JP2023116711A - mTOR阻害剤 - Google Patents

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颯 板谷
Hayate Itaya
礼訓 八巻
Ayanori Yamaki
暢章 奥村
Nobuaki Okumura
倫世 結石
Tomoyo KEISHI
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Abstract

【課題】優れたmTOR阻害作用を有する組成物を提供する。さらに、mTOR阻害剤、及び抗老化用、抗疲労用、抗ストレス用、代謝改善用、ダイエット用、保湿用、皮膚のはり若しくはつや改善用、認知機能低下予防用、免疫抑制用、抗アレルギー用、がん予防用、又はがん進行抑制用組成物を提供する。【解決手段】化粧品、飲食品、医薬品、又は医薬部外品である、ローヤルゼリー及び/又はプロポリス、並びにモズク又はその抽出物を含む組成物、ローヤルゼリー及び/又はプロポリス、並びにモズク又はその抽出物を含むmTOR阻害剤、並びにローヤルゼリー及び/又はプロポリス、並びにモズク又はその抽出物を含む、抗老化用、抗疲労用、抗ストレス用、代謝改善用、ダイエット用、保湿用、皮膚のはり若しくはつや改善用、認知機能低下予防用、免疫抑制用、抗アレルギー用、がん予防用、又はがん進行抑制用組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、mTOR阻害作用を有する組成物に関する。さらに、本発明は、mTOR阻害剤、及
び抗老化用、抗疲労用、抗ストレス用、代謝改善用、ダイエット用、保湿用、皮膚のはり
若しくはつや改善用、認知機能低下予防用、免疫抑制用、抗アレルギー用、がん予防用、
又はがん進行抑制用組成物に関する。
mTOR (mechanistic(mammalian) target of rapamycin)とは、哺乳類などの動物で細胞
内シグナル伝達に関与するタンパク質キナーゼの一種であり、タンパク質翻訳、オートフ
ァジー、免疫調節、細胞骨格調節、遺伝子転写など重要な働きをもち、細胞成長、分裂及
び死といった根本的な生命現象に深く関与している。mTORは、強力な免疫抑制作用及び抗
がん作用を示すラパマイシンの細胞内標的として見出されたタンパク質であり、分子量29
万の巨大なセリン-スレオニンキナーゼであることが明らかになった。
ラパマイシンとの相互作用の違いから、複数のタンパク質による2種類の複合体mTORC1
及びmTORC2を形成することが解明された。mTORC1とmTORC2とはそれぞれ複数の生体内反応
を制御しており、特にmTORC1はリボソームにおける生合成系の制御、タンパク質のみなら
ず、核酸及び脂質の生合成など、生命維持において重要な役割を果たしている。このmTOR
C1を主に制御するラパマイシンは、線虫からげっ歯類に至る多くの生物において、寿命延
長の効果が科学的に確認されており、ヒトを含む霊長類においても寿命延長の臨床試験が
実施されている。さらに、細胞内器官のリサイクルを行うオートファジー(自食)亢進、代
謝を亢進させる脂肪細胞の褐色化、βアミロイドの沈着低減などの認知機能低下抑制、炎
症性サイトカインの分泌抑制などの免疫抑制、多種のがん細胞の増殖抑制などの多様な機
能性を有している(非特許文献1、2)。
最近、mTORC1の阻害はカテプシンHの発現増加を介して、保湿調節因子であるフィラグ
リン生成を増加させることが見出された。このことから、mTORを阻害することで抗皮膚老
化、保湿等の効果が期待できる(非特許文献3)。
モズク(海蘊、水雲)は、日本各地の沿岸、特に内湾に分布している海藻であり、生のま
ま食用にされ、我が国では主に酢の物として食用に供されている。また、モズクには、有
用な成分として、多糖体であるアルギン酸やフコイダンなどが多く含まれていることが知
られている。
そのようなフコイダンの効果に関して、特許文献1では、モズク由来フコイダンが、抗
がん剤の作用増強、正常な胃細胞に対する抗がん剤の影響抑制の作用を有することが報告
されている。
また、プロポリスはミツバチにより集められた樹木の樹液、植物の新芽や浸出物などが
ミツロウ等と混ざり合ってできた膠状の物質であり、抗菌作用、抗酸化作用、抗炎症作用
、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用などが知られている。
そのようなプロポリスの効果に関して、特許文献2では、プロポリスのミセル化抽出物
が、NMDA (N-メチル-D-アスパルテート)受容体が関与する認知機能の低下を改善又は予防
する医薬や飲食品として有用であることが報告されている。
特開2004-75595号公報 特開2018-24654号公報
Cold Spring Harb Perspect Med. 2016 6(5): Pii 1-19 Cell Metabolism 23, 2016, 990-1003 J Allergy Clin Immunol. 2017 Apr; 139(4): 1228-1241
本発明は、優れたmTOR阻害作用を有する組成物を提供することを目的とする。さらに、
本発明は、mTOR阻害剤、及び抗老化用、抗疲労用、抗ストレス用、代謝改善用、ダイエッ
ト用、保湿用、皮膚のはり若しくはつや改善用、認知機能低下予防用、免疫抑制用、抗ア
レルギー用、がん予防用、又はがん進行抑制用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、モズクの抽出物をローヤ
ルゼリー又はプロポリスに加えることで、それぞれの活性を足した(相加平均)活性より少
なくとも約1.7倍強いmTOR阻害活性が得られること、すなわち相乗効果が得られるという
知見を得た。
本発明は、これら知見に基づき、更に検討を重ねて完成されたものであり、以下の組成
物、mTOR阻害剤等を提供するものである。
項1.化粧品、飲食品、医薬品、又は医薬部外品である、
ローヤルゼリー及び/又はプロポリス、並びにモズク又はその抽出物を含む組成物。
項2.ローヤルゼリー及び/又はプロポリス、並びにモズク又はその抽出物を含むmTOR阻
害剤。
項3.ローヤルゼリー及び/又はプロポリス、並びにモズク又はその抽出物を含む、抗老
化用、抗疲労用、抗ストレス用、代謝改善用、ダイエット用、保湿用、皮膚のはり若しく
はつや改善用、認知機能低下予防用、免疫抑制用、抗アレルギー用、がん予防用、又はが
ん進行抑制用組成物。
項4.化粧品、飲食品、医薬品、又は医薬部外品である、項3に記載の組成物。
本発明の組成物は、ローヤルゼリー又はプロポリスとモズク又はその抽出物との相乗効
果により優れたmTOR阻害活性を有している。そのため、ローヤルゼリー又はプロポリスと
モズク又はその抽出物との組み合わせは、mTOR阻害剤、及び抗老化用、抗疲労用、抗スト
レス用、代謝改善用、ダイエット用、保湿用、皮膚のはり若しくはつや改善用、認知機能
低下予防用、免疫抑制用、抗アレルギー用、がん予防用、又はがん進行抑制用組成物の成
分として有用である。
また、ローヤルゼリー、プロポリス、及びモズクは、天然由来の成分であるため、安全
性が高い。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
なお、本明細書において「含む、含有する(comprise)」とは、「本質的にからなる(ess
entially consist of)」という意味と、「のみからなる(consist of)」という意味をも包
含する。
本発明の組成物及びmTOR阻害剤は、ローヤルゼリー及び/又はプロポリス、並びにモズ
ク又はその抽出物を含むことを特徴とする。
(ローヤルゼリー)
ローヤルゼリーは、蜜蜂のうち日齢3~12日の働き蜂が下咽頭腺及び大腮腺から分泌す
る分泌物を混合して作る乳白色のゼリー状物質である。ローヤルゼリー中の主な生理活性
成分としては、例えば、ローヤルゼリーに特有な10-ハイドロキシ-2-デセン酸(以下、「
デセン酸」と記載する)等の有機酸類をはじめ、タンパク質、脂質、糖類、ビタミンB類、
葉酸、ニコチン酸、パントテン酸等のビタミン類、各種ミネラル類等が挙げられる。本発
明におけるローヤルゼリーには、生ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリー、乾燥ローヤル
ゼリー粉末、酵素処理ローヤルゼリー、ローヤルゼリー抽出物、ローヤルゼリー発酵物な
どが含まれる。また、ローヤルゼリーの産地は、ヨーロッパ諸国、オセアニア諸国、アメ
リカ、ブラジル、日本、中国、その他アジア諸国等いずれであってもよい。
乾燥ローヤルゼリー粉末は、生ローヤルゼリーを乾燥させて粉末化したものである。
酵素処理ローヤルゼリーは、ローヤルゼリーをタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)で処
理したものである。好ましくは、プロテアーゼ処理によってローヤルゼリーに含まれるタ
ンパク質に起因するアレルギー反応が抑制されてなる、低アレルゲン化酵素処理ローヤル
ゼリーである。したがって、酵素処理ローヤルゼリーには、ローヤルゼリー中に含まれる
タンパク質のプロテアーゼ分解物の他に、前述するデセン酸等の有機酸類、脂質、糖類、
ビタミン類、及び各種ミネラル類が含まれ得る。
酵素処理ローヤルゼリーの製造に用いられるローヤルゼリーとしては、特に制限されず
、例えば、生ローヤルゼリー、生ローヤルゼリーを乾燥させて粉末化したローヤルゼリー
粉末、又は生ローヤルゼリーを水若しくは含水エタノール等により抽出したものが挙げら
れる。
酵素処理ローヤルゼリーの製造は、ローヤルゼリー原料を少なくともエンドペプチダー
ゼ作用を有する酵素、少なくともエキソペプチダーゼ作用を有する酵素、及び/又はエン
ドペプチダーゼ作用とエキソペプチダーゼ作用とを有する酵素で処理することにより行う
ことができる。
少なくともエンドペプチダーゼ活性を有するタンパク質分解酵素としては、動物由来(
例えば、トリプシン、キモトリプシン等)、植物由来(例えば、パパイン等)、微生物由来
(例えば、乳酸菌、酵母、カビ、枯草菌、放線菌等)のエンドペプチダーゼなどが挙げられ
る。
少なくともエキソペプチダーゼ活性を有するタンパク質分解酵素としては、カルボキシ
ペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ、微生物由来(例えば、乳酸菌、アスペルギルス属菌
、リゾープス属菌等)のエキソペプチダーゼ、エンドペプチダーゼ活性も併せて有するパ
ンクレアチン、ペプシン等が挙げられる。
このような各種酵素の内、エキソペプチダーゼ活性とエンドペプチダーゼ活性の両方を
有する酵素の好ましい例としては、ストレプトマイセス・グリセウス(Streptomyces gris
eus)産生ペプチダーゼ(商品名:アクチナーゼAS)、アスペルギルス・オリゼー(Aspergill
us oryzae)産生ペプチダーゼ(商品名:プロテアーゼA、フレーバーザイム、プロテアック
ス)、アスペルギルス・メレウス(Aspergillus melleus)産生ペプチダーゼ(商品名:プロ
テアーゼP)が、またエキソプロテアーゼ活性を有する酵素の好ましい例としては、アスペ
ルギルス・オリゼー(Aspergillus oryzae)産生ペプチダーゼ(商品名:ウマミザイムG、Pr
omod 192P、Promod 194P、スミチームFLAP)、アスペルギルス・ソーエ(Aspergillus soja
e)産生ペプチダーゼ(商品名:Sternzyme B15024)、アスペルギルス属産生ペプチダーゼ(
商品名:コクラーゼP)、リゾプス・オリゼー(Rhizopus oryzae)産生ペプチダーゼ(商品名
:ペプチダーゼR)を挙げることができる。更にエンドプロテアーゼ活性を有する酵素の好
ましい例としては、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)産生ペプチダーゼ(商品名
:オリエンターゼ22BF、ヌクレイシン)、バチルス・リシェニフォルミス(Bacillus liche
niformis)産生ペプチダーゼ(商品名:アルカラーゼ)、バチルス・ステアロサーモフィラ
ス(Bacillus stearothermophilus)産生ペプチダーゼ(商品名:プロテアーゼS)、バチルス
・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)産生ペプチダーゼ(商品名:ニ
ュートラーゼ)、バチルス属産生ペプチダーゼ(商品名:プロタメックス)を挙げることが
できる。
ローヤルゼリーのアレルギー性を低減するための酵素処理は、例えば、特開2007-29591
9号公報及び特開2007-295920号公報の記載に従い行うことができる。
ローヤルゼリー抽出物は、ローヤルゼリー(生、乾燥物及び粉砕物を含む)を水又は含水
エタノール等により抽出したものである。
ローヤルゼリー発酵物は、酵母、乳酸菌等の微生物を使用して常法により製造すること
ができる。
(プロポリス)
プロポリスとは、ミツバチの巣の巣壁を構成する樹脂状又は蝋状の物質である。本発明
においてプロポリスは、例えば、ブラジル、中国、ヨーロッパ諸国、オセアニア、アメリ
カなど、いずれの産地及び植物由来のものであってもよい。したがって、アレクリン、ス
ーパーグリーン、ユーカリ、ウルトラグリーンなどいずれのプロポリスも使用できる。
本発明におけるプロポリスには、例えば、プロポリス原塊又は残渣、その粉砕物、超臨
界抽出物、水又は親水性有機溶媒による抽出物、該抽出物を粉末化した粉末、該粉末を造
粒した顆粒形態などが含まれる。中でも親水性有機溶媒抽出液は、プロポリスの有効成分
が短時間で効率的に、バランスよく抽出されたものであり、またスケールアップをする場
合に大規模な設備が不要であるので好ましい。
親水性有機溶媒抽出液としては、エタノール、メタノール、プロパノールなどの低級ア
ルコールが挙げられ、エタノールが特に好ましい。抽出には、プロポリス原塊又は残渣、
アルコール洗浄したプロポリス原塊又は残渣などを使用することができ、適当な大きさに
切断又は粉砕したプロポリス原塊又は残渣を使用することで抽出効率を向上させることが
できる。
(モズク又はその抽出物)
本発明で使用するモズクは、褐藻綱ナガマツモ目ナガマツモ科(Chordariaceae)、又は
褐藻綱ナガマツモ目モズク科(Spermatochnaceae)に属する藻類である。本発明で使用する
モズクとしては、食用にできるものであれば特に限定されず、好ましくはナガマツモ科に
属するイシモズク(イワモズク)(Sphaerotrichia firma)、クサモズク(Sphaerotrichia di
varicata)、オキナワモズク(Cladosiphon okamuranus)、フトモズク(Tinocladia crassa)
、モズク科に属するモズク(イトモズク)(Nemacystus decipiens)等が挙げられる。中でも
好ましくは、イシモズク及びモズクである。また、本発明において、天然モズク及び養殖
モズクのいずれも使用することができる。本発明では、採捕直後の新鮮モズク、冷蔵モズ
ク、凍結モズク、塩蔵モズク、塩蔵凍結モズク、乾燥モズク等のいずれも使用することが
できる。
使用するモズクの部位としては、特に制限されず、いずれの部位も使用することができ
る。また、モズクは、切断又は粉砕されていない原形のままの状態で原料として使用する
ことができ、スライス又は粉砕されたものも使用することができる。
本発明においてモズクの抽出物を使用することができ、当該抽出物は何れの方法により
モズクから抽出されたものであってもよい。モズクの抽出物を得る方法は特に制限されず
、極性溶媒を用いて抽出する方法、二酸化炭素等による超臨界抽出法を用いて抽出する方
法などが挙げられる。
極性溶媒で抽出する場合、使用する抽出溶媒としては、例えば、水、低級アルコール(
メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノールなど)、ケトン類(アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルブチルケトンなど)、エステル類(酢酸メチル、酢酸エチ
ルなど)、グリコール類(エチレングリコール、プロピレングリコールなど)、グリセリン
、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、酢酸、プロピオン酸、アセトアミド、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどを挙げることができる。
これらの抽出溶媒は1種で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて混合液として
用いることもできる。好ましくは、水、低級アルコール(好ましくはエタノール)又はこれ
らの混合液(含水アルコール、好ましくは含水エタノール)である。抽出溶媒として含水ア
ルコール(好ましくは含水エタノール)を使用する場合、アルコール濃度としては、制限さ
れないものの、20~90容量%、特に40~80容量%を好適に挙げることができる。
抽出に用いられるモズクとしては、特に制限されず、例えば、生モズク、生モズクを乾
燥させて粉末化したモズク粉末などが挙げられる。
抽出は、溶媒にモズクの一部又は全部を加え、0℃~溶媒が沸騰する温度、通常100℃以
下の温度で、30分から3日程度、浸漬静置又は浸漬振盪抽出し、次いで不溶物を除去する
ことなどにより、容易に行うことができる。また、熱水抽出は、60~100℃、好ましくは8
0~90℃の熱水を用いて、30分~3時間程度の間、浸漬静置又は浸漬振盪抽出することで行
うこともできる。斯くして得られた溶媒抽出物は、そのままでも使用でき、必要に応じて
、限外濾過、分子篩クロマトグラフィー(ゲル濾過)、吸着クロマトグラフィー、イオン交
換クロマトグラフィー、アフィニティクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー
(HPLC)、透析法、これらの組合せなどにより精製を更に行い得る。また、溶媒抽出物は、
濃縮、及び凍結乾燥、スプレードライ等による乾燥処理を行うこともできる。ここで、濃
縮、凍結乾燥及びスプレードライは、常法に従って行うことができる。
本発明で使用するモズクの抽出物における、フコイダンの含有量としては、例えば、90
質量%以下、80質量%以下、70質量%以下、60質量%以下、50質量%以下、40質量%以下、30質
量%以下、20質量%以下、10質量%以下若しくは5質量%以下が挙げられ、又はフコイダンを
含まないものも挙げられる。フコイダンは、mTOR阻害活性を有していない。
本発明の組成物及びmTOR阻害剤中に含まれるモズク又はその抽出物の割合は、本発明の
効果が得られる範囲であれば特に制限されず、最終形態等に応じて適宜調整することがで
き、好ましくは1~80質量%、より好ましくは2~50質量%の範囲から適宜選択することが可
能である。
本発明の組成物及びmTOR阻害剤中には、モズク又はその抽出物1質量部に対して、ロー
ヤルゼリーが、好ましくは0.01~100質量部、より好ましくは0.05~70質量部、更に好ま
しくは0.1~50質量部、特に好ましくは1~30質量部含まれる。
本発明の組成物及びmTOR阻害剤中には、モズク又はその抽出物1質量部に対して、プロ
ポリスが、好ましくは0.01~100質量部、より好ましくは0.05~70質量部、更に好ましく
は0.1~50質量部、更により好ましくは1~30質量部、特に好ましくは1質量部を超える量
~20質量部、最も好ましくは2.2~20質量部含まれる。
本発明の組成物及びmTOR阻害剤中には、本発明の効果を妨げない範囲で、上記以外の公
知の成分を適宜配合することができる。
本発明の組成物及びmTOR阻害剤は、化粧品、飲食品(特に、保健、健康維持、増進等を
目的とする飲食品(例えば、健康食品、機能性食品、栄養組成物(nutritional compositio
n)、栄養補助食品、サプリメント、保健用食品、特定保健用食品、栄養機能食品、又は機
能性表示食品))、医薬部外品、医薬品などとして使用することができる。また、本発明の
組成物及びmTOR阻害剤は、mTOR阻害作用、抗老化作用、抗疲労作用、抗ストレス作用、代
謝改善作用、ダイエット作用、保湿作用、皮膚のはり若しくはつや改善作用、認知機能低
下予防作用、免疫抑制作用、抗アレルギー作用、がん予防作用、及びがん進行抑制作用を
付与する添加剤についての意味も包含するものである。
上記の化粧品には、上記ローヤルゼリー、プロポリス及びモズク又はその抽出物以外に
、通常化粧品に用いられる成分、例えば、美白剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外
線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮
膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
化粧品には、動物(ヒトを含む)の皮膚、粘膜、体毛、頭髪、頭皮、爪、歯、顔皮、口唇
等に適用されるあらゆる化粧品が含まれる。
化粧品の剤型は、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、油液系、ゲル系、軟膏系、エ
アゾール系、水-油2層系、水-油-粉末3層系等、幅広い剤型を採り得る。
化粧品の用途も任意であり、例えば、基礎化粧品であれば、洗顔料、化粧水、乳液、ク
リーム、ジェル、エッセンス、美容液、パック、マスク等が挙げられ、メークアップ化粧
品であれば、ファンデーション、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ等
が挙げられ、ネイル化粧料であれば、マニキュア、ベースコート、トップコート、除光液
等が挙げられ、その他、洗顔料、(練又は液体)歯磨剤、マウスウォッシュ、マッサージ用
剤、クレンジング用剤、アフターシェーブローション、プレシェーブローション、シェー
ビングクリーム、ボディソープ、石けん、シャンプー、リンス、ヘアートリートメント、
整髪料、ヘアートニック剤、育毛剤、制汗剤、入浴剤等が挙げられる。
上記の飲食品には、上記ローヤルゼリー、プロポリス及びモズク又はその抽出物をその
まま使用することもでき、必要に応じて、ミネラル類、ビタミン類、フラボノイド類、キ
ノン類、ポリフェノール類、アミノ酸、核酸、必須脂肪酸、清涼剤、結合剤、甘味料、崩
壊剤、滑沢剤、着色料、香料、安定化剤、防腐剤、徐放調整剤、界面活性剤、溶解剤、湿
潤剤等を配合することもできる。
飲食品には、動物(ヒトを含む)が摂取できるあらゆる飲食品が含まれる。飲食品の種類
は、特に限定されず、例えば、乳製品;発酵食品(ヨーグルト、ローヤルゼリー等);飲料
類(コーヒー、ジュース、茶飲料のような清涼飲料、乳飲料、乳酸菌飲料、乳酸菌入り飲
料、ヨーグルト飲料、炭酸飲料、日本酒、洋酒、果実酒のような酒等);スプレッド類(カ
スタードクリーム等);ペースト類(フルーツペースト等);洋菓子類(チョコレート、ドー
ナツ、パイ、シュークリーム、ガム、ゼリー、キャンデー、クッキー、ケーキ、プリン等
);和菓子類(大福、餅、饅頭、カステラ、あんみつ、羊羹等);氷菓類(アイスクリーム、
アイスキャンデー、シャーベット等);食品類(カレー、牛丼、雑炊、味噌汁、スープ、ミ
ートソース、パスタ、漬物、ジャム等);調味料類(ドレッシング、ふりかけ、旨味調味料
、スープの素等)などが挙げられる。
本発明の飲食品の製法も特に限定されず、適宜公知の方法に従うことができる。
サプリメントとして使用する際の投与単位形態については特に限定されず適宜選択でき
、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、液剤、散剤等が挙げられる。
本発明の飲食品の摂取量は、摂取者の体重、年齢、性別、症状などの種々の条件に応じ
て適宜設定することができる。
上記の医薬品には、上記ローヤルゼリー、プロポリス及びモズク又はその抽出物のみを
使用することもでき、ビタミン、生薬など日本薬局方に記載の他の医薬成分と混合して使
用することもできる。
本発明の組成物及びmTOR阻害剤を、医薬品として調製する場合、上記ローヤルゼリー、
プロポリス及びモズク又はその抽出物を、医薬品において許容される無毒性の担体、希釈
剤若しくは賦形剤とともに、タブレット(素錠、糖衣錠、発泡錠、フィルムコート錠、チ
ュアブル錠、トローチ剤などを含む)、カプセル剤、丸剤、粉末剤(散剤)、細粒剤、顆粒
剤、液剤、懸濁液、乳濁液、シロップ、ペーストなどの形態に調製して、(例えば、経口
用の)医薬用の製剤にすることが可能である。
医薬品の投与量は、患者の体重、年齢、性別、症状などの種々の条件に応じて適宜決定
することができる。
なお、本発明の医薬品及び化粧品には、医薬部外品も包含される。
以上説明した本発明の組成物及びmTOR阻害剤は、ヒトを含む哺乳動物(好ましくはヒト)
に対して適用されるものである。
本発明の組成物及びmTOR阻害剤は、ローヤルゼリー又はプロポリスとモズク又はその抽
出物との相乗効果により優れたmTOR阻害作用を有する。
mTOR阻害の結果として、寿命延長作用、オートファジー亢進、白色脂肪細胞の褐色化、
皮膚の保湿作用、認知機能改善作用、免疫抑制作用、抗がん作用などが導かれることが報
告されている。オートファジー亢進に基づく作用としては抗疲労作用、抗ストレス作用な
どが、白色脂肪細胞の褐色化に基づく作用としては代謝改善作用、ダイエット作用などが
、保湿作用としては皮膚のみずみずしさ、はり若しくはつや改善作用などが挙げられる。
そのため、ローヤルゼリー又はプロポリスとモズク又はその抽出物との組み合わせは、
mTOR阻害剤、及び抗老化用、抗疲労用、抗ストレス用、代謝改善用、ダイエット用、保湿
用、皮膚のはり若しくはつや改善用、認知機能低下予防用、免疫抑制用、抗アレルギー用
、がん予防用、又はがん進行抑制用組成物の成分として有用である。
がんの種類としては、胃癌、大腸癌(直腸癌、結腸癌)、小腸癌、肝臓癌、膵臓癌、肺癌
、咽頭癌、食道癌、腎癌、胆のう及び胆管癌、頭頸部癌、膀胱癌、前立腺癌、乳癌、子宮
癌(子宮頸癌、子宮体癌)、卵巣癌、脳腫瘍、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫等が挙
げられる。
また、本発明の組成物及びmTOR阻害剤は、天然由来の成分を有効成分とするため安全性
が高い。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。しかし、本発明はこれら実施例等になん
ら限定されるものではない。
試験例
<材料>
生ローヤルゼリー(未酵素処理)、酵素処理ローヤルゼリー及びプロポリスエタノール抽
出物の凍結乾燥粉末をDMSOに溶解し試験に用いた。酵素処理ローヤルゼリーは特許第3994
120号公報の実施例1に記載の方法で、プロポリスのエタノール抽出物粉末はアレクリン
プロポリス原塊(ブラジル ミナスジェライス州産)のエタノール抽出物を凍結乾燥し粉砕
することで得た。
モズクは、隠岐の島産イワモズク(隠岐の島の海より採取)及び佐渡島産モズク(新潟中
央水産市場株式会社 万代島鮮魚センターより購入)を使用した。モズクを水洗し裁断し
たのち、凍結乾燥を行った。凍結乾燥物をミルに入れ細かく砕きモズク1 gに対して10 ml
のmilli-Q(登録商標)水を加え、90℃に保温したウォーターバスに1時間浸漬した。その後
、6,000rpm、25℃で15分遠心し、上澄みをろ過し、エバポレータで水分を飛ばし、milli-
Q水を少量加えてから-20℃に凍結し、凍結乾燥することで、モズクの抽出粉末を得た。
<試薬>
・mTOR:eurofins #14-770
・ULightTM -4E-BP1 (Thr37/46) Peptide:PerkinElmer #TRF0128-D, #TRF0128-M
・Europium-anti-phospho-4E-BP1 (Thr37/46) Antibody:PerkinElmer #TRF0216-D, #TRF
0216-M
・PI-103:Cayman Chemical (CAS 371935-74-9)
・10X LANCE Detection Buffer:PerkinElmer #CR97-100
・Kinase buffer (KB):50 mM HEPES(pH 7.5), 1 mM EGTA, 3 mM MnCl2, 10 mM MgCl2, 0
.01% Tween-20, 2 mM DTT
<実験方法>
生ローヤルゼリー(生RJ)、酵素処理ローヤルゼリー(RJ)、プロポリス(PP)のエタノール
抽出物、及びモズクの抽出粉末をDMSOに溶解した後、素材単独及び生RJ、RJ又はPPとモズ
クの等量混合物におけるmTOR阻害活性の評価を行った。mTOR阻害活性は、mTORのKinase阻
害活性をTR-FRET法により評価した。
[試験手順]
KBを用いてmTOR 40 nM, ATP 5 mM, PI-103 (Inhibitor) 40μM, ULightTM -4E-BP1 (Th
r37/46) Peptide 200 nMを調製した。10X LANCE Detection Bufferを用いてEuropium-ant
i-phospho-4E-BP1 (Thr37/46) Antibody 80μM (4X Detection buffer)を調製した。PI-1
03 40μMを5倍, 8段階希釈しポジティブコントロールとして使用した(DMSO濃度は4%に統
一)。ローヤルゼリー、プロポリス、モズクを、それぞれモズク(3, 0.6, 0.12, 0.024μg
/mL)、ローヤルゼリー/プロポリス(30, 6, 1.2, 0.24μg/mL)となるようにDMSOに溶解し
、試験サンプルとして使用した。混合物は上記濃度の溶液の等量混合物を調製し試験サン
プルとして使用した。
MicroPlate (Greiner #784075)にmTOR 2.5μL、Inhibitor又は試験サンプル1.25μL、U
Light-4E-BP1 (Thr37/46) Peptide/ATP mix (ATP 80μM) 1.25μLを加えPlate Sealを貼
り室温で1時間静置した。2.5μLのStop Solution (32 mM EDTA in 1X Detection Buffer)
を加え、室温で5分静置した。
2.5μLのDetection Mix (Eu-anti-phospho-4E-BP1 (Thr37/46) Antibody 終濃度 2 nM)
を加えPlate Sealを貼り室温で1時間静置した。EnVisionTM Multilabel ReaderのTR-FRET
mode (excitation at 320 nm & emission at 665 nm)を用いて測定を行った。
<結果>
隠岐の島産イワモズクと佐渡島産モズクを使用した結果を以下の表1及び2に示す。
Figure 2023116711000001
Figure 2023116711000002
生及び酵素処理ローヤルゼリーは0.24~30μg/mLの範囲において濃度に関わらずmTOR阻
害活性は確認されなかった。プロポリスの50%阻害濃度(IC50)は23.24μg/mLであった。モ
ズク単独のIC50については隠岐の島産イワモズクが4.266μg/mL、佐渡島産モズクが1178
μg/mLであった。RJ又はPPとモズクを混合した場合については、隠岐の島産イワモズクの
場合、モズク+RJのIC50=2.44μg/mL、モズク+PPのIC50=1.812μg/mLと、相加効果で
あると仮定した際の理論値に対して1.7倍、1.9倍強い阻害活性を示した。また、佐渡島産
モズクの場合、モズク+PPのIC50=2.568μg/mLと、相加効果であると仮定した際の理論
値に対して6.7倍強い阻害活性を示した。

Claims (1)

  1. ローヤルゼリー及び/又はプロポリス、並びにモズク又はその抽出物を含むmTOR阻害剤。
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