノイド42が覆われており、ラジエータ16の排風がダウンフレーム13に遮られてソレノイド42の温度上昇が抑えられている。
図4を参照して、オイルコントロールバルブについて説明する。図4は本実施例のオイルコントロールバルブの正面図及び背面図である。なお、図4(A)がオイルコントロールバルブの正面図、図4(B)がオイルコントロールバルブの背面図を示している。
図4(A)及び図4(B)に示すように、オイルコントロールバルブ40のバルブハウジング41は、シリンダ25の側面に設置される設置板43と、設置板43から外方に膨出する円筒ケース44と、を有している。設置板43の外縁には円筒ケース44を囲む3箇所にネジ止め用の固定穴45が形成されている。また、設置板43の下部には外部配管39(図2参照)が接続される供給口46が形成されている。円筒ケース44にはソレノイド42から延びるバルブスプールが挿し込まれている。バルブスプールによって供給口46から入り込んだオイルの送り先が切り替えられている。
設置板43の背面には設置板43の背面とシリンダ25の側面の隙間を封止するOリング47が装着されている。Oリング47の内側には供給口46、入力ポート51、進角ポート52、遅角ポート53、ドレンポート54が形成されている。供給口46は、シリンダ25に形成されたオイル通路を通じて入力ポート51に連通されている。入力ポート51にはフィルタ55が設置されており、フィルタ55を通過することでオイルが濾過される。入力ポート51は、バルブスプールの位置に応じて進角ポート52、遅角ポート53、ドレンポート54のいずれか1つに連通されている。
供給口46から入力ポート51にオイルが入り込むと、入力ポート51のフィルタ55で濾過されたオイルが円筒ケース44に入力される。ソレノイド42によってバルブスプールが動かされることで、入力ポート51が進角ポート52及び遅角ポート53のいずれか一方に連通され、ドレンポート54が進角ポート52及び遅角ポート53のいずれか他方に連通される。これにより、後述する可変動弁装置60(図9参照)の進角室S1及び遅角室S2のいずれか一方に向けてオイルコントロールバルブ40からオイルが供給され、いずれか他方からオイルコントロールバルブ40に向けて余剰のオイルが排出される。
図5を参照して、エンジン内のオイル通路について説明する。図5は本実施例のオイル通路の模式図である。
図5に示すように、エンジン21のシリンダ25及びシリンダヘッド26にカムチェーン室58が形成されている。カムチェーン室58にはカムチェーン59が収容されており、カムチェーン59は吸気側カムスプロケット71及び排気側カムスプロケット81に掛け渡されている。吸気側カムスプロケット71には吸気側カムシャフト72が固定されており、排気側カムスプロケット81には排気側カムシャフト82が固定されている。吸気側カムシャフト72及び排気側カムシャフト82には、カムチェーン59を介してクランクシャフト(不図示)が連結されている。
吸気側カムシャフト72及び排気側カムシャフト82は、カムハウジング91によって回転可能に支持されている。カムハウジング91は、シリンダヘッド26上に固定された支持壁であり、カムシャフト72、82の上半部を支持するアッパハウジング92と、カムシャフト72、82の下半部を支持するロアハウジング93と、を有している。シリンダヘッド26の内側で吸気側カムシャフト72の一端部に可変動弁装置60が取り付けられている。可変動弁装置60は、油圧によって吸気側カムシャフト72を進角又は遅角させて、吸気バルブ(不図示)の開閉タイミングを変化させている。
カムチェーン室58の外壁となるシリンダ25の外面(側面)にオイルコントロールバルブ40が設置されている。オイルコントロールバルブ40は可変動弁装置60に対する油圧を制御している。オイルコントロールバルブ40の進角ポート52(図4(B)参照)から可変動弁装置60に向かって進角通路100が延びており、オイルコントロールバルブ40の遅角ポート53(図4(B)参照)から可変動弁装置60に向かって遅角通路105が延びている。進角通路100には吸気バルブの開閉タイミングを進角させるオイルが通り、遅角通路105には吸気バルブの開閉タイミングを遅角させるオイルが通っている。
油圧制御用の進角通路100及び遅角通路105は、オイルコントロールバルブ40からカムチェーン室58の外壁に入り込んでいる。そして、進角通路100及び遅角通路105は、シリンダ25側からシリンダヘッド26側に向かった後に、カムチェーン室58を横断してカムチェーン室58の内壁を通じて可変動弁装置60に向かっている。この場合、カムチェーン室58の外壁はシリンダ25の外壁、シリンダヘッド26の外壁、クランクケース22の外壁によって形成されており、カムチェーン室58の内壁はシリンダ25の内壁、シリンダヘッド26の内壁、クランクケース22の内壁、カムハウジング91によって形成されている。
シリンダヘッド26の外壁と内壁が一対のオイルパイプ64、65によって接続されている。一対のオイルパイプ64、65は、カムチェーン59の内側を通ってカムチェーン室58を横断している。オイルパイプ64、65は着脱可能に設置されているため、カムチェーン59の組み付け時に一対のオイルパイプ64、65が障害になることがない。一対のオイルパイプ64、65が着脱可能であるため、エンジン21に対するカムチェーン59の組み付け後に一対のオイルパイプ64、65を挿し込むことが可能になっている。これにより、カムチェーン59の内側のデッドスペースが有効利用される。
カムチェーン室58の外壁では、進角通路100及び遅角通路105がシリンダ25の外壁からシリンダヘッド26の外壁に向かってシリンダ軸線と平行に延びている。このとき、進角通路100が前側、遅角通路105が後側に位置付けられており、進角通路100よりも遅角通路105が高い位置まで延びている。カムチェーン室58の外壁と内壁の間では、進角通路100及び遅角通路105が一対のオイルパイプ64、65の内側を通ってシリンダ軸線と直交方向に延びている。このように、一対のオイルパイプ64、65によって進角通路100及び遅角通路105の横断箇所が形成されている。
カムチェーン室58の内壁では、進角通路100及び遅角通路105がシリンダヘッド26の外壁からカムハウジング91に向かってシリンダ軸線と平行に延びている。進角通路100は、ロアハウジング93を貫通してロアハウジング93とアッパハウジング92の合わせ面151まで延びた後に、当該合わせ面151を通って進角溝131に側方から連なっている。遅角通路105は、シリンダヘッド26とロアハウジング93の合わせ面152を通って遅角溝132の下方まで延びた後に、ロアハウジング93を貫通して遅角溝132に下方から連なっている。進角溝131及び遅角溝132は吸気側カムシャフト72を通じて可変動弁装置60に連なっている。
シリンダ25及びシリンダヘッド26には、シリンダ軸線に平行な直線通路と直線通路に直交する直交通路によって進角通路100及び遅角通路105が形成されている。このため、進角通路100及び遅角通路105におけるオイルの圧力損失が低減されると共にシリンダ25及びシリンダヘッド26に対して進角通路100及び遅角通路105を容易に加工することができる。シリンダ25及びシリンダヘッド26では、進角通路100と遅角通路105が平行に並んでいる。このため、前後方向において進角通路100と遅角通路105が近づけられてエンジン21の大型化が抑えられている。
カムチェーン室58の外壁のシリンダ25側には、オイルコントロールバルブ40のドレンポート54(図4(B)参照)に連なるドレン穴109(特に図9参照)が形成されている。ドレン穴109の下方にはカムチェーン59の内周面が位置付けられており、カムチェーン59に向けてドレン穴109からオイルが排出される。ドレン穴109から落下したオイルがカムチェーン59に供給され、カムチェーン59と吸気側カムスプロケット71及び排気側カムスプロケット81の噛み合い箇所が適度に潤滑されてカムチェーン59の耐久性が向上される。また、オイルをカムチェーン59に向かわせるためのガイドや複雑な加工が不要である。
図6から図8を参照して、外部配管及び油圧センサの設置構造について説明する。図6は、本実施例の外部配管及び油圧センサの設置個所の側面図である。図7は、本実施例の外部配管及び油圧センサの設置個所の下面図である。図8は、本実施例のクランクケースの内部のオイル通路の模式図である。
図6及び図7に示すように、クランクケース22の側面からスタータギアカバー33が車幅方向外側に膨出しており、スタータギアカバー33の下側のデッドスペースが油圧センサ85や外部配管39の設置スペースとして利用されている。スタータギアカバー33の下側部分にはメインギャラリ38の一端部を塞ぐプラグキャップ88が設置されている。外部配管39の一端部は、オイルコントロールバルブ40が設置されたエンジン右側(車幅方向一方側)において、プラグキャップ88よりも車幅方向内側でメインギャラリ38に下側から接続されている。
メインギャラリ38の一端部から上方に分岐通路123(図8参照)が延びており、分岐通路123はクランクシャフトのジャーナル軸受に向かっている。プラグキャップ88の上側で分岐通路123内の油圧が油圧センサ85によって検出されている。このように車両側面視にて、メインギャラリ38の上方に油圧センサ85が位置し、メインギャラリ38の下方に外部配管39の一端部が位置している。油圧センサ85と外部配管39の一端部がメインギャラリ38を挟んで上下に設置されることで、油圧センサ85と外部配管39の一端部が車幅方向に並ぶ場合と比べてバンク角等が確保し易くなっている。
図7に示すように、車両下面視にて、外部配管39の一端部がクランクケース22に重なり、油圧センサ85が外部配管39の一端部よりも右側(車幅方向一方側)でクランクケース22に重なっている。外部配管39の車幅方向外側へのはみ出し量が抑えられ、油圧センサ85の大部分がクランクケース22の車幅方向内側に収まって、バンク角等に対応し易くなると共に車両転倒時の破損が防止される。油圧センサ85がクランクケース22の右側に寄せて設置されているため、エンジン21による油圧センサ85への熱害が抑えられ、油圧センサ85が着脱し易くなってメンテナンス性が向上している。
また、車両下面視にて、外部配管39がメインギャラリ38から車両前方に延出し、油圧センサ85のコネクタ86が車両後方に向けられている。外部配管39は車幅方向外側に向かうように斜め前方に延出し、油圧センサ85は車幅方向外側に向く斜め後方にコネクタ86を向けている。油圧センサ85のコネクタ86に配線(不図示)が接続されても、油圧センサ85の配線と外部配管39の延出方向が逆向きになる。よって、油圧センサ85の配線と外部配管39を干渉させることなく、油圧センサ85と外部配管39の一端部を近づけて外部配管39の油圧を精度よく検出できる。
上記したように、外部配管39の一端部はメインギャラリ38に接続され、外部配管39の他端部はオイルコントロールバルブ40に接続されている。車両下面視にて、油圧センサ85は、車幅方向で外部配管39の一端部と他端部の間に位置するため、クランクケース22から油圧センサ85が車幅方向外側に大きくはみ出すことがない。油圧センサ85は、前後方向で外部配管39の一端部と他端部を結ぶ直線Nよりも車両後方に位置するため、油圧センサ85と外部配管39の設置スペースが車両前後に分かれ、油圧センサ85と外部配管39の設置自由度が向上してバンク角等に対応し易くなる。
図8に示すように、メインギャラリ38の一端部から上方に分岐通路123が延びており、メインギャラリ38の一端部よりも上流位置から下方に分岐通路124が延びている。上側の分岐通路123はジャーナル軸受に向かっており、下側の分岐通路124は外部配管39に向かっている。油圧センサ85の検出面87が分岐通路123内に露出するように、クランクケース22に油圧センサ85が設置されている。分岐通路123の壁面には凹部125が形成されており、凹部125内に油圧センサ85の検出面87が位置付けられている。このように、油圧センサ85によってメインギャラリ38の一端部付近の油圧が検出されている。
油圧センサ85の検出面87は、メインギャラリ38と分岐通路123の交差位置P1から外れた位置P2で分岐通路123に対して垂直な方向に向けられている。メインギャラリ38から分岐通路123、124に向けてオイルが流れるが、分岐通路123のオイルの流れの向きと油圧センサ85の検出面87の向きが直交するため、オイル中のコンタミが油圧センサ85の検出面87に付着し難くなっている。コネクタ86を車幅方向外側に向けられているため、油圧センサ85がクランクケース22から取り外し易くなって、油圧センサ85の検出面87から定期的にコンタミを取り除くことができる。
図9を参照して、可変バルブタイミングシステムについて説明する。図9は本実施例の可変バルブタイミングシステムの模式図である。
図9に示すように、オイルコントロールバルブ40の下方にはカムチェーン59の駆動ギア155が設けられている。駆動ギア155にはギア列を介してクランクシャフト(不図示)が連結されている。駆動ギア155にはカムチェーン59の下部が掛けられ、吸気側カムスプロケット71及び排気側カムスプロケット81にカムチェーン59の上部が掛けられている。駆動ギア155が回転してカムチェーン59が周回移動されることで、吸気側カムスプロケット71と一体に吸気側カムシャフト72が回転され、排気側カムスプロケット81と一体に排気側カムシャフト82が回転される。
カムチェーン59はレバーガイド156とチェーンガイド157によってガイドされている。駆動ギア155から吸気側カムスプロケット71に送り出されるカムチェーン59がレバーガイド156によってガイドされ、排気側カムスプロケット81から駆動ギア155に引き込まれるカムチェーン59がチェーンガイド157によってガイドされている。駆動ギア155から吸気側カムスプロケット71に向かうカムチェーン59には弛みが生じるため、チェーンテンショナ(不図示)によってレバーガイド156がカムチェーン59に押し付けられて、カムチェーン59に対して張力が付与されている。
吸気側カムシャフト72及び排気側カムシャフト82の回転によって吸気バルブ及び排気バルブが開閉されるが、吸気バルブの開閉タイミングは可変バルブタイミングシステムによって変更される。可変バルブタイミングシステムには、クランクシャフトに対する吸気側カムシャフト72の相対的な回転位相を変化させる可変動弁装置60が設けられている。可変動弁装置60は、吸気側カムスプロケット71に固定されたケース61と、吸気側カムシャフト72に固定されたインナーロータ62と、を有している。インナーロータ62は、ケース61の内側に相対回転可能に収容されている。
可変動弁装置60のケース61には複数の油圧室が形成されており、インナーロータ62から径方向外側に複数のベーン63が延びている。ケース61の各油圧室にインナーロータ62のベーン63が収容され、各油圧室がベーン63によって進角室S1と遅角室S2に仕切られている。油圧によって進角室S1の容積が拡大すると、ケース61に対してインナーロータ62が相対的に進角側に回転されて吸気側カムシャフト72が進角される。油圧によって遅角室S2の容積が拡大すると、ケース61に対してインナーロータ62が相対的に遅角側に回転されて吸気側カムシャフト72が遅角される。
可変動弁装置60はオイルコントロールバルブ40からの油圧によって作動される。オイルコントロールバルブ40にはメインギャラリ38(図2参照)から外部配管39を通じてオイルが供給される。オイルコントロールバルブ40のポート間の連通状態に応じて、オイルコントロールバルブ40からのオイルの供給先が可変動弁装置60の進角室S1と遅角室S2の間で切り替えられる。進角室S1には進角通路100を通じてオイルコントロールバルブ40からオイルが供給され、遅角室S2には遅角通路105を通じてオイルコントロールバルブ40からオイルが供給されている。
上記したように、進角通路100及び遅角通路105はカムチェーン室58(図6参照)を横断しており、カムチェーン室58の横断にはオイルパイプ64、65が使用されている。オイルパイプ64、65はレバーガイド156とチェーンガイド157の間でカムチェーン59の内側に設置されている。オイルパイプ64、65は上下に離間した状態で前後に並んでおり、オイルパイプ64、65の設置領域が狭められて、カムチェーン59の内側にオイルパイプ64、65が余裕をもって設置される。レバーガイド156によってカムチェーン59が押し込まれた場合でも、オイルパイプ64、65にカムチェーン59が干渉することがない。
以上、本実施例によれば、メインギャラリ38の一端部側でコネクタ86が車両外側に向けられているため、クランクケース22から油圧センサ85を容易に取り外すことができる。油圧センサ85に付着したコンタミを定期的に取り除いて、油圧センサ85の検出精度を向上させることができる。また、油圧センサ85のコネクタ86がクランクケース22に重なっているため、車両の転倒時に油圧センサ85が破損することを防止することができる。
なお、本実施例では、油圧センサの検出面の向きと分岐通路のオイルの流れの向きを直交させて、油圧センサの検出面へのコンタミの付着を抑えているが、油圧センサの検出面へのコンタミの付着を十分に抑えることが難しい。油圧センサの検出面にコンタミが付着すると、油圧センサの検出精度が低下するおそれがある。そこで、図10(A)の変形例に示すように、メッシュ製のストレーナ166が付いた油圧センサ161を用いられてもよい。
図10(A)に示すように、油圧センサ161は、工具等に把持される六角頭部状のセンサ本体162と、センサ本体162の一端側に設けられたコネクタ163と、センサ本体162の他端側から突き出した検出部164と、を有している。センサ本体162の他端側には、検出部164を囲むように筒状のストレーナ166が取り付けられている。ストレーナ166の先端面には粗いメッシュ167が形成され、ストレーナ166の外周面には先端面よりも細かいメッシュ168が形成されている。このような油圧センサ161は、クランクケース22内でT字状に分岐したオイル通路に用いられることが好ましい。
図11に示すように、メインギャラリ171の一端部から上下方向に分岐通路172が延びている。分岐通路172の上側はジャーナル軸受に向かっており、分岐通路172の下側は外部配管39に向かっている。メインギャラリ171と分岐通路172の交差位置P3では、メインギャラリ171に対向するように分岐通路172の外周面に凹部173が形成されている。凹部173内には油圧センサ161の検出面165が位置付けられており、油圧センサ161の検出面165がメインギャラリ171に向けられている。油圧センサ161には分岐通路172を横断してメインギャラリ171に入り込むストレーナ166が設けられている。
ストレーナ166によってメインギャラリ171のオイルが濾過されて、油圧センサ161の検出面165へのコンタミの付着が抑えられると共に、分岐通路172のオイルが濾過されてジャーナル軸受へのコンタミの侵入が抑えられる。このとき、メインギャラリ171に設置されたストレーナ166の先端面のメッシュ167が、分岐通路172に設置されたストレーナ166の外周面のメッシュ168よりも粗く形成されている。メインギャラリ171から分岐通路172にオイルが向かう間に、メッシュ167、168によってオイルが段階的に濾過される。このため、通路での圧力損失が抑えられつつ、オイルからコンタミが効果的に取り除かれる。
また、図10(B)に示すように、ストレーナ175の先端面のみにメッシュ176が形成されていてもよい。この場合、メインギャラリ171に設置されるストレーナ175の先端面にメッシュ176が形成されており、分岐通路172に設置されるストレーナ175の外周面が開口している。このような構成であっても、通路内での圧力損失を抑えつつ、メインギャラリ171のオイルからコンタミを取り除くことができる。
また、本実施例では、油圧センサにストレーナが設けられていないが、油圧センサにストレーナが設けられていてもよい。この場合、分岐通路の凹部に油圧センサの検出面が位置付けられ、この凹部から分岐通路内に突き出すように油圧センサにストレーナが設けられている。これにより、ストレーナによって分岐通路のオイルが濾過されて、油圧センサの検出面に対するコンタミの付着が抑えられると共にジャーナル軸受へのコンタミの侵入が抑えられる。
また、本実施例において、エンジンとして並列4気筒エンジンを例示したが、エンジンの種類は特に限定されない。
また、本実施例において、車体フレームとしてツインスパーフレームを例示したが、シリンダヘッドを懸架可能な車体フレームであれば、車体フレームの種類は特に限定されない。例えば、車体フレームはクレードルフレームやダイヤモンドフレームでもよい。
また、本実施例において、オイルコントロールバルブがエンジンの右側面に設置されているが、オイルコントロールバルブがエンジンの左側面に設置されていてもよい。
また、本実施例において、オイルコントロールバルブがシリンダの外面に設置されているが、オイルコントロールバルブがエンジンの外面に設置されていればよい。例えば、オイルコントロールバルブがクランクケースの外面に設置されていてもよい。
また、本実施例において、オイルコントロールバルブとしてソレノイドバルブを例示したが、可変動弁装置に対する油圧を制御可能なバルブであれば、オイルコントロールバルブの種類は特に限定されない。
また、本実施例において、吸気側カムシャフトに可変動弁装置が設けられているが、吸気側カムシャフト及び排気側カムシャフトの少なくとも一方に可変動弁装置が設けられていればよい。
また、本実施例において、オイルコントロールバルブとメインギャラリが外部配管によって接続されているが、オイルコントロールバルブとメインギャラリがエンジン内のオイル通路によって接続されていてもよい。
また、本実施例において、着脱可能なオイルパイプによってカムチェーン室の横断通路が形成されたが、カムチェーン室の横断通路はカムチェーン室の内壁と外壁の間でオイルを移動可能に形成されていればよい。例えば、シリンダヘッドの内壁と外壁のいずれか一方側を他方側に突き出させて横断通路が形成されていてもよい。
また、本実施例において、進角通路と遅角通路の一部が平行に形成されたが、エンジンの大きさに余裕があれば、進角通路と遅角通路が全体的に非平行に形成されていてもよい。
また、本実施例において、オイルコントロールバルブがシリンダの外面でボルトに重ならないように設置されているが、エンジンの外面からオイルコントロールバルブが極端に突き出さなければ、オイルコントロールバルブがボルトに重なっていてもよい。
また、本実施例において、オイルパイプとプラグキャップが別体に形成されたが、オイルパイプとプラグキャップが一体に形成されていてもよい。
また、本実施例において、メインフレーム、ダウンフレーム、シリンダヘッドの下面に囲まれる領域が三角形に形成されたが、メインフレーム、ダウンフレーム、シリンダヘッドの下面に囲まれる領域の形状は特に限定されない。
また、本実施例において、外部配管がメインギャラリから車両前方に延出し、油圧センサのコネクタが車両後方に向けられているが、外部配管と油圧センサの配線が干渉しなければ、外部配管の延出方向に油圧センサのコネクタが向けられていてもよい。
また、本実施例において、車両前面視にて外部配管の一端部が排気管に前方から覆われているが、車両前面視にて外部配管の一端部は排気管から露出していてもよい。
また、本実施例において、油圧センサのコネクタが斜め後方に向けられているが、油圧センサのコネクタが車両外側に向けられていれば、油圧センサのコネクタの向きは特に限定されない。
また、可変バルブタイミングシステムは、図示の鞍乗型車両に限らず、他のタイプの鞍乗型車両に採用されてもよい。鞍乗型車両とは、ライダーがシートに跨った姿勢で乗車する車両全般に限定されず、ライダーがシートに跨らずに乗車する小型のスクータタイプの車両も含んでいる。
以上の通り、本実施例の油圧センサの設置構造は、一方向に長いメインギャラリ(38)が形成されたクランクケース(22)と、クランクケースの外面に着脱可能に設置された油圧センサ(85)と、を備え、油圧センサはメインギャラリの一端部から分岐した分岐通路(123)の油圧を検出し、車両下面視にて、油圧センサのコネクタ(86)が車両外側に向けられており、油圧センサのコネクタがクランクケースに重なっている。この構成によれば、メインギャラリの一端部側でコネクタが車両外側に向けられているため、クランクケースから油圧センサを容易に取り外すことができる。油圧センサに付着したコンタミを定期的に取り除いて、油圧センサの検出精度を向上させることができる。また、油圧センサのコネクタがクランクケースに重なっているため、車両の転倒時に油圧センサが破損することを防止することができる。
本実施例の油圧センサの設置構造において、油圧センサの検出面(87)が、メインギャラリと分岐通路の交差位置(P1)から外れた位置(P2)で、分岐通路に対して垂直な方向に向けられている。この構成によれば、分岐通路のオイルの流れの向きと油圧センサの検出面の向きが直交するため、オイル中のコンタミが油圧センサの検出面に付着することを抑えることができる。
本実施例の油圧センサの設置構造において、分岐通路の壁面には凹部(125)が形成されており、油圧センサの検出面が凹部内に位置付けられており、油圧センサには凹部から分岐通路内に突き出したストレーナが設けられている。この構成によれば、ストレーナによって分岐通路のオイルが濾過されて、油圧センサの検出面へのコンタミの付着が抑えられると共に、分岐通路の下流側の潤滑部品へのコンタミの侵入が抑えられる。
本実施例の油圧センサの設置構造において、油圧センサ(161)の検出面(165)が、メインギャラリ(171)と分岐通路(172)の交差位置(P3)で、メインギャラリに向けられており、油圧センサには分岐通路を横断してメインギャラリに入り込むストレーナ(166)が設けられている。この構成によれば、ストレーナによってメインギャラリのオイルが濾過されて、油圧センサの検出面へのコンタミの付着が抑えられると共に、分岐通路のオイルが濾過されて分岐通路の下流側の潤滑部品へのコンタミの侵入が抑えられる。
本実施例の油圧センサの設置構造において、ストレーナは筒状に形成されており、メインギャラリに設置されたストレーナの先端面のメッシュ(167)が、分岐通路に設置されたストレーナの外周面のメッシュ(168)よりも粗く形成されている。この構成によれば、メインギャラリから分岐通路にオイルが向かう間に、ストレーナのメッシュによってオイルが段階的に濾過される。よって、メインギャラリ及び分岐通路での圧力損失を抑えつつ、オイルからコンタミを効果的に取り除くことができる。
本実施例の油圧センサの設置構造において、ストレーナ(175)は筒状に形成されており、メインギャラリ(171)に設置されたストレーナの先端面にメッシュ(176)が形成されており、分岐通路(172)に設置されたストレーナの外周面が開口している。この構成によれば、通路内での圧力損失を抑えつつ、メインギャラリのオイルからコンタミを取り除くことができる。
なお、本実施例を説明したが、他の実施例として、上記実施例及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の技術は上記の実施例に限定されるものではなく、技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
22 :クランクケース
38、171 :メインギャラリ
85、161 :油圧センサ
86、163 :コネクタ
87、165 :検出面
123、172:分岐通路
125、173:凹部
166、175:ストレーナ
167、176:先端面のメッシュ
168 :外周面のメッシュ

Claims (6)

  1. 一方向に長いメインギャラリが形成されたクランクケースと、
    前記クランクケースの外面に着脱可能に設置された油圧センサと、を備え、
    前記油圧センサは前記メインギャラリの一端部から分岐した分岐通路の油圧を検出し、
    車両下面視にて、前記油圧センサのコネクタが車両外側に向けられており、前記油圧センサのコネクタが前記クランクケースに重なっていることを特徴とする油圧センサの設置構造。
  2. 前記油圧センサの検出面が、前記メインギャラリと前記分岐通路の交差位置から外れた位置で、前記分岐通路に対して垂直な方向に向けられていることを特徴とする請求項1に記載の油圧センサの設置構造。
  3. 前記分岐通路の壁面には凹部が形成されており、前記油圧センサの検出面が前記凹部内に位置付けられており、
    前記油圧センサには前記凹部から前記分岐通路内に突き出したストレーナが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の油圧センサの設置構造。
  4. 前記油圧センサの検出面が、前記メインギャラリと前記分岐通路の交差位置で、前記メインギャラリに向けられており、
    前記油圧センサには前記分岐通路を横断して前記メインギャラリに入り込むストレーナが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の油圧センサの設置構造。
  5. 前記ストレーナは筒状に形成されており、前記メインギャラリに設置された前記ストレーナの先端面のメッシュが、前記分岐通路に設置された前記ストレーナの外周面のメッシュよりも粗く形成されていることを特徴とする請求項4に記載の油圧センサの設置構造。
  6. 前記ストレーナは筒状に形成されており、前記メインギャラリに設置された前記ストレーナの先端面にメッシュが形成されており、前記分岐通路に設置された前記ストレーナの外周面が開口していることを特徴とする請求項4に記載の油圧センサの設置構造。
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