JP2023114384A - 基板搬送ロボット - Google Patents

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良太 小野
Ryota Ono
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Abstract

【課題】繰り返し位置決め精度を高めることが可能な基板搬送ロボットを提供する。【解決手段】基板搬送ロボット100は、水平多関節型のロボットアーム10と、ロボットアーム10の先端に配置される基板保持ハンド20と、を備える。基板保持ハンド20は、第1基板保持ハンド21と、第1基板保持ハンド21の上方に配置され、第1基板保持ハンド21とは別個に動作する第2基板保持ハンド22とを含む。ロボットアーム10は、第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とを駆動するための手首関節JT3を含む。手首関節JT3は、第1基板保持ハンド21を回動させる第1回動軸41を回動可能に支持する第1軸受け42と、第2基板保持ハンド22を回動させる第2回動軸43を回動可能に支持する第2軸受け44とを有する。第1軸受け42と第2軸受け44とは、玉軸受けである。【選択図】図3

Description

この開示は、基板搬送ロボットに関する。
従来、ロボットアームを備える基板搬送ロボットが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ガラス基板などの搬送対象物を搬送するための水平多関節ロボットが開示されている。このロボットは、アームと、アームの先端側に回動可能に連結されるハンドとを備える。アームとハンドとの連結部は、関節部となっている。関節部には、ハンドを回動させるための減速機および軸受が配置されている。この軸受は、クロスローラベアリングである。
特許第6271266号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたロボットでは、軸受がクロスローラベアリングであるため、円筒状のコロからなるローラの偏りが存在する場合がある。この場合、ロボットの繰り返し動作を行うと、繰り返し動作ごとにローラの偏りが変動するとともに、ローラの偏りの変動に起因して軸受の摩擦が変動する。また、軸受の摩擦が変動すると、軸受の摩擦の変動に起因して関節部の回転量が変動するため、関節部の回転量の変動に起因してロボットの繰り返し動作の位置が変動する。このため、軸受けにクロスローラベアリングを使用する場合には、繰り返し位置決め精度を高めることが困難であるという問題点がある。
この開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、繰り返し位置決め精度を高めることが可能な基板搬送ロボットを提供することである。
この開示の第1の局面による基板搬送ロボットは、水平多関節型のロボットアームと、ロボットアームの先端に配置される基板保持ハンドと、を備え、基板保持ハンドは、第1基板保持ハンドと、第1基板保持ハンドの上方に配置され、第1基板保持ハンドとは別個に動作する第2基板保持ハンドとを含み、ロボットアームは、第1基板保持ハンドと第2基板保持ハンドとを駆動するための手首関節を含み、手首関節は、第1基板保持ハンドを回動させる第1回動軸を回動可能に支持する第1軸受けと、第2基板保持ハンドを回動させる第2回動軸を回動可能に支持する第2軸受けとを有し、第1軸受けと第2軸受けとは、玉軸受けである。
この開示の第1の局面による基板搬送ロボットは、上記のように、第1軸受けと第2軸受けとを、玉軸受けであるように構成する。これにより、第1軸受けと第2軸受けとしてクロスローラベアリングを使用する場合と異なり、円筒状のコロからなるローラではなく球状の玉を転動体として使用することができるので、ローラの偏りの変動に起因して、軸受けの摩擦の変動および手首関節の回転量の変動が発生することを回避することができる。その結果、基板搬送ロボットの繰り返し動作の位置に変動が発生することを抑制することができるので、繰り返し位置決め精度を高めることができる。
この開示の第2の局面による基板搬送ロボットは、水平多関節型のロボットアームと、ロボットアームの先端に配置される基板保持ハンドと、を備え、ロボットアームは、第1アーム部と、一方端部が第1アーム部に接続されるとともに他方端部に基板保持ハンドが接続される第2アーム部と、第2アーム部を駆動するためのアーム部関節とを含み、アーム部関節は、第2アーム部を回動させるアーム部回動軸を回動可能に支持するアーム部回動軸軸受けを有し、アーム部回動軸軸受けは、高さ方向において、第1アーム部と第2アーム部とに跨るように配置されている。
この開示の第2の局面による基板搬送ロボットは、上記のように、アーム部回動軸軸受けを、高さ方向において、第1アーム部と第2アーム部とに跨るように配置する。これにより、アーム部回動軸受けを第1アーム部または第2アーム部に配置する場合と異なり、第1アーム部または第2アーム部にアーム部回動軸受けの全体を収納する程の高さが必要なくなるので、第1アーム部または第2アーム部が高さ方向に大型化することを抑制することができる。その結果、基板搬送ロボットが高さ方向に大型化することを抑制することができる。
繰り返し位置決め精度を高めることができる。
第1実施形態による基板搬送ロボットの構成の概略を示す図である。 第1実施形態による基板搬送ロボットの構成を示す断面図である。 図2の第1アームの周辺の構成を示す部分拡大図である。 図2の第2アームの周辺の構成を示す部分拡大図である。 第2実施形態による基板搬送ロボットの構成を示す断面図である。
以下、本開示を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(基板搬送ロボットの構成)
図1から図4までを参照して、第1実施形態による基板搬送ロボット100の構成について説明する。図1に示すように、基板搬送ロボット100は、基板Wを搬送するロボットである。基板搬送ロボット100は、クリーンルーム200に配置されている。また、基板搬送ロボット100は、真空環境下に配置されている。具体的には、基板搬送ロボット100は、真空室201内に配置されている。
基板搬送ロボット100は、ロボットアーム10と、ロボットアーム10の先端に配置される基板保持ハンド20と、ベース部30とを備える。基板保持ハンド20は、基板Wを保持する。基板Wは、たとえば、半導体ウェハである。半導体ウェハは、処理室202において所定の処理が行われる。基板搬送ロボット100は、半導体ウェハを処理室202に繰り返し搬送する繰り返し動作を行う。
また、基板保持ハンド20は、第1基板保持ハンド21と、第1基板保持ハンド21の上方に配置され、第1基板保持ハンド21とは別個に動作する第2基板保持ハンド22とを含む。
ロボットアーム10は、水平多関節型のロボットアームである。ロボットアーム10は、第1アーム部11と、第2アーム部12とを含む。また、ロボットアーム10は、肩関節JT1と、肘関節JT2と、手首関節JT3とを含む。第1アーム部11の一方端部は、肩関節JT1を介してベース部30に接続されている。第2アーム部12の一方端部は、肘関節JT2を介して第1アーム部11の他方端部に接続されている。第2アーム部12の他方端部には、手首関節JT3を介して第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とが接続されている。なお、肩関節JT1は、第1関節の一例である。また、肘関節JT2は、第2関節およびアーム部関節の一例である。
肩関節JT1は、第1アーム部11を駆動するために設けられている。具体的には、肩関節JT1は、ベース部30に対して第1アーム部11を、上下方向に延びる第1回転軸線A1周りに回転させる。肘関節JT2は、第2アーム部12を駆動するために設けられている。具体的には、肘関節JT2は、第1アーム部11に対して第2アーム部12を、上下方向に延びる第2回転軸線A2周りに回転させる。手首関節JT3は、第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とを駆動するために設けられている。具体的には、手首関節JT3は、第2アーム部12に対して第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とを、上下方向に延びる第3回転軸線A3周りに回転させる。なお、手首関節JT3は、第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とを、別個に回転させることが可能である。なお、肩関節JT1、肘関節JT2および手首関節JT3の詳細については、後述する。
図2に示すように、ベース部30は、ロボットアーム10を昇降させるための昇降機構31を含む。昇降機構31は、モータ311と、ベルトプーリ機構312と、ボールねじ機構313と、トルクチューブ314とを有する。モータ311は、昇降の駆動源である。モータ311は、ベルトプーリ機構312を介してボールねじ機構313に接続されている。ボールねじ機構313は、トルクチューブ314に接続されており、モータ311からの駆動力により、トルクチューブ314を昇降させる。トルクチューブ314は、ロボットアーム10の第1アーム部11の一方端部に接続されており、ボールねじ機構313からの駆動力により、第1アーム部11を介してロボットアーム10を昇降させる。
(手首関節)
ここで、第1実施形態では、図2および図3に示すように、手首関節JT3は、第1基板保持ハンド21を回動させる第1回動軸41を回動可能に支持する第1軸受け42と、第2基板保持ハンド22を回動させる第2回動軸43を回動可能に支持する第2軸受け44とを有する。第1軸受け42と第2軸受け44とは、玉軸受けである。具体的には、第1軸受け42と第2軸受け44とは、アンギュラ玉軸受けであり、2つずつ設けられている。第1軸受け42と第2軸受け44との各軸受けは、転動体としての玉と、玉を保持する保持器と、外輪と、内輪とを有する。玉は、保持器に保持されることにより、偏りなく配置されている。
また、第1実施形態では、第2回動軸43は、第1回動軸41の径方向内方に配置され、第1回動軸41よりも上方に延びている。2つの第2軸受け44は、第2回動軸43の上部および下部にそれぞれ配置されている。2つの第2軸受け44は、高さ方向であるZ方向において、離間して配置されている。2つの第2軸受け44のうち、上側の第2軸受け44が、軸方向一方のアキシアル荷重を受け、下側の第2軸受け44が軸方向他方のアキシアル荷重を受ける。また、上側の第2軸受け44は、径方向において、第1基板保持ハンド21のハウジング部211と、第2回動軸43との間に配置されている。また、下側の第2軸受け44は、径方向において、第1回動軸41と、第2回動軸43との間に配置されている。
また、2つの第1軸受け42は、2つの第2軸受け44の間において、第1回動軸41に配置されている。2つの第1軸受け42は、高さ方向であるZ方向において、隣接して配置されている。また、2つの第1軸受け42のうち、上側の第1軸受け42が、軸方向一方のアキシアル荷重を受け、下側の第1軸受け42が軸方向他方のアキシアル荷重を受ける。また、2つの第1軸受け42は、径方向において、第2アーム部12のハウジング部121と、第1回動軸41との間に配置されている。
また、第1実施形態では、第2回動軸43の下部に配置された第2軸受け44は、第2回動軸43の上部に配置された第2軸受け44よりも、サイズが小さい。具体的には、第2回動軸43の下部に配置された第2軸受け44は、第2回動軸43の上部に配置された第2軸受け44よりも、高さ方向および径方向のサイズが小さい。また、第2回動軸43は、上側の第2軸受け44が配置される部分が、下側の第2軸受け44が配置される部分よりも、大径に形成されている。具体的には、第2回動軸43は、第1回動軸41よりも上方に配置される部分が、第1回動軸41と径方向にオーバーラップする部分よりも、大径に形成されている。なお、2つの第1軸受け42は、サイズが同じである。
また、第1実施形態では、手首関節JT3には、ハンド駆動機構50が設けられている。ハンド駆動機構50と第1軸受け42とは、水平方向であるY方向において、オーバーラップするように配置されている。具体的には、ハンド駆動機構50と、2つの第1軸受け42のうちの下側の第1軸受け42とは、水平方向であるY方向において、オーバーラップするように配置されている。なお、Y方向は、第2アーム部12の長手方向でもある。
ハンド駆動機構50は、第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とに対応するように、2つ設けられている。なお、図2および図3では、便宜上、2つのハンド駆動機構50のうちの一方については、全体を図示し、2つのハンド駆動機構50のうちの他方については、後述するギア521の一部のみを図示している。2つのハンド駆動機構50は、駆動対象のハンドが異なることを除いて、基本的には同様の構成を有する。このため、2つのハンド駆動機構50のうちの一方について詳細に説明する。
ハンド駆動機構50は、モータ51と、動力伝達部52とを含む。モータ51は、第2基板保持ハンド22を駆動するための駆動源である。動力伝達部52は、モータ51からの駆動力を第2回動軸43に伝達する。動力伝達部52は、ギア521を含む複数のギアを有する。ギア521は、出力側が第2回動軸43と同軸に配置されたギア53に接続されている。ギア53は、第2回動軸43と一体的に回転するように、第2回動軸43に締結固定されている。ギア53が回転されると、第2回動軸43が回動される。
なお、他方のハンド駆動機構50では、ギア521は、出力側が第1回動軸41の下部に一体的に形成されたギア部411に接続されている。ギア部411が回転されると、第1回動軸41が回動される。
また、第2アーム部12は、ハンド駆動機構50と手首関節JT3との下方に配置されるハウジング部122が薄肉部として形成されている。これにより、ハンド駆動機構50と手首関節JT3とを下方にずらして配置可能であるので、第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とを下方にずらして配置可能である。その結果、基板搬送ロボット100が高さ方向に大型化することを抑制可能である。第2アーム部12は、ハウジング部122と、ハウジング部122に接続され、ハウジング部122よりも第1アーム部11側に配置されるハウジング部123とを有する。ハウジング部122は、高さ方向であるZ方向において、ハウジング部123よりも厚みが小さくなるように形成されている。
(肩関節および肘関節)
また、第1実施形態では、図2および図4に示すように、肩関節JT1は、第1アーム部11を回動させる第3回動軸61を回動可能に支持する第3軸受け62を有する。肘関節JT2は、第2アーム部12を回動させる第4回動軸71を回動可能に支持する第4軸受け72を有する。第3軸受け62と第4軸受け72とは、玉軸受けである。具体的には、第3軸受け62と第4軸受け72とは、アンギュラ玉軸受けであり、2つずつ設けられている。第3軸受け62と第4軸受け72との各軸受けは、転動体としての玉と、玉を保持する保持器と、外輪と、内輪とを有する。玉は、保持器に保持されることにより、偏りなく配置されている。なお、第4回動軸71は、アーム部回動軸の一例である。また、第4軸受け72は、アーム部回動軸軸受けの一例である。
また、2つの第3軸受け62は、第3回動軸61に配置されている。2つの第3軸受け62は、高さ方向であるZ方向において、隣接して配置されている。また、2つの第3軸受け62のうち、上側の第3軸受け62が、軸方向一方のアキシアル荷重を受け、下側の第3軸受け62が軸方向他方のアキシアル荷重を受ける。また、2つの第3軸受け62は、径方向において、第1アーム部11のハウジング部111と、第3回動軸61との間に配置されている。また、2つの第3軸受け62は、サイズが同じである。
また、第1実施形態では、第3軸受け62は、少なくとも一部が第1アーム部11の水平方向であるY方向に延びる部分112よりも下方に突出するように配置されている。具体的には、2つの第3軸受け62のうち、上側の第3軸受け62の一部と、下側の第3軸受け62の全体とが部分112よりも下方に突出するように配置されている。また、第3回動軸61も、第3軸受け62と径方向にオーバーラップする部分から下側の部分が、部分112よりも下方に突出するように配置されている。部分112は、第1アーム部11の下側のハウジング部である。なお、Y方向は、第1アーム部11の長手方向でもある。
また、2つの第4軸受け72は、第4回動軸71に配置されている。2つの第4軸受け72は、高さ方向であるZ方向において、隣接して配置されている。また、2つの第4軸受け72のうち、上側の第4軸受け72が、軸方向一方のアキシアル荷重を受け、下側の第4軸受け72が軸方向他方のアキシアル荷重を受ける。また、2つの第4軸受け72は、径方向において、第1アーム部11のハウジング部113と、第4回動軸71との間に配置されている。また、2つの第4軸受け72は、サイズが同じである。
また、第1実施形態では、第4軸受け72は、高さ方向であるZ方向において、第1アーム部11と第2アーム部12とに跨るように配置されている。すなわち、第4軸受け72は、水平方向であるY方向において、第1アーム部11と第2アーム部12とにオーバーラップするように配置されている。また、肘関節JT2では、第2アーム部12が第1アーム部11の一部を上方および側方から覆うように、第1アーム部11と第2アーム部12とが接続されている。具体的には、第2アーム部12は、上方に突出するハウジング部113を上方および側方から覆う凹部124を有する。凹部124は、上方に窪んでいる。また、凹部124は、高さ方向であるZ方向に延びる側壁部が、ハウジング部113と水平方向であるY方向に隣接して配置されている。
また、肩関節JT1には、第1アーム部駆動機構80が設けられている。第1アーム部駆動機構80は、モータ81と、動力伝達部82とを含む。モータ81は、第1アーム部11を駆動するための駆動源である。動力伝達部82は、モータ81からの駆動力を第3回動軸61に伝達する。動力伝達部82は、ギア821を含む複数のギアを有する。ギア821は、第3回動軸61と同軸に配置されているとともに、第3回動軸61と一体的に回転するように、第3回動軸61に締結固定されている。ギア821が回転されると、第3回動軸61が回動される。
また、肘関節JT2には、第2アーム部駆動機構90が設けられている。第2アーム部駆動機構90は、モータ91と、動力伝達部92とを含む。モータ91は、第2アーム部12を駆動するための駆動源である。動力伝達部92は、モータ91からの駆動力を第4回動軸71に伝達する。動力伝達部92は、ギア921を含む複数のギアを有する。ギア921は、第4回動軸71と同軸に配置されているとともに、第4回動軸71と一体的に回転するように、第4回動軸71に締結固定されている。ギア921が回転されると、第4回動軸71が回動される。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態では、上記のように、基板搬送ロボット100は、水平多関節型のロボットアーム10と、ロボットアーム10の先端に配置される基板保持ハンド20と、を備え、基板保持ハンド20は、第1基板保持ハンド21と、第1基板保持ハンド21の上方に配置され、第1基板保持ハンド21とは別個に動作する第2基板保持ハンド22とを含み、ロボットアーム10は、第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とを駆動するための手首関節JT3を含み、手首関節JT3は、第1基板保持ハンド21を回動させる第1回動軸41を回動可能に支持する第1軸受け42と、第2基板保持ハンド22を回動させる第2回動軸43を回動可能に支持する第2軸受け44とを有し、第1軸受け42と第2軸受け44とは、玉軸受けである。
上記構成により、第1軸受け42と第2軸受け44としてクロスローラベアリングを使用する場合と異なり、円筒状のコロからなるローラではなく球状の玉を転動体として使用することができるので、ローラの偏りの変動に起因して、軸受けの摩擦の変動および手首関節JT3の回転量の変動が発生することを回避することができる。その結果、基板搬送ロボット100の繰り返し動作の位置に変動が発生することを抑制することができるので、繰り返し位置決め精度を高めることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、基板搬送ロボット100は、水平多関節型のロボットアーム10と、ロボットアーム10の先端に配置される基板保持ハンド20と、を備え、ロボットアーム10は、第1アーム部11と、一方端部が第1アーム部11に接続されるとともに他方端部に基板保持ハンド20が接続される第2アーム部12と、第2アーム部12を駆動するための肘関節JT2とを含み、肘関節JT2は、第2アーム部12を回動させる第4回動軸71を回動可能に支持する第4軸受け72を有し、第4軸受け72は、高さ方向において、第1アーム部11と第2アーム部12とに跨るように配置されている。
上記構成により、第4回動軸71受けを第1アーム部11または第2アーム部12に配置する場合と異なり、第1アーム部11または第2アーム部12に第4軸受け72の全体を収納する程の高さが必要なくなるので、第1アーム部11または第2アーム部12が高さ方向に大型化することを抑制することができる。その結果、基板搬送ロボット100が高さ方向に大型化することを抑制することができる。なお、基板搬送ロボット100が高さ方向に大型化することを抑制することができることは、クロスローラベアリングに比べて高さ方向の厚みが大きくなりやすい玉軸受けを使用する場合において、特に効果的である。
また、第1実施形態では、上記のように、第1軸受け42と第2軸受け44とは、アンギュラ玉軸受けであり、2つずつ設けられている。これにより、2つのアンギュラ玉軸受けにより、軸方向の両側のアキシアル荷重を適切に受けることができるので、軸方向の両側のアキシアル荷重を適切に受けながら、繰り返し位置決め精度を高めることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第2回動軸43は、第1回動軸41の径方向内方に配置され、第1回動軸41よりも上方に延びており、2つの第2軸受け44は、第2回動軸43の上部および下部にそれぞれ配置されており、2つの第1軸受け42は、2つの第2軸受け44の間において、第1回動軸41に配置されている。これにより、2つの第2軸受け44により、第2回動軸43を容易に支持することができるとともに、2つの第1軸受け42により、第1回動軸41を容易に支持することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第2回動軸43の下部に配置された第2軸受け44は、第2回動軸43の上部に配置された第2軸受け44よりも、高さ方向のサイズが小さい。これにより、2つの第1軸受け42と2つの第2軸受け44とを設けるために、基板搬送ロボット100が高さ方向に大型化しやすい場合にも、極力、基板搬送ロボット100が高さ方向に大型化することを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、手首関節JT3には、ハンド駆動機構50が設けられており、ハンド駆動機構50と第1軸受け42とは、水平方向において、オーバーラップするように配置されている。これにより、ハンド駆動機構50と第1軸受け42とが水平方向においてオーバーラップしないように配置されている場合に比べて、ロボットアーム10が高さ方向に大型化することを抑制することができる。その結果、基板搬送ロボット100が高さ方向に大型化することを抑制することができる。なお、基板搬送ロボット100が高さ方向に大型化することを抑制することができることは、クロスローラベアリングに比べて高さ方向の厚みが大きくなりやすい玉軸受けを使用する場合において、特に効果的である。
また、第1実施形態では、上記のように、ロボットアーム10は、第1アーム部11と、一方端部が第1アーム部11に接続されるとともに他方端部に第1基板保持ハンド21と第2基板保持ハンド22とが接続される第2アーム部12と、第1アーム部11を駆動するための肩関節JT1と、第2アーム部12を駆動するための肘関節JT2とをさらに含み、肩関節JT1は、第1アーム部11を回動させる第3回動軸61を回動可能に支持する第3軸受け62を有し、肘関節JT2は、第2アーム部12を回動させる第4回動軸71を回動可能に支持する第4軸受け72を有し、第1軸受け42と第2軸受け44と第3軸受け62と第4軸受け72とは、玉軸受けである。これにより、手首関節JT3だけでなく、肩関節JT1と肘関節JT2とにおいても、ローラの偏りの変動に起因して、軸受けの摩擦の変動および肩関節JT1と肘関節JT2との各関節の回転量の変動が発生することを回避することができる。その結果、基板搬送ロボット100の繰り返し動作の位置に変動が発生することをより抑制することができるので、繰り返し位置決め精度をより高めることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1軸受け42と第2軸受け44と第3軸受け62と第4軸受け72とは、アンギュラ玉軸受けである。これにより、第1軸受け42と第2軸受け44と第3軸受け62と第4軸受け72とを、高精度の動作に適したアンギュラ玉軸受けにより、構成することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第3軸受け62は、少なくとも一部が第1アーム部11の水平方向に延びる部分よりも下方に突出するように配置されている。これにより、第3軸受け62が第1アーム部11の水平方向に延びる部分よりも上方に配置される場合に比べて、第1アーム部11が高さ方向に大型化することを抑制することができる。その結果、基板搬送ロボット100が高さ方向に大型化することを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、肘関節JT2では、第2アーム部12が第1アーム部11の一部を上方および側方から覆うように、第1アーム部11と第2アーム部12とが接続されている。これにより、第4軸受け72を高さ方向において第1アーム部11と第2アーム部12とに跨るように容易に配置することができるので、第1アーム部11または第2アーム部12が高さ方向に大型化することを容易に抑制することができる。また、第2アーム部12が第1アーム部11の一部を上方および側方から覆うので、第2アーム部12により第1アーム部11との接続部分の剛性を高めることができる。これらの結果、第2アーム部12により第1アーム部11との接続部分の剛性を高めながら、第1アーム部11または第2アーム部12が高さ方向に大型化することを容易に抑制することができる。
[第2実施形態]
図5を参照して、第2実施形態による基板搬送ロボット300について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すように、第2実施形態による基板搬送ロボット300の手首関節JT3は、上記第1実施形態の第1軸受け42と第2軸受け44とに代えて、第1基板保持ハンド21を回動させる第1回動軸41を回動可能に支持する第1軸受け242と、第2基板保持ハンド22を回動させる第2回動軸43を回動可能に支持する第2軸受け244とを有する。第1軸受け242と第2軸受け244とは、玉軸受けである。具体的には、第1軸受け242は、深溝玉軸受けであり、2つ設けられている。第2軸受け244は、深溝玉軸受けであり、3つ設けられている。第1軸受け242と第2軸受け244との各軸受けは、転動体としての玉と、玉を保持する保持器と、外輪と、内輪とを有する。玉は、保持器に保持されることにより、偏りなく配置されている。
3つの第2軸受け244のうちの2つは、第2回動軸43の上側に配置され、残りの1つは、下側に配置されている。3つの第2軸受け244は、高さ方向であるZ方向において、離間して配置されている。また、上側の2つの第2軸受け244は、径方向において、第1基板保持ハンド21のハウジング部211と、第2回動軸43との間に配置されている。また、下側の1つの第2軸受け244は、径方向において、第1回動軸41と、第2回動軸43との間に配置されている。
また、2つの第1軸受け242は、2つの第2軸受け244の間において、第1回動軸41に配置されている。2つの第1軸受け242は、高さ方向であるZ方向において、隣り合って配置されている。また、2つの第1軸受け242は、径方向において、第2アーム部12のハウジング部121と、第1回動軸41との間に配置されている。
ここで、第2実施形態では、3つの第2軸受け244のうちの2つの第2軸受け244が、第1基板保持ハンド21内のハンド空間S1と、ロボットアーム10の第2アーム部12内のアーム空間S2とを接続する貫通孔221の下方に配置されるとともに、貫通孔221の下方において予圧されている。また、3つの第2軸受け244のうちの残りの1つの第2軸受け244が、貫通孔221の上方にさらに配置されている。なお、便宜上、以下では、貫通孔221の下方の2つの第2軸受け244のうち、上側の第2軸受け244を、第2軸受け244aと呼び、下側の第2軸受け244を、第2軸受け244bと呼ぶ。
第2軸受け244aは、第2回動軸43の大径部43aにより、軸方向一方に予圧されている。第2回動軸43の大径部43aには、第2軸受け244aを軸方向一方に押圧する予圧部43bが設けられている。予圧部43bは、下方に突出する突起である。第2軸受け244aは、予圧部43bにより下方に押圧されることにより、予圧されている。なお、第2軸受け244aは、予圧用軸受けと言うこともできる。
第2軸受け244bは、ギア53により、軸方向他方に予圧されている。ギア53には、第2軸受け244bを軸方向他方に押圧する予圧部53aが設けられていている。予圧部53aは、上方に突出する突起である。第2軸受け244bは、予圧部53aにより上方に押圧されることにより、予圧されている。なお、図5では、便宜上、第2軸受け244aおよび第2軸受け244bの予圧位置を1個所だけ図示している。
第2軸受け244aおよび第2軸受け244bは、軸方向に互いに対向するように予圧されている。
貫通孔221は、第1基板保持ハンド21のセンサ配線などの配線を配置するために設けられている。貫通孔221は、第2回動軸43に設けられた貫通孔222に接続されている。貫通孔221は、貫通孔222を介して、ハンド空間S1と、アーム空間S2とを接続する。貫通孔221は、第1基板保持ハンド21から第2回動軸43の貫通孔222まで、水平方向に延びるように形成されている。貫通孔222は、軸方向に延びるように形成されている。第1基板保持ハンド21の配線は、貫通孔221および貫通孔222を介して、ハンド空間S1からアーム空間S2まで配置されている。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
[第2実施形態の効果]
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、第1軸受け242と第2軸受け244とは、玉軸受けである。これにより、上記第1実施形態と同様に、繰り返し位置決め精度を高めることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、2つの第2軸受け244a、244bが、第1基板保持ハンド21内のハンド空間S1と、ロボットアーム10内のアーム空間S2とを接続する貫通孔221の下方に配置されるとともに、貫通孔221の下方において予圧されている。これにより、2つの第2軸受け244a、244bが貫通孔221を挟んで予圧される場合と異なり、予圧による負荷が貫通孔221に掛かることを回避することができるとともに、貫通孔221により予圧が逃げることに起因して軸受けに掛かる予圧が小さくなることを回避することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、第2軸受け244が、貫通孔221の上方にさらに配置されている。これにより、貫通孔221の上方の第2軸受け244と、貫通孔221の下方の2つの第2軸受け244とにより、第2回動軸43を確実に回動可能に支持することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、基板搬送ロボットが、2つの基板保持ハンドを備える例を示したが、本開示はこれに限られない。基板搬送ロボットが、1つまたは3つ以上の基板保持ハンドを備えていてもよい。
また、上記第1実施形態では、第1軸受けと第2軸受けとが、アンギュラ玉軸受けである例を示し、上記第2実施形態では、第1軸受けと第2軸受けとが、深溝玉軸受けである例を示したが、本開示はこれに限られない。第1軸受けと第2軸受けとが、アンギュラ玉軸受けおよび深溝玉軸受け以外の玉軸受けであってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、第3軸受けと第4軸受けとが、アンギュラ玉軸受けである例を示したが、本開示はこれに限られない。第3軸受けと第4軸受けとが、アンギュラ玉軸受け以外の深溝玉軸受けなどの玉軸受けであってもよい。また、第1軸受けと第2軸受けと第3軸受けと第4軸受けとの全てが同じ種類の玉軸受けである必要はなく、第1軸受けと第2軸受けと第3軸受けと第4軸受けとの一部が、異なる種類の玉軸受けであってもよい。また、第3軸受けと第4軸受けとが、クロスローラベアリングなどであってもよい。
また、上記第1実施形態では、第2回動軸の下部に配置された第2軸受けが、第2回動軸の上部に配置された第2軸受けよりも、高さ方向のサイズが小さい例を示したが、本開示はこれに限られない。第2回動軸の上部に配置された第2軸受けが、第2回動軸の下部に配置された第2軸受けよりも、高さ方向のサイズが小さくてもよい。また、2つの第2軸受けが、サイズが同じであってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ハンド駆動機構と第2軸受けとが、水平方向において、オーバーラップするように配置されている例を示したが、本開示はこれに限られない。ハンド駆動機構と第2軸受けとが、水平方向において、オーバーラップするように配置されていなくてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ロボットアームが、2つのアーム部を含む例を示したが、本開示はこれに限られない。ロボットアームが、3つ以上のアーム部を含んでいてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、第4軸受けが、高さ方向において、第1アーム部と第2アーム部とに跨るように配置されている例を示したが、本開示はこれに限られない。第4軸受けの全体が、第1アーム部または第2アーム部に配置されていてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、第3軸受けが、一部が第1アーム部の水平方向に延びる部分よりも下方に突出するように配置されている例を示したが、本開示はこれに限られない。第3軸受けの全体が、第1アーム部の水平方向に延びる部分よりも下方に突出するように配置されていてもよい。また、第3軸受けの全体が、第1アーム部の水平方向に延びる部分よりも下方に突出するように配置されていなくてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、基板搬送ロボットが、真空環境下に配置される真空ロボットである例を示したが、本開示はこれに限られない。基板搬送ロボットが、大気環境下に配置される大気ロボットであってもよい。
また、上記第2実施形態では、2つの第2軸受けが貫通孔の下方に配置され、1つの第2軸受けが貫通孔の上方に配置されている例を示したが、本開示はこれに限られない。たとえば、貫通孔の上方には第2軸受けが配置されず、2つの第2軸受けが貫通孔の下方に配置されて予圧されてもよい。
10 ロボットアーム
11 第1アーム部
12 第2アーム部
20 基板保持ハンド
21 第1基板保持ハンド
22 第2基板保持ハンド
41 第1回動軸
42、242 第1軸受け
43 第2回動軸
44、244、244a、244b 第2軸受け
50 ハンド駆動機構
61 第3回動軸
62 第3軸受け
71 第4回動軸(アーム部回動軸)
72 第4軸受け(アーム部回動軸軸受け)
100、300 基板搬送ロボット
112 第1アーム部の水平方向に延びる部分
221 貫通孔
JT1 肩関節(第1関節)
JT2 肘関節(第2関節、アーム部関節)
JT3 手首関節
S1 ハンド空間
S2 アーム空間

Claims (14)

  1. 水平多関節型のロボットアームと、
    前記ロボットアームの先端に配置される基板保持ハンドと、を備え、
    前記基板保持ハンドは、第1基板保持ハンドと、前記第1基板保持ハンドの上方に配置され、前記第1基板保持ハンドとは別個に動作する第2基板保持ハンドとを含み、
    前記ロボットアームは、前記第1基板保持ハンドと前記第2基板保持ハンドとを駆動するための手首関節を含み、
    前記手首関節は、前記第1基板保持ハンドを回動させる第1回動軸を回動可能に支持する第1軸受けと、前記第2基板保持ハンドを回動させる第2回動軸を回動可能に支持する第2軸受けとを有し、
    前記第1軸受けと前記第2軸受けとは、玉軸受けである、基板搬送ロボット。
  2. 前記第1軸受けと前記第2軸受けとは、アンギュラ玉軸受けであり、2つずつ設けられている、請求項1に記載の基板搬送ロボット。
  3. 前記第2回動軸は、前記第1回動軸の径方向内方に配置され、前記第1回動軸よりも上方に延びており、
    2つの前記第2軸受けは、前記第2回動軸の上部および下部にそれぞれ配置されており、
    2つの前記第1軸受けは、2つの前記第2軸受けの間において、前記第1回動軸に配置されている、請求項2に記載の基板搬送ロボット。
  4. 前記第2回動軸の下部に配置された前記第2軸受けは、前記第2回動軸の上部に配置された前記第2軸受けよりも、高さ方向のサイズが小さい、請求項3に記載の基板搬送ロボット。
  5. 前記手首関節には、ハンド駆動機構が設けられており、
    前記ハンド駆動機構と前記第1軸受けとは、水平方向において、オーバーラップするように配置されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の基板搬送ロボット。
  6. 前記ロボットアームは、第1アーム部と、一方端部が前記第1アーム部に接続されるとともに他方端部に前記第1基板保持ハンドと前記第2基板保持ハンドとが接続される第2アーム部と、前記第1アーム部を駆動するための第1関節と、前記第2アーム部を駆動するための第2関節とをさらに含み、
    前記第1関節は、前記第1アーム部を回動させる第3回動軸を回動可能に支持する第3軸受けを有し、
    前記第2関節は、前記第2アーム部を回動させる第4回動軸を回動可能に支持する第4軸受けを有し、
    前記第1軸受けと前記第2軸受けと前記第3軸受けと前記第4軸受けとは、玉軸受けである、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の基板搬送ロボット。
  7. 前記第1軸受けと前記第2軸受けと前記第3軸受けと前記第4軸受けとは、アンギュラ玉軸受けである、請求項6に記載の基板搬送ロボット。
  8. 前記第4軸受けは、高さ方向において、前記第1アーム部と前記第2アーム部とに跨るように配置されている、請求項6または請求項7に記載の基板搬送ロボット。
  9. 前記第3軸受けは、少なくとも一部が前記第1アーム部の水平方向に延びる部分よりも下方に突出するように配置されている、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の基板搬送ロボット。
  10. 2つの前記第2軸受けが、前記第1基板保持ハンド内のハンド空間と、前記ロボットアーム内のアーム空間とを接続する貫通孔の下方に配置されるとともに、前記貫通孔の下方において予圧されている、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の基板搬送ロボット。
  11. 前記第2軸受けが、前記貫通孔の上方にさらに配置されている、請求項10に記載の基板搬送ロボット。
  12. 水平多関節型のロボットアームと、
    前記ロボットアームの先端に配置される基板保持ハンドと、を備え、
    前記ロボットアームは、第1アーム部と、一方端部が前記第1アーム部に接続されるとともに他方端部に前記基板保持ハンドが接続される第2アーム部と、前記第2アーム部を駆動するためのアーム部関節とを含み、
    前記アーム部関節は、前記第2アーム部を回動させるアーム部回動軸を回動可能に支持するアーム部回動軸軸受けを有し、
    前記アーム部回動軸軸受けは、高さ方向において、前記第1アーム部と前記第2アーム部とに跨るように配置されている、基板搬送ロボット。
  13. 前記アーム部関節では、前記第2アーム部が前記第1アーム部の一部を上方および側方から覆うように、前記第1アーム部と前記第2アーム部とが接続されている、請求項12に記載の基板搬送ロボット。
  14. 前記アーム部回動軸軸受けは、玉軸受けである、請求項12または請求項13に記載の基板搬送ロボット。
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