JP2001310287A - ロボット用アーム装置 - Google Patents

ロボット用アーム装置

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JP2001310287A
JP2001310287A JP2000129084A JP2000129084A JP2001310287A JP 2001310287 A JP2001310287 A JP 2001310287A JP 2000129084 A JP2000129084 A JP 2000129084A JP 2000129084 A JP2000129084 A JP 2000129084A JP 2001310287 A JP2001310287 A JP 2001310287A
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reduction
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gear
arms
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Yasuyoshi Kitazawa
保良 北澤
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歯付ベルトの伸び、ヒステリシス等の影響を最
少に抑えて、直線移動時において、先端のフォーク部材
に載置された被移載物の横ずれを防止、又は抑制できる
アーム装置の提供である。 【解決手段】ベースVに連結された第1アームA1 と、
該第1アームA1 に連結された第2アームA2 と、該第
2アームA2 に連結されたフォーク部材Fとを備えたア
ーム装置において、前記した3つの部材の各節点部に減
速機R1 〜R3 を組み込んで、その入力軸どうしを歯付
プーリー及び歯付ベルトで連結して、その出力軸に、前
記第1及び第2の各アームA1,A2 、並びにフォーク部
材Fを連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1及び第2の2
本のアームの伸縮により、第2アームの先端に連結され
たフォーク部材を一定方向を向けたままで直線移動させ
て、これに載置されたウェハ、液晶基板等の薄板状の被
移載物を移載するのに使用されるロボット用アーム装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記した構成の従来のアーム装置とし
て、図11及び図12に示されるものが知られている。
このアーム装置は、モーター41に内蔵された減速機
(図示せず)の出力軸42に基端部が一体に連結された
第1アームA'1と、該第1アームA'1の先端部に回動可
能に連結された第2アームA'2と、該第2アームA'2
先端部に回動可能に連結されたフォーク部材F’との3
つの部材を備えている。なお、第1及び第2の各アーム
A'1, A'2は、等長である。
【0003】また、第1アームA'1の基端部には、前記
出力軸42と同心の第1歯付プーリー43がケーシング
44に固定され、該第1アームA'1の先端部の第1支持
軸45と同心となって、その外側に第2歯付プーリー4
6が回動可能に嵌め込まれて、前記第1及び第2の各歯
付プーリー43,46の間に第1歯付ベルト47が掛装
されている。また、第2アームA'2の基端部は、前記第
2歯付プーリー46と一体回動可能なように、これに一
体に連結されており、前記第1支持軸45の上半部の第
2アームA'2に入り込んだ部分の外周面には、第3歯付
プーリー48が形成されていると共に、第2アームA'2
の先端部に一体に設けられた第2支持軸49には、第4
歯付プーリー51が回動可能となって嵌め込まれ、前記
第3及び第4の各歯付プーリー48,51の間には、第
2歯付ベルト52が掛装されている。更に、第4歯付プ
ーリー51には、これと一体回動可能なように、フォー
ク部材F’の基端部が連結されている。
【0004】そして、第1及び第2の各歯付プーリー4
3,46の歯数の比は、(2/1)となっていると共
に、第3及び第4の各歯付プーリー48,51の歯数の
比は、(1/2)となっている。よって、モーター41
に内蔵された減速機の出力軸42によって第1アーム
A'1が所定方向に角度(θ)だけ回動されると、この回
動力によって、第2歯付プーリー46は、第1アーム
A'1の回動方向と逆方向に2倍の角度(−2θ)だけ回
動され、該第2歯付プーリー46と一体となっている第
2アームA'2は、同様な回動を行う。全く同様にして、
第2アームA'2とフォーク部材F’との間においては、
第2アームA'2の回動によって、フォーク部材F’は、
第2アームA'2に対して、この回動方向と逆方向に、即
ち、前記第1アームA'1の回動方向と同一方向に、第2
アームA'2の回動角度(2θ)の(1/2)である
(θ)だけ回動される。この第1及び第2の各アーム
A'1, A'2、並びにフォーク部材F’の各回動角度が合
成されると「零」となるため、等長の第1及び第2の各
アームA'1, A'2が伸縮すると、フォーク部材F’は、
常に一定方向を向いて直線移動することになる。
【0005】しかし、上記アーム装置においては、第2
アームA'2及びフォーク部材F’は、それぞれ第1及び
第2の各歯付ベルト47,52によって駆動されるため
に、各歯付ベルト47,52の伸びやヒステリシスがあ
ると、これが第2アームA'2及びフォーク部材F’の回
動に直接に影響する。特に、第2アームA'2の回動速度
は、第1アームA'1のそれの2倍となって、増速されて
いるために、前記伸びやヒステリシスの影響は、2倍と
なって拡大される。また、第2アームA'2の回動中心
(第1支持軸45の軸心)から、フォーク部材F’に載
置されるウェハWの中心C’までの距離が長いために、
第2アームA'2及びフォーク部材F’の微少な回動角度
のずれも、該フォーク部材F’の直線移動方向と直交す
る方向に沿って大きなずれ(横ずれ)となって表れる。
【0006】そして、上記横ずれは、第1及び第2の各
アームA'1, A'2の回動速度に比例して大きくなり、ア
ーム装置によって、ウェハWの移載収納時において、収
納ケースの内壁面にウェハWが衝突して、損傷される問
題が生ずる。このため、各アームA'1, A'2の速度を遅
くすれば、上記横ずれは小さくなって、上記損傷は抑制
されるが、ウェハWの移載のためのタクトタイムが長く
なって、その能率が低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記構成の
アーム装置において、歯付ベルトの伸び、ヒステリシス
等の影響を最少に抑えて、直線移動時において、先端の
フォーク部材に載置された被移載物の横ずれを防止、又
は抑制することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明は、ベースに第1伝動機構を介して回動可能に
装着された第1アームと、該第1アームの先端部に第2
伝動機構を介して回動可能に装着された第2アームと、
該第2アームの先端部に第3伝動機構を介して回動可能
に連結されて、被移載物を載置するためのフォーク部材
とを備え、前記第1ないし第3の各伝動機構に伝達され
た駆動力によって、第1及び第2の各アーム、並びにフ
ォーク部材を、それぞれθ,(−2θ),θだけ前記各
支点軸を中心に回動させて、第1及び第2の各アームの
伸縮により、前記フォーク部材は、常に一定方向を向い
て直線移動する構成のロボット用アーム装置であって、
前記第1ないし第3の各伝動機構は、いずれも入力軸が
内部を貫通して上下に突出した構成の第1ないし第3の
各減速機で構成されて、各出力軸は、第1及び第2の各
アーム、並びにフォーク部材にそれぞれ連結され、第1
及び第2の各アーム内において、その基端部と先端部と
の各減速機の入力軸が確動的伝動手段により連結され
て、駆動源の動力が第1ないし第3の各減速機を介して
第1及び第2の各アーム、並びにフォーク部材に順次伝
達される構成になっていて、第2減速機の減速比は、第
1及び第3の各減速機の略(1/2)であって、しか
も、第1及び第3の各減速機の入力軸と出力軸との回転
方向の関係は、いずれも同一であると共に、第2減速機
の前記関係は、第1及び第3の減速機のそれと逆になっ
ていることを、その特徴としている。
【0009】本発明においては、第1及び第3の各減速
機の減速比を(1/K)〔Kは整数〕とすると、第2減
速機のそれは略(2/K)となっており、しかも第1及
び第3の各減速機の入力軸と出力軸との回転方向の関係
は、いずれも同一であると共に、第2減速機の前記関係
は、第1及び第3の減速機のそれと逆になっていて、第
2減速機の出力軸の回転方向は、第1及び第3の各減速
機のそれと逆方向となる。このため、基端の第1アーム
及び先端のフォーク部材は、それぞれ自身の基端部が支
持されているベース及び第2アームに対して同一方向に
同一角度だけ回動すると共に、中間の第2アームは、自
身の基端部が支持されている第1アームに対して該第1
アーム及びフォーク部材の回動方向と逆方向に2倍の角
度だけ回動するように、3つの部材の回動角度が定めら
れる。この結果、第1及び第2の各アームが伸縮する
と、先端のフォーク部材は、常に一定方向を向いて直線
移動する。
【0010】また、トルク(T)及び角速度(ω)で回
転中の回転体の回転動力は、(T×ω)であって、減速
機においては、入力軸と出力軸の回転動力は同一であ
る。このため、減速比(1/K)の減速機において、入
力軸及び出力軸のトルク及び角速度をそれぞれ、(T1,
2),(ω12)とすると、(T1 ×ω1 )=(T2 ×
ω2 )の関係が成立する。そして、ω2 =(ω1 /K)
の関係が成立しているので、T1 =(T2 /K)となっ
て、入力軸のトルクは、出力軸、即ち、第1及び第2の
各アーム及びフォーク部材を回動させるのに必要なトル
クに減速比(1/K)を乗じたものとなって、相当に小
さくなる。
【0011】そして、第1及び第2の各アームの内部に
おいては、それらの基端部と先端部とにそれぞれ装着し
た各減速機の入力軸に取付けられた歯付プーリーに歯付
ベルトが掛装されている場合には、前記したように、各
減速機の入力軸のトルクは、出力軸に連結された第1及
び第2の各アーム及びフォーク部材のトルクに減速比
(1/K)を乗じたものであるので、前記各歯付ベルト
に作用する張力は、従来構造のアーム装置に比較して、
(1/K)となる。
【0012】このように、前記各歯付ベルトに作用する
張力は、従来装置に比較して、(1/K)になるのに加
えて、更に、2本の各歯付ベルトの伸び、ヒステリシス
等が原因となって、第2アーム及びフォーク部材に生じ
させる余剰回動角度(フォーク部材に載置されたウェハ
等の被移載物が横ずれする原因となる余分な回動角度の
ことをいう)は、減速比(1/K)分だけ減じられて伝
達される。この2つの事項を総合すると、前記余剰回動
角度は、従来装置に比較して、(1/K)×(1/K)
=(1/K2)となって、歯付ベルトの伸び、ヒステリシ
ス等の悪影響は、激減される。この結果、第1及び第2
の各アームの伸縮時において、先端のフォーク部材に載
置されたウェハ等の被移載物は、横ずれしなくなって、
収納ケース等に支障なく収納可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は、本発明に係るアーム装置の
平面図であり、図2は、図1の中央縦断面図であり、図
3は、ベースVと第1アームA1 との節点部に組み込ま
れた第1減速機R1 の部分の拡大断面図であり、図4
は、第1及び第2の各アームA1,A2 の節点部に組み込
まれた第2減速機R2 の部分の拡大断面図であり、図5
は、第2アームA2 とフォーク部材Fとの節点部に組み
込まれた第3減速機R3 の拡大断面図である。第1アー
ムA1 の基端部は、第1減速機R1 を介してベースVに
回動可能に支持され、第2アームA2 の基端部は、第2
減速機R2 を介して第1アームA1 の先端部に回動可能
に連結され、更に、フォーク部材Fの基端部は、第3減
速機R3 を介して第2アームA2 の先端部に回動可能に
連結されている。
【0014】このように、本発明に係るアーム装置は、
これを構成する各部材の節点部に減速機を組み込んだこ
とに特徴を有し、しかも前記した第1ないし第3の各減
速機R1 〜R3 の構造は、同一であるので、最初に、図
6ないし図10を参照して、各減速機R1 〜R3 の構造
について説明する。この減速機は、図6及び図7に示さ
れるように、楕円カム体31と太陽内歯車32と遊星歯
車33との3部材で構成されている。楕円カム体31
は、円筒軸34の軸方向に沿った特定位置に楕円状をし
たカム板35が一体に設けられて、該カム板35の外周
にころがり軸受36が嵌め込まれて、その外輪36aが
弾性変形可能な構造であり、第1ないし第3のいずれの
減速機R1 〜R3 においても、いずれも入力軸として作
用する。
【0015】また、太陽内歯車32は、剛体リング37
の内周面に軸方向に沿った特定数の内スプライン歯38
が形成された部材であって、第1及び第3の各減速機R
1,R 3 においては、ベースV及び第2アームA2 に固定
して使用され、第2減速機R 2 においては、出力軸とし
て作用する。遊星歯車33は、円筒体39の軸方向の一
端部に鍔状のリング体21が一体形成された形状であっ
て、その全体が金属弾性体で構成されて、前記円筒体3
9のリング体21と反対側の端部外周に、前記太陽内歯
車32の内スプライン歯38と噛合する特定数の外スプ
ライン歯22が形成された部材であって、第1及び第3
の各減速機R1,R3 においては、それぞれ出力側である
第2アームA2 及びフォーク部材Fに取付けられて出力
軸として作用し、第2減速機R2 においては、第1アー
ムA1 に固定して使用される。そして、内スプライン歯
38の数は、外スプライン歯22の数よりも僅かに多く
なっており、以下の減速原理の説明では、内スプライン
歯38及び外スプライン歯22の各歯数を、それぞれ
(102),(100)としてある。
【0016】また、図6及び図7に示されるように、楕
円カム体31は、遊星歯車33の円筒体39における外
スプライン歯22が形成されている部分の内周面に嵌め
込まれ、遊星歯車33の外周には、太陽内歯車32が、
それらの各スプライン歯38,22が互いに噛合した状
態で嵌め込まれて、3つの部材が組み付けられる。
【0017】そして、図8ないし図10には、減速機を
構成する3つの部材が上記のように組み付けられて、楕
円カム体31が時計方向に1回転する際の作用が示され
ており、各図には、それぞれ楕円カム体31の原点位置
(回転角度:0°)、90°回動した位置及び1回転し
た位置における3つの部材の組み付け状態が示されてい
る。即ち、遊星歯車33の円筒体39の内側には、楕円
カム体31が嵌め込まれているために、その外スプライ
ン歯22は、楕円状に変形されて、その長軸に相当する
2箇所の部分のみが、その外側の太陽内歯車32の内ス
プライン歯38に噛合している。そして、上記したよう
に、内スプライン歯38及び外スプライン歯22の各歯
数は、それぞれ(102),(100)となっているの
で、図9に示される状態を経て、図10に示されるよう
に、楕円カム体31が1回転した状態において、遊星歯
車33は、2歯分だけ、反時計方向に移動する。なお、
図8ないし図10において、矢印Q1,Q2 は、原点位置
において、太陽内歯車32及び遊星歯車33の互いに噛
合している内外の各スプライン歯38,22の山部及び
溝部の位置を示し、楕円カム体31が1回転した後に
は、前記各矢印Q1,Q 2 の位置がずれることからして、
上記のことが理解できる。
【0018】上記の例において、太陽内歯車32を固定
し、楕円カム体31を入力軸として、遊星歯車33を出
力軸とすると、出力軸は、[(200 −202)/200] = (−1/
100)の割合(減速比)で減速されて、逆回転される。ま
た、上記例において、遊星歯車33を固定し、楕円カム
体31を入力軸として、太陽内歯車32を出力軸とする
と、出力軸は、[(202 −200)/202] = (1/101)の割合で
減速されて、入力軸と同方向に回転される。なお、上記
は、減速原理の説明であって、本実施例においては、第
2減速機R2 は、第1及び第3の各減速機R1,R3 に対
して、その減速比が(1/2)となるように、内外の各
スプライン歯38,22の歯数が定められている。
【0019】そして、図1及び図3に示されるように、
第1アームA1 とベースVとの節点部に組み込まれる第
1減速機R1 は、楕円カム体31を下方に向けた姿勢で
使用される。即ち、ベースVの減速機装着部には、中央
部に貫通孔1aが設けられたベース側連結板1が上方に
突出して設けられていると共に、第1アームA1 の基端
部の底面側には、同じく中央部に貫通孔2aが設けられ
たアーム側連結板2が内部に入り込んで設けられてい
る。第1減速機R1 の太陽内歯車32は、ベース側連結
板1と下方ブラケット3との間に挟まれて、ボルト4を
介して前記ベース側連結板1に固定されており、遊星歯
車33は、そのリング体21の部分が上方ブラケット5
を介して前記アーム側連結板2に固定されている。具体
的には、遊星歯車33のリング体21と上方ブラケット
5とは、ボルト6を介して連結され、該上方ブラケット
5と、アーム側連結板2とは、ボルト7を介して連結さ
れている。
【0020】また、楕円カム体31の円筒軸34の上下
端の部分は、それぞれラジアル軸受8を介して前記下方
及び上方の各ブラケット3,5に回転可能に支持され
て、第1入力軸S1 は、前記楕円カム体31の円筒軸3
4に挿入されて、これと一体回転するようになってい
る。この第1入力軸S1 は、第1減速機R1 の上下にそ
れぞれ突出していて、その上下端部にそれぞれ第1上方
歯付プーリーP11及び第1下方歯付プーリーP12がそれ
ぞれ取付けられている。なお、図3において、9、は、
第1入力軸S1 に一体に設けられたスラスト受鍔であ
り、11は、スラスト軸受を示す。
【0021】このため、第1アームA1 の基端部とベー
スVとの節点部に組み込まれる第1減速機R1 は、円筒
体39に第1入力軸S1 が挿入された楕円カム体31が
入力側となり、第1アームA1 に連結された遊星歯車3
3が出力側となっていて、第1入力軸S1 の回転は、減
速比(1/K)だけ減速されて、第1アームA1 に伝達
されて、これを第1入力軸S1 と逆方向に回動させる。
【0022】また、図1及び図4に示されるように、第
1及び第2の各アームA1,A2 の節点部に組み込まれる
第2減速機R2 は、前記第1減速機R1 とは逆に、楕円
カム体31を上方に向けた姿勢で使用される。即ち、太
陽内歯車32は、第2アームA2 の基端部底面に設けら
れたアーム側連結板12と、上方ブラケット13との間
に挟まれて、ボルト4を介して前記アーム側連結板12
に連結されている。また、第1アームA1 の先端部上面
には、アーム側連結板14が設けられ、遊星歯車33の
リング体21は、下方ブラケット15を介して前記アー
ム側連結板14に連結されている。また、第1減速機R
1 と同様にして、楕円カム体31の円筒体39に挿入固
定された第2入力軸S2 の上下の各端部には、第2上方
歯付プーリーP21及び第2下方歯付プーリーP22がそれ
ぞれ取付けられている。なお、第2減速機R2 の部分に
おいて、上記以外の構成は、前記した第1減速機R1
部分と同一であるので、同一符号を使用して、図示のみ
行う。
【0023】また、第2減速機R2 においては、その減
速比が略(2/K)となっている。このため、第2減速
機R2 においては、円筒軸34に第2入力軸S2 が挿入
された楕円カム体31が入力側となり、第2アームA2
に連結された太陽内歯車32が出力側となっていて、第
2入力軸S2 の回転は、減速比である略(2/K)だけ
減速されて、第2アームA2 に伝達されて、これを第2
入力軸S2 と同方向に回動させる。
【0024】また、図1及び図5に示されるように、第
2アームA2 とフォーク部材Fとの節点部に組み込まれ
る第3減速機R3 は、前記第1減速機R1 と同様にし
て、楕円カム体31を下方に向けた姿勢で使用される。
即ち、第3減速機R3 の太陽内歯車32は、第2アーム
2 の先端部上面のアーム側連結板16と下方ブラケッ
ト3との間に挟まれて、ボルト4を介して前記アーム側
連結板16に固定されている。また、フォーク部材Fの
基端部下面には、フォーク部材側連結板17が設けられ
ていて、遊星歯車33は、そのリング体21の部分が上
方ブラケット5を介して前記フォーク部材側連結板17
に固定されている。また、楕円カム体31の円筒軸34
に挿入固定された第3入力軸S3 の下端部には、第3歯
付プーリーP3 が取付けられている。この第2減速機R
2 の部分においても、上記以外の構成は、前記した第1
減速機R1 の部分と同一であるので、同一符号を使用し
て、図示のみ行う。
【0025】このため、第2アームA2 とフォーク部材
Fとの節点部に組み込まれる第3減速機R3 は、前記第
1減速機R1 と同様に、円筒軸34に第3入力軸S3
挿入された楕円カム体31が入力側となり、フォーク部
材Fに連結された遊星歯車33が出力側となっていて、
第1入力軸S1 の回転は、減速比(1/K)だけ減速さ
れて、フォーク部材Fに伝達され、これを第3入力軸S
3 と逆方向に回動させる。
【0026】また、図1及び図2に示されるように、ベ
ースVの上面に装着された駆動モーターMの駆動軸に取
付けられた駆動歯付プーリーP0 と、前記第1入力軸S
1 の下端部に取付けられた第1下方歯付プーリーP12
の間に、駆動歯付ベルトB0が掛装されている。また、
第1入力軸S1 の上端部の第1上方歯付プーリーP
11と、第2入力軸S2 の下端部の第2下方歯付プーリー
22との間には、第1歯付ベルトB1 が掛装されている
と共に、第2入力軸S2 の上端部の第2上方歯付プーリ
ーP21と、第3入力軸S3 の下端部の第3歯付プーリー
3 との間には、第2歯付ベルトB2 が掛装されてい
る。
【0027】また、第1及び第3の各減速機R1,R3
減速比(1/K)は、等しくなっていると共に、第2減
速機R2 の減速比は、略(2/K)となっていて、しか
も、ベースVに対する第1アームA1 の回動方向と、第
2アームA2 に対するフォーク部材Fの回動方向とは、
同一であるが、第1アームA1 に対する第2アームA 2
の回動方向は、上記と逆である。そして、駆動モーター
Mによって回転される第1ないし第3の各入力軸S1
3 の回転数が減速されて、出力側に連結された第1及
び第2の各アームA1,A2 並びにフォーク部材Fが所定
方向にそれぞれ回動された場合においては、ベースVに
対する第1アームA1 の回動角度を(θ)とすると、第
1アームA1 に対する第2アームA2 の回動角度は、
(−2θ)となると共に、第2アームA2 に対するフォ
ーク部材Fの回動角度は、(θ)となるように、各歯付
プーリーP11, P21, P22, P3 の各歯数が定められて
いるために、最先端のフォーク部材Fは、ベースVに対
して全く回動せずに、同一方向を向いたままで、直線移
動する。このため、フォーク部材Fの上面にウェハWを
載置した状態で、駆動モーターMによって、第1及び第
2の各アームA1,A2を伸縮させると、前記ウェハW
は、常に一定方向を向いたままで、直線移動される。
【0028】そして、上記した理由によって、2本の各
歯付ベルトB1,B2 に作用する張力は、従来装置に比較
して、それぞれ(1/K),(2/K)になるのに加え
て、更に、2本の各歯付ベルトB1,B2 の伸び、ヒステ
リシス等が原因となって、第2アームA2 及びフォーク
部材Fに生じさせる前記余剰回動角度に関しても、それ
ぞれ減速比(1/K),(2/K)分だけ減じられて伝
達されるため、この余剰回動角度は、従来装置に比較し
て、それぞれ(1/K2),(4/K2)となって、各歯付
ベルトB1,B2 の伸び、ヒステリシス等の悪影響は、激
減される。
【0029】例えば、第1ないし第3の各入力軸S1
3 は、3000rpm程度で回転されて、第1及び第
3の各減速機R1,R3 の減速比を(1/200)とし
て、第2減速機R2 のそれを(1/100)とすると、
本発明に係るアーム装置においては、従来装置に比較し
て、第2アームA2 及びフォーク部材Fの前記各余剰回
動角度は、(1/200)2=〔(1/4)×104 〕,
(1/100)2=(1/104)となって、激減される。
ここで、第1及び第2の各アームA1,A2 の長さを(L
1)とすると共に、第3入力軸S3 の軸心と、フォーク部
材Fに載置されたウェハWの中心Cとの距離を(L2)と
して、前記ウェハWを収納ケース(図示せず)に収納す
る直前における第1及び第2の各アームA1,A2 が一直
線に近い状態での前記第2アームA2 及びフォーク部材
Fの各余剰回動角度を(Δθ1),(Δθ2)とすると、フ
ォーク部材Fに載置されたウェハWの横ずれ(ΔW)
は、〔(L1 +L2 )×Δθ1 +L2 ×Δθ2 〕とな
る。
【0030】そして、本発明によれば、第2アームA2
及びフォーク部材Fの各余剰回動角度(Δθ1),(Δθ
2)は、従来装置に比較して、それぞれ〔(1/4)×1
4〕,(1/104)となるために、前記横ずれ(Δ
W)は、激減される。この結果、第1及び第2の各アー
ムA1,A2 の伸縮時において、先端のフォーク部材Fに
載置されたウェハWは、横ずれしなくなって、収納ケー
スに支障なく収納可能となる。
【0031】また、上記実施例では、駆動源の動力を第
1減速機R1 から第2減速機R2 に、また第2減速機R
2 から第3減速機R3 に確動的に伝達する手段として、
前記実施例は、歯付プーリーと、これらの間に掛装され
る歯付ベルトとで構成してあるが、多数のギアーの組み
合わせから成るギアー列であってもよい。このギアー列
の場合には、張力が作用することにより伸びを生ずるベ
ルトを使用していないので、前記した第2アーム及びフ
ォーク部材の余剰回動角度を極めて小さくできる。更
に、本発明における減速機は、その入力軸が全体を貫通
する構造になっておれば、上記構成以外の減速機でも使
用可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るアーム装置によれば、確動
的伝動手段が歯付プーリーと、これに掛装される歯付ベ
ルトとで構成される場合には、歯付ベルトの伸び、ヒス
テリシス等の影響を最少に抑えることが可能となるの
で、第1及び第2の各アームの回動速度を下げなくて
も、直線移動時において、先端のフォーク部材に載置さ
れたウェハ、液晶基板等の被移載物の横ずれを防止、又
は抑制することができて、収納ケースに対して支障なく
移載可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアーム装置の平面図である。
【図2】図1の中央縦断面図である。
【図3】ベースVと第1アームA1 との節点部に組み込
まれた第1減速機R1 の部分の拡大断面図である。
【図4】第1及び第2の各アームA1,A2 の節点部に組
み込まれた第2減速機R2 の部分の拡大断面図である。
【図5】第2アームA2 とフォーク部材Fとの節点部に
組み込まれた第3減速機R3 の拡大断面図である。
【図6】本発明に使用している減速機R1 〜R3 の斜視
図である。
【図7】同じく分解斜視図である。
【図8】楕円カム体31の原点位置(回動角度:0°)
における減速機R1 〜R3 の横断面図である。
【図9】楕円カム体31が90°回動した位置における
減速機R1 〜R3 の横断面図である。
【図10】楕円カム体31が1回転した位置における減
速機R1 〜R3 の横断面図である。
【図11】従来のアーム装置の平面図である。
【図12】図11の中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 :第1アーム A2 :第2アーム B1 :第1歯付ベルト B2 :第1歯付ベルト F:フォーク部材 M:駆動モーター(駆動源) P11:第1上方歯付プーリー P12:第1下方歯付プーリー P21:第2上方歯付プーリー P22:第2下方歯付プーリー P3 :第3歯付プーリー R1 :第1減速機 R2 :第2減速機 R3 :第3減速機 S1 :第1入力軸 S2 :第2入力軸 S3 :第3入力軸 V:ベース W:ウェハ(被移載物) 22:外スプライン歯 31:楕円カム体 32:太陽内歯車 33:遊星歯車 34:円筒軸 35:カム板 36:ころがり軸受 36a:外輪 37:剛体リング 38:内スプライン歯 39:円筒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに第1伝動機構を介して回動可能
    に装着された第1アームと、該第1アームの先端部に第
    2伝動機構を介して回動可能に装着された第2アーム
    と、該第2アームの先端部に第3伝動機構を介して回動
    可能に連結されて、被移載物を載置するためのフォーク
    部材とを備え、 前記第1ないし第3の各伝動機構に伝達された駆動力に
    よって、第1及び第2の各アーム、並びにフォーク部材
    を、それぞれθ,(−2θ),θだけ各支点軸を中心に
    回動させて、第1及び第2の各アームの伸縮により、前
    記フォーク部材を常に一定方向を向けて直線移動させる
    構成のロボット用アーム装置であって、 前記第1ないし第3の各伝動機構は、いずれも入力軸が
    内部を貫通して上下に突出した構成の第1ないし第3の
    各減速機で構成されて、各出力軸は、第1及び第2の各
    アーム、並びにフォーク部材にそれぞれ連結され、第1
    及び第2の各アーム内において、その基端部と先端部と
    の各減速機の入力軸が確動的伝動手段により連結され
    て、駆動源の動力が第1ないし第3の各減速機を介して
    第1及び第2の各アーム、並びにフォーク部材に順次伝
    達される構成になっていて、 第2減速機の減速比は、第1及び第3の各減速機の略
    (1/2)であって、しかも、第1及び第3の各減速機
    の入力軸と出力軸との回転方向の関係は、いずれも同一
    であると共に、第2減速機の前記関係は、第1及び第3
    の各減速機のそれと逆になっていることを特徴とするロ
    ボット用アーム装置。
  2. 【請求項2】 前記確動的連結手段は、各減速機の入力
    軸に取付けられた歯付プーリーと、これらの間に掛装さ
    れる歯付ベルトとで構成されることを特徴とする請求項
    1に記載のロボット用アーム装置。
  3. 【請求項3】 前記確動的連結手段は、多数のギアーの
    組み合わせから成るギアー列であることを特徴とする請
    求項1に記載のロボット用アーム装置。
  4. 【請求項4】 第1ないし第3の各減速機は、楕円状を
    したカム板の外周にころがり軸受が嵌装されて、その外
    輪が弾性変形可能な構造の楕円カム体と、剛体リングの
    内周面に多数のスプライン歯が設けられた太陽内歯車
    と、前記楕円カム体のころがり軸受の外側に嵌め込まれ
    る弾性変形可能な円筒体の外側に、前記太陽内歯車の多
    数のスプライン歯と噛合可能であって、これと僅かに歯
    数の異なるスプライン歯が設けられた遊星歯車との3部
    材を備え、 前記太陽内歯車と遊星歯車とは、そのいずれか一方が固
    定部材に固定されて、その他方のみが出力部材として機
    能する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のロボット用アーム装置。
  5. 【請求項5】 配設状態において、第2減速機は、第1
    及び第3の各減速機に対して上下反転されていることを
    特徴とする請求項4に記載のロボット用アーム装置。
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